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2015年7月

没後50年の乱歩

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「D坂の殺人事件」      江戸川乱歩




 日本はミステリー大国なんだそうだ。翻訳ものが主流だった中で、日本独自のミステリーを誕生させたのが没後50年の江戸川乱歩である

◆子ども向けから推理もの、怪奇とエロスの世界まで幅広く、人間くさい。若いころ、怖いもの見たさで読んだことを覚えている。処女作「二銭銅貨」は暗号解読をテーマにした探偵小説。「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」という日本的な素材を使っている点が新しく、結末のどんでん返しが効いている

◆ご存じ、明智小五郎が登場する初期の傑作、「D坂の殺人事件」では日本の開放的な家屋で密室殺人事件は書けないという偏見を見事に打破した。作品の多くは戦前に書かれているのに、平易で引き込まれる文章が特徴だ。世代を超えて読み継がれるゆえんだろう

◆推理小説は震災や戦争など多くの人の死の後に、より読まれる傾向があると作家の高橋源一郎さんがラジオで言っていた。1人の死の犯人を捜す、つまりその死が大事にされる。大量死への反発が頭をもたげるからだという。扱っている犯罪そのものが社会のひずみから出たものが多く、ミステリーは反権力性をはらむとされる。戦前、発禁処分を受けた乱歩は当局には目障りな存在だった

◆50年前の7月28日に乱歩は亡くなった。人間の欲望やタブーを美しく、妖しく表現した世界があらためて評価されている。【有明抄】

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【平和呆け】の日本に「魑魅魍魎」 が跋扈している。
誰も責任をとらない。江戸川乱歩が、いたら嘆くだろう! 
でも、摩訶不思議な出来事に、巨匠の筆致は冴え渡るだろう。

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    いでよ! 悪を裁く 名奉行 

     (遠山の金さん) 出番です!




まあたらしいしんぶん

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 少年は配達先の家で毎夕、読み終わった新聞に目を通していた。それが朝の仕事の励みになる。その家のあるじ亡き後も「よみにおいで」とおばあさんは誘う。今度は「まあたらしいしんぶん」で不思議に思った

▲訳を尋ねると、出雲なまりで「いつもおじいさんがさいしょによんどられたけん」と笑うだけ。実は少年が読むためだけに新聞を取ってくれていた。おばあさんもまた不帰の客となって後に少年は本当のことを知る―

▲絵本「おばあさんのしんぶん」の原作者は、6年前政界を退いた岩國哲人さんである。戦時中、大阪から出雲に疎開した哲人少年は一家で畑を耕し、実際に新聞を読むゆとりはなかった。それでも向学心に燃える彼を支える慈しみがこの地にあった

▲夕刊の91年の歴史に一区切り付け、中国新聞SELECTが創刊されて程なく3カ月になる。毎夕パサリと落ちる音が消えたのは申し訳ないが、毎朝の販売所の活気は変わらない。地域を見守る役目も肝に銘じながら

▲「よみにおいで」は物不足の遠い時代のことではある。だが、たった一部の新聞がこうして人と人をつないだことを忘れまい。「まあたらしいしんぶん」を今日もお届けする。【天風録】

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 新聞配達に関するエッセーコンテスト 入選作(2014年)大学生・社会人部門 最優秀賞

 『おばあさんの新聞』 岩國 哲人(78歳) 東京都渋谷区

 ▼一九四二年に父が亡くなり、大阪が大空襲を受けるという情報が飛び交う中で、母は私と妹を先に故郷の島根県出雲市の祖父母の元へ疎開させました。その後、母と二歳の弟はなんとか無事でしたが、家は空襲で全焼しました。

 ▼小学五年生の時から、朝は牛乳配達に加えて新聞配達もさせてもらいました。日本海の風が吹きつける海浜の村で、毎朝四十軒の家への配達はつらい仕事でしたが、戦争の後の日本では、みんながつらい思いをしました。

 ▼学校が終われば母と畑仕事。そして私の家では新聞を購読する余裕などありませんでしたから、自分が朝配達した家へ行って、縁側でおじいさんが読み終わった新聞を読ませていただきました。おじいさんが亡くなっても、その家への配達は続き、おばあさんがいつも優しくお茶まで出して、「てっちゃん、べんきょうして、えらい子になれよ」と、まだ読んでいない新聞を私に読ませてくれました。

 ▼そのおばあさんが、三年後に亡くなられ、中学三年の私も葬儀に伺いました。隣の席のおじさんが、「てつんど、おまえは知っとったか?おばあさんはお前が毎日来るのがうれしくて、読めないのに新聞をとっておられたんだよ」と。

 ▼もうお礼を言うこともできないおばあさんの新聞・・・。涙が止まりませんでした


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 感動しました・・・・ふと、恩師の言葉が脳裏に思い浮かぶ!
 『名もない 人達の中で心を打たれたと いわれる人生を 私は生きたい』

   不肖:〝珍念〟も 斯く生きたい!

「オッカムの剃刀(かみそり)」

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 作家の井上ひさしさんの名前は漢字で書くと「廈」。誰も正しく読んでくれないので改名しようとしたが、大学時代の恩師の教えを思い出して自制したという。それは「オッカムの剃刀(かみそり)」という話だった(「改名は三文の得」)。

 ▼オッカムは14世紀の英国の哲学者。彼は「正しい言葉には必ずそれに対応した存在がある」と言った。だから必要以上に言葉をつくり出したりせず、手持ちの言葉で説明できることはそれで間に合わせるべきだ、と。

 ▼なぜ剃刀なのか。オッカムは無用の言葉を「心に生えた無精ひげ」とみた。正しい思考をするためには時々無精ひげ、すなわち余計な言葉を剃(そ)るよう心掛けなければならない。

 ▼滋賀県の認知度アップのために県名を変える必要があるかどうか。県民に尋ねた世論調査で8割が「必要なし」と答えた。「近江県」「琵琶湖県」の新名称候補もあったが、県民は心の剃刀で余計な言葉を剃ったということか。

 ▼香川の「うどん県」、鳥取の「蟹取(かにとり)県」と改名ばやりだがあくまで愛称。実際に県名を変えるには住民投票など手間も経費もかかる。何より廃藩置県の当時、大津があった滋賀郡に由来する県名への深い愛着があろう。

 ▼地方創生にも自治体の切磋琢磨(せっさたくま)は必要だ。ただし奇をてらうのではなく、「住んでよかった」「住んでみたい」と思わせる地道な取り組みが大切。それなしでは改名しても「三文の得」にもなりはしない。 【小社会】

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  このコラム 『起承転結』素晴らしい!
  減らず口の珍念、口を閉じます・・・・
  

これが経済的徴兵制? 

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  『ルポ貧困大国アメリカ』      防衛医科大学校

 ジャーナリストの堤未果さんによると、兵士不足に悩む米国では、軍が独自に高校生のリストを作り、直接携帯に電話をかけて勧誘する。貧しい若者は、大学の学費免除や兵士用の医療保険などの勧誘条件に引きつけられる。

 ▼米国市民でない場合は、市民権の取得も大きな魅力だ。堤さんは、若者が生活のために入隊を選ばざるを得ない状況を「経済的徴兵制」と呼んでいる(『ルポ貧困大国アメリカ』岩波新書)。

 ▼安全保障関連法案に反対の論陣を張る新聞や識者が、最近同じ言葉をよく使う。日本も米国と同じ道を歩む恐れがある、と危機感をあおっているわけだ。なかには、安倍政権は戦争をするために意図的に貧困層を作り出している、といった暴論まで横行している。

 ▼先週23日付の毎日新聞夕刊の記事もそのひとつだった。防衛医科大学校といえば、防衛大学校と同じく、学費は無料で給料も出る。ただし卒業後9年間は、医師として自衛隊に勤務する義務を負っている。「医師、看護師になりたいけど…お金はない!(中略)こんな人を捜しています
 
  ▼そんな学校の特徴を前面に打ち出した募集案内のキャッチコピーに、ネット上で批判の声が上がっているそうだ。「経済的徴兵制そのもの」というのだ。一体何が問題なのだろう。学費無料は確かに大きな魅力である。もっとも、それだけが動機とすれば、高い競争倍率を勝ち抜き、入学後の厳しい訓練に耐えられるはずもない。

 ▼国際宇宙ステーションに滞在中の油井亀美也(ゆい・きみや)さんは、防大出身の元航空自衛隊パイロット、油井さんと宇宙飛行士同期生の金井宣茂(のりしげ)さんは、防衛医大出身の元海上自衛隊潜水医官である。2人もまた、経済的徴兵制の犠牲者だといいたいのか。【産経抄】

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  このコラム【的を射る】お見事!




『ルポ貧困大国アメリカ』 内容(「BOOK」データベースより)

 貧困層は最貧困層へ、中流の人々も尋常ならざるペースで貧困層へと転落していく。急激に進む社会の二極化の足元で何が起きているのか。追いやられる人々の肉声を通して、その現状を報告する。弱者を食いものにし一部の富者が潤ってゆくという世界構造の中で、それでもあきらめず、この流れに抵抗しようとする人々の「新しい戦略」とは何か。

最も参考になったカスタマーレビュー

今日本で進行しつつある民営化と進む格差などの現象が重ね合わされてしまう 投稿者  西山達弘 

 ◆本書で紹介されているのは、貧困化が進むアメリカで起こっている事実と、それを利用しようとする企業と政府の現実である。本書によれば、学校給食に食い込むフードビジネスが、マクドナルドやピザハットなどのファストフードであるため、貧困層の多い公立学校では約半分の子供が肥満児になっている。

 ◆また、ハリケーンカトリーナの被害を受けたニューオーリンズ地区の住民に対して政府が出した救済策は、とうてい無理に決まっている貧困層に対する政府の土地の払い下げである。このため、富裕層が土地を買って、貯水池や高級コンドミニアムになってきているという。さらに、高額な医療費のために無保険者が5000万人近くに増大し、一方で病院にも市場原理主義が進んでコスト削減が進み、医療過誤も急増しているという。

 ◆このような現実をいくつも示した上で、著者がもっとも力を入れているのがイラク戦争に関する部分である。大学に通えない貧困層に奨学金が出るといって食い込む米軍のリクルーター。戦争ビジネスとしてチェイニー副大統領がCEOをしていたハリバートン社に見られるような派遣会社が世界中に網を巡らして、貧困国からイラクに労働者を送り込んでいるという現実。

 ◆富裕層と貧困層という二極化が進行している中で、これを民営化を進める政府が戦争に活用しているという、市場原理主義が行き着くところまで行ってしまったアメリカ。ここに、今日本で進行しつつある民営化と進む格差などの現象が重ね合わされてしまう。

 ◆エピローグで「消費をやめましょう」とクリスマスシーズンにマンハッタンの玩具店の前で叫ぶ教会の牧師を紹介している。このメッセージが、これからの世界経済への一つの回答を示しているように思えてならない。

医療崩壊!アメリカの悲劇を他山の石に。 投稿者  昭和弐拾八號 

 ◆全般については他のレビュアーのかたが大勢書いているので、私は第3章「一度の病気で貧困層に転落する人々」についてのみ感想を書く。ある本に書かれているエピソードを検証なしに信じ込むのは幼稚だが、私は複数の他著で確認している。(また、ヒラリー・クリントンが、健保を大きな政治的テーマにしていることも、良く知られている)

 ◆我が国はまだ国民皆保険制度と高額医療費制度が機能しているので、本書に書かれているように、多少の病気でいきなり中流から貧困へ転落ということはないが、1年前、私が狭心症で半月余り公的病院に入院したとき窓口で60万円請求されてびっくりした。 日々の薬代も2ヶ月で約1万円と馬鹿にならない。 これで健保や高額医療費制度がもっと骨抜きになったら、私もロワーミドルから貧困層に転落するかも知れない。

 ◆また既に社会問題になりかけているが、産科・小児科など診療科によって医師・病院不足が深刻である。それも田舎ほど酷い。医師と雖もタダの人であり職業選択は自由である。いつまでも、過労と相対的低収入と医療過誤の訴訟リスクに堪えろというほうが無理だ。

 ◆斯く言う私は、損害保険会社で医療費をチェックする職務に就いており、長年に亙り開業医と対立する場面が多かったが、近年は寧ろ医療機関に同情的である。我田引水のようで恐縮だが、医療でも損害保険でも安心できて質の高いサービスを受けようと思えば相応の対価を払い、むやみに重箱の隅をつつかないのが日本精神というものではなかろうか。

 ◆このままアメリカ発のコンプライアンス&成果原理主義が蔓延すると日本の医療も民族資本の保険会社も破綻し、気がついたときにはアメリカの保険会社に蹂躙されてしまう危険を、現場の末端にいて感じている。我々国民が深刻な問題意識を持ち、早急に政治家と官僚の意識を変えなければ、いずれ行き着く先は本書で暴かれた今のアメリカと同様になるだろう。

天然呆けの(珍念) 今日も、灰色の脳細胞は冴えません!

