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2015年1月

占い ( ◔ิω◔ิ)

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  河野多惠子さん
  「蟹」「一年の牧歌」などの小説で知られ、人間に潜む異常心理を描いた作家で文化勲章受章者の河野多恵子(こうの・たえこ=本名・市川多恵子=いちかわ・たえこ)さんが29日午後7時15分、呼吸不全のため東京都内の病院で死去した。 88歳。大阪市出身。


「大切なのは日常生活のディテール(細部)の妙味」

 数年前、作家・河野多恵子さんに占っていただいたことがある。生年月日を聞かれて、手のひらを見せた。しばらく考えてから、どんな運勢か告げられた。意外な気もしたので、疑問を挟んだ。すると、きっぱりと言われた。「意識していなくても、そういう星なのよ」

▼託宣が当たったかどうか。いまも分からないが、ご自身は占いを信じていた。20年近く運勢を診てもらっていた占師が、阪神大震災を発生の3年前に予言していた。瀬戸内寂聴さんに紹介された占者は、文学賞の受賞と病気による手術を的中させたそうだ。一昨日亡くなった作家は、そんな話を本紙のコラムに書いていた。

▼谷崎潤一郎の文学に深い影響を受けた。その世界を深めるように、デビュー以来、えたいの知れない人間の心を追究した。日常の中にふいに顔をのぞかせる恐怖、ゆがんだ愛情の底にある深層心理を鋭い感覚で描いた。あくなき探究に駆り立てたのは人生は基本的にいいものだと肯定する気持ち、生きる喜びだったという。

▼人間の不思議さを半世紀以上にわたり、追い続けた。占術への強い関心もその表れだったに違いない。「いかに生きるべきかという話は嫌い。人間が生きていることの面白さに興味がある」「大切なのは日常生活のディテール(細部)の妙味」。そう語り、人間への好奇心、人生を慈しむまなざしを最後まで失わなかった。<春秋>

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  一言居士の“珍念”吠えまする!

  『風と波は常に優秀な航海士の味方となる』の諺が、脳裏に浮かぶ・・・・




自分が「勝利劇」の「脚本家」である。そして「主人公」である。

 シェークスピアは、大劇作家らしく、何度も、次の意味のことを書いている
「この世界はすべてこれ一つの舞台、人間は男女を問わずすべて、これ役者にすぎぬ」『お気に召すまま』小田島雄志托、【シェークスピア全集】

☆仏法が教えるのは、人生劇の「脚本」(シナリオ)を書くのも、「演じる」のも、自分自身だということである。他の何者かが、脚本を書くのではない。自分が書いて、自分が名優として演じる。これが「一念三千」の法理にこめられた、きわめて積極的な人生哲学である。

☆自分が作家で、自分が主人公である。大切なことは、すばらしい劇を演じるためには、まざまざと鮮やかに目に浮かぶまで、〝脚本〟を頭にたたきこまねばならないということである。心の中でリハーサル(練習)も必要かもしれない。「勝利劇」の目標(受験や、会社の成績など)を、紙に書いて、何度も心にしみつくまで繰り返すことが効果的な場合もあろう。

 ☆人生は、瞬間瞬間の時間の積み重ねである。自分の一念を何に定めて生きるのか!
    その目標に取り組んだ祈りと行動は 新しい自分自身を作るのだ。と、恩師は綴る。

  ☆今この瞬間に、過去・現在・未来・が含まれている。 現在の自分自身は過去の一念の反映が表れている。 今の瞬間を悔いなく戦い抜けば、未来に結果が出てきますが!だれ人も 「生老病死」は免れません。

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    あ・・演壇で講義している錯覚に〝珍念〟舞い上がっています・・

  これ以上減らず口を叩くと(閻魔様)から二枚舌をヤットコで引き抜かれる.!
  

ロボット革命元年

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 腹が減ったら、素早く食事の支度。後片付けに部屋の掃除。退屈したら話し相手にもなってくれる。離れ島の別荘で休暇を過ごすエヌ氏は、連れてきたロボットに満足していた

◆博士が自慢した通り、申し分のない召し使いだったが、次第に様子がおかしくなってくる。ふいに動かなくなったり、腕を振り回して追いかけてきたり…。星新一のショートショート『きまぐれロボット』(角川文庫)である

◆そんなSFの世界も、実は遠いことではないのかもしれない。政府はロボットの開発や活用を加速させる新戦略をまとめた。5年間で1000億円規模の投資を行い、関連市場を今の4倍の2・4兆円への拡大を目指す。今年を「ロボット革命元年」と位置付ける

