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「病気をみて病人を診ない」

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  患者の話にじっくりと耳を傾け、体と対話するように丁寧に触診をする。必要に応じて注射や鍼(はり)を打ち、薬は最低限しか出さない。そんな診療を求めて全国から患者がやって来る

▼旧国保沢内病院の元院長で、地域医療に生きる増田進さん。82歳になった今も西和賀町で小さな診療所を営む。特別な設備はないが、複数の医院を回り現代医療に絶望した人が集まるという

▼背景には技術に偏り「病気をみて病人を診ない」という患者側の不満がある。増田さんは、画一的でマニュアルに縛られる公的保険に頼らず、自由診療を選んだ。原点に戻り、患者に寄り添う心の医療を実践する

▼保険適用が困難な鍼治療の可能性を探り、切実な悩みを正面から受け止める。診療所には慢性痛などに苦しむ高齢者らが訪問。多くが快方に向かうが、治療効果が表れない時も根気よく向き合う

▼増田さんを追った記録映画「増田進 患者さんと生きる」を見た。北上市の双子の兄弟都鳥(とどり)拓也さん、伸也さん(33)が4年余りかけて作った。監督の伸也さんは「先生の姿から、人と接し支える大切さが伝わる」と語る

▼ナレーションも少なく地味だが、医療の在り方に一石を投じ、あるべき姿を問い直す。多くの人に見てほしい。自主上映を呼び掛けており、問い合わせはロングラン(0197・67・0714)。【風土計】

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Po


    このコラム 『頂門の一針』 痺れる・・・・
    



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