『空樽は音が高い』 ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

無責任の極み

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▼ひどい話があったものだ。大阪府吹田市で臨時職員として働く知的障害者の男性が、父親の病気が重篤になったことを理由に、市から成年後見制度に基づき保佐人をつけることを勧められて従ったら、被保佐人は公務員になれないという地方公務員法の規定で失職させられてしまった

▼被保佐人より症状が軽いとされ、欠格事項にも触れない被補助人となって復職したが、市は九年間継続してきた臨時職員の契約を、期限切れとともに更新しようとしなかった。この問題は、だまし討ちという以上の問題を含んでいる

▼明治以来の禁治産・準禁治産制度は本人の基本的人権、自己決定権を無視して差別的だとして成年後見制度に改められたが、地方公務員法はその精神に配慮することなく、欠格事項の「禁治産者、準禁治産者」を「被後見人、被保佐人」に書き換えて維持していた

▼全国最低水準の障害者雇用率向上のため、三重労働局と県が連携して民間に呼び掛けたのは周知の通り。知的障害者の雇用効果が著しいが、県や労働局自身は、財産保護のため後見人、保佐人をつけた途端、解雇していたことになる

▼また、障害者権利条約は社会的障壁を取り除く配慮を締結国に求め、国は合理的配慮として障害者基本法、障害者差別解消法で行政機関に義務付けた。成年後見制度は悪質な勧誘などから本人を守り、ノーマライゼーション(障害のある人もない人も、ともに通常の生活ができる社会)の実現だと各自治体は説明する

▼まさに合理的配慮だが、その一方で自分の職場からは閉め出す。無責任の極みといえようか。【大観小観】

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   怒髪天を衝く!

無用の用

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 「芸術作品は常に意味を持っているか」。
 こんな試験問題が出たら、どう答えたらいいでしょう。




 ▼フランスで毎年六月にある大学入学資格試験(バカロレア)は理系にも文系にも哲学があります。受験生は四時間かけて試験に取り組みます。冒頭は、今年の問題の一つです。昨年は「私たちは幸福であるために生きているのか」という問題も出ました。

 ▼調べてくれたパリ支局の同僚によると、答案は授業で習った哲学理論を織り交ぜ、文献を引用して論述することが求められます。暗記も必要ですが、考える力も問われます。「すごい試験ですね。でも、味わいのある問題です」という同僚の言葉にうなずきます。

 ▼哲学も文学もすぐ何かの役に立つものではないかもしれません。が、そのような「知」を大事にする伝統もあって、世界の多くの人を引きつける文化国家フランスができあがったのかと思います。

 ▼翻って、昨今の日本はどうでしょう。文部科学省は先月、国立大学の人文社会系、教員養成系の学部・大学院の廃止や、社会的要請の高い分野への転換を求める通知を出しました。要は、「すぐに役立つ学問の勧め」でしょうか。

 ▼経済成長や技術革新は大事ですし、効率もある程度は必要だと思います。けれど、学ぶ価値や成果が見えにくいと言って、文学や哲学、歴史などの教養を軽んじては日本の「知」や文化はやせ細ってしまいます。

 ▼最近は「グローバル(国際的)人材の育成」という掛け声も聞きます。しかし、自分や相手の国の歴史、文化への理解や知識に欠けるようでは、外国語ができても国際人とは言えないでしょう。

 ▼「無用の用」を思わせる冒頭の試験問題を読みながら、日本の大学教育のこの先を案じます。<編集局デスク>

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  珍念のコメントも 『無用の用』 かなぁ!





「人間の幸福のために役立たない学問、人生に価値を生まない死せる知識を、いくら誇っても、それは幻影のようなものである。まして知識が増えた結果、人間を軽蔑しするにいたったとしたら、本末転倒といわざるをえない」・と、恩師は綴った。   これ以上は『蛇足』・・・モジモジ(。_。*)))

「諸国民の公正と信義に信頼」 ( ◔ิω◔ิ)

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 歴史を歪曲し、日本人をミスリードする言論がなぜ続出するのか? いかなる目的で、事実とは異なる解釈が幅を利かせるのか? 本書では、ここ数年の著者の目に映った問題言論を丹念に分析しながら、そこに隠された動機とは何なのかを鋭く探り当てる。歴史家の冴えたまなざしから、日本現代史の汚染度がよくわかる、現代史ファン必読の評論集。

 ▼慰安婦問題の扱われ方で納得できない点は数多い。中でも、古今東西世界中で「兵士と性」の問題は存在したのに、日本だけに非難の矛先が向けられている現状は不条理である。米サンフランシスコ市議会で審議される慰安婦の碑・像の設置決議案もまさにそうだ。

 ▼「日本軍に拉致され、性的奴隷の扱いを受けることを強制された」。決議案にはこう書かれている。基本的な事実認識が間違っている上に、橋下徹大阪市長が23日の記者会見で指摘したように「旧日本軍だけを取り上げるのはアンフェア」だろう。

 ▼この問題を女性の人権の問題としてとらえて糾弾するのであれば、まず過激組織「イスラム国」などで行われている性的虐待など、現在進行形の喫緊の課題を優先すべきである。そうしないで過去の日本だけを問題視するのは、背景に政治的意図があるとしか思えない。

 ▼そもそも慰安婦は性奴隷だといえるのか。そこを一つの争点とした裁判を今月13日、東京地裁で傍聴した。証人尋問に立った現代史家の秦郁彦さんはこう明快に主張していた。「彼女たちを性奴隷と形容するのは人格的侮蔑」「実態に合わない誇張をし、歪曲(わいきょく)して性奴隷という表現を使うのは捏造(ねつぞう)というほかない」。

 ▼米陸軍自身が1944(昭和19)年にビルマ(現ミャンマー)で捕らえた朝鮮人慰安婦20人の聴取記録が実態を物語っている。それによると慰安婦たちは高収入で将兵とピクニック、演芸会などを楽しみ、買い物に出かけ、蓄音機も持っていた。

 ▼わが国の憲法前文には「諸国民の公正と信義に信頼」と明記されている。ならば憲法精神の実現を目指す護憲派こそ、米国や韓国にもっと「公正」に慰安婦問題を扱うよう率先して働きかけるべきだろう。【産経抄】

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 このコラム『的を射る』 【恐れ入谷の鬼子母神】




エヌ氏の窮状

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 一人、山の湖にやって来たエヌ氏。ボート遊びで誤って水に落ちる。何とか岸まで泳ぎ着いたものの服はびしょぬれ。カード類の入った財布もなくなっていた

▼着替えを買うにも銀行で金を借りるにも「カード番号をどうぞ」。名乗っても「お名前をうかがってもしようがございません。すべては番号で処理されるので」

▼短編の名手、星新一さんは今の世を予言していたのだろうか。30年以上前の小説「番号をどうぞ」は、氏名よりもクレジットカードや保険証、通帳の番号が優先する社会を描く。政府は10月、年金や税などの番号を一つにまとめた「マイナンバー」を国民一人一人に割り振る予定だ

▼便利さや事務の簡素化など利点ばかりが強調されるが、そうだろうか。税も社会保障も生活保護の受給状況も全てをまとめたマイナンバーは個人を裸にするような情報の塊だ

▼日本年金機構による個人情報の流出があったばかり。教育関連企業では販売目的で内部の担当者が個人情報を流出させた。絶対漏れないとは誰も言えない
▼窮状のあまり駆け込んだ警察にも断られたエヌ氏は「番号がないと人間じゃないっていうのか」と叫ぶ。小説にはないが、番号を知った者がエヌ氏に成り済ますという、もっと薄気味悪い展開も予想される。そんなことは小説の中の話、と言い切れない。<金口木舌>

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Sabu


  珍念のコメントは・・・チト・サミシイ!

驚きのクレイアニメ

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   「そんなばかな」と、思わず何度も口にしてしまった。
  羊が車を運転したり、変装してレストランに入ったり。
   普段、人が見ている前では動物に戻る「変身」ぶりも
   笑いを誘う。今月公開された英国映画「ひつじのショーン」






◆もっと驚くのはクレイアニメという手法。登場するキャラクターはすべて粘土製で、手足や顔の表情を微妙に動かしながら、1こまずつ撮影する。1秒のシーンに25パターンの動きを作るので、1日かかって5~6秒分。それで1時間半近くの長編だから、考えただけで気が遠くなる

◆せりふがないのも特徴。動物の鳴き声以外は効果音とBGMだけ。キャラクターたちの細かい動きがそれを補い、まったく気にならない

◆世界に誇る日本アニメも、一昔前は人海戦術で作られていた。登場人物を描いた透明シートを背景画に重ねて1こまずつ撮る「セル画」方式

◆30分番組だと数千枚のセル画が必要とあって、徐々にコンピューターによるデジタル制作に移行。2013年9月29日の「サザエさん」が、セル画を使った最後のテレビ放送になった

◆NHK放送文化研究所のアンケートによると、今年、1日のテレビ視聴時間が30年前の調査開始以来、初めて短くなった。インターネットの普及でテレビ離れの傾向がうかがえる。アニメも今はコンピューターグラフィックスが全盛。だからこそ膨大な手間をかけたクレイアニメのアナログさが新鮮に映る。【地軸】


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Yorosiku
        きょうも、灰色の脳細胞は冴えません!
        転がる石(ローリング・ストーン)には苔が生えない」。
        (言い得て妙)なのだ。流れる水は澱まない。

         「コピペ」・「コピペ」と仄かに声が聞こえる(;ω;)

がん相談ダイヤル

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 がんという病気はやっかいだ。患えば、さまざまなことが頭をよぎる。治療のこと、仕事のこと、家族のこと…。人生観や職業観、何を大切に生きてきたかが複雑に絡む

◆がん患者や家族の悩みを聞き、アドバイスをする県総合保健協会の「がんの悩み相談ダイヤル」が発足したのは8年前。総合病院で臨床経験のある看護師が対応し、今も多くの電話がかかってくる

