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2016年6月

有権者は18歳

18sai


        「おくさまは18歳」は70年代に人気を博したテレビドラマ。
        岡崎友紀さん演じる女子高生が同じ学校の男性教師と
        結婚していて、まわりはそれを知らないという設定だった。







 ▼秘密を知るのは森川信さん扮(ふん)する校長先生だけ。ふたりが何かへまして関係がばれそうになるたびに「いいですかいいですね」と諭す演技が印象に残る。かんで含めるようで説得力ありそうな。まるで本物の先生のようで、大変な仕事だなぁと子ども心に思った。

 ▼昨年10月に県内すべての県立、私立高校の全学年と、五ケ瀬中等教育学校(後期課程)、都城高専(1~3年生)の計54校を対象に県選管が実施した調査で「政治や社会問題を学校で学びたいか」の質問に約6割が「学びたい」と答えた。

 ▼また、それらについて理解や関心を高めるための有効な取り組みは「学校で先生に説明してもらう」が5割を超えトップ。政治参加への高校生の意欲と主権者教育に対する学校への期待がどちらも高いことが分かった。先生が生徒に信頼されている証しでもある。

 ▼参院選に先駆け、次の日曜に全国初の18歳選挙が投開票される。福岡県うきは市長選。新人の元小学校教諭と現職が届け出後、市内唯一の高校、県立浮羽究真館高前で相次いで演説、「みなさんが先頭に立って選挙に行って」と訴えた。

 ▼生徒たちの反応は上々だったようだが気になるのは投票率。森川信さんみたいにかんで含めて、教える余裕が先生たちにあったかどうか。「おくさまは18歳」の最終回は「始めよければ終わりよし」だった。18歳選挙もそうなると信じたい。【くろしお】

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Ennzetu


      コメントは『数をいうまい羽織の紐』!





「おくさまは18歳」あらすじ

 ◆飛鳥は高校三年の18歳。病床にある祖母に花嫁姿を見せるために父親同士が決めた婚約者・高木哲也と田舎で結婚し、哲也の勤める北辰学園に転校することになる。だが学園長は、二人のことを認めながら、教育上また学園の精神に則り教師と生徒が結婚していることがわかってはいけないと秘密にすることを厳命、もしばれたら哲也は即刻解雇、飛鳥も同様に退学だと約束させられる。かくして独身とされた哲也が、司書の小山や、渋沢先生、女生徒たちにモテる姿をやきもきしながら見守ることになる飛鳥。

 ◆その飛鳥も男子生徒たちの人気者になり男性教諭・海沼からも慕われる始末。自宅の隣のおばさんも哲也と飛鳥を兄妹と思い、哲也に縁談を持ち込むので二人は学校でも家庭でも常に波乱に巻き込まれるのだった。

トップカスタマーレビュー

懐かしくて、嬉しいが、フィルムからのリマスターがされていない。 投稿者  sami17

 ◆中学生の頃、岡崎友紀が大ブレークしたきっかけとなった学園ホームコメディ。今見ると、俳優さんが若い若い。主演の岡崎さんも50歳を超えてしまっているが、このDVDには、溌剌とし、天真爛漫な少女が生き生きと飛び回っています。40代以上の人には懐かしい作品です。個人的に、ファンだったので、すぐ買いました。フィルムの色あせなどは無いのですが、所々にキズやノイズが残っており、オリジナルフィルムからのマスタリングをもっと丁寧にして欲しかったのが残念。下巻も同じなのでしょうね。でも、ファンなので、買います!

脚本家故佐々木守の代表作を、もう一度楽しみたい。  投稿者  hide-bon 

 ◆TBSの名演出家として名高かった久世光彦氏逝去のニュースに隠れ、新聞の片隅にひっそりと掲載されていただけであったが、今作の主要脚本家であった佐々木守氏が亡くなった。40歳以上の年齢の方なら、氏の名前に記憶がなくても、今作や「柔道一直線」そして、「ウルトラマン」で、彼の作品世界に触れていることと思う。このドラマに夢中になっていたのは11歳の頃だが、同時期、両親が観ていた「お荷物小荷物」の、破天荒で逸脱したドラマ展開に、子供心に感服しながらも(イヤなガキだね〜笑)、その脚本が"佐々木守"の手によるものだと知り、私の中では、映画やドラマのスタッフの中で最初に記憶した名前であった。

 ◆その後、氏が、大島渚を中心とする創造社の一員で、実は、当時、日本映画界で最も尖鋭的な脚本家のひとりだった事が分かり、おおいに驚いたものだ。「おくさまは18才」は、真の意味で、当時日本で人気の高かった「奥様は魔女」や「じゃじゃ馬億万長者」といったアメリカ得意のソープ・コメディにしてシュチエーション・コメディを凌駕した、ドラマ史に残る傑作だと思う。岡崎友紀と石立鉄男が、毎回ブラウン管狭しと、飛び跳ね、躍動し、寺尾聡、富士真奈美、森川信らが右往左往するさまは、予定調和と思いながらも、ついつい引き込まれてしまう。岡崎友紀は、日本に於ける多分最初で最後の名コメディエンヌと呼んでいいi

あ、ピザが焦げている・・・ι(´Д`υ)アセアセ

ポピュリズム (@_@;)

Hitora


     あのヒトラーが時空を超えて、現代のベルリンに甦(よみがえ)る。
     映画「帰ってきたヒトラー」だ。コメディーだが、笑えぬ怖さが潜む。
    物まね芸人と誤解されテレビで人気者になったヒトラーは演説を
    ぶつ。ネットも利用し、徐々に人々の心をつかんでいく。







 ナチズムの時代から70年余を経て、民衆の欲望や感情に迎合するポピュリズムが世界に蔓延(まんえん)する。米国ではトランプ旋風。自国の国益だけを追求する「アメリカ・ファースト」が支持を得た。そして英国である。国民投票でEU離脱派が勝利し、世界経済に動揺が走った。

 ◆離脱派を率いたのはジョンソン前ロンドン市長だ。「EUの言いなりにはならない」「主権を取り戻す」とラッパを吹いた。ざんばら髪の風貌といい、トランプ氏と瓜(うり)二つだ。移民排除の訴えも両氏に共通する。

 ◆英国民が選択した判断以上に、EU離脱の影響は大きい。安倍晋三首相の口癖だった「リーマン・ショック級」が現実となりつつある。株価の下落に加え円高も進行し、日本経済に暗雲が立ちこめる。

 ◆英国内の余波はもっと深刻だ。残留派の多いスコットランド地域やロンドン市で「独立」が声高に叫ばれている。国益優先を掲げる排斥主義の台頭が、新たな独立・分離を生もうとしている。強烈な個性は混迷の時代に輝くが、ヒトラーと同じ道を歩まぬかと危惧する。【天地人】

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映画「帰ってきたヒトラー」 
解説

 ★ヒトラーが現代によみがえり、モノマネ芸人として大スターになるというドイツのベストセラー小説を映画化。服装も顔もヒトラーにそっくりの男がリストラされたテレビマンによって見出され、テレビに出演させられるハメになった。男は戸惑いながらも、カメラの前で堂々と過激な演説を繰り出し、視聴者はその演説に度肝を抜かれる。かつてのヒトラーを模した完成度の高い芸として人々に認知された男は、モノマネ芸人として人気を博していくが、男の正体は1945年から21世紀にタイムスリップしたヒトラー本人だった。ヒトラー役を演じるのは、舞台俳優オリバー・マスッチ。


現代に蘇ったヒトラーが笑わせ、ドイツ社会の現実をえぐる傑作風刺劇

 ★私をいちばん驚かせたのは、おそらくこの作品の大胆さだ。現代にタイムスリップして来たアドルフ・ヒトラーが、モノマネ芸人として大ブレイク!? このアイディアでどれだけ笑わせてくれるのかと疑ってかかっている人も多いと思う。しかし、これがもう全面降伏するしかない、いろいろな意味でとんでもなく面白い傑作なのだ。

 ★ドイツ人が書き、ドイツでベストセラーとなったことで世界中を驚かせた原作は、ヒトラーの一人称で展開される意欲的で強烈、勇敢にして芸の細かい風刺小説。これはこれですごいのだが、このまま映画にしても小説は超えられない。監督は賢明にも映画という媒体の特性を最大限に活用し、小説の本質を映像的視点からエンターテイニングに語り直すという策をとった。とりわけ理に適っているのが、物語にドキュメンタリーとロードムービーのレトリックを取り入れるというアイディアだ。

 ★ドイツの各地に実際、このヒトラーを放り込み、崖っぷちのTVマンが撮っているという設定で大衆のガチなリアクションをゲリラ撮影。すると、ナチのトラウマから自由な若い世代が大勢、「ハグして~」「まじウケる~」などと言いつつ自撮り&ツイート! この現実映像によって映画は「ドイツ人にとってヒトラーとは何か?」だけではなく、「現代のドイツ社会は一体どうなっているのか?」という点にも鋭く切り込むことに成功。なんというポテンシャルの高さか。「ヒトラー最期の12日間」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などへのオマージュも楽しい。

                 Futari

  ★そして圧巻のヒトラー像。ちょび髭を生やした食えないオッサンは、実は一度もモノマネ芸人のフリなどしない。徹頭徹尾、自分自身でいるだけ。周囲が「なりきっている」と勘違いし、発言を曲解しているだけなのだ。この状況が生むチグハグさ、カルチャーギャップのおかしさ、ヒトラーの柔軟で憎めない一面やマイペースな暴走っぷり、いかにもヒトラーが口にしそうなセリフの数々がいちいちツボにはまる。製作陣が見つけ出した"無名の名優"だというオリバー・マスッチのカリスマ演技が見事だ。

 ★彼はTVでTVやマスコミの低俗さを糾弾し、あっと言う間にYouTubeやFacebookを使いこなしてプロパガンダに利用。街角インタビューで国民の政治不信をキャッチし、「私に任せてくれ」など巧みな話術で人々に「一理あるな」と思わせてしまう。この魅力が恐ろしいのだ。

 ★当然、現代ドイツの政況や社会問題を知っていればいるほど楽しめるが、驚くほどいま現在の日本人にも響くセリフが満載。「政治家は金を懐に入れる。なぜ国民が怒らないのか不思議だ。『俺たちの税金だぞ!』と訴えろ」なんて、自分たちに言われているようではないか。これもまた「神の意志」なのか? (若林ゆり)

 珍念の脳裏に【君の引用はたくさんだ、自分の言葉で語れ】の声が仄かに聞こえる。
      コピベ・コピベ・・・深く反省し・恥じています。 (A;´・ω・)アセアセ

「ベンチ直して」高齢者思い名護市に投書 

  Photo


         小学生姉妹の優しさ届く

        姉妹が名護市役所宛てに書いたハガキ。
        壊れたベンチの絵が添えられている







  「名護市役所さま。お願いがあります」。3月末、名護市役所に1枚のはがきが届いた。差出人は沖縄県名護市立東江小学校5年の大浜梨桜菜(りおな)さん(10)と2年の梨々華さん(8)姉妹。通学路にあるバス停のベンチが壊れ、お年寄りが座りづらそうにしているのを見ていた2人は「直してほしい」と市に頼み込んだ。(北部報道部・西江千尋)

 ★ベンチは市東江の東江バス停前にある。姉妹は毎日の登下校時、ベンチの座る部分の板がぼろぼろになっていることを気に掛けていた。

 ★母の尚子さんに話すと「市役所にお手紙を書いてみたら?」とはがきを買ってくれた。2人で文章を考え「おじいさんやおばあさんがすわりずらそうでとってもかわいそう」「見にきて」と率直な思いをつづって送った。

 ★はがきを受け取った市総務部総務課地域協働係がベンチの所有者を調べたが見つからず、東江区に相談。手紙を見て感動した津波一夫区長(44)が、3日間かけて自らベンチを修繕した。

 ★22日、姉妹はお礼を言うため津波区長を訪ねた。梨桜菜さんは「きれいになって、おばあちゃんたちが気持ちよさそうに座っているのを見てとってもうれしかった」とはにかんだ。

 ★「このはがきを見たら、直さないわけにはいかなかった」と津波区長。姉妹に「大人が気づかないことに気づいてくれてありがとう。こんなふうに教えてくれたら、東江はもっといいまちになる」と感謝した。

 ★同席した同校の伊波勉教頭は「自分たちの思いを伝えれば周りの大人が動いてくれるということを、子どもたちが実感できた良い機会だと思う」と目を細めた。【沖縄タイムス】


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     小学校5年の大浜梨桜菜(りおな)さん(10)と
     2年の梨々華さん(8)姉妹。 母の尚子さん。

     (珍念)感動しました!



「親を捨てる」

Suteru


    今回の参院選では、目先の景気への影響を回避した
    消費税増税延期を有権者がどう見るか、注目される。
    誰も苦痛は先延ばししたい。しかし、それは財政再建を妨げ
    社会保障費の削減など、将来により大きな苦痛を伴うのではないか。






 ▼先週の本欄では、他の諸国に比べて日本人は恵まれ、満足度は高いと書いた。しかし世界有数の高齢化時代に入ったいま、高齢者の介護は深刻な問題だ。

 ▼個人中心社会への移行期にある日本ではいま、社会の安定要素だった家族制度のほころびが進む。1億総中流は過去の話で、経済は停滞し格差は拡大する。そのしわ寄せを受けた階層では、看病疲れの果ての親殺し、夫や妻殺しさえ起きている。

 ▼宗教学者、島田裕己氏は『もう親を捨てるしかない』(幻冬舎新書)という本を出した。親離れ、子離れを徹底せよという。「介護、葬式、遺産にさようなら」とも説く。

 ▼『欧米に寝たきりの老人はいない』(中央公論新社)を夫妻で書いた宮本賢二、礼子医師は「人生最後の医療は本人に決めさせよ」と主張する。回復の見込みがないままベッドで管につながれる患者。西欧では本人も家族もそんな治療は望まないし、医療制度上も許されない、という。

 ▼日本人は命の問題をドライに割り切るには抵抗感が強いから、独自の回答があってよい。財政破綻を避けつつ国民性に合った老後に政治はどんな処方箋を書くか、議論を深めてほしい。【水鉄砲】

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『もう親を捨てるしかない』 商品の説明 内容紹介

 ●年々、平均寿命が延び続ける日本。超長寿とは言っても認知症、寝たきり老人が膨大に存在する現代、親の介護は地獄だ。過去17年間で少なくとも672件の介護殺人事件が起き、もはや珍しくもなくなった。事件の背後には、時間、金、手間のみならず、重くのしかかる精神的負担に苦しみ、疲れ果てた無数の人々が存在する。現代において、そもそも子は、この地獄を受け入れるほどの恩を親から受けたと言えるのか? 家も家族も完全に弱体化・崩壊し、かつ親がなかなか死なない。本音でラクになる生き方「親捨て」とは?

