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河井寬次郎没後50年

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           陶工の河井寬次郎は、個人の栄誉には関心の薄い人
           だったようだ。人間国宝の推薦を受けると、「地方にゆ
           けば自分より立派な腕を持って宝物を作っている方が
           おられる。自分の順番はまだ」と認定を辞退






▼文化勲章推薦の際も、選考委員の松下幸之助氏が了承を得ようと新製品のトランジスタラジオを手土産に使いを走らせると「この方が受章ものですよ」とラジオの方を喜んで受け取り、文化勲章は丁重に断った

▼河井寬次郎記念館の学芸員で孫の鷺珠江(さぎたまえ)さんによれば、寬次郎は人間をランク付けすることに抵抗を持ち、個人を超えた、もっと大きな世界に価値を見いだしていたという

▼そういえば「ひとりの仕事でありながらひとりの仕事でない仕事」「鳥が選んだ枝、枝が待っていた鳥」といった、自他が一体となった仕事への憧れを寬次郎は多くの言葉にしている

無名の生活陶に美を見いだし、寬次郎らと民芸運動を推進した柳宗悦は「河井程(ほど)精神的な境地に心を向けてゐる作家も少なかろう。よく知ってゐる人は皆、純心な人間としての河井に心を打たれる」と書いた

▼没後50年の記念展が昨日から、京都市下京区の美術館「えき」KYOTOで始まった。生前の言葉や遺愛品なども含め、人間・寬次郎の魅力に改めて迫る試みである。10月23日まで。【凡語】

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          感動しました。

         ふと(珍念)の灰色の脳細胞に
        「山本周五郎」氏の逸話が思い浮かぶ!


 『婦人倶楽部』連載の「日本婦道記」で第17回直木賞に推されるも辞退し、直木賞史上唯一の授賞決定後の辞退者となった。 なんと謙虚な・・・? 筆者だったら喜んで受賞したでしょう!



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    京都新聞の(コラム・凡語)の意味?

   京都新聞の一面には凡語というコラムのようなものがありますが「凡語」と
  いう言葉の意味はなんなんですか?ただの造語のタイトルですか?

 造語だと思います。「凡人」「凡作」に倣った卑下した言い方と解釈しています。
また、「ぼんご」というと「梵語」を連想します。いくつかの候補から絞り込むときに、仏教寺院が多い京都に相応しいという思惑もあったんじゃないでしょうか。

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