◆最も多い相談は治療の選択をどうしたらいいか。医師は手術、抗がん剤、放射線など治療法が選べると言うが、選択は患者や家族に委ねられる。「何も分からない素人に選べと言われても…」と悩みは切実だ。がんの宣告を受け、頭が真っ白になった患者、家族に治療法の長所、欠点を伝え、考え方を整理してもらう

◆本人から「自分の気持ちを聞いてほしい」との電話もあれば、やり場のない怒りを吐露されることもある。「家族にあたってしまう自分が情けない」ともらす人も。家族は、転移や再発など悪い知らせの伝え方、接し方を尋ねてくる

◆一番いいのは本音で話せる人を身近につくることだが、電話をかけることで心が休まることもある。人はだれかに話すことで立ち直っていくことが多い。大切なことは一人で悩まないことだ。同協会の相談ダイヤル(月・水・金のみ)=0120-246-388。【有明抄】

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「なぜ、きちんとした健康診断を受けなかったのだろう」
 

 多くの人が死を前にして最も後悔することは何か。答えは「なぜ、きちんとした健康診断を受けなかったのだろう」だそうだ。以前、書店で見掛けた本にあった。統計に基づく記述ではなかったが「なるほどな」と感じた。

 日本人間ドック学会などは昨年「健康な人の検査値範囲」を発表した。血圧などの基準は、専門学会の指針などを基にした従来の「正常値」より大幅に緩やかだった。数値に一喜一憂する身にとっては「朗報」にも思えたが、そう単純ではないらしい。

 先日の健診で相談した医師は「あれはたばこを吸わず、飲酒も適量で持病のない超健康人のデータ。健康そうに見えても、幾つか問題があることの多い一般人に適用するのは難しいのでは」と解説してくれた。基準は人により違うということだろう。自己流の判断は何より危ない。健康づくりに近道なし。専門家の助言を受けつつ、地道に節制するのが一番か。【デスク日記】 

変人の<珍念>癌を患い『九死に一生を得る』。小欄の{小説・珍念の誓い}に、体験を述べています。

これ以上は『蛇足』!

【私の時間 シネマ】

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  想像超えた〝人の壊れ方〟
 
  兵士が極限状態で見たものは…
  「野火」塚本晋也監督




   

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     映画「野火」の1シーン=(C)SHINYA 
     TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER





「加害者になる恐怖」表現したかった

 笑顔がやさしく、穏やかな空気を身にまとう人。だが、送り出す作品は強く熱い。最新作は20数年、温め続けた企画。「今しかない、今ぶち当てなければ、という思いで作りました」

 ▼昨年のベネチア国際映画祭のコンペ部門選出作「野火」が8月1日、大阪市北区のシネ・リーブル梅田ほかで封切られる。大岡昇平氏の同名小説を映画化。第二次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島を舞台に、行くあてのない兵士が空腹と孤独、照りつける太陽と闘う極限状態で見たものを描く。リーリ・フランキーらが出演。自身で監督と主演、制作、脚本、撮影、編集を担当した。

 「自分が戦争を描くなら、人を殺す立場になる、加害者になる恐怖を表現したかった。それこそ戦争の怖さと思っていた」

「動いているものが食べ物に見える」環境が嫌で手榴弾で自爆した兵士

 ▼高校時代に読んだ原作に衝撃を受けた。「フィリピンの大自然の美しさの中で人間が愚かなことをしている。その対比が強く印象に残った」。市川崑監督作が映画化した「野火」(昭和34年公開)も見て、8ミリで自作していた映画少年は映画化を夢見た。

 ▼プロの俳優兼監督となった20代後半から構想。10年前からレイテ島で戦争を体験した人々の話を聞き始める。中には取材当日に突然、来なかった人もおり、“傷”の深さを感じた。

 ▼遺骨収集に同行したのを機に深い話が聞けた。「写真を見せていただいたが、手足が骨と皮。想像できる痩せ方ではない」。動いているものが食べ物に見える環境が嫌で手榴弾(しゅりゅうだん)で自爆したという人の写真も見て、想像を超えた“人の壊れ方”にがくぜんとしたという。

  「前向きに生きようとすると本能の固まりになる。やがて常人ではない領域に入ることも。生々しく感じたことを自分の体に染みこませ、映画で表現した」

“いいトラウマ”なれば

 ▼資金が集まらずに頓挫しかかっていた3年前、一念発起。「形にできない作り手の危機感と、戦争へ向かう世になっていないかという危機感で。一人でできることから始めようと」。脚本を書き、そこから「パズルをはめるように効率よく撮れる方法を考えた」。小道具や美術も創意工夫を重ねた。フィリピンでの撮影は現地2人を含めた6人で。国内は沖縄や埼玉などでボランティアスタッフと行った。

 ▼リアルな描写は海外で賛否があった。「やり過ぎとも言われたが、避けては戦争の恐ろしさは描けない。原作に寄り添いました」。実際の体験談は映画をはるかにしのぐそう。「恐らく核心は聞けていないでしょうし。まだまだ、と思いながら撮っていました」

 ▼戦後70年の今年に上映するのは偶然だが必然とも。映像を含め、主人公の目線で描かれる作。「彼と一緒に戦場を体験してほしい。笑顔で見終わる映画じゃないが、2日ぐらい重い気持ちになった後(笑)、周囲と話す題材にしてほしい。“いいトラウマ”になれば」

 ▼昭和35年生まれ。宿題で一度、幼い頃に戦争を経験した両親に話を聞いた。疎開した母はシラミの苦労を、父は福井で空襲から逃げるときカバンの中の空の弁当箱がカタカタ鳴ったことを細かく描写した。今も鮮明に覚えている。

 ▼父は3年前に他界。その遺産を今作に投じた。先日、中学生になった息子がこの映画で、父の監督作を初めて見た。「まだ感想を聞いていないけど。いい顔になったんですよ」。平和の思いはつながっていく。(橋本奈実)

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    感動しました。
   
 映画「野火」 『百聞は一見に如かず』

鼻は大きく、目は小さく

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  中国、戦国時代の思想書「韓非子」のなかで桓赫という人物が語っている。
  「彫刻をするときは、鼻はできるだけ大きく、目はなるべく小さくとってから
  始めた方がいい」。




▼大きな鼻は削り直して小さくできるが、小さい鼻を大きくすることはできない。また、小さい目は大きくできるけれど、大きな目を小さくすることはできないからだという。大きな計画を立てるときの鉄則にも通じる(守屋洋著「中国古典一日一話」三笠書房)。

▼来る東京五輪のメーンスタジアムとなる新国立競技場の建設計画が白紙に戻る。コストが当初予定より大幅に膨らみ、「国民から批判があった」(安倍首相)ことが理由だ。仕切り直してコストの上限を含む新たな整備計画を策定する。

▼はなから政府として上限額を提示するのは、現行計画でキールアーチと呼ばれる巨大な弓状デザインが先行して選ばれたことが総工費を押し上げたためだ。わき上がる国民からの批判疑問の声に加え、元五輪選手の涙の訴えがあって、やっとの方向転換となった。

▼恐れをなしたのは千億円単位で膨れ上がる工費か、それとも内閣支持率の低下か。開閉式屋根は後から取り付けることにするなど計画は少しずつ変更されてきたがついに、少々の手直しでは追いつかないと悟ったことだけは間違いない。

▼アーチは大きすぎる鼻として削り、為末大さんなど陸上関係者から要望の強い恒久的サブトラックをもう一つの目玉と心得て、描き加えたい。新たな国際コンペで選ばれる案が現行案より優れたものになればごたごた劇も無駄にはならない。【くろしお】

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 『過ちては改むるに憚ることなかれ』
の諺が脳裏に浮かぶ! 

吉川英二の「新水滸伝」の中に「宋江」率いる、梁山泊の勇士が悪代官の「祝家荘」を攻めていた時。「祝家荘」の周りは八幡の藪知らず・・の竹林でした。行けども、行けども 敵の本陣に辿り着かず・・迷路にさ迷い、敵の待ち伏せや奇襲攻撃で全滅の危機に陥った時 しまつた・・我過てリ・・(過ちを悔いるのに憚る事なかれ) の通り全軍総退却したそうです。
 

 

「中国古典一日一話」商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)

 中国古典の内容はきわめて実践的であり、現代でも参考になることが少なくない。その説くところに耳を傾けるなら、少なくともつまらない悩みや失敗を免れることができるだろうし、さらに一歩踏みこんで、現代を生きるうえでの知恵や勇気のようなものを学び取ることもできるであろう。本書では、中国古典のなかから主なものを十二冊選び、そのなかから人間学の真髄に迫った言葉を取り出してわかりやすい解説をつけてみた。

最も参考になったカスタマーレビュー

中国古典ダイジェスト 投稿者  弾丸ロケット 

 老子,荘子,孫子,韓非子,論語,孟子,荀子,菜根譚,しん吟語,戦国策,史記,三国志の12冊について,1冊あたり15個の短文を選び出し,解説を加えています.一話に1ページを費やし,文章は読みやすいです.どれも有名な文を取り出していて,いっぺんに12冊の古典を読んだ気になれます。

 ちなみに,PHPの中国古典「一日一言」の方は,しっかりと1年間分の365個載っています.本書 180個で,533円 PHP 365個で,638円どちらにも掲載されている文がいくつかあります.PHPに掲載されていなくて,本書に掲載されている文もあります.やはり両方そろえるのがよいでしょう.

一皮むけたいと思う人に 投稿者  風の大地   

 中国五千年歴史−中国の古典は 迷った時、勝負に対して自分の行動の裏付けに根底の心構えの参考になる。昔も今も基本的な考え行動は、同じであるなぜなら 原理原則だから。現在にも通用する含蓄ある言葉は、それを実行して価値がある。価値ある自分を求めるには、価値ある人の価値ある考えを学ぶことが近道。

 中国古典の三本の柱・応対辞令・経世済民・修己治人もう一度 道に迷った人は 騙されたと思って読んでみましょう!一皮むけたいと思う人は 志半ばという人は 必ず読みましょう!

