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2015年11月

「率先垂範」

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 石川理紀之助      ミュージカルの周知用に使用されているイラスト。 

 

 寝ていて人を起こすことなかれ。自分は何もしないまま、他人にああしろこうしろと指示しても誰も言うことを聞きませんよ、と率先垂範の大切さを説いた言葉として知られる

▼確かにそうだ、とうなずく人も多いのではないか。与えられたことを淡々とこなすにとどまるか、より大きな仕事を成し遂げようと力を振り絞るかは気持ち次第という面もある。指導する立場にある人が「われ関せず」を決め込んでいては、なかなか士気が上がらない

▼冒頭の言葉を残したのは農業指導者の石川理紀之助(1845〜1915年)。婿入り先の山田村(現潟上市)で借金返済に苦しむ農家の支援に熱心に取り組んだほか、県外の農村にも足を運び、農家救済と農業振興に生涯をささげた

▼その歩みを詳細に紹介し、功績をたたえる資料館が潟上市にある。農具や日記などゆかりの品々が展示されている。理紀之助の実直な人柄に触れ、農家に与えた影響の大きさの一端を知ることができる

▼「寝ていて—」の言葉は理紀之助が書き残した14項目のメッセージの一つで、最初に記されている。「資金をのみ力にして起こす産は破れ易(やす)し」「僥倖(ぎょうこう)の利益は永久のたからにあらず」など、他の教訓も示唆に富んでいる

▼ことしは理紀之助生誕170年、没後100年の節目に当たる。一つ一つの教えをかみしめながら、理紀之助だったら今、環太平洋連携協定(TPP)に揺れる農村をどう導くだろう、と思いを巡らせてみる。(北斗星)

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   このコラム『起床転結』素晴らしい!

 

   『恐れ入谷の鬼子母神』・・・・。

生命のがん教育

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   黒澤明監督の名作「生きる」。
   志村喬演ずる末期がんの主人公がブランコに
   座って口ずさむ。
   「いのち短し、恋せよおとめ…」。言葉で表せない情感
   に心を揺さぶられた人も多かろう





▼主人公はがんと知ると、錯乱し自棄に陥り、やがて使命に目覚める。黒澤監督が生と死に向き合い、人間の尊厳をうたったドラマである

▼死を意識した人はどう生きるのか。がんの体験者から生を学ぶ「生命(いのち)のがん教育」が京都府内の小中高校で行われている。国の「がん対策推進基本計画」に盛り込まれ、府では7人の体験者が計119校を回った。命の重さ、苦難や苦痛に向かう勇気。穏やかな言葉の中にも、闘病に耐えてこそ語られる強い意思が宿る

▼死への恐怖と闘い、冷静に自身を見つめた闘病記がある。筆者は、ノーベル物理学賞に決まった梶田隆章さんが「大恩人」と仰ぐ、故戸塚洋二さん

▼大腸がんが全身に転移するなか、できる限り、普通の生活を送る「努力」をした。「見るときはちょっと凝視する、読むときは少し遅く読む、聞くときはもう少し注意を向ける」(「がんと闘った科学者の記録」)。一刻一刻をいとおしむ日々から生まれた科学論や医学論、人生論は胸を打つ

▼病や死から生を考える。生きることに心せかされる毎日、その学びを深めたい。【凡語】

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   戸塚洋二「がんと闘った科学者の記録」

   商品の説明 (「BOOK」データベースより)

▼ニュートリノ観測でノーベル賞確実と言われた物理学者・戸塚洋二さん。本書は、がんで余命わずかと宣告されてから死の直前までの一年弱、みずからの病を見詰めた記録である。治療経過を克明に分析し、死と信仰について想い、そして庭の花々を愛でる…、最後まで冷静で暖かい思いに満ちた感動の闘病記。

最も参考になったカスタマーレビュー

がんと向き合い、死への恐れを率直に吐露する著者の姿勢に心打たれました 投稿者  関根 廸子 

☆ノーベル物理学賞受賞者、小柴昌俊氏の弟子で次期ノーベル賞に最も近いと言われた著者が、志半ばでがんを患い、生涯を終えるぎりぎりまで、科学者の目で自らの病状を客観的に見つめつつ、絶望的な現実を前になおポジティブな精神を持ち続けた姿勢に感動しました。

☆刻々と悪化の一途を辿る自らの病状、投与される抗がん剤の効果を示すグラフ、散歩の途中で目にする草木や庭の花々について写真に収めながら、徹底的に分析するところなどいかにも科学者らしい一面は同時に、迫りくる死の恐ろしさから目をそらし、気を紛らせるための努力であることが読み進むほどに明らかになります。

☆著者は 「自分の命が消滅した後でも世界は何事もなく進んでいく」  「自分が存在したことは、この時間とともに進む世界で何の痕跡も残さずに消えていく」  「自分が消滅した後の世界を垣間見ることは絶対にできない」 ということに気づき慄然とします。 そして人生が終わるという恐ろしさを考えないように気を紛らわして死までの時間を過ごさなければならないと考えます。 
死の恐れを克服するための手段の一つが徹底的なデータ分析の作業でした。 

☆腫瘍の大きさと抗がん剤との関係、その投与時期のタイミング等のち密なデータ分析は、彼の東大時代からの友人で元国立がんセンター長の垣添忠生氏に「おそらく世界に例がない」とまで言わせています。

☆また著者は「一日一日を充実してお過ごしください」と言われるのが一番困るとも書き、正岡子規の次のような言葉を紹介しています。「死を前にした正岡子規がこんなことを言っているんですよ。『悟りということは如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思って居たのは間違ひで、悟りという事は如何なる場合にも平気で生きていることであった』」

☆近い死を宣告された時に精神のバランスをどう保つかという課題は昨今の私の最も関心のあるところです。立花隆の序文と、著者との対談、垣添氏の解説も読みごたえがありました。

※日本人の4人に一人が65歳以上の高齢者。老いも若きも、3人に一人が癌を患い二人に一人が助かると、言われていますが(五年生存率)・・・・。筆者も16年前(悪性リンパ腫)を患いました。小欄の【珍念の誓い】に、るる述べています。

※『何も打つ手がないとき、一つだけ打つ手がある。それは勇気をもつことである』 の諺も <言いえて妙>

(珍念)親しい方から饒舌ですね。妻からは、口が軽すぎる。おしゃべりですょ、」と。手厳しい。
閻魔さま・から、あの世で舌を抜かれる。怖い!モジモジ(。_。*)))

穏やかな幕引き

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       珍念、と、メモリアルパーク



 最近、新聞の訃報欄に「葬儀・告別式は近親者のみで」の文言が目立つ。「本当に親しい人だけで静かにお別れしたい」と願う人が増えていることが分かる

 ▼亡くなったことをしばらく公表しないケースもある。ここ数日でも、俳優の川崎敬三さんや女優の原節子さんの死亡が、数カ月後に明らかにされた。ともに故人の遺志だったという

 ▼戦国武将の武田信玄が自分の死を「3年隠せ」と遺言したのは領土を守るためだった。川崎さんや原さんの場合はやはり、騒ぎに巻き込まれかねない遺族への思いやりだろう。家族と過ごした穏やかな晩年がしのばれる

 ▼二人は表舞台からの去り方も劇的だった。テレビのワイドショーの司会者として活躍していた川崎さんは、自分の番組で流したリンチ事件の映像がやらせだったことへの責任を取り、いきなり降板した。原さんも全盛期に42歳で突然引退。真相を語らずに姿を消したため、神秘性がさらに高まった

 ▼原さんは以後50年余り、映画界やファンとの交流を一切断ち、神奈川県鎌倉市で静かに暮らしていた。近くに住む女性は「ここでは声を掛ける人もいなかった。彼女も自然に振る舞うことができたのではないか」と振り返る。原さんに安住の環境を提供した周囲の人たちの配慮が温かい

 ▼穏やかな老後を望んでも、医療、年金、介護と不安材料だらけで、子どもにも頼りづらい時代。せめて幕引きは自分らしく選びたい。【地軸】

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   人間の枠を離れた世界「死後の世界のことをお考えに
   なったことがありますか」・・・?





 ※人間には死んでからあの世に持っていけるものが二つだけあるという
一つは「人に与えた喜び」 もう一つは「人に与えた悲しみ」

 ※どんな財産も、車も 。愛用した物も・ 豪邸も・ 社会的地位も・ 自分の体も・ そして、自分の思い出も…あの世には持って行けない。 持っていけるのは、知らず知らずに。人の心に与えた喜びと悲しみだけ

 ※浄玻璃の、鏡の前に立つまでは。秘めておきたし・あのことも・このことも。(相田みつお)

 ※仏教では、浄玻璃の鏡というのがある。亡くなってあの世に行く前に誰もが一度は浄玻璃の鏡の前に立つそうだすると、生まれてから死ぬまでの間。人に与えた喜びと。人に与えた悲しみが走馬灯のように一瞬にしてその鏡の中に再現される

 ※人に与えた悲しみが多ければ身もだえするような苦しさとなり・いてもたってもいられないほど、深い悔悟の念にかられ針のむしろとなる。その状態を地獄という

 ※人に与えた喜びが多ければ、無上の喜びがこんこんと湧いて、笑顔がこぼれ・うれしくて、楽しくて仕方なくなるそれを天国という

 ※一度、人に与えてしまった悲しみは取り消すことはできない。だからこそ今日(こんにち)、ただ今からの人生は人を喜ばせることだけを多く考え実行することが必要だ人に喜んでもらうことこそが、今生の使命なのだと思います。

日々、稚拙なコメントを垂れ流す(珍念)大いに反省している。
穴があったら入りたい。これ以上は『蛇足』なのだ!r(^ω^*)))

昭和の女性の理想像 

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 映画『東京物語』

 世の中には幸運な人がいるものだ。作家の片岡義男さんは、中学3年のとき、東京都内の私鉄車内で、現役時代の原節子さんに遭遇している。原さんはつり革につかまって、文庫本を読んでいた。座っていた片岡さんは、ポスターで知る大女優に席を譲ろうとした。

 ▼「私はいいから、あちらのかたにすわっていただきましょうね」。原さんは、少し離れたところにいる老婦人に声をかけた。並んで立つことになった片岡さんは、笑顔とともに、こんな言葉をかけられたという。「坊やはお利口なのね」(『原節子のすべて』新潮社)。

 ▼小津安二郎監督のモノクロ映画で、味わいたい場面である。確かに、大変な読書家だったらしい。好きな作家は、ドストエフスキーとトルストイ、とインタビューに答えている。少女時代は、学校の先生になりたかった。映画界に入ったのは、家族の経済的な事情である。

 ▼やがて銀幕のトップ女優の座に上り詰めるが、42歳の若さで突然、スクリーンから姿を消す。その後半世紀以上にわたって、「永遠の処女」「伝説の女優」として、映画ファンにはあこがれの存在だった。その原さんが、9月に95年の生涯を終えていたことがわかった。

  ▼三十数年前、新人記者の小欄は、鎌倉市内でひっそりと暮らす原さんに、突撃取材を試みた。もちろん、かなわなかった。晩年まで親交のあった女優の司葉子さんによると、よく新聞を読み、社会問題にもくわしかった。

 ▼原さんと小津監督がコンビを組んだ『晩春』『麦秋』『東京物語』は、共通するヒロインの名前から、「紀子(のりこ)三部作」と呼ばれている。楚々(そそ)とした振る舞いのなかに、強い意志を秘めている。若い人にもぜひ、昭和の女性の理想像に触れてもらいたい。【産経抄】

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   コラミストの(筆致)は素晴らしい!
   どなたか、平成の女性の理想像を述べて下され~い。
   『数をいうまい羽織の紐』・・・・。

「 いじめられ行きたし行けぬ春の雨-...」

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 少し前に朝日新聞の『花壇俳壇』で『ランドセル俳人の五・七・五』(ブックマン社)の著者小林凛君の名前を見つけた。不登校だった少年。2年前に<いじめられ行きたし行けぬ春の雨>の句に引かれ同著を読んだことがある。

◆そこに記されていた母親の言葉にはぞっとした。「子どもが訴えても教師に隠ペいされては子供に救いはない」「学校の冷酷な対応にともすればくじけそうになった。「いじめから保護されぬ無法地帯」・・・。

◆同じ教師でも次のような人もいる。「先生に合わなかったらおそらく違う人間になっていた」と感謝の思いを語るのは、コメディアンの池乃のめだかさん。幼い頃父が家出し、中2から独り暮らし。新聞配達や生活保護で学校に通った。

◆彼の支えは小学5、6年時の担任。担任は池乃さんの通知表に余白がなくなるほどメッセージを書き励ました。中学進学後も「がんばってるか」と家を訪ねた。『私の失敗』(産経新聞)で知った。

◆文部科学省の再調査によると全国の小中高などでは杷握されたいじめは約18万8千件。小学校では初めて12万件を超え過去最多。いじめを苦にした自殺も残念ながら後を絶たない。

◆「この日本には、いじめられている人がたくさんいる」(前欄の小林君)。そんな社会はやはり異常だ。政治の責任は重い。【北斗七星】

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    怒髪天を衝く!