◆次世代ロボットの開発には各国が力を入れている。産業用ロボットでは世界一の日本だが、少子高齢社会の労働力不足、介護や医療現場の支援などロボットの活用と普及は直面する課題になっている。ものづくりニッポンを輝かせるためにも、新たな戦略に期待したい

◆『きまぐれ…』に話を戻すと、島から帰ったエヌ氏は「ひどい目にあったぞ」と文句を言う。しかし博士の返答は「それでいいのです」。故障もしないロボットと暮らすと、運動不足で太りすぎたり、頭がぼけたりする。「人間にとっては、このほうがいいのです」  【有明抄】

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   このコラム 『頂門の一針』 痺れる!
   きまぐれ〝珍念〟 【恐れ入谷の鬼子母神】




『きまぐれロボット』 商品の説明 内容紹介

 ▼博士の不思議な発明、発見が様々な騒動を巻き起こす。傑作ショートショートおなかが減れば、料理をつくり、退屈すれば話し相手になる。なんでもできるロボットを連れて、離れ島にバカンスに出かけたお金持ちのエヌ氏。だがロボットは次第におかしな行動を…… (きまぐれロボット)

内容(「BOOK」データベースより)

 ▼おなかがすいたら料理をつくり、あとかたづけに、へやのそうじ、退屈すれば話し相手に。なんでもできるロボットを連れて離れ島の別荘に出かけたお金持ちのエヌ氏。だがロボットはしだいにおかしな行動を…。博士の不思議な発明、発見が様様な騒動を巻き起こす。傑作ショートショート集。

最も参考になったカスタマーレビュー  お子さまにもオススメ 投稿者  たんぽぽ 
 
 ▼ショートショートの神様、星新一さんの名作が集められた一冊です。全ての漢字にルビが振ってあるので、お子さまでも十分に楽しめる内容になっていると思います。また、あらゐけいいちさんのイラストが、星新一さんの世界観とうまくマッチしていて、ほのぼのとした気分になれます。

 ▼私が子供の頃に愛読していた作品を、こうして再び読み返すことができるいい機会でした。星新一さんの著作の入門編としてもいいと思います。 

 これ以上、減らず口を叩くと、閻魔さまから叱られる。( ^ω^)おっおっおっ

ブログ書き込みは生きがい

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 パソコンを持って十数年。3年前からはブログを始めた。

 ▼身辺事情をを伝えたり私生活を日記風に紹介したりするブログもあるが、私は趣味とする自作の絵画を披露し、知人や友人を含め画友から見たままの批評を頂いている。

 ▼また、社会的な年中行事や出来事についての感想を綴るようにもしている。そのためには新聞やテレビ、ラジオ、その他の情報に気配りが必要で、視野を広く持って物事を見るようになった。

 ▼自分なりの分析や意見を含めてブログに掲載しているが、いろいろとコメントを頂けるのも楽しみだ。

 ▼そして、この書き込みは週2回の決めたサイクルで更新することとしている。
このように自身にノルマを課すことで生活にリズムが生まれ、知識が広がるようになった。

 ▼あれこれ考えてブログを続けることが一種の脳トレにもなり、生きがいとも感じている。 
<無職・後藤弘蔵・81歳・ 神戸市・垂水区>

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  感動しました!

 今日の目標はあるのか? 何もない。それは「生ける屍」なのだ。
誰人も(臨終)のとき。生前の行いが走馬灯のように蘇るそうですが、悔いのない黄金の思い出を日々刻印したい。天然呆けの〝珍念〟今日も{鼠}のように、うろ・ちょろしています。お笑い下され~ぃ・・・(^_^;) 

対人関係の達人の極意

   
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嵐山光三郎著「徒然草の知恵」

 ▼兼好が、対人関係の中で、やってはいけないことと、してあげている例をみてみよう。全部で五つの悪例をあげている。

 ▼まず五六段。(長い間離れていて、久しぶりで会った人が、自分のことばかり話し続けるのは、非常に面白くない)兼好が生きた時代にも、こういう人がいたのであろう。人間は、自分が何者であるかのみを他人に伝えたい存在なのである。

▼他人の話を聞くより、自分の話をする方が楽しい。ほとんどの子供はこういう性質を持っているが、成人してからもこの性癖がなおらない人がいる。こういう人は、芸能人か、作家になる他はないが、それ以外の社会ではすぐれた人間ほど、聞き役に徹する。会社でも、上役になればなるほど、他人の話を聞くようになる。

 ▼人生の達人という人たちは、自分から何かうまい話をして相手を感動させるのではなくて、相手の話を誰よりもうまく聞くことによって感動させる。これが極意である。

 ▼兼好はさらに、(教養の低い人ほど、外出先で見たり聞いたりしたことを、面白がって話すものだ)とも言っている。これも同じことを言っているのである。

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   『徒然草』 内容紹介

   スティーブ・ジョブズの信条は兼好に通じる!






