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2016年7月

週刊新潮に「天空の不夜城」が

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 ▼「週刊新潮の最新号、見ました?」と聞かれた。新聞広告によれば、目玉記事は東京都知事選の有力候補の女性問題で、それのことか、あるいは能代市出身の作家の小嵐九八郎さんが「黒い事件簿」に執筆しているのかと思ったが、「天空の不夜城が大っきく載っているんです」と驚いたように教えてくれた。

 ▼「文春砲」「センテンス・スプリング」の言葉でスクープを連発する〝絶好調〟の週刊文春を、追撃するように特報を続ける週刊新潮。それに能代の「天空の不夜城」が紹介されているとは。せいぜい夏祭り特集の一つに取り上げられているのだろう、大げさ過ぎるのではないのか、感じた。

 ▼ところが、仕事場に届いた8月4日号は、「秋田県・能代の夏を彩る 天空の不夜城」と題して巻頭のカラーグラビア4ページを飾っていて、職場の仲間が皆「オオーッ」と驚くほど。

 ▼最初の面は、高さ24・1㍍の日本一の高さを誇る灯籠「愛季(ちかすえ)」の2段目に描かれた「鷹献上場面」が色鮮やかに映し出されていた。2、3㌻は見開きで夜の闇に浮かぶ「愛季」を右に高さ17・6㍍の「嘉六(かろく)」を左に。4㌻目は大通りを進む「嘉六」を小路から横向きに写したショットで、これは小紙の紙面に一度も登場したことのない参考にしたいアングルだった。

 ▼これらの写真から、新潮が昨年から「天空の不夜城」を翌年夏の紙面掲載を計画し、準備していたことが分かる。では、なぜ能代の夏祭り行事なのか。

 ▼導入の文には「目の前に広がっているのは、明かりに透かされて浮かび上がった巨大な〝時代絵〟である。その鮮やかな色彩はさらに上へ上へと伸びている…」とある。最後の写真説明は「脇道から望むと、まるで巨大怪獣が出現したようにも見える」と。グラビアを飾るにふさわしい色彩美と巨大さがあり、カメラマンを突き動かしたのだと推測した。

 ▼週刊新潮の発行部数は約60万部。週刊誌では週刊文春に次ぐ第二位。読者は中高年齢者が中心。能代にとって宣伝効果は大きく、全国からの見物を誘う。
それに応える演出、時間調整、もてなしはどうだろうか。【複眼鏡】


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     斯く言う〝珍念〟「週刊新潮」の回し者ではありません。
     「天空の不夜城」・・・・『百聞は一見に如かず』




無垢(むく)の心

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 子どもの頃、胸打たれた短編がある。題も筆者も覚えていないがさし絵には袴(はかま)姿の男性と貧しい身なりの女性が描かれていた。たぶん、昭和初めか大正期に書かれた小説だ。

 ▼こんなストーリーだった。げたの鼻緒が切れて女性が道端で困っている。男性は見るに見かねて手ぬぐいを裂き腰をかがめて直してやる。しかし女性は満足にお礼の言葉も言えずにいる。おやっ、と思うが男性はすぐに女性に知的障害があるらしいことに気づく。

 ▼相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者が次々と刃物で襲われ19人が亡くなり26人が重軽傷を負った事件の報から2日が経(た)った昨日、昔読んだ短編が脳裏に甦(よみがえ)ったのは無名だが結末が印象に残る作品だったからだ。

 ▼逮捕された26歳の男は施設の元職員で「障害者なんていなくなってしまえばいい」と供述しているという。抵抗の術(すべ)を知らない障害者たちを襲った事件の衝撃は大きい。あまりにも大きすぎて当日も翌日も原稿のます目と向かい合っても言葉を絞り出せなかった。

 ▼小説では後日、男性の自宅が火事になる。礼は言えなくても恩を忘れてはいなかった女性は、男性が不在とは知らず燃える家に飛び込んで犠牲になる。それを知り男性は泣く。わが身を振り返らず恩に報いようとした無垢(むく)の心を思って。

 ▼障害者に対する見えない差別、偏見の壁を突き崩すために書かれた小説だったはずだ。やっと壁の向こう側が見えてきた平成の日本で起きた信じがたい事件。薄ら笑いを浮かべた男に言いたい。お前こそ「いなくなってしまえばいい」と。【くろしお】

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       (珍念)感動しました!

田中玄宰の改革

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           天明3(1783)年の会津は前年に続いての冷夏となった。
           浅間山大噴火による降灰もあり、大凶作に見舞われた。
           年貢米は激減した。会津藩は江戸にある藩邸や参勤交代
           などの経費を捻出するため借金を重ねた。藩財政は危機
            的な状態に陥った。




 ◆この窮地を救ったのは家老の田中玄宰[はるなか]だ。藩政の改革案を藩主松平容頌[かたのぶ]に示し、実行に移した。軍制の近代化を図り、人材登用などで体制を強化した。さらに飢饉[ききん]で荒れた農地を再整備し、酒や漆器の地場産業の振興に力を入れた。教育制度も見直す。藩校日新館を創設し、気高き藩士を育てた。

 ◆飢饉などで減少した人口は次第に回復する。産業も根付き、財政は健全化した。領内は活力を取り戻す。克服した難題は現在の会津地方が抱える課題に似ている。玄宰が今の世にいたら、どのような策に打って出るのだろうか。その手腕が見たい。

 ◆田中家の屋敷跡にある若松二中に先日、玄宰の数々の功績を記した顕彰板が完成した。NPO法人の呼び掛けに、多くの市民が浄財を寄せて実現した。「先人に習い、地域の未来を切り開く人材を育てたい」。機運は高まる。会津の地に再び救世主が現れるのを待つ。(あぶくま抄)

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Yubi


 

  このコラム・・・『正鵠を射(い)る』





 

『花ならば花咲かん 会津藩家老・田中玄宰』   トップカスタマーレビュー

名家老の真髄   投稿者  いかちゃん

 ▼会津藩といえば、幕末に京都守護職として活躍した藩である。その武力と質実剛健の会津武士道は、ある時期まで尊敬の的であった。しかし、そのような強く気高い東北の雄藩は、短期間で誕生したわけではない。

 ▼田中玄宰は、まさしくその会津藩の誕生に寄与した一人である。彼は、祖父が家老を務める家に生まれ、周りからの温かい指導を受けつつ育ち、文武両道の会津武士となった。今でいうところでは、毛並みの良い、サラブレッドといったところであろう。そういった人間は、実際の政治において、もしかすると純粋すぎて、理想ばかりを追い求めてしまう可能性がある。

 ▼しかし、玄宰の政治(財政改革と教育の充実等)は、机上の空論ではなく、民及び国(会津藩)の現状をよく見つめ、なおかつ将来を見据えたものであった。その手腕は江戸まで響き、老中首座となった松平定信が「会津の田中三郎兵衛に笑われること勿れ」と言ったほどだ。彼の改革の息吹は、後々まで会津に根づき、幕末の活躍の原動力となった。本書は、会津名家老田中玄宰の生涯とその改革について書かれた本である。

余はこれを可とするものなり  投稿者  hij 

 ▼会津藩家老田中三郎兵衛玄宰(ハルナカ)の生涯を描いた歴史小説です。あまり馴染みのない名前ですが、知る人ぞ知る名宰相です。会津藩は、初代藩主保科正之の施政よろしきを得て「民勢さし潮のごとく盛んなること」と云われましたが、やがて借金がかさむようになったところに、天明の大飢饉などの天災が続き、借金が藩の予算の20年分に相当する57万両に膨れあがった。

 ▼そのとき、家老に登用されて、藩制の大改革をおこない、殖産興業につとめて藩財政を立て直し、膨大な借財を完済したのが田中玄宰でした。その手並みはまことにあざやかです。本書は小説ですから、フィクションも多い。

 ▼愉快なのは、玄宰の供侍勝俣武蔵のキャラクターです。家老の家柄の嫡子と足軽の次男坊という身分の違いをこえた二人のやり取りがおもしろい。玄宰の身辺警護だけでなく、男女の道の指南もするという間柄。男女関係についていえば、玄宰は当時の上士にしては珍しく側室をおかなかった。相惚れの妻お由紀との関係は実にほほえましい。

読者の皆さまへ、 投稿者 珍念

気が向かれたらぜひ、『花ならば花咲かん 会津藩家老・田中玄宰』  中村彰彦(著) をお読み下さい。 

これ以上のコメントは『蛇足』 ・・・ヾ(´ε`*)ゝ

『徒然草』に思いをはせる

 

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 馬乗りの名人は馬が門から引き出される時、足を揃えてひらり敷居を飛び越えると「気が荒い」。敷居を蹴当てると「鈍感だ」と言って決してその馬には乗らなかったという


▼鎌倉末期の随筆馬乗りの名人は馬が門から引き出される時、足を揃えてひらり敷居を飛び越えると「気が荒い」。敷居を蹴当てると「鈍感だ」と言って決してその馬には乗らなかったという

▼鎌倉末期の随筆『徒然草』で吉田兼好は名人達が特にこだわった注意点を紹介。「道を知らざらん人、かばかり恐れなんや」―乗馬を知らない人はこれほどまで些細(ささい)な事に用心するだろうかと逆説的に問うた

▼英国のEU離脱投票から36日。歴史に疎い若者はネット検索で「EUとは」から学び、冗談半分で投票。多くの国民も離脱派主導者の嘘を見抜けず臍(ほぞ)をかんだ。「冗談」「騙された」と叫んでも後の祭りだった

▼そして参院選。「改憲は自民立党当初からの党是」と高唱する安倍首相が、与党圧勝でついに憲法改正に必要な3分の2を確保した。悲願の改憲勢力を手中にした事で、国会の改憲論議は新局面を迎えそうだ

▼首相は改憲に虎視眈々(こしたんたん)で、審議が進んで改憲発議がなされれば国民投票である。だが参院選の某調査で「3分の2」の意義を知らない有権者が8割以上いた。民主主義の手本としてきた英国民でさえ平静を失った

▼兼好は腕自慢の素人が下手でもプロに勝てないのは勝負への心構えが圧倒的に違うからだという。手本の英国も苦しんだ択一に中庸が得意な国民に名答が出せるか不安だ。嘘に騙されない知識と心構えぐらいは持ち合わせていたい。で吉田兼好は名人達が特にこだわった注意点を紹介。「道を知らざらん人、かばかり恐れなんや」―乗馬を知らない人はこれほどまで些細(ささい)な事に用心するだろうかと逆説的に問うた

▼英国のEU離脱投票から1カ月。歴史に疎い若者はネット検索で「EUとは」から学び、冗談半分で投票。多くの国民も離脱派主導者の嘘を見抜けず臍(ほぞ)をかんだ。「冗談」「騙された」と叫んでも後の祭りだった

▼そして参院選。「改憲は自民立党当初からの党是」と高唱する安倍首相が、与党圧勝でついに憲法改正に必要な3分の2を確保した。悲願の改憲勢力を手中にした事で、国会の改憲論議は新局面を迎えそうだ

▼首相は改憲に虎視眈々(こしたんたん)で、審議が進んで改憲発議がなされれば国民投票である。だが参院選の某調査で「3分の2」の意義を知らない有権者が8割以上いた。民主主義の手本としてきた英国民でさえ平静を失った

▼兼好は腕自慢の素人が下手でもプロに勝てないのは勝負への心構えが圧倒的に違うからだという。手本の英国も苦しんだ択一に中庸が得意な国民に名答が出せるか不安だ。嘘に騙されない知識と心構えぐらいは持ち合わせていたい。【天鐘】

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   このコラム『頂門の一針』痺れる!