《矛盾》を受け入れる。投稿者  吉田常継   

 中国古典を学ぶ最大の秘訣は、《矛盾を、そのまま受け入れる》ことにあると思う。例えば、兵法書と老荘思想と儒教は、明らかに矛盾している。でも、それをそのまま受け入れることが、大切である。例えば、《善は急げ》と《急がば回れ》は、明らかに矛盾しているが、両方とも真実であり、その時の状況に合わせて自己判断すべき問題だと思う。

 中国古典もそれと同じで、矛盾する教えを、状況に合わせていかに使いこなすが、大切である。そういう意味で、本書はバランスの取れた、最良の中国古典入門だと思います。

これ以上は『蛇足』 ( ^ω^)おっおっおっ

「男おひとりさま道」

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    社会学者の上野千鶴子さんは著書「男おひとりさま道」の中で、中高年男性
  が、1人で生きる道として「男おひとりさま道10カ条」を示す。
  その第10条は「まさかのときのセーフティネットを用意する」で体調が
  悪いとき、気軽に連絡できる複数の相手の確保を強調する




▼県の推計では、団塊の世代が75歳以上になる10年後、1人暮らしの高齢者世帯は現在より約2万世帯増えて、高齢者がいる世帯全体の3割を占めるという。安心して暮らすための「おひとりさま道」も必要だろう

▼郡山市は今月、1人暮らしや認知症高齢者を見守る「認知症高齢者SOS見守りネットワーク推進会議」を開いた。行政と企業、団体が連携し、素早く高齢者の異変に気付き、徘徊(はいかい)で行方不明になった人の発見に努めるための体制を整える

▼コンビニや郵便局、タクシー、町内会など高齢者に身近な企業や団体がネットワークに参加の意向を示している。高齢者が安心して暮らすことができる地域づくりへの貢献を期待したい

▼上野さんは「1日1回か、数日に1度は連絡したり顔を合わせたりする関係をつくっておこう」とも呼び掛ける。身近な人たちのネットワークがあればお年寄りも心強いに違いない。 【編集日記】

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「男おひとりさま道10カ条」 内容紹介

 70万部を超えたベストセラー「おひとりさまの老後」の第二弾。女のおひとりさまと男のおひとりさまとでは、生きていくための暮らしの知恵がちょっと違う。本書では、多くの男性“おひとりさま”を取材し、楽しく幸せに男ひとりで老後を生きていくすべを、豊富な事例をまじえて指南。

人生の下り坂を降りるスキル、よい介護を受けるためのハウツー、ひとり暮らしの仕方や、人間関係のコツ、そして、幸福な在宅ひとり死まで・・。かゆいところに手が届くような作りで、男ひとりの老後暮らしに、必携の一冊。

 解説は、奥様に先立たれて以来「男おひとりさま」生活を続ける田原総一朗氏。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

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高齢者の人口 - 総務省統計局・・・ 高齢者人口は3186万人で過去最多

 総人口に占める割合は25.0%で過去最高となり、4人に1人が高齢者

 ◇65歳以上の高齢者(以下「高齢者」といいます。)人口は3186万人(平成25年9月15日現在推計)で、総人口に占める割合は25.0%となり、人口、割合共に過去最高となりました。前年(3074万人、24.1%)と比べると、112万人、0.9ポイント増と大きく増加しており、これはいわゆる「団塊の世代」(昭和22年~24年の第一次ベビーブーム期に出生した世代)のうち、昭和23年生まれが、新たに65歳に達したことによるものと考えられます。

最も参考になったカスタマーレビュー

  興味深い 投稿者  M.H. 

○おひとり様になった場合にいかに生きるか、とても勉強になった。個人的には、ひとりになることに怖さを感じている。この手の本をとる方は、なにかに依存する傾向があるのかも。

○寝たきりの方や老人と接する機会が多いので、共感する部分が多かった。
「手厳しい」とのレビューも見られますが、私には笑いのつぼだった。
実践すべき内容が具体的に書かれているし、著者以外の知見についても述べられており、買ってよかった。

    社会学者の視点がよい 投稿者  kya12  2

○売れに売れた『おひとりさま』の軽い二番煎じ本か、と思いながら、なんとなく手に取ってみたが、意外や、面白く読めた。「男おひとりさまについて書くのはイヤだって言ったでしょ。話がなかなか明るくならないからだ」(p.33)と言いながら、豊富な事例の紹介+その分析という流れで、男がいかに豊かに人生の終末期を過ごせるかを、徹底的に論じている。

○どこにいってもパワーゲームから降りられず、「弱さの情報公開」ができない男ってバカよね?と言う書き方に反発する中高年は多いかもしれないが、それについて展望を示そうとする著者の視線はどこまでも暖かく、読後感もよい。パワーゲームには最初から関心を示さず、まったりと生きる団塊ジュニア以降の男にとっても、学ぶところの多い本だ。



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かく言う<珍念>も高齢者ですが、体力・気力が、20代の頃のように蘇りました。ピンピン・ころりで、100歳を目指し、邁進したい!

コラム

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 コラムニスト(columnist)は、「コラム」と呼ばれる短い評論エッセイを新聞や雑誌に執筆する職業。ジャーナリスト評論家など、他の職業を兼ねている場合が多い。

 日々、コラムを書くのは大変ですねとよくいわれるが、さほどでもない。秘密がある。小欄の部屋は地下の秘密基地につながっている。ここには膨大な量の「単語連想式メモ」が蓄えられている



▼ネコに関する悲しい内容のコラムを書かなければならないとする。筆者はロボット執事「筆洗4号」を呼び、「ネコ」「悲しい」と告げる。執事はまたたく間に、古今東西の「悲しい」「ネコ」に関するメモ、文献を探してくれる

▼さて問題が発生した。先日のことである。安保関連法案が衆院特別委員会で強行採決された。この日の題材はこれしかない

▼いつものように執事を呼び、「集団的自衛権」「強行採決」「混乱」と告げ、ほんの遊び心で政府与党の常とう句である「国民の安全」と「丁寧な審議」と付け加えた。今、考えるとこれが間違いだった

▼いつもより時間がかかった上、持ってきたのは数枚のメモ。一枚目は「阿呆(あほう)はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている」。芥川龍之介の「河童(かっぱ)」だが、ひねりが足らぬし、どうも不穏当だ。別のを。「人間というのは権力という酒で狂ってしまったチンパンジーなのだ」(米作家カート・ヴォネガット)。使えないと叱ると執事は煙を噴いて倒れた

▼哀れな4号は矛盾だらけのキーワードに耐えられなかった。やむを得ない自分で書くか-。と書いたところで目が覚めた。【筆洗】

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   このコラム『起床転結』素晴らしい! 
   有能な者は行動するが、無能な者は講釈ばかりー(バーナード・シヨー)
   動けば必ず前進が。

           これ以上のコメントは【言わぬが花】・・・・

普通の人が成し遂げた偉大な物語

    

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  見ず知らずでも、子どもたちの窮状を知れば多くの人は心を痛める。
  だが、そこから助けるための行動を起こせる人はどれほどいるだろう。
  今月、106歳で亡くなった英国人ニコラス・ウィントン氏の生涯に教えられる





▼ロンドンの証券取引所の職員だった。1938年末、友人と旧チェコスロバキアを旅した29歳の時、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の実情を知った

▼子どもたちを脱出させるため、英国で寄付集めや里親探しに奔走した。翌39年に8本の特別列車を仕立て、計669人を英国へ逃がした。9本目の列車も用意していたが、第2次大戦の勃発で出発できず、乗っていた約250人はナチスの強制収容所に連行されたとみられている

▼戦後、彼は自らの行為を家族にも話さなかった。救えなかった子どもたちへの罪悪感があったという。妻が屋根裏部屋で当時の書類などを見つけ、半世紀後、世間に知られることになる

▼多数のユダヤ人を救ったドイツ人実業家シンドラー氏にちなみ、「英国のシンドラー」と呼ばれたウィントン氏。英雄視されることは好まず、生前は「自分は普通の人」「そこまで危険を冒したわけではない」と控えめに語っていた

▼助けられた子どもたちは大人になり、晩年のウィントン氏と再会を果たしている。普通の人が成し遂げた偉大な物語である。  【滴一滴】

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  珍念のコメントは『蛇足』・・・・

竹光では守れない 

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  海坂藩の下級武士の清兵衛は、上意討ちの討っ手として、一刀流の使い手、
  善右衛門の屋敷に乗り込んだ。しかし、相手に戦う意思はない。
  そのうちなぜか、お互いの亡妻の思い出話になる。


 ▼心を許した清兵衛がつい、葬式代に困って刀を売り、竹光(たけみつ)であることを明かした。次の瞬間、善右衛門が豹変(ひょうへん)し、刀を抜いて清兵衛に襲いかかる。山田洋次監督『たそがれ清兵衛』の映画史に残る、決闘シーンである。

 ▼衆院平和安全法制特別委員会は昨日、安全保障関連法案の採決を行い、与党の賛成多数で可決した。一部の夕刊には、抗議の意味を込めて、「採決強行」の見出しが躍っていた。今日の朝刊にも、「戦争への道が開かれた」などと、読者の恐怖心をあおる記事が載っているだろう。

 ▼小欄は、法案可決を断固支持する。日本にとって、最大の軍事的脅威である中国に、鞘から刀を抜かせてはならない。つまり、抑止力を強化するためには、集団的自衛権の行使を可能にする法律が絶対に必要だからだ。

 ▼確かに国民の間で、法案への理解が進んでいるとはとてもいえない。安倍晋三首相も認めている。ただそれは、「徴兵制」や「憲法論」など、野党が意図的に論点を横道にそらせて、議論を紛糾させてきたからだ。

 ▼政府与党側も、中国を刺激するのを恐れて、脅威の実態を国民に伝えてこなかったきらいがある。中国が東シナ海の日中中間線付近で、軍事転用が可能なガス田の海洋プラットホームを拡大している事実も、なぜか伏せられてきた。

 ▼左寄りの人が多い、テレビのコメンテーターの発言や世論調査の結果から、改めて思い知る。憲法9条という名の竹光が日本を守ってきたと、本気で信じている人が、まだ相当数いるらしい。【産経抄】

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 このコラム『頂門の一針』痺れる!
 これ以上は『蛇足』・・・・

籍を入れる (^O^)

Photo   秋刀魚の味(1962年)作品
 小津安二郎監督の映画に「秋刀魚(さんま)の味」がある
娘の結婚式の後、礼服姿で行きつけのバーに立ち寄った
父親がマダムに尋ねられる。「今日はどちらのお帰り? 
お葬式ですか」「ま、そんなもんだよ」と切り返す




▼結婚を境に親の戸籍を離れ、夫の姓を名乗る。寂しさの入り交じった父親の複雑な心境が手に取るように分かる。最近は法に基づかない事実婚が増えている。映画が作られた1960年代初頭は、今以上に籍の重みがあったろう

▼戸籍制度は奈良時代に中国から入ってきた。もともと戸は石塀に囲まれた居住空間を表す。家族であろうとなかろうと、一つの戸の仲間として籍に入った。親子や夫婦など家族関係を示す戸籍は日本独特のものらしい(佐藤文明著「戸籍って何だ」)

▼その戸籍を持たない小中学生らが142人いるとの報道に驚いた。教育を受けていないケースもあり、大人も含めれば無戸籍者は1万人以上と推計されている

▼夫の暴力から離婚した妻が子を産むと、前夫に居場所が知られかねない。それを防ぐために母親が出生届を出さない場合もあるという。困窮する子が少なくないと聞けば黙っていられない

▼戸籍は不思議だ。戸籍の筆頭者は亡くなってもそのまま。通常の契約は住民票で足り、日常的には必要性をあまり感じない。時代に合っているだろうか。多様化した家族の姿を映しているとは思いにくい【卓上四季】

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 「戸籍って何だ」
内容(「BOOK」データベースより)

戸籍研究家として知られる著者が、戸籍の生い立ち、歴史から現在の問題点(住民票との関係、性転換と戸籍など)や住民基本台帳ネットワークや国民総背番号制の行方をやさしくQ&Aで解説する。最新の関係法の改正を踏まえ増補改訂した戸籍の決定版。




最も参考になったカスタマーレビュー

戸籍の問題は日本の根幹なので、国民は知るべき。 投稿者  YUKI 

 戸籍は本当に必要なのか?国民全員が 考える時期だ。明治政府が作った戸籍制度。徴兵制と徴税の為、家父長制の家制度を確立する為。戸籍は あるべき、正しいものという観念を植え付けられていないか?人間は 国家に管理されるべきではない。