 ※「大事を思いついた人は、他のことはすべて捨てよ」「時代を生きる人は、まず時期を知らなくてはならない」。『徒然草』はこのような知恵にあふれている。まさに兼好とジョブズは重なるのである。

 ※『徒然草』は、中世の隠者文学の代表作であり、日本の随筆の中でも断然他を抜きん出た作品。著者兼好法師の人生観、政治観から、人物論、世相を反映した逸話、四季の自然の描写など、多彩な話題が取り上げられる。嵐山光三郎の自由闊達、ユーモラスな訳は、賢人が時代を超えて読者に直接語りかけているように楽しめる。

最も参考になったカスタマーレビュー

『徒然草』は、世の中を生き抜くための実用書 投稿者  榎戸 誠 

 ☆『転ばぬ先の転んだ後の「徒然草」の知恵』(嵐山光三郎著、集英社)は、吉田兼好の随筆『徒然草』を、世の中を生き抜くための実用書として見直そう、と提案している。

 ☆例えば、第188段の「一事を必ず成さんと思はば、他の事の破るるをも傷むべからず」という一節は、「何かをしようと思えば、必ず人からいろいろなことを言われる。中傷を受け、悪口を叩かれ、命まで狙われる。中傷、嫉妬を覚悟の上でなければ、一事を成すことはできない」と、兼好が自分の体験を踏まえて断言しているというのだ。

 ☆また、第167段の一節、「我が智を取り出でて人に争ふは、角のある物の、角を傾け、牙ある物の、牙を咬み出だす類なり」は、才能を振りかざして人と争うなという戒めだというのである。

 ☆第85段の説明では、「私は、若い新入社員に対し、『尊敬できる上司をまず捜し出せ。そしてその人のことを徹底的に真似しろ』と説いている」と書いている。こう言われると、高校時代にてこずった『徒然草』が身近に感じられるから不思議だ。組織における人物論としても、その解釈は高校の古典の授業と違って新鮮である。

著者は、『徒然草』を単なる世捨て人の随筆ではなく、若き親王のために書かれた君主論と位置づけているが、著者の吉田兼好への思い入れが伝わってくる一冊である。

 ※美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい??そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。

 ※墓場で1番の金持ちになることは私には重要ではない。夜眠るとき、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要だ。スティーブ・ジョブス
カッコ良すぎる…金持ちになりたいとあくせくしてる自分が恥ずかしいな…

徒然草の再読 投稿者  ふるい達 

 ※高校時代に、受験のために徒然草を読んだものだ。そのときは、徒然草の内容なんてさっわりわからなかった。著者の嵐山は、徒然草の一節を引き合いながら、現代社会との関わりを説いている。

 ※結構、徒然草の一節が響くときがあった。ただし、吉田兼好は隠者でありながら、現実主義者であると思うようになった。生き方を学べるかも知れない。著者嵐山氏の話を混ぜながら、徒然草を再読してよかった。

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 『論語読みの論語知らず』
の珍念。反省し・恥じています!

若返り薬

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タイムトラベラー!?不老不死?サンジエルマン伯爵の謎

 ※サンジェルマン伯爵ーーー決して年を取らず自らを不老不死と言い、実際にいろんな時代に目撃証言のある怪人物です。彼はタイムトラベラーなのでしょうか?本物の不老不死なのでしょうか?最近の医学では、テロメアと言う細胞が特殊で、年を取らない人が5人は生まれているそうですが、そのうちの一人なのでしょうか   

   サン・ジェルマン伯爵をご存じだろうか。18世紀のフランスで、宮廷に出入りした謎の人物。何十年もの間、40歳前後の風貌を保ったとされる。「食事はとらない。丸薬とカラスムギだけ」などと周囲をけむに巻きながら

▲その名を思い出したのは年明けに「若返り薬」を特集したNHK番組を見たから。おとぎ話と思いきや、既にマウスで効果を確認した物質が見つかっている。実用化は近いかもしれない

▲誰もが長生きして元気に働けば、暮らし向きも国の財政も少しは楽になる。豊かな経験を積んで人生は充実する。ひ孫、やしゃごに囲まれて家族のだんらんは楽しくにぎやかに。夢はさまざまに広がっていく

▲とはいえ、いいことばかりとは考えにくい。長い生涯、もし定年が80歳になれば、つらい思いもその分だけ増えるに違いない。子どもや若者の居心地はどうなるのだろう。庶民には超高値の薬となり、しかも選ばれた者だけに与えられるとしたら…

▲番組によると、人間の平均寿命は現在も1日5時間ずつ延びているという。それだけの「おまけ」がもらえるなら、誰のために、どう使うか。それぞれの選択次第で、人生もこの社会も、きっと大きく変わる。【天風録】

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  Tonoチト・サビシイ?