内容(「BOOK」データベースより)

 ●年々、平均寿命が延び続ける超長寿国・日本。だが認知症、寝たきり老人が膨大に存在する今、親の介護は地獄だ。過去17年間で少なくとも672件の介護殺人事件が起き、もはや珍しくもなくなった。事件の背後には、時間、金、手間だけではない、重くのしかかる精神的負担に苦しみ、疲れ果てた無数の人々が存在する。現代において、そもそも子は、この地獄を受け入れるほどの恩を親から受けたと言えるのか?家も家族も完全に弱体化・崩壊し、親がなかなか死なない時代の、本音でラクになる生き方「親捨て」とは?

トップカスタマーレビュー

すべては本を売るための論法。  投稿者  右肩上がり


 ◆次々と著作を量産している著者の新作。早い話が、現在の情勢や制度のもとでは、親を捨てるしか、介護疲労による自殺や殺人等の痛ましい事件は防ぐことは出来ないという、悲劇的ではあるが、事実を指摘しているにとどまっている。それをキャッチーな題名で本を買わせようという、いつもの商法である。

 ◆現状分析はきちんとしており、その意味では信用できる。しかしこの著者は、文筆家として六本木ヒルズの仕事場で庶民を見下ろしつつ著作を量産し、自らは歌舞伎、オーディオ、グルメと生活を楽しんでいる一方で、「プア充」なる概念を貧乏人に布教なさっておられるお方であるから、油断は出来ない。

 ◆要は、すべてにおいて自らを安全地帯に置いた上で、俯瞰で物を言っているに過ぎない。この本も同様である。あくまで自分は富裕層として安全地帯に身を置いての発言である。捨てる方法を著者にご教授願いたいというレビューがあるが、蓋し名言。とは言え、一番の問題は、老人介護を巡る現在の情勢であることは、言うまでもない。

結論には賛成だが、親を捨てる方法にも言及してほしい 投稿者  INOUE Akihiro 


 ◆家族制度の変遷により、「家」は消滅した。葬式と墓と老親の介護だけが残っている。
著者は、もはや葬式も墓もいらないことを以前の著書で述べ、それらをなくすことで、生活が楽になり、気楽に生きられると主張している。本書では、死ぬ前の親ですら、捨てていいというのである。

 ◆老親介護は家計に負担である上に、相続の争いの原因ともなり、健康を害したり虐待や殺人の原因ともなっている。親は捨てられるなら、それらは根本的に解決することになる。

 ◆しかし、肝心の「親捨て」の方法が書かれていない。これは問題である。
認知症や肢体不自由の親を家から放り出したら保護責任者遺棄罪である。
自宅が親の持ち物だった場合、施設に入れようとしたら、誰が金を出すのかが問題となるあであろう。

◆経済的に困窮した子が、親の資産所得に頼っているために、親を施設に入れることができない場合もある。島田裕巳氏には、「親を捨てる方法」について、研究していただきたいと思う。 


Narayama


       ふと、珍念の脳裏に巨匠・今村昌平監督の名作。

       【楢山節考】が脳裏に思い浮かぶ!






   ☆70歳になった老人は、子に背負われて楢山に捨てられなければならない。そんな山奥の寒村の掟に従い、喜んで神に召されようとする信心深い母(坂本スミ子)と、哀しみとともに母を山へ連れていく息子(緒形拳)。2人の姿を通し、自然への畏怖や人間との共生、そして受け入れざるを得ない人間の業や運命といったものを、アクの強い演出で描ききった巨匠・今村昌平監督の名作なのだ。

   ☆中央公論新人賞に輝いた深沢七郎のデビュー小説、2度目の映画化だが、木下恵介監督による前作がオールセットの舞台劇のような様式美で描かれていたのと正反対に、こちらはあくまでも写実的だ。カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞するなど、その世界観は海外でも高い評価を受けました。

 読者の皆さま・【楢山節考】ご覧頂ければ、きっと、これ以上は『蛇足』

おんな城主と機会均等

Naotora      

      来年のNHK大河ドラマが「おんな城主直虎」になると聞き
      てっきり昨年訪ねた岐阜県恵那市の岩村城のことと勘違い
        した。ここにも戦国時代、珍しい女性の城主がいた。






 ▼織田信長の叔母に当たる女性で、武田勢との競り合いで悲劇的な最期を遂げる。城跡の遺構は江戸時代だが「日本三大山城」にふさわしく山頂に石垣がよく残る。登るのはきついが眺望はいい。古い町並みが残る城下町も観光客に人気。日本酒「女城主」が名物だ。

 ▼女性の城主が注目されるのは、4月1日から女性活躍推進法が全面施行されたからだろうか。確かに女性の社会進出に圧倒的なハンディがあった時代に活躍していた女性を知ることは、何かしら性差を考える一助にはなるかもしれない。

 ▼同法は自治体や企業に対し、採用者や管理職の比率などの現状を把握し改善点を分析、数値目標を盛り込んだ行動計画をつくり公表することを定める。「すべての女性が輝く社会」を最重要政策に掲げる安倍政権の肝いりで成立した2025年度までの時限立法。

 ▼本県は雇用者に占める女性の割合が全国的に高く約半数を占める。だが管理職は全国より低い5・8%。市町村職員の管理職は5・3%(全国12・6%)で全国最下位だ。ちなみに本県の選挙区からは女性の国会議員が誕生していない。

 ▼今は女も男も関係なく、一国一城の主(あるじ)になって采配を振るう機会は平等にあるべきだ。だが家庭との両立支援、職場での男女差の解消など環境整備はまだ不十分。参院選でも争点になっていい。折しも、男女共同参画週間(6月29日まで)【くろしお】


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「おんな城主直虎」 女優 柴咲コウ 大河ドラマの主演に決定!

 ★2017年のNHK大河ドラマ第56作目の主演が女優の柴咲コウさんに決まりました。森下佳子先生作、2017年1月から1年間の放送予定、2016年8月からクランクインの予定。でも、なんとその他のキャスト、役どころ、ロケ地もまだ未定だとか。早く知りたいですね~

 ★主演、柴咲コウさんの役は、戦国時代の遠江井伊谷(とおとうみいいのや)(静岡県浜松市引佐町)の女城主ということで、ロケ地は浜松市近辺かもと、浜松市民の間では期待されているようです。また、亀之丞が20歳まで過ごした長野県高森町でも話題になっているそうですね。

 ★直虎は女性なのに、遠江井伊谷の国人 井伊氏当主を努め、井伊徳政令など内政手腕に優れ、女地頭とあだなされるほどの切れ者だったとか。幼いころに分家の亀之丞(後の井伊直親)と許嫁となりましたが、時代の波に翻弄され、生涯未婚を貫いた、波乱の人生を歩んだ女性の物語だそうです。

 ★NHK大河ドラマでは女性が主人公のドラマは視聴率が低迷すると言われて、いろいろ心配する人もいるようですが、業界屈指の男前な美貌の持ち主、その眼力の強さでは定評のある、柴咲コウさんの直虎はとても期待できると思います。

あらすじ

 ◆直虎は遠江の井伊直盛の一人娘の姫でしたが、父直盛には他に男児がいなかったため、幼いころに分家の嫡男、亀之丞と許嫁となり、やがて井伊家の当主の妻として夫とともに井伊家を盛り立ていくはずでした。

 ◆しかし井伊家は強大な今川義元の支配下にあり、亀之丞の父は謀反を疑われて、自害させられてしまいます。亀之丞も命を狙われて信州へと逃げ、その後、消息不明となってしまいました。

 ◆やがて、姫に縁談が持ち上がりますが、いやがった姫は出家してしまいます。嘆き悲しむ両親をなだめる住職により、姫は次郎法師と男名をつけられることとなります。引用元www.pakutaso.com

 ◆10年後、立派な青年に成長した亀之丞が帰ってきたけれど姫は出家した身、もはや二人は結婚などできるはずもなく、亀之丞は井伊家の家督を継ぐために井伊直親と名を改め、別の娘と結婚し、虎松という一人息子が生まれました。

 ◆やがて桶狭間の戦いで、父直盛は討ち死に、直親も今川に暗殺され、家中の男たちも次々と戦死し、ついに井伊家の男は幼い虎松以外は死に絶えてしまったのでした。井伊家の滅亡を避けるために住職は次郎法師を男として還俗させて、次郎法師は名を井伊直虎と改め、直親の遺児、虎松の後見として城主となることとなります。

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    あ・・調子に乗って、演壇で講義している錯覚に
    (珍念)舞い上がっています・・・。

隠れ増税=福本容子

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  消費税の引き上げが延期された。でも平気。保育所を作ったり、安すぎる保育士さんの給料を上げたりするための財源だって、無理に消費増税しなくても確保できるのだ。


◆仕掛けは、借金の利払いの中に。 国は年に10兆円近い利子を、これまで借りまくってきたお金に対して払っている。よくムダ遣い批判を受ける公共事業の予算でさえ約6兆円だ。

◆この利払い費が日銀が始めたマイナス金利政策のお陰で、減りそうなのである。ゴールドマン・サックス証券の太田知宏さんが試算してみたら、なんと消費税の2%引き上げで増えるはずだった国の税収に匹敵する額が、利払い費の節約で稼ぎ出されることがわかった。マイナス金利が長引くほど利払い費の節約分も大きくなるそうだ。便利。

 ◆でも、物事には裏がある。国が利払いで年3兆円得すれば、誰かがその3兆円を取り損なう。それは国債を買う年金基金だったり、銀行だったり、生命保険だったり、投資信託だったりだけど、損の行き着く先は年金を将来もらう人、預金者、保険加入者、投資家、つまり、あなたや私。

 ◆買い物の時に一目瞭然の消費税に対し、こっちは見えない。気付かないうちに、いろんなところから吸い取られる兆単位の隠れ税金。専門家は金融抑圧税と呼ぶ。すでに熊本地震関連予算の7800億円が、この隠れ税金をあてに組まれた。

 ◆消費増税のように議論にならないから、納税者のチェックが入りづらい。使う方は好き勝手に利用でき、一度味をしめたら、やめないだろう。 ホテル三日月の宿泊料やシルクの中国服も腹が立ったけれど、実はその何百万倍も納税者が怒っていい隠れ税金なのだ。(論説委員)


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       コメントは『蛇足』





超清潔志向

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             「な、何すっ!」と声を上げた男性が少なくないかもしれない。
            21日の本紙に「『ウチのダンナ、臭くて…』7割」という見出しが
            載った。20~50代女性への調査で、69.6%が夫の体臭や
            服・靴下の臭いが気になると答えた







▼しかもその半数以上がストレスを感じるとも。生活していればお互いさまだと思うが、消臭は、あたかも社会のマナーのようになってしまっている。お出かけ前に脇の下にシュー、お口にシュー。下着も抗菌仕様。帰宅したら背広と靴に…


▼無臭化や除菌といった超清潔志向が社会に影響を与えていると、免疫学者の藤田紘一郎さんが常々指摘している。「においなどの異物を排除していくと、集団が均一化して免疫力が落ち、生き物としては弱体化していく」。アレルギー体質やぜんそくの増加要因だという


▼心にも作用する。存在の多様性を認められなくなり、異なる者への拒絶や差別、ひいてはいじめにつながることも。昨今の事件や世相に照らせば、うなずける部分がある


清少納言は『枕草子』に「汗の香」と表現し、それが少し匂った綿入れをかぶって昼寝する気分はいいもんだ、と書いている。清潔にするのはいいが、そう過敏にならず、おじさんいじりのネタとして笑うぐらいがいい。で、わが家はどうなの?【河北新報】


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       コメントは『蛇足』

埴生の宿

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  ♪埴生(はにゅう)の宿も/わが宿…。

  映画「二十四の瞳」「ビルマの竪琴(たてごと)」にも使われた唱歌
  「埴生の宿」はこんな歌詞で始まる。「土で塗った、粗末な家」。埴生
  の宿とはそういう意味である。そんな家でも心は豊かであるという歌だ






◆英国のヘンリー・ビショップが作曲したこの歌は、原題を「ホーム・スイート・ホーム」という。故郷の恋しいわが家、とでもなろうか。曲ができた1823年は米国大統領が国益を守る目的で、欧米両大陸が互いに干渉するのをやめようと主張した「モンロー宣言」の年である

◆国家はまず、自国の利益を考え動く。今まさに英国は、どちらが国益につながる道かを選ぶ岐路に立たされている。欧州連合(EU)からの離脱の是非を問う国民投票があすに迫った

◆EUから離れるのか、とどまるのか。離脱派は移民の受け入れなど応分の負担を求められることへの不満がある。残留派はEU市場への自由なアクセスができなくなり経済が打撃を受けると主張し、日本への飛び火も考えられる

◆「埴生の宿」の歌詞には<玉のよそおい うらやまじ><瑠璃(るり)の床も うらやまじ>とある。金ピカの家に住んでも、決して幸せとは限らないのである。どの道を選ぼうとも国民がわが家、わが国をいとおしいと真に思えるかが肝心。今回はまさにその見極めの正念場だろう。【有明抄】

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      さて、次の一手は? 『言わぬが花』・・・・!