    いじめは、犯罪だ・・・。(未必の故意)
    「未必の殺人罪」を適応すべきだ。

『ランドセル俳人の五・七・五』 (商品の説明;内容紹介)

 いじめられ不登校になった少年を支えたのは俳句だった…。
「朝日俳壇」で話題を呼んだ天才少年が紡ぎ出す、優しくて残酷な世界。聖路加国際病院・日野原重明院長 推薦! ―不登校の少年凜君は俳句を作り始めたことでいじめに耐えた。 春の陽に彼は輝く。 いじめ問題に一石を投じる、衝撃の書!

出版社からのコメント

 八歳で「朝日俳壇」に作品が掲載され、多くの読者を驚かせた少年・小林凜。彼は生まれた時、たったの944gだった。奇跡的に命が助かり、成長した彼は、その小ささから小学校入学とともに、壮絶ないじめに遭う。

 いじめを見て見ぬふりをする学校。命の危険すら感じた母は、息子を学校に行かせないことに決めた。不登校の日々、少年の心を救ったのは俳句をつくるということ―――五・七・五に込められた少年の孤独、優しさ、季節のうつろい、世の不条理。

「俳句への挑戦」

 ▼この日本には、いじめられている人がたくさんいる。僕もその中の一人だ。いじめは一年生から始まった。からかわれ、殴られ、蹴られ、時には「消えろ、クズ! 」とののしられた。それが小5まで続いた。

 ▼僕は生まれる時、小さく生まれた。「ふつうの赤ちゃんの半分だったんだよ、1キロもなかったんだよ」、とお母さんは思い出すように言う。だから、いじめっ子の絶好の標的になった。危険ないじめを受けるたびに、不登校になってしまった。

 ▼そんな時、毎日のように野山に出て、俳句を作った。 「冬蜘蛛が糸にからまる受難かな」 これは、僕が八歳の時の句だ。「紅葉で神が染めたる天地かな」 この句は、僕のお気に入りだ。学校に行きたいけど行けない自分がやすらぐために、たくさんの俳句を詠んだ。

 ▼僕を支えてくれたのは、俳句だった。不登校は無駄ではなかったのだ。いじめから自分を遠ざけた時期にできた句は、三百句を超えている。今、僕は、俳句があるから、いじめと闘えている。  小林凜

最も参考になったカスタマーレビュー

とても勉強させて頂きました。投稿者  松村 誠一 

 ☆生まれながらのハンディを背負って今まで大変な苦しみを受けながら生きる糧として俳句が彼を救った。人は生きる上で糧となるものが必要だという事を祖母や母親の話から如実に語って下さったのだと思います。私は短歌を詠む者ですが小林凛くんの俳句そのものにこの若さでと感嘆しました。これからも怯むことなく堂々と生きていって欲しいと思いました。心から応援していますので次の出版を期待を込めて待っています。

 人は言葉でここまで飛ぶことができる 投稿者  bluesnow 

 ☆なにかの雑誌で俵万智さんのレビューを読んで、一度読んでみたいと思ってました。壮絶な句集でした・・・俳句は俳句ですばらしい。でも純粋な句集ではなく、凛くんが作った俳句と、凛くんの会ったいじめ、学内でのいじめの糊塗、学内・学外での理解者との邂逅、俳句が、言葉が、凛くんをどれだけ支えてきたか、といった、身内の方の手記と句が交差していく本です。

 ☆自分も子どもの頃いじめられ、大人になってからもいじめられ、病気になり、自分自身で癒しきれず、うまく折り合いが立たず、そんな中で、月並みな言葉ですけど、ひとは、言葉でここまで飛ぶことができる、ということに涙止まらず。

 ☆子供がこんな俳句を作るような世の中ではいけない、と思う俳句もありますが、反面、花開くものは誰も止められないかのように、彼の詩才が花開き、いままでこの子が出会ってきたことがこの子の才を磨いてきたということに、何も言えなくなる。そんな本です。

 ※読者の皆さまへ・・・『ランドセル俳人の五・七・五』 お読み頂ければ、きっと、これ以上は『言わぬが花』 (*^.^*)

鉄道は、みんなの“足”

   
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 東海道新幹線









 ねえねえ、東海道新幹線の車内検札、やめるんだってさ。なぜだか、お弁当を広げるたびに、おくつろぎのところ、誠に恐れ入りますが-。ならばやらなきゃいいのにと、心の中で愚痴ってた。

 シンカンセンって、障害物競走みたいだと、欧州の友人が笑ってた。乗車時の在来線、新幹線、車内、降車時の新幹線と在来線。ハードルが、五つもあるものね。テロ対策でもないようだけど。

 欧米では改札のない駅も多いよね。車内検札はあるけれど。デンマークの駅員さんいわく。もし鉄道が無賃乗車でつぶれたら、困るのは市民でしょ-。そうか、鉄道は、みんなの“足”なんだ。【夕歩道】


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  このコラム『的を射る』
  珍念のコメントは<的を外す>

「アンデルセン」に思いをはせる。

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 晩年、70歳になったアンデルセンの銅像が建つことになった。コンテストで勝ち残った若い彫刻家が本人を訪ね、手にした銅像制作用の下絵を見せたところ、激しく怒った。

 ▼下絵には、男の子がアンデルセンにもたれかかって本をのぞき込んでいるポーズが描かれていた。日記に〈私はあらゆる年齢のための作家だ。子どもが私を象徴していると思うのは大間違いだ。〉と書かれているそうだ(浦山明俊著「原典アンデルセン童話」)。

 ▼作家の村上春樹さんに2016年「ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞」が授与される。同賞はこれまで小説「ハリー・ポッター」の英作家J・K・ローリングさんや「悪魔の詩」のサルマン・ラシュディさんが受賞している。

 ▼よく知られている児童文学を対象にした「国際アンデルセン賞」とは別なものだそうだ。賞金額の約880万円はかなり高額だ。脱童話作家を目指して、高齢になっても詩、戯曲、小説を書いたアンデルセンの遺志をこの世に伝える賞であろうことが想像できる。

 ▼しかしである。立腹のアンデルセンには申し訳ないが、彼の功績は童話抜きには語れない。「みにくいアヒルの子」はいじめや差別のむごさを教えてくれたし、「マッチ売りの少女」は貧しさと子どもの人権問題を考える入り口になった。

 ▼凍死した少女がマッチの炎に見たのはストーブ、ガチョウの丸焼き、クリスマスツリーなどだ。今も未解決のままの子どもの貧困問題である。そこに思いをはせるとアンデルセン童話があらゆる年齢のための作品であることは間違いない。【くろしお】

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  商品の説明;内容(「BOOK」データベースより)

  アンデルセンが童話に託したメッセージとは?
  狂気と淫らな血を呪ったのか?偏執狂的な恋愛は、創
  作の原動力だったのか?狂気とコンプレックスが生んだ
  名作の数々。残酷童話本とは一線を画す本物の一冊。



内容(「MARC」データベースより)

 ロリコンが見抜いた女の残酷性-「親指姫」、足フェチが生み出した踊り狂う靴-「赤い靴」、アル中で死んだ母への鎮魂歌-「マッチ売りの少女」等々。グリムとは全く違う、狂おしくも淫らなアンデルセンの真実を探る。

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 見えもしない衣装を身にまとう王様のパレード。下着は身につけている

 斯く言う(珍念)アンデルセンの童話で「裸の王様」が印象に残っています。
新しい服が好きな王様は、ペテン師に「この美しい布は、おろか者には見えません」と言われて、裸で町の通りを歩くはめに…。「王様は裸だ!」という子どもの声が、大人たちの目を覚まさせたアンデルセンの名作絵本。

「維新劇場」の千両役者!

 Hasimoto

 朝の連続ドラマ人気を受け、新聞雑誌で大阪商人の特集をよく目にする。仕入れたネタを一つ。船場商法の教えは「扇子商法」なり

◆いっぱいに広げた扇子をいきなり畳もうとすると、紙が傷んだり骨が折れたりする。物事は広げるよりも畳む方が難しい。広げる時には己の分限をわきまえ、二分の遊びを残すこと。なるほどと思い、赤線を引いた

◆大阪都構想の住民投票否決から半年、大阪維新の会が知事と市長のダブル選挙に勝った。こちらは畳んで引っ込めることなど、考えたこともないように「都構想は府と市の二重行政解消に必要」と訴え続けた

◆市民が頭を悩ませた住民投票とは、全く反対の結果となった。あの時より低い投票率に戸惑いが表れているような。「やってみなはれ」は大阪の経済人の言葉。選挙戦終盤、街中でよくこんな意味の言葉を聞いた。「もう勝手にやりなはれ」

◆大阪では自民と対立する大阪維新も、東京の官邸とは親密ぶりが目立つ。「世界に誇る大(だい)大阪に」の訴えが、日本人の誇りを取り戻すと気を吐く首相の信念と響き合うのか

◆市長職を退く橋下代表は、大阪が生んだ千両役者と映る。街頭演説で「8年間、お世話になりました」と頭を下げれば、「頑張れ」の声が飛ぶ。維新劇場は続く。もう何幕目なのかよく分からないけれど。【正平調】

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  コメントは『蛇足』・・・・
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アラフォー結婚を祝って


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 数字の語呂合わせの「今日は何の日」で、11月22日は「いい夫婦の日」。その日を前に「理想の有名人夫婦」や「いい夫婦パートナー・オブ・ザ・イヤー」が発表されたが、世の人々はどんな感想を抱くだろう。

 ▼はた目から見ても家族の内実からしても「いい夫婦」であるのは容易でない。長く連れ合ってきた夫婦は「よくぞ、ここまで来たものだ」と感慨を深くするだろう。相方が病気や事故で亡くなった人は寄り添っていたあの頃を懐かしむかもしれない。別居や離婚した人は悔恨が浮かぶか、出直しのさばさばした感情が湧くか。

 ▼「いい夫婦」であり続けることを願って、11月22日に役所に婚姻届をするカップルが多いと若いサラリーマンから聞いた。彼の弟は困難を乗り越えて彼女と同居を始め、12月に内輪で結婚式とパーティーを開くそう。婚姻届けはてっきり11月22日だと思ったが、11月29日にするという。

 ▼結婚記念日が「いい夫婦の日」は多いけれど、「いい肉の日」はそんなにいないだろうし、毎年、美味(おい)しい肉を食べて記念の日を刻んでいきたいということのよう。夫婦それぞれ。幸多かれと祈る。

 ▼先日、ホットな知らせが舞い込んだ。仕事を通じて知り合った40代半ばの男性が結婚したのだ。お目出たい話を喜び、仲間内で「祝う会」を開くと、現れた彼女もアラフォーの独身であった。

 ▼2人を知る親年代が引き合わせると、互いに魅(ひ)かれる何かがあったらしく、とんとんと事が進んだらしい。共に初婚。期するところがあったはずだ。「カンパーイ」。照れる彼、にこやかな彼女。新婚夫婦の幸せが、われらをハッピーにさせ、「いつまでも素敵な夫婦に」と心の中で願った。

 ▼ふと、ある結婚の言葉を思い出した。「急いで結婚する必要はない。結婚は果物と違って、いくら遅くても季節はずれになることはない」(ロシアの文豪トルストイ)。同時に知人夫婦を思い出した。妻と死別した人と、独身を貫いてきた同期生が60代半ばにして縁あって結婚、幸せの笑顔であることも。

 ▼結婚を強要しないが、出会いをどうぞ。できれば、ためらわずに早めに。【複眼鏡】

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 「いい夫婦の日」をすすめる会は、毎年、一般応募の得票数と社会背景を基に「いい夫婦の日」をすすめる会が選出する理想の有名人夫婦「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー」を発表しています。
 17回目を迎える本年の「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー2015」は、馳浩・高見恭子夫妻と藤井隆・乙葉夫妻に決定しました。

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藤井隆・乙葉夫妻と馳浩・高見恭子夫妻


 今年の「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー」は、区切りとなる結婚年数を迎えられたご夫婦のお祝いをテーマとしています。

 衆議院議員の馳浩さん・タレントの高見恭子さん夫妻は、昨年から今年に掛けて結婚20周年となり、さらに今年は馳さんが文部科学大臣に就任され重責を担うなか、高見さんは内助の功として支えられている様子から選出に至りました。

 加えて、芸人である藤井隆さん・タレントの乙葉さん夫妻は、今年、結婚10周年を迎えられ、一般からの推薦理由でも「結婚10周年というのに新婚のような仲睦まじい感じがした」、「藤井さんが奥様を大事にされている」といった声があったことから選出しました。

珍念の脳裏に、次の格言が思い浮かぶ!