「徒然草」 内容情報 (「BOOK」データベースより)

 日本の中世を代表する知より)の巨人、兼好が見つめる自然や世相。その底に潜む、無常観やたゆみない求道精神に貫かれた随想のエキスを、こなれた現代語訳と原文で楽しむ本。現代語訳・原文ともに総ルビ付きで朗読にも最適。

みんなのレビュー

(無題)    ボンベイサファイヤ

 ◆「徒然草」というよりは、ベスト・オブ・徒然草、といった感じ。全訳ではなく、面白いところを抜粋し、本文と訳文、注意書きが併記されてあります。いわゆる入門書ですね。それでも、吉田(卜部)兼好の人となりを知るには十分の内容です。少々警戒心が強くて内気、でも外面はあくまで冷静、淡々とした頭脳家。そんな強靭の頭脳の下には、薄いガラス細工さながらの繊細さな精神を秘め、感動しやすい代わり苛々しがち。独り好きを称する割には寂しがりや。金なんて、名誉なんてというわりに、しっかり、不動産を用いた経済基盤を作っている、現実主義者。

 ◆…どうでしょう。まるで、某「結婚できない」男みたいだと思いませんか?これが、教科書に出てくる、枯れた仙人みたいな「吉田兼好」さんの生身の姿らしいのです。詳しくは、本文で。

読みやすい  購入者さん

 ◆現代語訳と古文が併せて載っているのと、解説や図絵も豊富なので分かりやすいです。楽しみながら読めて、現代にも通じることがたくさん書いてあることに驚かされました。

(無題)   購入者さん

 ◆ちょっとひねくれたようなものの見方がおもしろい兼好法師の傑作。知らない話も多かったのでこの年(40なかば)になってわかってよかった。文庫本だったのでもうちょっと本と字が大きいならもっとよかったと思います。

 ◆人間て変わらない。おカタイところもありますが、けして説教じみてはいません。”わたしはこう感じてますけど、なにか??”という調子。押しつける気持ちはサラサラないんでしょう。なので、つい笑っちゃうし、共感もするし、反発もしたくなるし、とても700年前に描かれたとは思えない人物描写です。

 ◆つまり、人間の本質っていうのは変わらないってことなんですよね。
文化的には、暮らしぶりなども全然ちがったはずなのに「家は夏すごしやすいように考えて建てるべき」とか、妙に納得しちゃいました(^^)古典とおもわず、読んでほしい作品です。


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        『数をいうまい羽織の紐』








八つ墓村

 

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  横溝正史の小説「八つ墓村」のモデルになった事件がある。
  戦前、現在の岡山県津山市の集落で、21歳の青年が白鉢巻
  きに2本の懐中電灯を差し、猟銃と刃物を武器に寝静まった
  民家を次々に襲った。わずか1時間半ほどの間に30人を
  殺害し、3人に重軽傷を負わせた







▼犠牲者は子供が多かったという。日本の犯罪史上まれにみる殺人事件だった。事件後、自殺した容疑者は結核患者で、集落で孤立したことを遺書に残しているが、犯行に至った理由ははっきりしていない

▼当時をほうふつとさせるような事件が、平成の世に起こるとは思いもよらなかった。相模原市の障害者施設で元職員が深夜に刃物を振りかざし、19人が亡くなった

▼複数の障害があり、体が不自由な入所者も多かったという。さぞ怖かったに違いない。弱い立場の人が襲われたことに怒りが募るばかりだ

容疑者は施設勤務の経験があるのに、なぜ「障害者なんていなくなってしまえ」と話していたのか。謎は動機だけではない。2月、施設関係者に「障害者を殺す」と発言し、警察が事情聴取したと聞く。未然に事件を防げなかったのが悔しい

▼心理学者のエーリッヒ・フロムは人間には暴力へ導く「死への願望」と、希望に満ちた「生への願望」があるという。どちらに傾くかは、社会のありようが関わっているそうだ。容疑者の心が平安でいられるすみかはなかったのか。【卓上四季】

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亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。 (´;ω;`)ウウ・・・

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 【エルキュール・ポワロ】の「スズメ蜂の巣」が脳裏に思い浮かぶ!

  これから起こる殺人を阻止する──あらすじ
  夏祭りの席上で旧友の息子ジョン・ハリスンに出会ったポワロ。
  ハリスンは婚約者のモリー・ディーンと一緒で、それは喜ぶべきこと
  のはずだった。しかし、二人の前途に不吉な予兆を感じ取ったポワ
  ロは、まだ起きぬ犯罪を防ぐべく捜査を始める……



 ◆卵のような頭部を持ち、小柄でお洒落、ペンギンみたいな歩行をするベルギー人の名探偵ポワロ。彼は、徹底的な潔癖症で、清潔さを重んじるばかりではなく、自らのデスク上にいささかの歪みがあろうものなら──インク瓶が斜めに置かれているなど──、依頼人の話の腰を折ってでも均衡状態に戻してしまう。少し端って髭が斜めに傾こうものなら、すぐに均衡状態を保とうと修復にあたる。秩序と均衡を金科玉条とする、汗とは無縁の名探偵である。
 
 ◆常に自らの知的な探偵活動を誇りとしていて、《灰色の脳細胞》の中にこそ事件の手がかりがあるのだと主張して、事件現場を調査することも必要に迫られなければ出かけることすらしない。心理学を勉強していると自ら言明し、人間の心理を把握して、過去の行動や次に起こりうる動作の予測を立ててしまう。
 
 ◆だが、特に心理学的な専門用語を使うことはない。フランス語から英語へ、専門的な用語を翻訳することが難しいからなのか、ヘイスティングスやジャップ警部が理解しがたいと思うからなのか、それとも、読者に気を使ってくれているのだろうか。
 
 ◆彼は、ヘイスティングスという相棒を持っているものの、ほとんど場合単独で捜査にあたる。ときにはジャップ警部から協力を得て、必要な情報を収集させることもある。情報=材料さえ集まれば、推理の構築が可能となり、その結果、懸命に捜査にあたっているジャップ警部をしり目に、やすやすと謎を解いてしまう。
 
 ◆ポワロという探偵の魅力は、組織的な力や警察の使用する専門的な技能といった、一般人が持ちえない能力を持たないことにある。部下はいない、腕っぷしもそんなに強くはないし、室内で悪臭の漂う実験を行うわけでもない。文字を追って事件の解決に参加している読者と同じように、限られた情報を使って頭の中で捜査を進めていく、読者に対するフェア精神に富んだ探偵なのだ。

トップカスタマーレビュー

殺人を防ぐポワロが見られる唯一の作品  投稿者  mozartfan

 ●公園にいるポワロが紅茶占いをするという意表をつく幕開きである。紅茶占いをするポワロとはそれだけでもう変な感覚である。ヘイステイングズ大尉は占いを馬鹿にしているため、ポワロの予言に耳を貸さない。しかし、もちろんポワロはデタラメを語っているのではなかった。占いのふりをしてみるべきところを見ていたのだ。殺人はなかなか起こらない。

 ●観客はあれこれ被害者や加害者を予想する。しかし、意外な展開が最後に待っていた。
短編を映像化した短編の傑作だが、この作品のポワロの吹き替え演出は失敗している(ほかの作品は熊倉一雄氏でないとしても、声優に甘い私にはそれほど不満ではなかったのだが)。イライラするポワロの口調が激し過ぎるのである。まるで男性のヒステリーのように聞こえてしまうのであった。

事故を未然に防ぐ方法は・・?  投稿者 珍念

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        どなたか、未熟な筆者に教えて下され~い!

        『三十六計逃げるに如かず』

2万5千年の荒野

      Couya


さいとう・たかをさんの漫画「ゴルゴ13」に原発問題を扱った作品がある


 ▼題は「2万5千年の荒野」。チェルノブイリ事故の2年前の1984年に発表されたが、近年再び話題となった

 ▼舞台はロサンゼルス郊外にある原発。過労勤務の作業員がクレーンを加熱器の逃がし弁に当ててしまう。技師は3日間のチェック期間を要請するが、政治的事情を優先する所長に一蹴され、原子炉内のパイプに蒸気が詰まるトラブルが発生、メルトダウン寸前の事態に。技師はゴルゴにパイプの狙撃を依頼する

 ▼原発は経済的で「安全」とされた時代に、人間が制御できない原子力と放射能の恐ろしさを描いた。ヒューマン・エラーへの警鐘、原発と政治利権、原発メーカーと原発規制組織が表裏一体であることの弊害、エネルギー政策の在り方など現在に通じる問題を提示する。さいとうさんの慧眼(けいがん)に改めて驚かされる

 ▼50年前のきょう、日本初の商業用原発である東海発電所(廃炉)が稼働した。その後のオイルショックを経て、政府は原発政策を進め、国内各地に商業原発が立ち並んだ。だが福島第1原発事故でその安全神話は崩壊した

 ▼漫画の題はプルトニウム239の半減期に由来する。メルトダウンすれば人は長期間、帰還できない。そんな荒野が日本にもある。【凡語】

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「2万5千年の荒野」 トップカスタマーレビュー

この国はすでに2万5千年の荒野になってしまった 投稿者  mabopan2

 ◆某ラジオ番組でこの漫画の存在を知り、すぐに手に入れて読んだ。もちろんお目当ては「2万5千年の荒野」。アメリカはヤーマス原子力発電所で人為的ミスによる逃がし弁の故障から、予期せぬ停電により高温で発生した蒸気が原子炉圧力容器、変温配管、蒸気発生器に高圧で詰まり、緊急冷却水が入らない状態になった。

 ◆このままでは炉心はメルトダウンを起こし、ロスに放射能が降り注ぐ事態になってしまう・・・この話は福島原発事故に通じるものがある、しかし作品はスリーマイル島事故の教訓から1986年に描かれたもの。日本はその教訓を学ぶことなく、官僚や東電に政治家や学者や産業界、そしてマスコミがくっついたいわゆる原子力村の住人たちが自分たちの利権のためにこの国をどうしようもない危険な荒野へと変えてしまったのである。

 ◆漫画では最後にゴルゴ13が解決してくれるが、日本は事故が収束してもいないのに安全宣言を出すというトンデモ国家に成り下がってしまった。世界は日本を東北大震災で同情してくれたが、原発事故の対応であきれてしまった。ゴルゴ13のようなスナイパーがいてくれたら、彼に原子力村の住人を暗殺してもらいたいのだが・・・

最後の一服、には涙が出ます。  投稿者  Footprints 

 ◆「海難審判」:船舶遭難ものの一つで、そこに武器詐欺証人とイラン・イラク戦争がからむ。犠牲になる女性エージェントがかわいそう。しかし、デッキ掃除をするゴルゴはやっぱりミスマッチ(笑)。「10月革命の子」:ソ連の権力闘争を舞台にした短編。アルツハイマーの話、アフガンの話等、世相を反映した作りになっているが、話自体はやや平板。

 ◆「2万5千年の荒野」:なぜベスト13入りしなかったのか不思議なくらいの、歴代作品の中でも屈指の傑作。技師バリーの人物造型は実に素晴らしく、現場の技術者とトップとの認識の差もよく描けている。ラストの記者会見も秀逸。そしてなによりもゴルゴに依頼し、スナイプが実現するまでのドラマの美しさは他に類を見ない。だからこそ、スナイプ後のゴルゴとバリーの男の友情がいっそう感動的なのだろう。

真の男・プロフェッショナル  投稿者  剣鮫仮面

 ◆「2万5千年の荒野」 は、あたかも現在進行形で起きている原発事故を予見したかのような作品です。ひたすら原発の安全策を会社トップに訴える、誠実な現場技術者バリー。 利益追求・政治的利権しか頭に無い現場を知らないトップ。

 ◆やがてバリーの危惧は現実味を帯びてくる。 原子炉が冷却系統にトラブルを起こし、制御不能に陥ったのだ。原子炉容器内圧力と温度は上昇し、爆発は免れない事態となった。

 ◆彼は偶然、ゴルゴの狙撃を目撃し、その神業的射撃で配管の一カ所を撃ち抜けば最悪の事態を回避できると考え、直接ゴルゴに依頼する。「私は、あんたの狙撃を目撃した人物を知っている。 その人物の命と現金50万$でやってもらいたいことがある。」

猛烈な放射線の中、仲間の決死の協力を得てゴルゴは配管を撃ち抜く。 だが、高濃度・高熱の汚染蒸気を浴びたバリーは死に直面する。バリー「狙撃の目撃者だが、それは私だ。私はここで死ぬ。」

 ◆無言でバリーに歩み寄り、差し出した最期の一服に火を着けるゴルゴ。涙無しには読めませんでした


 ◆ 「逮捕者なし、不思議な会社」東電に知事皮肉

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  「(原発事故で)満天下に迷惑をかけて、誰ひとり警察のご厄介になっていない。不思議な会社だ」。上田清司知事は(2012年2月12日の記者会見で、企業や官公庁向けの電気料金の値上げを計画する東京電力への怒りを爆発させた。知事は「これまでさんざん節電に協力したり、(節電を)強いられた人たちに対するむごい仕打ちだ」と値上げを強く批判。

 「ガスタンク爆発やデパート火災でも(責任者が警察に)御用になるのに、まだ誰も御用になってない」とヒートアップし、「(東電から)誰か自首するやつはいないのか」と言い放った。 凄い! 勇気ある正義の雄叫び。東京新聞は偉い !

 それにしても、なぜ、政治家。財界から正義の叫びを挙げないのか、マスコミも黙殺している。 無学の(珍念)怒っている。東電の方たちはだれも・・責任を取らない。こういっちゃ、悪いですが,江戸時代したら、即刻、獄門、磔や遠島に流刑されたでしよう。

○もちろん 罪九族に及び末代まで悪名は消えないでしょう。武士道精神を忘却した平和呆けの日本人・犯罪者に寛大な摩訶不思議な為政者たち・何かが可笑しい!