相談に来るがん患者が口にするの…

      

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       相談に来るがん患者が口にするのは、再発の不安が多いという。
       「心配するのは1日1時間でいい」。
       応対する医師の樋野興夫・順天堂大教授は、そんな心の
       持ち方を勧める。岡山市内で先日行った講演で語った












▼患者との対話の場として「がん哲学外来」を2008年から開いている。正式な診療ではないが、面談者はこれまで3千人に上る。目的は悩みを解決するより、解消すること。そのために、生活の中で没頭できる趣味などを探すように説く


▼哲学外来より2年早くできたのが、がん対策の充実を目指した「がん対策基本法」である。今月で成立から10年になる


▼今や日本人の2人に1人は一生に一度はがんを患うが、治癒の目安である5年生存率は6割近くに上昇した。慢性病として長く付き合う患者も多い


▼そんな病とどう向き合うか。法律に基づく国の計画は施策の一つに、子どもへのがん教育の推進を掲げる。「予防の大切さだけでなく、がんになった場合の心構えも教えないと」。子ども向けの講師も務める樋野さんは注文する


▼哲学外来と並んで提唱しているのが、患者同士が思いを語り合うカフェである。岡山県内は瀬戸内市などで開かれ、岡山市内でも9月、新たに始まるという。「病気であっても病人らしくはならないで」。樋野さんのそんな勧めも実践できたらいい。 【滴一滴】


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【がん哲学外来にようこそ】 商品の説明 内容紹介

もう、悩まなくていい。心配するのは一日一時間でいい。

 がん患者が次々入っては、笑顔で出てくる外来がある――その名は「がん哲学外来」。治療の不安から人間関係の悩みまで、主治医には打ち明けづらいあらゆる相談にがん専門の病理医である著者は答え続けてきた。

「自分を心配するのは一日一時間でいい」
「冷たい医師にもいい医師がいる」
「がん細胞は不良息子と同じ」
「何を望むかよりも、何を残すかが大切」
……貴重な個人面談録をもとに綴る、患者と家族の心に効く「ことばの処方箋」。

トップカスタマーレビュー

 ヒントをありがとう  投稿者 はち

読みやすく、割と短時間で読了。ガンを通じて家庭の問題が再燃する。今正に我が家(正確には妹の、だが)に降りかかっている問題だ、さすがに医師は家庭の問題には立ち入りできない。しかしガンから、残された家族が学ぶことは多いし、大きいとこの本は説く。

妹にも読んでもらうつもり。彼女は急激に変換した自分の運命にどう向かったらいいのかわからないらしいので。 コメント 4人のお客様がこれが役に立ったと考えています. フィードバックありがとうございました。

 がん哲学外来での対話は、悩みのさきにある希望に気づいてもらうためのもの 投稿者スカラベ トップ100
 
 順天堂大学がん哲学外来。けったいなネーミングである。一見意味不明、一見深淵にして高尚。でも樋野先生はそんなことはちっとも気にしない。このあいまいな名前の方が切実な悩みをかかえる当事者の心に響くと主張する。

 がんにまつわる悩みを無料で聴く。個人面談を通して、相づちを打ち、お茶をごくっと飲みながらひたすら話を聞く。悩みを解決するのではなく、「解消する」のが目的だ。相談者が自分の悩みをちゃんとwell-define(はっきりと明確化)して、その悩みのさきにあるほのかな希望に気づいてもらえればそれでよし。すでに3千人の面談実績があるという。

 がんという病気はそれぞれの患者に固有の要素があり扱いが非常にむつかしい。

 ・・がんの治療において、医療不信が募りがちな背景には、治療の選択肢について、患者自身が覚悟を持ったうえで決断するのが難しいということがあると思います。治療法を選択するとき、何が本当に良くて、何が本当に悪いかは、誰にもなかなかいえません。・・

しかし樋野先生によるとがん哲学外来での相談事はがんの病気や治療とは限らない。

先生の考え方を知ることができます  投稿者 みちき
 
 

 がんに限らず、人生の困難な時期にどう向き合い、どう生き抜くかを気づかせてくれるヒントが書かれています。困難のもとは、その人によって千差万別であり、この本が直接の解決法を示してくれているわけではありません。あくまでも"ヒント"を感じ取り、自分の中で吸収し消化していくことで、限りある人生を豊かに過ごす方法が見つかると、先生は書きたかったのだと思いました。


◆変人の珍念、17年前{悪性リンパ腫}を患いましたが、驚異の生命力で虎口を逃れました。小欄の【珍念の誓い】に、るる述べています!

これ以上、無駄口を叩くと<閻魔さま>から叱られる・・・・・モジモジ(。_。*)))

天国のアジサイ

               Ajisai

         近刊の「週刊新潮」表紙絵はアジサイと傘を差した帽子姿の
        人と猫の組み合わせだ。描いた成瀬政博氏の「表紙のはなし」
        中にある「雨宿り」というポエムに心が温まった。






 「花びらが/傘になって/アジサイが生まれた/花びらのみんなが/みんなみんな傘になって/雨の日のアジサイが/咲いている/その一本を借りて/ぼくは/たっぷりと/雨宿りをするよ」。うっとうしい梅雨も街角で、この花に出合うと満更(まんざら)でもないと思う。

 今は天国にいる人もアジサイがお好きだったのだろう。昨年10月、宮崎市高千穂通りで車が歩道を暴走した事故で亡くなった女性のうちのお一人。運転者は自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われて裁判が進行中だ。

 JR宮崎駅近く、朝夕、通る事故現場に手紙とアジサイが供えられていた。「妹よ今頃はきっと鎌倉のあじさい寺へ旅行している頃ですネ。あじさいの花を愛(め)でて安らかにお眠りください 兄より」。ご遺族にお断りもせず小欄に転載することをお許し願いたい。

 激しく損傷していたコンクリート製のベンチは修復され、現場一帯はすっかり日常の光景を取り戻した。だが事故の記憶を風化させてはならない。全容が明らかになり、それを人々が教訓とすればクルマ社会の未来のためになるだろう。

 妹思いの兄からの手紙を傘を手に読んでいるお姿が目に浮かぶ。ポエムで温まった心が手紙で熱くなり、文字が涙でゆがんで読めなくなった。新潮記事によると、あじさい寺こと明月院の境内はみずみずしい青一色に包まれているそうだ。【くろしお】

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           Kuri1_2

  あじさい(紫陽花)は雨の中、謙虚に辛抱強い愛情に満ち溢れ、

  静かにたたずみ、鮮やかな色を咲かせる花なのです。

   珍念も、(紫陽花)のように邁進したい!




究極の社会保障?

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     「究極の社会保障」とも「現実味のない絵空事」とも評される。
    国民全員に最低限の生活ができるだけの一定額を支給する
    「ベーシックインカム(BI)」制度の導入を求めて、一部の国民
    が提案した国民投票が今月、スイスで行われた











 ▼貧困層の救済が狙いで、支給額は毎月大人1人約27万円、子どもにも約7万円。代わりに年金や医療、介護、失業手当、生活保護などが全廃となる。最大のネックは財源。試算によると膨大な予算不足が見込まれるため、政府は反対していた


 ▼それでも賛成派がBIを求める背景には、社会保障制度が複雑化し、行政機構が肥大化する割に、弱者を救えていないとの不満がある。関連業務に携わる大量の公務員がリストラされることで、財源も増えると主張した。


 ▼投票の結果は賛成23%に対し反対が77%。物価が高いスイスでは裕福に暮らせる額ではないが、働かなくてもお金をもらえる仕組み自体への抵抗感が強かったようだスイスでは否決されたものの、世界各国での議論に一石を投じた。オランダのユトレヒト市が試験的に導入、フィンランドなどでも検討されているという


 ▼日本では参院選が事実上スタートし、与野党ともに社会保障の充実を公約に掲げる。が、その財源に具体性はない。毎年1兆円規模で社会保障費が膨らむ日本。近い将来の抜本改革は不可避だ。あらゆる可能性を探り、幅広い議論を進めていく必要がある。【地軸】


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『ベーシック・インカムのある暮らし』 商品の説明 内容紹介

 ◆いま日本では、完全失業者が220万人以上、年収300万円以下の人が4割強、労働者の3人に1人以上は非正規雇用者です。それゆえ、いま必要なことは、失業と貧困の不安をなくし、暮らしを支えるための無償の最低生活費の支給です。ベーシック・インカム(BI)と生活本位制マネー(E円)が、それを可能にします! 本書は、この希望のアイデアを実現するための具体的な方法をわかりやすく解説する画期的な社会保障改革のためのバイブルです。

内容(「BOOK」データベースより)

 ◆いま必要なことは、失業と貧困の不安をなくすことです!いま必要なものは、暮らしを支えるための無償の最低生活費です!ベーシック・インカム(BI)と生活本位制マネー(E円)が、それを可能にします。この歴史ある“生まれてから死ぬまで、すべての個人に無償で支給される「最低生活費」というアイデア”を実現する、まったく新しい財源案が、ここに示されます!「生活本位制マネー(E円)」は、暮らしを支える通貨として、この社会を変えます。

トップカスタマーレビュー

この時代に必要な“コモンセンス”を提示する傑作  !投稿者  reo 

 ◎本書を読んで非常な感銘を受けました。
それは何かというと、本来“使う”ために発生した“お金”が、いつのまにか“貯める”ことが大きな目的にすり替わってしまったことをしっかりと指摘していることでした。もとより、マルクスの「資本論」第3巻「利子産み資本」、ルドルフ・ヒルファーデングの「金融資本論」などが指摘する、資本主義の最終段階の“お金のあり方”=拝金主義が富の偏在をもたらし、そのぶん社会を循環するお金が減少し、貧困と格差をもたらし、ひいては経済の停滞につながるという構図は、新しい認識ではないのですが、今のこの時代に改めてこの本で指摘されていることは、非常に大切なことで感銘を受けたのでした。

 ◎もちろん、この本の著者はマルクス経済学の流れの研究者ではなさそうですが、いずれにしても、現在の課題の本質を鋭くついていることにかわりはありません。そして、本書が素晴らしいのは、その解決策を具体的にしめしていることでした。ベーシック・インカムと生活本位制マネーの適用というのがそれですが、その財源案も明確で、やればできる、という段階にあることが明瞭です。まさに、この時代の「コモンセンス」になる提案に満ちた傑作だと感じました!

ベーシックインカムによる社会変革と貧困解消   投稿者  平尾清   

 ◇本書は、現在の日本が直面している貧困層の増加や、経済成長率の上昇が個人所得・消費の増加に結びつき難い理由を、過去のデータを基に分析している。その解決策として、「ベーシックインカム(BI)」政策を導入し全国民に一定額のBIを支給する事により、特に貧困層の生活水準を底上げする事を提言している。BIに関する類書は既に出版されているが、本書の優れている所は、机上の空論ではなく、具体的な財源案まで踏み込んでいる所にある。

 ◇「生活本位制マネー」としてのBIを有効に機能させる為の「電子式減価マネー」の考え方は、新しいだけにやや難解な部分もあるが、今後更に議論が深まる事を期待したい。
本書は、文章が平易で分かり易く、予備知識の無い初学者にも取り付き易い。是非ご一読をお勧めしたい。

Buta

      「究極の社会保障」とも「現実味のない絵空事」とも評される。
       国民全員に最低限の生活ができるだけの一定額を支給する
        「ベーシックインカム(BI)」制度の導入・・・✖?









「宅老所よりあい」

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         「宅老所よりあい」という老人介護施設が福岡市にある。
    そこを舞台にした面白おかしい話題を取り上げた本が
     「へろへろ」(鹿子裕文著、ナナロク社)である












▼認知症を抱えた92歳のお年寄りがいた。その女性は1人暮らしで行き場もなく、異臭騒ぎなどトラブルを起こしていた。何とかできないか、それが発端だった。孤老を解決しようと施設入所を考えたが、どこも引き受けてくれない。それならばと1991年、近所の寺でお茶会のデイサービスを始めた


▼それから新しい施設建設に迫られ、資金調達が必要になった。スタッフは支援者に声を掛け頭を下げて寄付を頼んだ。各所に募金箱を設置し、バザーやTシャツ、雑誌販売などあらゆる手を尽くした


▼そんな折、マスコミからドキュメンタリー番組とエッセー連載の依頼が届いた。全国に認知されれば、寄付も増えるしTシャツや雑誌も売れる。しかし中心メンバーは即座に「ダメだ」と断った


▼「世の中にはもらっていいお金と、もらっちゃいかんお金がある。自分たちで集めたと胸を張って言えないなら、そんなお金にはなんの価値もない」


▼スタッフの真意はよく噛(か)みしめないとのみ込めない。ただ同じ寄付でも違いがあるのは理解できる。ふるさと納税が人気だ。返礼の品物が豪華で昨年度は1650億円に達したとか。それでいいのか、はたと考える。【越山若水】

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「へろへろ」商品の説明 内容紹介

◆お金も権力もない福岡の老人介護施設「よりあい」の人々が、森のような場所に出会い、土地を手に入れ、必死でお金を集めながら特別養護老人ホームづくりに挑む!

◆「老い」という誰もが避けることのできない命題を前に、あるときはバカみたいに楽しく、そしてあるときはジーンと胸に迫るかたちで、次から次に、ジェットコースターのようにさまざまな出来事が展開していきます。これは、自分たちの居場所を、自分たちの手で作ろうとした人々の実話。

 トップカスタマーレビュー

 見事な本 投稿者  あたたたりりり   投稿日 いかん。

◎知り合いでもないのに、この本も何冊も買ってしまう。介護やってる仲間とか、家族にお年寄りのいる先輩とか、なんだか毎日疲弊している友達とか。人に本を勧めるということはほとんどしたことないけど、なぜかこの本は人に読ませたくなる。本編よりも外伝の方が面白い。

◎忠臣蔵もしかり。宅老所よりあいもまたしかり。そんな気がした。高齢者ケアじゃない。人間ケアだ。人生ケアなんだ。そんなつもりで日々、ゆるゆると介護をやっている私がとても勇気づけられ、そして、焦らされた一冊です。

 買った。読んだ。ぶっ飛んだ!!   投稿者  higeoyaji 

◎こんな面白い本、ほんと久しぶりだなあ。鹿子裕文って著者の名は初耳、まったく知らなかった。ただ奇妙なタイトルで、たまたま自分も『ヘロヘロ』だったから手にしただけ。
でも、チラ読みして、すぐに気に入った。《読みやすいし、バカバカしいし、笑える》自分が、いちばん好きなタイプの本だ。

◎この著者の本は初めて読んだ。(当たり前だよね。処女作らしいから)それにしては、相当な腕前。かなりな遣い手。笑いが止まらん。鹿子裕文サイコー!!どんどん、書いてくれえ!!



