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2016年2月

地方創世の主役 

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    人口4000人の
    「辺境の山村」が
    なぜ全国有数の
    高い出生率を誇るのか?






 先週土曜日付の小紙に掲載された2枚の写真は、歳月の重みを残酷なまでに映し出す。東京都板橋区にある「高島平団地」の同じ場所を撮影したものだ。

 ▼団地の入居が始まった昭和47年、赤ちゃんを抱き上げる母親の背景には、大勢の人の姿が見える。ところが44年後の現在は、つえをついたお年寄りが1人ぽつんと歩いているだけだ。

 ▼平成27年の国勢調査で、日本の総人口の減少が初めて確認された。かつての「東洋一のマンモス団地」の人口も、最盛期の半分になった。しかも高齢者が半数以上を占め、1人暮らしや空室も目立つ。まさに少子高齢化がさらに進んだ、日本の未来の姿である。

 ▼『絶品!東京リアルめし』というNHKの番組が先日、その一角にある交流施設を紹介していた。住民ボランティアが交代で、日替わりランチを提供している。耳が不自由で家に閉じこもりがちな90代の女性は、施設で食事をしながら筆談で会話するのが、何よりの楽しみだという。ランチ作りに参加して、初めて団地内で友達ができたスタッフもいる。

 ▼地方自治の取材で、20年間全国各地を歩き続ける相川俊英さんによると、地方の衰退は目を覆うばかりだ。「消滅可能性自治体」の表現もけっしてオーバーではない。ただそんな状況のなかでも、全国有数の高い出生率を誇る長野県下條村のように、活性化の成果を上げている地域がある(『奇跡の村』集英社新書)。

 ▼共通しているのは、国や自治体に頼らず、自分たちで自立をはかろうとする、住民の意欲と覚悟だ。「明るく楽しく生活する住民がたくさんいるところに、人は移り住むようになる」ともいう。高島平団地の再生も、まず住民の幸福感をいかに引き上げるかが、ポイントになる。【産経抄】

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     このコラム「画竜点睛」
     素晴らしい! 



『奇跡の村』商品の説明 内容紹介

 少子化対策に目覚しい成果をあげて全国の自治体関係者から「奇跡の村」と呼ばれている長野県下條村など、独自の移住促進策で「消滅論」に抗う各地の山村を取材した、希望のルポルタージュ。

内容(「BOOK」データベースより)

 少子高齢化と人口減少により「地方消滅」が叫ばれて久しい。そんな中、長野県下伊那郡下條村は、全国の自治体関係者から「奇跡の村」と呼ばれている。少子化対策に目覚ましい成果をあげてきたからだ。「陸の孤島」と揶揄される人口約四〇〇〇人の山村が、一九九八~二〇〇二年の五年間平均出生率で長野県トップを記録。

 現在でも、全国平均一・四三人を上回る一・八八人(二〇一三年)と、トップクラスの高い出生率を誇る。その秘密はどこにあるのか?この下條村を中心に、独自の移住促進策で「消滅論」に抗う各地の山村を取材。この先の社会に光を点す、希望のルポルタージュである。

これ以上は『百聞は一見に如かず』減らず口を閉じます o(*^▽^*)o

「デカルト座標」

 

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    アイデアとは何かの拍子に像を結ぶものらしい。
    フランスの哲学者デカルトはある日、部屋の中で
    ハエの羽音を聞いた。見れば天井と2つの壁に囲
    まれたひと隅を、忙しく飛び回っている。X軸、Y軸
    Z軸の図が浮かんだのはそのときだという。




 ▼名高い「デカルト座標」の誕生である(高橋誠著『ひらめきの法則』)。世紀の発見に限るまい。ふと浮かんだ着想で、行き詰まっていた仕事に活路が開けることもある。デカルトのハエは出来すぎとして、ひらめきの粉を運ぶ親切な虫は、どこかにいるのだろう。

 ▼国連の設置した科学者組織「IPBES」によると、ハチなどの生物が花粉を運ぶことで世界にもたらす経済的利益は、最大で年5770億ドル(約65兆円)という。日本の農業も年4700億円の恩恵に浴していると聞けば、小さな働き者たちに感謝の言葉もない。

 ▼果樹や野菜の花粉は、2万種以上の虫や鳥などに運ばれる。多くをミツバチが担い、それ以外の虫では受粉できない農作物もあると聞く。近年、ミツバチが各地で姿を消すとのニュースが絶えない。人間は腰を低くして「虫の知らせ」に耳を傾ける必要があろう。

 ▼多くの草花や果樹は、もうすぐ受粉の季節を迎える。「蜂」や「蝶(ちょう)」に加えて、その姿形につい眉をひそめたくなる「虻(あぶ)」も春の季語である。〈虻落ちてもがけば丁字(ちょうじ)香るなり〉高浜虚子。思えば俳句の文化も「小さな働き者」たちの恩恵から生まれた果実である。

 ▼と、書き進めてきた小欄は、ここで手が止まってしまった。本稿をどんな言葉で締めたものか。考えあぐねて、周囲を見回してみる。ミツバチでもチョウでもアブでもいい。ひらめきの粉をまぶした虫が、わが職場にも飛び回っていないものか。【産経抄】

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     「ひらめきの法則」商品の説明 
     内容(「BOOK」データベースより)








 ★アルキメデスからダ・ヴィンチ、谷村新司、マーク・ザッカーバーグまで―時間、場所、環境など古今東西の天才たち100人の発想の瞬間をとらえたユニークなエピソード。楽しく読むだけで「ひらめき力」が身に付きます。

 ★お風呂から裸のまま飛び出し「ユーリカ・ユーリカ」(見つけた、見つけた)と叫びながら町を駆け回ったといわれるアルキメデス――場所、時間、環境など天才達のユニークなエピソードから学ぶ、「ひらめきの法則」。

 ※天然呆けの(珍念)時々【ひらめき】が湧きますが、霜のようにすぐ消えます。悪しき煩悩は泉の湧水のように無限に出ます。 ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

「落ち目の三度笠」


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 野党第一党と第三党の合流という政治のダイナミズムが発揮される局面なのに、どうにも盛り上がらない。それもそのはず、20、21両日実施の産経新聞社とFNNの合同世論調査では、民主党と維新の党合流に「期待しない」との声が63・1%にも上っていた。

 ▼「落ち目の三度笠(さんどがさ)の二つが一緒になっても倍にはならない」。社民党の又市征治幹事長は20日の党大会でこう断言した。三度笠とは江戸時代に飛脚らが用いた菅笠(すげがさ)の一種で、やがて縄張りを失ったやくざ者らがこれをかぶってさまよい歩く姿を「落ち目の三度笠」と呼ぶようになったようだ。

 ▼所属議員が衆院2人、参院3人で存続の危機にある社民党から「落ち目」うんぬん言われたくはないだろうが、確かに民主、維新両党が一緒になっても清新さは感じない。何せ維新の衆院議員21人の中には、松野頼久代表をはじめ元民主党議員が10人もいるのだから。

 ▼「元のさやに収まる」。公明党の山口那津男代表はこう表現した。仲たがいしていったん別れた同士が元の関係に戻るのは勝手だが、ことは色恋沙汰の話ではない。多額の政党交付金を受ける公党には責任がある。政策・理念の不一致にどう折り合いを付けたのか、きちんと説明すべきだろう。

 ▼同時に、今後一体感を持って団結していくためのビジョンも知りたい。「バラバラで何が悪い。違いが一つにまとまったとき、すごく大きな力になる」。民主党の岡田克也代表は政権交代間近の平成21年5月、こう強調していたが、民主党は結局一つになれずに分裂した。

 ▼運気を変える上でも気になるのが新党名だ。ただ世間は冷ややかで、インターネット上では七転八倒をもじった「七転八党」というアイデアが話題となっていた。【産経抄】

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    落ち目の(民主党)と(維新の党)合流と、かけて
    「ヤマタノ大蛇」と解く  その心は?
     『言わぬが花』・・・・

 

お互いさま

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       拘置所での164日間を支えたのは育児経験だった。
       「子育てはうまくいかない。でも悩んだところで思うよう
       にはならない」。悩むより、今できることを考え、食べて
       寝て体調管理を徹底した―



 ▼文書偽造事件で逮捕された後、無罪となった厚生労働省前事務次官の村木厚子さん。先日、松山で講演し、働く女性にユーモアを交えてエールを送った

 ▼2人の娘を育てながら38年間仕事を続けた。「女性キャリアの星」も若いころはあれもこれもできないとくよくよしていたという。育児を通して姉妹でも考え方が違うことに気付き、自分の基準にとらわれない大切さを学んだ。それが仕事のプラスになり、自信につながった

 ▼「スピードダウンしても、その時々の100パーセントで頑張ればいい」。誰もがお互いさまで「借り」はいつか誰かに返せばいい。育児だけではなく、介護する人も、病気を抱えた人も、新たな勉強に挑む人も働き続けられるように。今思い悩む人たちの背中を温かく押すように語り掛けていた

 ▼そうした頑張りを実現する支え合いの仕組みを、職場や地域、行政で知恵を絞ってつくりたい。村木さんの悪戦苦闘の育児と仕事を助けたのは保育園や、庁内の女性の先輩たちのネットワークだった

 ▼国会では盛り上がりかけた男性の育休議論さえ、しぼんでしまった。子どもを育てながらお互いさまで働ける、そんな当たり前の社会を早くと願う。【地軸】

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 感動しました!

不思議な物語

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 世界初の原子炉が米国のシカゴで産声を上げたのは、一九四二年のこと。その二十年前、チェコの作家カレル・チャペックは小説『絶対製造工場』を世に問うた。カルブラートルという発明品をめぐる不思議な物語である

▼それはわずかな燃料で街中を照らし、暖房を行き渡らせることができる画期的な機械。原子の中に閉じ込められた膨大なエネルギーを放出させる装置だ

▼カルブラートルを考案した技師は、この発明を買い取ろうという実業家に警告する。「あれは何十億も何千億もの金をもたらすぞ。でもその代わり、良心に対する恐ろしい害毒を引き受けなきゃならない。覚悟しろよ!」

▼そんな覚悟があるのか、どうか。原子力規制委員会はきのう、運転開始から四十年を超えた関西電力の高浜原発1、2号機の運転延長に道を開いた。福島の事故を教訓に、原発依存度を減らす。そのために原発の寿命は四十年に限る。そう決めたはずなのに、教訓はもう、かすんだのか

▼『絶対製造工場』のカルブラートルは、実業家の手で大量に造られ世界を席巻する。だが、それは人間の制御を離れ動き始め、人の心を変質させる恐ろしい副産物「絶対」をあふれさせる

▼「絶対安全」と宣伝された原発が事故を起こし、恐ろしい害毒を目にしたのに、原発は「絶対必要」との主張が通る。そんな不思議な物語が現実に続いている。【中日春秋】

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『絶対製造工場』商品の説明 内容紹介

「絶対=神」を製造する機械が発明され、増殖する「絶対」により世界は大混乱に!『ロボット』『山椒魚戦争』の作者によるSF長編。チェコ語からの初訳、挿絵つき。

出版社からのコメント

 本書は、『ロボット』発表直後、チャペックの初の長編小説として話題を呼んだ作品で、待望のチェコ語からの初訳です(『絶対子工場』という書名で、ドイツ語からの重訳が刊行されていました。金森誠也訳、木魂社)。 タイトルの「絶対」とは、「神」とも言い換えることができ、初期のドイツ語訳では『神様製造工場』というタイトルがつけられていたこともありました。

 ある男の発明した「カルブラートル」という器械から、たくさんの神が産み出され、人々がそれぞれの神を信奉することから、世界中で戦いが起こる――第一次世界大戦後の混乱が残るなか書かれたこの小説のテーマは、21世紀の現代社会にあっても決して古びることなく、むしろその重要性を増しているように思われます。

トップカスタマーレビュー 苦い予言書  投稿者  轍の魚 

 『山椒魚戦争』でファンになって以来、少しずつチャペックの作品を読み進めていて、2010年にこの本が出版されると飛び付くようにして購入したのですが、なぜか5年もほったらかしにしていました。この5年間のことをあれこれ思い出すと、いかに多くの「絶対安全」が崩れてしまったことでしょう。その大きな崩れに呆然としながら、さらに私たちは数々の「前代未聞」や「観測史上初」に攻め立てられている現状です。

 この書はまさに今読まれるべきもののように思われます。もちろん、訳者が書いておられるようにここでの「絶対」イコール「神」なのでしょうが、それだけではない含みを、作者は意図して持たせているように感じました。つまり、人間の科学技術に対する「絶対的」イコール「盲目的」信仰に対する警鐘でもあるのではないか、ということです。

 それはともかく、1938年に亡くなったこの著者の、破局的状況についての嗅覚はまことに凄いものです。それゆえに、作品前半に見られたユーモア感覚が、後半ではすっかり影を潜めて、やりきれない重苦しさが募ってきます。
この作品はひょっとしたら、彼自身の他の名作と比べると完成度はやや落ちるのかもしれませんが、非常に価値の高い作品だと思います。どのような状況においても、最終的には、チャペックは人間に対する信頼感を失わなかったのですし、その温かいメッセージを随所に感じることができるはずです。
ぜひともご一読のほど!



