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「思い出がある限り、その人の魂は生き続ける」

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  〈供養とは思ひ出すこと春の雪〉秋山真由美

 



 助けてやれずごめん。もう一度会いたいよ…。大切な人を亡くした悲しみや悔恨は震災から4年たっても癒やされることはない。行方不明や「震災関連死」を含めれば2万人を超える掛け替えのない命である

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乾かぬ涙の先へ、ほんの少し歩みだそうとしている人もいる。宮城県石巻市の26歳の女性は両親と祖母を津波にさらわれ、ただ一人生き残った自責の念に駆られた。ある時、亡くした家族のことを語り合う寺の寄り合いに参加した

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祖母の逸話を話してくれた人がいる。「思い出がある限り、その人の魂は生き続ける」とも教わった。今は眠る前に4人で暮らした自宅の間取りを思い浮かべる。塩釜市の49歳女性は両親を失い「暗いトンネル」に入った。両親の元に行きたいとばかり考え引きこもる生活が続いた

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昨年5月、震災の風化を防ぐスピーチ大会を知人が企画。「話すことが供養になる」と出場を勧められた。封印していた心の内を語ると、聴衆が涙してくれた。暗闇が少し晴れた。両親を失った21歳の男子大学生は台風に襲われたフィリピンの被災地を訪問したのが転機になった

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仙台市で開く国連防災世界会議で、被災体験を語り合ったフィリピンの学生とともに防災の重要性を訴える。思い出は前を向く力にもなる。一昨日追悼行事が営まれた被災地には小雪が舞った。〈供養とは思ひ出すこと春の雪〉秋山真由美<斜面>

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コメントは『蛇足』・・・・

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