Tori

   福岡の老人介護施設「よりあい」 是非、冥途のお土産に見てみたい!
   読者の皆様 「へろへろ」をご覧下さい。きっと・・・ これ以上は『蛇足』

往生しまっせ

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           大木こだま・ひびきさんの漫才は慣用句を笑いにする。
            例えば「目は口ほどにものを言う」とくれば「目がしゃべったら
            やかましいてかなわんやろ」。そしてお決まり
              「往生しまっせ」のギャグ








◆倣って、こんな掛け合いもできそうだ。「言葉が独り歩きしている」「言葉が勝手に歩き出したら、誰が言うたのか分からへんやないか」。往生しまっせ


◆言葉が勝手に歩いたらしい。福島の原発事故当時、東京電力社長が「炉心溶融という言葉を使うな」と社内で言った。これを調べていた第三者委員会が報告書をまとめ、「使うな」は首相官邸の指示と“推認”したという


◆誰が、どう指示したのかは分からない。当時の官邸側は否定し、元社長も「記憶が薄れた」とする。あのとき、「溶融」の判断マニュアルはきちんとあったのに「溶融」とは言えない雰囲気があったそうだ。だから「使うな」が勝手に広がったとでも言うのだろうか


◆事故で何万もの人が避難を強いられた。自ら命を絶った人もいる。作業員も必死だった。生死に関わる事だったのに、東電は「溶融」を「損傷」と言い換えた。報告書はそれらを隠蔽(いんぺい)でないとした


◆「権限がない」と追及をやめた第三者委。「しっかりまとめてもらった」と感謝した東電。肝心なことは結局分からない。往生しまっせ。【正平調】

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       このコラム『言い得て妙』 




医学の勝利が国家を亡ぼす

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      人類が初めて遭遇する「寝たきり100歳社会」の悪夢 




 

 99歳は白寿、100歳を超えると仙寿だそうだ。稀であればこその祝い名だが、それが当たり前になるとどうか。むろん、健康に100歳を迎えられればめでたい。だが、現実には不健康寿命が延び、命を維持するコストで国が破綻する事態になりかねないという。

 ***

 ◆「人生100年生きていくことが当たり前になる未来に、もはや戦後のやり方は通用しない」小泉進次郎代議士らは4月13日、「2020年以降の経済財政構想小委員会」でこう提言し、高齢者にかたよる社会保障を見直す必要性を訴えた。

 ◆この発言がはらむ、われわれに否応なく突きつけられる問題については、追って仔細に検証したい。しかし、そもそも、「人生100年生きていくことが当たり前になる未来」は本当に訪れるのか、それははたして幸福な未来なのか。

 ◆厚生労働省の調査によれば、100歳以上の高齢者の数は、2015年9月の時点で6万1568人。50年前の1965年には198人にすぎなかったが、98年に1万人、2007年に3万人、12年に5万人を突破し、昨年6万人を超えた。そして将来は、国際長寿センターの推計では、20年に12万8000人、30年に27万3000人、40年に42万人、そして50年には68万3000人と、倍々ゲームの勢いで増えていくと見られているのだ。文字通り、100歳が「当たり前になる未来」である。

 ◆そう聞けば、自分もあわよくばと期待するムキも多いだろう。メディアも「文藝春秋」6月号が「百歳まで生きる」という特集を組んだのをはじめ、「100歳社会」を無条件に礼賛している。むろん、健康体で齢100を迎えることができるなら、幸福と言って差しつかえなかろうが、実態を知れば、いったいどれだけの人が、100歳まで生きたいと願うだろうか。

 ◆日本人の平均寿命は2014年の値で男性が80・5歳、女性が86・83歳。周知のとおり、女性は世界一の長寿である。しかも、「団塊の世代が65歳以上の前期高齢者に突入しましたが、彼らは健康度が非常に高いので、平均寿命はあと10年くらいは延びると思われます」 と、桜美林大学老年学総合研究所の鈴木隆雄所長は語る。平均寿命自体がかぎりな100歳に近づくわけだが、鈴木所長は「しかし」と言って続けるのだ。

 ◆「日本人の長い平均寿命の最後の2、3年は、寝たきりを含む虚弱な方が延ばしているにすぎません。寝たきりにならなくても、病気を患いながら生きながらえる期間を不健康寿命と言い、それが女性で13年、男性で9・7年もあるのです」そのうえ、不健康寿命は今後も、着実に延びそうな見通しだという。

 ◆「一番問題なのは、団塊の世代というマス集団が、75歳以上の後期高齢者に移ったときです。75歳を超えると、心身の健康度が下がって、いろんな病気のリスクが高まり、とりわけ認知症のリスクは非常に高くなります。今はまだ前期高齢者と後期高齢者はともに約1700万人で、1対1の割合ですが、2025年にはそれがほぼ1対2に、つまり後期高齢者が前期の2倍になるのです」(同)

 ◆では後期高齢者の不健康寿命は、どうやって延ばされているのか。その象徴が胃瘻(いろう)である。それは自分で食事ができなくなった患者の腹部に小さな入口を設け、カテーテルから栄養を流すもので、2011年時点で、胃瘻を設けている存命の患者は約26万人。その9割が65歳以上だという。

 鈴木所長の話を続ける。

 ◆「80歳、90歳をすぎて認知症の症状が進むと、家族の顔もまったくわからなくなり、ついには食べ物を食べ物と認識することさえできず、自分では食べられなくなります。しかし今の医療では、そこで死んでくださいと言うわけにはいかず、家族の要望もあって胃瘻をつくります。結果、寝たきりで床ずれができ、ひどい場合は骨が露出し、とても痛々しい姿で亡くなっていく方も少なくありません」

 ちなみに、欧米にはこうした寝たきりの高齢者はいないのだという。

 ◆「欧米で胃瘻をつくるのは、回復する見込みがある患者だけです。たとえば胃がんの手術後、一時的に食べられなくなって胃瘻をつくることはありますが、治ってきたら必ず抜く。あくまでも救急措置なのです」と、鈴木所長。国際医療福祉大学大学院の高橋泰(たい)教授も言う。

 ◆「高齢者への胃瘻は年上を敬う文化がある儒教国に多く、欧米では食べられなくなると寿命だという考え方です。世界最先端の高齢者ケア・マニュアルを翻訳した際、そこにオムツや介護という言葉はありませんでした。その後、アメリカに留学したとき、リハビリテーション病院の先生と話し、“欧米の先進的な介護施設ではやっていないのだから、あえて書く必要もない”とわかったのです」

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            臨床医の里見清一氏







どの国も経験がない事態

 ◎こうして寝たきりで、何も認識できないまま100歳まで生きながらえることを望む人が、はたしてどれだけいるだろうか。しかも、不健康寿命を延ばすためには、膨大なコストが生じるのである。

 臨床医の里見清一氏が指摘する。

 ◎「コストをかけて胃瘻をつくり延命することが、患者本人にとっても社会にとっても、どういう意義があるのでしょう。“ただ生きてくれるだけでいい”という家族の希望のみで胃瘻をつくるのなら、生かされる高齢者の存在意義は、ペットのそれと大差ないのではないか。こうして生きていたくない老人までが生かされてしまう今、経済的な危機もそこまで迫っています。


 ◎病気になりやすい高齢者が多くなれば医療費がかさむのは当然で、医学の進歩、高齢者の増加、医療費の膨張という流れは、意図的に何かをしないかぎり、絶対に避けられません。しかし、高齢者の命をただ延ばすためにお金を使い、そのツケを次世代に回し続けていいのでしょうか」

 ◎この連載では、次世代へのツケを考える題材として、年間3500万円かかるがん治療薬「ニボルマブ(商品名はオプジーボ)」を取り上げてきた。あらためて里見氏は、この薬について、「よく効くが、高い、だれに効くかわからない、使い続けなければならない、患者数は多い、と医療経済的には最悪の条件がそろっています。これはニボルマブが素晴らしい薬であることと、まったく矛盾しません。日本の医療を考えるうえで象徴といえる薬なのです」と語る。実際、それは象徴であり、胃瘻もコストの点でニボルマブに負けていない。


 ◎鈴木所長が継ぐ。「胃瘻をつくって充分なケアと感染症管理を怠らなければ、少なくとも2年くらいは延命できますが、その分の医療費は、介護保険や医療保険から支出されます。胃瘻をつくると寝たきりになりますから、要介護5に認定され、月々約35万円が介護保険から出る。それだけでも年間400万~500万円ですが、血圧が高い人には降圧剤も使う。また高齢になると腎機能が落ち、行きつく先は人工透析で、その費用は月額40万~50万円といわれています。マスで考えると非常に巨額な費用になります」

 ◎延命のために胃瘻をつくった患者が20万人いるとして、1人に年間1000万円かかるとすれば2兆円である。むろん、かつてのように現役世代が多ければ支えることはできるが、前出の高橋教授が言う。

 ◎「日本の人口に占める65歳以上の人の割合を示す高齢化率は、1980年には9%ほどで、先進国のなかでも若い国でした。それが現在27%。さらに今後は毎年、65歳以下の若年層が100万人減る一方、75歳以上の後期高齢者が50万人ずつ増え、2030年には高齢化率が32%になる見通しです。それは世界中のどの国も経験したことがない事態です。また、1960年には高齢者1人を9人の現役世代が支えていましたが、2012年には2・4人で支えることになった。25年には1・8人、60年には1・2人で支えることになります」

 だが、現実には支えられないことは、火を見るよりも明らかである。

■初七日でも火葬できない

 また高橋教授は、今後の後期高齢者の増え方に、ある特徴があると話す。

 ◆「2010年から30年間で、75歳以上の後期高齢者は800万人前後増え、1・5倍に膨れ上がります。ただし、全国一律に増加するのではなく、増加分の50%は国土の7%を占めるにすぎない首都圏、関西圏、中京圏に集中します。かつて集団就職で三大都市圏に流入した人たちが、一斉に後期高齢者になるからです」

 すると、どんな問題が生じるだろうか。

 ◆「一人一人の利用状況が変わらなければ、医療、介護の限界がくる。まず病院や介護施設のベッド不足が深刻化します。今でも東京での不足分を埼玉や神奈川で補っていますが、東京近郊で後期高齢者が爆発的に増え、全面的に介護が必要な独居高齢者でさえ、受け入れ先がない状態が慢性化します。中京圏なども同様で、千葉や埼玉など人口当たりの医師数が少ない地域では、救急車を呼んでも搬送できなくなる。葬儀場の渋滞が起きて、初七日を迎えても火葬できなくなるでしょう。また介護施設ができてもスタッフが集まらない。実際、経産省は、2035年には介護施設で働く職員が68万人不足するという推計をまとめています」(同)

 ◆今、救急搬送ができなくなるという指摘があったが、実は、すでに救命救急センターは高齢者であふれ返っているという。東京都立墨東病院の救命救急センター部長、濱邊祐一氏は、「このままでは救命救急医療が疲弊し、システムが崩壊してしまう」と真顔で心配し、その理由をこう述べる。

 ◆「墨東病院の例で言うと、1992年には搬送された患者数は約700人で、ピークは交通事故など外傷で運ばれる20代と、成人病に端を発する疾病が中心の50代。救命救急センターとしては理想的な形でしたが、2012年には患者数が2200人超に増え、ピークは70代になりました。しかも65歳以上の割合が激増しているのが現状です」また、搬送される高齢者の実状が、近未来の「100歳社会」を象徴しているようで生々しい。

 ◆「寝たきりの人が心肺停止で運ばれ、必死に応急処置をしてよくなっても寝たきりに変わりはない。何百万円も医療費をかけ、自宅から病院に移すだけです。寝たきりでなくても、高齢者に心臓マッサージをすると肋骨がバキバキに折れます。若い人なら2、3週間でくっつきますが、高齢者はそうはいきません。


 ◆折れた肋骨が肋間神経にさわって、呼吸をするたびに“痛い、痛い”と言う。うまく呼吸ができない人には人工呼吸器をつけます。機械依存、医療依存で全身チューブだらけにならざるをえませんが、患者の家族からは“そんなことは頼んでいない”と言われる。そうしたことが頻繁にあります」

 また、こうした実態はコストのみならず、若い世代へのツケになるという。

 ◆「救命救急センターには生かすノウハウがあり、運ばれた高齢者を延命させられる。結果、高齢者のベッド占有率が高まり、生産年齢の急患を断ることになってしまいます。また、主に高齢者からの119番の増加で出動件数が増えたことで、救急隊が収容先を見つけられず、立ち往生することもある。高齢者には2、3分の差は問題でなくても、現役世代の場合、わずかな時間で救える命が救えなくなることもあるのです」(同)

■救急車をタクシー代わりに

 そもそも救急医療は、突発、不測、かつ重症、重篤の患者に適用するはずのものだが、それがなぜ高齢者に占有されているのか。

 ★「終末が迫っているという意味では、高齢者の病気は突発でも不測でもありませんが、それでも救命救急センターに運ばれるのは、重症、重篤だからです。と言うのも、東京消防庁の救急隊員が患者の重篤度を測るための手引には、年齢とADL(日常生活活動度)の項目がない。だから20代でも90代でも、心肺停止なら救命救急センターに運ばれるのです」(同)

 その結果、生を継続するための救急医療の場が、巨費を投じて看取る場になってしまっていると、濱邊氏は嘆息する。

 ★「それに救急車も救急ヘリもタダではありません。しかし、どれだけコストがかかるのか、日本人は知らないのです。墨東病院にくる患者にも、救急車をタクシー代わりに使う高齢者がいます。また、江戸川区の河川敷付近に餅をのどに詰まらせた老人がいたら、救急ヘリを飛ばすんです」

 ★ちなみに、救急車が一度出動するためには、平均して5万円前後、救急ヘリの場合は70万円前後かかるというデータがある。タクシー代わりに使うとしたら、あまりに高額である。「日本では、命とお金の話を一緒にするのはタブーとされてきましたが、生命を維持するにはコストがかかることを、ぜひ知ってもらわなければなりません」 と濱邊氏は主張する。里見氏が繰り返すように、「このままでは間違いなく国がもたない」からである。そして濱邊氏は、ある人の発言を「的を射ている」と引いた。

 ★「患者を“チューブ人間”と表現し、“私は遺書を書いて、『そういうことはしてもらう必要はない。さっさと死ぬんだから』と渡してある”と発言。続けて“死にたいときに死なせてもらわないと困る。しかも(医療費負担を)政府のお金でやってもらうのは、ますます寝覚めが悪い”などと話したんです。でも、この人は批判を浴びて、発言を取り下げてしまった」

 2013年1月、社会保障制度改革国民会議における麻生太郎副総理の発言だ。いずれにせよ、100歳社会を前に議論すべき重要なテーマがそこに含まれているのは間違いない。

 ★「75歳をすぎると人間は死に向かって、がんも認知症も脳卒中も増える。それに対して高額な医療を施すべきか、という議論が必要です。人生終末期の不可避な死に対してまで命を救うべきなのか。食べることができなくなったら、西洋のように神に召されるときだととらえるのか」(鈴木所長)