 戸籍から生まれる差別。男女差別もしかり、嫁という役割も発生してどれだけの女性が嫌な思いをしてきただろう。今も 家制度に縛られている。一人ひとりが自由で幸せになる事、それが助け合い社会となる。

 国民は ぜひとも読まないいけない本だ。だって みんな戸籍に管理されているのだから、無縁の人はいない。もし戸籍制度がなくなれば 役所の戸籍係も要らないので公務員の退職金も含めると相当の人件費が削減できる。
時代にあわない不必要な制度は 廃止すべきだ。佐藤氏の「戸籍がつくる差別」も読んで欲しい。

既存制度にメスをいれる 投稿者  MK5 

国民素背番号制度が、理想である。省益を束ねる政治家が欲しい。


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  今日は、小津安二郎監督の映画「秋刀魚(さんま)の味」を
  見てみたい!
  「戸籍って何だ」の本も読んでみたい。
  『百聞は一見に如かず』・・・

心はゲーマー 

任天堂を率いた岩田聡、55歳の死

Iwata


 任天堂の岩田聡社長兼CEOの死去が、13日、同社のウェブサイトで発表された。岩田氏は55歳だった
 2005年3月、サンフランシスコで、ゲームソフトの開発者の会議が開かれていた。任天堂の岩田聡(さとる)社長は基調講演の冒頭で、こんな自己紹介を行った。「私の名刺には、社長と書いてありますが…」。

 ▼次に頭を指しながら「頭の中はゲーム開発者です。でも…」。今度は胸に手をあてながら「心はゲーマーです」(『任天堂 “驚き”を生む方程式』井上理(おさむ)著、日本経済新聞出版社)。

 ▼ゲーマーとしての出発点は、高校時代にさかのぼる。アルバイトでためた金で、プログラムのできる電卓を買った。岩田さんは、バレーボールやミサイル射撃のゲームを作って遊んでいた。東京工業大学入学後は、ますますコンピューターにのめり込み、アルバイト先のゲームソフト開発会社にそのまま入社する。

 ▼任天堂が昭和58(1983)年に家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」を発売して以来、数々のヒットゲームを手がけたのも、プログラマーの岩田さんだった。社長在任52年の間に、任天堂をかるたメーカーから世界的なゲーム会社に育てた山内溥(ひろし)さんは、岩田さんに経営者の才能も見いだしていた。平成12年に入社させると、わずか2年後に、42歳の岩田さんに社長の椅子を譲る。

 ▼なにしろ生き馬の目を抜くような業界である。心労が重なっていたのかもしれない。スマートフォン向けゲームの開発や米テーマパークとの提携など、新たなビジネスに乗り出そうとした矢先、突然届いた訃報だった。

 ▼山内さんは社名を、「最後は天が決める」と解釈していた。岩田さんに後事を託した人事は、まさに天命だったのだろう。ただ、55歳の若さで天に召されるとは。2年前に85歳で亡くなった山内さんは、夢にも思わなかったはずである。【産経抄】

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  任天堂“驚き”を生む方程式』本の内容

任天堂だけが持つ独自の哲学とは。その源流とは—。娯楽に徹せよ。独創的であれ。なぜ世界中が夢中になるのか?快進撃の秘密を解き明かす。

 任天堂はなぜ強い? WiiとDSのヒットで最高益を更新し、快走を続ける任天堂。独創的な商品開発の舞台裏、“驚き”を生み出す経営、創業から受け継がれる哲学——。同社だけが持つ門外不出の強さの秘密に迫る1冊。

 突き抜けた強さの秘密に迫る!国内外からの取材に対して、徹底した情報統制を敷いてきた任天堂の経営トップらに直接取材。試作品をとことん作る、99パーセント完成に近づいても没にする通称「ちゃぶ台返し」など、ユニークな仕組みや哲学、これまで公にされてこなかった同社の経営の中身に迫ります。

 編集者より。不況下でも過去最高益更新!今や米アップルなどと比較される世界のイノベーション・カンパニーとなった任天堂の「強さ」の秘密に迫ります。製品広報や投資家向けIR以外、徹底した情報統制が敷かれ、関連書もわずかだった同社について、経営トップに独自取材を行い、これまで公にされてこなかった経営の中身を明らかにします。

 「よそと同じが一番アカン」「枯れた技術の水平思考」「ちゃぶ台返し」——。「驚き」を生み、淘汰の激しいゲーム業界で独走し続けるための独自の「哲学」「方程式」は、企業のみならず、一般ビジネスマンのクリエイティビティも刺激するはずです。小飼弾氏のブログでも紹介されました。(ビジネス出版部 細谷憲司)

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 岩田聡、さんのご冥福をお祈り致します!

「緩慢な殺人行為」

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   故・井上ひさしさんに「女にできぬことはない」という短編がある。
   生まれ育ちに進学先、就職先に結婚相手と、なにからなにまで
   平凡な男をめぐる小説だ


▼とにかく平凡で家には平凡社の百科事典までそろえてあるのだが、実はこの男には、非凡の才があった。書店で狙った本なら、それが百科事典であっても必ず盗む万引の天才で、ついには「国際万引防止書籍商連盟」なる団体の万引見破りの名人と対決することになり…と、話はユーモアたっぷりに進む

▼だが現実の万引は笑い事ではない。業界団体によれば、書店は十年前には二万店ほどあったが、今や一万五千店ほどに。全国で年百数十億円とも推計される万引の被害が、ただでさえ厳しい経営をさらに苦しめる。やりきれない現実だ

▼「国際万引防止書籍商連盟」ならぬ、実在の「東京万引き防止官民合同会議」では、そもそも「万引」という言葉自体が罪の重さにつり合わない、呼称を変えた方がいいのではないかという提案が、小売業者から出たそうだ

▼井上ひさしさんに話を戻せば、実は彼自身、中学の時に辞書の万引をしたことがあったという。見抜いた店主は、本屋の苦しい内情を聞かせた上で、罰としてまき割りをさせ、辞書の代金を上回る賃金をくれたそうだ

万引は、決して平凡な犯罪ではない。井上さんはそれを「緩慢な殺人行為」と呼んでいた。(中日春秋)

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   思うだけです!


ふと、次の名言が脳裏に思い浮かぶ。

※「歴史上の偉人や、物語に出てくる大英雄たちとも話すことができます。その人たちになりきって、何十回も、何百回も、偉大な人生を生きることもできる」

※何かを学びたい時、その手段には大きく二つある。人との触れ合いから学ぶか。本から学ぶか。そして読書は、時間や空間を超え、優れた人々との交流を可能にする。(池田大作)

※哲学者ベーコンが書き残した言葉を思い起こしたい。〈読書は充実した人間をつくり、会話は気がきく人間を、書くことは正確な人間をつくる〉

※人生は一冊の書物に似ている。 馬鹿者たちはそれはパラパラとめくっているが、 賢い人間はそれを念入りに読む。 なぜなら、彼はただ一度しかそれを読むことが出来ないのを知っているから。(.ジョン・パウル)

※「君の話すことは、全部本に書いてある。君から学ぶことは何もない」.(グッド・ウィル・ハンティング)

※書物を読むということは、他人が辛苦してなしとげたことを、容易に自分に取り入れて、自己を改善する最良の方法である。(ソクラテス)

☆読書は、素晴らしい知恵を手に入れるための、簡単で最良の方法です。趣味をもたなければ、天才も高等な馬鹿にすぎない。(仏 ことわざ)

『空樽は音が高い』  ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

空目 (#^.^#)

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世界最小の島・ランゲルハンス島から、ヴェネツィアの水路、そしてニューヨーク州イサカへ―「治すすべのない病」をたどる
子どものころ、自動車や電車の前面が人の顔に見えた経験はないだろうか。生物学者の福岡伸一さんは、そんな錯覚を「空耳」ならぬ「空目(そらめ)」と名付けた









▼見た途端にある形が浮かぶのは、秩序立てようと勝手に輪郭を作り、線引きをする人間の習性のためらしい。逆に言うと、自分に都合のいいようにしか見ることができない。われわれの祖先が、外敵をいち早く察知した防御反応の名残という(「世界は分けてもわからない」)

▼自民党が選挙権年齢の引き下げに合わせ、主権者教育のあり方を提言した。高校教員に政治的中立を求め、はみ出すと罰則を科す。物騒な話である。中立といっても線引きは難しい。人により違う。まさに都合のいいように見るはずだ

▼例えば安保関連法案。賛否それぞれの言い分を授業で紹介しても、逸脱と見なされる恐れがある。政治課題が数ある中で、取り上げること自体が偏向という見方もあり得るからだ

▼自民党の船田元氏が講演で「提言に賛成していない」と、かみついた。<何も教えないことが中立と曲解されかねない。無菌状態の若者をつくり、変な雑菌が来たらすぐに病気にかかる>。政党の主張を菌に例えるのはどうかと思うが、現場が萎縮するのは間違いない

▼そもそも民主党を支持する日教組対策で出てきた話である。政治的中立どころか、党利党略の臭いがぷんぷんする。空耳、なのかも。【卓上四季】

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「世界は分けてもわからない」 最も参考になったカスタマーレビュー

とても面白い  投稿者  小関幸子

◇難しいことはよくはわかっていないかもしれません。それでも 癌細胞をすりつぶしてたんぱく質を分解し電気泳動でがんになるたんぱく質を探す工程は サスペンスを読んでいるようなスリルがありました。とても面白く読ませていただきました。

生命の神秘も宇宙の神秘とともにミステリアスである  稿者 GTO

◇この作者の文章は、詩的である。それでいて、ちゃんと科学を語っている。今回の新書も『生物と無生物のあいだ』に続き、素敵な作品である。
 
 人は、全体を見ている時には部分が見えない。そして、部分を見ている時には全体が見えない。それをどう紡いでいけばいいのだろうかと考えさせられる。それは、科学の分野だけに言えることではないだろう。経済、歴史、言語などのあらゆる研究において、同じ壁が立ちはだかっていると思う。
 
 ヴィットーレ・カルパッチョの「コルティジャーネ」と「ラグーンのハンティング」の話は、『ダヴィンチ・コード』のような上質なミステリー小説を読むようであり、マーク・スペクターの章は一級の犯罪ドキュメンタリー、コンビニのサンドイッチの話は、身近な食品で語られる科学の講義と1冊でいろんな味を楽しめるのも魅力である。
 
 それにしても、生物とはなんと不思議な現象なのだろう。その神秘に接する時、我々がいかに何も知り得ていないのかを痛感する。極大も極小もそして、生命もまた、いまだ人類には謎なのである。

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ふと、【ダモクレスの剣】 (ダモクレスのつるぎ)が脳裏に浮かぶ。

 栄華の中にも危険が迫っていること。シラクサの王ディオニシオスの廷臣ダモクレス(Damocles)が王位の幸福をほめそやしたところ、王が彼を天井から髪の毛1本で剣をつるした王座に座らせて、王者の身辺には常に危険があることを悟らせたという故事による

 この逸話が日本でよく知られるようになったのは、ケネディ大統領の国連演説(1961年)である。地球のすべての住人は、いずれこの星が居住に適さなくなってしまう可能性に思いをはせるべきであろう。

 老若男女あらゆる人が、核というダモクレスの剣の下で暮らしている。世にもか細い糸でつるされたその剣は、事故か誤算か狂気により、いつ切れても不思議はないのだ。

これ以上は『蛇足』・・・・ モジモジ(。_。*)))