『空き樽は音が高い』・・・【既往は咎めず】 (*´v゚*)ゞ




まわしよみ新聞

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 報道に携わる仕事柄、記事を話題に家族のだんらん、職場や仲間内の会話が弾んでほしい。新聞を囲む理想の光景とも思う

▼そんな場を無理なく作り共有できる仕掛けが、静かな人気を呼んでいる。「まわしよみ新聞」という手法だ

▼数人でさまざまな新聞を持ち寄って回し読み「気になる」「面白い」記事を次々に切り抜く。目に留まった訳を順に説明し意見を述べ合う。模造紙に貼り、皆でコメントを書き添えて壁新聞に仕上げる

▼初対面の参加者同士も人となりがすぐ分かり、打ち解け盛り上がるのが不思議だ。先日、京都市内で体験する機会があった。70代の女性消防団員や熊を撃退したお年寄りを報じる小さな記事から、身近な介護や地域の在り方に話題が及ぶ。4コマ漫画と隣の記事の相性を楽しむ。スポーツ紙の求人広告から世相を論じる

▼まわしよみ新聞考案者の陸奥賢さんは「観光家」を名乗る。プロデュースに携わる街歩きと同様、「人と人とをつなぐ場」として普及に努める

▼テーマを絞らず幅広い情報を基に人の話を聞き、初めて興味が湧くこともある。予想外の発見や話題の広がり、新しい発想が生まれるかもしれない。互いの意見の吟味は、多様性を認めることにもつながる。けさの新聞も届いた先で、そんな役割を果たしてほしい。【凡語】

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   「読書・パソコン・テレビ教」の僕(しもべ)の(珍念)このコラムを読んで
   「互いの意見の吟味は、多様性を認めることにもつながる」と。それ
   にしても 灰色の脳細胞は冴えません。悪知恵は湧水のように無尽
   蔵にでますが、良い知恵は出ません。チト・サビシイ・・・・。

「IoT」・・・(@_@;)

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   この宇宙がビッグバンで始まったように、すべてのものごとには最初の一撃がある。と考えると、パンを焼くトースターがその一撃だったに違いない

◆1990年、インターネットを通じて離れたところから電源を入れられるトースターができた。翌年、パンを入れるのも自動化される。これが最近よく聞く「IoT」のはしり、とものの本で読んだ

◆IoT。インターネット・オブ・シングス。あらゆるモノをインターネットでつなぐ、の意味という。ソフトバンクグループによる英国半導体企業の巨額買収劇も、IoT事業の将来性を見込んだ話として注目を集めた

◆代表格は、携帯電話とネット機能が融合したスマート(賢い)フォンだろう。在庫を調べて、買い物や料理を提案する「スマート冷蔵庫」。体調を管理し、朝起きるとエアコンを付ける「スマートベッド」。家の中だけ見ても可能性は限りない

◆ネット化したモノは、状況を認識し、データを蓄積し、通信し判断する。兵庫でも開発が進む、と本紙にあった。まさにビッグバンのごとく広がるIoTは、日本経済再興の鍵を握るとまで言われる

◆と書きつつ、IoT社会を想像する。何だか無数の“目”に囲まれるようで心落ち着かない。冷蔵庫に従う未来におびえる。というのは、アナログ人間のさがか【正平調】


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 珍念・昨夜『木偶亭 傀儡師』 の近未来の夢をみました。

2075年、私の妄想未来予想図。2075年。日本はどうなっているのか?

▼日本の人口は減少傾向がとどまらず今や8000万人を割ろうとしていた。総人口に占める老人人口は今や3600万人になろうとしている。つまりほぼ半数が老人なった。 若者の二人に一人は、それは移民(外国人)だという衝撃の事実である。

▼今や都市部でさえ空き家だらけ。空き室だらけ、2075年には、法律で空き家は強制撤去できるから今や都市部も空き地だらけである。空間が増えて風通しが良いと喜んでばかりはいられない、デパートや商店が軒並みといっていいくらい閉鎖され、都心部でも買い物難民が発生、鉄道やバスもその昔過疎地で廃線されたようにそれが今や都市部でも廃線である。

▼地下鉄なんて誰も乗らないから(乗るべき人口ががいないから)すべて廃線である。とりあえず運行されているのは山手線のみである。 都心から郊外の住宅地に伸びる私鉄なんて郊外型大規模団地がすべてゴーストタウンになっているので通勤客もいないので廃線である。 新聞なんてネットでニュース配信するのですべて倒産しているかもしれない。

▼都会の大学も2075年には、2012年の3分の1以下に激減である。何しろ子供がいないのである。 学生がいないのである。2012年に地方の竹の子私立大学が入学者不足に悩んでいたことが2075年には東京の都心の大学すら入学者が居なくて倒産なのである。老人であふれかえる日本は病院不足、介護不足で量の移民受け入れに方針転換。

▼多民族日本である。あちこちにモスクが立ち中国語が第2外国語(準日本語)に認知されます。その他人間に頼るサービス業も人手不足で経営困難に、たとえば宅配、郵便、運送業、デパートレストラン、などは人手がなくてもはや経営もできない状態に、もちろん新聞の戸別配達なんて不可能である。住宅なんてほとんど売れない。買う人がいないのだ。

▼大学も閑古鳥が。都会ですらしーんとしている状態、 全く活気がない。空き地だらけ。まして都会から一歩でればそこはまるで無人の荒野のようなうそ寒い風景が延々と続くばかり、、、。まるで北海道の釧路湿原をゆくがごとき風景である。

▼これがかっては人口50万でにぎわった地方都市だったの?それが今や人口は2万人の、まるでちっぽけな町である。山陰地方の〇〇県はもはや財政的にも人口的にも運営不可能なので廃藩置県ならぬ、「廃県」に、その近くの4つの県を合わせて今や「山陰州」でやっと運営している状態に、それでも人口はやっと100万人とは、ああ。情けなや。

▼そのころ「県」なんて単独では人口減少で運営不可能になり、すべて「道州制」に移行である。北海道はあまりにも人口減がひどくて東北州と合併、関東州、関西州、はやっていけるけど、 山陽州と、山陰州も合併四国州と、九州州も合併で何とか運営可能に、つまり2075年には、日本は大きな5州になっております。大企業も今やすべて海外展開で東京には支店があるばかりです。想像もつかない近未来図日本。ああ。いったいどうなることやら、、、。

▼心配ですね。でも2075年にはこの私は120パーセント、生きてませんから『あとは野となれ山となれ』でしょうか?あるいは2075年にはもっと劇的な変化が起こっているかもしれません。たとえば日本は自力ではやっていけなくなって、アメリカの1州あるいは自治領になっていたりして、、、、。

▼あるいはもっと大胆な想像では中国の支配下に置かれていたりして、、、、。もしそうだとするならばそんな失望の日本近未来図を見ないであと10年ほどで死ねる私は幸せ?なのかもしれませんね?


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   あ・・・余り考えると、残り少ない(髪の毛)が抜ける。
   『下手の考え休むに似たり』

 

 

 


スマホのゲーム「ポケモンGO」の光と影

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  熱狂には負の側面が付き物らしく、米国では所構わず 立ち入るやからや転落事故、強盗事件に遭う人も出ている。 近いうちに日本でも…と心配するのも無理はない

▼スマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」の話である。米国では1日の利用者が約2100万人にも達したというから猫もしゃくしも、の過熱人気

▼ITがからっきしの当方には説明もおぼつかない。何でも、スマホを持って外を歩けば特定の場所でポケモンが見つかり「モンスターボール」で捕まえるのだそう

▼カメラ機能を通してのことだから正真正銘の現実ではない。でも全く仮想の世界とも言えない。そんな「現実らしさ」に世界的人気のポケモンが組み合わさり大ヒットを生んだ

▼もうすぐ日本でもアプリが配信されるとか。子どもたちは夏休み。そこで政府は異例の注意喚起をしている。なかでも事件を懸念し、人けのない場所を避けるよう忠告している

▼テレビゲーム全盛のころは部屋にこもりきりなのを心配した。外でスマホゲームをするいまは、安全確保が大きな課題だ。こんな社会をあの人ならどう評したかと思う

▼マージャンや競馬、ゴルフなどあらゆる遊びの達人と言っていい大橋巨泉さんはゲーム嫌いだった。自身の創造性が生かせないから、らしい。ことによると、この世を見限って旅立ったのかと悲観しそうになる。 【越山若水】

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              ミイラ取りがミイラになる

               
              「モンスターと戦う者は、自分もモンスターに
               ならぬよう気をつけよ」
ニーチェの名言
       これ以上は『言わぬが花』・・・・



真実に思えてくるデマ

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 ▼「○月×日、池から竜が出るぞ」。奈良市の猿沢池周辺は修学旅行生で連日にぎわう場所だが、かなり昔から多くの人々が行き交ったらしい。その池のほとりに立った高札。

 ▼恵印(えいん)という僧侶が仕掛けた全くのデマ。人々の間で「それは見たい」と騒ぎになったのを「おかしなもんだ」と楽しんでいる。その日、近畿一円から大勢の人が集まったが、もちろん何も起きなかった。13世紀前半に成立した説話集「宇治拾遺物語」にある話だ。

 ▼芥川龍之介の小説「竜」のモデルにもなっている。高札は信用性のある情報源だったのだろう。人騒がせな話だが、当時はデマの発信源を罰する法律はあっただろうか。今はインターネットによってデマは瞬く間に、世界中に拡散する。

 ▼「動物園からライオンが逃げ出した」。熊本地震の際、ツイッターでデマを流した男が偽計業務妨害の疑いで熊本県警に逮捕された。災害時のデマで逮捕されるのは全国で初めてという。社会を混乱させ、無用のパニックを招くデマを厳しく取り締まるのは当然だ。

 ▼「熊本城が倒壊」「川内原発が火事」など熊本地震では多くのデマが流れ「確認に追われた」と熊本日日新聞の記者が嘆いていた。奇想天外ではなく「もっともらしい話」が広まるデマの核心。本当に必要な情報との選別が不可欠になる。

 ▼竜の話の面白さは後段にある。大衆をバカにしていた恵印だが、池を眺めているうちに自身が「本当に竜が出るのでは」と信じ、日が暮れるまで見ていた。反復することでうそも真実に思える怖さ。出所の怪しい情報は十分に吟味したい。 【くろしお】

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         ヒトラー「嘘も百回言えば真実になる」

         と云う事を着実に現代のマスコミも実行し
         この手法を行っていると考えられます。
         その手法は巧妙で大衆が気がつかない
         うちに刷り込ませる事が狙いなのだ。





 ◆「娯楽の中に宣伝を刷り込ませ、相手に宣伝と気づかれないように宣伝を行う、宣伝したい内容を直接キャッチフレーズ化して強調・連呼せず、心の中で思っているであろう不満・疑問・欲望を遠まわしに刺激し暴発させる、もっとも速度の遅い船に船団全体の速度を合わせる護送船団の如く、知識レベルの低い階層に合わせた宣伝を心がける」。

 ◆嘘も百回言えば真実になる・・・テレビは洗脳兵器です・・・どこのTV局も、大手の新聞社はどこも、毎日流す嘘を、一般家庭の人々は頭から信じている、まさかTVは嘘は言わないだろうと。また、ゲッペルスは大きな嘘ほど真実に見えるとも言っています。これは「大きな嘘ほど民衆は疑わない」と云う事です。まさに大衆の真理を知りつくした扇動者の言葉です。

 ◆現代はインターネットの普及により、「マスコミは信用できない」と考える層も一定程度増えてきました。 マスコミによる共認支配を突破するためにも、共認形成の場を万人の手で創り出すことが急がれます。で、その方法は?

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     斯く言う(珍念) 『鱓の歯軋り』・・


「なっとこ映画」の思い出の夏

                


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  「団塊の世代」の先輩2人に別々の場で、彼らが少年の頃の夏休みの映画上映会を「なっとこ映画」と呼んだことの意味を聞かれた。

 ▼昭和30年代に、学校の校庭や町内の空き地、神社の境内などに柱を立ててスクリーンを張り、映画を上映していた記憶はある。ただ何の映画だったかは覚えていない。ヒーロー物かチャンバラか。

 ▼子どもがあふれていた多子化の時代、テレビもさほど普及していない頃、上映会は楽しみな夏のイベントで、にぎやかだった。スクリーンの裏側で裏返しの映像を見て喜ぶヘンな人もいた。

 ▼その野外上映会を「なっとこ映画」と言っていた気もするが、定かではなく、質問に答えようがなかった。各種の方言辞典を調べても出てこず、夏の懐かしい思い出に浸りたいだろう怖い先輩に、説明できないお手上げ状態となった。

 ▼そこで、秋田の雑学は何でも知っていそうな詩人でエッセイストの「あゆかわのぼる」さん(秋田市河辺)に相談すると、翌朝、返答が届いた。

◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇
 
 ◆そもそもは戦後、GHQが占領政策の一環として「非劇場型」の教育映画の浸透をはかるため、映写機やフィルムなどの資源を大量に投入して全国的な啓蒙活動をしたようです。民間情報教育局という所が推進した16ミリ映画による民主化促進プログラムだったそうです。学校や地域の会館などで上映会が行われたといいます。この時、全国に1100台の映写機が注ぎ込まれます。秋田県には23台入ったそうです。

 ◆この映写機がNATCO(NATIONAL COMPANY)社製だったことから「なっとこ映画」と呼ばれたそうです。

 ◆その後、日本製の映画がその方式で全国上映され、田舎では「古い」と「納豆」と重ね合わされて「なっとこ映画」といわれた、という説があります。それが昭和30年代、戦後復興に拍車が掛かる頃でしょうね。

 外国製の映写機の名前を秋田弁にしてしまう、秋田衆のバイタリティーを感じます」。
  
◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇

 受け売りの付け焼き刃の知ったかぶりだそうだが、いえいえ、目から鱗のバッチリ回答である。感謝。 

 ふと、珍念の灰色の脳細胞に60年前、教室で見た映画が思い浮かぶ!
ウォルト・ディズニーのドキュメンタリー映画 「砂漠は生きている」・・・大自然の営みに感動し、僕も映画を作りたいと、決意しましたが・・・・ (/ω\)ハズカシーィ



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      ウォルト・ディズニー名言・格言
 

  ★何かを始めるためには、しゃべるのをやめて行動し始めなければならない。

  ★宝島の海賊たちが盗んだ財宝よりも、本には多くの宝が眠っている。

そして、何よりも、宝を毎日味わうことができるのだ。

 ★夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。

いつだって忘れないでほしい。すべて一匹のねずみから始まったということを

斯く言う (珍念) 『論語読みの論語知らず』・・・お笑い下され~い!