 つまるところ、「100歳社会」を乗り越えることができるかどうかは、われわれがどういう死生観を醸成できるかにかかっている。

「【短期集中連載】医学の勝利が国家を亡ぼす 第4回 人類が初めて遭遇する『寝たきり100歳社会』の悪夢 前編」より週刊新潮2016年6月2日号 掲載

コメントは『蛇足』・・・∑(=゚ω゚=;)


「引き際の美学」




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                舛添さんの「引き際の美学」…「ここまで耐えてきたのは
                リオ五輪で東京を笑いものにしたくないから」涙のこの発言
                やはりみっともなかった。

 

 




 甥っ子の満男が、とんでもないことをしでかした。初恋の人、泉の結婚式に乗り込んで、中止に追い込んでしまう。寅さんが説教を始めた。

 ▼「男は引き際が肝心だ」「泉ちゃん、おめでとう。どうぞお幸せに、電報一本打っといて、お前は空に向かって、今日一日よいお天気でありますように、無事結婚式が行われますようにと、それが男ってもんじゃないのか」。

 ▼今度は説教を聞いていたリリーが怒り出す。「バカバカしくて聞いちゃいられないよ。かっこなんて悪くたっていいから、男の気持ちをちゃんと伝えてほしいんだよ、女は」。映画『男はつらいよ』シリーズ最終作の名シーンである。世の女性はこぞって、リリーの啖呵(たんか)に拍手を送るはずだ。もっとも、恋々とする相手が地位や役職だったら、話が違ってくる。

 ▼東京都の舛添要一知事が昨日、ようやく都議会議長に辞表を提出した。今年3月、大名旅行のような豪華な海外出張が批判されたのが始まりである。以来、毎日のように発覚していた政治資金をめぐる公私混同の疑惑について、納得のいく説明は一つもなかった。

 ▼「ここまで耐えてきたのは、リオ五輪で東京を笑いものにしたくないから」。涙で言葉を詰まらせながら、五輪のセレモニー出席への執着を見せる場面もあった。しかし本会議で不信任案可決が確実になり、延命策が尽きたようだ。往生際が悪すぎた。

 ▼川北義則さんの『引き際の美学』にこんな記述がある。「『みっともない』という感覚があるから、人は自分の言動にブレーキをかけたり、レベルを上げようとがんばる」。舛添氏は頭がいい。行動力もある。機を見るに敏である。「みっともない」という感覚だけ、どこかに忘れて来たようだ。【産経抄】

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『引き際の美学』 商品の説明 内容紹介

  「“始める"よりも“終わる"ほうが難しい--」。一国のトップだというのに無責任に辞める首相に、「老害」といわれても権力の座にしがみつく経営者たち。今の日本は、引き際の潔さ、去り際の美しさを失っていないだろうか……。『男の品格』『40歳から伸びる人 40歳で止まる人』『みっともない老い方』などのベストセラーで知られる川北義則氏が、できる人の見事な「引き際」について語る。

 「話がすんだらさっと引きあげよ」「『教えたりない』くらいで手放す」など普段の仕事のやり方から「悪あがきはするな、覚悟を決めよ」「『みっともない』の意識をもて」などの生き方、「名将の上演とは、『退き上手』にあり」「深追いは悲劇の幕開け」など勝負の見極め方、「男は、終わった恋に寡黙であれ」「大人の男と女に『別れよう』はなくていい」など、男女の別れ際、「人生の幕引きをどう整えるか」「最終幕は、毎日を充実して生きよ」など今際の際まで、さまざまな引き際の美学について語る。

トップカスタマーレビュー

 ピーク時に退き、引き際は綺麗に。 実際は見苦しい御仁が如何に多いことか。 投稿者  元祖正義の味方 


◆「引き際」だけは間違わずにいたいものだ。 政治、企業、スポーツ、人生、見廻すとみっともない引き際ミスの例は多い。  その面々に対し川北義則氏が辛辣に指摘する筆致が良く、川北氏の著作では珍しく面白い。  「引き際」を勘違いさせ、誤らす要素は 「金」・「異性」・「名誉」と言う。 どの世界も過去の業績・実績が物言えば、衰えて「そろそろではないですか・・」と直言してくれる人はいない。  影響を持ち続け、結局は組織内で 「老害」 が生じる。  しかし本人はそれに気付いていないから厄介この上ない。
 

◆例えば著者も例示するが、ある民主党首相経験者は首相退陣後の選挙出馬はしないとの明言をあっさり撤回し、結局はその後に辞めざるを得なくなった。  川北氏も「みっともないを通り越し正気を疑う」とまで言う。  ある金メダル柔道家に対しては、柔道と国会議員は両立すると「訳の分からないことを」と川北氏は吠える。 私が見廻しても、あの全国紙のトップは独裁者のように鎮座し社員は全く何も言えない。 


◆ある有名病院の名誉院長はお元気なのは良いが、あの御年で役職は異常だ。  実業界では、大塚さん(77歳)と高田さん(66歳)が後継者への考え方は好対照だ。  スポーツ界でも、MLBの出番は減っても現役に拘り、嘱託再雇用のように1年契約でも拾ってくれる先を捜す。 サッカーもこの年でまだやるか..

◆どの世界にも永く現役で強烈な影響力を与える人物が少なくない。 これらの方々はそれはそれは立派であるが、後輩を認めないのか、信じていないのか、ポストに固執する。  「まだやっているのか」と言われる前に、惜しまれる内に退く潔さ、美しさを私は支持したい。 スポーツ選手も自分の栄光を引きずるより、後進の指導をするのが望ましい。 


◆タカラジェンヌがピークで辞めるのは、本人が次のチャンスに繋げることと、後進に道を開くことが理由だそうだ。 一方で企業に長期間実力者として留まり、その為に後進が育たず、組織の新陳代謝を疎外するように、全ての社会に共通する気がする。 自然に逆らわず老兵は去ればいいのだ。

◆「引き際」は第4章にある「男と女」でも重要だ。 別れても未練たらしい態度と行動で、自分の値打ちを下げる人間は多い。  ニュースでお馴染の、復縁を迫り、ストーカーとして殺人や立て籠もり事件が後を絶たない。  世の中には「晩節を汚す」恥知らずの輩は多い。 いい年をして、人生の引き際で転落し、みっともない幕引きだけは避けたいものだ。  人生の引き際は臨終だが、「孤独死」を「かわいそう」とする見方を川北氏は否定する。自宅で孤独死とは一人暮らしが可能な人で、生を全うした人の最後の姿であり、故に「自立死」と呼ぶ。 

 
人生で大切な引き際を教えてくれる素晴らしい一冊。
投稿者  たま

◆引き際は、難しい。それは、若手でも熟年でも同じであろう。だが、日頃、引き際を考えるトレーニングをしていれば、パッと決断できる。著者、川北義則氏は、元記者の78歳。この本のような、面白い文を書ける、彼のようなカッコいい初老になりたいものだ。

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       コメントは 『物言えば唇寒し秋の風』・・・・。



銃社会

 
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           銀行の口座を開設すると、ライフル銃がもらえる。

           スーパーで銃弾が手に入る―。14年前のドキュメンタリ
            映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」を見て、米国の
            すさまじい銃社会ぶりに驚いた







▼なぜ、米国は発砲事件が多いのか。マイケル・ムーア監督は、1999年にコロラド州の高校で13人が亡くなった事件をきっかけに関係者や周辺国を取材し、解き明かす


▼カナダは米国と同様に銃が普及するが、犯罪は少ない。銃の数だけが問題ではないことが分かる。市民の言葉が印象深かった。「カナダでは家の鍵を掛けないが、米国民は不安で何個もつける」。銃を持つのは、他人への恐怖心が強いからか


▼今回の犯行の動機は何か。フロリダ州の同性愛者が集まるナイトクラブで起きた銃乱射事件。50人以上が犠牲になる米史上最悪の銃犯罪となった。「イスラム国」(IS)が事実上の犯行声明を出しているが、同性愛者への憎悪などが背景との見方もある


▼いずれにしても、銃が手に入りやすい社会なればこその悲劇だ。規制は当然と思うが、「銃の所有が犯罪を抑止する」との主張も根強い。核抑止論に通じるところが、何とも不気味である


▼根本は映画が示すように、他人を恐れ、憎悪を抱く社会をどうするかだろう。恐らくそれは米国の話だけではないはず。一つのまちの事件が、混迷する国際情勢を映しているようにも思える。【卓上四季】

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「ボウリング・フォー・コロンバイン」 Amazonレビュー


   マイケル・ムーアが、『ロジャー&ミー』や『ザ・ビッグ・ワン』でやったように、アポなし突撃取材で挑んだ優れたドキュメンタリー映画。今回のターゲットは「銃規制」。この主題をとりまくあらゆる論争を巧みに展開、それらの論争を打ち負かしていくが、「他の民主主義国家に比べて、どうしてアメリカ人は互いを殺しあうのか?」という問題の答えはなかなか見つからない。コロンバイン高校銃乱射事件や、ムーアの地元ミシガン州フリントで起きた6歳児の発砲事件にフォーカスを当て、探求は進む。


 コロンバイン高校銃乱射事件を引き起こした生徒が銃を購入した大手ディスカウントストアのKマート本社に乗り込んだり、全米ライフル協会(NRA)会長、チャールトン・へストンの自宅を訪問、アメリカ国内での銃規制に反対する人々や組織に説明責任を求める。ムーアの切り口には、ユーモアと感情があり、ただの熱血漢で終わっていない。ムーアは、犯罪のはびこる世の中において、真に良識のある発言者となりつつある


「ボウリング・フォー・コロンバイン」 トップカスタマーレビュー


アメリカってこんな国・・・。 投稿者  m-16a2


 ★コロンバイン高校銃乱射事件からはじまり、マイケルの生まれ故郷でもあるフリントでの6歳の少年による銃殺事件などを基に、銃社会アメリカに対する素朴であるが、しかし誰もが抱くであろう「なぜアメリカは世界第一の銃犯罪大国になってしまったのか?」という疑問をマイケル・ムーア流に解明していく。コミカルであるが、一方で真剣にこの疑問について取り組むマイケルのジャーナリスト魂のようなものを感じた。


 ★銃社会というアメリカの側面からアメリカの本質をうまく導き出していると思う。しかし、マイケル自身の答えが明らかになっていないことはすなわち、その答えが一つでなく、このドキュメンタリーを見た人間一人一人に考えて欲しいというマイケルなりのメッセージなのだろう。アカデミー賞での「恥を知れブッシュ」発言も含めて星5つ。

アメリカの銃社会の病巣に挑んだ作品  投稿者  本が好き 


 
 ★交通事故でなくなる方より銃で撃たれてなくなる方のほうが多い国アメリカの銃社会の病巣に真っ向から挑んだ作品、出だしの銀行にムーア氏が新しい口座を開きに行くシーンから始まる。 この銀行のサービスが新規の口座を開く顧客には銃のおまけ付く。 支店の地下に武器庫があってカタログの中から好きなのが選べる。  また、担当者も銃に詳しいこと。 ムーアが「この銃で銀行強盗に来たらどうします?」とつっこみを入れても無視される。

 ★それだけ銃が蔓延している社会:アメリカの問題は何かを、明らかになっていきます本当の問題は、銃ではなく、人々に恐怖・不安心理を煽る傾向があること、それが銃の拡販に利用されていることが同じ銃が社会のカナダ(狩猟が盛んな国)との比較等から明らかになっています。

 ★一般のスーパーで無制限に弾が売られている現状や、貧困の問題、マスコミがセンセーショナルに煽るだけで本当の問題に焦点を当てようとしないこと、当時全米ライフル協会の会長チャールトン・ヘストン氏への押しかけインタビューでの人種差別発言等、アメリカ社会が抱える問題が明らかになっていきます。

危機すら金に換える国アメリカ  投稿者  g・ばいぶれーしょん

 ★銃乱射事件に端を発して作られたドキュメンタリー映画。何故銃がなくならないのかという疑問から発した問題は様々な方向へと展開してゆく内容はとても意義深かった。銃が入手し易いから銃犯罪が起こるのではなく、銃を持つ国民に問題があるから犯罪が起こるとするムーア氏の指摘は正しいと思う。


 ★アメリカは国家的に様々な点で未熟であり、そんな国民が銃を自由に購入できることは非常に危険である。チャールストン・ヘストン氏が最後に登場するが、彼全てがアメリカ社会を象徴するものであり若かりし頃の彼とその頃のアメリカ・年老いた彼と現在のアメリカ、いずれもその象徴としての対象となりうることは何とも皮肉である。

銃社会のアメリカと、平和呆けの国? 投稿者 珍念

ふと、アメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディの、1961年の国連総会の中で演説で語った言葉を思い出す!