蜂谷弥三郎さん

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  先月の朝刊に、ある訃報が載っていた。鳥取市の蜂谷弥三郎さん。
  草津市出身の元シベリア抑留者。わずか16行の記事から、その
  「数奇な人生」はうかがえなかったかもしれない



 

▼朝鮮半島で終戦を迎え、身に覚えのないスパイ容疑で旧ソ連に連行される。妻の久子さんと生き別れになり、強制収容所へ。釈放後も帰国は許されず、やがて似た境遇のロシア女性クラウディアさんと結婚する

▼約40年がすぎ、久子さんが帰りを待ち続けていることを知る。「他人の不幸の上に私だけの幸福を築き上げることはできない」とクラウディアさんに送り出され、1997年に56年ぶりの帰国を果たす

▼テレビドラマや演劇にもなったので、「ああ、あの話」と思い出す方も多いのではないか。守山市に住む、おいの中西繁次さんは「『ソ連のおっちゃん』と呼んでいて、ずっと会いたかった。帰国した時は涙が出た」という

▼蜂谷さんの話が反響を呼んだのは、戦争によってひき裂かれたままの、数えきれない夫婦があったからだろう。戦後70年の節目に96年の生涯を終えたのも、何かのめぐり合わせだったのか

▼久子さんは8年前、クラウディアさんは昨年亡くなった。「2人を見送って、ほっとしたのかも」。鳥取にいる娘の久美子さんは、電話でそう話してくれた。【凡語】 

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※戦後、52年という気の遠くなる年月を無実の罪のために帰国できず、ロシアに生きた一人の日本人がいた。極寒の地で彼をひたむきに支えたのは、やさしいロシア女性、クラウディアだった。けれども日本では、生き別れた妻の久子が、彼の帰国を信じ、待ちつづけていた…。感動ノンフィクション

「クラウディア 最後の手紙」 最も参考になったカスタマーレビュー

夢顔さんによろしく  投稿者  緋絽雪   

◇哀しい歴史の錯誤の果てに、その荒波に翻弄された人々がいた。それでも逞しく故郷に帰ることを望んだ男、それを待ち侘びる女、そしてそれを支え続けた女の3人の哀しい物語...これを読み終えた時、これが作り物語ならばどんなにいいかと

 心底そう思った、虚飾を廃した壮絶かつ珠玉の実話である。本作を読む時、危うく歴史に呑み込まれそうになった人々の叫びを我々は心して聞かねばならない。

生きることが辛くなってる人に読んで欲しい 。投稿者  "桂みのすけ" 

◇ずいぶん前。ふと夜中に見たテレビ番組で蜂谷氏の激動の人生を知った。
その後どうなったのか非常に気になっていたので、本をすぐ取り寄せて一晩で読んだ。「歴史に翻弄された人」と一言で片付けられない不条理さ。読みながら怒りと悲しみで泣けて泣けて仕方なかった。

 しかし蜂谷氏とクラウディアさんはその不条理な力に屈することなく隣人を愛し、隣人を助け、結果は多くの友人を持ったことで証明されている。蜂谷氏とクラウディアさんの心は「怒りと悲しみ」に押しつぶされず、「愛」の力で包み込んでしまう光に満ちている。

 まさしく「世界に一つだけの花」を一生懸命咲かせて、その花が枯れないように寄り添って生きてこられたお二人と、日本で待ち続けておられた奥様が、残りの人生を安らかに穏やかに過ごされることを願ってやまない。

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  それにしても、この方は?
  かく言う、珍念 『ごまめの歯ぎしり』 している・・・

 

アンパンマンの心

 

Yanase


 週末の浦添市美術館は親子連れでにぎわっていた。開催中の「やなせたかしの世界展」だ。会場に初代アンパンマンが展示されている。姿は人間で腹の出たおじさん。おなかからあんパンを取り出す

▼やなせさんがアンパンマンを考えたきっかけは、従軍中の空腹体験にある。1940年に徴兵され、43年に中国・福州へ出兵した。西部第73部隊には沖縄出身者も随分いたという。敗戦を聞いた翌日からは、武器がなくても戦えるとして沖縄出身者から空手を教わった(『ぼくは戦争は大きらい』)

▼暗号班だったため弾1発も撃たずに敗戦を迎えたが、空腹には耐えられなかった。1日2回の食事は薄いおかゆ。人生で「空腹ほど辛(つら)いことはない」と記した。そこから、顔をちぎって分け与えるヒーローが生まれた

▼正義の味方はまず飢える人を救うことだと、やなせさんは主張する。俳優の菅原文太さんも生前、沖縄でこう訴えた。「政治の役割は二つ。国民を飢えさせないこと。絶対に戦争をしないこと」。共通する思いがある

▼アンパンマンは決して敵を殺さない。悪役ばいきんまんを遠くに飛ばすだけ。「自分と反対の考えの人や嫌な相手とも、何とかして一緒に生きていく」という願いが込められている

▼排除と抑圧の風潮が強まる今だからこそ必要な心持ちだ。アンパンマンは大人にも多くを教えてくれる。<金口木舌>

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 最も参考になったカスタマーレビュー

なぜか、のんびり&ほのぼのムードが漂う反戦記 投稿者  プロフェルド   



 切実な話なんだけど、なぜか、のんびり&ほのぼのムードが漂ってくる反戦記です。

◇イデオロギー的な話はいっさいなく、ひたすら自分目線で語られます。だから、「戦争は民主主義に反するからいけない」とか「人命は●●より重い」とかいうような、とりとめのない大きな話ではなく、<団体行動が嫌いだから、軍隊嫌い!>というような、個人目線で話が進み、その結果、遠い昔の話でなく、きっと今同じことが起こっても、じつはけっこうな数の人が内心、同じように思うじゃないだろうか、と今に置き換えて想像できたりします。

写真もいっぱい載っていて、資料としてもちゃんとしてます。

今はもうこんな話は聞けない 投稿者  Amazonのお客様   

◇非常に優しい感じで読みやすく書かれています。1時間もあれば十分読めてしまうのですが今の時代に戦争体験の話を話せる人はほとんどいないと思います。それだけ非常に貴重な体験談です。アンパンマンの作者であることを忘れてもいい94歳で昔の記憶を語っていただけたことに非常に感謝した本でした

アンパンマンは決して敵を殺さない。悪役ばいきんまんを遠くに飛ばすだけ。「自分と反対の考えの人や嫌な相手とも、何とかして一緒に生きていく」という願いが込められている。

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  珍念も、アンパンマンのように邁進したい!

ロマンチックな宿題

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 福岡市教育委員会が2016年度以降、小中学校の夏休みを短縮する方針を固めたそうだが、イタリアでは6月中旬から3カ月の夏休みとなる。中学校教諭チェーザレ・カタさんが出したロマンチックな15項目の宿題が話題を呼び、欧米メディアが取り上げている。

(1)朝、浜辺を歩き海に降り注ぐ陽光を見よう。自分を幸せにしてくれるものを思いながら
(2)1年間学んだ言葉をたくさん使おう
(3)本を読もう。義務じゃなく、夏は冒険心と夢を育んでくれるから
(4)自分を落ち込ませることや人は避けて、いい刺激になることや自分を認めてくれる友を探そう
(5)悲しいことがあっても心配しないで。気持ちを日記に書こう。
(6)恥ずかしがらず踊ろう
(7)少なくとも1回は静かに日の出を見よう
(8)スポーツをしよう
(9)近くの人に感謝しよう
(10)学校で学んだことを思いだそう
(11)太陽のように明るく、海のように野生で
(12)汚い言葉を使わず常に親切に
(13)映画を見て感動しよう
(14)将来を夢見よう。実現する忍耐力をつけよう
(15)元気に過ごそう。

 何だか子どもに戻りたくなります。 <ワールド望遠鏡 >

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  このコラム 『的を射る』 素晴らしい!
  珍念のコメントは 『支離滅裂』 的を外す (´;ω;`)ウウ・・・

「ま、いっか」

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Photo_4  第28回月間大賞は「ま、いっか」

    [ 2015年03月06日〜2015年04月08日の投稿より選出 ]


 
   大分合同新聞社は特設ウェブサイト「ミニ事件簿ワンダーランド」(minijikenbo.com)で募集している「投稿!ミニ事件簿グランプリ」の選考委員会を開き、ペンネーム「ま、いっか」(大分県)の投稿作品「あこがれの君」を第28回(3月期)月間大賞に決めました。

◇身近な事件を通じて大分を見つめ続ける「ミニ事件簿」。「とことん地域密着」で取材してきた小ネタは珍事件、爆笑事件の宝庫です。そんな面白さいっぱいの「ワンダーランド」をお楽しみください

 『あこがれの君』 投稿者「ま、いっか」

 私が高校に入学した最初の日、クラスの中に凄い美人の
女子生徒がいるのに気がついた。
背筋をピンと伸ばし、凛として、まっすぐ前を見て座っている。
男子は全員目がハート、女子もみんなが注目しているのがわかった。
先生がプリントを配ったところで、その美人女子生徒が大きな声で
「センセイ、こらどげえすらいーんな?」と叫んで、全員ひっくり返った。
 

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 コメントは『蛇足』



 

神様に手紙を!

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米国の子どもが神様に宛てて手紙を書いたそうだ。「神様、死んでからも生き続けるのだとしたら、なぜ死ぬ必要があるんですか」

▼英国の医師は娘からこんな質問を受けたという。「40分たつのにどれくらいかかるの?」。ほかにも「神様、あなたはなぜ自分が神様だと分かったんですか」「風邪は何のためにあるのですか」…

▼記したエピソードは「すごい言葉」(文春新書)から紹介した。子どもたちが発した質問は素朴であどけない。それなのに即答できない。返答に窮し、実は深遠な難問なのだと思い至る。哲学的ですらある。その純粋な感性に、より多くの言葉を持つはずの大人も負かされる

▼飲料メーカーが募集した俳句大賞で福岡県春日市の小学3年、井上まいさん(8)の句が最高賞の文部科学大臣賞に輝いた。176万超の応募作から選ばれた。最年少での最高賞受賞という快挙でもある

▼その句は「りょうはしにぶらさがりたい三日月だ」。冬休みの夜、習い事の帰りに見たきれいな輝き。「姉とぶら下がったら楽しいと思った」そうだ。技巧も装飾もない、感じたままの表現。月を見てぶら下がりたいと願う感受性に脱帽する

▼子どもたちは空を見上げて思いを巡らせている。昔はそうだったはずなのに、いつから地面に視線を落とすことの方が多くなったのだろう。今晩は久しぶりに星空を見上げてみましょうか。七夕の夜でもあるし。【春秋】


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 第二十六回伊藤園お~いお茶新俳句大賞  文部科学大臣賞

 『りょうはしにぶらさがりたい三日月だ』井上まい さん.8歳 福岡県春日市




【作者プロフィール】 井上(いのうえ) まい さん 8歳 福岡県春日市

▼井上まい さんは、現在、福岡県春日市立春日原小学校の3年生。同じ小学校に通う6年生の大好きなお姉さんと両親との4人家族です。趣味は読書や、幼稚園年長から週に4日通っている新体操をはじめ、体を動かすことも大好きな女の子です。料理や洗濯などの家事もよく手伝っているほか、母親の忘れ物を教えてくれるなど、家族の中で「お母さん」のような頼りになるしっかり者だそうです。