『ウェディングケーキは、この世で最も危険な食べ物である』(アメリカ)

結婚することをおすすめする。よい妻をめとれば幸せになれるし、悪い妻だったとしても哲学者になれるから。(ソクラテス)

【コピペは百年の不作】 ■原典:悪妻は百年の不作

■意味: コピー&ペーストで作成されたプログラムは、保守も大変で、これからもずっと頭痛の種になるという意味。

■解説: 類似処理を、コピー&ペーストで別のプログラムとして新規作成したり、書き換えたりして作成したプログラムは、 その後の保守で、バグが見つかったり、機能追加や改善要望に対しての対応が、恐ろしく工数がかかったりミスったりするため、 コピペでのプログラム開発は、良くないということです

珍念のコメントは 『矛盾』 『支離滅裂』 お笑い下され~い!(´;ω;`)ウウ・・・

 

臨死体験

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 ナヌ・・・? 臨死体験!

 あの世への入り口なのか。生死のふちをさまよう際に起きるという臨死体験。自分の亡きがらを見下ろしたり、目の前に現れた川を渡ろうとしたりする。オカルトのようだが、科学の研究テーマになりつつある。

 ▼ジャーナリストの立花隆さんが長年、取材を続けている。著書「証言・臨死体験」(文春文庫)で、浪江町出身の放送評論家、故志賀信夫さんの例を紹介した。交通事故で意識を失った後、七色をした光の束のようなトンネルに吸い込まれていく。えもいえぬほど気持ちよく、充足感がみなぎっていた。夢を見るのとはまったく異なる光景だったという。

 ▼恍惚[こうこつ]の記憶は、その後の生き方に大きな影響を与える。死を恐れなくなった。つらくないと分かったからだ。志賀さんばかりでない。重荷を抱えていた人生が、気楽に思えてきたとの報告もある。その正体とは一体何なのか。元首相の金脈を暴いた立花さんの眼力をもってしても、明確に結論付けるのは難しい。

 ▼自らの死期を悟り、病床で痛みに耐える患者もいる。苦しまずに、あちら側に旅立てるかもしれない。せめてそう伝えることで、少しでも相手の心を和らげてあげられればと願う。(あぶくま抄)

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◆米国の著名な心理学者、Raymond A.Moody博士が臨死体験者150人の証言をもとに、「臨死状態に陥るとどんな感覚になるのか」をまとめあげた。臨死体験者は、臨死状態から生還にいたるまでまで14の過程を踏む

1、自分の死の宣告が聞こえる
2、これまで経験したことがないような穏やかで愉快な感覚に包まれる
3、不思議な声が聞こえる。中には美しいメロディーという人も
4、突然暗いトンネルの中に引っ張られる
5、魂が肉体から離脱し、外部から自分の身体を観察する
6、懸命に自らの苦境を他人に訴えるが、誰にも聞こえない
7、時間の感覚がなくなる
8、視覚や聴覚が非常に敏感になる
9、強烈な孤独感に襲われる
10、周囲に様々な“人”が現れる
11、「光の存在」と出会う
12、自分の一生が走馬灯のように映し出される
13、先に進むことを遮られる
14、蘇生する

→30秒以内に、これだけの事を体験するのだろうか?



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 『珍念の摩訶不思議な体験』

 ※51年前(1964年9月12日)友人宅を訪問中、車が故障し、修理工場まで牽引のため、車の間でロープを結んでいたとき。ドスンと、鈍い音が。あ・・挟まれる。死ぬ。と観念した時、体がスーット軽くなりゴム風船みたいに浮かび、上の絵のような「天女さま」?の両手に支えられ妙なる音楽が聞こえ、空に漂い。あ、あそこに落ちたら激突して死ぬ。

 ※その時も不思議な風が吹き、両腕を支えられ約70メートル先の、柔らかい草地に仰向けに下ろされました。病院に運ばれ冷たいベットに寝かされていました。もう一人の自分が上の方で一部始終をみていました。真夜中意識が戻り歩いて帰りました。 翌日、某新聞に奇跡の生還と報道されました。

 ※このような『摩訶不思議』な、出来事を、今までに四度。遭遇しました。臨死体験者は、臨死状態から生還にいたるまで、14の過程を踏む、と。述べていますが、まさにその通りです。

 ※変人の珍念。心に悪しき煩悩の火を燃やすと、我が身に火の粉が降り注ぎ、火傷をします。 まだ、まだ、心が定まっていません。

「はがきの名文コンクール」

 

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       『私の願いは強くなること』  

       宮崎商業高2年 中野弥咲さん





▼今はつらいことや苦しいことがあると、逃げ出してしまったり目をそむけてしまう。やらないといけないということを分かっているのに、足が震えて声が出ない自分がすごく悔しい。

▼強くなりたい。強くなりたい。強くなる。強くなって、一歩踏み出せる人になりたい。強くなって、誰かを支えられる人になりたい。 誰かに支えてもらうばっかりはもうやめて、誰か困っている人に手をさしのべ、支えられる人に私はなりたい。・・・

これは「はがきの名文コンクール」応募3万9000通の中から、この度、見事、日本郵便大賞に選ばれた 中野 弥咲さん(2年)の作品です。

※先日の放送朝礼は、中野さんの朗読でした。
冒頭、国語科の先生から紹介があった後に、いよいよ・・・本番。

一言、一言・・・噛みしめるように読みあげていきます。
周辺では、顧問の大浦先生や生徒会長らが見守ります。

朗読後に、いろいろと聞いてみました。
「はい、部活動を通して、自分が日頃感じていること、心にずっと秘めていることを素直に文字にしました。・・・緊張しましたけど・・・よかったです。」
少し、はにかんだ表情で爽やかに話してくれました。

喜びには、3種類あると聞いたことがあります。
 それは
   「もらう喜び」
   「できる喜び」
   「あげる喜び」

人間は、成長していく程に、
「もらう喜び」から「できる喜び」・・・そして、「あげる喜び」
と、より次元の高い喜びを実感できるようになるのだそうです。

 シュートやドリブル、パスなど良いプレイを教えて「もらう喜び」
試合で良いプレイが、「できる喜び」を経て・・・
 さらに、周囲の人を支えて「あげる喜び」へ。中野さんの心の成長が目に浮かぶような、本当に素敵な文章でした。

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   笑顔の人は強い。 
   「笑顔の人」は自他共に愉快になる。

 




※ガンジーが生涯を終えた歴史の地であるガンジー記念館を訪問した折、パンディーご夫妻と懇談した。お会いした部屋には、ガンジーが微笑んでいる大きな写真が飾られていた。前歯の欠けたガンジーの表情は、どこかひょうきんで楽しそうであった。

 ガンジー記念館の方が語っておられた。

 ※「外国に紹介されたガンジーの写真は、どういうわけか、難しい顔をしたものが多いようです。しかし、実はガンジーは、よく笑う人でした」「ガンジーは常々こう語っていました。『もし、私にユーモアがなければ、これほど長く苦しい戦いには耐えられなかったでしょう』と」

 ※笑顔の人は強い。正義の人は明るい。
悪口も圧迫も、たくましい笑顔でおおらかに笑いとばしていける。反対に人の悪口ばかり言って、自分は何も価値ある行動をしないような人は、かわいそうな人である。

 ※あわれな人間である。自分がみじめになる。そして、こうした人々には、晴れやかな美しい「笑顔」がない。本当の愉快な人生を決して味わえない。

 ※皆さんは、これからの長い人生、苦しい時もあるにちがいない。心黒き人の言動にいやな思いをすることもあろう。しかし大変な時こそ、反対に、明るい笑顔で周囲の人を元気づけながら、まっすぐに「前へ」また「前へ」と進んでいっていただきたい。「道」をそれたり、後退してはならない。(池田大作)

 どんな人も笑顔になる“魔法の贈り物”がある。それは「ありがとう」の言葉である。 これ以上は『蛇足』・・・。

「胸に響く言葉」

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  新聞を読んでいると、時折、胸に響く言葉に出合える

  最近では美術家、横尾忠則さんの「僕は常に肉体年
  齢と同時に芸術年齢を自分の中に持っている」という
  言葉である。



 ▼横尾さんは79歳。しかし芸術年齢は、働き盛りで頭も柔らかい50代と設定しているそうだ。だから今年、世界文化賞の授賞通知があったときには「(受賞は)まだ20年早いんじゃないかと思った」という。

 ▼天才肌の人は発想が違う。79歳にして「芸術年齢は50代」と言い切るのがすごい、と感心していたら、もう一つ上があった。10月27日に104歳で亡くなった中一弥さんである。

 ▼池波正太郎の「鬼平犯科帳」の挿絵などで知られる画家であり、最近も息子の直木賞作家、逢坂剛さんの小説に挿絵を描いていた。彼は100歳になったとき「私の絵はまだまだです。もう一つ向こう側に何かある気がする」といっている。

 ▼79歳で「働き盛りで頭も柔らかい50代」と豪語する美術家。100歳になっても、もう一段深い境地に挑もうとする挿絵画家。二人の言葉を紹介した朝日新聞の記事を読みながら、人間が生きること、創造すること、それを支えるエネルギーとは何かと考えた。

 ▼答えは「いまを充実して生きること。日々、それを心掛けていれば、よき人生を全うできるのだろう」ということ。そう考えると、身の回りにもそういう生き方をしているお年寄りは少なくない。なんとなく心強くなってきた。【水鉄砲】

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   言葉はいつも、もろ刃の剣。



 ♪ナイフのような言葉のかけらやさしい君を冷たく傷つけた…。杉田二郎さんの「積木」より。言葉はいつも、もろ刃の剣。一つの言葉がこちらで誰かを笑わせながら、あちらで誰かを傷つける。

 昔、先輩記者から戒められた。トイレで人のうわさ話をしちゃいけないと。個室の中で、誰が聞いているとも限らない。トイレでできないようなおしゃべりは、飲み屋でだって、慎んだ方が良い、と。

言葉について

  『人間は一つの言葉で争いもすれば、仲直りもできる。一つの言葉が生涯の傷ともなれば、忘れ得ぬ希望の人生のきっかけになる。 一つの言葉は一つの心をもっている。

  ゆえに言葉を大切にすることは、心を大切にすることに通ずる言葉の美しい人であってほしい』 と。恩師は綴る。

  愚か者の【珍念】も かく生きたい!・・・・\( ^∇^)/θ☆ わ~い

 

「いのちは上へ上へと伸びる」

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  肥料と農薬を使わない、おいしい果物・野菜作りを提案・
  実践する農学博士がいる。植物が持つ本来の力を最大
  限に引き出す自然農法で、持論は「いのちは上へ上へ
  と伸びる」



▼例えば、果樹の剪定(枝を切る作業)は、新しい芽が上へ上へと伸びるように行う。植物ホルモンのバランスを整え、いのちの力を引き出す大切な作業だという。彼は国内のみならず、海外へも農業技術指導に赴き、実績を重ねている

▼ある教育セミナーで、教師や大人に望まれる、子どもへの五つの関わり方を紹介していた。

①信じぬく ②ありのまま受け容れる ③励まし続ける ④どこまでも支える ⑤心をつなぐ―。膨大な教育実践記録を分析した結論という。講師は訴えた。「一生懸命に生きていない子どもなど、ただの一人もいません。今がどんな状況であろうと、必ず変わります」