 ◇「ダモクレスの剣」は、常に戦々恐々としている状況をあらわす例えとしてヨーロッパなどで使われていますが、ケネディ大統領もまさにダモクレスの剣の故事を逸話にして「核」について語りました。いつ切れてもおかしくない・・つまり世界も常に「核」という危険にいかにさらされいるか。

 ◇ (老若男女というあらゆる人が、核というダモクレスの剣の下で暮らしています)(世にもか細い糸でつるされたその剣は、事故かまた誤算か狂気によって、いつ切れても不思議はないのです)”(今日、地球のすべての住人たちは、いずれこの星が居住に適さなくなってしまう可能性に思いをはせるべきでしょう)。

 ◇隣国の独裁者は、核兵器を保有し外交の手段にしている。また一党独裁のX国は核弾頭を何処かの国に向けている。
変人の筆者の『杞憂』かなぁ・・・・ モジモジ(。_。*)))


ルイス・フロイスの眼

 
 
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       戦国時代に来日したポルトガル人宣教師ルイス・フロイスは
       子どもたちの賢さによほど感心したのだろう。10歳で口上を
       述べる姿を「50歳にも見える」と称賛している。








 ▼しつけにも目を見張ったようだ。「われわれの間では普通むちで打って息子を懲罰する。日本ではめったに行われない。ただ、けん責するだけだ」(「ヨーロッパ文化と日本文化」岩波文庫)。親が体罰ではなく、言葉で諭していた姿が浮かぶ。

 ▼北海道の林道に置き去りにされ、その後6日ぶりに保護された小学2年の男児が退院した。ボールの形をした寄せ書きを抱えて、少しはにかんで手を振った。その姿に、胸をなで下ろした人は多かったに違いない。

 ▼どこまでがしつけで、どこからが虐待か。このニュースをきっかけに、子育てのあり方に関心が集まっている。海外でも連日報じられ、熱い議論が交わされたほどだ。本紙「ひろば欄」にも賛否の投稿が寄せられている。

 ▼心を鬼にして親の役目を果たすべきだという意見がある一方で、わが子の心に傷を負わせたことを悔いている人もいる。筆者も園児のころ山道で下ろされ、車を追いかけた記憶がある。屋外の柱にも何度かくくりつけられた。

 ▼フロイスが接した日本の子どもは、のびのびして愛嬌(あいきょう)があったそうだ。社会のルールを教えるのは大人の役割である。ただ、子どもから笑顔を奪っては意味がない。南風禄】

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《牛の曲がっている角をまっすぐに 直そうとして、かえって牛を死なせてしまうことから》小さな欠点を直そうとして、かえって 全体をだめにしてしまうたとえ。

これ以上は『蛇足』・・・・( ^ω^)おっおっおっ

「山は人間だけのものではない」

 
                            Nametocoyama

  宮沢賢治の童話にクマの狩猟をなりわいとする  マタギ(猟師)が主人公の「なめとこ山の熊」がある。クマの命をいただくという感謝の思いで猟を続けるうちにクマの気持ちなども理解できるような思いがしてくる



 ▼ある日、山奥でクマの親子を見つけた時には、親子のしぐさに胸がいっぱいになり、音をたてないよう静かに戻っていく。とりわけ印象的なくだりだ。民話や童話の世界にたびたび登場するクマは普段見なくても、なぜか身近で愛すべき存在のように描かれる


 ▼しかし、童話のようにはならないのが現実の世界である。秋田県鹿角市の山中で山菜採りにきた人がツキノワグマに襲われたとみられる被害が相次いでいる。現場周辺ではこれまでに4人の遺体が見つかった。ほぼ同じ地域に犠牲者が集中するとは信じられない事態だ。慄然[りつぜん]とする


 ▼昨年はクマの好物のドングリが豊作だったため子グマが多く生まれ、親子連れのクマが里山周辺まで頻繁に現れ始めているという。山に入る人たちのお目当てのネマガリダケというタケノコはクマも大好き


 ▼子連れのクマと、気がつかないうちに鉢合わせすれば危険なことは間違いない。専門家によれば、人を襲ったクマは人間を恐れなくなることがある。先日、現場でクマ1頭駆除したが、周辺には依然複数のクマがいるといい、心配だ。ここは細心の注意を、と願う


 ▼ 「山は人間だけのものではない。静かに登り、自然に謙虚に…」。以前、本紙に載った、南アルプスの森で何度もクマに遭遇した山岳ガイドの言葉を思い出した。【大自在】

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。

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         コメントは『蛇足』・・・・







「誰よりも辛(つら)い本人が、前向きに病気と闘っている」

 
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     2度目の手術前、病室に行くと「伊知郎、こっち、こっち」。
     姉は看護師さんを並ばせ、弟に「はい、サインして」。
     だが弟が帰りのエレベーターに乗った途端、陽気な
     態度は消え姉は両手で顔を覆いしゃくり上げた。







▼▽30年近く前の姉恵美子さんの姿。アナウンサー古舘伊知郎さんが著書「えみちゃんの自転車」で振り返っている。進行性のがんで胃を摘出して3年、今度は子宮と卵巣を取らなければならなくなった。扉が閉まったエレベーターの中、古舘さんは孤独感と無力感に襲われる。

▼▽大切な人が深刻な病になったと知った時、家族の心配は並大抵ではないだろう。当の本人の不安はもっと大きいはずだ。それでも周りを気遣い気丈に振る舞う。歌舞伎俳優市川海老蔵さんが、妻小林麻央さんの乳がん治療について話す会見を見て、そんなことを思い出した。



▼▽闘病生活1年8カ月の比較的深刻ながん。でも海老蔵さんは明かした。「誰よりも辛(つら)い本人が、前向きに病気と闘っている」。会見の終わり近くの言葉が実現する日を、心から待ちたい。「あの時間は大変だったけど、とてもいい経験になったね」と家族で会話できる日を。【談話室】



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  ふと、『釈尊の涅槃経』に出てくる逸話が脳裏に浮かぶ!

 

 ★ある家を、宝石で身を飾った美しい女性が訪れて語る「私は、行く所どこでも、金銀などの財宝を与える」と。主人は喜び迎え入れようとする。ところが、門外には、もう一人の女性が立っていた。先の女性とは反対に醜い容貌で、衣服も綻び垢に染まっている。

 ★青白い顔で「私は、行く所どこでも、その家の財宝を衰え失わせる」と。主人は刀を抜いて追い払おうとした。しかし、美しい女性は姉で、醜い女性は妹だという。ともに行動し常に離れることがないという二人を、主人はついに去らせた。 

 ◎ここに登場する姉は「生」妹は「死(老・病)」を譬えたものです。生ある限り、老・病・死から免れることは出来ません。凡夫は生(姉)のみ愛して執着し、老・病・死(妹)を厭い嫌う。その結果、かえって死の不安・恐怖にとらわれ生を充実させことができないと、釈尊は教える。

 ◎苦悩に出会ったとき、それを自らの人格を深め飛躍するバネとして行く前向きな姿勢で臨むか、それとも単に苦悩に打ちひしがえるだけか。その生き方の”差”は労苦・病苦そして死苦という現実に直面したとき、より明確になってくる。



 ◇筆者は、16年前、(悪性リンパ腫)で某大学病院で9か月入院・治療を受けましたが、匙をなげられましたが、驚異の生命力で危機を乗り越えました。小欄の【珍念の誓い】にるる述べています。

「えみちゃんの自転車」商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)

 幼いころからしっかりしていた姉。いつも弟をかばつてくれた姉。その姉に、突然ガンの魔手が…。実姉の4年間にわたる闘病生活に直面した著者が、それを見守る家族たちの祈りや苦悩を、幼い日の思い出を交えて語った感動の手記。人間の生と死に関わる様々な問題を見つめ、痛切な思いを込めたヒューマン・ドキュメント。

「えみちゃんの自転車」トップカスタマーレビュー

 ★たったひとりの最愛の姉を亡くした叫び  投稿者  キューサイ

 
 賢く明るかったお姉さんが、胃がんに侵され全摘手術をされるも3年後には卵巣転移で2度目の大手術後に人工肛門になり抗がん剤治療。結局3度の手術を受けられて亡くなられた過程が、すごい迫力で綴られている。家族の慟哭が聞こえてくるようです。2回目の手術前に「もう手術はいやだ」と言ったお姉さんの気持ちが痛々しくて可哀想で涙が出ます。古館さんがこのような悲しい過去を背負っていたとは。

 ★「死」は残酷。  投稿者  ひで坊 

 これほどまでに、読んでいて涙の出た本はない。古舘伊知郎を知る上で欠かせない本。
読後、感動はなかった。あるのは果てしない哀しみだけ。この哀しみが、今のトーキングブルースに通じているのかも。

 ぜひ、復刊を! 投稿者  福岡猛虎会
 
 私は本屋大賞のHPを見て中古本を買いました。古舘伊知郎さんってあまり好きではなかったのですが、こんなこともあったんですね!知らん方が良かったかな?でもみんな知ってて欲しい。彼のブラウン管に映し出される姿と別の人間らしい姿を!ぜひ、復刊して欲しいです!胸に迫る本です。  (*゚ー゚*)




体内時計と睡眠

 
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  アンデルセン童話にこんな話がある。あるところに,真のお姫様をお妃(きさき)に迎え入れたいと考える  王子がいた。しかし、世界中を探してもメガネにかなわない


◆嵐の晩に、一人のお姫様が城へやって来た。王子は試しにお姫様のベッドに一粒のエンドウ豆を置き、その上に何枚もの布団を敷いて寝かせる。朝になり、お姫様は体中に跡が付いて眠れなかったと話す。王子は一粒の豆が体にこたえるほど繊細な人は真のお姫様に違いないと考え、この姫をお妃に迎え入れた

◆人はちょっとした環境の変化で眠りを妨げられると読むことができる逸話である。睡眠や覚醒のリズムを24時間周期で生み出すという「体内時計」。この時刻を、体の中のタンパク質の量から特定できることを大阪の理化学研究所チームがマウスで突き止めたそうだ。これで、体内時計のリズムが生まれる仕組みの解明につながると期待される

◆ホルモン分泌や睡眠など、さまざまな生理機能に関わるとされる体内時計なので、ゆくゆくは時差ボケや睡眠障害の診断、治療につながることになろう。現代人は、寝つきの悪さを含めれば5人に1人は不眠というから、これは朗報に違いない

◆「充実した一日を過ごせば、幸せに眠れる」と言ったのはレオナルド・ダビンチだ。この逆もまた真なり、である。今宵(こよい)もいい眠りを。【有明抄】

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       このコラム『起承転結』素晴らしい!










「ゴルゴ13」「高津財務相」

Takatu           
      ビッグコミック」第19号掲載の「ゴルゴ13」に登場している
           高津財務相(画像出典:ビッグコミック第19号435ページより







 ▼財務相の麻生太郎さんは大の漫画好きとして夙(つと)に知られる。愛読する「ゴルゴ13」の最新作に昨年秋、自分に似た「高津財務相」が登場した際は記者会見で、作者に「礼状を書こうかと思った」と冗談交じりの上機嫌。

 ▼外相時代は日本の漫画文化普及のため、外国人漫画家の作品を表彰する「国際漫画賞」設立を発案。車には常にコミック漫画などを積み込み、漫画週刊誌は1週間に約20冊読破していた。購入費に政治資金を充てていたとは聞かない。でも政策立案には役立ったことになる。

 ▼片や都知事の舛添要一さん。政治資金で購入した商品には、漫画「クレヨンしんちゃん」も。弁護士による調査結果は、さすがに「適切とは言い難い」。一方「書道の際に着ると筆がスムーズになる」と舛添さんが説明したシルクの中国服はなぜか「説得力がある」の判定。


 ▼そうそう、書は麻生さんの特技でもある。5日に新しくなった財務省の看板の文字を揮毫(きごう)したし、小まめに礼状を書いて相手を感激させたこともある。「ゴルゴ13」の作者にも実は出していたりして。筆を執る際、誰かさんみたいに本場の服がなくとも十分だったろうけど。 【談話室】

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Giyanngu   
  正義の味方<麻生太郎>さん
 正直で、(キャラ)がたって、粋ですね!
 【消費税】先延ばしなら、衆議院を解散し
 信を問うべきだ。  ∑(=゚ω゚=;)



















グレー

 
 
        Miyakawa_10
             黒沢明や溝口健二など名だたる監督の作品を撮影した
            映画カメラマンに宮川一夫さんがいる。水墨画のような
            映像から「世界のミヤガワ」と呼ばれた。その奥義を表した
           言葉がある。モノクロ映画には「黒と白と無限のグレーがある」
           (「撮影監督 宮川一夫の世界」)








▼映像の大家には大変に失礼だが、舛添要一東京都知事の政治資金私的流用疑惑を巡るやりとりを見ていて、この言葉を思い出した。調査に当たった弁護士は「使い道は不適切だが、違法ではない」を連発していた。限りなく黒に近いグレーだというのである

▼ふに落ちないのは白とした中にも黒に近いものが散見されることだ。例えばシルクの中国服を購入したいきさつ。書道の際に着ると筆をスムーズに滑らせることができるというのが理由だとか

▼弁護士は「一面では趣味だが、政治活動にも役立っており、不適切ではない」と述べていたが、苦しい言い訳にしか聞こえない。そもそも、調査は関係者の聞き取りが不十分だという声もある。いやはや、宮川さんならブラックユーモアをテーマに映画が撮れそうだ

▼ヒット曲「花」で有名な歌手、中(あたり)孝介さんの「白と黒の間に」の一節が頭に浮かんだ。<白と黒の間で/答えを探している/決められない心が/居場所を失(な)くす>

▼すっきりと決断しなければ中ぶらりんが続き、迷惑を被るのは都民。それでいいのか、舛添さん【卓上四季】

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Totiji_3                   このコラム『快刀乱麻を断つ』 


          舛添要一東京都知事は【裸の王様】かなぁ
         これを映画化すれば大ヒット、間違いない。
         転んでもただは起きぬ、お主も悪じゃのう!


差別広告

            Saru

  広告は、テレビリポーターの格好をしたチンパンジーが、たばこの葉をあぶるチンパンジーたちを紹介する姿が、こちらはリアルなタッチで 描かれている  これが、アフリカの人々を「チンパンジー」扱いにしたものだとやり玉に挙がった。他の国の人間を「サル」になぞらえることは、 典型的な侮蔑行為だ。ましてや、とかく「未開」という差別的なまなざしを向けられがちなアフリカの人々にとっては、この広告は見過ごせるわけがない。

 米国のオバマ氏が「CHANGE(変革)」を売り文句に大統領選で旋風を巻き起こしていたころ。日本の携帯電話会社のテレビCMが物議を醸したことがある

▼背広姿のサルが演壇に立ち、観衆が「CHANGE」と書いたプラカードを掲げる。サルを、黒人のオバマ氏と重ねたと見られたのか。人種差別だと指摘され、CMは放映中止になった

▼時の人にあやかる広告もユーモアに映るとは限らない。最近、黒人を洗濯機で洗うと、色白のアジア人に変身する中国の洗剤会社のCMが批判を浴びた。どんな意図があろうと、細心の配慮が無ければ差別になる

▼そんな時代なのにいまだに露骨な民族差別の言葉が街中を飛び交う。おととい川崎市でヘイトスピーチ(憎悪表現)のデモが中止になった。対策法が効いた形だが、使い方を誤れば表現の自由の侵害という副作用も起きる。法の盾だけに頼らず、言葉の暴力を許さない空気を濃くしたい

▼ボクシングの元世界ヘビー級王者で黒人の故ムハマド・アリさんが人種差別に抗議し、五輪で得た金メダルを川に捨てた話は有名だ。しかし憎み合いは好まず、周囲にこう語っていた。<おれは白人も好きだ。互いに侵害せずに暮らしていけば平和につながる>

▼差別はつながりを断ち切るだけで何も生まない。当時、社会にパンチを与えた言葉が今なお、目標にとどまるのは故人の本意ではなかろう。【卓上四季】

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 ふと、脳裏に、「一本の矢」との闘争が思い浮かぶ (^^♪

 ★仏典に有名な(毒矢の譬)の話がある。 ある人が毒矢を受けて苦しんでいた。親族はすぐに医者を呼ぼうとする。 ところが、本人は毒矢の材質、色,毒矢を射たのは、どの角度で、男か女か大人か、子供か どんな種族か。などあらゆることが分からない限り、矢を抜いてはいけないという。親族は、今すぐ毒矢を抜かないと命が危ないと諭すが ・・・

 結局、この人は知り尽くすことが出来ないまま死んでしまう。

 ★実は、ある男が、釈尊に、宇宙は、有限か、無限か・?その他・・神格論争・・? など この問題が解けない限り仏道修行はできないと、述べたのに対して、答えたものです。釈尊はこの譬えで、人生における生老病死という苦悩の根「毒矢」を抜くためには、まず行動し仏道を行じることだ、と説いています。同苦の心を大きく広げ、すべての人を幸せに!