▼今回、応募するまで俳句をつくったことはありませんでしたが、冬休みの課題の中から面白そうだと思い、新俳句大賞に応募した結果、初めてつくった俳句が文部科学大臣賞を受賞しました。

▼冬休みの夜、新体操教室からの帰りに見た三日月がとてもきれいだった。大好きなお姉さんと一緒に三日月の両端にぶらさがってみたら楽しいと思い、俳句を詠んだそうです。将来は、看護師さん、ケーキ屋さん、お医者さん、学校の先生、幼稚園の先生など、なりたいものがいっぱいある井上まい さんです。

「すごい言葉」商品の内容 (「BOOK」データベースより)

◇ひとくちに「すごい言葉」と言っても、いろいろなケースがある。書物に書かれた一世一代の名文句もあれば、ひそかに日記に記された独り言もある。スピーチでの名ぜりふもあれば、ある日の午後、ふと友人にもらした軽口もある。「なるほど」と頷く、「そうか!」と納得する、「フッ」と笑う…ビジネスに、スピーチに、手紙に、今日覚えて、すぐ使える!英文付き。

最も参考になったカスタマーレビュー

あんまり知らない名言集  投稿者  ナイルリバーサイド

◇僕は名言が好きです。毎日送られてくる名言のメルマガにも登録してるし、名言本の類は何十冊か読んでいる。知っている名言も少しはあったけど、ほとんどが初耳モンでした。

◇テレビは目のチューインガムだ。  フランク・ロイド・ライト神様。あなたはどうして自分が神様だとわかったんですか。  アメリカの子供ウィットに富んで、アイロニーとユーモアが効いた言葉が多いです。エジソンの有名な言葉が、逆の意味だったとは知りませんでした。

皮肉集? 投稿者  Duoshao
◇個人の主観によるでしょうが、感心する言葉はごく一部だけでした。名言というのは、新しいものの見方を提供してくれるもの、あるいは既知だが美しくまとまっていて便利なもの、じゃないかと思います。でもこの本の大半の言葉は、既知なことをひねた言葉で表現しているだけに見えます。

◇ところどころに入る筆者の見解もかなり主観的で、筆者と好みの合わない人には邪魔に感じます。名言を集めたら皮肉が多くなったということから、この筆者の嗜好は推して知るべしです。本屋で目立つ位置に置いてありましたが、買う前にじっくり吟味することをお勧めします。 

【私は引用が嫌いだ。君の知っていることを話してくれ】。エマーソン(思想家・哲学者・作家・詩人)

※苦しみや悲しみは人間が生まれ持っている。でも、笑いは人の内側にないもので、人が外と関わって作らないと生まれない。人間の最大の仕事は、悲しい運命に瞬間でも抵抗できるような笑いをみんなで作り上げることだと思う。

かく言う〝珍念〟見た目には笑顔の善人のように見えますが、心は良くないです。今日も、反省し・恥じています!

豊かな創造力

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豊かな農家に野ネズミの仲間がすんでいた。住人が去り、慌てて冬のための食料を集める。だが、1匹だけは別だった—。50年近く前の絵本「フレデリック」(レオ=レオニ、好学社)が、大人になって胸にしみる





▲皆が働く中、彼はぼんやりしていた。冬が来て食料もわずかになり暗く沈む空気。そのとき彼は、集め続けていた光や色を言葉にして仲間の心を生き返らせる。彼は詩人だった

▲一見無駄に思える見聞や深い思索が土台となり、後の人生を支えてくれることがある。実務とは別の生きる力の大きさを、年を重ねて実感する。学問もしかり。だが、政府には、すぐに役立たないものは無駄に映るらしい

▲文部科学省は国立大学に、人文社会科学系や教員養成系の学部の廃止や他分野への転換を求めている。「税金を投入する限りニーズに合った人材育成を」。組織改革を進めれば運営交付金を重点配分する「経営戦略」で誘導する

▲教育の余裕を失った企業が、大学に即戦力となる教育を求めている。だが、社会情勢も情報科学もめまぐるしく動く時代、現在のニーズが10年後同じとは限らない。豊かな創造力や道を見失いそうなときの判断力は、じっくり学んだ哲学や歴史から生まれる

いま、民主主義や国際社会との付き合い方が強く問われている。行き詰まった社会で大切なのは、目先の利にとらわれず、多様な人々が知恵を合わせて生きることだと思う。<地軸>

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『一日延しは時の盗人である』

『何も打つ手がないとき、一つだけ打つ手がある。それは勇気をもつことである』

「フレデリック」最も参考になったカスタマーレビュー

大好き!ゆかいなねずみフレデリック   キッズレビュー

▼冬も近づくころ、5ひきのねずみは、冬ごしらえに木の実やとうもろこしを集めたりとせっせと働いていた。しかし、1匹だけちがう行動をするフレデリック。「なぜ、きみははたらかないのかい?」と4匹のねずみはきく。「ぼくは、おひさまの光をあつめているのさ。」その次は、ぼくは色をあつめるのさ。」

▼それから、「ぼくは、言葉ををあつめているのさ。」そういいながら、冬が近づいてきた。みんな、最初は楽しく、冬を越すが・・・ながい冬にあきてしまった4匹のねずみがふと思い出した。「フレデリック。きみがあつめたものはどうなったんだい?」そしてフレデリックはある行動をとる。心温まるゆかいなお話!!この絵本は、レオ・レオニの作品のなかでもとてもきにいってます。

フレデリックのような人になりたい  投稿者  アマゾンはなこ 
▼レオ=レオニの絵が大好き。このお話は冬に備えて働かないネズミ、フレデリックのお話。夏の間、光や色、素敵なお話を集めていたんだ…とフレデリックは言う。目に見える物や量で評価しがちな私たち。それ以外を集めていたフレデリック。素敵だな〜。

なにもしていなかった一匹のねずみは、最後に 投稿者  allinaday 

▼仕事にあくせくするねずみたちをよそに立った一匹のねずみは常になにもしません。そして、冬が来て、、、 一匹のねずみは、すばらしい詩をみんなに聞かせ、さむさにふるえていたみんなを暖かくするのです。 どこか、谷川俊太郎自身の気持ちを語るようなお話です。

きょうも、珍念の灰色の脳細胞は冴えません!ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ

女性のスカート

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 若い女性のスカートはどこまで短くなるのだろう。
 それに引き替え、愛妻の下着はどんどん長くなる 







▼私の娘は言うに及ばず、最近の若い女性のスカートは短すぎるのではなかろうか。あれはスカートではない。スカットである。だが、目くじらを立てる程でもない。スカートは年齢と供にに自然に長くなっていくものだからだ。

▼愛妻と出会った頃は確かにミニスカートだったような気もしている。やがてヒザ下。そして足のくるぶしまで隠れるようなもの。今では、靴まで隠れる、殿中、松の廊下を歩くときのような、先に尾ビレのようなものが、付いているような、付いていないようなスカートになっていった。

▼それに伴い下着に至っては、いっの間にか、上部はヘソが隠れ、下着は太ももまで伸びてきた。後ろから見たら、色といい、形といい、かぶと虫のお尻そっくりの態である。ところが最近では、足元は、くるぶしがスッポリ隠れ、「キミは、江頭2時50分かっ」的な下着になっていたから驚いた(笑)。

▼ある時、洗濯物を干すように頼まれたが、パンツが皆、肌色の、三角ベースの様でもあり、どこが上で、どこが下なのかさっばり分からずどこを竿に通せば良いのかと困ってしまった。

▼話は元に戻るが、娘にその短さを諌めようとしたら、「スカートの下にショーパンはいてるし、見せパンがどうたらこうたら」と反論してきた。おそらく時代はもっと進化していくだろう。

▼若い女性のファッションは、やがてスッパダカが主流になり街を歩くようになる。愛妻はモジモジ君のように、頭から足元までスッポリ覆われた格好になるのだろう。

▼そうなれば男は、必然的にスカートをはき、ブラジャーを着けるという、とんでもない事になったりしないか。
怖いが、見てみたい気もしている ;:゙;`(゚∀゚)`;:゙

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。o


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  天野周一さんの筆致は素晴らしい!
   これ以上は『蛇足』

肌の色

   
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 米国最大のアメリカン・バレエ・シアターが黒人女性
 ミスティ・コープランドさんを首席ダンサーに!






▼米国オハイオ州スプリングフィールドで呉服商を営むキーメル氏の娘さんが肌の色を自在に変えられるという記事が1884年1月4日付朝野新聞に掲載されているそうだ。

▼「白皙(はくせき)の皮膚忽(たちま)ち変じて真黒色となり不日(ふじつ)にして又元の白色に帰り斯(か)く常に変換して、一定の色を保たざる故白人なる乎(か)黒人なる乎其(その)人種を判定するには大に困却すといふ」。なにしろ明治17年のことだ。今では許されない表記もあるため一部を省略して転載した。

▼つまり真っ白の肌がたちまち真っ黒になり、日数を置かずに再び元の白い肌に戻って一定の色を保たないので、果たして白人なのか黒人なのか、その人種の特定にみんなが困り切っているという(湯本豪一編「明治妖怪新聞」柏書房)。

▼米国黒人教会の銃乱射事件で、聖書勉強会に加わっていた黒人多数を射殺した白人は、肌の色に対する偏見を持っていた。立派だったのは被害者の遺族の言葉。ある母親は「私はこれまでのようには生きられない。しかし、神はあなたに慈悲を与える」と語った。

▼現生人類の肌色が違うのは出アフリカ後、移り住んだ地域の紫外線量によってメラニン色素が増減したからだとされる。明治の新聞の信憑(しんぴょう)性は全くないが、日射量の異なる場所に住んで世代を重ねれば人間の肌の色など自在に変化する。

▼米国最大のアメリカン・バレエ・シアターが黒人女性ミスティ・コープランドさんを首席ダンサーに昇格させるという。70年以上の歴史を持つ同バレエ団で初めてのこと。彼女の舞台を見た人は肌の色など取るに足らぬことと思うだろ【くろしお】

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・



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  このコラム『起床転結』素晴らしい。座布団10枚差し上げます!