「指導者の哲学」

 

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   朝日新聞社の元同僚、川名紀美さんが「井村雅代不屈の魂」
   (河出書房新社)を出版した。日本のシンクロナイズドスイミング
   を世界のトップに引き上げた井村雅代さんとそれを支える人た
   ちに光を当て、コーチの役割と指導者、教育者の責任を描き
   出している。








 ▼井村さんにこんな言葉がある。「最終目標はメダルではない。スポーツを通じて努力することや耐えること、力を合わせることを覚えて、よりよい人間になってもらいたい。私の究極の目標はそこなんです」

 ▼その言葉を裏付けるのがある国際大会の折の、こんなエピソードである。「勝者に贈られる花束が無造作に部屋に放り出されているのを見つけて井村が声を荒げた」「お花も生きているんやから、水に入れてあげなさい!」

 ▼「容器がないから」という選手たちの言い訳に井村は激怒。「空になったペットボトルの上部を切り取り、即席の花入れにする。試合が終わった後で、その花束にありがとうという言葉を添えて、お世話になったコーチやトレーナーのところに持っていくように」と教えたそうだ。

 ▼時には昼食休憩をはさんで10時間の練習を課す「鬼コーチ」が花を大切にすることを教え、あいさつの大切さを指導する。それは勝負は人間としてのモラルを大切にすることからスタートする、人間としての成長なしに勝利はない、という哲学に裏付けられている。

 ▼学校の課外活動にも通じる話ではないか。 【水鉄砲】 

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      このコラム 『頂門の一針』 お見事。
      東京都知事にも「指導者の哲学」
      をお持ちの人が良い!

おいしい人生を味わってみませんか?

 

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心に残る名作『バベットの晩餐会』のデジタル・リマスター版・DVDを昨夜、妻と鑑賞しました。

 ▼『バベットの晩餐会』は、1987年に公開されたデンマークのドラマ映画。アイザック・ディネーセン(カレン・ブリクセン)の同名小説の映画化で同年度のアカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞しました。

 ▼バブル真っただ中の80 年代後半、現在は失くなってしまった東京のお 洒落なミニシアターで1 本の映画がひっそりと公開されました。喧騒と狂 乱に満ちた世の中をものともせず静謐な光を放ったこの作品は、数多くの 観客を虜に。

 ▼それがデンマーク映画『バベットの晩餐会』です。辺境 の村に住む老姉妹の穏やかな日常を描いた導入部と、主人公バベット の調理風景やゴージャスな晩餐会の様子を詳細に再現したクライマック スが見事なコントラストを醸し出した映像は、見る者を一瞬たりとも退屈 させません。人生の収穫期を生きる女性たちの理想郷を滋味深く描いた、 心に残る名作! 

トップカスタマーレビュー

最初から最後まで、すごくおとなしくて控えめな映画  とば とばさん 

 ◆見せ場であるはずの食事シーンも、もっと派手にできそうなものなのにすごくおとなしい…でも嫌いな雰囲気じゃなく、好ましい雰囲気でした村人たちや姉妹たちは、一度限りあんなご馳走食べて、これからまたあの質素な生活に戻るのか…それに、姉妹が教会をしているわけでもないのに、教会のような役割をして生計を立てているのは不思議父の役割を受け継いでいるのでしょうが…宗教家ってやつですか?

 ◆バベットの過去とかももっと知りたかったけどあの物語のシンプルさ簡潔さもすっきりしていて良かったと思います若かりし頃の姉妹も、年老いた姉妹も美しかったバベットもプロフェッショナルな雰囲気でよかった美味しんぼとかが好きなので、楽しめました

単なるグルメ映画ではない  みつまる。 みつまる

 ◆いくらお金持ちであっても、地位や名誉があっても、人は心が豊かではないとその人生は空虚なものとなってしまう。これがハリウッド映画ならバベットの作る至高のフランス料理が、もっと目に見える形となって様々な奇跡を起こして行き、ラストもぐっと盛り上がっただろうけど、デンマーク映画だから実に清らかでつつましい。「天国に持っていけるのは、人に与えたものだけ」と言うセリフも忘れられません。

 ◆パリ・コミューンにより家族を失い、フランスから亡命して来たバベットは、このデンマークの辺境の漁村に生きる人々の質素な暮らしぶりに最初は驚いただろう。彼女はパリでは名だたる料理人であり、上流階級の顧客の舌を喜ばせることに幸せを感じていた時期あったはず。だけど、何もかも失ってしまった今の彼女にとって、それは忘れてしまいたい過去に過ぎず、贅沢の極みとも言える美食は大罪だったと感じずにはいられなかったのかもしれない。

 ◆宝くじが当選して得た1万フランの賞金を使ってバベットは、晩餐会用の様々なフランス料理を作って行きます。かつての才能を呼び覚まし、これ以上はない最高の食材を使い、手際よく調理して行くバベット。フランス料理など見たことも味わったこともない年老いた信者たちの反応が面白く描かれています。

 ◆この地で生を全うする覚悟を決めた彼女の食の芸術家としての最後の大仕事だったのではないでしょうか。派手さはないけど、心に染み渡る佳品です。

人生の喜び   Raspberry Raspberry

 ◆バベットは芸術家だ。一世一代の「大盤振る舞い」は、芸術家としての、やむにやまれぬ彼女の衝動だ。献身ではないところが、渋くて粋でかっこいい。バベットの料理の芸術を理解できるのは、社交界を知る将軍だけだ。村人たちも、正しく受け止めてはいたが、言葉にすることはない。

 ◆芸術は、全ての人に等しい深さで享受されるものではなく、素養とか経験値を問われる残酷な一面がある。だか、圧倒的な本物を前にすると、誰もが感覚的な喜びを味わうことができる。

 ◆一方、恋の成就や夢の実現は叶わぬとも、置かれた場所でひたむきに花を咲かせようとする、姉妹の生き方もまた、芸術だと思った。天使も微笑む生き方は、本格の芸術。人生の喜びを見た。

至福のおどき話  AlexStone AlexStoneさん

 ◆この映画を見たのは学生時代で感動してしまった。デジタルニューマスター化され再び観れて嬉しい。確かに美食を追い求めて原罪が大きくつきとまる。しかし至福感を与える料理は…時に不満を除いて、充実した満足感を味わせてくれる事を証明したと。




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      珍念のコメントは『百聞は一見に如かず』





用事を頼むには多忙な人に

 

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       多忙な人ほど返信が早い。

       原稿の依頼や受け取りなどで仕事上のメールをやりとりする
       機会が多かったころ、よく感じ入ったものだ。飾ったあいさつは
       抜きにして、まずは一行でも一言でも返してくる。忙しさに言い
       訳することなく、前へ前へと進もうとする仕事への姿勢、生き方
       までも文面から伝わってきた。かくありたいとは思うがなかなか…。








 亡くなった永六輔さんも返事の仕方に人生観が表れていた。年間3万通を超える投書のすべてに返事を書いて、倒れたことすらあったというから徹底している。

 ▼ベストセラー「大往生」によると、住職だった父親に「手紙の返事も書けない忙しさは、人間として恥ずかしい」と言われて育った。<生きているということは/誰かに借りをつくること/生きてゆくということは/その借りを返してゆくこと>。残された詩の一節に永さん流がにじむ。

 ▼放送作家や作詞家として戦後の放送文化の中心で活躍した。淡谷のり子さん、高橋竹山さんら本県の芸能関係者とも親交が深く、よき理解者、応援者だった。

 ▼コンビで国民的ヒット曲を連発した作曲家の中村八大さん、いずみたくさん、歌手坂本九さんらも鬼籍の人に。ヒット曲にあやかるなら「見上げてごらん、昭和の星が、あそこにも、ここにも」と、つぶやきたくなるような夏の夜である。【天地人】

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永六輔「大往生」 商品の説明 内容紹介

 ◆人はみな必ず死ぬ.死なないわけにはいかない.それなら,人間らしい死を迎えるために,深刻ぶらずに,もっと気楽に「老い」「病い」,そして「死」を語りあおう.本書は,全国津々浦々を旅するなかで聞いた,心にしみる庶民のホンネや寸言をちりばめつつ,自在に書き綴られた人生の知恵.死への確かなまなざしが,生の尊さを照らし出す.

トップカスタマーレビュー

大往生とは、よく生きて浄土に往くこと  投稿者  ロビーナ

 ◆初版から22年の歳月を経て全く古びない、生老病死の本質を突くメッセージの宝庫。とりわけ、著者・永六輔さんが全国津々で聞き取った無名の人々の言葉が鋭い。

・福祉より薬が生んだ長寿国

・無理やりに生かされている薬漬け

・わからないことは老化と医者は言い

・まず義理とつきあい。これを捨てることで、健康を保っております。

・天涯孤独、うらやましいわ。
 ボケた両親を看ていると、老人とかかわらないで一生が終われるなんて最高よ。

・死にたいように死なせてあげたい。ホスピスの医者としては、そう考えるのですがね。
 こういう死に方をしたい、というイメージのない人ばかりなんです。生き方ばかりじゃ、最後は役に立たないんですけどね。

・ペットは自宅で死なせるべきです。病院からひきとるべきです。ペットを飼ってる人間だって同じことだと思います。

・死に方ってのは、生き方です。

・死んだっていうからおかしいんだよ。先に行っただけなんだから。

・・昔はね、呆けるほど長く生きなかったの。

座談会での、無着成恭氏の言葉・・・・「救われるということは、自らの人生に納得し、充実感をもつことです。そうすれば安らかに死を受け入れることができるんですよ」も至言。

しめくくりの永さん自身のメッセージ

「人は死にます 必ず死にますその時に 生まれてきてよかった生きてきてよかったと思いながら死ぬことができるでしょうかそう思って死ぬことを大往生といいます」往生とは「往きて生きる」…西方浄土に往って生きること。成仏とは死ぬのではなく「仏に成る」こと、という言葉も心に響いた。よく生きて浄土に往きたい。

「老い」、「病い」、「死」についての巷の人々の言葉は心に沁みる 投稿者  コナン.O. 

 ◆永六輔が1994年に発表した、発行部数200万部を超えるベストセラー。
「人はみな必ず死ぬ。死なないわけにはいかない。それなら、人間らしい死を迎えるために、深刻ぶらずに、もっと気楽に「老い」、「病い」、そして「死」を語りあおう」と、著者が全国津々浦々を旅する中で聞いた、巷に生きる人々の語る寸言を集め、著者が実父の死に際して思ったことなどを綴っている。

 ◆市井の人々の本音には、はっとさせられるもの、わかっちゃいるけどそりゃ無理だよねと思うもの、思わず笑ってしまうもの。。。様々である。(子供電話相談室への質問)「どうせ死ぬのに、どうして生きてるの?」(著者、絶句。。。)「人生ね、あてにしちゃいけません。あてになんぞするからガッカリしたり、悩んだりするんです。あてにしちゃいけません。あてにしなきゃ、こんなもんだ、で済むじゃありませんか」

 ◆「病人が集まると、病気の自慢をするんですよね。もちろん、重い人が尊敬されるんです」「死にたいように死なせてあげたい。ホスピスの医者としてはそう考えるのですがね。こういう死に方をしたいというイメージのない人ばかりなんです。生き方ばかりじゃ最後に役に立たないんですけどね」「人生五十年というのは寿命のことじゃありません。五十過ぎたら人間みんな同じだっていうことです」

◆「生きている目的は死ぬことですよ。だとすれば、見事に死んでみせようとするためには、今死んでも大丈夫なように生きるしかないですよ」等自分が重病になったときや死に直面したとき、いや、(とりあえずは)元気に毎日を過ごしているときにも、こんな風に考えられたらというヒントが沢山。

死の納得の仕方。  投稿者  こんにゃく尻   

 ◆死をどのように受け入れるかということが、最も発達していないのが日本だとも言う。最期に自分の信じるものを持っている人の場合には、死を納得させることができる。 イスラムの国では、人生の目標は皆「聖地メッカ」に巡礼すること。他方、日本では「マイホームを建てること」がトップ。また、西欧のお年寄りが最期の時に頼るのは宗教が50%。ところが日本では半分以上が財産、それから友人・家族で、信仰・宗教は4%そこそこ。

 ◆しかし、まず財産では救われない。医療でも救われないが、信仰を持っている人はそれで救われると思います。けれど、日本人は信仰を持っていない人がほとんどで、結局、患者本人と周りの人たちとの家族愛や深い友情関係によって出てくる「愛」の世界によって救われるのではないでしょうか。愛の世界というのは宗教に共通するものです

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 珍念のコメントは『数をいうまい羽織の紐』




政論家

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          夏目漱石や正岡子規と同世代の作家斎藤緑雨(りょくう)は
          毒舌家で知られている。とりわけ、政治には辛口だった








▼<わが国には政論家や政党屋はいても政治家と言える人物はいない。あえて家を付けるなら、時間の経過を待つだけの世渡り上手な経世家と言った方がぴったりだ>。今の言葉に直せば、こんな言い回しをしている

▼警句が発せられてから120年近くたつのに、昔話と笑い飛ばせないのがもどかしい。経世家どころか、政治資金で私腹を肥やすことに夢中の悪徳商人まがいの政治家もいる。緑雨もネタに困らないだろう

▼東京都知事選が始まった。前任者の暴走ぶりをあげつらうのは簡単だが、政論にとどまっていては首都のトップは務まらない。「政治とカネ」の問題にどうけじめをつけていくのか。具体策をもっと聞きたい

▼都はインドネシア一国に匹敵するほどの予算や総生産額を持っている。動き方次第では日本全体を揺るがす。東京さえ良ければといった発想で政策を進めようとするならば、いずれ困るのは都民だろう。食料やエネルギーは誰が支えているのか。候補者は、胸に手を当てて考えてほしい