 ◆一言居士の<珍念>皆さまもですが、100年後か、今日か明日か、生ある者は、必ず死ぬ!<終の住み処>は、ちゃんと 準備しています。でも永遠にその場にはいませんです「法華経寿量品」の自我偈には 「方便現涅槃」 とあり、死は一つの方便であると説かれている。

 ◆たとえてみれば、眠るということは、起きて活動するという人間本来の目的からみれば、たんなる方便である。人間が活動するという面からみるならば、眠る必要はないのであるが、眠らないと疲労は取れないし、また、はつらつたる働きもできないのである。そのように、人も老人になったり、病気になって、局部が破壊したりした場合において、どうしても死という方便において、若さを取り返す以外にない。一日の疲れを取るために寝ますが目覚めたら昨日の読きです・・・・、それはさておき!

 ◆しかし、もっと確実な死がきた時、困らないように準備をする人はすくない。死は一面からみれば、人間が今世におけるいっさいの虚飾をはぎ取られて、裸のままの生命それ自体がもつ真実の〝力〟で立ち向かわざるを得ない難関である。このときばかりは、権力という〝力〟も、財力の〝力〟も、名声や地位という〝力〟もまた単なる知識の量や、理性の〝力〟も、すべて死苦を乗り越える真の力にはならない。

 ◆生命自体の〝底力〟こそが試される瞬間なのである。ニセものは適応しない。生の期間には必ずしも表面化しない、生命内奥の真実の姿が、そのとき、立ち表れる。臨終という、文字道りの〝正念場〟にあって、ただ妙法の実践のなかでわが生命自体に積み蓄えてきた生命力というエネルギーのみが、その絶大な力を発揮する。

 ◆ゆえに、生あるうちに、また健康で活躍できるうちに、真剣に妙法による福徳の貯金を、また生命力の蓄えをつくっておくことが重要なのである。と池田大作名誉会長は語る。

 ◆トルストイ (ロシアの文豪)は、こう述べています名声」など「死」の前には力” 生死の哲学がないのは野蛮人”死は確実に来る 死の準備をせよ「死よりも、死がすべての人を訪なうという事よりも、確実なものは何も無い死は、明日の日が来るという事実よりも,昼の後に夜が来るという事実よりも、夏の後に冬が来るという事実よりも正確である。それなのに なんで われわれは明日の日,明日の晩、また冬の用意をしながら死の準備をしないのだろう・?死に対しても準備をしなければならぬ。死に対する準備はただ一つだ。善なる生活がそれである(「人生の道」(原久一郎)

 ◆「死の準備」とは何か。 トルストイは、「死によっても滅びない」のは「魂(生命)だけなのだから、自分の「魂」を磨き、鍛える事だけが「死の準備」だと・・!ゆえに彼は、「より学問のある人になる」ことよりも、「より有名な人になる」ことよりも、もっと大切なのは「より善良な、正義の人になる」ことであり「より人間愛に満ちた人になる」ことであると訴えました。 「磨き抜かれた生命」以外の名声や栄誉はすべて幻です。しかし、多くの人は、それを忘れています。

◆トルストイは言いました。「死を忘れた生活」は、動物的な本能のままの野蛮人の生活である。 死を意識し、「死の準備」をする生活すなわち、生命を磨く生活こそが、真の文明人の生活であると!「生死」の解決がなければ、真の幸福も、平和も、文明もありません。 すべて砂上の楼閣であるといえます。

 ☆今日も! 絶好調です。話はムダを省き、短くまとめたい。長い退屈な話は「口害」ともいわれる。 ゲーテも 「美しき虹も、15分も 消えずにいれば、もうだれも見向きもしない」と手厳しい。
 \( ^∇^)/θ☆ わ~い


 

ふたりのサンドウィッチ

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 仲良しの女の子、リリーとサルマは、昼ご飯も一緒だ。リリーはピーナツバター、サルマは中東の豆料理、フムスのサンドイッチを食べる。実はお互いに、友達のサンドイッチを「気持ち悪い」と感じていた。ある日それが言葉に出て、けんかになってしまう。