▼農業も教育も、ともに「いのちを育む」聖業。大切なのは、「いのちの力」を信じ抜き、どこまでも関わり続ける忍耐と努力だろう。時間はかかるかもしれないが、心を砕いた分だけ、必ず結果は出る

▼仏法は、全ての生命に「仏界」という最高の宝があると説き、その「宝」を引き出す方法を教える。いのちにある「宝」を疑わない限り、いくらでも伸ばしていける。【名字の言】

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 (*^^)v 「コラミスト」の文才は冴えている。

仏典に「桜梅桃李」(おうばいとうり)の諺がある。

(桜梅桃李(おうばいとうり)とは、桜、梅、桃、李(すもも)のこと。転じて、それぞ れが独自の花を咲かせること)。

 ※この世に生まれた来た以上、絶対に自分にしかできない自分の使命がある。そうでなければ生まれてはこない。~中略~ また、「桜」には桜の、「梅」には梅の、「桃」には桃の、「李」には李の、それぞれの個性があり、使命があり、意味がある。

 ※梅が桜に憧れて、桜になろうとしても、意味がない。梅は梅らしく、自分を咲かせきっていくことが正しいし、それが幸福です。個性はみんな違う。だから面白い。みんな同じだったら。つまらないでしようと、恩師は語る。

 ※今日も! 絶好調です。話はムダを省き、短くまとめたい。長い退屈な話は「口害」ともいわれる。
 
  ゲーテも 「美しき虹も、15分も 消えずにいれば、もうだれも見向きもしない」と手厳しい。 

 

揺るがぬ未来へ

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    民俗学者の宮本常一氏が、ある山地で、護岸工事の
    ために石垣を組む石工に話を聞いた。冬の川の中で
    行う作業には、泣くに泣けないつらさがある。
    田のあぜの石垣などは、村人のほかに見る人もいな
    い。それを、心を込めて築くのはなぜか



▼石工は話した。自分の築いた石垣を目にする機会があったら、誇らしい気持ちになる。他の石工が来て、自分の石垣を見れば、ほかの家の石垣を築く時、いい加減な仕事ができなくなる――。「結局いい仕事をしておけば、あとから来る者もその気持ちをうけついでよい仕事をしてくれるものだ」。以来、宮本氏は、石垣を注意深く見るようになったという(『宮本常一著作集44』未来社刊)

▼誰が見ていようがいまいが、自分で納得できる仕事を、真面目に、丁寧に積み重ねる。それがおのずと、他の人の見本になっていく――人生も、この石工のようにありたい

▼池田名誉会長はかつて、タイの思想家の言葉を引いた。「幸福とは何か。それは、過去を『満足』をもって振り返ることができ、そして未来を『希望』をもって見つめることができることである」

▼人生には順風もあれば、嵐の時もある。人の評価でなく、自身の努力で積み上げたものだけが、揺るがぬ未来への土台となる。【名字の言】

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。o

Photo_9  熊本県山都町にある「通潤橋」をご紹介します
  国の重要文化財に指定され、日本最大級の
  石造りアーチ水路橋
として有名です。
  水の便が悪く、水不足に苦しむ白糸台地の民衆
  を救うために布田保之助を筆頭に肥後の石工達
  により完成



  

 この世で一番哀れな人は、目は見えていても未来への夢が見えていない人です。ヘレン・ケラー

 今朝の空模様のようにコメントは「支離滅裂」です普段の心掛けが良くないので体が可笑しい。心も!
 
 まだ 修行が足りませんです。 反省しています。あ・・またまた 読者を惑わす迷説法を 閻魔さまからお叱りを受ける

       これ以上は『蛇足』なのだ・・・・.+:。(*´v`*)゜.+:。

いのちを学ぶ

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 今すぐ分からなくとも、いつか思い出して、誰かを支えられる人になってほしい―。過日、松前町の岡田中学校で「がん教育」の授業を見学し、そんな思いで生徒の背中を見ていた

 ▼「多くの人ががんとともに生きています」「怖いだけの病ではありません」。講師はがん経験者や医師。2人に1人がかかる身近な病だが、今は6割が治り、少しの配慮で働き続けられ、普通に暮らせると語りかけた。正しい情報と理解こそ、支える力

 ▼がん教育は国が推進し、昨年度から愛媛でも始まった。子らが、がんに限らずいじめや貧困など、打ち明けづらい誰かのつらさに気づいて手を差し伸べ、いのちを考える機会になればと願う

 ▼「人は、人によりてのみ人となり得べし」とは、哲学者カントの教育の至言。知識や勉強もさることながら、生き方や心持ちなど人生の多くは人に学ぶほかはない。その意味では、家族や友人、先輩患者も皆「先生」

 ▼今月は「えひめ教育月間」。いのちの教育への意識も高めたい。「ずっと人生は続くと思っていたけど、そうではなかった」と講師。死を思えば、一日一日の大切さに思い至る。その積み重ねが、よりよい生

 ▼「子供は一週間たてば 一週間ぶん利口になる 自分を変えることができる 大人は一週間たっても もとのまま」(谷川俊太郎「大人の時間」)。自嘲しつつ大人も学びたい。当たり前の日常や子に教わることがたくさんある。【地軸】


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「大人の時間」 内容紹介 

◆かつて、仕事場に「てめえ、殺すぞ」と男が凄んできた事があった。丁寧に挨拶をして、普通に対応した。しかし、彼はますます興奮しわめき散らす。そのうち・メガネの色が気にくわないとかその顔が気にくわないとか何でそんな服を着て居るんだとか。

◆丁寧に、顔色を変えずに対応した。丁寧に、目を離さずに対応した。途端に、そいつは態度を変えた。「先ほどの失礼お詫びします」「ずいぶん度胸がありますね」判っていてこのようなゴリ押し。判っていない自分の姿。

  
◆大人の時間・子供は一週間たてば・一週間ぶん利口になる子供は一週間のうちに・新しい言葉を五十覚える。子供は一週間で、自分を変えることができる。大人は一週間たってももとのまま

◆大人は一週間のあいだ、同じ週刊誌をひっくり返し。大人は一週間かかって子供を叱ることができるだけ。谷川俊太郎 「落首九十九」より

黒澤明監督の名作 『生きる』に思いを馳せる!

 ※「生きる」の主人公は、都会の区役所に勤める中老の吏員である。毎日同じ時間に出勤して机の上に山積みした書類を、ぼそぼそとひっくり返している。あまり、やるきが無い。この吏員は、身体の具合いが悪い。胃が痛む。だから、よけい無愛想になる。胃の痛みが酷くなる。ついに彼は決心して病院に行く。そして、最悪の宣告を受ける。ガンだったのである。

 ※あと数カ月の生命しかないことが分かる。しかし、その絶望状態の中で、彼はあとわずかしか残っていない生命の価値を発見する。

 ※彼は、自分が、本当の意味で生きていなかったのだ、ということに気が付く。人生はもっと素晴らしいものでありえたはずだ、もっと充実した喜びに満ちたものでありえたはずだ。生きていることの楽しさを実感しうるような生活、それが生きるという事なのではないか。残された時間は少ない。少ないけれど、この数カ月を、本当に生きてみよう----彼はそう決心する。

 ※胃の痛みは、ますます激しくなる。しかし、そう決心した時から彼のすさまじい活動が始まる。陳情にきた主婦達の訴えを真剣に聞く。ついこの間まで、全然相手にもしなかった児童公園の建設を、主婦達の身になって考える。お役所仕事というのは、いろんな手続きが面倒くさい。

 ※下級吏員の一人の力でどうなるものでもない。しかし、この児童公園をどんな事があっても、作り上げようと彼は決意する。まるで人が変わったように、彼は熱心に上役に陳情を取り次ぐ。

 ※いろんな妨害もある。事なかれ主義の高級吏員はあいまいな態度で彼をあしらう。だが彼は負けない。頑張りに頑張って、とにかく公園建設の決裁を取り付ける。工事が始まると、雨が降っても建設の現場に出かけて進行状態を見守っている。

 ※ほとんど殺気だったような彼の熱心さで公園は完成した。小雪のばらつく夜、彼は自分の作った児童公園のブランコに腰掛けて、ゆらゆらと揺らしながら、歌を歌う。喜びに満ちた笑顔が蘇る。そして、その喜びに浸って、彼はブランコの上で息を引き取るのである。

果して我々は、本当に生きているのか。

 ※我々は、今、こうしてここにいる。しかし考えようによっては、ガンの宣告を受けたあの吏員と変わらないのではないか。「生きる」の主人公と青年との間にある違いは、深淵までの距離が数カ月であるのと、数十年であるのとの違いに過ぎないのではないか。

 ※生きることの意味をいつ発見するかには個人差がある。例の老吏員のように、人生の終わりの数カ月で発見する人もいるし、数十年に渡って生きることの意味を探求し、本当に生きることの出来る人もいる。そして、もしも、生きるということが、生命の充実感を伴った幸福な状態であるとするならば、はやく生きることの意味を発見したほうが、より幸福になることにならないか。

 ※重大なのは、生きる決意をした人間には、驚くべき可能性が開けているという事実である。私達の多くは、その可能性をあまり試したことがない。本当に自分が無力であるのか、或は無力であると思い込んでいるだけなのかを、この辺で検討して見たらどうでしょうか。

今日も、珍念の灰色の脳細胞は冴えません。

コピペ」・「コピペ」と仄かに声が聞こえる! ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…

脳トレ川柳:「人生24句」が大きな反響

Kawasa

 

  川島隆太・東北大教授



 
 「ご自身の人生を24の川柳にまとめて送ってください」−−。毎日新聞日曜くらぶ「脳を鍛えたい」のページにあるコーナー「脳トレ川柳」で10月、指南役を務める川島隆太・東北大教授がそう呼び掛けたところ、全国の読者から「私の人生24句」が次々と届いた。「自分史」の執筆を目指す人は多いが、短い言葉で表現する川柳ならもっと気軽に挑戦できそうだ。「五七五」の17音の間からは、喜びや悲しみに満ちた時間の流れが染み出し、誰の人生にもかけがえのない物語があることを、改めて気付かせてくれる。

 ●川島教授が提案

 「人生24句」のきっかけは、常連の滋賀県草津市、ペンネーム「トマト」さん(72)の投稿だった。

 自伝書く平凡すぎて四百字

 川島教授はこの句を「たとえ波風の少ない平穏な人生だったとしても、400字で自伝をまとめる能力はすごい。芥川賞の作家でも無理」と講評。400字詰め原稿用紙1枚分に相当する川柳24句で「自伝」を書いてみてはどうかと、読者に提案した。

 すると1週間もたたないうちに、10通以上の封書が担当記者の元に届いた。作句法はさまざまで、中には5枚の原稿用紙に80句以上を書き出し、そこから24句を選んだという人も。いずれ自分史を書くために、川柳をその「骨格」にしたいという投稿者もいた。

 ●前向く決意詠み


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  夫と長女の遺影を背に「短歌を長く続けて毎日を忙しく過ごしたい」
  と、話す吉岡加珠子さん横浜市の自宅で

 一番早く送ってくれたのが、横浜市緑区の吉岡加珠子(かずこ)さん(74)。12年前から趣味で短歌を詠み、脳トレ川柳を毎週愛読しているという。投稿経験はなかったが、生まれた年から成長の順番通りに句を作った。17句目は、5年前に44歳で亡くなった長女を題材にした。

 肺癌(はいがん)のステージ4と笑った娘(こ)

 自宅でふさぎ込んでいた日々がよみがえった。だが、娘の死をつづった18句目まで一気に書き上げると、残りの6句は前向きに生きる決意を詠んだ。「いつまでも落ち込んではいられない。そう思えた人生24句を、他の人にも勧めたい」【久野華代】

    ◇

 「人生24句」の投稿を、引き続き受け付けています。氏名、年齢、住所、電話番号、ペンネーム(希望者のみ)を添え、〒100−8051(住所不要)毎日新聞「脳を鍛えたい 川柳係」まで送ってください。

 ◇3人の作品をご紹介します 川島指南役

 ◇横浜市、吉岡加珠子さん(74)