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    隣国の痴れ者にご用心!







 アメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディの、1961年9月25日の国連演説「ダモクレスの剣の下で」
     

「地球のすべての住人は、いずれこの星が居住に適さなくなってしまう可能性に思いをはせるべきであろう。老若男女あらゆる人が、核というダモクレスの剣の下で暮らしている。世にもか細い糸でつるされたその剣は、事故か誤算か狂気により、いつ切れても不思議はないのだ。核兵器が我々を滅ぼす前に、我々は破棄しなければならない」

今日も、珍念のコメントは【支離滅裂】お笑い下され~い! (o^-^o) 

「親の背中」

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 最近、まちに出るたびに親子連れの行動が気になって仕方がない。
 世相を観察するのが習性になった新聞記者の病気だろうか。




 ▼先日、昼飯を食べに出掛けた店で、中学生とその母親がそれぞれ手にしたスマートフォンの画面に熱中しているのを見た。よほど画面に集中していたのだろう。食事が運ばれてくるまで互いに一言も口をきかなかった。

 ▼せっかく親子が一緒にいるのに、話もせずにスマホに向かっている光景。しかし、それを異様と思うのは当方の思い過ごしだろう。いまは、親も子も「スマホを楽しむ」ことで、共通の話題が生まれるということかもしれない。

 ▼もう一つは先日、白浜町で開かれた「よしくま祭り」での出来事だ。ウミガメの子を泳がせている簡易水槽に幼い子が手を差し込み、ウミガメの子を追い掛けていた。かたわらには「かみつくことがあるので水槽に手を入れないで」という注意書きがあったが、横で見守っている母親は何の注意もしない。

 ▼すぐにスタッフが気付いて水槽から手を出させたが、付き添っている母親が幼児の危険な行動に何の関心も持っていないということに驚いた。

 ▼子は親の背中を見て育つという。この言葉が真実ならば、親がスマホ依存症になれば子も依存症になる。幼児の危険な行動を放置していれば、子どもは何をしてもよいんだと勘違いする。

 ▼子どもの健全な成長、発達のためには、親がよき手本を見せなければならない。【水鉄砲】

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 ふと、珍念の脳裏に【父の背中】のコメントが脳裏に思い浮かぶ。







 その感性、雄弁さに感心しきりだった。
先日、佐賀西高の弁論大会の審査員として、生徒の弁舌に耳を傾けた

◆体の水分は1週間で入れ替わる-。3年の樋渡俊哉さんはふと耳にしたCMの惹句(じゃっく)から人の細胞への関心を深め、感覚が持つ質感「クオリア」にまで好奇心を広げた。「知を得るには情報を記憶するのではなく、好奇心を糧に世界に散らばる知の種を自力でつみ取らなければならない」

◆3年の香月美希さんは、身内のがん闘病から終末期のあり方を考えた。自分らしい生き方の終着点としての尊厳死に触れ、「人生の目的を達成するための選択肢を増やすことになるなら、(実現は)目指すべき目標となる」と主張した。一方で「延命治療を否定するものではない」とするあたりは思索の深さを感じさせる

◆最優秀に輝いた2年の木塚竜生さんは、損得抜きに行動する勇気の大切さを訴えた。小学1年のある日、目前で起きたバイク事故で父親がけが人の救護に駆けつけた。怖くて父を止めたいとさえ思った。後日、助け出された人の親族から感謝の手紙が届いた時「父のとった行動の意味と命の重みを感じた」

◆親の背中を見て子は育つ。「目の前の問題から逃げずに勇気を持って行動できる人になりたい」。木塚さんの言葉に雄弁な父親の背中を思う。【有明抄:2015/6/21】

「コピペ」・「コピペ」と仄かに声が聞こえる・・・・ι(´Д`υ)アセアセ 

死体は語る 

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 京都・山科の山林で、旅の途中の若夫婦が盗賊に襲われる。
現場には、夫の死体だけが残されていた。一体、誰が殺したのか。
盗賊と妻、そして夫の死霊も、巫女(みこ)の口を通して語っている。

 ▼ただ、内容は全部違っていた。芥川龍之介の『藪の中』は、犯人が明かされないまま終わる。大正11年の作品発表以来、多くの作家が真相をめぐって、論争を続けてきた。

 ▼相模原市内の墓地で昨年6月、当時25歳の女性の遺体が発見された事件も、「藪の中」にあった。元交際相手の佐藤一麿容疑者(30)は、死体を遺棄した罪を認めた。といっても、女性が亡くなった経緯については、知らぬ存ぜぬを通している。

 ▼もちろん、警視庁は慎重に捜査を進めてきた。ついに先週、佐藤容疑者を殺人容疑で逮捕する。女性の遺体からは、睡眠薬の成分が高濃度で検出されていた。それは、佐藤容疑者が知人の秋山智咲容疑者(24)に指示して、購入させた薬品と一致していた。警察は、佐藤容疑者が女性を眠らせ、首を絞めて殺害したとみている。芥川作品にはない、法医学をもってすれば、巫女の口を借りなくても、死体に語らせることができるのだ。

 ▼佐藤容疑者と女性、そして女性の長男の3人がいっしょに写っている写真も見つかった。行方不明になっている長男のことを、これまで佐藤容疑者は「知らない」と供述してきた。「生きている人の言葉には嘘がある。しかし、もの言わぬ死体は決して嘘を言わない」。死者2万体と対面してきた元監察医、上野正彦さんが言う通りである(『死体は語る』)。

 ▼上野さんは別の著作で、小説の『藪の中』の真犯人も突き止めている。芥川作品は法医学的に読んでも、矛盾なく組み立てられているそうだ。【産経抄】


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このコラム『起承転結』素晴らしい。 o(*^▽^*)o




    
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 上野正彦『死体は語る』商品の説明 内容 (「BOOK」データベースより)

 偽装殺人、他殺を装った自殺…。どんなに誤魔化そうとしても、もの言わぬ死体は、背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。浅沼稲次郎刺殺事件、日航機羽田沖墜落事故等の現場に立会い、変死体を扱って三十余年の元監察医が綴る、ミステリアスな事件の数数。ドラマ化もされた法医学入門の大ベストセラー。

トップカスタマーレビュー

何冊も買ってはいけない 投稿者  みたか  VINE メンバー

 ☆この著者、出版点数が多いのですが、内容に重複が多く、その本にしか書かれていない情報はどれも非常に少ないのです。どうやら、著者は、読者が過去の著作を1冊も読んでいないと想定して書いているようなのです。

 ☆ですから、この著者の本を読むなら一冊だけ。それ以上買っても(内容はほぼ同じだから)意味がないのです。 で、何を買うべきかと言ったら、内容的にも良くまとまった、この本がお奨めです。

検死・解剖の重要性を説くベストセラー 投稿者  大森 義範   

 ☆死因不明社会を世に出した海堂先生よりも前に、検死・解剖の重要性を説いていた方の著書・エッセイ集。自分が小学校の頃のベストセラー。CTがまだ普及されていない時代だったためなのか?青酸カリ連続毒殺が、脳溢血による死亡でかたづけられかけていた事例など、2万体を検死・解剖した著者の題材は豊富です。

 ☆「検死は死体を診慣れ、死者と対話できる監察医や法医学者にまかせないと、もの言わずして死亡した人々の人権は擁護できない」と述べられている。まさにその通りだと思う。そういうシステムが未だに整っていないのが日本である。数々の変死体から事件性のある事例を見出す監察医の話に耳を傾けるとその重要性がわかります。

これ以上は『蛇足』・・・・゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

犯罪予測システム

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  2054年の米国ワシントン。一人の刑事が勤める犯罪予防局は、3人の予知能力者によって殺人事件を次々と予知し、事件の“犯人”を未然に逮捕していた-

▼夢物語のような映画「マイノリティ・リポート」が大ヒットしたのは十数年前だ。架空の話にすぎないと思っていたが、どうやら現実も映画の世界に近づきつつあるらしい

▼京都府警が10月から、犯罪予測システムを導入する。全国初の試みだ。映画と違うのは、予知能力者に頼るのではなく、過去10年分の事件発生や不審者出没などの膨大な情報をコンピューターで分析すること。警察官の“現場の勘”に加えて、“電脳”の力を活用するのである

▼日本は治安の良さで世界有数といわれる。昨年1年間に全国の警察が認知した刑法犯は、42年ぶりに戦後最少となった。とはいえ、件数は110万件に迫る。軽微なものから凶悪犯罪まで含めれば、1時間当たり125件の事件が起きている

▼既に予測システムを導入している米国の市では、犯罪が2割近く減ったとの報告もある。以前、拙宅周辺で強盗や空き巣が相次いだ。いつ、どこで、どんな犯罪が起きる傾向にあるかが分かれば、被害を減らせるに違いない

▼京都府警では、窃盗や性犯罪など予測しやすいとされる事件が対象になる。時間ごとに地図上に示される「危険な場所」の巡回を強化する。究極の目標は、予測の精度を高め、全ての事件をなくすことである。地図上から表示が消える日は、やってくるのだろうか。【日報抄】

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「マイノリティ・リポート」 内容詳細 西暦2054年、ワシントンDC。

◆政府は膨大な凶悪犯罪を防ぐ策として、ある画期的な方法を開発し、大きな成果をあげていた。それは、予知能力者を利用して凶悪犯罪が起こる前に犯人を逮捕してしまうというシステムであった。このシステムのお陰でワシントンDCの犯罪件数は激減、将来的にはアメリカ全土で採用されるべく準備が整えられていた。

◆そんなある日、このシステムを管理する犯罪予防局のチーフ、ジョン・アンダートンが“36時間後に見ず知らずの他人を殺害する”と予知され、告発されてしまう。追う立場が一転して追われる立場になったジョンは、自らの容疑を晴らそうと奔走するのだが、彼は既に大きな陰謀に巻き込まれていたのだった……。

映画:マイノリティ・リポート あらすじ ※レビュー部分はネタバレあり

 トム・クルーズ主演、スピルバーグ監督によるSFサスペンス「マイノリティ・リポート」。

 ☆舞台は殺人予知が可能になった未来。しかし、"殺人のない社会"の影には深い闇が潜んでいた。そのカギを握るのは"マイノリティ・リポート"と呼ばれる報告書。明かされないはずだった秘密が白日の下にさらされたとき、犯罪予知システムの真実が明らかになる。

