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多額の借金を減らすには (@_@;)

  刀ではなく、そろばんで、家族を守った侍がいた。

Kakeibo


 多額の借金を減らすには、今も昔もよほどの覚悟が要る。映画にもなった磯田道史さんの「武士の家計簿」を読んで思うことだ。加賀藩の経理係を務めた猪山家は江戸末期に年収の2倍の借金を抱え、利子だけで3分の1が消える借金地獄に陥っていた

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実直で知られた当主は再建を決意し、完璧な家計簿を付け始める。記帳はその子に引き継がれ、明治維新を挟んで36年分になった。磯田さんは偶然この古文書を販売目録で見つけ、代金をポケットにねじ込んで古書店へ走ったという

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当主がまず手を付けたのは衣類、書籍など家族の持ち物を道具屋に売って元金を減らしたこと。体面をかなぐり捨てた交渉によって残りは無利子の分割払いにできた。倹約も徹底し、長女の祝いの膳には絵のタイを添えた。見かねて妻の実家も援助した

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磯田さんの分析では、借金の増加は江戸詰の二重生活と武家の格式を保つ交際費のため。不退転の決意は実り、当主は藩主に認められて出世した。さて、めでたしめでたしとは程遠いのが今の「国の借金」である

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6月末で国民1人当たり過去最高の829万円と財務省が発表している。3カ月で3万円増えた。それでも借金を重ね経済対策に使えば、やがて収入が増えて借金を減らせる―。手品のようなアベノミクスの話である。うのみにしていいものか。確かなのは子孫までツケが回ることだ。【斜面】


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Po


     
      このコラム【言い得て妙】






映画『武士の家計簿』 トップカスタマーレビュー

心が温かくなる、いい映画。  投稿者  Makoto Yoshida 

▼原作は読んでいませんが、金沢に3年ほど住んでいたことがあり、それだけで親しみを感じます。内容はちょっと異色の時代劇で、こういうタイプの時代劇ははじめて観ました。他のレビューでも書かれていますが、パッケージの印象と内容がだいぶ違いますね。

▼パッケージはちょっとコミカルな内容を予想させますが、中身はていねいに作られた上品かつまじめなホームドラマです。例えば題字もパッケージと本編で全く別のものが使われていて、僕は書に少し関心があるのですが、本編の題字はとても品があって印象に残りました。

▼物語は地味ですが、江戸時代の武士の仕事や暮らし、きれいな着物やいろいろな品物、家族の愛情など、いろいろ楽しめるところがあって、観ていて暖かい気持になります。
松坂慶子さんはかなりふっくらされてますが、それも魅力になっていて、今なおとても可愛らしく美しい方ですね。こんな女優さんは他にはいないと思います。

▼堺雅人さんも適役で、最近話題になったテレビドラマは観ていませんが、いい俳優さんですね。淡々とした語り口の中に、ときおり、森田監督の個性であるユーモアも味わえます。惜しくも早逝された森田監督の「晩年」を飾るにふさわしい、立派な作品だと思います。

江戸時代の風情。淡々として味がある。 投稿者Touxia2

▼堺雅人 主演映画。そろばんざむらいの家族 3代の物語。淡々とした 味のある 一風変わった 映画である。堺雅人の 父親が 中村雅俊。のほほんと ほのぼの した感じがいい。母親が 松坂慶子。プライドのある 母親で、服が自慢だった。それも、借財があったので、一切合切を売ってしまう。

▼妻が 仲間由紀恵。娘から おばあちゃんの役までやるが全く老けない。堺雅人だけが 老けていくのが妙でもある。加賀藩のそろばんざむらいのあり方がおもしろかった。あんなふうに そろばんだけの人たちがたくさんいたのが不思議なくらいである。筆の使い方もじつに 江戸時代の風情がある。堺雅人の抑えた演技も いいですね。

★読者の皆さまへ  『百聞は一見に如かず』

これ以上(減らず口)を叩くと、<閻魔さま>から叱られる。 r(^ω^*)))

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