 (1)真珠湾攻撃の年に生まれた子

 (2)疎開して三日目になる終戦日

 (3)お茶碗(ちゃわん)があってもご飯がないと泣いた日

 (4)カマボコ兵舎の横を通りて学校へ

 (5)日本人入れなかった山下公園

 (6)この貧乏一生抜けぬと中学時代

 (7)父の死に進学あきらめ仕事場へ

 (8)夜学帰り一人歩きも安全だった

 (9)結婚は公務員にと母の言う

(10)反発しつつ言いつけ通りの結婚す

(11)三人の子持ちとなって三十歳

(12)姑(しゅうとめ)と実母と同居八年間

(13)夫婦旅無口な夫饒舌(じょうぜつ)に

(14)五街道歩き倒した夫婦旅

(15)退職は病気治療の始まりに

(16)夫逝きて二年後(あと)には長女逝く

(17)肺(はい)癌(がん)のステージ4と笑った娘(こ)

(18)二人の孫を残した無念の死

(19)これからは自分の為(ため)に生きむとす

(20)年金で行ける範囲の旅行する

(21)ボイトレで口角上げろと教えられ

(22)スマイルの形だけでも幸せに

(23)七十の手習いばかりの稽古(けいこ)事

(24)寂しさを習い事にてごまかそう

 ◇三重県東員町、小林喜代春さん(81)

 (1)一歳で親が浪花へ居を移し

 (2)気が付けば大阪弁の男の子

 (3)淀川の堤の上でトンボ追い

 (4)国の為(ため)戦い死ねと教えられ

 (5)疎開児にいじめの風が冷た過ぎ

 (6)大阪で父母は空襲くぐり抜け

 (7)蛙(かえる)鳴く母の在所に移り住み

 (8)教科書に墨塗り滲(にじ)む不信感

 (9)工場のハンマー重い十五歳

(10)初恋の蕾(つぼみ)上司に摘み取られ

(11)近すぎて気付かなかった赤い糸

(12)学歴の壁の高さを知らされる

(13)一番に希望退職申し出る

(14)中年を過ぎ職人の道選び

(15)独立も機械ローンの地獄見る

(16)お疲れと娘二人に癒やされる

(17)十年でやっと軌道に乗る自営

(18)花嫁の花束受ける手が震え

(19)孫四人吾(われ)の財布を軽くする

(20)朝倒れ何も語らず逝った父

(21)十余年母の痴呆を妻と看(み)る

(22)デュエットは妻が得意の恋しぐれ

(23)待ち受けに曽孫(ひまご)二人の笑顔載せ

(24)お迎えは一寸(ちょっと)待ってとメール打ち

 ◇堺市、浜千鳥さん(71)

 (1)母の胸抱かれて逃げる防空ごう

 (2)村の中見知らぬ人であふれてる

 (3)こわいくせ米兵ジープおいかける

 (4)配給の粉末アイス忘られぬ

 (5)日の丸の旗振り行進一里ゆく

 (6)戦闘機轟音(ごうおん)激しい基地の町

 (7)戦争か深夜の演習こわかった

 (8)日本円B円とドルを使いわけ

 (9)はたちにはこの世わが世と信じてた

(10)青春は桜吹雪と同じ様

(11)嫁入りは船酔い着いた神戸港

(12)初めての電車と雪のかき氷

(13)母となり子らの笑顔に励まされ

(14)子を抱き迷い育てる核家族

(15)親も子も受験戦争にまきこまれ

(16)生活と人と仕事に疲れてた

(17)病む親の世話もできずに遠い空

(18)数々の艱難(かんなん)辛苦いつ終わる

(19)人の世の苦しみ耐えてへんろ路へ

(20)流れにはさからえぬ事思い知る

(21)親も子も逝きて悲しい白い菊

(22)古稀(こき)すぎて穏やかな日のありがたさ

(23)欲を去り平凡一位と気づかされ

(24)これからは何ができるか考える

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  斯く言う・珍念。<男は黙って>のCMが脳裏に浮かぶ!  



※三船敏郎が「男は黙ってサッポロビール」と言うCMが放映されていた頃、ある男子学生がサッポロビールの入社試験を受けた。しかしその男子学生は面接社員の質問に対し無言のまま何も答えない。怒った面接社員が「どうしてずっと黙っているんだ?」と聞くと

※男子学生は「男は黙ってサッポロビール」と発言。この発言で、男子学生は内定をもらった。(ウィキペディア)

これ以上は『蛇足』・・・・。


   .   

「女性の活躍」

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    朝の空を見上げて-。明るいメロディーで始まる
       NHK連続テレビ小説「あさが来た」。テーマ曲が
       もう耳になじまれた方もおられよう。視聴率も高
   く、絶好調という


◆今回は、京都や大阪、九州を舞台に繰り広げられる。幕末から明治・大正時代を背景に、豪商に嫁いだヒロインが商売の才覚を発揮して実業家になっていく姿を描く。なんといっても主人公「あさ」の生き方が魅力的だ。モデルは「明治の女傑」といわれた広岡浅子。「あさ」が転んでも落ち込んでも立ち上がっていく姿を見ると、元気になれる

◆輝いている女性といえば、米国のヒラリー・クリントン前国務長官。投票まで1年となった大統領選に民主党から出馬を表明し、世論調査の支持率が6割超に伸びている。米国初の女性大統領になれるかどうか、目が離せない。ドイツ、韓国…。世界では女性リーダーが珍しくなくなりつつあるのに日本はどうだろう

◆安倍首相が旗を振る女性活躍社会。いろんな分野への女性進出に向けた議論は盛んだが、「女性」「女性」と声高く連呼されているうちは、まだまだ女性に十分な道が開かれていないということだ

<思いどおりにならない日は、あしたがんばろう>。冒頭の歌詞には救いがある。だれにも等しく朝がくる。もう女とか男とかいっている時代ではない。【有明抄】

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  「朝の来ない夜はない」 苦しい状況はいつまでも
  続くものではなく,いずれ好転するものだということ。
  「夜の明けない朝はない」とも。」と記載あり。

 ※『心に響く名言辞典』を見ると,出典は吉川英治と記載があった。
『若者よ!朝のこない夜はない』にも「本の題名となったこの言葉は,なくなった吉川英治氏の言葉である。たのまれると,先生は,よく揮毫された。この言葉は,そのうちの一つである。出典は,なんなのか知らない(後略)」と記載があった。

 ※これは、若い日、貧困に耐える生活を送っていた時期に、吉川英治が母親からよく言い聞かされてきた言葉だそうです。したがって、ある作品を書く中で生み出した言葉というわけではなく、作家となる以前から吉川英治の心にあった言葉なのです。

 ※「以前、ある人からこんな話を聞いたことがあります。

彼が子供のころ、空襲で死にそうになった瞬間、頭に何人もの友人の顔がよぎったと言うのです。

ところが真っ先に現れたのは、自分がイジメた子の顔だったそうです。

人は罪の意識は隠せても、心の中では重い凝りになっているのだな思いました」

今日も(珍念)のコメントは『支離滅裂』灰色の脳細胞は冴えません (*´v゚*)ゞ

マイナンバーとエニグマ

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第2次世界大戦中にナチス・ドイツが製造、使用した暗号機エニグマが先月、米で競売に掛けられ約4400万円で落札された。エニグマには数タイプあり、最も精密なものは、平文を暗号化する鍵が1兆の1万倍通りもあったという



▼今週、マイナンバーの通知が筆者にも届いた。個人番号カードは便利そうなので、案内書をじっくり読んだ。パソコンやスマートフォンでも申請でき、表示される顔写真は自分が撮影した画像でOK。これは楽だ。ところが最終ページに「暗証番号」という文字が…

▼コンビニで住民票などの証明書交付サービスを受ける際、6文字以上の暗証番号が必要になるのだ。すでに、ネット通販やSNS、アプリを利用するのに20以上も暗証番号やパスワードを登録している。さらに増えると思ったら萎(な)えてきた

▼誕生日や電話番号など安易な文字・数字は避けるのが基本。使い回しもするなというから、それぞれ違う文字列を考えねばならない。安全のために定期的な変更も勧められる。絶対に破られない暗証番号を編み出す安いエニグマがあればなあ

▼難攻不落のエニグマも、英国の天才数学者アラン・チューリングによって解読された。絶対などないのだ。仕方ない。せっせと文字列を考えますか、脳トレのつもりで。【河北春秋】

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

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暗号機エニグマ Enigma 


第二次世界大戦時、ドイツ軍が使用していたことで有名な暗号機。
 1918年にドイツの発明家アルトゥール・シェルビウスが発明。キーボードを押すと、異なるアルファベットの豆電球が点灯し、暗号が生成される。暗号はモールス信号で送られていた。

誰もが持っている危険な傾向、「確証バイアス」とは?

※人は誰でも、無意識のうちに自分に都合のいい情報、自分の主張を後押しするような情報ばかりを集める傾向を持っています。この傾向が行き過ぎると、視野が狭くなったり、思考が偏ったり、それにより思わぬ失敗をしたりすることがあります。またこの傾向を利用した犯罪も存在するので注意が必要です。

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ふと、江戸小唄の「起床転結」が脳裏に浮かぶ!

糸屋の娘 「大阪本町糸屋の娘・姉が十六・妹が十四・諸国大名は弓矢で殺す・糸屋の娘は目で殺す」

相変わらず、珍念の(オチ)は冴えません・・・・。

語り継ぎたいトルコの友情 自国を貶める歴史教育なんかより有益だ

   
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    「阿比留瑠比の極言御免」


    (解説委員兼政治部編集委員)




 ▼安倍晋三首相が主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席のため13日からトルコを訪れるのを前に、日本とトルコの合作映画「海難1890」(12月5日公開)の試写を見た。実話をもとに、時を超えた両国の友情と絆をしみじみと描いていて、感慨深い。安倍首相とトルコのエルドアン大統領は今回、一緒にこの映画を観賞する予定だ。

 ▼物語は1890(明治23)年、和歌山県串本町沖で遭難したトルコの軍艦「エルトゥールル号」の乗組員らを地元住民らが懸命に救出し、自らの食料をすべて供出してまで助けた史実が一つ。

 ▼そしてその95年後の1985(昭和60)年、イラン・イラク戦争に巻き込まれてテヘランに取り残された日本人二百数十人に対し、トルコが危険を承知の上で救援機を派遣し、自国民より日本人を優先して救出した出来事がもう一つの軸となっている。第三国であるトルコによる邦人救出は、「エルトゥールル号」の恩返しという理由もあった。

  2つの出来事映画に

 ▼実はこの映画が制作されるに至るまでには、世耕弘成官房副長官の助力や、日本とトルコ両国首脳の理解と協力があった。

 ▼田嶋勝正串本町長らから映画制作の相談を受けていた世耕氏が、平成25年10月のトルコ訪問前に安倍首相に話したところ、首相はエルドアン氏との会談でこう提案したという。

 「できれば2人で映画化を応援しないか」

 ▼これにエルドアン氏は「素晴らしい。一体何をすればいいか」と応じ、安倍首相が「資金面やロケなどで協力してやってほしい」と答えると、その場で5億円の拠出を即決した。これをきっかけに、映画化は具体的に動き出した。

 ▼安倍首相はこれに先立つ25年3月、トルコのユルマズ国防相が来日した際に、その前月に死去したあるトルコ人パイロットへの弔意を伝えている。

 ▼この人物は、日本人救出のため決死の覚悟でテヘランに向かった救援機のパイロット、スヨルジュ氏だった。安倍首相は遺族に向けた弔辞でこう述べている。「スヨルジュ殿の功績を日本国民は決して忘れることはなく、日本とトルコの友好関係の中でいつまでも語り継がれることになるでしょう」

 ▼安倍首相はこの年10月のトルコ訪問時には、「エルトゥールル号」の乗組員の子孫らと懇談し、「日本とトルコの友情の原点」とも語っており、映画の題材となった2つの出来事をかなり重視しているようだ。

道徳の教材に「手記」

 ▼昨年から使用されている文部科学省作成の教材「私たちの道徳」(中学生用)には、テヘランで救出された男性の「手記」が載っている。同省によると、実際のエピソードをもとに創作したものだそうだが、なかなかよくできている。

 「なぜトルコ政府が救援機を出してくれたのか」

 ▼この疑問が20年近く頭から離れなかった男性は「エルトゥールル号」事故を知り、現地を訪れるなどして事実を調べる。そして危機に遭遇したトルコ人たちと、テヘランで空爆の危機に直面した自分たち日本人と重ね合わせる…。