 『解説とレビュー』ではストーリーの解説、マイノリティリポートの2つのメッセージについて書いていきます。マイノリティ・リポートマイノリティ・リポート  マイノリティ・リポート

2054年、ワシントンDC。

 ☆犯罪を予知できるシステムのおかげで、今の世界には殺人事件が存在しない。近未来の犯行を事前に予知し、殺人を犯すと予知された人間を逮捕・即収監してしまうのが犯罪捜査となっていたのだ。ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)は犯罪予防局・予知犯罪取締り部門のチーフだった。

 ☆予知された殺人事件の加害者の名前と被害者の名前は木のボールに刻まれて、設置された器械から出てくることになっている。その名前と、被害者が殺害される場面を予知した部分的なイメージ映像を元に居場所を割り出し、そこに急行するのがジョンの仕事だ。

 ☆しかし、ある日、予知されたのは自分の名前。 ジョンが、殺人事件の加害者として、未来に人を殺すことが予知されてしまったのだ。ジョンの立場は一転、追う方から追われる者へ。なぜ、自分の名前が予知されたのか。

 ☆ジョンは殺人が起きるとされた時刻までに真相にたどり着くことを決意する。しかし、それはジョンの知るはずのなかった犯罪予知システムの暗い事実まで暴くこととなるのだった。




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  ナヌ・・監視社会、悍ましい未来だ。
  『数をいうまい羽織の紐』・・・・・・・

人を育む施策


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 新聞はいい話をもっと載せてほしいと、よく言われます。人と人との温かいドラマなどがそれに当たるのでしょうが、これもいい話と思いました。名古屋市が新年度、「無料塾」を拡充するというニュースです。

 ▼生活保護受給やひとり親の家庭などの中学生が、学生ボランティアから無料で補習を受けることができる制度。場所は現在の四十四カ所から六十八カ所に、定員は五百二十八人から八百十六人に増やします。教育格差が言われる今、経済事情が苦しい子にも一層の教育や進学の機会をつくる試みです。

 ▼「同じ境遇で困っている子はたくさんいる。この取り組みがもっと広がってほしい」。無料塾で学び、志望高校に進んだ女子生徒の言葉は切実です。

 ▼教育は「国家百年の計」と言われてきました。明治の初め、戊辰戦争で困窮した長岡藩が、藩への支援の米を学校設立のお金に充てたという「米百俵」の故事は教育の大切さを語る一例です。大した資源のない日本がそれでも先進国になったのは、教育を大事にしてきたからでしょう。

 ▼名古屋では、リニア中央新幹線計画に伴う名駅再開発が耳目を集め、名古屋城の木造復元の議論もにぎやかです。こうした巨大事業に比べれば、無料塾は地味な取り組みです。成果がすぐに分かるものではなく、他のいくつかの自治体も始めていて、名古屋独自のものでもありません。とはいえ、一人でも多くの子どもに学ぶ機会をより多く提供する街は品格のある街だと思います。

 ▼「一人の子ども、一人の教師、一冊の本、そして一本のペンが、世界を変えられるのです」とノーベル平和賞を受賞したマララさんは言いました。無料塾にも贈りたい希望の言葉です。【編集局デスク】

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  感動しました!

ふと、脳裏に(伝教大師)の言葉が思い浮かぶ。

「国宝とは何物ぞ、宝とは道心なり。道心有るの人を名づけて国宝と為す」

 一隅を照らす、これすなわち国の宝なり。
比叡山延暦寺を開き、日本天台宗の祖となる最澄(さいちょう)の言葉の中で、最もよく知られている文の一句である。「国の宝とは何物(なにもの)ぞ。宝とは道心(どうしん)なり。道心ある人を名づけて国の宝となす。

 故に古人いわく、径寸(けいすん)(直径一寸の宝玉)十枚、これ国の宝にあらず。一隅を照らす、これすなわち国の宝なり」「道心」とは、仏教の真理を求めるひたむきな心と姿勢を持つ人のことである。その人たちこそが、もっとも大切な国の宝であって、それはどんな立派な財宝よりも尊いものである。

 その人たちが、社会の片隅にあって、人のお手本となって生きるべき道を照らしている。こうした人こそが、本当の宝なのである。仏教の心に立って、自分を鍛えながらも、人に仏の心を照射すること、これが道心ある人で、何にも代えがたい存在なのである。「山家学生式」

斯く言う(珍念)『論語読みの論語知らず』・・・ ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…

「窮境にまさる美徳はない」

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 「シェイクスピア人生の名言」(KKベストセラーズ)を読んでいる。人は苦労することで成長するのを意味する「窮境にまさる美徳はない」など、没後400年たった今も輝いている名セリフばかりだ。

 ▼名言・金言は決して有名人によるものばかりでない。先日、美容室で隣り合わせになった老婦人が、そこの店主に話していた彼女の夫の言葉に心を打たれた。

 ▼病気ではないのに最近、元気がない。こう話すのだそうだ。「私は毎日、食べて寝ているだけで全然、世の中に尽くしていない。申し訳ない気持ちでいっぱいだ」。

 ▼「これまでずっと働いて社会に貢献してこられたから、もうゆっくりされてもいいじゃないですか」と店主。「私もそう言ったんですが納得できないらしい。古いタイプの人なので」。

 ▼夫は90歳を超えているらしい。それなのに、なおも世の中のためになりたいと望む。名前も顔も知らない人の美しい言葉だった。

 ▼「美しい日本を取り戻そう」とは安倍首相のキャッチフレーズだが、別に取り戻さなくても美しい日本は、まだまだひっそりと世の中に存在する。【国原譜】

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   王手・次の一手は?
 
  『恐れ入谷の鬼子母神』






「ピーターパンの島」

 Cima


       「ピーターパンの島」と題する星新一さんの
       超短編は、なかなか怖い。科学が  進みす
       ぎた将来の人類が描かれる




▼人々はもう妖精や怪物といった夢の世界を全く信じなくなっていた。一部の子どもだけは信じているが、周りに影響を及ぼすと特別な学校に隔離される。子どもたちは海賊船に乗り、ある島に連れて行かれる。でも、そこは…

▼こんな話を持ち出したのは、日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁が自らの金融政策をピーターパンに例えているからだ。「飛べるかどうかを疑った瞬間、永遠に飛べなくなってしまう」。昨夏の講演で、物語の有名な言葉を引用した

▼政策の効果を信じなさい。疑ったらそこで終わり、信じれば経済再生に向けて飛び続けられる。人々の期待に働き掛ける黒田氏らしい。日銀の異次元緩和やアベノミクスへの信頼感はだいぶ、はげ落ちてきたが、なお信じ続ける人も少なくないだろう

▼16日から新しい政策「マイナス金利」が始まている。お金を貸す側が利息を払う、あべこべの世界が現実になった。信じる者は海賊船に乗り、未知の島へ連れて行かれるようなものかもしれない

▼子どもたちが着いたピーターパンの島は、ある実験の標的にされる運命だった。信じる者は本当に救われるのだろうか。奇抜な政策の実験台にされるのは御免被りたいのだが。【風土計】

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  近未来の予想は? 









星新一「ピーターパンの島」 
話の舞台は未来の世界

◆「お花の中に小さい子供がいるよ」一年ほど前にウェンディがそう言い出した時、両親は驚き慌て様々な書物や映像を見せ、花の中は人が住めるような構造はしていないと諭した。しかしウェンディが妖精の存在を信じ、夢や暗がりの中でその姿を見て楽しんでいるのが解ると嘆き悲しみながら彼女をある学校へと入れた。

◆化学が発達したその世界では、ずいぶん前から本や映像に妖精や怪物などの架空の生き物を登場させるのを禁止していた。それらは人類の発展の邪魔になる害悪だと徹底してその存在を抹消し、人々は彼らの存在を忘れいった。だが、妖精や怪物たちは最後の隠れ家として一部の人間の思想の底に身をひそめた。このウェンディのように

◆彼女の入れられた特殊学校は、そういう子供たちを世界から集め検査し矯正させる施設だった兆候の現れた子供をそこに連れて行くのは義務化されていた、他の「まとも」な子供たちに影響を与えないに。

◆そしてどうしても矯正が不可能と判断された子はさらに別の施設に送られた。都会から遠く離れた古い城を改造した建物で、入れられた子供たちは目を輝かせ喜んだウェンディもそこに送られ、他の子供たちと一緒に妖精を捜し、歌を歌い、勇者ごっこや魔法使いごっこをして遊んだ。普通の学校では子供たちは規律正しく化学や機械の勉強を教えられ、そういった事をする子は
一人もいなかった。

◆夜になると子供たちは職員におとぎ話をねだった、そこの職員たちは特別に法律で禁止されている本を読むことを許可されていた。目を輝かせながら聞き入る子供たちを注意深く観察し、少しでも話の内容に疑問を持っていそうな子供をチェックし報告して、矯正が可能か検査するためだ。だが期待に反しそんな子供はごくまれだった。

◆ある日先生が子供たちに、明日海賊船にのせて夢の島に連れて行ってくれると言った。ウェンディを含めた子供たちは歓喜し、思い思いに島の様子を夢想した。きっとピーターパンに合えるに違いない、美しいお姫様、妖精に人魚たちと思う存分戯れるのだ。

◆翌日船に乗り込むと、本で見たまんまの海賊たちがいた、船長は肩にオウムをのせ眼帯をした威厳のある風体だった。子供たちは島に着くと歓声をあげ我先にと駆け出して行った、全員が降りたのを確認すると海賊たちは船を出し島から離れていく。船の中では船員たちが忌々しそうに馬鹿げた服を脱ぎ棄てながら話していた。

◆「今度の実験はいつでしたっけ」「あさっての朝だ」「新しい兵器は凄いそうですね、あの島が一瞬で消え去ってしまうとか」「科学の進歩は素晴らしい、なのに何故あんなキチガイの子供が絶えないのでしょうかねぇ」船長は別にどうでもいいというような顔で船を操作していた。籠のオウムが何かを叫んでいたがそんなことはなんの関係のないことだった。

コメントは『蛇足』・・・・

 

生まれたときに背負うもの

     
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  THE BLUE HEARTS 青空 歌詞
 
  「青空」は、作詞:作曲:真島昌利。







 ブラウン管の向う側 カッコつけた騎兵隊がインディアンを撃ち倒した
ピカピカに光った銃で 出来れば 僕の憂うつを撃ち倒してくれればよかったのに

 神様にワイロを贈り、天国へのパスポートをねだるなんて本気なのか?
誠実さのかけらもなく笑っている奴がいるよ、隠しているその手を見せてみろよ

 生まれた所や皮膚や目の色でいったいこの僕の何がわかるというのだろう運転手さんそのバスに、僕も乗っけてくれないか行き先ならどこでもいい
こんなはずじゃなかっただろ?歴史が僕を問いつめる。まぶしいほど青い空の真下で

 青い空の真下で 青い空の真下で青い空の 青い空の

▼ブルーハーツの名曲「青空」の歌詞がメロディーにのって耳によみがえった。宮崎市の弊社ビルで開かれたフォーラム「みやざき『子どもの貧困』に向き合う」の会場でのこと。

▼講演したNPO法人の慎泰俊(シンテジュン)理事長が生い立ちに触れながら「生まれたときに背負ったもので人生が決まってしまわない社会であってほしい」と語ったときだ。頭に鳴り響いたのは生まれた所や皮膚の色でこのボクの何が分かるというのだろう…のくだりである。

▼フォーラムは、困窮世帯の子どもたちが安定した環境で勉強や生活ができるようにする「みやざき子どもほほえみ基金」が設立されたことを記念して宮崎キワニスクラブと弊社が主催した。会場にはたくさんの人たちが集まってくれた。

▼機会の平等を通じた貧困削減のために活動している慎さんは、無国籍の朝鮮籍のままでいる理由や、授業料が払えずに、学校をやめるピンチに直面したことなどを振り返りながら、背負ったもの〈貧困等〉で子どもたちの進路が閉ざされることの理不尽を指摘した。

▼基金による支援も始まった。運営する宮崎キワニスクラブ内でも賛否があるなか、基金を活用して統廃合される中学校の生徒に新しい制服も支給した。困っている家庭もあっただろう。保護者の強い要望を受けて柔軟な対応でよかった。

▼皮膚や目の色もそうだが生まれた家が貧しいからと負い目を感じたり、未来が閉ざされたりしてはならない。青空はすべての子どもの頭上にあるべきだ。子ども目線で適時、適切な支援の在り方を模索してほしい。基金が永続するために。【くろしお】

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     珍念の脳裏に(チャップリン)の
     映画【街の灯】が思い浮かぶ!







