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「困ったら、ここにおいで」

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   こんな施設が地域にあれば、どんなにありがたいことか-。
   映画を見た人は、きっとそう思うだろ

   ドキュメンタリー映画「さとにきたらええやん」(重江良樹監督)
      の上映が始まった。
   福岡市、宮崎市に続き、鹿児島市での公開が予定されている
       という。



 ▼日雇い労働者の街として知られる大阪市西成・釜ケ崎に、「こどもの里」という施設がある。その日常をカメラは丁寧に追っていく。

 ▼1977年にオープンした小さな子ども支援施設で、NPO法人が運営している。0歳から20歳前後まで受け入れる。障害児もいれば、外国人もいる。学校帰りに寄る子もいれば、ここで暮らす子もいる。利用は無料という。

 ▼創設者の館長、荘保共子さんは語る。「子どもが親のしんどさを抱えて生きる状況は変わっていない」。だから、親の支援にも力を入れる。子どもの貧困が社会問題化する中、無料や格安で食事を提供する「子ども食堂」が各地で生まれている。

 ▼ところが、子どもが集まらない所があるという。食堂開設の情報が、困っている人になかなか届かない。世間の目が気になり、利用に踏み切れない人もいるだろう。先進国の相対的貧困は、見えにくい。だからこそ、まずは「見える化」に取り組むことが大切なのだが、行政の動きはどうにも鈍い。

 ▼本紙報道によると、九州の市町村のうち、子どもの貧困の実態調査を実施済みか年度内に実施するのは全体の5%もなかった。困窮する家族のSOSをキャッチするには、行政や学校、医療などの緊密な連携が欠かせない。そこに、子ども食堂などの民間団体が加わり、分厚いセーフティーネットを編み上げる必要がある。

 ▼「困ったら、ここにおいで」。親でも子でも、おおらかに迎えてくれる場所を地域につくり、根付かせるにはどうすればいいのか…。そんなことを考えさせる、人のぬくもりにあふれた映画である。【西日本新聞】<論説委員の目>

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       コラミストの筆致は冴えている!
       ドキュメンタリー映画「さとにきたらええやん」
       『百聞は一見に如かず』・・・。




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