 ▼トルコでは「エルトゥールル号」事故は教科書にも載っている。日本でも、トルコによる日本人救出はきちんと授業で教えるべきだろう。いたずらに自国をおとしめる歴史教育よりも、他国との友情と相手への感謝を教えた方が、よほど友好に役に立つはずである。

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    このコラム『言い得て妙』である。



「社会の包容」

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  もう20年以上前になる。今も時々思い出す。北海道で
  新聞記者をしていたころ、同業の記者に聞いた話だ。
  所持金10円の少女が関西から札幌まで来て補導された

 


▼女子中学生が所持金もなく、こんな長距離を移動できたのは、今で言うソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の走り、ダイヤルQ2を活用したことにある。当時はまだ公衆電話が主流だった

▼10円を投入して音声情報の交換をする。そこで男性と出会い、金を無心しては旅を続けた。たどり着いた札幌で警察に見とがめられて旅は終わった。同業の記者は「10円玉の青春」と見出しをつけ、少女の心をむしばむ社会を伝えたという

▼金の無心が言葉だけで済むはずもなく、10円旅行の背景には判断能力に乏しい少女を翻弄(ほんろう)する大人の存在もあった。子を食い物にする「非道」もあれば、今も子を「惑わす」社会を私たちは引きずったままである

▼うるま市で発生した乳児遺棄事件。「どうしていいか分からなかった」と少女は言った。生まれて間もなく遺棄された子もふびんなら、解決策を見いだせず、動揺を続けた少女の気持ちもいかばかりか。胸が痛む

いまだに子を苛(さいな)んで変わらぬ世相を反省しつつ、何ができるか。せめて生きるための知恵を伝え合い、何が起きても包容できる社会でありたい。言葉のつぶてをぶつけてばかりでは何も解決しない。【金口木舌】

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    このコラム『的を射る』

神様の胸ぐら

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  「神様は生まれてくる日は教えてくださるけれど、死ぬ日は
  教えてくれない」
と誰かが言っていたなぁ、と思って探してみ
  て、やっと見つけた。女優の淡路恵子さんだった。






 ◆戦後間もない頃、黒沢明監督に見いだされ、「野良犬」を始めとする数々の映画、舞台に出演した大女優である。昨年この世を去ったその人の言葉は、各界著名人50人が語る人生のラストメッセージをまとめた「最後の言い分」(東京新聞出版局)に収録されていた。

 ◆神様は教えてくれないし、本人たちも命尽きる日とは予想だにしなかった。宮崎市中心部で軽乗用車が歩道を暴走、通行人を次々はね、女性2人が亡くなった。ほんの少し、分いや秒単位で時間がずれていたら…と思わずにいられない。

 ◆都城市では住宅・店舗が入る3階建てビルで火災が発生して、母子と小6同級生2人の計4人が死亡した。子どもたちは皆12歳。この惨事に巻き込まれなければ足して合わせた命の長さは200歳は超えたはずだ。「神様は…」と思わず怨嗟(えんさ)の声が喉からもれる。

 ◆ICUで集中治療を受ける運転者の男性は退院の見通しが立っていない。都城の火災も出火原因は不明だ。認知症の通院歴のある人がなぜ運転していたのか。人けもない倉庫からどうして火が出たのか。疑問に対する答えは出ていない。

 ◆死ぬ日など教えてくれなくても構わないが、身に迫る危険をささやいて、教えてあげてほしかった。素知らぬ顔で高みから見下ろす神様の胸ぐらをつかんでなぜ、どうしてと訴えたい。犠牲者たちと悲しみにうち沈む遺族に成り代わって。【くろしお】

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    ふと、吉田兼好の(徒然草)の41段が思い浮かぶ!




※五月五日に上賀茂神社(かみがもじんじゃ・京都市北区の神社)での競馬を観に行ったが、牛車の前に身分の低い者たちが大勢いたためよく見えなかったので、皆は牛車から下りて柵のそばまで近寄ったものの、そこはさらに人が多くて分け入る隙もない。

※そんな折、柵の反対側にある栴檀の木に登って、枝のところに座って競馬を観ている僧侶がいた。木の枝をつかんだまま大層ぐっすり寝てしまっていて、落ちそうになっては目を覚ますことが何度も続いていた。

※ その様子を見た人が嘲って「世界に類を見ないバカなやつだ。こんな危ない枝の上で、安心しきって眠ってるぞ」と言ったので、心に浮かんだことを思ったままに「人の死は今来るかもしれない。

※なのにそれを忘れて競馬を観て過ごすということは、あの僧侶の愚かさに勝るとも劣らないであろう」と言ったら、前にいた人たちは「ほんとにそのとおり。我々こそ最も愚かだ」と皆は後ろを振り返って「ここにお入りなさい」と場所を譲って私を招き入れてくれた。

※苦しみや悲しみは人間が生まれ持っている。でも、笑いは人の内側にないもので、人が外と関わって作らないと生まれない。人間の最大の仕事は、悲しい運命に瞬間でも抵抗できるような笑いをみんなで作り上げることだと思う。

★かく言う{珍念}見た目には笑顔の善人のように見えますが、心は良くないです。今日も、反省し・恥じています!

ブドウ畑でつかまえて 週のはじめに考える

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  ボルドーでは、主にカベルネ・ソービニヨンとメルローの
  二種類が、ジロンド河畔で栽培されている=写真。


 


◆ブドウ畑にお城があって、資本家がいて、商談をして、 アートなんかも豊富にあって-。日本の田畑に足りないものを南仏で見つけたような気がします。

◆ブドウ畑が整然と、地平線まで続いています。十月初めの南仏ボルドー、赤ワインの聖地では、収穫作業が大詰めでした。六月と七月の猛暑のために干ばつ気味でブドウの生育がやや遅く、九月は雨が多かった。天候不順が激しくなっています。

◆ボルドーのワインは、シャトー(城)で造られます。この地方独特の仕組みです。 ブドウ園、醸造所、熟成室、貯蔵庫、そしてオーナーの住居など、ワイン造りに必要な施設が全部そろったワイナリー(ワイン農園)を、そう呼びます。

◆畑で作ったブドウを醸造し、樽(たる)の中で熟成させ、瓶詰めしたワインだけに、シャトーの名前を表示することが許される。ワイン造りに必要なのは、天気、土、そして人。十人に一人がワインに携わるというボルドー市民は口をそろえて、そう言います。

◆自然が八割、人の力が二割とも。どんなに空気が乾いても、水やりは許されず、客土もだめという厳格なルールを守っています。ブドウ畑はあくまでも、自然のままでなければなりません。とりわけ重要なのは土。隣同士のシャトーでも、土質が違えば、味も風味も変わってきます。

 百年先を見据えた事業

◆遠目にきらきら光って見える白い小石混じりの土が、ボルドーのブドウ畑の特徴です。畑を小さなロット(区画)に区切り、土壌の特質を細かく引き出し、ワインの個性に仕立て上げるのが、人間の技術と感覚です。

◆シャトー・ラグランジュ。ボルドーの中でも豊穣(ほうじょう)の誉れ高いメドック地区に、日本のサントリーが所有するシャトーです。総面積百五十七ヘクタール。氷河期に堆積した砂礫(されき)が丘の上ほど厚く、恵まれた土質になっています。百六の区画に畑を区切り、日当たりや傾斜などの条件を考慮して、ブドウの品種を変えている。

◆良質のワインにできるブドウが育つまでには最低五年、最高級なら十五年。できたワインはそこからさらに五十年は食卓を彩ると、いわれています。

◆「ワイン事業には、十年、二十年先、場合によっては百年先を見据えた投資が必要です」シャトー・ラグランジュ副会長の椎名敬一さん(55)は、しみじみ語ってくれました。畑に見とれているうちに、ワインが農産物であることに、あらためて気づかされました。それと同時に世界中で親しまれてきた「商品」であることも。

◆ボルドーの赤は、時の皇帝ナポレオン三世が意識して世界へ広めた戦略商品でもありました。ガロンヌ川から大西洋へと開けた港町のボルドーには、世界商品を生み出す地の利があった。一八五五年のパリ万博。ナポレオン三世はその目玉イベントとして、ボルドーの赤ワインにランクを付けました。格付けです。

◆消費者のランキング好きは、昔も今も変わりません。「特級(グラン・クリュ)」に格付けられた六十一シャトー、とりわけマルゴー、ラトゥール、ラフィット、オーブリオンという特級中第一級の栄誉に輝く四大シャトーの令名は、万博という当時最先端の巨大なメディアに乗って欧州中にとどろいた。

◆ナポレオン三世による格付けの後唯一、一九七三年に一級昇格が許されたシャトー・ムートンは、ピカソやシャガール、日本の堂本尚郎など、“旬”のアーティストたちに毎年ラベルのデザインを依頼することでも知られています。PR戦術にもたけています。

 風土と人のマリアージュ

◆自然が育て、人が造って、そして売る-。生産、加工、商品デザインから販売、宣伝まで。シャトーとは、完結した“農産物”の生産流通システムです。文字通り国際六次産業の“お城”です。

◆南仏のブドウ畑の中に、日本の農業を元気にするための“気づき”が隠れていないだろうか。天気、土、そこで暮らす人…。風土を見直し、よく知ることから、そこにしかない“宝探し”が始まるような気がします。(中日新聞:社説)

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 このコラム 『頂門の一針』痺れます!

ふと、脳裏に名言が思い浮かぶ。

 日蓮大聖人』のお手紙に師匠の大切さを語っていられる。

「たとえ父母が子を産み、その子に眼、耳が備わっていても物を教える師匠がいなければ、それは動物の眼や耳と等しいというべきであろう」(通解)と。

 いずこの世界であれ、ひとたび決めた〝師弟の道〟に生きぬく人の姿は美しい。また尊く、つねに新鮮な向上の人生となる。動物にも親子はある。兄弟もある。夫婦や友人もあるかもしれない。

 しかし、師弟という永遠の絆は人間だけのものである。ゆえに師匠なき人生は、人間としてあまりにもさびしい。師を慕い、師に近づこうと努力し続ける一念こそが、自分自身に限りない成長をもたらす。と、恩師は綴る。

『論語読みの論語知らず』・・・珍念。恥じています!

曲軒の人

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 人情小説で知られる山本周五郎は先輩作家の尾崎士郎から
  「曲軒(きょくけん)」とあだ名を付けられた。へそ曲がりの意
 味である。他人が白と言えば黒。仲間が酒を飲み、文学談
 議に花を咲かせていると、昼なのに雨戸を閉め、電灯をつけ
 て執筆にいそしんだ



▼といっても、ただのひねくれ者ではなかった。「文学は文学賞のためにあらず」と言い、直木賞をはじめ数々の賞を辞退した。戦時中、報道班員としての従軍要請も「良い作品を書き国に尽くすのが本分」と断った。評判など意に介さなかった

▼作品に「よじょう」という短編がある。晩年の宮本武蔵の姿を扱った。描かれているのは、吉川英治が定着させた禁欲的な剣聖とは程遠く、周りの評価を気にする俗な人物だ。物事を表だけでなく裏や隅からも眺める。従来の見方にこだわらない。没後、半世紀近くたつのに、山本作品が読まれている秘密なのかもしれない

▼ひょっとして求めているのは山本的な人物か。東大が人物重視の推薦入試を始めると聞き、そう思った。空気を読み、のみ込みが早いだけでは世界を驚かせる研究は生まれない。型破りでとんがった人材も必要だと

▼もちろんそうした人物も、引き上げる人がいなければ「変人」で終わる可能性がある。山本が歴史に名をとどめたのも編集者の目が大きかった

▼ついつい、周りに流されている自分に気がつくと山本の小説に手が向かう。【卓上四季】

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Photo_2  山本作品の中で『さぶ』が印象に残つています
  山本周五郎作品はこれまでに幾冊も読んできました
  が、ここまでのめりこむように読んだ作品はありませ
  んでした。あっという間に読み終えてしまい、再度、読
  んでいます


 ☆男前で賢く職人としての腕も立つ栄二と、要領が悪く糊作りしかまともに任せてもらえないさぶは同じ表具屋に奉公している。栄二はさぶを侮ることなく、幼い頃からずっと励ましてきた。しかしあるとき、無実の罪で栄二は寄場送りになってしまう。