 

 『街の灯』(まちのひ、City Lights)は、1931年のアメリカ映画。チャールズ・チャップリンが監督・脚本・製作・主演したコメディ映画。サイレント映画だが音楽付きのサウンド版として公開された。

『街の灯』 あらすじ

※主人公は浮浪者の男である。男はある日、街角で盲目の花売り娘と出会い一目惚れしてしまう。彼女は落とした花を拾ってくれた男がタクシーで去っていったと勘違いし、その男が金持ちの紳士と思い込む。その夜、浮浪者の男は妻と別れ自殺しようとした富豪を助け、友達になる。しかしこの富豪は酔っぱらった時には浮浪者のことを思い出すが、素面の時は忘れてしまう。

※浮浪者の男は花売りの娘から花を買って紳士を装っていた。いつの間にか娘にとって、男はただのお金持ちではなく、それ以上の人物となっていった。男は病気の彼女のために働き出し、彼女の家へ通い詰めできる限りの献身をするのだった。ある日、娘とその祖母が家賃を滞納し立ち退きを迫られていることを知った男は、娘を助けるためにお金を工面しようとする。

※しかし遅刻で仕事をクビになり、途方に暮れていたところに、八百長ボクシングへの出場を持ちかけられた。ところがその試合の寸前、相手は逃亡、やむを得ず強力な相手と試合をする羽目に。あの手この手で攪乱しつつ必死で戦うが、あえなく敗れる。

※浮浪者の男は途方に暮れていると、街で偶然酒に酔った富豪と再会し、彼の家に行き娘の事情を話すと1,000ドルもの大金を援助してくれた。しかし運悪く、室内には2人組の強盗も居合わせており、頭を強打され倒れた富豪を見て浮浪者は大慌てで警察を呼ぶ。警官が到着した時には強盗は逃げてしまい、意識を取り戻した富豪の酔いもすっかり覚めていた。

※警官に疑われた浮浪者は富豪の家から逃走する。翌日、浮浪者の男は花売りの娘に家賃と目の手術代として1,000ドルを手渡しその場を立ち去った。その帰りに男は無実の強盗容疑で捕まってしまう。

※時は流れ、刑務所から出た浮浪者の男が街をとぼとぼと歩いていると目の治った花売り娘と再会した。娘は1,000ドルを自分に渡した恩人は金持ちの紳士だと思い込んでいるので、まさかこの浮浪者が恩人だとは思いも寄らない。

※そのまま立ち去ろうとする浮浪者の男に彼女は哀れみから一輪のバラと小銭を手渡そうとする。その時、男の手を握った娘はこの浮浪者こそが恩人であることに気付くのだった。男は困惑しながらも、かつての優しい微笑みを浮べた。

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  コメントは、感動しました!

海の上のカムデン 

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 アメリカ西海岸のサンディエゴ市郊外で、めった刺しにされた死体が見つかった。本ばかり読んでいる、人の恨みを買うはずのない女性が、なぜ殺されたのか。

 ▼全員70歳を超えた老婦人が、探偵団を結成する(『老人たちの生活と推理』創元推理文庫、コリン・ホルト・ソーヤー著)。老人ホーム「海の上のカムデン」を舞台にした、ユーモアミステリーのシリーズ第1弾である。彼女たちは、警察官の制止を振り切って、無謀な“捜査”を続けた結果、意外な犯人にたどり着く。

 ▼川崎市の介護付き有料老人ホームで平成26年、入所者3人が転落死した事件で、施設の元職員が、神奈川県警に逮捕された。「意外な犯人」とはいえない。3件は、すべて容疑者が夜勤に就いていた日に発生している。ただ、犯行の動機がさっぱりわからない。

 ▼事件をきっかけに、同じ施設での別の職員による虐待事件も発覚した。被害者の家族が仕掛けたビデオは、ひどい暴力を加える職員の姿をとらえていた。系列の施設でも、不可解な事故が相次いでいることがわかっている。

 ▼介護の現場そのものに対する、不信感を招きかねない事態である。「信じられません」。介護福祉士の読者は、小紙に寄せた投書で、一連の事件について戸惑いと怒りをぶちまけていた。介護に携わっているほとんどの人たちの、共通する思いであろう。小欄の身内がお世話になった施設のみなさんは、本当によくしてくださった。振り返って、ただただ、感謝のみである。

 ▼「海の上のカムデン」は、作者のソーヤーさんが、入居しているホームがモデルになっている。住人たちは個性派ぞろいだが、いかにも快適そうだ。こんなホームが理想ではなく、当たり前になってほしい。【産経抄】

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   このコラム『起承転結』素晴らしい!
   珍念の筆致は『支離滅裂』・・・・






『老人たちの生活と推理』 商品の説明 内容紹介

 サンディエゴに佇む、至れり尽くせりの高級老人ホーム〈海の上のカムデン〉で、人畜無害の老婦人が殺された。いったい誰が、なぜ? 誇り高きアンジェラたちは、ありあまる好奇心を満足させるべく、おっかなびっくり探偵活動に乗りだす。活気溢れる面々のしんみり可笑しい奮闘の顛末をつづる、これぞ老人本格推理の決定版!

内容(「BOOK」データベースより)

 砂浜におりる階段の下にころがった死体がアンジェラのものなら、誰もが他殺と決めてかかり、少しも驚かなかったろう。たとえ全身に蜂蜜を塗りたくられ蟻塚の上に縛られているのを発見されたとしても、ショックを受けるのは仲のいい数人だった。だが、死体の主はぼんやり者のもと司書で…?尽きせぬユーモアとペーソスで年寄り一同の生活と推理を綴る、老人本格推理の妙味。

トップカスタマーレビュー

いいねえ 投稿者  chimabook 

 ◆ジル・チャーチルが好きな人なら。絶対にこの本が気に入ります。
かく言う私もその一人。表紙のイラストがいかにも「おもしろそう」だったので手にとりましたが、ぜんぜん、期待を裏切りませんでした。愛すべきおばーちゃんたち!殺人事件なんていやなものですが、それでも、毎日同じ事ばかり続いて退屈していると、思わずうずうず何かしてみたくなるのは年をとっても人間変わらないようで、、、

 ◆ミス・マープルを思い出すような『人間観察』に彩られたミステリーたちのコメディ。作者はなかなか、頭がよくて、渇いたユーモアにあふれた人のようです。ちょっと、シリーズを追いかけてみようっと。

老人(女)を理解する最高の書  投稿者  Amazon Customer

 ◆悪意なき毒舌。誠実なる暴言は女性の、それも美人の武器かしらんと思ってきたけれど、老女が使えば鬼に金棒とはこのことだろうと確信。海辺の静かな老人ホームにおきる連続殺人事件。警察の上をいく名探偵たちは70代の老婆たち。彼女たちの会話から老いるということがどういうことなのか、わかる。 殺人の動機が哀切きわまりない。

 ◆「若い人には終身刑は何十年もでしょうけれど、私達にはほんの3,4年じゃない」 なるほど。「ハムレットは母親にあなたのお年では、といって婚礼をあきらめるようにいうの。ヘアブラシをぶっつけてやるべきだって、思うわ。私の年になってから言ってごらん。坊や」 こわい!老婆は1日にしてならずなってからの日々も長い。やきもちと探偵ごっこは血のめぐりをよくするらしい。「老いたるものにって、時に死は歓迎すべき友人である。」 (文中より) 老婆予備軍必読の1冊。

とにかく読んでみて  投稿者  うみ 

ミステリが好きではない人もこれなら楽しく読めるのではないでしょうか。 絶妙な舞台設定、個性ある登場人物、軽妙な会話で語られる物語は、「殺人」をキッカケにして「人間」に迫っていきます。 重苦しい描写や残忍なシーンがあるわけではありません。 あくまでも、楽しく、爽やかで、軽やかなのですが、読後にふと切なさを覚える、そんな小説です。何も考えずに、とにかく読んでみて。 ( ^ω^ )

芸術支援

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 猟奇殺人犯レクターと女性FBI訓練生クラリスとの奇妙な交流を描く映画「羊たちの沈黙」。レクターとの面会でクラリスは恐怖に駆られる。バック音楽で流れるバッハの「ゴールドベルク変奏曲」。ピアノの一音一音が心臓を突き刺すように響く

▼同曲はソロ演奏が一般的だが、先日、県総合文化センターで行われた宇都宮音楽芸術財団(理事長=金彪(きんひょう)獨協医科大教授)の演奏会では2台のピアノ編曲版が使われた。パリ在住の菅野潤(かんのじゅん)さんと、東京が拠点のゲルティンガー祥子(しょうこ)さんが曲を解きほぐすように演奏した

▼券の売れ行きが気になる一般演奏会でこんな凝った試みは難しい。会員制財団の強みである。以前も書いたが、同財団は会員二百数十人。良質な音楽を低料金で聴く場を設けることで、発表の機会に恵まれない若手を支援している。地味だが味のある弦楽四重奏などを上演してきた

▼今、会員の更新期。金理事長は継続と新入会を呼び掛ける。演奏会に行く県内のコアなクラシックファンは500~600人。そんな中で同財団は健闘するが「会員が400人いれば、運営はずいぶん楽になる」とも

▼バブル景気が華やかだった二昔も前なら、企業も個人も芸術に比較的お金を出した。だが今はなかなか難しい。地道に実績を重ね、広く薄く募ることがベターだろうか。  <雷鳴抄>

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バッハの「ゴールドベルク変奏曲」。 珍念のコメントは・・・?

