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「五害」




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              「五害」を制した者が国を治める―。中国では古くから
              そういわれてきた。つまり農作物に大打撃を与える水害
              干害、疫病害、虫害、風霧雹(ひょう)霜害の五つである









▼この被害をいかにして未然に防ぐか、あるいは影響を最小限に食い止めるかが政治の最優先課題だった。中でも統治者が最も恐れたのが意外にも虫害だという

▼虫といっても、一般には群れをなして作物を食い荒らし大移動する蝗虫(こうちゅう)(バッタ)のこと。稲の茎内に食い入るメイチュウなどに比べ発生規模は圧倒的に大きい

▼バッタの襲撃で悲惨な飢饉(ききん)に見舞われ、ひいては村ぐるみ集団で流浪の民に、さらに強盗を働くなど暴徒化する危険性さえはらむ。それゆえ虫害は統治者の悪政や人徳のなさが招くとまで指摘された

▼漢の時代、仁政が行われたある郡では毎年豊作なのに、刑罰が厳しい隣の郡はバッタが飛来し農作物を食べ尽くしたという(瀬川千秋著「中国 虫の奇聞録」大修館書店)

▼中国の共産党中央委員会総会が来週開かれる。習近平(しゅうきんぺい)総書記が権力基盤の強化を狙う「1強体制」の思惑に対し、抵抗感を示す動きも見え隠れする

▼北京の国防省ビル前で先ごろ、退役軍人らが年金増額を求める大規模デモが発生した。世界の大国を任じながら、貧富の格差や政治腐敗の解消は不十分なまま。“迷彩服の虫害”が足元まで迫り何やらきな臭い。【越山若水】

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      虫・・・無視・・・ 怖い!





「中国 虫の奇聞録」 商品の説明 内容紹介

【虫にまつわる逸話が映し出す もう一つの中国史】セミを愛した権力者、アリを調教する芸人、史上最大のホタル狩りを楽しんだ皇帝、バッタを呑み込んだ名君…。虫の文化誌が映し出す、もう一つの中国史。

中国文明の中で大きな役割を果たしてきた虫の中から、

●権力の証であるセミ
●悲恋を彩るチョウ
●パラレルワールドの主役となるアリ
●霊力を持つと信じられたホタル
●富裕層に珍重されたハチ
●為政者の徳を象徴するバッタ
の6つを取り上げ、歴史、文学、美術はいうに及ばず、昆虫観察の記録や昆虫食も逸話をまじえて自在に語る中国文化論。

トップカスタマーレビュー

これは面白い! 投稿者  くまちゃん

すでに多くのメディアで紹介されている幸せな著書。虫、ここではセミ、チョウ、アリ、ホタル、ハチ、トノサマバッタの6種が扱われている。いずれも主に中国図書によってまさに奇聞を紡ぎ出している。

 いま日本でも虫ばやり、養老先生ならずとも虫好きにはたまらな一冊かも知れない。食糧としての虫やバッタをめぐる迷信と闘った人たちの物語が印象に残った。

これ以上は『蛇足』・・・(A;´・ω・)アセアセ

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