▼顔ぶれが告示目前までそろわず、政策論争も不十分なままに突入した選挙。自らの知名度や、「身内」固めに頼るのでは有権者からは案外、厳しい審判を受けるかも。緑雨はこうも言う。<拍手喝采は人を愚かにする道である>【卓上四季】

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 斎藤緑雨の言葉は 『的を射る』




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   鳥の血に悲しめど、魚の血に悲しまず。声あるものは 幸いなり。
   馬鹿が馬鹿を馬鹿だと いえば、馬鹿が馬鹿を馬鹿だという。
   馬鹿で持ったる我が世なりけり。



 斯く言う(珍念)のコメントは『支離滅裂』  ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~


「スタートライン」

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             「東北復興プロジェクト」に
             取り組む 大江 文彦さん








  本紙土曜日付で好評のインタビュー企画「スタートライン」は、それぞれの道で“一流”の人物が、若者に向けて、より良い人生を生きるためのヒントを語る。連載は5年を超え、登場した人物も300人に迫る

▼芸能人、学者、スポーツ選手、経営者、社会運動家――活躍する分野は多彩だが、多くの人に共通する言葉がある。それは、“よき人との出会いが人生を変える”ということだ

▼先月18日付に登場した大江文彦さんも、その一人だった。1次(生産)、2次(加工)、3次(販売)産業を一括で扱う「6次産業化」のモデルとして注目される商業施設を営み、東北の震災復興、地方創生の取り組みとして注目される経営者だ

▼父の会社が倒産し、高校も中退した大江さん。たった一人、トラック1台から始めた仕事は、取引先や知り合いなど、多くの人の助けで大きく花開いた。「人との絆が、真の豊かさ、生きる力を生み出していく」との言葉に実感がこもっていた

▼御書に「善知識に値うことが最も難しいことである」(1468ページ、通解)と。よき師、そして、よき友との出会いこそ、かけがえのない人生の宝である。もう一度、“スタートライン”に立つ清新な気持ちで、友情を育み、深める夏としたい【名字の言】

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 ふと脳裏に、恩師の言葉が思い浮かぶ!

 人間、何が幸せか。一日一日、「きょうも、やり切った」「きょうも悔いがない」

きょうも、私は勝った」という行動を重ねることだ。毎日、自分として〝これでよし〟

と言えるよう、精いっぱいの努力で生きる。その積み重ねが、大勝利の人生となる。

平凡なようだけれども、これが人生の「王道」であり、「王者の道」である。

不詳:珍念・・・・深く反省し、恥じています。 (u_u。)

管仲に思いをはせる

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           古代中国の政治家、管仲は斉の桓公に仕えて
           改革を断行し弱体化していた斉を列強の旗頭に
           押し上げた。こんな逸話が残る










▼宿敵の魯を破った桓公は、戦後の会談の場で刃物を突き付けられ、奪った領地を返還するよう迫られた。やむなく承知した桓公だが、「脅迫された約束など無効だ」とほごにしようとした

▼それに待ったを掛けたのが管仲だ。「たとえ脅迫の結果だろうと、一度した約束を破れば諸侯の信頼を失う」と説き、領地を返させた。その結果、桓公は信義に厚いと諸侯は信服し、斉は大きく勢力を伸ばすことになった

▼「2千年余り前から活動してきた歴史がある」として、南シナ海は自分のものだと言い張るお国である。歴史に詳しそうなので、2600年ほど前に活躍した名宰相の故事を知らぬこともなかろう

▼南シナ海を巡る国際仲裁裁判所の判断を、中国は受け入れないどころか、「紙くず」と切り捨てた。いくら自国の言い分が全面的に否定されたとはいえ、その振る舞いは世界をあきれさせた。南シナ海のほぼ全域を囲む線を勝手に引いて「主権と利権」を主張するなど、誰の目にも大国のごり押しとしか映らないのに

▼管仲が著したとされる「管子」に〈倉廩(そうりん)(食物庫)満ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る〉の一文。経済で世界2位の大国と誇るならば、相応の信頼を国際社会から得る礼節や法の順守も知らねばなるまい。 【春秋】


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 国連海洋法条約は「海の憲法」だ。グロティウス以来、積み重ねた知恵の結晶である。仲裁判断を受け入れなければ憲法の価値を損なう。条約を脱退すれば孤立も深まる。つけはブーメランのように返ってきて国民が背負うことになろう。

◆国家を維持するに必要な四つの大綱があり、その一つが絶たれると国は傾き、その二つが絶たれると国が危うくなり、その三つが絶たれると国は転覆し、その四つがたたれると国が滅亡してしまう。国が傾いても立て直すことができるし、国が危うくなっても安定に戻すことができるし、国が転覆しても復元することができる。しかし、ひとたび国が滅亡してしまうと、もはやどうすることもできない。

◆四維とは、
・その一つは礼、つまり人間関係や秩序を維持するため必要な倫理的規範・様式
・二つ目は義、つまり倫理道徳にかなっていること
・三つ目は廉、つまり無私無欲であること
・四つ目は恥を知ることである。

◆国家の指導者は、この四維を踏まえて実行すれば、人造りという教育も根を下ろしたことになるということです。しかもその政治の要諦は「人民の願いを察してかなえることにある」(在順民心)とし、庶民の苦労を除き、生活を豊かにし、安全を図り、繁栄を図ることを提言している。

◆・苦労を除き、生活を豊かにし、安全を図り、繁栄を図ること。
この四つを政治が正しく行えていれば、国民はおのずとその国を愛し、政府を信頼するだろうし、逆であればいかに美辞麗句を重ねようともうまくいかない。まさに、現代にも通じる大事な提言です。

◆このように、一方で法令を重視しながら、一方で精神・道徳も重視しているところが『管子』のバランス感覚の優れたところといえるでしょう。

☆では、日本の指導者で最も優れた人は? それは、「法と秩序」を確立した。
徳川家康だと思います。 法を根本に備えた事。

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    あ・・『空き樽は音が高い』口を閉じます!




みぞの鏡

         


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  みぞの鏡に書かれている「すつうを みぞの のろここ のたなあ くなはで おか のたなあ はしたわ」を逆さから 読むと「私はあなたの顔ではなく、あなたの心の望みを写す」

 映画にもなった小説「ハリー・ポッターと賢者の石」には、時折ハッとさせられる場面がある。望みを逆に読んだ「みぞの鏡」もその一つ。心の奥底にある願いを映し出す

▼主人公の少年は身寄りがなく、家族に囲まれる幸せな姿を鏡に見る。その世界のとりことなるが、魔法学校の校長から注意を受ける。「この鏡は真実を示すものではない」。人間は自分に都合の良い夢を抱きがちだ

▼参院選の結果は鏡にどう映ったのだろう。全議席の3分の2に達した改憲勢力は、「在任中の改憲」を目指す安倍首相にとって、夢をかなえる将棋の手駒に見えても不思議ではない。けれど駒にはいろいろな種類がある

▼出口調査を見ても改憲勢力に投票したものの、実際は憲法ではなく社会保障を重視した人もいた。託された願いは一様ではない。有権者の多くが自分と同じ考えだと思えば間違いを犯す

▼具体的にどこをどう変えるかとなると、改憲派も一枚岩ではない。酒に例えれば、手始めに万人受けする甘口を憲法に盛ろうとするかもしれない。杯を重ねるうちに辛くて重いものに慣れていく。そんな改憲手法もあり得る

<民が自由なのは議員を選ぶまでで、選挙が終わると民は奴隷になる>。哲学者ルソーの言葉である。強烈な皮肉に聞こえるが、国民はそれほどやわではない。真実が映るよう心の鏡を磨いておけば、怪しげなものとの区別が付く。【卓上四季】

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      Futari


      みぞの鏡、心の奥底にある願いを映し出す!
      『言い得て妙』・・・・。

永六輔さんに丸印

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          人間の死は一度だけではないそうだ。むろん最初の死は
          医学的に死亡診断書を書かれたときだが、死者のことを
          覚えている人がいるかぎり記憶として心の中で生き続ける。





 ▼そして、最後の死は死者を覚えている人がいなくなったときだという。その理屈でいけば大衆に愛された芸能人や犯罪史に残る大悪人などは長く人々の心の中で生き続けるから「最後の死」はずっと先、いやひょっとすると永遠に訪れることはないかもしれない。

 ▼「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」など昭和を代表する曲の作詞家で放送作家、タレントでもあった永六輔さんが亡くなった。最初の死、最後の死は「永六輔のお話し供養」(小学館)に紹介されていた永さんの考えだ。

 ▼人の記憶をわがことのように大切にする人だったのだろう。同著にある岸田今日子さんについて書かれた話も面白かった。少女時代の岸田さんは不登校児。嫌々ながら行った夏休み明けの学校に白紙の絵日記を提出したところ意外にも先生は大きな丸印をくれた。

 ▼それを契機に岸田さんは学校に通うようになった。これには後日談があって女優になった岸田さんが再会した先生に「丸印のお陰(かげ)で卒業できたんです」とお礼を言ったところ、実は零点だったことが分かり、ふたりで大笑いしたそうだ。

 ▼永さんの心で岸田さんが生きたように、歌やおしゃべりに励まされた無数の日本人の心で永さんは生き続ける。感動をくれた人生にでっかい丸印の満点を付けて送り出してあげたい。ただし最後の死はずっとずっと先のことになるだろう。【くろしお】

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    このコラム『言い得て妙』・・・





「永六輔のお話し供養」 商品の説明 内容紹介

故人のことをお話すること、それも供養です

 ◆「人は、肉体の死を迎えても、誰かの記憶に残る限り生き続けている」という著者の思いをこめて、親しかった友との、今まで明かさなかったエピソードを語りおろします。登場する故人は、渥美清、淀川長治、坂本九、石井好子、いずみたく、中村八大、岸田今日子、立川談志。

 ◆故人との思い出とたくさんの挿画で、古き良き昭和の面影を偲ぶことができる大人のための絵本です。巻末に、読者がそれぞれ、大切な故人への思いを綴れる「あなたのお話し供養」付き。

 【編集担当からのおすすめ情報】

 ◆毎週ラジオのレギュラー番組にかかさず出演し、今も多くの人を魅了し続ける永氏の語り口調が聞こえてくるような文面です。お寺の住職の息子である永氏の「死」に対する考え方は、私たちの心を温かくするものがあります。親しい人を亡くした方にも是非読んでいただきたい一冊です。文字を大きくし、どなたにも読みやすい、優しい本です。

 

トップカスタマーレビュー

文章も絵もあったかい 投稿者  モモコ 

 ◆「肉体が死を迎えても、誰かの記憶に残る限り、その人生きている」という永さんのお考えにとても共感を覚えます。「亡くなった大切な人を想い、あの人だったらこんな時何をするだろう、なんて言うだろう、そう考えて、その想い(遺志)を繋いでいくことで命も続いている」女性誌のインタビューで永さんがそのようにお話しされていましたがこの本は、そんな永さんの考えでできた本ですね。

 ◆永さんが親しかった人々との思い出が書かれています。渥美清さん、坂本九さん、岸田今日子さんなど、私たちにも馴染みの深い著名人が登場し、笑ったり、うなづいたり、時に涙しながら読み進むことができました。巻末に、自分の大切な人への想いを綴れるページが用意されています。

 ◆亡くなった肉親、知人、友人のお顔を思い出しどんなことを綴ろうかと考えました。そして、「あ、こうやって考えたことが、すなわち供養になったんだ」と気づきました。とてもいい本に巡り合えたと思います。

優しい気持ちにさせてくれる本  投稿者  殿(との) 

 ◆「人の死は一度だけではありません」。著者の永六輔さんは、本書をこういう言葉で書き始めます。そして、次のように続けます。「でも死者を覚えている人がいる限り、その人の心の中で生き続けます…最後の死は、死者を覚えている人が誰もいなくなったとき」なんだと。

 ◆永六輔さんは、交友のあった大切なひとたちの思い出を、本書で優しく暖かい言葉でわたしたちに伝えようとします。永六輔さんが少年の頃から親交のあった渥美清さんも、そんなひとりです。渥美清さんは、永六輔さんの心の中では、ずっと生き続けているのです。永六輔さんは、渥美清さんの姿を見たと言います。永六輔さんが東日本大震災の瓦礫の街を訪ねた歩いたときに、渥美清さんの姿を見かけたような気がしたのだそうです。

 ◆終戦後、焼け野原になった東京で鉄屑を拾っていた少年の永六輔さん。それを買ってくれる元締めをやっていた渥美清さんは、相手が子どもであっても、決して代金をピンハネしなかったといいます。そんな心やさしい渥美清さんだから、大被害を受けた震災の街にふらりと現れたとしてもぜんぜん不思議じゃない。そんな気持ちになります。

 ◆いい話だと思いませんか?情が厚いが照れ屋だと永六輔さんが評する渥美さんは、あの寅さんの姿で、ひっそりと瓦礫の街に佇んでいたのでしょう。その哀しげだけど優しい後ろ姿が目に浮かぶような気がします。薄くて小さな本ですが、折に触れて手にとって読み返したくなる。そんな気持ちにさせてくれる優しい本です。

 ◆字が大きく、厚さも程良いです。私の母は持っていて疲れなくていいと言っていました。シニア世代のかたへは特におすすめの本です。

 これ以上(減らず口を叩く)と、閻魔さまから叱られる! (゚ー゚;