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映画「羊たちの沈黙」内容紹介

 若い女性を殺害しその皮を剥ぐという猟奇事件が続発。捜査に行きづまったFBIは、元精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクターに示唆を受けようとする。訓練生ながらその任に選ばれたクラリスは獄中のレクターに接触する。レクターはクラリスが、自分の過去を話すという条件付きで、事件究明に協力するが……。トマス・ハリスの同名ベストセラーを完全映画化したサイコ・スリラー。アカデミー賞の作品・監督・主演女優・主演男優賞といった主要部門を独占。

怖い映画だが、アメリカ社会の懐の深さを表現した作品  投稿者  ガラクタ

 ◆この作品の題名羊たちの沈黙とは、すなわちクラリスの少女時代の体験をもとに考案されたものだと思います。幼いときに、地方の警察署長だった父親は極悪非道の男にすきを突かれて殺されてしまった。そしてクラリスは従妹夫婦の牧場に里子に出されてしまう。

 ◆牢獄のシーンでレクター博士はクラリスの出生の秘密の告白を要請する。それは犯人に迫るヒントとも言うべき内容で、博士の異常な心理に助けを求めた彼女にとってはまさに絶好の機会であったに違いない。レクター、羊の牧場かね。クラリス、羊と馬です。・・・・逃げました。何故だね、。

 ◆この対話こそまさしくこの作品、羊たちの沈黙の意味するところが解明されるのである。また、この時代(彼女が10歳ぐらい)のクラリスは、映画タクシードライバーの娼婦役を演じた残酷なシーンをメタファーとして浮かび上がらせるのである。さらに彼女の名前、スターリングという姓はアイルランドを基盤していて、アイリッシュの屈折感がクラリスの中にも入りこんでいるという考えもできそうだ。

 ◆高度な監視装置によってガードされている完璧を誇る地下牢、そこにコケティッシュで利発な1人の女性が現れることで、このエリートにも思いもよらぬ脱獄のチャンスが訪れたのである。この作品は誰でもが楽しめるような犯罪映画として作られた感じがします。

『百聞は一見に如かず』 (*^ー゚)bグッジョブ!!


「専門ばか」

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 世界的数学者の小平邦彦さんの著書「怠け数学者の記」を面白く読む。
柄に触れたいと思い、新聞を繰ってみた

◆亡くなったときの紙面を読むと、義兄でやはり数学者の弥永昌吉さんがこんな話をしている。東大理学部長時代の大学紛争で、食ってかかった学生が言った。「専門ばか」。小平さんはすぐさま言い返した。「それなら君はただのばかだ」。うまいことを言う

◆国民の代表である政権の閣僚に対し「専門~」だの、「ただの~」だのと言うつもりはない。いくら見識を疑うような言動が相次いでいる、とはいえ

◆沖縄北方担当相は会見で、北方領土の一つ「歯舞(はぼまい)群島」の「歯舞」が読めず、秘書官の助けを借りた。環境相は長野での講演で、原発事故後に国が定めた除染の長期目標の値に触れ、「何の科学的根拠もなく、(民主党の)環境大臣が勝手に決めた」と何の根拠もなく発言し、国会で謝罪した

◆ニュージーランドのTPP署名式に出席した内閣府副大臣は、地元のブルーチーズがおいしかったとブログに書き込み、日本の酪農家を震え上がらせた。よほど気持ちが高ぶったのか、現地の警護態勢を暴露する一幕も

◆それぞれに専門があり、今は門外漢の持ち場で奮闘中なのかもしれぬ。国民の1人としては、ただばかにされているような気分である。【正平調】

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ふと、珍念の脳裏に、斎藤緑雨の言葉が思い浮かぶ。

「馬鹿が馬鹿を馬鹿だといえば、馬鹿が馬鹿を馬鹿だという。馬鹿で持ったる我が世なりけり」

 摩訶不思議な永田町の貉たちよ!馬鹿もええ加減にせい。 あ・・筆者も馬鹿でした。アホな議員を選んだから・・頭をそって反省します。あ 髪の毛がちょつとしかなかった・・ (*^-^)

「怠け数学者の記」商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)

▼数学を理解するとは、数学的現象を「数覚」という感覚で「見る」ことである。「数覚」は感覚なので頭の良し悪しとは関係がない。フィールズ賞受賞数学者が数学に対する独自の考え方を披瀝し、自らの学習経験や留学生活のエピソードを綴りながら、日本の数学教育に提言する。学ぶことの楽しさが溢れるエッセイ集。

トップカスタマーレビュー

数学を学ぶ人は一読しよう! 投稿者  雑学家
 
◇戦争末期の疎開先で食べるものがないのに皆良く勉強した、このようなクラスから優秀な数学者が輩出したことから生活環境と学問は相関関係が無いとの話。数学は厳密な論証で展開される明晰判明な学問ということになっている、それなら誰にでも容易にわかるはずであろう。

◇しかしこれほどの数学者でも実に分かりにくいと告白され、自分の専門分野でも理解に多大の努力がいるし、専門外なら理解は到底不可能だと断じています。終いには何か数学書を早く読む方法があったら教えて貰いたいとまで懇願されているのにはおどろきました。この一文を読んだだけでもなんと勇気づけられたことか・・・学習院大のHPで飯高先生の思い出話も必見です。

◇せひ「数学の学び方」小平、「学問の発見」広中 平祐の各レヴュー、「数学的思考の本質」河田直樹の144頁から151頁、「寄り道の多い数学」大沢健夫の68頁もぜひ読んで見てください。「佐藤幹夫の数学 増補版」ではフリータ生活もままならぬ時期、またアメリカでも認められず苦悩し帰国し、数学の巨人になった話、日本の誇る超天才物理学者南部 陽一郎も同じでいつの時代にも天才は苦悩に耐えて確信を持って研究したのだ。

これ以上は『蛇足』!

「邯鄲(かんたん)の夢」

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 盧生(ろせい)という若者が一旗揚げようと邯鄲に向かって旅をしていた。途中のある町で、昼飯を食べるため一軒の店に入ったとき、そこにいた老人に自分のこれからの夢を話した。老人は若者の話を興味深く聞いてくれたが、飯ができるまで一休みするようにと枕を貸してくれた。若者が枕をあてると、すぐにうつらうつらし始めた。

◆夢の中で、地位も名誉も財産も持ち、美しい妻や5人の子供に囲まれ、大きな屋敷住んでいる自分自身の姿、50年にわたる波瀾万丈の成功物語を見ていた。

◆誰かが自分を呼ぶ声が聞こえた。「さあ、食事ができましたよ」。その声で若者は目を覚ました。その途端、今まで見ていた屋敷も何もかもが消え、そこにいるのはただのみすぼらしい身なりの自分自身であった。若者は驚いた。老人は若者が何に驚いているのかを知っていた。

◆自分が今見ていた夢、50年にも渡るあの波瀾万丈のドラマは、粟が煮えるまでのつかの間の出来事に過ぎなかったのか。彼は自分の抱いていた夢のはかなさに気がつき、邯鄲に行くのをやめ、故郷に戻ったという話である。

▽昼下がりの喫茶店。熟年夫婦が話し込んでいた。「奥さんの出産前に自宅に女性を入れるなんて、主婦は猛反発よ。辞職してもイメージは変わらないんじゃないかしら」。育児休暇取得発言のあのセンセイの話らしい。

▽「障害児を育てるシングルマザーの歌手を参院選に立てるのにはちょっと共感したのに」。不信募らす妻に「確かにね。『育休どころか永久にお休みでは』って誰か言ってたけど。今の社会、大事なのはコンプライアンス(法令順守)と危機管理だよ」。夫は企業経営者か。

▽「いっそAKB48を擁立すればいいんだよ。選ばれる経験は選抜総選挙で身に付いている。メンバーの問題が報じられても、すぐ地方に移籍したり丸刈りになったり。危機管理も優れている」。なかなか思い切った夫の発言に妻も乗ってきた。「SMAPもいいんじゃない」

▽「独立騒ぎの時、生放送で世間に語り掛けてた。事務所に謝ったことも含めてね。いつも組織を気に掛ける『ザ・ニッポン』の姿よ」。ここでふと我に返った。センセイの記者会見の後、白日夢を見ていたらしい。イクメン議員の3年間はさらに儚(はかな)い「邯鄲(かんたん)の夢」だったか。 【談話室】

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 斯く言う(珍念) 昨夜、夢を見ました。
 これ以上は『蛇足』・・・・

「二重基準の手法」

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 新聞やテレビがよく指摘される問題の一つが、対象によって適用する基準を変える二重基準の手法だ。同じことをしても、Aならば問題視せず、Bだったら危険視したり、激しく非難したりする。業界の悪癖である。

 ▼高市早苗総務相が、放送事業者が政治的公平性を欠く放送を繰り返した場合、電波停止を命じる可能性に言及したことで、野党や一部報道機関からの批判にさらされている。「事業者を萎縮させる」「メディアへの圧力だ」「憲法に抵触する」などと仰々しい。

 ▼「(高市氏は)法令について従来通りの一般論を答えた」。安倍晋三首相はこう述べたが、野党はさらに追及する構えだ。10日の衆院予算委員会では、民主党の大串博志氏が「電波停止を否定しないのか」と安倍首相に詰め寄っていたが、それでは民主党政権時代はどうだったか。

 ▼「放送事業者が番組準則に違反した場合には、総務相は業務停止命令、運用停止命令を行うことができる」。これは高市氏の発言ではない。菅直人内閣時代の平成22年11月、平岡秀夫総務副大臣(当時)が参院総務委で「番組規律違反の場合でも業務停止命令が行えるか」と問われた際の答弁である。

 ▼「そんなことをやっていると電波を止めるよ。政府は電波を止めることもできる」。民主党政権では、気にくわない報道をしたテレビ各社の記者に対し、露骨に恫喝(どうかつ)した幹事長もいた。当時は特段反応せず、安倍政権ではことさら大騒ぎするのでは、野党もマスコミもご都合主義が過ぎよう。

 ▼ゲーテは言う。「正直であることを私は約束できる。しかし不偏不党であることは約束できない」。報道も国会質問も、完全に党派性と無縁であることは難しい。せめて事実には正直に向き合いたい。【産経抄】

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  ブーメラン政党と、大衆迎合するマスコミも・・・
  これ以上は『言わぬが花』・・・・。







落語「高津の富」

Tomikuji

 身なりはみすぼらしいが、実は因州鳥取の豪商で、お金が有り余って困っとる。門から玄関まで、かごなら4日、千両箱は漬物の重しに…。「うそじゃありゃせん、ほんまじゃで」

 ▼こんな落語「高津の富」の主人公が、宿屋の主人に富くじを売りつけられる場面。「富とはなんじゃいな。1番になったって、千両出しゃ堪忍してもらえるのかえ」「だんさん、えらい間違うとります」「くれるんやったら、いらん。漬物石は、たんとありますで」。なけなしのお金を守ろうとする主人公の、せめてもの抵抗がおかしい

 ▼当たると損をする宝くじなど、あろうはずがない。ところが、国債なら今、「損」でも買いらしい。長期金利の代表的な指標である10年国債の利回りが初めてマイナスとなった

 ▼満期まで持っていたら損失が出る。ならば買っても売れるのか。そこは前例のない大規模な金融緩和のこのご時世。日銀がさらに高値で引き取ってくれるはずと、お金は国債に向かっている

 ▼常識外れの相場である。いつまでも続くわけがない。「国債バブル」。はじけたときの反動の大きさを思えば身震いがする

 ▼大ぼらに引っ込みがつかず、結局買った富くじが大当たり、一発逆転となった主人公。そんな落ちなら申し分ないけれど。黒田バズーカ、その行く先は2%の物価上昇か、それとも。【鳴潮】

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 (大規模な金融緩和)は・・・・?
 『諸刃の剣』なのだ。






モモと日銀

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    ミヒャエル・エンデといえば、ファンタジー作家の
   印象。岩波少年文庫になっている代表作「モモ」
   の裏表紙には「小学5・6年以上」とある。
   それが実はマイナス金利のお話だったとは、最
   近まで知らなかった。






 ▼「モモ」の題材は時間だ。時間を節約して「時間貯蓄銀行」なる所に預けておくと、利子が利子を生み人生の時間がどんどん長くなる。そうだまされた人々が、時間の節約ばかりに心を奪われ、ゆとりや楽しみなど本当の豊かさを失っていく。みすぼらしい一人の女の子、モモが果敢に挑み、貯蓄銀行から人々の時間を取り戻す−−。

 ▼でも隠れたテーマはお金と金利だった。手段であるべきお金が主導権を握ってしまった今の経済社会をどうするか。エンデは金利という、お金を増殖させるしかけに問題あり、と考えた。常識をさかさまにし、預けたお金が時間とともに減る仕組みにすれば、人々は世の役に立つお金の使い方を取り戻すのではないか。マイナス金利である。