※ふと、ガンジーの言葉が脳裏に浮かぶ。

「私は、バラモンたちが出生や獲得した知識によって自分たちの優越性を主張した場合には、彼らと闘ってきた。私は、どんな人であれ、同胞に対する優越性を主張する者は、ただちに、人間と呼ばれることにたいする己の権利を失う。これが私の考えである」(竹内啓二他訳「ガンジー」紀伊国屋書店刊)

人間の価値を決めるのは、富や家柄ではない。学歴や肩書、まして身なり等ではない。

人間の偉大さは人間自身の行ないによつて決まる。と、愚か者の(珍念)富や家柄・学歴や肩書・身なりに拘っていました、恥じています・・・『君の引用はたくさんだ、自分の言葉で述べたまえ』の声が仄かに聞こえる。

 このままでは あの世で(閻魔さま)から叱られる。
 今日も灰色の脳細胞は冴えません・・・ (A;´・ω・)アセアセ

勧進帳

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 勧進帳とは、その昔、寺や神社が建物の造営などで寄付を集める際、趣旨や目的をしたためた書面のことだ中身に賛同して金品を供した人の名は、付属の奉加帳に載った。現在では「奉加帳方式」という言葉もあり、横並びで金品の拠出を強いる、という意味になる。

▼中国が主導するアジアインフラ投資銀行。設立協定には50カ国が署名した。日本の場合、ご大家の意向をおもんぱかり、勧進帳の扱いに迷っているうち、奉加帳がどんどん埋まってしまった、という図か。一時は「外交的敗北」と息巻く向きもあったが、最近は、透明性確保などで協力する道も、と冷静さが表にでてきた。

▼「勧進帳」は歌舞伎の演目にもある。山伏に身をやつし、源頼朝の追跡から逃れる義経、弁慶らを描く。怪しむ関所の番人、富樫を前に弁慶が架空の勧進帳を読む場面が有名だ。強力にふんした義経が見破られそうになると、弁慶はわざとつえで義経をさんざん打ち据える。富樫は一行の懸命さにほだされ、関所を通した。

▼弁慶「智」、富樫「仁」、義経「勇」と3者の言動を一文字で示すことがある。中国発祥の儒教のいう徳目に重なり、祖の孔子が中でも重視したのが仁。論語に「仁者は己が立たんと欲して人を立てる」とある。遺訓を投資銀行で生かしてほしい。南シナ海の「砂の長城」に加えて独りよがりの「カネの長城」ならご免だ。【春秋】

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 ふと、【虎の尾を踏む男たち】の映画が脳裏に浮かぶ!
 この作品の最大の特色は短いことだろう。何しろ1時間弱なのだから。






◇しかし、内容は濃い。弁慶役の大河内傅次郎の1人舞台といってもおかしくない構成だが、森雅之、志村喬といった達者な俳優が脇を固めている。特に弁慶と富樫(藤田進)の問答の場面は言葉の真剣勝負のテンションの高さに唸る。義経主従とわかっていても関所を通す富樫は情があって惚れ惚れする。

◇そしてエノケンの起用。トリックスター的な役回りを十分果たしており、喜劇役者は芝居上手という定説の正しさのよい見本だ。後の蜘蛛巣城や隠し砦の三悪人にも引き継がれたコーラスの使用のアイデアが早くも本作で活かされているのが興味深い。

◇45年製作なのにGHQの方針で52年まで公開が遅れたいわくつきの作品。検閲のばかばかしさを示す好例だ。 黒澤監督らしさが一杯詰まった時代劇 この作品は大河内傳次郎の重厚さ、榎本健一の軽妙さが見事に融合した作品です。

◇それにしても、弁慶役の大河内傳次郎の貫禄、凄味、迫力には圧倒されました。また、安宅の関所を守る富樫役の藤田進も”三四郎”のように爽やかで好感がもてます。日本の古典芸能である歌舞伎、能、長唄、笛や太鼓の音楽、効果音としてのウグイスの鳴き声など、黒澤監督らしさが一杯です。話も ”男の心”、”情”と云った男の世界を描いており、大変気に入りました。

◇製作が大戦末期であることを考慮すると、義経一行が関所を抜ける時の「虎の尾を踏み毒蛇の口を逃るる心地」という謡は、これから通り抜けねばならない「敗戦」という難関を目前に控えた黒澤らの緊張感の表現と見られなくもない。<ウィキペディア>

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 『百聞は一見に如かず』 これ以上は蛇足・・・・。

「恐れと慎みを備えた者こそが救われる」

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      ギリシャ悲劇は「人類の遺産」といわれる。
      代表する三大悲劇作家の1人、ソポクレス
      作の「アイアス」にこんな一節があ









◆物語の終盤、スパルタの王が語る。「好き勝手に振る舞いながら、後になってその償いで苦しい目に遭わずに済むなどと思わぬことだ。苦楽は交互にやってくる」。手元にある古い全集の一部を現代風に少し直して引用した

◆「遺産」の名にふさわしく、ギリシャ悲劇は今も世界中で人の心を揺さぶる。紀元前の物語であれ、社会や人のありようは変わらない。「アイアス」の一節などは母国ギリシャのありさまと重なる

◆国家財政が崖っぷちである。国際通貨基金(IMF)への融資返済ができず、事実上のデフォルト(債務不履行)状態だ。手厚い年金などに加えアテネ五輪も重荷になった。「好き勝手に」とまでは言わないが、時の政権が国民に甘い夢を見させ、覚めると苦い日々。まことに苦楽は交互だ

◆日本の経済界は「影響は限定的」とみる。だとしても、明日はわが身。日本の借金はかの国の比ではないのだから。東京五輪に向け巨額の予算を新国立競技場に注ぐと聞けば、懸念ばかりが膨らむ

スパルタの王はこうも言う。「恐れと慎みを備えた者こそが救われる」。おごらず、浮かれず。現代の賢人はギリシャ、いや日本にいるか。【正平調】

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   このコラム『言い得て妙』である・・・・

 

「アイアス」商品の説明 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ソポクレス:496B.C.~406B.C.アイスキュロス、エウリピデスとならんだギリシア三大悲劇詩人の一人。アイスキュロスに30年おくれてアテナイ郊外に生まれた。父は富裕な騎士階級の人であった。きわめて多作の人で、生涯に123の劇を作ったと伝えられる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

最も参考になったカスタマーレビュー

極まる感情の充溢 投稿者  yaginuma

▼本書はソポクレスの戯曲のうち、完全な形で残る七篇から編まれています。アイスキュロス、エウリピデスの作品集と併せて、ギリシア悲劇の精粋を文庫本で読むことのできる、当文庫の意義は小さくありません。悲劇においては、極まった感情が慨嘆として表出するところにその神髄があると言えますが、ソポクレスとアイスキュロスとでは、その表出のかたちに異なる印象を受けます。

▼些か強引な比喩をもってするならば、演劇的なアイスキュロスに対して、映画的なソポクレスとでも言えるでしょうか。アイスキュロスにおける慨嘆の表出は瞬間的で、感情は一句一句に籠められて奔出します。舞台上の俳優が身振りも豊かに、声も高めて、感情を迸らせるさまを彷彿とさせられます。

▼それに対してソポクレスにおいては、台詞の連なり、応酬のなかから、感情が重層的なものとして充溢してきます。ショットの連なりが、ひとつのシーンに収斂していくさまを思わされます。いずれが優れているということではなく、いずれもが悲劇として傑出しており、観客の心の深奥において同様の感慨に至るまでの、効果の変遷において相違があるということに過ぎません。

▼プラトンは「四元徳」として、知恵、勇気、節制、正義を提唱しました。プラトンはソポクレスより70年ほど後の人になりますが、ソポクレスの生きたペロポネソス戦争下にあっても、これらの四元徳は詩人の胸にあったでしょうか。人間が神々の掟に叛くことは許されず、全ては過酷な因果性に支配される世にあって、それでも、あるいは、それだからこそ徳に従って生きるということもあったでしょう。

▼古の時代でも無論、徳などを顧みず生きた人間たちが大勢だったでしょうが、善を語る口調がどこか自嘲や冷笑を帯びる今の世から見ると、人間は精神において、ダーウィンの論とは異なる座標軸において、退廃、淪落を運命づけられているのだろうか、そのような捨て鉢な思いが頭をよぎります。



Ey15
毎日が日曜日の筆者は、各社のコラムを読んでいますが、分かりやすく物事の本質を指摘され、『目から鱗が落ちる』・・・・このコラムも 素晴らしいです。こういっては 無粋かも知れませんが、ただで見させて戴いています。 


※一番に感じるのは文字の底に「ダイヤモンド」の輝きが有ります・・どの新聞も菖蒲か杜若で甲乙つけ難いです。発行部数の大小はありますが(コラミスト)の方は天才です・・ちなみに(珍念)おしやべりで、文才が稚拙の変人です。幼児並みの天然呆けです・・・ (*^ー゚)bグッジョブ!!

壊れたと壊した

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  何事も成功する時を男時、めぐり合わせの悪い時を女時という――。







   何者かによって台所にバケツごと置かれた一匹の鮒が、やがて男と女の過去を浮かび上がらせる「鮒」、毎日通勤の途中にチラリと目が合う、果物屋の陰気な親父との奇妙な交流を描く「ビリケン」など、平凡な人生の中にある一瞬の生の光芒を描き出した著者最後の小説四篇に、珠玉のエッセイを加えた、ラスト・メッセージ集。

 向田邦子さんのエッセー集「男どき女どき」(新潮文庫)にこんな1編がある。向田さんが小学6年生の頃の話。父親に買ってもらったガラスの筆立てを机から落として割ってしまった

▲「筆立てはどうした」と聞かれ「壊れました」と答えると、お父さまの顔色が変わった。ちゃんと言ってみろ、お前が壊したんだろう、それとも、じっと見ているうちにパカッと自然に割れたのか、と問い詰められた

▲〈...つまる声で答えた。「落っことしました」。すると、父は少し声を落として「そんなのは、壊したというんだ。壊れたというのとはぜんぜん違うんだ」。そして紙に鉛筆で「壊れた」「壊した」と書き、私の顔につきつけると「どうだ、違うだろ」...〉

▲「私が壊した」と"主語"を明示して語ることは物事の責任の所在を自覚し、引き受けることだ。父は少女に厳しくそう教え込んだ。政府は...、県は...と新聞には生き物ではない主語が日常的に登場する。だから時々、この話を思い出す
例えばダムの建設計画。地権者の古里はひとりでに地図から「消える」のではない。誰かの決断が「消す」のだ。その重みを職員たちは自覚できているか。そうまでして進める事業なのか、と真剣に問い直したことはあったか。知事はどうか。【水ゃ空】

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   恐れ入谷の鬼子母神



『男どき女どき』 最も参考になったカスタマーレビュー

エッセイも良い。 投稿者  クロ猫   

◇『男どき女どき』と言うタイトルでシリーズ連載していた短編4編と、エッセイからなる本です。この4つの短編が、良い味を醸しています。特に「三角波」のラストは上手いです。この本で初めて向田さんのエッセイを読んだのですが、エッセイも小説同様、面白さと味があります。文章がちょっときっちりしているのは、向田さんの性格を表しているような、そんな印象を受けました。

◇でも内容は、と言えば、誰もがしているような失敗とか、そこから得た教訓とか、身の回りの事を描いているので、親近感が持てるものばかり。向田さん自身が、読者からの手紙に答えたカタチで解説をしている「あ・うん」に対する心持など、興味深いところもいっぱいでした。この本で、初めて『独りを慎む』と言う、ステキな言葉を覚えました。この言葉を知っただけでも、この本を読んで良かったと心から思いました。ずっぽりと向田ワールドにハマってしまいました。
す。

エッセイの天才 投稿者  cocoa1224 

◇一番最初に手にとった向田邦子の作品ですが度肝を抜かれるほどの才能がページからほとばしっています。まず、日常で起こる些細な事柄に対しての観察眼がすごい。そして、その切り方が鮮やか。まるで違う複数のエピソードの中に共通する本質的な要素を見つけ出しそれを読者にも著者にとっても気持ちのいい距離感で闊達に書き上げています。

◇女性のエッセイはどうにもベタついて苦手だったのですがこの作品は、なんだか中性的な雰囲気です。きっと、向田邦子という人はすごく女性的な部分と
そんな自分をどこか俯瞰的に捉えられる男性的な部分を備えた稀有な脚本家であり、作家であったのではないでしょうか。

◇いまだにこの人の熱狂的なファンがいるのがよくわかるすばらしい一冊です。(特に、本書収録の『ゆでたまご』は逸品)

これ以上<減らず口>を叩くと(閻魔さま)から叱られる・・・モジモジ(。_。*)))

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