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「弁当の日」

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       「仕返し弁当です」。中学3年の女子生徒が
             放った言葉に、冷たく悲しい響きがあった













◆誰かに食べてもらいたい弁当を作ってきましょう。学校の呼びかけに、彼女が持ってきたのは、ご飯もおかずもすべて冷凍食品を詰めたものだった。「私は今まで母の手料理を食べたことがない。だからその仕返し」

◆香川県から広がった「弁当の日」のエピソードだ。その日は買い物も調理も、子どもだけで作った弁当を学校に持ち寄る。生きる上で大切な「食」について考えようと、15年前、小学校の校長だった竹下和男さんが始めた

◆「家庭の事情で弁当を作れない、かわいそうな子もいる」。時に反対の声も上がるが、実施校は全国で1800を超えた。先生はその出来を評価しない約束だが、弁当箱には子どもの今が映る。先の女生徒の話に竹下さんは“心の空腹”を見た

◆ピーマン入りの焼き飯をこしらえた女の子に、ピーマン嫌いの男子が「臭い」と言った話もある。彼女は涙をこらえ、考えた。「お母さんも私が『おいしくない』って言ったとき、つらかったんだ」

◆先日、竹下さんの講演を加古川で聞いた。「本来、かわいそうな子はいない」と言う。「かわいそうな子だ」と決めつけ、心の空腹に向き合おうとしない。弁当箱からは、そんな大人の今も見えてくる。【正平調】

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      このコラム 『頂門の一針』 素晴らしい!






神戸新聞のコラム「正平調」はなんと読むのですか?

 「正平調」は「せいへいちょう」と読む。「正平」は「厳正公平」。「調」は中国の詩「清平調」から採った。この詩は、牡丹(ぼたん)の花のように華麗に表現するのを特色とした。したがって「正平調」は、「厳正公平に、しかも華麗に表現する」との意味がある

“弁当の日”がやってきた商品の説明 内容 (「BOOK」データベースより)

 それは10年前、ひとりの小学校長の「親は手伝わないで」というささやかな提案から始まった―「くらしの時間」をつくり、家族の絆を結びなおす感動の体験が日本中に伝染している。「子どもが自分でつくる“弁当の日”」って奇跡のマジック。

内容(「MARC」データベースより)

 「親は手伝わないで!」 食べ物の「命」や育てる人とも出会う「弁当作り」は、子どもたちの心の扉も開いた! 家族の間に会話を蘇らせ、地域にも広がった、全国初の「食育」実践の試みを紹介。--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています

“弁当の日”がやってきた トップカスタマーレビュー

 弁当の日”がやってきた  投稿者  末澤克彦   

◆香川県の小さな町の小学校で実践された小さな試み。しかし、子どもと家庭と教師と地域に深く大きな満足と充実感を残した試み。悩み深い日本の食と教育の問題を深く考えさせられました。でも今からでも遅くない、私でもやればできる、未来と答えは私たちの小さな勇気と当たり前の実践の中にある・・・優しい文章と暖かい言葉に励まされた一冊でした。日本の食に危機感を持つ人へ絶対オススメの一冊です。

 食育が叫ばれているけれど  投稿者  yama 

◆「食育」という言葉が、様々な場所で叫ばれていますが、大半は一過性であったり、フェアで終わってしまったり。「食育」という言葉が独り歩きしているのが現状です。でも、この本での取り組みは、地に足が付いている。言葉だけでは終わらない。栄養学を志している学生、食育に興味がある人は必読です。

 校長先生の子供たちへの愛が伝わってくる本でした 投稿者  アンパンマン

◆香川県滝宮小学校の竹下和男校長が5年-6年生に月に1回だけ生徒に自分で弁当を作らせて学校に持ってきて食べるという取り決めを作り実施した本です 確かに大勢の子がいるので家庭環境や子供の能力で弁当に差がついたり包丁や火を使うので事故も想定されるので校長という立場からすればそんなことしないで穏便に勤めを果たせば自分は安泰であったろうが 教育者として何とか子供の能力を伸ばしてあげたいとの思いからはじめたものです 

◆その結果子供たちの能力が飛躍的に伸びまた親子の関係も深まったり また子供たち同士や先生との関係も深まったことが大変良かったです「もちろんいろいろな問題もありましたが」 またセントラルキッチンによる学校給食の問題点も理解できました「献立どおりに同じ日に同じものをたとえばサクランボが一人2個つくというメニューならその日に数千個用意しなければならないなど」 

◆あと卒業していった子供たちからもこの取り決めが本当に自分の役に立ったといわれるとこなど 24の瞳dvdをちょっと前にみたので その師弟愛にそっくりでちよっと涙しました

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           あ・・『空樽は音が高い』






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