 ▼そのマイナス金利が日本にもやってきた。銀行が余ったお金を日銀に預けっぱなしにすると損が出る仕組み。預けたままにせず活用しなさい、というのが本来のメッセージである。

 ▼ただ、同じマイナス金利でも、エンデ版と日銀版には大きな違いがある。お金の量だ。日々の営みに必要な分だけお金が作られるエンデの世界と対照的に、恐ろしい勢いでお金を増やし続ける日銀の異次元緩和。企業や人が必要とする量をはるかに超えるお金があふれ出る限り、人はお金の乱暴な動きに振り回される。モモがしたように、お金を人の従者に戻すことはできない。【発信箱】=福本容子

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ミヒャエル・エンデ「モモ」

 
トップカスタマーレビュー 時間とは意識。意識とは心。  投稿者  malone 

◆貧しいが、のほほんとした温かい生活を送っている村人たちのところに、効率こそ大事だとささやきながら、無駄なことをどんどんやめさせようとする灰色の男たち、時間ドロボウがやってくる。おっとりしたモモが、そんな時間ドロボウから奪われた時間を取り返して村人の生活を元通りにするために立ち上がるといったストーリー。

◆70年代に書かれた本であるが、時間に追われる現代人と資本主義の行く末を暗示するかのような世界観が描かれている。本当に大切なもの、幸せってなんなのか、そもそも無駄なことってなんなのか、
立ち止まってじっくりとそういうことを考えるべきときに感じるものがある本。

◆しかし、ミヒャエル・エンデがすごいのはもう一段上のレベルの概念、『時間とは意識である』ということを子供に語りかけるような言葉で説明しているところだと思う。

時間の国に住むマイスター・ホラがモモに語った言葉では、こうなっている。

「人間はじぶんの時間をどうするかは、じぶんできめなくてはならないからだよ。・・・・・時計というのはね、人間ひとりひとりの胸のなかにあるものを、きわめて不完全ながらもまねてかたどったものなのだ。・・・・人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、もしその心が時間を感じ取らないようなときには、その時間はないもおなじだ。」

◆1・・2・・3・・という秒の単位は、あくまで物理的な計算を成り立たせるための原理原則として作られているもの。それを空間的に表現したものが時計である。しかし、過去に起こったことを過去の記憶として整理し、今をとらえ、未来を想像することができるのは人間の意識がそのようになっているから。

◆逆に言えば、妄想の世界に生きている人、精神的に狂ってしまって、過去や現実、妄想の区別がつかない人には時間という概念が存在しないと言ってもいい。実際、自分が体験として起こったことと、想像で考えたことって、意識の中では同じように存在しているはずだし、10年前の経験であっても鮮明なものは鮮明な記憶として存在しつづけ、1週間前の経験でも意識から消えているものは存在しないに等しいし、感じ方によっては10年前の経験よりも古い出来事に感じるかもしれない。

「時間とは意識だ」という前提で『モモ』をもう一度振り返ってみると

・効率的な時間のすごし方 = 効率的な意識の持ち方
・無駄な時間のすごし方 = 無駄な意識の持ち方
・タイムマネジメント = 意識・心マネジメント・というように言い換えることもできるのではないだろうか?

◆つまり、食事時間を節約するためにファーストフードで10分で食事を終えることは、一見すると時間を節約しているように思えるのだが、その10分が心・意識に残らない10分ならば存在しないのと同じ。(体にエネルギーが注がれている点では意味があるが、意識のレベルでは無意味。)そういう時間のすごし方で30歳年を重ねたとしたら、物理時間は節約できたかもしれないが、意識のレベルでは何も残っていない。

◆しかし、食事に30分かけたとしても、記憶に残る食事を経験できたのであれば、それは意識を大事にできたということであり、つまりは時間を大事にしたということである。

◆意識があるからこそ、動物ではなく人間だといえるのではないか。だとすれば、心や意識を大事にして生きるって、もっとも人間らしく生きることの本質なのではないか、と思うのである。経済活動、生命活動を行う上で忘れてはならないものだと思う。

エンデからのメッセージ  投稿者  あやちょこ。   

◆モモと同じくらいの年に初めて読んでから10年以上。読むたびに心に響くメッセージが増えていきます。読めば新しいメッセージをもらえることがわかっているので、何かに迷ったとき、必ずこの本を開きます。最近私がもらったメッセージは・・・

◆『本当にそうしたいのなら、待つこともできなくてはいけないね』というマイスター・ホラの言葉です。私の中でずっと大切にしているメッセージはベッポのこの言葉。『一度に全部のことを考えてはいかん、次の一歩のことだけを考えるんだ。すると楽しくなってくる。楽しければうまくはかどる。これが大事なんだ』
「モモ」は私の宝物です。

 珍念のコメントは『釈迦に説法』・・・ ( ^ω^)おっおっおっ

「歯と爪に気をつけなさいよ」


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 宮部みゆきさんの『淋(さび)しい狩人』は東京の下町にある小さな古本屋・田辺書店を舞台にした連作短編集だ

▼この店の経営方針は、「愉(たの)しみを約束する娯楽本だけを置く」。そんな店の客が、店主に相談事を持ち込む。彼女の姉が「歯と爪に気をつけなさいよ」という謎めいたひと言を残し、失踪したというのだ。店主らは本を謎解きの鍵にして…と、ミステリーの幕が開く

▼昨秋から香港をにぎわしてきたのは、繁華街にある「銅鑼湾(どらわん)書店」という本屋を舞台にした事件である。「中国本土では禁書とされている中国共産党政権に批判的な本を扱うこと」を経営方針にしたこの書店の店主ら五人が、次々と失踪して…

▼と、香港版の書店ミステリーは始まったのだが、こちらの謎解きに大した推理は必要ない。大方の予想通りに、五人全員が中国本土で当局の手の内にあることが明らかになったのだ

▼しかし、何と陳腐な筋書きかと放り出すわけにはいかない。香港の高度な自治を認める「一国家二制度」は一九九七年に香港が返還されたときに中国政府が約束したこと。本土政府の「歯と爪」が香港の言論弾圧に直接手を下しているとしたら、この約束が破られたことになる

▼中国は、香港という世界に開かれた窓を閉ざそうとしているのだろうか。「密室」になったとき、始まるのは新たなミステリーか、それともホラーか。【中日春秋】

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  【石原慎太郎 日本よ、ふたたび
】 

  中国は将来、必ず崩壊していく 欲望が自らを蝕む原理





 ◆最近大学で同窓の気の合った仲間数人と会食した折、誰しもがこの国は将来は一体どういう事になっているのだろうかという、慨嘆とも危惧ともつかぬ言葉を口にしていたものだった。私とてこのところ同じ漠たる感慨を抱きつづけてきている。それは今まさに激しく変動しつつあるこの世界の中でのこの国の立ち位置の危うさと、この国自身における天変地異ともいうべき現象を合わせた懸念に他ならない。

 ◆私個人についていえば私には四人の息子とその下に七人の孫がいて上の二人の女の子はすでに社会に出て一人は弁護士の資格を取得し、一人はすでに著名な銀行で忙しく働いている。彼女たちも間もなく結婚し子供も儲(もう)けるに違いない。

 ◆他の孫たちが社会に出て大人として働く頃のこの国のありさま、いやそれ以上にこの国を囲む世界全体の態様ははたしてどんなことになっているのだろうかと誰しもが思わぬ訳にはいくまい。思えば私たちはいかにも良き時代に青春を過してこれたものだと思う。

 ◆戦後間もなくの大学時代の粗末な寮生活で味合った貧困を懐かしくさえ思える高度成長の末の今日の繁栄は世界屈指のものに違いない。私たちの世代が断片的に体験した戦争は、同窓の際どい年齢差の多くの先輩たちの犠牲でなりたち、それが引き金になって中世以来続いてきた白人による有色人種への一方的な植民地支配と収奪は、現今のヨーロッパの混乱と衰退が証すように終りを告げつつある。

 ◆トインビーが人類の歴史における奇蹟(きせき)と称した有色人種で唯一つの近代国家日本の存在は太平洋戦争を引き金に世界の歴史をようやく変貌させたのだ。

中国は将来、必ず崩壊していく 欲望が自らを蝕む原理
 
◆そしてその日本なる国家は世界最大の火山脈の上に位置している国土の原理的な危うさを今や晒(さら)している。四年七カ月前の東日本大震災以来頻発する地震と、それとの関連性は明らかではないがこのところ頻発する火山の爆発はせまりつつあるものを暗示しているような気がしてならない。専門家の所見だとあの大災害の後首都東京の地下で体に感じられなくとも敏感な機械には十分間に一度の地震が感得されていたそうな。

 ◆そしてこの夏の異常な暑さと水害の続発には、まさしく天変地異の印象が拭えない。しかしこれはこの日本人一人に限ったことではなしに地球の随所に見られる現象だ。私は都知事時代に世界全体が存外呑気(のんき)にかまえている温暖化現象について警告してきたつもりだが、米航空宇宙局(NASA)のハンセン教授がかねて警告してきた通り北極海の氷は後数年で解けてしまうだろう。世界中の氷河は解けて崩落し海水は膨れ上がり蒸発した水分は大気に溜(た)まり大雨となって地上を襲うという循環を誰がどう防ぐのだろうか。

 ◆この今になると四十年前に東京で聞いた天才宇宙学者ホーキングの予言を思い出さぬ訳にいかない。この地球のように文明の発達した天体は自然の循環が狂って宇宙時間でいえば瞬間的、およそ百年間でその生命は消滅すると。私が歴訪したツバルやフィジーといった赤道直下の島国は地球の自転で膨れ上がった海に埋没して滅びつつあった。これを食い止める術はないものなのだろうか。亡き開高健が愛吟していたゲオルグの詩に真似(まね)て「たとえ明日地球が滅びるとも、君は今日林檎(りんご)の木を植える」べきなのではなかろうか。


 ◆我々の将来を規定するだろう隣国中国の将来について私はそう深く懸念してはいない。彼等(かれら)のような非人間的非合理的な政治体制は大都市に鬱積している、中産階級になりきれぬ知的な大衆の不満の爆発と、地方で抑圧されている多くの異民族の反発によって近々必ず崩壊していくに違いない。かつてあの大陸に断片的誕生し消滅していった政権の歴史がそれを証している。しかしなお我々の世代がこの世を去った後のこの国、この地球について本気で思い量っておく事は未(いま)だ生ある老いたる世代の何よりもの責任に違いない。

 文明の発展が育む人間たちの欲望が、実は自らを蝕(むしば)み滅ぼすという存在の原理をこの今にこそ自覚すべき時なのではなかろうか。【産経ニュース:コラム】

 


Tin   創価大学に立つビクトル・ユゴーの大ブロンズ像の台座に
  は、『レ・ミゼラブル』の有名な一節が刻まれている。「海洋よ
  りも壮大なる光景 それは天空である 天空よりも壮大なる
  光景 それは実に人の魂の内奥である」
(辻昶訳)。ユゴーは
  この名作の中で、どんな困難の中でも、希望を創り出し、勇
  気を奮い起こす人間精神の偉大さを描いた



※人には、成長への転機というものがある。成長は、必ず決意から始まる。新たな学校や職場、新たな立場で出発する季節は、そのチャンスであろう。全ては自身の一念の変革から。それは「いつか」でなく「今」である。(名字の言)

※「死にてえ時に死なせてもらわねぇと困っちゃうんですよね」-。麻生太郎副総理・財務相のべらんめぇ調は、良くも悪くも聞く側を引きつける。最近の言い回しを使えば、「キャラが立っている」とでも言うのか。個性が際だっているという意味では、これほど存在感がある政治家も少ない

※冒頭のせりふは、過剰な延命治療を挙げて「しかも、そのカネは政府のお金でやってもらっているなんて思うと、ますますちょっと寝覚めが悪いんで」と続いた。直後に撤回したが、先日も「イタリア人は死ぬときに貯金がなくなって良かったという考え方だ」と決めつけたりと、話題に事欠かない

※昨秋亡くなった作家の丸谷才一さんは、スピーチの名手としても知られていた。『挨拶(あいさつ)はたいへんだ』(朝日新聞社)は、さまざまな場面でのあいさつを集めているが、いつも軽妙でユーモアがにじむ

※実はこれ、すべて事前に原稿を用意しておくのだとか。「わたしは会で挨拶をするとき、あらかじめ原稿を書いて、読みあげます。一つには当意即妙の才がないから。さらには、失言をしないやうに」

◆麻生さんの当意即妙?の受け答えは、面白い!

