« 「怪我(けが)したのは残念ですが、治らんもんは治らんです」 | トップページ | 国と国との交わり »

隣国の独裁者

Ringo_2






  もしも三十五億年の生命の歴史を一時間に縮めると…。
最初の一秒で単細胞生物が生まれ、五十一分十秒もたってから魚が登場する。恐竜は五十六分に現れ、三分後に絶滅。現生人類の誕生は五十九分五十九秒八の出来事だ


▼『もしも地球がひとつのリンゴだったら』(小峰書店)は、大きなスケールの出来事を身近な尺度に置き換えて見せてくれる絵本だ。地球をリンゴにたとえれば、人が住めるのは、八分の一。だが、その中には農業に向かない土地が多く、都市化で失われた農地も多いので、リンゴを三十二等分した小さな一かけの土地で、人類の食べ物は生産されているそうだ

▼そんな本をめくりながら、つくづく感じるのは、人の傲慢(ごうまん)さ、あさはかさだ。五十九分五十九秒八に現れたばかりなのに、たった〇・二秒後に自らを絶滅させるほどの核兵器を、手放そうとしない

▼きのう核実験を強行した北朝鮮は、「われわれの尊厳と生存権を守り、真の平和を守るため」に核兵器が必要だと声明を出したそうだが、その「われわれ」とは、誰のことか

▼人の寿命を砂浜の足跡にたとえれば、わずか五歩の足跡も残さずに死んでしまう子は、日本や韓国では千人のうち三、四人。だが、北朝鮮では二十七人もいる

▼国の富を子どもの命を守るために使わず、人殺しの道具に費やす。「われわれ」という言葉の何と虚(うつ)ろなことか。【中日春秋】

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆




Photo

   隣国の火遊び大好きな、将軍さまは・・?
   これ以上は『言わぬが花』












 『もしも地球がひとつのリンゴだったら』商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)

 地球の大きさってどれくらい?地球は何歳で、最初の動物や人があらわれたのはいつ?大きすぎたり、古すぎたりで、よくわからないことってあるよね。でも、想像するのもむずかしいそんな「大きな」ものを、目に見えて、手でさわれるものとくらべてみたらどうだろう。大きなもの、広いスペース、長い時間を、わかりやすいサイズにちぢめてみるんだ。太陽系や人類の歴史のように、ほんとうに大きなものをちぢめてみると、びっくりするような結果がまっている。さあ、これから見ていこう。

内容紹介

 太陽系や人類の歴史のようにほんとうに「大きなもの」をわかりやすいサイズにちぢめてみよう! そう、たとえば人形や模型の飛行機のように。するとびっくりするような結果が待っている。さあ、これから見ていこう!

トップカスタマーレビュー

  全体を把握    投稿者  ひこ・田中 

 物事を比較するとき、身近なスケールに置き換えることで全体が把握しやすくなります。生物の歴史を一年に縮めたら人間の登場は何日? ってやつです。この絵本では、惑星をボールに喩えてみたり、世界のお金を一〇〇枚のコインにしてみたり、様々な見えやすさを示しています。

 なんとなく全体が把握できると、そのことへの興味もわいてきます。例えば、一〇〇枚のコインのうちたった一枚しか人口の50%は所有していないと示されれば、格差へと関心が向くでしょう。

« 「怪我(けが)したのは残念ですが、治らんもんは治らんです」 | トップページ | 国と国との交わり »