 〇人間の心に巣くう差別意識や差異へのこだわり。
釈尊はそれを「人の心に見がたき一本の矢が刺さっている」と表現した。

「一本の矢」とは、一言にしていえば"差異へのこだわり"といってよいでしょう。

 ☆「一本の矢」について、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長は、ハーバード大学での2度目の講演(1993年)で、こう述べている。「克服される悪、すなわち(一本の矢)は、外部というよりまず自分の内部にある。ゆえに、人間への差別意識差異へのこだわりを克服することこそ、平和と普遍的人権の創出への第一義であり、開かれた対話を可能ならしむる黄金律なのであります」

Naku1   

             天然ボケの(珍念) 『一本の矢』どころか
              何百本・何千の矢が心に宿っている。
              反省し、恥じています。

フェイスブックで知ってしまった お見合い相手の過去

 
 
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  多くの人が使っているフェイスブック(FB)。日常のちょっとした話題を友達とシェアしたり、高校時代の同級生とつながっり と 、記者も楽しみながら活用していますが、そのフェイスブックがもとで、ある女性から、発言小町に相談が寄せられました。

トピはこちら⇒「FBでお見合い相手の過去を見てしまい、、、」(トピ主:「こん」さん)


 トピ主の「こん」さんは先日、初めてお見合いをしました。お相手の男性は悪い感じではなく、今後もお付き合いを続けようかなと思ったそうです。

 ▼ただ、その夜、フェイスブックでその男性を検索してみたところ、5か月前に彼女がいて泊まりがけで旅行へ行ったこと、彼女を実家に紹介したことなどをはじめ、歴代の女性との交際状況がアップされていることが判明。男性がシェアしている内容にも共感できないものがあり、結局、「こん」さんは仲人を通じてお断りの連絡をしました。

 ▼そして数日後、気になって再び男性のフェイスブックを見たところ、「人のプライベートを勝手に検索し覗のぞきみて値踏みするような相手はこっちから願い下げ」という書き込みが。「FBやツイッターは、こんな風に判断材料にしてはいけませんか? 公開されているこれらをみることが人のプライベートを覗き見ることになってしまうのですか?」と問いかけています。

 このトピに対し、投稿の感想を投票できる「これポチ投票」の「エール」ボタンがすでに2000以上もクリックされています。


 ◎「見られたくないプライベート情報ならFBに載せること自体がおかしい。FBに載せるということは全世界の人に自分をさらしているということです。お見合いじゃなくても、SNSで情報を得られるなら利用するべきです」(ハンドルネーム「40代再婚婚活中」さん)

 ◎「今回のトピ主さんの行動はアリだと思います。ブログやFBはネットに公開しているのだから、『それを見るな!!』っておかしい。嫌なら載せなきゃいいんです」(ハンドルネーム「詩音」さん)

 ★フェイスブックは自分で情報の公開範囲を設定できます。なので、誰もが見ることができる設定にしているのに、「のぞき見」と批判する男性の発言を疑問視する声が目立ちました。
 
その一方で、「こん」さんに対して厳しい意見もありました。


 ◇「フェイスブックを見て、何を知りたかったんですか? 相手の事が知りたいなら、直接聞けば良いですし、裏の顔がないかの調査ですか? しかも自分から断っておいて、再度フェイスブックを見て勝手に落ち込むって……。自分からつらい状況を作り出しているだけではないですか」(ハンドルネーム「まさ」さん)

 ◇「トピ主さんだって、過去に幾つかの経験があるでしょう。男はたくさんの女性の中から一人の女性を選びます。過去の人を捨てて、トピ主さんを選ぶかもしれない。トピ主さんを捨てて、次の人に行くかもしれない。人生の通過点です」(ハンドルネーム「世渡り」さん)

 ◇人を好きになることはステキなことだし、疑問があれば自分に直接聞いて欲しかったと男性も思ったのかもしれませんね。ただ、男性が過去の交際の記録を削除せずに披露し続けていることに引いてしまった「こん」さんの心情、記者も分かる気がします。

 結局、ほかの人も指摘していましたが、「こん」さんとこの男性はご縁がなかったということでしょうか。


 ◇「ひと頃前までは、縁談話があれば、よく、お相手の身辺調査をしたものでした」という書き込みもありました。昔は手間をかけて、人に聞いて回らなければ分からなかったことも、今はネットで「検索」すれば簡単に手に入る時代。そこが便利な反面、人間関係を複雑にしたり、デメリットとなる危険性も秘めていたりします。

 ◇企業の採用担当者に聞くと、入社希望者のツイッターやフェイスブックなどで、面接だけでは分からない“素の姿”を調べることは常識になっているといいます。友達だけに知らせる感覚でアップした情報が、自分の人生を決めてしまうかもしれません。


 ★SNSにアップして、誰もが見られる状態にしているならば、情報の「受け手」がそれをどう判断するかコントロールすることはできません。そのことを十分踏まえた上で、SNSを楽しむことが賢い使い方だといえそうです。


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              このコラム『他山の石』なのだ。 
             どんな(石)・・・・?









【意味】他の山から採れた粗末な石であっても、玉を磨く際に使うことができるということから、他人のよくない言行、誤り、批評などを戒めとして、自分の知識や品性を高めることに役立てるということ。反面教師。

 

受動喫煙

          
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  受動喫煙が原因で死亡する人は、国内で年間約1万5千人に上るとの推計を厚労省の研究班がまとめた。2010年実施の前回は約6800人だったが、その後に脳卒中との因果関係が明らかになり、脳卒中の死者約8千人が加わり、膨れ上がった


▼死因の内訳は肺がん2480人、虚血性心疾患4460人、脳卒中8010人、乳幼児突然死症候群70人が死亡

▼職場では男性3680人、女性4110人、喫煙者と同居する家庭では、男性840人、女性6320人が死亡すると推計

▼3次喫煙という概念もクローズアップされている。喫煙者が吐き出した煙などを吸い込むのが受動喫煙ならば、3次喫煙は灰皿に残った吸い殻や、喫煙者の衣服、部屋の壁などに残る有害物質を吸引すること。乳幼児に悪影響があるとされる

▼20年の東京五輪・パラリンピックに向け、学校や病院の禁煙化を柱に受動喫煙防止対策を盛り込んだ議員立法を目指した超党派の議員連盟は、法案の国会提出を断念。自民党内で賛否が分かれているためだ。国際オリンピック連盟などは「たばこのない五輪」を求め、過去の開催地では罰則付きの法律が制定されたケースもあった

▼1万5千人。もはや無視できる数字ではないはずだ。 【いばらぎ春秋】


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   Ti2_3  芥川龍之介「煙草と悪魔」が、ふと、脳裏に思い浮かぶ!
    読者の皆さん 気が向かれたら、お読み下さい。
      それは、さておき(煙草)の害 恐るべし。
    喫煙者は<健康保険費用>を、吸わない人より
    多く納めて貰う 法律を検討すべきかと、思います。
    煙草の値段も(一箱千円)ぐらいにされたらいかがでしょうか?




あ・・「数をいうまい羽織の紐」  これ以上、吠えたら{喫煙者}から煙たがられる。




【日曜訪問】本村悠子さん(57歳)/県立宮古病院副院長兼看護部長



 
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         本村 悠子さん










 沖縄県立宮古病院。宮古諸島の中核医療機関だ。2013年6月、現在地に新築移転した。通常で医師50人、看護師210人、診療科24、276床の総合病院の存在は、離島に営む人々にとって医療の範疇を越えた精神的支柱といっても過言では無い

 ▼その中で、看護部のトップとして200人余の看護師を束ねる看護部長の職責は重い。「新人当時は看護業務に慣れるのと、業務をこなすだけで精いっぱい。約3年を経て周囲を見渡すゆとりが出てきます。経験を重ねることでチームを自覚し、一人前の看護師としてのスキルを身につけます」と本村さん。

 ▼その間の厳しい業務の日々を裏付けるように「若いころはストレスから胃を痛め、苦しんだ時期も多々ありましたよ」と本村さん。それらを乗り越えて今日があるが「スタッフの多くが結婚し、出産・育児など家庭と仕事の両立を求められる訳ですから、それぞれプレッシャーは大きいですね。その意味で家族やスタッフの協力・支えが不可欠ですしに感謝しています」と振り返る。

 ▼その本村さんが看護師を志したのは「父の勧めです」という。本村さんの父親は芳山弘志さん。当時「博愛の村」として知られる上野村の出身。村長として地域の発展に心砕いた経験があり、娘を含めた若者たちの将来事情に明るい立場にあったが、本村さんの高校生当時、女子の就職や進路選択肢は狭いものだった。

 ▼その中で「人に、地域に役立つ職業という視点からの勧めだったと思います」と本村さん。そして宮古高校からコザ看護学校(現在の県立看護大学)に進む。「でも、当時は志望者も多くて看護師を志す学びの道は厳しく、途中辞めたいと思った時もありました。続けられたのは父の思いがあったからだと思います」という。

 ▼そして晴れて看護師の資格を得て、沖縄本島の病院を皮切りに看護師として歩み始める。以来、年余を経て管理職としての現在に至るが、現状について「全国的に看護師の確保が厳しくなっています。高齢化が進む一方で、逆に若者の数が減少している状況は医療の現場にとっても厳しいですね」と憂うが、「でも見方によっては今ほど若者の力が期待されている時代は無いのでは。

 ▼実際、今の私たちでさえ若者の覇気に学び刺激を受けることは多々あります。その意味でも受け皿づくりに努め、若者の志に期待しています」と結んだ。
本村 悠子(もとむら・ゆうこ)上野出身、夫・英彦さんとの間に娘2人。1957年9月24日生まれ。

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   珍念(虚弱体質)のため。いっも、病院にお世話になっています。
   看護師さんの温かい励ましで勇気を戴いています。

   交通事故・悪性リンパ腫・など、4度(虎の尾を踏み)奇跡的に(虎口)を逃れました。









奇跡の生還。田野岡大和君

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   北海道・小2男児の超絶「サバイバル」能力 
   7日目に自衛隊演習場で無事発見









 家族と食卓を囲みながら気付いたのかもしれない。<近ごろの私ちょっぴり大人っぽい竹のこがスキにがいお茶スキ 松田わこ>。5月15日の本紙『うたの泉』に紹介された短歌だ。作者は当時7歳だったそうだ。子どもの感受性の何と豊かなこと

▼北海道の山林で1週間も行方の分からなくなっていた7歳の男児が、きのう保護された。よくぞ無事で! 不明現場から約5キロも離れた自衛隊の施設を見つけ、そこで雨風や寒さをしのいでいたという。命を守ろうとする素直な感覚に導かれたのか

▼自然の中で体と頭を使って遊ぶことが、脳を回転させ創造性や忍耐力を養う。そういうことを、生物学者の池田清彦さんが共著『虫捕る子だけが生き残る』で指摘している。川遊びをするぐらいの家族だから、男児にもそんな勘の良さがあったと想像する

▼食べ物も明かりもない過酷な環境だった。特に夜は怖かったことだろう。山の夜は本当に闇だ。風音や雨音が魔物の声に聞こえていたかもしれない

だが、この1週間、魔物は都市の方にいた。ネット上に、家族の個人情報を流し、ネガティブな臆測や誹謗(ひぼう)を氾濫させた。父親の行為が原因の出来事であったとしても、ここまで書き込んではばからない人の心にこそ、闇が広がっているのではないか。【河北春秋】

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Yubi


  このコラム『的を射る』

愚か者の(珍念)恥じています・・・




『虫捕る子だけが生き残る』 商品の説明 内容紹介

過激派元昆虫少年3人の、井戸端子育て論議

 養老孟司、池田清彦、奥本大三郎の元祖・昆虫少年の3人組が、都市化が極まった「脳化社会」の中で、子どもを育てるにはどうすればよいのかを真剣に議論した井戸端子育て論。「知の巨人」3人の日本教育改造論でもある

内容(「BOOK」データベースより)

 解剖学者として、広い見識を持つ知識人として『バカの壁』をはじめとする数々のベストセラーを送り出している養老孟司。生物学者として、構造主義生物学論にとどまらない環境問題や人間の生き方についての著作でも知られる池田清彦。フランス文学者として、ヨーロッパや日本の文化、そして都市環境への高い関心を持ち、『ファーブル昆虫記』の翻訳も手がけた奥本大三郎。その3人が「虫好き」というたったひとつの共通項をもとに、子どもたちの正しい育て方と、人として生きるべき方向について語り合った。

トップカスタマーレビュー

 安心しました投稿者   Amazon Customer 

☆我が息子は虫が大好き、とくに蝶と蛾が。あらゆる場所から集めて、卵から飼育して標本を手がける「おたく」。学名のラテン語までしっかり覚える本格派。周囲のおばさん仲間からはやんわりと気味悪がられ、環境保全のおばさんからは「残酷」と一蹴され、ことごとくやりこめられています。

☆虫好きの子どもは今や、自分の趣味を隠して生きていかなくてはならないのです。「ゲームなんてやっているぐらいなら、虫をいじっていたい」という本音を隠して、学校生活を送ってます。こんな子どもを持つ親には救いの書でした。

ムシ嫌いのママにも読んでもらいたい! 投稿者  ayacoco 

☆我が家の小学4年生の娘は、まわりから昆虫少女といわれるくらい昆虫が大好きです。女の子なのに。。。というのが母としての気持ちですが、この本に出会って虫好きでもいいじゃないって自信が持てました。

