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「オプジーボ」(@_@;)

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             その新薬は筑波山の土壌にすむ細菌から誕生した。
             つくば市に研究所を構える藤沢薬品工業(現アステラ
             ス製薬)が1993年に発売した免疫抑制薬「プログラフ」
              臓器移植手術の成功率をぐんと上げた




▼研究と開発に10年を要した。89年10月、臨床試験で投与第1号の患者を救うと、米紙ニューヨーク・タイムズは1面で「臓器移植における新薬の大成功」と報じた

▼「新薬に挑んだ日本人科学者たち」(塚崎朝子、講談社)から引いた。新薬は人類の平均寿命を延ばし、いくつかの死病を過去のものにした

▼“副作用”のない薬はない。高齢化の進展や医療の進歩で、わが国の医療費は8年連続で過去最高を更新、2014年度は40兆円(うち薬剤費約10兆円)に達した。雪だるま式に膨らむ先行きはどうなるのか

▼最近、がんの新薬「オプジーボ」の名前を耳にした人も多いだろう。患者1人で年間3500万円もかかると試算され、ある有識者は「高額な新薬が国民皆保険、国家財政を破綻させる」と警鐘を鳴らした

▼病の苦しみから逃れたいという人類の普遍的な願望、長い歳月と膨大な資金、英知を結集して作り出される新薬、膨らむ医療費と細る一方の保険財政。この国は難解な時代に入った。【いばらぎ春秋】

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        珍念の脳裏に「延命治療」が
        思い浮かぶ モジモジ(。_。*)))




 「死にてえ時に死なせてもらわねぇと困っちゃうんですよね」-。麻生太郎副総理・財務相のべらんめぇ調は、良くも悪くも聞く側を引きつける。最近の言い回しを使えば、「キャラが立っている」とでも言うのか。個性が際だっているという意味では、これほど存在感がある政治家も少ない

◆冒頭のせりふは、過剰な延命治療を挙げて「しかも、そのカネは政府のお金でやってもらっているなんて思うと、ますますちょっと寝覚めが悪いんで」と続いた。直後に撤回したが、その後「イタリア人は死ぬときに貯金がなくなって良かったという考え方だ」と決めつけたりと、話題に事欠かない

「チューブの人間だって、私は遺書を書いてそういう必要はない、さっさと死ぬからと手渡している」という麻生財務相のような国民は3・4%の少数派だが、延命治療そのものは否定的意見が多い

◆病気や病状によっても違うが、末期がんなどの場合、口から栄養を取れなくなって血管から栄養剤を入れてもらうことは30・7%が望み、拒否は43・4%だが、鼻からの流動食になると受け入れは12・9%で、61・9%が望まない。胃に穴を開けるのは8・6%に激減する

◆認知症の場合は血管からの栄養剤を望むのは20・7%、鼻からは10・4%、胃に穴を開けるのは5・4%。終末医療希望率が下がる。せめて意識のあるうちは、という切ない願いの表れか

◆どこで死を迎えるかも、末期がんなどは自宅が35・7%あり、「病院」50・3%、「介護施設」12・0%なのに対し、認知症は自宅が10・8%とがくんと減る。「介護施設」52・1%で「病院」34・3%の順。家族に迷惑は掛けたくないし、病院で受け入れてはくれないだろうという現実を見てのことだろう。交通事故では「病院」が74・3%にはね上がる

◆自分で考えたことはないくせに、判断できなくなった時に備えて判断する人をあらかじめ決めておくことには73%が賛成というのも、周囲への気遣いが透けて見える。だから、自分が判断を頼まれたら「引き受ける」は47%。あなたならどうする。

◎斯く言う、珍念「延命治療」は受けません!

  「新薬に挑んだ日本人科学者たち」 カスタマーレビュー

あなたが飲んでいる薬の開発者は? 投稿者 Prof. Ron

●どんな人でも年齢が進めば血管の老化(動脈硬化)は避けられない。ゴムのガス管や水道のビニール・ホースが古くなると弾力を失ってこわばってくるのと同様で、これが心筋梗塞や脳卒中の背景となる。近年の研究で、動脈硬化と血液中の脂質、とりわけコレステロールとの関連が明らかにされた。

●「悪玉コレステロール」の名を聞き、それを低下させる薬を服用し続けている中高年齢者は少なくないはずである。しかし、現在の世界で最も広く用いられているコレステロール低下薬「スタチン」を最初に開発したのが、三共製薬(当時)の遠藤 章だったことを知る人はほとんどいないだろう。

●古くはエフェドリンを開発した長井長義やタカジアスターゼやアドレナリンの高峰譲吉など、医薬の歴史に名を刻まれた日本人は、現代に到るまでけっして少なくはない。本書の著者は医師や薬剤師などの専門職ではないが、ジャーナリストとしてこうした分野への造詣が深く、近年に本邦で開発されたいくつかの重要な薬剤とその開発者たちの苦闘とを描写して、楽しめる読み物としている。

●「創薬」になじみがない読者のために、一般的な創薬の流れを説明する「解説」を巻末に加えるなど、配慮がなされているので、医学や薬学の専門家だけではなく、生命科学に関心のある多くの人にお勧めしたい。

スローピング運動のような読後感 投稿者ゆうゆ

●スローピング運動とは上り坂や階段を後ろ向きに歩くアレです。普段試用機会が少ないハムストリングスを鍛え、下半身の筋力アップや怪我防止に有効というあの運動。この本を読んだ後の気持ちはスローピング運動をした後のようであった。自分はなんてことのない普通の街の開業医なもので、薬を処方する時はアレルギーのチェックをして、出し慣れているいつもの薬を、というルーチン。

●これで症状が治まるかな、治癒するかな、と前ばかり向いている。 いつも使っているからこそ、あるのが当たり前でその存在の端緒なんて考えもしなかった。本書はそんな私のような考え無しの医療人に「薬があるのは当たり前のことなんじゃないんだよ」と教えてくれました。

●私がよく使う薬剤ではクラビットが取り上げられていたのですが、ターゲットを決めて、分子の骨格を作り、製品化するためにブラッシュアップしていく過程は読んでいるだけで知恵と苦労が伝わってきました。本書で創薬の過程を学ぶと普段自分がいかに無造作に処方しているかを痛感し、処方するときにもう少ししっかりと考え、本当にベストの処方をせねばという思いになりました。

●私のような安直な臨床家はぜひこの本を読んで克己心を刺激されるべきだと思います! 

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