 天然呆けの(珍念)<どんな困難に遭遇しても希望の火を掲げ、前に進む志を忘れない>の言葉は深く心に響く。反省し、恥じています。

 (全ての夢は叶う。もし追いかける勇気があるなら。)
 (何かを始めるためには、しゃべるのをやめて行動し始めなければならない) 

 名言に『恐れ入谷の鬼子母神』・・減らず口を閉じます!

「人生で最も無駄な日は一度も笑わなかった日だ」

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 人相は人の生きざまを映し出す。年齢を重ねればその分だけの哀楽が刻まれ、人となりの雰囲気がにじむようになる。昔の人は「顔つきで大体分かる」と豪語したものだ

▼そうはいっても、第一印象で人生を読み解くことは簡単ではない。一見とっつきにくい仏頂面でもふっとした笑みに温かい安心感を覚える時もあれば、快活な笑いに打算的な冷たさを感じ取ることもある

▼先日、専門学校盛岡カレッジオブビジネスの活動報告会があった。この1年間を振り返り、各科の成果をスクリーンで紹介したが、映し出された学生の様子はいずれも笑顔、笑顔。手あかのついていない表情、楽しそうで、優しそうで、幸せそう。久々に爽快な気分に浸った

▼笑いは日常生活でありふれた行為ではある。だが、意識するかしないかで自分も周囲も心の色が変わる。「人生で最も無駄な日は一度も笑わなかった日だ」。フランスの思想家シャンフォールの言葉が思い浮かぶ

▼考えてみれば、人は笑顔を見たくて仕事をし、笑顔を与えたくて努力する。人生あれこれ悩む究極の帰着点はここにある

▼そんな感謝の気持ちで週初めのスタートを、と筆を進めたが、一昨日の北朝鮮の愚行。思わず眉間にしわが寄る。年初から不穏な空気が世界を包む。笑顔が奪われる時間はなんと無駄なことか。【風土計】

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 コメントは『数をいうまい羽織の紐』

防犯カメラ

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 世界120カ国以上の防犯カメラや監視カメラの映像をインターネット上で誰でも見られるサイトの存在が明らかになった。パナソニックやソニー製のカメラが多いという(insecamより)


 誰かに見られている。そんな感覚にとらわれたことはないだろうか。大抵は気のせいで片付けるが、そうとも言っていられない状況になっている

▼ロシアのウェブサイト「Insecam」で世界中の防犯カメラの映像が無断で公開されている。日本だけでも4千カ所近くに上る。那覇や浦添とされる場所もある。路上の映像だけでなく、進学塾らしき室内の動画も見られる

▼サイト管理者によると、公開しているのはネットワークにつながったカメラ画像で、外部から接続が可能という。専門家は直ちに不正アクセスに当たるとは言えないというが、身の周りの様子が世界中に拡散していると思うと、なんだか気味が悪い

▼見回せば街のあちこちでカメラが増えたような気がする。タクシーにも車内カメラが当たり前のようになった。犯罪捜査でも犯人特定の有効な手段に利用されている。米兵犯罪の抑止でカメラの設置が検討されたこともあった

▼ある米人気テレビドラマが、監視カメラの画像や携帯電話の通話記録などを収集して犯罪を予知し、テロを未然に防ぐ政府の秘密計画を描いていた。フィクションのはずが現実的な描写に背筋が寒くなった

▼米軍基地をめぐって、基地内の監視カメラ映像が流出して問題にもなった。誰が何のために「監視」しているのか。現実がドラマを超えていないか気に掛かる。<金口木舌>

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Be
   ひよっとして、産まれてた時から、体内に
   (監視カプセル)を注入され監視される
   近未来に怖気がする。

    『天網恢々租にして漏らさず』・・・・空しからずや!

 

水金地火木土天海、そして

   
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  インターネットも知らず世界はもっと広く、2本立てが
  あったころ。「ナイト・オン・ザ・プラネット」(1991年、ジ
  ム・ジャームッシュ監督)という映画に見入った







▼ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキのタクシードライバーの夜を描く冒頭、宇宙に浮かぶ地球がぐるぐる回る。同じ瞬間に夜はそれぞれの顔、擦れ違うことなく不器用に刻まれるそれぞれの人生に心揺さぶられた

▼惑星の定義変更で冥王星が「準惑星」に格下げされて10年。「水金地火木土天海」に続くやもしれぬ、太陽系第9惑星の存在可能性を米国の研究者が発表した。5年以内に望遠鏡で発見される予測も示された

▼カリフォルニア工科大研究チームによると“新惑星”の質量は地球の10倍程度、直径は2~4倍、太陽から海王星までの平均距離(約45億キロ)の20倍近い軌道を回り、太陽を1周するのに1~2万年という天文学的規模

▼英国のホルストが手掛けた組曲「惑星」は、地球以外の七つの太陽系惑星を奏でる。完成後に冥王星が発見され、ホルストは作曲に着手するが病に倒れて未完となる。近年別の作曲家が補完したがその後、冥王星は「準惑星」降格の憂き目に

▼常に人の心を捉えてきた第9の惑星。その未知がもたらすのは、この世は分からないことの方が多いからこそ豊かだ、ということではないか。<金口木舌>

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 「ナイト・オン・ザ・プラネット」(商品の説明 内容(「キネマ旬報社」データベースより)

 ジム・ジャームッシュが監督・脚本・製作を手掛けたオムニバスドラマ。ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの5つの都市を舞台に、それぞれの街のタクシードライバーたちのストーリーが展開していく。“ハッピー・ザ・ベスト!”。

トップカスタマーレビュー

会話。会話。会話。  投稿者  I Love SevenStars

★会話。会話。会話。勝負は会話のみ。このエッセンスだけで面白くすることは本当に難しい。斬新な脚本はもちろん大切だけど、役者の演技と演出が本当にミックスして上手く膨らんでゆかないと絶対成立しない。だけど、この映画は大成功。純粋に『会話』が楽しい。ユニークな人物像。

★テンポとリズムが上手く噛み合って、空回りゼロ。すごく完成度が高い。そして、すべての登場人物がとても愛らしい。どこにでも『居そう』な人物と日常のリアリティを、卓越した面白さに仕上げたジム・ジャームッシュに賞賛。そしてすべての役者さん達に拍手。

深夜一人で観たい 投稿者  iimiycoco 

★ああ、こうして一人で夜を過ごしている間にも、世界には色々な人が何かをこなそうと、自分の利益を探して、期待もしていない人に偶然めぐり合って、他愛もない会話を交わして、地球は回っているのだなあ、と感じる変な充足感のある映画です。

★人の不幸も可能性も期待も絶望も、ひっくるめて地球の小さな粒子のように、平等に時間が過ぎる、そんな気分でゆっくり寝られると思います。

夜の街と人間模様  投稿者  名乗るほどのものではござらん 

★夜のタクシーの雰囲気がいいです。静まる街に、まるでこの世で自分達以外の時間がとまっているかのような錯覚を起こさせる。かと思うと、夜=影の部分に時折射す光のようなものが何気ない夜のドラマを感じさせてくれます。

★世界中の同時間で繰り広げられるタクシーの物語。と人とが袖振りあうことで、少しだけ気持ちが変わって行く日常の人間模様が、夜のタクシーを縮図にして届けられます。

★それぞれのエピソードの冒頭や、都市の画一つ一つ、走り続けるタクシが眠っている夜の街の息遣いを感じさせてくれます。見ているものを心地良いドライブに誘ってくれます。「おはよう、アキ」生きているものにはどんな者にでも平等に朝がやってくるんですね。今日とは違った朝を迎えられる気がします。



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 地球が逃げ出した。? 投稿者 珍念







☆ 昨夜(珍念)摩訶不思議な夢をみました。時は、2116年。真夏の浜辺で焚火をして、何かを焼いていました。何と、焼き肉じゃなく、この掛けがえのない【地球】だった。そして、熱い・熱い・と友人と嘆いていた。ふと、地球の悲鳴が聞こえ太陽系から消滅しました。自然への畏怖をなくし、傲慢になった人類には必ずしっぺ返しが・・・・。

おぞましい恐ろしい・光景でした。 (A;´・ω・)アセアセ

「ティダピルマ」

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    もりおみずき(友利昭子)さ









 『あかねちゃんのふしぎ』でふくふく童話大賞を、『真夜中バースデー』で北日本児童文学賞優秀賞を、『ティダピルマ』で小川未明文学賞優秀賞を受賞するなど、数多くの賞を受賞、現在琉球新報児童文学賞選考委員を務めるもりおみずき(友利昭子)さんが、昨年末『あかねちゃんのふしぎ』に次ぐ第2作品集『ティダピルマ』を出版した。その中から「ティダピルマ」を読んでみた

▼主人公のワタルは両親と東京で住んでいるが、都会の生活に違和感を覚えて、なじめないでいる。彼は、伊良部に住む祖父母を訪ねるが、オジイはベッドで横になっていて、ただうつろである。「オジイの病気は治っているんだよ。でもタマス(魂)を落としてしまっているさ」とオバア

▼ワタルは、オジイにかわいがられていた日々を思い描きながら、オジイが心身の健康を回復することを強く願う。ここから物語は感動的に展開される

▼タマスを肉体から放して想像力を広げるワタルの「タマス遊び」。オジイの腕にある傷の秘密。昼間の一瞬、時間の裂け目ができてあの世とこの世が一つになる「ティダピルマ」。タマスが集まるというウパルズウタキのタマスツリーなどの概念を効果的に構成してつくられた幻想的な世界は現実以上にリアリティーを感じさせて感動を呼ぶ

▼なお、物語の根底には、自然や伝統文化の尊重、平和の思想が流れていて、個性的な魅力ある文体で描かれている

▼友利昭子さんは当地における「児童文学の種まく人」である。さらに、大輪の花を咲かせてほしい。【行雲流水】

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『名もない人達の中で、心を打たれたと、いわれる人生を、私は生きたい』(池田大作)

 不肖:(珍念)・・・・願わくば、小さな・小さな・花を咲かせたい!