「欲望の対象」と「欲望の原因」 (@_@;)

Pasukaru


  パスカルはフランスの物理学者で、圧力に関する「パスカルの原理」 
  を発見した人物。また死後に遺稿集「パンセ」が出版されるなど哲学者
  としても名をはせた







▼その賢人が面白い考察を披露している。「ウサギ狩りに行く人はウサギが欲しいのではない。試しにウサギ狩りに行く人にウサギを渡してみろ」とそそのかす

▼目当てのものを手にしたのに、相手は恐らく嫌な顔をするだろう。答えは明らか。人は獲物が欲しいのでなく、目的を果たす達成感を求めて野山を駆け回るからだ

▼ところがパスカルが言うには、大抵の人は「欲望の対象」と「欲望の原因」を取り違えている。つまり「愚かなる人間は、自分が追い求めるものの中に、本当に幸福があると思い込んでいる」という

▼確かにわれわれは行動の手段と目的を混同しがちで、つい目先の欲得に惑わされてしまう。哲学者、國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(太田出版)から教わった話だ

▼政治家も例外じゃない。最初は立派な目標を掲げながら、当選を果たした途端に選良ゆえの特権とカネに目がくらみ、不正を働く人が何と多いことか

世のため人のためと言いつつ、金銭欲で政務活動費をごまかした号泣県議、クリーンを標榜(ひょうぼう)し政治資金で私欲を満たした都知事…。参院選の直後にあえて念押しする。ウサギ狩りの手段と目的、取り違えぬように。【越山若水】

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      昨夜、悍ましい夢を見ました。
      それは,チャップリンの映画『独裁者』
      なんと、独裁者は(珍念)だった。
      猜疑心と権力が充満し・・・・・・・






最後に映画のラスト6分のチャーリーの演説を書き起こします。

私は皇帝になりたくない。

◆支配はしたくない。できれば援助したい。ユダヤ人も黒人も白人も、人類は互いに助け合うべきである。他人の幸福を念願として、互いに憎しみあったりしてはならない。世界には全人類を養う富がある。人生は自由で楽しいはずであるのに、貪欲が人類を毒し、憎悪をもたらし、悲劇と流血を招いた。スピードも意思を通じさせず、機械は貧富の差を作り、知識を得て人類は懐疑的になった。

◆思想だけがあって感情が無く、人間性が失われた。知識より思いやりが必要である。思いやりが無いと暴力だけが残る。航空機とラジオは我々を接近させ、人類の良心に呼びかけて世界を一つにする力がある。私の声は全世界に伝わり、失意の人々にも届いている。
これらの人々は罪無くして苦しんでいる。

◆人々よ、失望してはならない。貪欲はやがて姿を消し恐怖もやがて消え去り、独裁者は死に絶える。大衆は再び権力を取り戻し、自由は決して失われぬ。兵士諸君、犠牲になるな。独裁者の奴隷になるな。彼らは諸君を欺き、犠牲を強いて、家畜のように追い回している。彼らは人間ではない。心も頭も機械に等しい。諸君は機械ではない。

◆人間だ。心に愛を抱いている。愛を知らぬ者だけが憎しみ合うのだ。独裁を排し、自由のために戦え。“神の王国は人間の中にある”すべての人間の中に。諸君の中に。諸君は幸福を生み出す力を持っている。人生は美しく自由でありすばらしいものだ。諸君の力を民主主義のために集結しよう。よき世界のために戦おう。

◆若者に希望を与え、老人に保障を与えよう。独裁者も同じ約束をした。だが彼らは約束を守らない。彼らの野心を満たし、大衆を奴隷にした。戦おう、約束を果たすために。世界に自由をもたらし、国境を取り除き、貪欲と憎悪を追放しよう。

◆良識のために戦おう。文化の進歩が全人類を幸福に導くように。兵士諸君、民主主義のために団結しよう。ハンナ、聞こえるかい。元気をお出し。ご覧、暗い雲が消え去った。太陽が輝いている。明るい光がさし始めた。新しい世界が開けてきた。人類は貪欲と憎悪と暴力を克服したのだ。

◆人間の魂は翼を与えられていた。やっと飛び始めた。虹の中に飛び始めた。希望に輝く未来に向かって。輝かしい未来が、君にも私にもやってくる。我々すべてに。ハンナ、元気をお出し。

これ以上は『蛇足』 モジモジ(。_。*)))

いい政治

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                 田中角栄ブームだという。
                 書店には多くの関連本や
                 語録集などが並んでいる










▼44年前、54歳の若さで首相に就任。たたき上げの経歴から「今太閤」とはやし立てられたが、その金権ぶりが暴かれて2年余りで退陣。その後、ロッキード事件で逮捕されたものの、大派閥を率いて「闇将軍」と呼ばれ君臨した

▼毀誉褒貶(きよほうへん)はともかく、元首相ものが受けているのは格差が拡大して、世の中を閉塞(へいそく)感が覆っていることと無縁ではあるまい。この難局を打ち破っていくには「角さん流」の突破力ある政治が渇望されているのだろう

▼きのうの参院選で121人が当選した。それぞれの抱負はひとまず置いて、元首相の言葉を贈りたい。<政治家が自分の選挙区民と会うことは、民主主義なんだ。国民の声を聞き、政治に取り入れるんだ>(三笠書房「田中角栄 魂の言葉88」)

▼国会議員の仕事は、国民の思いを国政に反映させることだ。選挙は有権者の生の声をすくい上げる場である。それを大事にしてこそ、国民の意思に沿った政治ができる。物言いはシンプルだが、中身は深い

▼元首相はこうも語った。<いい政治というのは国民生活の片隅にあるものだ。目立たず、つつましく国民の後ろに控えている>。数の力を誇示した足跡からは意外だが、謙虚さは見習いたい。選挙結果によって改憲でも何でもできると考えるのは、謙虚な姿勢と到底言えない。【卓上四季】

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  このコラム 『頂門の一針』 痺れる!


「田中角栄 魂の言葉88」 商品の説明 内容紹介

◆「おれだって平穏無事がいい。しかし、避けられない運命ならば決して逃げ出さない――」
  「コンピューター付きブルドーザー」と呼ばれた男、田中角栄いまから60年ほど前、政界に一人の天才が現れた。ずば抜けた頭脳と、類い稀なる実行力で頭角を現し「コンピューター付きブルドーザー」との異名をとったその人物こそが、若き日の田中角栄である。作家の松本清張をして「政界にこんな天才が現れるのは、50年に一度、あるかなしだろう」と言わしめた角栄。

 それほどまでに、突出した人物だったのである。人懐っこく、面倒見のいい性格から、官僚はもとより役人からも慕われる存在となった角栄は、瞬く間に中央政界の階段を登り詰め、ついには首相の座を射止めることになる。

◆ 希代の名宰相、田中角栄から、理想的なリーダー像を考える
 角栄の魅力は、「日中国交正常化」に代表されるような「政治手腕」と、敵対勢力の人間までをも虜にしてしまうような、圧倒的な「人間力」の2つに大別できる。本書では、角栄の魅力に迫り、その功績を再評価するため、彼が遺した数々の名言や語録に着目。

 それら“魂の言葉"とも言うべき名言から88をセレクトし、当時を物語る貴重な写真とともに、解説を加えた。そこから浮かび上がってきたのは、どんな時代にあっても変わらぬ「人間の真実」と「珠玉の知恵」の数々である。そしてこれは、とりもなおさず、現代の日本人がリーダーに求める

 「決断力」「実行力」「人心掌握」「リーダーシップ」等のあり方とも重なり合う。角栄の生きざまを通じ、理想的なリーダーのあるべき姿とは何か、改めて考えたい。

これ以上は『蛇足』・・・ ( ^ω^)おっおっおっ

透明人間

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    その日暮らしの生活を送る男は、透明人間になりたいと願う。
無銭飲食も盗みもでき、罪に問われる恐れもないからだ。すし店で知り合った男に戸籍と住民票を売り、当座のカネをつくる。透明にはならなかったものの、書類上はこの世に存在しないことになる

▼島田雅彦さんの小説「透明人間の夢」である。寓話(ぐうわ)めいているが、透明人間に憧れる人も多いのではないか。人の目を気にせず、好きなことができる

▼おじさんでも気後れせずに腹いっぱいケーキを食べたり、若者向けのライブでステージに上がって絶叫したり。心のブレーキが緩むはずだ。そう思うのも、他人の目がストレスになっているからか

▼もちろん悪用も可能である。クラーク高校の不正問題では、生徒の代わりにサポート校の講師が試験問題を解いていたとか。姿が見えないならカンニングだって自在だろう

▼最近、理化学研究所などがマウスの脳を透明化する技術を開発したと聞く。細かい神経細胞の構造も見ることができるそうだが、今のところ人間まで透き通ってしまうとは考えにくい。透明人間願望が妄想にすぎないと言われれば、それまでだ

▼とはいえ、他人から「透明人間」と呼ばれると不愉快になる。影が薄い証拠になるからだ。存在を印象づける方法はいろいろある。直近では参院選の1票もその一つ。その人なりの意思を社会に届けるメッセージにもなる。【卓上四季】

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「透明人間の夢」  島田 雅彦:著  <あらすじ・NHK・ラジオ文芸館より引用>

 若い男女が浮草のように都心を彷徨っている。職を失い、新たな職を探す気もない、その日暮らしの男。そんなダメ男に愛想をつかしながらも、離れられない女。二人は新宿歌舞伎町のホテルや千葉にある女の実家、中野の知人の家などを転々とし、ただあてもなく時間を潰す。そんな中、男がふと、「透明人間になりたい」と呟く。

 所持金1300円の二人が無銭飲食を企てた寿司屋で物語は急展開。男は意外なやり方で夢を叶えるのだが・・・。その方法とは?  これ以上〝ネタ〟を、ばらすと作者から叱られる。 ご法度なのだ!

どうやって生きるかなんてことは、誰も他人に教えられないよ。それは、自分自身で見つけるものだ。(byボブ・マーリー)

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      H・G・ウェルズ(橋本槇矩訳)『透明人間』
      (岩波文庫)が脳裏に思い浮かぶ!





 ◆自らが開発した薬品によって透明人間に変身した科学者が、ロンドン郊外の村で巻き起こす数々の事件を描いた作品で、SF小説の古典として有名である。薬品によって人間が変身するというアイディアは、スティーヴンソンの『ジキル博士とハイド氏』から得たもので、いずれの作品も人間の心にひそむ暗黒面を外見の変化というモチーフを用いて表している点で共通している。

 ◆「透明人間になりたい!」と思う人は、現代ではあまりいないのではないでしょうか。いや、勿論いてもいいんですけど、透明人間になるってことは、考えれば考えるほど、結構リスキーでしょう。大体、「透明人間になりたい!」という欲望が何故生じるかと言うと、透明になること自体に価値があるというよりは、他人に気づかれずに、色んなことがこっそり出来るのです

 ◆透明人間になったらやってみたい秘密の行動としては、おそらく2つ考えられて、結局どちらも犯罪なんですけれど、1つ目はお金を奪うこと、2つ目はエロ目的でどこかに侵入して、たとえば(スケベーの筆者も)女性の裸など、ムフフなものを覗くことでしょう。

 ◆「禁じられているものをこっそり覗く」ことへの欲望は、今なお強い力で人間の心を惹きつけるものがあると思いますが、これは別に現代では透明人間である必要はないんです。カメラで盗撮することによって、そうした欲望はある程度満たすことが出来ますよね。もちろんこれも犯罪なので、よい子は真似しないでね。

 ◆透明でいるために裸で突っ立って息を殺しているよりは、現場にいるという臨場感には欠けるかも知れませんが、盗撮の方が明らかにリスクは少ないです。お金を奪う場合もまた、運んでいるお金は透明にはなりませんから、小銭をちょろまかすには便利かも知れませんが、大金を稼ぐためには、透明であることはかえってハードルになってしまう・・・

 今日も、宇宙人の(珍念)のコメントは『支離滅裂』 ゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

「前車の覆るは後車の戒め」

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                 チャーチル元首相


  チャーチル英元首相は、1930年代の英国のナチス・ドイツに対する宥和(ゆうわ)政策を痛烈に皮肉っている。「何も決定しないことを決定し、優柔不断であることを決意し、成り行き任せにするということでは断固としており…」。この宥和政策がむしろヒトラーを慢心させて第二次世界大戦につながったというのが歴史の教訓である。

 ▼「(米国が)たとえ10の空母戦闘群すべてを南シナ海に派遣しても、中国人を脅かすことはできない」。中国の戴秉国(たいへいこく)元国務委員は5日、米国での講演でこう強気に出た。オランダ・ハーグの仲裁裁判所が12日に示す南シナ海の領有権問題をめぐる裁定についても、「紙くずだ」と言い放った。

 ▼中国は東シナ海でも、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の海空域に軍艦や戦闘機を侵入させるなど、危険な挑発行為を続けている。膨張志向で法の支配を軽視する中国は厄介な存在だが、その中国が強い関心を見せているのが日本の参院選の行方だという。

 ▼改憲勢力が憲法改正の国会発議に必要な3分の2議席に達するのかどうか-。中国にしてみれば、日本がこれまで通り御しやすい国にとどまるのかそうではないのか、国民の意思表示が気になるのだろう。

 ▼中国だけではない。つい最近、日本全域に届く中距離弾道ミサイル発射に成功した北朝鮮も、参院選の結果を注視しているはずである。日本をめぐる国際環境は、厳しさと緊張の度合いをいや増している。

 ▼ところが参院選での民進党や共産党の主張はというと、やれ3分の2をとらせないだの安全保障関連法廃止だのと、新たな世界情勢は眼中になさそうだ。民進党の枝野幸男幹事長は3日のフジテレビ番組で現状維持を訴えた。「当分は現行の憲法で良い」。

 ▼チャーチル英元首相は、1930年代の英国のナチス・ドイツに対する宥和(ゆうわ)政策を痛烈に皮肉っている。「何も決定しないことを決定し、優柔不断であることを決意し、成り行き任せにするということでは断固としており…」。この宥和政策がむしろ、ヒトラーを慢心させて第二次世界大戦につながったというのが歴史の教訓である。【産経抄】

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『チャーチルの名言』 

◆成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。肝心なのは、続ける勇気である。

◆危険が迫った時、背中を向けて逃げ出すようではだめだ。かえって危険が2倍になる。しかし、決然として立ち向かえば、危険は半分に減る。何事に出会っても決して逃げ出すな。決して!