 ☆そこで栄二は幾人もの罪人や役人と接することで恨みや憎しみに染まっていた己を見詰めなおす。栄二の成長が主に描かれているが、変わらないさぶの姿が物語りの主軸となっているように感じられる。

 ☆職人としての技量、人柄、男っぷりなど、“もってる男”栄二と、それに比べたら“もってない”が愚直なまでの真摯さを示す、さぶ。彼らを取り巻く強いおのぶと、大ドンデンをしでかすミステリアスな女性、おすえ。寄場という絶妙な場面設定もあり、「人間とは何か?」 を深く、楽しく、考えさせられました。

 斯く言う、珍念・・・ 『数をいうまい羽織の紐』 (*^.^*)

 

気運

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 江戸城無血開城の立役者である勝海舟は明治維新後、「国家のためだ」と言って身を退こうとしない政府の役人に、こう忠告した。「それはみな自負心だ。うぬぼれだ。うぬぼれを除(の)ければ、国家のために尽くすという正味のところは少しもないのだ」(『氷川清話』)。

 ▼国会議員引退後も、世のため人のためとばかりにしゃしゃり出て、かえって国益を害しかねない不規則発言を繰り返す元首相らが目につく。鳩山由紀夫、村山富市の両氏はその筆頭格だろう。外国に飛んでは日本の現状を難じ、世界に誤解をまき散らしている。

 ▼鳩山氏は5日、韓国のソウル大で講演し、戦後70年の安倍晋三首相談話をくさし、「日本全体が右傾化している」などと訴えて聴衆の拍手喝采を受けた。やはり訪韓したばかりの村山氏も同日、東京都内でのシンポジウムで安倍談話を批判し、「村山談話は20年間、日本の重しになっていた」と自賛した。

 ▼勝は「気運というものは、実に恐るべきものだ」とも述べている。勝に言わせると、西郷隆盛も大久保利通も驚くほどの人物ではなかったが、「王政維新という気運に乗じてきた」ため、閉口したという。鳩山氏も村山氏も、時代の気運が味方しなければ首相の地位に就いてはいまい。

 ▼どちらかというと棚ぼた式にトップに上り詰めた上に、実績もとんと見当たらない両氏の言動に共通するのは、なぜか強烈なまでの自負心だ。自身を冷静に評価するのは難しい。

 ▼かといって、第三者ならば正当に評価できるというものでもなさそうだ。6日付本紙朝刊「歴史戦」で韓国人元慰安婦、李容洙(イ・ヨンス)さんはこう語っていた。「信じられるのは鳩山さんだけ」。日韓間の誤解の深淵(しんえん)をのぞいた気がした。【産経抄】

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『氷川清話』内容紹介

 完全校訂版 江藤淳・松浦玲編、未収録談を大量増補 海舟が自在に語る談話の数々

 幕藩体制瓦解の中、勝海舟は数々の難局に手腕を発揮、江戸城を無血開城に導いて次代を拓いた。晩年、海舟が赤坂氷川の自邸で、歯に衣着せず語った辛辣な人物評、痛烈な時局批判の数々は、彼の人間臭さや豪快さに溢れ、今なお興味が尽きない。本書は、従来の流布本を徹底的に検討し直し、疑問点を正し、未収録談を拾い上げ再編集した決定版。

最も参考になったカスタマーレビュー

稀有の見識者  投稿者  カスタマー 

☆全編海舟の人間味にあふれた本で、一気に読んでしまった。とりわけ驚かされたのは、日清戦争に対する評価である。福沢は言うに及ばず、鴎外、漱石、日露戦争時に非戦論を唱えた内村鑑三でさえ支持したというのに、犬も食わない「兄弟喧嘩」と斬って捨て、「大反対だったよ」とこともなげに述べている。

☆「おれの意見は日本は朝鮮の独立保護のために戦つたのだから土地は寸尺も取るべからず」として、その代り償金をたくさんとってそのカネで支那に鉄道を敷設して、支那に交通の便を図ってやる、というのである。床屋政談の気味がなくもなく、ご隠居の放言といってしまえばそれまでだが、発想の自在さといい、バランス感覚といい稀有の人といわざるを得ない。

この本は、勝海舟が、幕末から明治にかけての様々な人物を批評した名著です!投稿者TOKYO BOY

☆特に、西郷隆盛についての記述が多く、江戸城無血開城は、西郷が相手でなくては、成功しなかったことをあげています。他にも、坂本竜馬や大久保や木戸や伊藤などの歴史好きな人間には、たまらない人物の批評を勝海舟の視点から、書いているので、とても面白かったです。

☆また、日清、日露の戦争には、反対で、国内だけではなく、外交分野でも、素晴らしい知見をもっていた人間だとわかります。そして、文章も、現代文調に書かれているので、とても読みやすいです。あまりに、面白いので、本屋で完読してしまいました。

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    『蟹は甲羅に似せて穴を掘る』
の諺が脳裏に浮かぶ!
    《カニは自分の大きさに合わせて穴を掘るところから》
    人はその身分や力量にふさわしい言動をしたり、望み
    を持ったりするということのたとえ。
    二人の元・首相の行動は、(コメント)するのも虫唾が走る!
    これ以上、吠えると血圧が上がる。口を閉じます!

近江商人:不破弥三郎

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 江戸時代、近江商人を代表した一人に不破弥三郎がいる。
 奉公先が大火に遭った時、こんな逸話を残す

◆「これを持って逃げよ」と主人から店の金銀を託された。しかし抱えて逃げるには重い。そこで井戸へ投げ込み、鎮火後に取り出した。誰も知らない隠し場所を告げた正直さと機転で評価が高まったと、近江商人に詳しい末永國紀(くにとし)さんの本に学ぶ

◆信用、正直を大事にする近江商人らしい話だが、その弥三郎が知れば嘆き悲しむだろう。建設工事のくい打ちデータ改ざん問題だ。ここでもあそこでもと、不正事例が出てくる。再発防止策を考える国交省の有識者委員会も.4日から始まった

◆くい打ちだけではない。免震装置ゴムのデータ改ざんも、手抜き溶接の部材が兵庫県を含む各地の橋で使われていると分かったのも、つい最近のこと。ばれなければいいか。そんな風潮が社会をむしばむようで落ち着かない

◆近江商人といえば「三方よし」の精神で知られる。売り手よし、買い手よし、世間よし。顧客に喜んでもらい、社会が幸せになるような商いに、という意味である。相次ぐ問題を見れば、売り手悪し、買い手悪し、世間悪し。得るものはない

弥三郎の遺言にある。「商業の極意は、華主(かしゅ)(得意客)を失はざるにあり」。耳の奥がズキッと痛む人もおられよう。【正平調】

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『近江商人と三方よし』 内容紹介

 江戸時代以降、敢為の精神と先進的経営システムをもって華々しく活躍してきた近江商人たち。異郷の地で一から信頼を築き上げる秘訣は、売り手よし・買い手よし・世間よしの「三方よし」の精神にあった! 時を超えて生き続ける商いの極意を説く。

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        怒髪天を衝く

 くい打ちだけではない。免震装置ゴムのデータ改ざんも、手抜き溶接の部材が兵庫県を含む各地の橋で使われていると分かったのも、つい最近のこと

それにしても、誰も逮捕されない。摩訶不思議な法治国家なのだ!

犬知恵

 
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   北九州市で起きた事件が気になってしょうがない。
   といっても加害者は人間ではない。






▼女性がよその家から逃げ出した犬に襲われ、重傷を負った。 飼い主は不起訴となったが、検察審査会がその判断は不当とした。犬は「高度な知能があり、錠を外すのを飼い主が予測できてもおかしくない」との理由だ。地検は再捜査するという 

▼犬には、人間の2~3歳の知能があると言われる。古代中国の黄耳という犬は人の言葉が分かるとされ、飼い主の手紙を故郷に届け返事をもらって50日後に戻ってきた伝説がある

▼数字を数えられるとの研究もある。飼い主を見ていれば、錠を外すのもありえない話ではない

▼悪知恵が身に付くのは困るが、その能力を生かせば人間に役立つ。犬と一緒だとストレスが減り、心臓病が改善したとする研究がある(スタンレー・コレン著「犬と人の生物学」)。そばに居てかわいいだけの存在ではない。人間を支える心強い仲間なのだ

▼今、注目を集めているのは災害救助犬か。人間の1億倍の嗅覚を使って行方不明者を捜す。捨て犬で殺処分寸前から、広島土砂災害で活躍するようになった夢乃丞(ゆめのすけ)が有名だ。カメラを取り付けたサイバー救助犬も近く登場する予定という

▼捨て犬はあってはならないが、引き取り手がいなければ人助けも犬の進路になり得る。何より忠実。人間以上に頼りになるときがあるかもしれない。【卓上四季】

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「犬と人の生物学」商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)

 犬の精神生活と社会生活に関する71の疑問。50年間、犬の行動について学び研究している心理学者が、誰もが知りたい犬の不思議な行動や知的活動を、人間と比較しながら解き明かす。

最も参考になったカスタマーレビュー

人と犬との違いを改めて認識しました 投稿者  little-K 

 ☆犬は、人とは違うと言うのは簡単ですが、その実際が分かり切れていませんでした。掃除機の音を嫌がるのは、犬の耳には苦痛なほどの音だと思うと、「なんで掃除機をかけると怒るの!」と言っていた自分に腹が立ちました。

 ☆具体的にどうなのかを詳しく知ることで、自分が犬をどれほど理解でできていなかったかを思い知りました。今までの通説を裏返すような情報が科学的な根拠のものとに書かれていて、本当に犬のことを理解する人になるためにぜひ読んで欲しいと思い、セミナーなどでいつも紹介しています。

古くて新しい情報が一杯  投稿者  Hiro 

 ☆目次を見るとよくある内容ですが、科学的にも新しい情報がいっぱいで、幅広い読者が楽しく読めると思います。
 

犬の気持ちになって教えてくれる。 投稿者  行燈旅館   

愛犬が吠えるので悩んでいましたが、怒ったり、大きな声を出したりしても一向に改善されませんでした。悩んでいた時に出会ったのがこの一冊です。この本で犬の生態などの解説とともに、解りやすく理解できました。これから毎日実践して、少しでも犬の気持ちに寄り添えれば自然と改善されてくると思います。ありがとうございました。

Inutoboudu


    犬は飼い主に似る・・・? 
    我が家のアイドル(小太郎)です

「マンデラ氏に学べ」

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 南アフリカ元大統領のマンデラ氏を長年取材したジョン・カーリン氏の著作
『二人のマンデラ』(潮出版社、新田享子訳)。牢獄からの釈放後、民族の和解に尽くしたマンデラ氏の功績に光を当てている

 ▼印象的なのは、旧体制に固執し、武力闘争も辞さない構えでいる白人の
将軍らの心を、話し合いによって変えていくシーン。マンデラ氏は自分の民族の言葉でも英語でもなく、いわゆる白人の言葉であるアフリカーンス語でしゃべった。母語で話しかけられた将軍は、次第に心の武装を解き、氏の人格に引かれていく

 ▼氏がその言葉を学んだ場所は獄中だった。白人看守と話をするためだけではない。いつの日か釈放され、白人と共に新しい国づくりを進める時が来ると信じていた。その日のために学んだ。白人の歴史や文字も、ひもといた。この他者のことを想像する姿勢こそが、融和の道を開いた

 ▼氏と2度会見した池田名誉会長は「マンデラ氏に学べ」と幾度となく青年に語っていた。かつて創価大学生が南アフリカ訪問し、現地の言葉で南アフリカの国歌を歌った際、南アの人々が喜びを満面にしたことがあった。

 ▼相手の立場になって考える。それが自分を変え、相手を変え、社会を変えていく、憎悪が憎悪を呼ぶ現代への重大な教訓である。【名字の言】

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 『二人のマンデラ』 (本の内容)

 「不屈の人」ラストインタビュー!誰も書けなかった、「英雄」の光と影映画『インビクタス/負けざる者たち』の原作者による、マンデラの苦悩や失意、孤独にまで迫ったドキュメンタリー。「ジョン・カーリンは、誰も決して口にしないようなことも伝えてくれる、大変勇気のあるジャーナリストだ。その心意気で、この国について書き記してくれている」by ネルソン・マンデラ

マンデラ氏の逝去から一年――。『インビクタス』の著者による待望の書!