「エブリバディ、スマイル!」

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  「笑顔の日」

 2003年にアメリカが始めたイラク戦争。開戦理由の大量破壊兵器も見つからず、住民11万人以上の命を奪う無謀な戦争だった。開戦1カ月後、こんなことがあった。

▼武装した米軍部隊が宗教指導者と交渉しようと、ナジャフという街に入った。指導者を捕まえに来たと勘違いした大勢の住民が米軍を取り囲み警戒した。緊張が高まる

▼とっさに隊長が叫んだ。「エブリバディ、スマイル!」。こわばった米兵たちが白い歯を見せると、住民たちもほほ笑み返した。張り詰めた空気が一変する様子が映像で残されている。隊長は「世界中どこへ行っても、笑顔が通じなかったことはない」と語る。武力よりも笑顔の力が勝った事例だ

▼日本にも「笑う顔に矢立たず」や「怒れる拳、笑顔に当たらず」ということわざがある。笑顔で接してくる者には攻撃できず、憎しみも自然に消えるという教えだ。言葉の壁があっても、笑顔は好意を伝える万国共通の“言語”と言える

▼笑いは健康にもいい。ナチュラルキラー細胞を活性化させて免疫力を上げ、痛みを和らげてくれる。科学的に実証済みだ。作り笑いで口角を上げているだけでも効果があるそうだ

▼きょう2月5日はニコニコの語呂合わせで「笑顔の日」。政治家や有名人の不祥事など、しかめっ面になることが多いご時世だが、日常では笑顔を忘れないで過ごしたい。【金口木舌】

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  コメントは【笑顔】で過ごしたい!





「物くさ太郎」

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御伽(おとぎ)草紙の「物くさ太郎」の書きだしに、主人公が住む家の描写が登場する。「四面四町に築地(ついじ)をつき、三方に門を立て、東西南北に池を掘り、嶋をつき」

◆その上、「主殿十二間(けん)につくり檜皮葺(ひわだぶき)に葺(ふ)かせ」などとつづられる。どんな豪邸なのだろうと思いきや-。「と、心には思へども、いろいろ事足らねば、たゞ竹を四本立て、こもを掛けて居たりける」とある。物くさ太郎ですもの、そうでしょう

◆心には思うところもあるのですが、なにぶん人員は不足しておりますし、事件は多いし…。そんな弁明が聞こえてきそうなのが大阪府警だ。公訴時効になった約4300事件の証拠品や捜査書類が、全65署のうち61署で放置されていた。物ぐさにも程がある

◆またか、とは思わない。そうだろうなあと思うだけだ。これまでも証拠品や資料をなくすなどの不祥事があった。ぞんざいに扱う土壌があることは、十分予測できる。あろうことか、証拠の捏造(ねつぞう)事件まで起きているのだから

◆おとぎ話を辞書で引く。もとは退屈しのぎに人に聞かせる話。それが、子どもに聞かせる昔話や空想的な話、メルヘンとなった

◆府警の物ぐさはもちろん、退屈しのぎに聞く話ではない。大阪府民ならずとも、空想ならばいいのにと思うが、現実の話だ。何より子どもには聞かせたくない。【正平調】

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   またか、大阪府警!
    大阪府警察本部本庁舎
   建物は立派だけど中身は?
   






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   川路利良『草葉の陰で泣いている』
    初代大警視(警視総監)を務め
    欧米の近代警察制度を日本で初
    めて構築した「日本警察の父」





エピソード
★戊辰戦争磐城浅川の戦いで、敵の銃弾が股間に当たり負傷した。銃弾は金玉袋を貫いたが、金玉は無事であった。戦場にあっても金玉袋が縮まず垂れ下がっていた(怖がっていなかった)からで、川路の豪胆さを示す逸話となり、薩摩藩兵は「川路のキンタマ」と讃えた。

★明治5年(1872年)の初めての渡欧の際、マルセイユからパリへ向かう列車内で便意を催したもののトイレに窮し、やむを得ず座席で日本から持参していた新聞紙の上に排便、その大便を新聞紙に包んで走行中の列車の窓から投げ捨てたところ、運悪くそれが保線夫に当たってしまった。その保線夫が新聞に包まれた大便を地元警察に持ち込んだことから、「日本人が大便を投げ捨てた」と地元紙に報じられてしまった。

★この“大便放擲事件”は、司馬遼太郎が小説『翔ぶが如く』の冒頭部分で描いたことなどで、今日では川路の最もよく知られたエピソードの一つとなっている。他にも山田風太郎の小説『警視庁草紙』『巴里に雪のふるごとく』(『明治波濤歌』所収)にもこの件は描かれている。

蒲鉾が大好物であった。あまりによく買うので料理屋だと思われていたという。(ウィキペディア)

※悪魔と天使は私たちの心の中に住んでいる。「善と悪」二つの心がいっも綱引きしている一番恐ろしいのは人間。尊いのも人間なのだ。【珍念】きょうも、悪しき煩悩に心が揺れている。

 修行が足りません! 反省しています・・・・(´;ω;`)ウウ・・・

怪盗ニック 

    
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   米国のミステリー作家、エドワード・D・ホックは、多く
   の人気キャラクターを生み出した。
プロの泥棒である
   ニッ ク・ヴェルヴェットもその一人である。依頼を受け
   れば報酬2万ドルでどんな困難な仕事もやってのける。
   ただ し、稀少(きしょう)な初版本や現金、宝石など、あ
   りきたりの盗みはお断りだ。価値のないもの、あるい
   は、誰も盗もうとはしないものに限るという、奇妙な流儀
   を貫い ている(『怪盗ニック全仕事』創元推理文庫)。



 ▼電車のつり革も本来、誰も盗もうとしないもののひとつであろう。鉄道ファンのためのイベントで販売されることはあっても、せいぜい値段は100~200円にすぎない。にもかかわらず、首都圏の大手私鉄やJRなどで、盗難が多発している。

 ▼被害は昨年11月以降、少なくとも約400本にのぼっている。目撃情報がないから、犯行の様子はわからない。そもそも何のために持ち去るのか、鉄道会社は困惑している。

 ▼岡山県内で最近、盗難が相次いでいるのは、神社に置いてある備前焼の狛犬(こまいぬ)である。こちらも、美術品としての価値はないそうだ。ただし新たに作り直すには、数百万円の費用がかかるとあって、被害に遭った神社は頭を抱えている。

 ▼ニックはある日、テレビプロデューサーの屋敷のプールから、水をそっくり盗み出す仕事を引き受けた。なるほどと、思わず膝を打つようなアイデアで成し遂げる。やがて、依頼人の女性が抱える切実な事情を知ることになる。

 ▼電車のつり革や狛犬の窃盗事件の背景に、それほど込み入った事情があるとは思えない。いずれにしても犯人は知るべきだろう。盗んだものがたとえ高価なものでなくても、関係者の被った迷惑が小さいとは限らない。【産経抄】

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   このコラム『びっくりぽん!』 痛快・痛快・・・。










『怪盗ニック全仕事』  最も参考になったカスタマーレビュー

如何に盗むか?何故盗むか? 投稿者  Nody
 
  収録作品

 ★「斑の虎を盗め」 
 ★「プールの水を盗め」
 ★「おもちゃのネズミを盗め」
 ★「真鍮の文字を盗め」
 ★「邪悪な劇場切符を盗め」
 ★「聖なる音楽を盗め」
 ★「弱小野球チームを盗め」
 ★「シルヴァー湖の怪獣を盗め」
 ★「笑うライオン像を盗め」
 ★「囚人のカレンダーを盗め」
 ★「青い回転木馬を盗め」
 ★恐竜の尻尾を盗め」
 ★「陪審団を盗め」
 ★「革張りの柩を盗め」
 ★「七羽の大鴉を盗め」

 ◆価値のない物、誰も盗もうとしない物だけを依頼されてターゲットとするプロフェッショナル、怪盗ニック・ヴェルヴェット。過去に早川書房から散発的に出されたものと違い、全87作の短篇を発表順に配列再編集し文庫化する企画、まずはその第一巻。

 ◆個人的には翻訳ミステリを読み始めた頃に〈ミステリマガジン〉誌上で頻繁に紹介されていたこともあり、ホックの数多あるシリーズ・キャラクターの中で最も愛着がある。今回の企画は嬉しい限りだ。如何にして盗みを成功させるかというハウダニットの趣向、そして何故依頼者はそんな奇妙なものを欲しがるのかというホワイダニットの興味が二重に楽しめる。

 ◆本書の中ではとりわけ奇想天外な着想が光る「弱小野球チームを盗め」、ニックの盗みの手際も見事な「プールの水を盗め」そして意外な真相がフーダニットとしても秀逸な「陪審団を盗め」がお薦め。

 ◆余計な要素を雑ぜず、ひたすら知的なエンターテイメント作りに徹した短編ミステリの名匠ホック、その業績に対する敬意が感じられる編集態度も素晴らしい (*´v゚*)ゞ

「お坊さん便」




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 これまでもあらゆる商品が扱われてきたのだから、驚くことではないかもしれない。インターネット通販大手、アマゾンのサイトを通じてお坊さんが「出品」され、話題になっている。その名も「お坊さん便」。僧侶を手配して自宅やお墓に派遣してくれるサービスだ。

▼通常の法事・法要であれば、お布施や車代を含め、全国どこでも一律3万5千円。戒名の授与が加わると、別コースの料金になる。注文のための画面にある「在庫」や「返品について」などの言葉が、なんともシュールに響く。お坊さん便を出品している葬儀関連会社は、すでに400人に上る僧侶と提携しているという。

▼業界のしきたりや前例を簡単に乗り越えるネットの力に驚けばいいのか。それとも時代の移り変わりに感慨を抱くべきだろうか。仏教界からは「宗教をビジネスにしている」といった批判の声が上がる。うなずける気がする一方で、僧侶を依頼する方法や費用がよく分からず、不安を感じる人が多いのもまた事実であろう。

▼お坊さんを手軽にネットで注文するなんて世も末、という話にはなるまい。都市部に限らずお寺との付き合いは薄れつつある。結局はお坊さん個々人の見識や力量がいままで以上に問われるのではないだろうか。法事の席で「なるほど」と得心のいく法話や所作に触れられれば、出会ったきっかけに善しあしはないと思う。【春秋】

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 珍念の一考察・・・ 「回忌法要」

 “釈尊は否定” 「僧侶の祈りで成仏」は ・・・・
 小欄の徒然庵の中に、るる述べています。
 【我田引水】かと、お叱りを被るかも知れません。
 ともあれ、生あるものは、いつか 死にますが、余り
 減らず口を叩くと、(閻魔さま)から口に絆創膏を貼られる。
 

「いっぺん死んでみる?」

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 「いっぺん死んでみる?」とは、依頼を受け悪人を地獄に突き落とす人気アニメ「地獄少女」の決め台詞(ぜりふ)だ。CMでもひところ、似たような台詞がはやった。「覚醒剤やめますか? それとも人間やめますか?」と。詰問されているようで、胸に突き刺さる。

 ▼民主党の参院選向けポスター。こちらの台詞も、地獄少女に負けず劣らず強烈だ。「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」。自虐的なキャッチコピーに思わず息を呑(の)む。

 ▼大文字のコピーの下に言葉は続く。「そんなあなたへ。すぐに信じなくてもいい。野党として、止める役割をやらせてください」。標的が安保法制であることはすぐに読み取れる。嫌いでも、信じなくてもいいから、今度だけは「ストップ・ザ・自民」の1票を。読むほどに哀願調がにじみでて、捨て身の覚悟が浮き出る。

 ▼宜(むべ)なるかなである。民主党は下野以来、長く凋落(ちょうらく)傾向に喘(あえ)ぐ。世論調査の政党支持率は10%にも届かず、自民に大きく水をあけられる。浮上のきっかけさえつかめず、苦悩の色が濃い。

 ▼用意されたポスターは3種類。「一強打破」に、もう1枚は「1人ひとりを大切にする国へ」とうたう。1億総活躍社会へのアンチ・テーゼだ。旗幟(きし)鮮明にし、天下の1強将軍と渡り合う。だが、いっぺん死んだ身だ。奈落からはい上がるのは容易でない。【天地人】

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 鵺のような政党の究極の(ちゃぶ台)返し!

 <蟷螂の斧>の諺を贈ります。


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