子供が虫を思う存分捕れる世の中にしたい 投稿者  散歩道 

☆3人は本当に虫が好きなのだ。まるで、虫を肴に、一杯やりながら好き勝手に話している雰囲気の会話が続き、私も参加している気分で楽しく読んだ。いや、出来ることなら私も参加したくなった。今、やたらと環境、環境というが、実際に虫を捕ったこともないような人に何がわかるのだろう?虫も捕らない人は何を知っているのだろう?と思う。

☆現代の日本、虫が減ってしまった、虫が生き辛くなったことは、日常的に虫に接していれば誰もが賛成することだろう。それは、虫だけでなく、どんどん自然そのものが貧困になっていき、それに伴って人々の発想も貧困になっていくことなのだ。私はこれをよんで「うんうん」とうなずくと同時に、なんとかしたくなった。

☆かなりマニアックな虫の名前が出てくるので戸惑う人もいるかもしれないが、虫の名前を知らない人でも、3人の虫好きが、虫を通じて何を言いたいのかをくみとることは出来るだろう。虫マニアでなくても、楽しく読めるはずだ。
これを読んで驚いた、勉強になった、という人がいれば、それは3人の術中にはまっているのである。私はむしろ、そういう人が読んで、眼から鱗をたくさん落としてもらいたいものだと思う。

☆読みながら、自分の子供の頃のように、子供が自然と虫を追いかけることが出来るような世の中に戻って欲しいと強く願わずにはいられなかった。よく、子供に「ゲームをするな!」という人がいるが、では何をすればよいというのか。私はその分、子供に虫をたくさん捕まえさせたい。

これ以上、減らず口を叩くと(閻魔さま)から叱られる・・・(A;´・ω・)アセアセ

元記者・酒井麻里子の医学生日記

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 初めまして、島根大学医学部4年の酒井麻里子です。昨年3月、12年勤めた読売新聞社を退社し、医学部に編入しました。元記者の医学生としてコラムを書く機会をいただいたので、医学生はどんな生活を送り、医師になっていくのか、紹介していきたいと思います。第1回目は、自己紹介を含め、私がなぜ医師を目指そうと思ったのかについて書きたいと思います。

 ▼医師になりたいと思った一番の理由は、医療部の取材で様々な病気を抱える患者さんに出会ったことです。医療部では、患者さんの話を中心とした医療記事「医療ルネサンス」などを担当していました。取材を通じて、患者さんや家族と話をするうちに、患者さんや家族の「その後」が気になるようになりました。

 ▼取材では、一度記事で紹介した後、患者さんの病気やけがが治ったのかなど、「その後」を継続して確認する機会はあまりありませんでした。患者さん自身の体の相談に乗り、寄り添える仕事がしたい。患者さんと信頼関係を築いている多くの医師に出会ったこともあり、医師になりたいという思いが少しずつ強くなってきました。 

 ▼もう一つの理由は、取材で様々な病気について知り、調べるうち、医学を体系的に学びたいと思うようになったことです。例えば、肝臓がんの治療の取材では、がんはどのようにできるのか、がんの診断や治療が歴史的にどのように行われてきたのか、そして、肝臓だけではなくほかのがんについても理解したいと思うようになりました。

 ▼医師になりたいという思いは取材を重ねるごとに増していったのですが、社会人の第一歩を踏み出してから10年以上育ててくれた上司や同僚がいますし、患者さんの抱える様々な問題を新聞記事で広く紹介することも、大切な仕事だと何度も思い直しました。それに、年齢や経験のなさから、医師になれたとしても大変なことが待ち受けていることは容易に想像できましたし、より長く医療に従事できるもっと若い人が医師になるべきだろうとも思いました。

 ▼そんなとき、自分と年齢の近い女性のがん患者さんに出会いました。その患者さんは、自分の病気をしっかり受け止め、納得いく治療を受けたいと全国の病院を調べていました。治ったら結婚して子どもを産みたい、と話すまっすぐな視線が印象的でした。

 ▼取材を終えて会社に戻る電車の中で、いろいろなことを考えました。病気と知ったときのショックはどれほどだったか、治療はうまく行くだろうか、子どもを持つ夢はかなうだろうか。病気で様々なことが制限される中、生きることに向き合う患者さんに出会ったことが最後の後押しとなり、「やっぱり医師として患者さんと向き合いたい。これから予想される大変なことを受け入れていこう」と決めました。

畑違いの経験いかしたい

 ▼当初は6年間医学部に通うことも考えましたが、4年制の大学を卒業した人を対象に、学年の途中から入学できる編入制度を持つ大学があると知り、少しでも早く医師になりたいと編入試験を受けることにしました。編入試験は理系分野の研究など、それまでの知識や経験を医学、医療の分野で生かすことを目的に設けられた制度です。このため、編入試験は理系学部で求められる知識を問う内容で、募集数も5人から十数人と決して多いわけではありませんでした。

 ▼法学部卒の私の場合、そもそも取得単位が足りなくて受験資格がなかったり、物理や化学の知識を問う内容に、本当に合格する日が来るのだろうかと落ち込んだりしました。それ以上に、新聞記者という、全く畑違いの経験をいかしたいという思いが医学部で受け入れられるのだろうか、という不安がとても大きかったです。

 ▼そんな中、免疫や遺伝など基礎的な医学の知識を問う「生命科学」という科目はとても面白く、夢中で参考書を読みました。島根大学からの合格通知は、父の誕生日に届きました。まだ先は長いですが、家族に心配をかけたので本当に 嬉うれ しかったです。

 ▼新聞記者はたくさんの人に会え、やりがいのある仕事だと思っていたので辞めるとなると寂しさを感じました。今は、ただただ、良い医師になりたいとの思いです。国立大学で学ぶということは、税金で学ぶということです。1つ大学を卒業したのに、大学に入り直してまで医師になりたいというのですから、しっかり勉強しなければという思いは強いです。というよりも、医学を学ぶほど人の体の不思議に 惹ひ かれ、もっと知りたいと思ったことを存分に調べられる今の環境はとても幸せです。

 ▼久しぶりの大学生活で、戸惑うことも、新たに気づく楽しさもあり、少しずつ紹介していけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。

 ※酒井麻里子(さかい まりこ) 2003年、慶應義塾大法学部卒、同年読売新聞東京本社入社。北海道支社、東京本社社会部、医療部を経て、2015年3月末に退社。同年4月、島根大医学部に3年次編入学。医療部で患者さんを取材したことがきっかけで医学部を目指した。著書に『限界自治 夕張検証』(2008年)

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  夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。
  いつだって忘れないでほしい。すべて一匹のねずみから始まったということを。
    - ウォルト・ディズニー -



     酒井麻里子さん、夢に向かって頑張って下さい。 (o^-^o)

七つ呼吸のうちに

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    七つ呼吸するうちに決断せよ。
    長々と考えていても、ねまる(腐る)ばかりだ-。
    武士の心得を説いた『葉隠』に登場する
    「七息思案」は即断即決を促す言葉だ




◆右か左か、進むか退くか。迷う場面でも思案は短く、信じた道をしゃにむに進めということだろう。安倍晋三首相が消費税増税を再び先送りすると決めた。こちらは七つ呼吸で、とはいかなかった

◆「再延期するなら衆院解散し信を問うべきだ」と麻生太郎副総理らが迫り、国会会期末ぎりぎりまで調整が続いた。もう一度先延ばしする理由を首相は「世界経済は不透明感を増している。リスクには備えなければならない」と外へ求めた

◆今なお東日本大震災からの復興途上であり、熊本地震の混乱のただ中でもある。増税先送りそのものは国民から支持されようが、首相の言葉には引っ掛かる。殊更に外因を強調するのは、アベノミクスの失敗隠しではないかと

◆確かに企業業績は好調で求人倍率も高い。だが、暮らしが良くなった実感はない。アベノミクスは最初の「三本の矢」の効果をきちんと検証しないまま、「新・三本の矢」を放った。矢は本当に的に届いたのか、そこが知りたい

◆葉隠は「今時の利口者は知恵を使って外を飾って紛らわすばかりだ」と嘆き、利口者より正直者であれと説く。首相の言葉はどうだろう。【有明抄】

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 コメントは『ごまめの歯ぎしり』














『葉隠』商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)

 職場の悩みを抱え、心労の耐えない日々を送っている佐賀藩の侍、田代陣基。ある日、自分の悩みの解決方法を教えてくれるという人物がいると聞き、武人と仏道の心をもつ元鍋島藩の侍、山本常朝がいる山里の庵を目指すが…。新渡戸稲造『武士道』とならび、現代にも通じる教訓の数々をまとめた歴史的指南書を漫画化。

トップカスタマーレビュー

 葉隠の内容がとても良く分かりました  投稿者  アマゾネス 

▼今まで葉隠について間違ったイメージを持っていましたが、これを読んで良く分かりました。というか教訓が分かりやすく書いてあり、終盤では珠玉の言葉を頂きました。

▼後半から説法が始まるのですが、良くありがちな感じの内容で、イマイチかなと読みが進まなくなりつつあったんですが、終盤により深く説かれている部分、葉隠の真髄とでもいうのでしょうか、そのあたりで今の自分に欠けているところが見えてきてとても参考になりました。そうなんですよ、ほとんど忘れかけていたかも知れない社会での我慢するということの意味、耐えることの大切さを改めて再確認させて頂きました。

▼この本の時代背景は、まさしく現代日本と重なっていて、平和ボケと言われる時代、なんとか自分だけいい思いをしよう、しても良いじゃないかという風潮があるその反面、実のところはいつまでたっても満足には至らず、むしろ苦悩が蔓延しているという迷路のさなか的でよく似ています。

「個」の暴走状態なんですよね。「和」が忘れられようとしている。

▼現実社会で和を保とうとしても、ネットからのあまりにも多くの情報に振り回され、いとも簡単に我を見失いやすい。となりの芝生はとても青く見えてしまい、好き勝手なことを書き込んでも咎められる...

 300年前も現代も管理職の苦労は同じ。  投稿者  ToToRo 

▼今一つ向上心のない組織の管理職をしています。どのようにすれば向上心ある活気に満ちた職場にできるかを毎日考えています。にっちもさっちもいかずに投げやりになることもあります。そんなときに本書を読みました。300年前も現在も管理職の抱える悩みが全く同じであることに驚き、そして、その解決法について明快に答えていることに感動しました。

▼被支配者層に向けての啓蒙書として書かれたことは事実ですが、今となっては被雇用者のみならず、雇用者やそれ以外の無職(?)の人にあっても本書の内容は極めて有意義で、人としてのあるべき姿が説かれています。読み終わってかなり謙虚になりました。

▼改善のみられない周りのスタッフに対して毎日いらいらしていましたが、それがうそのようになくなりました。新渡戸稲造の「武士道」を読んだときもそうでしたが、どうやら私と武士道の精神は相性がいいようです。すんなり心に入ってきます

これ以上は『蛇足』・・・・( ^ω^)おっおっおっ

0.2秒の本音

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 「微表情」と呼ばれるらしい。隠された本音が無意識のまま顔に現れ、一瞬で消え去る表情。うそをついている時に出やすいのが特徴という。表情分析の専門家のブログで知った。

 ▼多くは0.2秒以内の現象。通常、80~90%は見落とされてしまう。欧米では1960年代から研究され、米連邦捜査局(FBI)の取り調べにも活用されている。

 ▼取材現場でも心当たりはある。連日のように新聞に載る謝罪の記者会見。釈明する企業や行政のトップに、カメラマンはレンズを向ける。まばたきをこらえてファインダーをのぞき、シャッターを切る。神妙な面持ちを保ちながらも微妙に変化する表情から、本音が垣間見えることがある。

 ▼かつての苦い経験が忘れられない。汚職事件の初公判。無罪を主張した被告が報道陣から逃れるようにエレベーターに乗り込んだ。扉が閉まる瞬間、不敵な笑みを浮かべた。気付いた時には手遅れだった。

 ▼あれも微表情だったのだろう。反省は教訓になった。それにしても、撮り損ねを説教した当時のデスクの形相といったら、至って分かりやすかった。【デスク日記】

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 笑顔の裏の表情をあばくAI技術を開発。無意識に表れる「微表情」を認識可能に

 ☆フィンランド・オウル大学の研究者らが、人の隠れた感情を示す「微表情(Micro Expression)」を認識するAIアルゴリズムを開発しました。この技術により、平静を装う表情の裏にある驚きや不快感をコンピューターで認識できるとしています。

 ☆人は楽しいとき笑い、怒っているときは険しい表情になります。言語は違っても表情だけは世界中どこへ行っても共通の感情表現になります。しかし悲しくても笑顔を見せたり腹が立っていても平静を装うなど、意識するしないにかかわらず人には相手に知られたくない感情「本心」もあります。その本心が短いわずかな時間、表情に現れるのが微表情です。

☆研究者が開発したシステムでは、まず人の表情を捉えた長回しの映像から一定のしきい値を用いて微表情の発生を検出します。わずかな表情の違いから感情を認識しやすくするため、研究チームは映像のフレーム間の微妙な違いを監視しつつ、表情の瞬時の動きを拡大認識するアルゴリズムを構築しました。検出したわずかな表情を画像加工的にオーバーリアクション化することで、感情の認識をしやすくするわけです。

 ☆ただこの処理には微表情だけでなく、頭部全体の動きから普通の表情の変化まですべての動きを誇張してしまう問題もあるため、実際の画像処理は微表情を検出したフレームのみに適用します。

 ☆そして微表情を強調したフレームからそれが意味する感情を分類します。現在のアルゴリズムでは、検出した微表情をポジティブ、ネガティブ、驚きの3種類に分類可能となりました。研究者によれば、回数を重ねて構築した学習用データベースとの照合によって認識精度が向上し、現在では人間の観察による微表情の認識と比べても遜色のないレベルに達しているとのこと。

 ☆この技術の応用分野としては、犯罪者を取り調べる際のうそ発見器としてや、精神疾患を持つ人の本当の感情を知るためなどがありますが、さらに研究者は就職面接において求職者が嘘の経歴を述べていないかを確認するといった方法まで提示しています。

☆もしかすると過去によっぽどひどい人材を助手に採用したことがあるのかもしれませんが、面接用途でこの技術が広く実用化されると、職を求める人にとってはさらに厳しい時代が到来しそうな気がしないでもありません。

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 科学はもろ刃の剣だ。科学をどう使うかは、私たち、あるいは社会の選択による―。知らぬ間に望まぬ社会に変質しないよう複眼を持とう。
 

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