 息子の死、妻との不和、暗殺の危機……これまで語られなかった真実のマンデラ像がここにある! アパルトヘイト撤廃後、彼の苦難も勝利も取材し続けてきた著者が、その素顔を描き出す!

内容(「BOOK」データベースより)

 27年にわたる牢獄生活から解放された後も、マンデラには未曾有の困難が待ち受けていた。白人極右勢力の台頭、黒人同士の内紛、くすぶるクーデター、頻発するテロ、暗殺の危機、さらには妻の犯罪、破綻した家族、そして離婚…。マンデラは、こうした苦悩や失意と引き換えに、その偉大な勝利を収めてきた。本書は、20年にわたりマンデラを取材しつづけてきたジャーナリストによる、聖人でもスーパーマンでもない、知られざる一人の男を描いたドキュメンタリーである。

珍念のコメントは『蛇足』・・・・。

珍解答、大まじめの面白さ…

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     テストの珍解答というのが昔から好きで
     発言小町でも、テストやワークで出された
     珍解答についてのトピを、大いに楽しんだ。


 「ちかてつ」を「近鉄」と書いたり、「あたかも」を使った短文作成で「冷蔵庫にアイスが、あたかもしれない」としたり。

 ▼ウチの小学生の息子も、ときどきやらかして笑わせてくれる。「後鳥羽上皇が流されたのは?」との問いに「沖」と答えていた。それはそれで、もの悲しい(正解は隠岐)。「ぶしょう髭ひげ」は「武将髭」だと思っていたし、「戦う武将じゃなくて、筆無精のほうの無精だよ」と教えたら「えっ、筆ぶしょうって、筆武将じゃないの?」と返ってきた。

 ▼珍解答が面白いのは、ただ単純に答えが間違っているからではなく、なんとか必死に答えようとして、その結果の「珍」になるからだろう。本人はいたって大まじめ。決してウケを狙ってのことではない。

 ▼最近では、授業参観で、こんな例に遭遇した。息子は沖縄・石垣島の小学校に通っているのだが、地理の問題で「沖縄は日本の国土の○○に位置する」というのがあった。○○には方角が入り、正解はもちろん「南西」だ。が、息子のクラスメートの一人は「北東」と書いた。

 ▼そして、その子は、「先生がおかしい。絶対に北東だ」と言い張る。よくよく聞いてみると、彼にとっての「沖縄」は「沖縄本島」のことで、「日本」は「石垣島」という認識。ならば、確かに北東である。

 ▼石垣の人は、那覇に行くときに「沖縄に行く」と言うことが多いし、西表島や竹富島に行くときは「離島に行く」と言う。

 ▼石垣に来たばかりのころは「えっ、ここも沖縄じゃないの? ここも離島だよね?」と、いちいち戸惑っていたが、ようやく慣れた。石垣生まれ、石垣育ちのクラスメートなら、当然の感覚だろう。

 ▼自分のいるところから見れば、沖縄(本島)は北東……。なかなか考えさせられる珍解答だ。

俵 万智(たわら・まち)

 歌人。1962年、大阪府生まれ。24歳で出版した歌集「サラダ記念日」がベストセラーに。96年から読売歌壇選者。近著に「旅の人、島の人」(ハモニカブックス)など。

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     (俵 万智)さんの文才は素晴らしい!
     珍念のコメントは『支離滅裂』 ニャン。

人生の贈り物

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 アルプスの山の娘       あしながおぢさん

 11月九日まで読書週間です。読書離れが言われる昨今でも、本を読む人の姿は結構見かけます。

 ▼日本人はもともとは本好きの国民なのではないか。そう思わせる話を読みました。一九四〇(昭和十五)年、陸軍から岩波書店に岩波文庫の大量注文がきました。戦地の兵士に送るためで、書店の創業者の岩波茂雄は、兵士が喜ぶなら利益はなくても構わないと応じたそうです。

 ▼陸軍が寄こしたリストは『小僧の神様』『銀の匙(さじ)』『虞美人草』『あしながおぢさん』『アルプスの山の娘』…。戦時色の本はなかったといいます。作家の出久根達郎さんが『百貌百言』に書いている話。兵士たちは名作に心の糧を求めたのでしょう。

 ▼どれも一度は読みたい作品ですが、読むにふさわしい本はこうした古典的な名作だけでは、無論ありません。人それぞれに、読書の対象があるはずです。例えば、絵本。大人が読むのも悪くないと私も数冊持っています。

 ▼その一冊は、いせひでこさんの『ルリユールおじさん』。ルリユールとは「製本」のことです。パリの少女が、ばらばらになってしまった大事な植物図鑑を直してもらおうと、ルリユールおじさんを探して訪ねます。彼は図鑑を丹念に修復し、生き返らせます。美しい絵とやさしい言葉は、大人にも深い味わいを感じさせます。

 ▼今年五月に亡くなった詩人の長田弘さんは、この絵本のことを書いていました。ルリユールという仕事が伝えてきた真実、それは「本はなによりもかけがえのない人生の贈り物なのだということ」だと。

 ▼書店にも図書館にも、そんな贈り物が数多く並んでいます。それを手に取らないのは、実にもったいない気がします。(編集局デスク)

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『ルリユールおじさん』内容 講談社出版文化賞絵本賞受賞
  パリの路地裏に、ひっそりと息づいていた手の記憶。
  造りの職人(ルリユール)から少女へ、かけがえのないおくりもの

最も参考になったカスタマーレビュー

大切な物を 投稿者  Lotus  VINE メンバー

☆パリのアパルトマンに住むソフィーは植物が大好き。ぼろぼろになるまで植物図鑑を読んでいてついに本はバラバラになってしまいます。本屋に行けば新しい図鑑が売っています。でもソフィーはこの本を直してほしいのです。

☆そこで、ルリユールおじさんのところへいきます。ルリユールは本の職人さんのこと。おじさんは、丁寧に、しっかりと図鑑を直していきます。共感を感じ合う2人。大好きな物への愛情。大好きな物を大事にすること。大好きな物を作りだす無骨な手。

私ももっともっと大好きな物を大事にしていこうと思いました。

  大人も子どもも 投稿者  あみあみ

☆淡い色彩の絵柄,パリという舞台とあいまって全体的におしゃれな印象の本です。しかし,内容は静かに強い。ほとんどが1ページに数行で淡々と物語が進むなか,父親がルリユールの仕事を息子に語り伝える回想のページだけは雄弁。

☆自らの仕事に人生をかけている情熱がほとばしり,私は感動しました。少しずつ直っていくソフィーの植物図鑑。どの工程も職人のこだわりが詰まっていて興味深く読める。

☆我が家は5歳の息子が気に入り,せがまれて何度も読み聞かせしました。
本を直す過程の面白さ,そしてルリユールおじさんの圧倒的な存在感に,
小さな子どもでも惹かれたのだと思う。ただ,ラストの余韻だけは,純粋に大人向けかもしれない。

ふと、脳裏に名言が思い浮かぶ。

※今の瞬間だけに生きよ! (マルクス・アウレリウス)
過去を振り返らず、先のことを心配しないで、ただ今の瞬間だけに集中しょう。

※どんな嵐も、川が海に向かうのを止めることはできない
時に障害に出会っても、乗り越えるたびに川は大きくなる。大きくなるたびに水の勢いも増す。人生の嵐にも、希望があるかぎり、生命は永遠の海へ、自分の完成へ、大河のごとく悠然と流れていく。

※生命力とは、未来を信じる力、そして希望を日々新たにし続ける力のことかもしれない。不滅の希望に生きる人は、毎日が誕生日である。そして、希望の別名である明日ほど偉大なものはない。明日! それこそ永遠への第一日である (池田大作)

※思考には気をつけよう。いつ口に出してしまうかわからないから。─イアラ・ガッセン(哲学者)

いつも考えていることは、何かの拍子で口に出してしうまうことがある。気をつけなければいけない。

     『一言居士』の珍念 反省し、恥じている 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

「古典の日」

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 書店主でもあった作家の出久根達郎さんに、苦い思い出がある。
三島由紀夫を読みたいという大学生に1冊渡したところ、ページを繰るうちに嘆息して本を返してきた。大学生いわく、「現代語訳ではないのか」。

 ▼〈三島由紀夫を、もはや「原文」で読めない世代が出てきている〉。自著につづった出久根さんの、長いため息が聞こえてくる。大学生の肩を持つわけではないが、旧漢字や旧かなで埋め尽くされた古書店の三島文学に、古典のにおいをかいだとしても無理はない。

 ▼格言を引くなら『徒然草』、文章の調子を調えるなら俳句に短歌に古川柳。筆が滞れば古典にすがれ-の図式に頼る当方も、冒頭の大学生と同様、現代語訳本に足を向けて寝られない。「古典の日」のきょう1日、古典の関係各位には深々と頭を下げねばなるまい。

 ▼世界最古の長編小説とも評される『源氏物語』に、作者の紫式部が日記で初めて触れたのが寛弘5(1008)年の11月1日だった。文学的な価値を、三島が瀬戸内寂聴さんとの対談で語っている。紫式部の筆致を「七色の声」とたたえ口を極めて賛美するには…。

 ▼「こういうのはほんとに困りますよね。しかも日本文学の代表でしょう。われわれ形無しになっちゃうのだから」(『十人十色「源氏」はおもしろい』小学館)。記念日に現代語訳本を読むもよし。大学受験でおさらばした古語辞典のほこりを払うのもありだろう。

 ▼思えば、古典文学のはるか下流にある現代の新聞も、先人の言葉の営みという豊かな土壌に甘えている。いわゆる新語や造語は、先人がつむぎ出した言葉や概念の組み替えでしかない。日本語の成り立ちに思いをはせ、受け継いできた文化に胸を張る。そんな記念日としたい。【産経抄】

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古典は誘う (^。^) 「伊勢物語」を読んで  小学6年生 中村淑子さん

★「友人のような存在だった伊勢物語が、今では恋人のようです。」という言葉が一番目についた。「たかいなぁ。」 とため息まじりで値段を見た。けれども見たいという思う気持ちは人一倍強い。

★私は、根っから古典が好きで特に見ていない本があると、手に入れたくなる。だから、市立図書館でこの本を見っけた時はとても嬉しくて、天にも登るような気持ちだった。

★「伊勢物語」は、かの有名な、俵万智さんが現代語に直したもので、百二十五の短い物語である。 でだしは「昔、男。」で始まる、ほとんどが男女の恋物語で、恨んでいる気持ちや恋しい気持ちが書かれている。

★「伊勢物語」の面白い所は、皮肉たっぶりに送った短歌のはずなのに、相手が取り違えてしまう話しや、反対に愛情をこめて送ったはずが、「これ、皮肉かしら。」 と思われるなどの取り違いの所が面白かった。

★「伊勢物語」は数がとばしとばしに書いてあり、本当は百二十五ではなく、五十四の話だったので可笑しいなぁと思った。片思いの人が、思っている人にひそかに短歌を送り女の人の気持ちを引いて会う機会を作ったり、花と一緒にロマンチックな短歌を送ったりする所なんて昔と今と似ているなぁと思った。

★「伊勢物語」の中でも、私が一番気に入っているのは年老いた母がロマンチックな夢を見たと言い、三人の息子にその夢の話をしたところだ。上の息子二人はあきれはて、帰ってしまうが、下の息子はそんな母を哀れに思い優しい言葉を返してあげる。私はここまで読んだ時、何で同じ兄弟でこうも違うのかなぁと思った。

★でも私も夢の内容にによって、態度が変わると思う。夢の内容は、「近々素晴らしい男性が現われる。」という感じの内容である。私はどんな男性が現われるのだろうと思いながら、読んでいった。

★相手はちょつといいかげんな所がある「在原業平」であった。 読んでいくと、「ふざけているのかなぁ」と最初は思ったけれども、よく読んで見るとの一途な気持ちが現われていて、母私は凄いなぁと思った。

★この本を読んで見て、私が強く思った事が一つある。それでは難しい昔の言葉を現代語に直すことでとても関心したし興味を益々もった。できれば「伊勢物語」のように、昔の話を現代語に直した本をもっと読んで見たいと思う。そして、出来れば将来こういう仕事について昔の話を現代語に直して沢山の人に、昔の話を紹介したいと思う。

 斯く言う(珍念)古典は余り読んでいません。変人の石頭です!反省し、恥じています。

願わくば、(中村淑子さん)のように感性を磨きたい。 (*^.^*)

 

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