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小さな勇気が支えになる 

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   平成3年5月、東京都内の私鉄駅のホームから、細胞生理学者
   の田中一郎さん(62)が転落して死亡した。米国留学中に失明
    した田中さんには、もうひとつの研究テーマがあった。視覚障害
    者が安全に交通機関を利用するための、システム作りに取り組
    んでいた。


 ▼25年たった今も、駅は視覚障害者にとって危険な場所のままである。東京メトロ銀座線青山一丁目駅のホームは、幅が3メートルほどしかない。途中には、行く手をはばむように柱が数本立っている。15日、視覚障害者の品田直人さん(55)は、柱の数メートル手前で転落して死亡した。

 ▼警察の調べによると、品田さんといっしょに歩いていた盲導犬が、柱を避けようとした可能性がある。「ベンチなどホーム上の障害物に注意を集中させていたために、ホームの端に対する注意が不十分だった」。田中さんが生前、視覚障害者の転落事故例を分析して、浮かび上がった原因の一つだった。

 ▼視覚障害者の4割が転落経験があるという、衝撃的な調査結果も出ている。事故防止の決め手の一つとされるホームドアが、全ての駅に設置される日が来るまで、時間がかかりそうだ。「周りの人の声掛けが命綱」。視覚障害者の声は切実である。
 
  ▼京都市に住む松永信也(のぶや)さんは、病気のために40歳で視力を失った。街を歩き、サポートを受けた人との出会いの数々を、著書の『「見えない」世界で生きること』に書き留めている。「これまでどれくらいの人に助けられたんですか」。ある小学校で、こんな質問を受けた。

 ▼「トータルすると1万5千人くらいかな」。すると質問した子が言った。「その1万5千人の次に僕たちも入るからな」。誰でも次の一人になって、悲しい事故をなくすことができる。【産経抄】


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     (珍念)感動しました!






松永信也著書『「見えない」世界で生きること』   商品の説明内容紹介

 働き盛りに失明! 普通のおじさんの「見えない」世界働き盛りに失明――。訓練のおかげで、メールもネットもできるし、一人でどこにでも出かけられる。でも見えない壁で、仕事がない。普通の人生を送りたいのに、送れない……本当の「見えない」世界を綴るエッセイ

トップカスタマーレビュー

すごい生き方!何度も読み返したい。 投稿者  Aiko Waku

 ★障害というだけでお涙頂戴物語にしたがるのがマスコミの常だと著者は言う。この本には、そんな型にはまった押し付けやお仕着せがまったくない。だけど気がつけば何度も涙があふれていた。働き盛りの30代に少しずつ目が見えなくなり、天職だった仕事も辞めざるをえなくなって、人生がガラっと変わってしまった著者の、ナマの体験がそこにある。

 ★文字通り暗闇の中へはまり込んでいく過程と、そこから一歩一歩よろめきながらぶつかりながら、人に怒られ助けられ、それまで以上の希望の光を見出していく過程と。その様子が京都弁まる出しで実感たっぷりに描かれている。私自身もまるで見えない世界にいるような疑似体験をしながら、五感ごと全身どっぷりはまりこんで読んだ。そんな内容でありながら、重さや暗さ、ジメジメした感じがまったくなく、ずんずん引きこまれて読めてしまうことにも驚く。

 ★そして、何度も笑顔がこぼれた。人ってこんなにやさしくて強いのかと。見えなくなってから著者が出会った優しい人たちとのエピソードを読みながら、心の中があたたかさで満たされていった。

 ★さらに障害をきっかけにして、就職先がないなら自分で仕事を始めてしまおうと行動する著者のバイタリティーが素晴らしい。「視覚障害者」や「障害者」の本といった枠組みに留まらない、突き抜けた人間の力強さがある。突然の困難に見舞われた時、これまでの生き方ができなくなった時に、人生をどう切り拓いていけばいいのか?そんな状況でも、自分らしさを活かした仕事を自分で作り出すことはできるのか?

 ★人が生きて働くことの大いなる可能性にも気づかせられ、勇気づけられる。「自分探し」や「天職探し」をしている人にも、大いに参考になりそう。中途失明者を対象にした自立支援施設でのリハビリ訓練の様子も大変興味深く読んだ。また一言で視覚障害といっても、全盲から視野狭窄、視野欠損など、多種多様であることも知った。

 ★時々街で白杖を持っている人をみかけて、私なりにサポートしたことが何度かあったが、例えばいきなり腕をつかまれると驚くので避けてほしい、など、具体的なサポート方法も知ることができた。今度からはまず手の甲に触れて、それから私の肘を持ってもらえればと思った。

 ●レビューうまく書ききれないけれど、読み応え十二分。「見えないおっちゃん」の、ほんまにすごい生き方!!生きることに行き詰まった時に、ぜひ読み返したい。

松永信也著書『「見えない」世界で生きること』 ぜひ、お読み下さい! r(^ω^*)))

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