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八つ墓村

 

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  横溝正史の小説「八つ墓村」のモデルになった事件がある。
  戦前、現在の岡山県津山市の集落で、21歳の青年が白鉢巻
  きに2本の懐中電灯を差し、猟銃と刃物を武器に寝静まった
  民家を次々に襲った。わずか1時間半ほどの間に30人を
  殺害し、3人に重軽傷を負わせた







▼犠牲者は子供が多かったという。日本の犯罪史上まれにみる殺人事件だった。事件後、自殺した容疑者は結核患者で、集落で孤立したことを遺書に残しているが、犯行に至った理由ははっきりしていない

▼当時をほうふつとさせるような事件が、平成の世に起こるとは思いもよらなかった。相模原市の障害者施設で元職員が深夜に刃物を振りかざし、19人が亡くなった

▼複数の障害があり、体が不自由な入所者も多かったという。さぞ怖かったに違いない。弱い立場の人が襲われたことに怒りが募るばかりだ

容疑者は施設勤務の経験があるのに、なぜ「障害者なんていなくなってしまえ」と話していたのか。謎は動機だけではない。2月、施設関係者に「障害者を殺す」と発言し、警察が事情聴取したと聞く。未然に事件を防げなかったのが悔しい

▼心理学者のエーリッヒ・フロムは人間には暴力へ導く「死への願望」と、希望に満ちた「生への願望」があるという。どちらに傾くかは、社会のありようが関わっているそうだ。容疑者の心が平安でいられるすみかはなかったのか。【卓上四季】

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亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。 (´;ω;`)ウウ・・・

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 【エルキュール・ポワロ】の「スズメ蜂の巣」が脳裏に思い浮かぶ!

  これから起こる殺人を阻止する──あらすじ
  夏祭りの席上で旧友の息子ジョン・ハリスンに出会ったポワロ。
  ハリスンは婚約者のモリー・ディーンと一緒で、それは喜ぶべきこと
  のはずだった。しかし、二人の前途に不吉な予兆を感じ取ったポワ
  ロは、まだ起きぬ犯罪を防ぐべく捜査を始める……



 ◆卵のような頭部を持ち、小柄でお洒落、ペンギンみたいな歩行をするベルギー人の名探偵ポワロ。彼は、徹底的な潔癖症で、清潔さを重んじるばかりではなく、自らのデスク上にいささかの歪みがあろうものなら──インク瓶が斜めに置かれているなど──、依頼人の話の腰を折ってでも均衡状態に戻してしまう。少し端って髭が斜めに傾こうものなら、すぐに均衡状態を保とうと修復にあたる。秩序と均衡を金科玉条とする、汗とは無縁の名探偵である。
 
 ◆常に自らの知的な探偵活動を誇りとしていて、《灰色の脳細胞》の中にこそ事件の手がかりがあるのだと主張して、事件現場を調査することも必要に迫られなければ出かけることすらしない。心理学を勉強していると自ら言明し、人間の心理を把握して、過去の行動や次に起こりうる動作の予測を立ててしまう。
 
 ◆だが、特に心理学的な専門用語を使うことはない。フランス語から英語へ、専門的な用語を翻訳することが難しいからなのか、ヘイスティングスやジャップ警部が理解しがたいと思うからなのか、それとも、読者に気を使ってくれているのだろうか。
 
 ◆彼は、ヘイスティングスという相棒を持っているものの、ほとんど場合単独で捜査にあたる。ときにはジャップ警部から協力を得て、必要な情報を収集させることもある。情報=材料さえ集まれば、推理の構築が可能となり、その結果、懸命に捜査にあたっているジャップ警部をしり目に、やすやすと謎を解いてしまう。
 
 ◆ポワロという探偵の魅力は、組織的な力や警察の使用する専門的な技能といった、一般人が持ちえない能力を持たないことにある。部下はいない、腕っぷしもそんなに強くはないし、室内で悪臭の漂う実験を行うわけでもない。文字を追って事件の解決に参加している読者と同じように、限られた情報を使って頭の中で捜査を進めていく、読者に対するフェア精神に富んだ探偵なのだ。

トップカスタマーレビュー

殺人を防ぐポワロが見られる唯一の作品  投稿者  mozartfan

 ●公園にいるポワロが紅茶占いをするという意表をつく幕開きである。紅茶占いをするポワロとはそれだけでもう変な感覚である。ヘイステイングズ大尉は占いを馬鹿にしているため、ポワロの予言に耳を貸さない。しかし、もちろんポワロはデタラメを語っているのではなかった。占いのふりをしてみるべきところを見ていたのだ。殺人はなかなか起こらない。

 ●観客はあれこれ被害者や加害者を予想する。しかし、意外な展開が最後に待っていた。
短編を映像化した短編の傑作だが、この作品のポワロの吹き替え演出は失敗している(ほかの作品は熊倉一雄氏でないとしても、声優に甘い私にはそれほど不満ではなかったのだが)。イライラするポワロの口調が激し過ぎるのである。まるで男性のヒステリーのように聞こえてしまうのであった。

事故を未然に防ぐ方法は・・?  投稿者 珍念

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        どなたか、未熟な筆者に教えて下され~い!

        『三十六計逃げるに如かず』

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