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      このコラム『頂門の一針』痺れる!
      これ以上は〝公職選挙法〟に触れる
      ので、口を閉じます。




「映画『うつくしいひと』」

          Hito_2



                                        
                         

   「よしもと南の島パニパニシネマ」で行定勲監督作品  『うつくしいひと』が上映された。この作品は、「熊本に 生きる人々の日常をささやかなラブストーリーに仕上げることで、ロケーションの素晴らしさを際立たせ、 熊本を日本だけでなく世界にアピールしたい」ということで企画・製作されたものである

▼熊本の城下町、繁華街の片隅にある小さな本屋で大学生の透子(橋本愛)はアルバイトをしている。そこに独特の雰囲気を持った中年の謎の紳士(姜尚中)が来て、いろいろと話しかけ、最後に「若い人は美しい、でも、年を重ねた人はもっと美しい」とホイットマンの詩句を残していく

▼謎の紳士はまた「ひとときのことが永遠に心に残ることもある」とも話す。実は、謎の紳士と今は亡き透子の父、二人にとって、高校時代、現在の透子の母は大好きな「美しい人」だったのである

▼-父が作った未完の8㍉映画が流れている-。そのフィルムの中には高校時代の透子の父と母、そしてもう一人の少年がいて、美しく、「青春」している。ノスタルジックである

▼透子は謎の紳士と熊本の美しいところを見て回ることになる。阿蘇山麓の草千里や菊池渓谷、熊本城などである

▼この映画は、震災前の昨年秋につくられたものである。この映画を見て、熊本の人々は、もう一度、美しい熊本を取り戻したいと、決意を新たにしているという。行定監督は、被災地の惨状を見て、この映画を有料配信し、売り上げは被災地に寄付することにした。被災地のはやい復興を祈りたい。【行雲流水】


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SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2016」のクロージングセレモニーで鑑賞。

◆「うつくしいひと」は行定勲監督が昨年、震災前に熊本県と観光PR用に撮ったショートムービーですが、震災後、熊本のためのチャリティー上映をして話題になっている作品。

◆震災前の美しい熊本を舞台に、美しい橋本愛を堪能できる作品です。(個人的には久々に本当にキレイな橋本愛を見たと思う。笑顔が素直で伸び伸びとしていて、かわいかったです)

◆上映後の舞台挨拶で行定勲監督が「映画というのは、映像を残すということ、そして人々の心に映像を呼び起こすものだということに、改めて気づかされました。」「最初は、今の熊本の人たちにこの映像を見せていいのか悩みましたが、熊本の人たちはこの映像を見て『元の熊本に戻すだけじゃなく、もっといい熊本にしよう』と思ってくれるんですね。映画の持つ力というものを改めて感じさせてもらいました。」と語っていた。また高良健吾さんが「この作品が『震災前』で、『震災後』(の作品)を撮るのなら、またこのチームでやりたいですね。」と語っていたのだが、行定勲の撮る「震災後」の熊本も、ぜひ見てみたいものです。

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      これ以上は『数をいうまい羽織の紐』








「熊の親切」 (#^.^#)

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          余計なお世話やありがた迷惑のことを、ロシアでは「熊の親切」
          と言うらしい。ロシア語通訳者の故・米原万里さんがエッセー集
          「他諺(たげん)の空似(そらに)」(光文社)に書いている








▼ウサギの頬に止まった蚊を熊が親切にもたたき落としたら、ウサギが昇天したとの寓話(ぐうわ)が基になっている。メルヘンの世界では人懐っこい熊も、その腕力をもってすれば、人さえも軽く吹き飛ばす

▼各地で熊の出没が相次いでいる。秋田県で4人が襲われて命を落としたほか、鳥取、島根県ではけが人が出た。岡山県内でもツキノワグマの活動が例年にも増して活発なようで、通学路でも目撃されたという

▼秋田のケースでは射殺した熊の体内から人体の一部が見つかった。遺体を食べていたとみられる。本来はおとなしい性格で人間を怖がるとされていただけに人間を餌と認識し、凶暴化しているのならショックは大きい

▼なぜ、こうも人里に下りてくるのか。温暖化による森林の生態系の変化や山村の過疎化、人と獣との緩衝地帯だった里山や田畑の荒廃…。関係者は諸説唱えているが、いずれも人間がまいた種であることには違いない

人間の隣にぬっと現れ、のそりと消える熊たちは、自然界の異変を知らせてくれているのかもしれない。そのサインにどう応えていくか。共生の道を探る上での「人の親切」が試される 【滴一滴】

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「他諺の空似」 トップカスタマーレビュー

小噺が強烈    投稿者  ショーシャ 

◆マリーこと米原万里さんの遺稿。世界のことわざに類似のものがあり、ことわざで世界がつながっていることがわかる。その引用されたことわざの多彩さに、マリーの博学さに驚く。それ以上に驚くのは、各章のイントロに紹介された、たぶん、マリーの創作とおもわれる小噺。これが、すごいエッチ。

◆いやあ、女性作家とはおもえないあけすけで豪放な、スケベ噺。やはりロシア専門家ゆえか。著書に「ガセネッタ&シモネッタ」という快著があるだけある。この小噺だけ読んでいても、おもわず笑えて、ストレス解消になる。あと、時の権力者、小泉さんやブッシュさんへの批判も辛らつ。米原さんの人柄がしのばれる一冊です。

米原さんが伝えたかった事  投稿者  Tochitli 

◆米原さんが亡くなってから、すごい勢いで未出版の作品が出版される。おそらく存命中以上の作品が死後出版されるのではないか、という勢いである。それ程愛された作家であった。米原さんを敬愛する者としては非常に嬉しい、と同時にこれを読んだら最後になってしまうのではないかという不安から、読むのを躊躇(読んでしまうのがもったいない)する事も多い。

◆この本もそういう理由から読んでいなかったが、新しい著作が出版されたので読む事にした。諺はジョークとともに米原さんの言語のプロ、としてのライフワークだった。その諺を用いながら、現代社会を鋭く批判し、アメリカ、小泉そして戦後の教育「勝てば官軍」を非難している。書評で米原さんのそういう姿勢「ブッシュ、小泉批判」を批判していたが、米原さんはそれを言わずにはいられなかったのであろう。

◆米原さんがこの文章を書いていた時はご自分の病状をご存知だった。その中で読者に伝えたい事、それをまさに「命をかけて」書いていたと思うと心が痛む。世界、歴史を色々な観点、ソースから見ていきたい。そう思う。それにしても米原さんがもういないのは悲しい。


Kuma
         珍念の脳裏に、「絵本・金太郎」が思い浮かぶ

         熊と金太郎の友情に、心が和みました。
         でも、各地では熊に襲われて命をおとす被害が!
         なぜ、こうも人里に下りてくるのか。温暖化による
         森林の生態系の変化や山村の過疎化、人と獣と
         の緩衝地帯だった里山や田畑の荒廃…。
         関係者は諸説唱えているが、いずれも人間が
         まいた種であることには違いない


このあとどうしちゃおう

       
Conoato


        亡くなったおじいちゃんの部屋で、男の子がノートを見つける。
       天国でどう過ごしたいかが書いてある。絵本「このあとどうしち
       ゃおう」は、春に出版されて3日で、異例の10万部に達した









▲著者ヨシタケシンスケさんが描く死後の世界は楽しそうで笑える。思い出話を面白がってくれる神様がいる。あちこちに布団と温泉があって空も飛べる…。ノートを読むうちに孫は考え始める。おじいちゃんは、何でこんなノートを書いたのかなと

▲いくつになっても、死ぬのは怖いのかもしれない。しかも最近は老後が長い。「90歳になって老後が心配とかわけのわかんないこと言っている」と冗談めかして話した大臣もいるが、「長寿は幸せ」と思えない人はじわじわと増えている気がする

▲今回の参院選は18歳からの投票が認められ、今までになく若い世代に目が向いている。ただ世代を超えて「ゆりかごから墓場まで」を見通せてこそ、安心は生まれる。老後の不安に応える論戦を忘れてもらっては困る

▲絵本の男の子は思い付く。「いきているあいだはどうしちゃおう」ノートもあればいいなと。そんな自由な発想があれば、みんなが笑って過ごせる明日が描けるだろうか。【天風禄】

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「このあとどうしちゃおう」 商品の説明 内容紹介

★発想えほん第3弾!ヨシタケシンスケが「死」をテーマに挑む。おじいちゃんは、しぬのがこわかったのかな?たのしみだったのかな?しんだおじいちゃんのノートをひらいてみると・・・。しんだらどうなる?どうしたい?しんだあとのこと、生きてる間に考えてみよう。

トップカスタマーレビュー

大人にも、子どもにも。 投稿者  spica** 

◆つねづね人間には物語が必要だ、と思っている。たとえば何か辛い出来事があった時に、人を恨んだり、なんで自分だけこんなひどい目に…などど考えるのではなく、いままでいかに自分が幸せに暮らしてきたかに気付かせてくれるいい経験だった、という風にプラスに考えていくことは、人生を豊かにしてくれる。このように、人間には、自分の人生を受け取り方によって幸せにも、不幸にもし得るちからがある。自分の人生をいい物語に書き換えていくことができる人は、きっと行く先々でいろんな困難を乗り越えていけるだろう。

◆ヨシタケシンスケ先生の今回のこの絵本は、まさにそれをうまく表現してくれていて、読んですぐにこれは傑作だ!と確信した。このおじいちゃんもまさに、死という悲しくて怖い(と思われている)出来事を、自分の中で出来るだけいい方に想像して、痛みを軽減しようとしている。そしてそれを読んだぼくが、おじいちゃんほんとうは怖かったのかも…という想像を経て、最終的には生きている間にやりたいことがいっぱいあることに気づかされる、というくだりもとても良い。

◆そう、死んでからではやっぱり、遅いのだ。ただなんとなく生きているより、やりたいことリストを作り、それを一つ一つ実現させていくことができるなら、その人の人生は充実したものになるだろう。たとえ道半ばで倒れたとしても、努力したい...…と、ちょっと考え過ぎてしまった感もありますが、そんなに深く考えなくても十分楽しめる、面白い本なんですよね。

 やりたいことがいっぱいの子どもにも、死というものを考え始めた大人にも、ぜひ読んで欲しい一冊です

みんな未経験の話です 投稿者  Ksaka 

◆ ヨシタケシンスケさんの絵本は奥様がお気に入りで、このシリーズと○○がありますシリーズは全部持っています。いままでは大人が理解している(はずな)ことがかかれてましたが、これはテーマが死。もちろん私にとっても未来の話。主人公(こども)のおじいちゃんまねする過程で、まずは死ぬまでのやりたいことを考えていることを、自分の子供たちにも感じてくれればうれしいなと思いました。

◆正直、それを子供にどう教えるかも考えさせられ悩んでしまったのですが、別紙の「でも子供ってこうだよねって」いうので焦らなくていいよと言われているようで安心させてくれますので、大人は別紙も読むことをお勧めします。

あたたかい本   投稿者  Amazon カスタマー

◆このあとどうしちゃおう…どうしようではなく、どうしちゃおう。このタイトルに納得です。
死は生きていくうえで逃れられないもの。暗いテーマですが、しかし前向きに楽しもうという姿勢が感じ取れました。優しく可愛らしい絵と言葉に笑いながらも順を追って死ぬとはどういうことか、いつか死ぬなら死ぬまえにやりたいことはなにか…と、どんどん頭に浮かんでくる。

◆子供だから、わからなくていいのではなく、子供だからこそ、素直な気持ちで死に対して感じる機会を与えてくれる、そんな本だと思います。難しいテーマだからこそ、絵本をよむことで考えるきっかけを作れるといいですね。実際、私のおじいちゃんが今年亡くなり娘(6歳)にとって初めての葬儀を経験し、考えることがたくさんありました。そんな折、この絵本に出会い、救われた気がしました。

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        珍念のコメントは『蛇足』

『青年』



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                 ゲーテの言葉


                今日始めなかつたことが

                明日終わることはない。





7月は「青年の月」。男子部は11日、女子部は19日に結成記念日を迎える。両部とも結成65周年の佳節で、青年たちは意気軒高だ


▼若いというだけで、いかに恵まれていることか。こんなエピソードがある。70歳の文豪が青年に言った。「君は若い、若いということは幸せなことだ」。青年が“全てに例外はあり自分は例外です”と答えると、文豪は厳しい表情を浮かべた

▼「そんないいかたを、私はだれからも聴きたくない。とくに若いひとからは絶対に」「そんないいかたは、欲ばりと無気力とを同時にしめしている。人生をみじめにし、行動する気力を弱めるものだ」。文豪とは、かのゲーテであった(ビーダーマン編、菊池栄一訳『ゲーテ対話録Ⅱ』白水社)

▼人間の可能性は無限のはずだが、「自分には力がない」と決めつけると、本当に力が出せなくなってしまう。自分で自分の可能性を閉ざしてしまう愚かさを、ゲーテは戒めたのではないか。そして、ゲーテ自身が詩人、作家、自然科学者、政治家など多分野で活躍し、人間の無限の可能性を示した「行動の人」だった

▼一人の人間の可能性と尊貴さを極限まで説いたのが法華経である。この希望の哲学に生きる私たちが、自身の姿でそれを証明し、社会に広げていこう。【名字の言】

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珍念の脳裏に恩師の言葉が思い浮かぶ!

