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石垣と岩手の交流のシンボルであるニトベギク…

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 石垣と岩手の交流のシンボルであるニトベギクが毎年春と秋真栄里公園の顕彰碑を彩るようになった。先日、その名前由来の岩手の偉人、新渡戸稲造が北欧の国の領有権争いを「新渡戸裁定」と呼ばれる名裁定で見事解決に導き、感謝されているというTV番組があった


▼それはスウェーデンとフィンランド間で起きたオーランド諸島の領有権争いのこと。1921年に提訴を受けた当時国際連盟事務次長だった新渡戸が、国家間の複雑な歴史や利害、メンツが絡む難しい問題を双方納得で裁いたというもの

▼今から95年前の出来事だが、この名裁定のおかげでオーランド諸島は平和な島になったと感謝しているという

▼尖閣諸島の領有権争いも「新渡戸裁定」がほしいところ。しかし現実は日中とも強硬で先月は中国から15隻の公船と約230隻の漁船が押し寄せ、対立は一触即発状態

▼仲裁裁判を無視し国際秩序を守らない中国も許しがたいが、安倍政権も「嫌中」の言葉が生まれるほど米国一辺倒で中国を敵視し、脅威をあおるのは慎むべきだ。尖閣を口実に宮古、八重山にも自衛隊を配備するなどの軍備拡張は戦争を誘発するだけ

▼今の似た者同士の日中両首脳では尖閣がその引き金になりそうで怖い。第二の新渡戸稲造が現れるまで棚上げできないものか。(不連続線)

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フィンランドに平和もたらした日本人 【新渡戸稲造】

 今から100年近く前、北欧を舞台に始まった話である。バルト海の北方に浮かぶオーランド諸島。小さな島を全部あわせれば、沖縄本島をひとまわり大きくした広さになる。この島々の領有権をめぐってフィンランドと隣国スウェーデンとの間で争いがおきた。フィンランドは古くからの統治の実績を言い、スウェーデンは自国語を日常生活で使う住民の思いを理由にあげた。両国の対立は国際連盟に持ち込まれた。

北欧の「非武の島」

 1921年6月、連盟の裁定が下った。フィンランドへの帰属を認めるかわりに、島を非武装中立とし、住民の自治を認めるべし。 両国はこれを受け入れ、オーランドを「非武の島」とする国際協定が結ばれた。当時の国際連盟事務次長、新渡戸稲造は「将来、諸国民の友好関係を妨げる類似の問題が生じた場合、大小にかかわらずその処置の先例を確立することに なる」と語った。

 だが裁定の意義はそれにとどまらない。 国境はもともと、国と国、人と人を隔てる。しかし2万8千人の住民にとって、いまや国境はあってなきごとき存在だ。むしろ国と国、人と人をつなぐものにさえなっている。 海を渡るフェリーの乗客にパスポートは必要ない。島の高校を出た若者の7割が隣国スウェーデンの大学に進む。自治政府のカミラ・グネル首相は「国境を越える人が増えれば島の経済も潤う。あの裁定が私たちを豊かにしてくれた」と話す。(以下、略)

  日本は、現在、隣国との国境問題に揺れています。
オーランド諸島問題を解決した新渡戸裁定が、そのままあてはまる事例ではないですが、平和と繁栄を共有する思想は受け継いでいきたい,


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