 ◆宰相の権力も、大富豪の巨万の富も、青春の光の前には色あせる。その人生最大の富を青年はもっている。どう使うか、どう何十倍、何百倍の価値を生ぜしめるか、決めるのは自分自身である。

 ◆私は〝生涯青春〟という言葉が好きである。また、つねづね〝生涯青春であれ〟と、自分自身にも、多くの友人にも語ってきた。いわゆる若さとは、決して年齢によって決まるものではないと思うし、その人のもつ目標に向かって、たくましく生きぬく情熱の炎によって決定されていくと確信している。『(主婦と生活)昭和60年・1月号 池田大作』

 ◆劇作家としても知られるゲーテは、ある時、劇の出演者にこう呼びかけた。

「どんな小さな役だって重要なんだよ」「厳密な意味でのわき役なんて物はない。どんな訳も、ある一個の全体にとって、なくてはならない部分だ」(ビーダーマン編、菊池栄一訳『ゲーテ対話録Ⅱ』白水社

 

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     天然呆けの珍念・・・毎日、楽しく過ごしています。
     ともあれ、〝生涯青春〟を肝に銘じ100歳目指し
     (ぴんぴん・ころり)で、幕を閉じたい!

EUさんとお別れすることにしました…

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EUさんとお別れすることにしました。だって、ああしろ、こうしろ、それは駄目だって、うるさいからうんざりしましたの




▼何より東の方の遠い親戚。EUさんとの約束で出入り自由にしたら、どんどんおいでになるの。お金はかかるは、お仕事は取られるは。もう、我慢の限界ですの

▼世界の皆さんにもご迷惑掛けましたけど、正式な離婚届は、しばらく出しませんわ。私の方にもいろいろ心の準備がありますから。実は、勢いで「離脱」って申しましたけれど、かなり後悔してますの。一人でやっていけるかどうか心配で

▼家の中でも、若い人たちは抗議デモをし、スコットランドの方々は私から独立するって息巻いてますの。怖いわ。そうそう、離婚を熱心に勧めて国民をあおっていた元ロンドン市長さん。首相になって私を支えてくれると思っていたのに、党首選に出ないんですって。あきれてしまいますわ

▼ところで、EUさん。離婚してもいいお友だちでいましょうね。関税をかけるとか、域内でお仕事が自由にできなくするとかおっしゃらないで。EU市場の恩恵は今まで通りに、移民はご遠慮します。わが家は欧州きっての名門なんだから、特別扱いでいいでしょ

▼「マイ・フェア・レディ」っていう映画が昔あったけど、それをもじって、私のことを「アンフェアレディ」なんて呼ぶ人がいますのよ。不公平とかずるいって意味でしょ。ひどいわ。【春秋】

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このコラム『君子二言無し』・・・それにしても、(コラミスト)の筆致は冴えている。

喜劇王チャーリー・チャップリンが存命なら、この出来事を題材にきっと、面白い映画を作ったのに残念です
今日も、珍念 二十日鼠のように(うろちょろ)しています (#^.^#)

東芝の祖

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     福岡の久留米で「弓曳(ゆみひ)き童子(どうじ)」を見た驚きは忘れ難い。
     江戸の世から伝わるぜんまい仕掛けの人形。巧みに矢を弓につがえ
     離れた的に当てる。この地に生まれた田中久重、人呼んで「からくり
     儀右衛門」が手掛けたもの







◆人を喜ばせ、暮らしを豊かに。その一心で幕末維新の激動期、数々の画期的な発明を形にした。空気圧も生かした高性能の消火ポンプ、自動的に油が回る「無尽灯」。昼夜なく没頭し、決して投げ出さなかったらしい

◆77歳にして東京で構えた工場が没後に芝浦製作所、さらに東芝となる。後輩の技術者たちも「暮らしの友」を世に出す役目をしっかり継いだのだろう。120年余り前に開発した国産初の電気扇風機もその一つだ

◆以来、歴史を刻んできた白物家電から東芝が撤退し、中国メーカーに事業を売り渡した。業界の逆風に不祥事が重なったとはいえ、ものづくり日本の根っこが失われたようで少し寂しい

今後の「的」は主に企業になるという。情熱と探究心、そして庶民の目を忘れなかった東芝の祖はどう見るだろう。「志があり、忍耐があり、勇気があり、失敗があり、その後に成就がある」。遺訓に学びたいのは社員だけではない。【天風禄】



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このコラム「言い得て妙

珍念の脳裏に、ふと、「創価大学 建学の精神」が思い浮かぶ!

☆ 「人間教育の最高学府たれ」
☆「新しき大文化建設の揺籃(ようらん)たれ」
☆「人類の平和を守るフォートレス(要塞)たれ

 創立者は開学の日に、英知を磨くは何のため 君よ それを忘るるな 労苦と使命の中にのみ 人生の価値(たから)は生まれる。との指針を学生に贈りました。世界の平和、民衆の幸福という使命を忘れることなく、真摯に学問に取り組む労苦のなかから、創造的人間が生まれる―それが創価大学です。

 世界54カ国・地域、182大学(2016年6月現在)のネットワークを持ち、留学者数の平均値が全国平均約2%に対して、本学10%以上と極めて高いのも特長の一つ。受け入れる外国人留学生も多国籍で、キャンパス内での日常的な国際交流が盛んです。

 学部の授業を英語で学ぶプログラムや留学プログラムは、大手企業に内定した学生の多くが受講。外国語の授業全般を担当するワールド・ランゲージ・センターでは、語学に関する自学自習施設および課外プログラムを用意しています。

 地球市民の育成を目指した学部横断型のプログラム、グローバル・シティズンシップ・プログラム(GCP)は、将来は国際社会などを舞台に活躍したいという “強い意志” を持つ学生が対象。海外研修は返還不要の奨学金が給付され全員が参加出来るそうです。

 珍念のコメントは、今日も 『支離滅裂』お笑い下され~い!ι(´Д`υ)アセアセ

【西尾幹二が読む】『「民意」の嘘 日本人は真実を知らされているか』

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        恐ろしいのは必要な事実伝えないメディアの「不作為」だ
        櫻井よしこ&花田紀凱著『「民意」の嘘 日本人は真実
        を知らされているか』


 






 ▼日本のメディアは恐ろしい。安保法制が審議されていたころ、テレビのコメンテーターは朝から晩まで何を喋りまくっていたか。集団的自衛権を批判するのは勿論(もちろん)いい。しかし中国が軍事的威嚇をしているという前提を決して言わない。日本政府が戦争の準備をしているとばかり言う。

 ▼千年一日のごとく同じ調子だから愚民は騙(だま)される。日本人の愚劣さそのものだが、これは恐ろしい。愚劣さは商売になるからである。本書の『「民意」の嘘』の「民意」とはこのことだろう。櫻井よしこ、花田紀凱のご両名が阿比留瑠比、百地章、佐藤正久、永栄潔の諸氏を相手に交互に、2人ないし3人で交わした白熱の討議を1本に纏(まと)めたのが本書である。

 ▼ペルシャ湾で日本の油を運ぶタンカーが武装勢力に襲われたとき、合計3名の米海軍の若者が命を落とし、タンカーの乗組員は無事だった。「同じ活動の仲間を助けるのは当たり前」と米側は言う。インド洋で日本が米軍艦に給油していたことが知られていたからである。しかし小沢民主党が給油は憲法違反だといってこれを止めた。現場の空気はがらっと変わった。「武士道ではない、臆病者だ」と英紙に書かれた。だが特派員を送っているはずの日本の新聞はいっさい報じない。嘘の「民意」に合わせるためである。

 ▼東シナ海で中国が一方的にガス田を開発し、東シナ海全体を奪おうと着々と歩を進めているのに、産経以外はほとんど報じない。中国に不利なことは書かない、と規制がかかっているかのごとき東京新聞の例もある。朝日、毎日、東京、地方紙(共同通信)のみを見る一般読者もいるわけで、事実を知らないで生活していると本書の中の1人が嘆いていた。

 ▼新聞とテレビの恐ろしさは嘘を伝えることにあるのではなく、必要な事実を伝えないことにある。わざとか、見えない司令に動かされてかは分からない。許せないのは、単に事実を伝える勢力を彼らは右翼呼ばわりし、自分の不作為の犯行を公共の名でごまかし正当化することである。(櫻井よしこ、花田紀凱著/産経新聞出版)

 ▼東シナ海で中国が一方的にガス田を開発し、東シナ海全体を奪おうと着々と歩を進めているのに、産経以外はほとんど報じない。中国に不利なことは書かない、と規制がかかっているかのごとき東京新聞の例もある。朝日、毎日、東京、地方紙(共同通信)のみを見る一般読者もいるわけで、事実を知らないで生活していると本書の中の1人が嘆いていた。

 ▼新聞とテレビの恐ろしさは嘘を伝えることにあるのではなく、必要な事実を伝えないことにある。わざとか、見えない司令に動かされてかは分からない。許せないのは、単に事実を伝える勢力を彼らは右翼呼ばわりし、自分の不作為の犯行を公共の名でごまかし正当化することである。 (櫻井よしこ、花田紀凱著/産経新聞出版)

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      このコラム『快刀乱麻を断つ』

     
 珍念のコメントは『鱓の歯軋り』

 

『魂の退社』

       

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          アフロでおなじみの・・・

       元朝日新聞編集委員:初の書き下し!
       「50歳、夫なし、子なし、そして無職・・・・
       しかし、私は今、希望いっぱいである」




 ▼彼女は22歳で朝日新聞に入社。社会部記者や論説委員、編集委員を務めた。京都支局や大阪社会部で僕がデスクをしていた時の部下でもある。当時、一緒に取り組んだ連載の一つは『死に方が知りたくて』(パルコ出版)という本にもなった。

 ▼彼女が注目されたのは、福島の原発事故をきっかけに究極の節電生活に取り組んでから。冷蔵庫も炊飯器もなくし、部屋の明かりもほとんど使わない生活から見えてきた世相を大型コラムに発表。「報道ステーション」などテレビへの出演も相次ぎ、異常な人気を集めた。

 ▼ところが、新聞記者28年、人気絶頂の時に朝日新聞社を退職。望んで「夫なし、子なし、無職」の生活を選んだ。けれども「私はいま、希望でいっぱいである」と書く。どうしてか。

 ▼その理由を明かしたのがこの本である。キーワードが二つある。「幸せとはその辺に転がっている。なのに、みんなそれに気づいていない。見ようともしない」「仕事とは何か。突き詰めて言えば他人を喜ばせたり、助けたりすること。人のために何かをすること」である。

 ▼出世や欲望に振り回されるのは小さなこと。それより銭湯で見知らぬおばあさんと言葉を交わす、あるいは無料の原稿を書いて人を励ます。そんな今の暮らしがいとおしいという気持ちがよく分かる。 【水鉄砲】 

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    このコラム 『頂門の一針』 素晴らしい!











稲垣えみ子さんの『魂の退社』商品の説明 内容紹介

 ◆「まっとうに会社で働く人が日本を支えている。それは本当にそうだと思う。
しかし、会社で働いていない人だって日本を支えている。自営業の人たち、フリーランスで働く人たちは言うまでもない。さらに、お金を稼いでいない人たち、たとえば専業主婦、仕事をやめた高齢者、何かの事情で働けない人、子どもだって、みんな日本を支えているんじゃないだろうか?

 ◆食事をつくる、掃除をする、孫と遊ぶ、何かを買う、近所の人にあいさつをする、だれかと友達になる、だれかに笑顔を見せる――世の中とは要するに「支え合い」である。必ずしもお金が仲介しなくたって、支え合うことさえできればそこそこに生きていくことができるはずだ。

 ◆しかし会社で働いていると、そんなことは忘れてしまう。毎月給料が振り込まれることに慣れてしまうと、知らず知らずのうちに、まずお金を稼がなければ何も始められないかのように思い込み始める。そして、高給をもらっている人間がエラいかのようにも思い始める。 だから、会社で働いていると、どうしても「もっと給料よこせ」という感覚になる。これは、どんな高給をもらっていても同じである。(中略)

 ◆しかし私は、もうその争いに意味を感じなくなってしまった」(プロローグより)
そういう著者が選択したのは、会社を辞め、電気代200円で暮らす清貧生活だった。しかし、著者はかつてないほど希望に満ちていると書く。日々がなにより新しい。それは「お金」や「会社」から自由になったことで得たものだ。会社とは、お金とは、人生とはなにかを問う。笑って泣けて考えさせられて最後に元気が出る本!

斯く言う、珍念 『論語読みの論語知らず』・・・ ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

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