 ▼日本でも翻訳出版された絵本『ふたりのサンドウィッチ』の作者は、ヨルダンのラーニア王妃である。自らの体験をもとに、文化の違いを乗り越えようと、訴えている。ユニセフを通じて、恵まれない子供たちを援助する活動にも取り組んできた。

 ▼フリージャーナリストの後藤健二さんは、愚かな大人が起こした紛争に巻き込まれながらも、懸命に生きる子供の姿を伝えてきた。王妃が後藤さんの仕事を知ったら、大いに共感されるはずだ。その後藤さんを拘束している過激組織「イスラム国」が、おぞましい画像をインターネット上に公開した。

 ▼後藤さんは、湯川遥菜さんの遺体とみられる写真を持たされていた。犯行グループはさらに、後藤さんの解放条件として巨額の身代金要求を取り下げ、代わりにヨルダンで収監中の女性死刑囚の釈放を求めている。

 ▼ヨルダンはアラブきっての親日国として知られる。だからといって、後藤さん解放の道が開けたと期待するのは、早計である。死刑囚は、首都アンマンで50人以上が死亡した爆破テロの実行犯の一人だ。政府としては、国民の強い憤りを無視して、安易に釈放を認めるわけにはいかない。一方で、昨年イスラム国に拘束された、ヨルダン人パイロットとの「交換」を模索する動きもある。

 ▼やはり親日国で、イスラム国と一定のパイプを持つトルコとも連携して、粘り強く交渉する。日本の取る方策はこれしかない。【産経抄】

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 五里霧中

 「悲惨とは あれやこれやが 欠けていることではない。それは 希望が存在しないことである」 
(フランスの作家クロード、モルガン)


『ふたりのサンドウィッチ』 内容(「BOOK」データベースより)

 リリーとサルマはとても仲良し。ふたりはいつもいっしょ。縄跳びも、お絵かきも、ブランコも。もちろんお昼ご飯もいっしょに食べます。でも、ふたりの食べているものはちょっと違います。リリーは、ピーナッツバターのサンドウィッチを食べ、サルマは、フムスのサンドウィッチを食べています―。

著者について。 ラーニア・アル・アブドッラー ヨルダン王妃。
 キャリアウーマンとしての経歴を生かし、国内に女性のための職業訓練学校を作ったり、児童虐待防止を推進したりと女性と子供の地位向上のために貢献。2007年よりユニセフ親善大使も務める。また、現在4人の子供の母親でもある。

 最も参考になったカスタマーレビュー

 ◆国際理解をわかりやすく  投稿者  ローラ・ボクサー
違う文化をもつ2人の少女がそれぞれの「サンドイッチ」から違い、そして違和感を感じながらも、最後は受け入れていく、というお話ですが、子どもに読み聞かせたところ、分かりやすかったようです。

 ◆プレゼントにしました 投稿者  ノラ 
「世界一美しい王妃」と言われるラーニア王妃の絵本は、こちらの心まで王妃の美しさで満たされるような内容でした。未来を築く世代に、異文化への興味を持ってもらうのにとてもいい教材だと思い、プレゼント用に購入しました。

   ◆女の子に大受け 投稿者  笑むママ 
王妃が書いた絵本、ということで、お姫様大すきの女の子のハートをしっかりつかみ、更にお弁当がサンドイッチという文化にへぇ〜、テーマは友情と言う普遍的で陳腐な内容ではありますが、読み聞かせにぴったりでした。



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  『ふたりのサンドウィッチ』と、かけてなんと説く?
  <珍念>の心と説く。
  その訳は? 『ジキル博士とハイド氏』と説く。
  【いっも、善と悪の心が綱引きしてる】反省し、恥じている。

  今日も、相変わらず(オチ)は冴えません!

 

 

 

 

<上手ほど名も優美なり角力取>

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  宝井其角 (たからいきかく)は、松尾芭蕉の高弟で、初代雪中庵の服部嵐雪とともに蕉門の双璧と呼ばれました。また、歌舞伎の中では赤穂浪士の一人である大高源五と両国橋のたもとで俳句をやり取りする宗匠として有名.。


 江戸川乱歩の筆名が米作家のエドガー・アラン・ポーに由来するようにその名を目標とする人物からいただいてくる例は少なくない

▼かつて南海ホークスに「王天上(おうてんじょう)」という米国出身の選手がいた。本名が「オーテンジオ」。世界の本塁打王、王貞治選手を超える選手になって、という願いを込めて球団がその音に漢字を当てた。残念ながら、成績はそれほどでもなく、二年目に解雇、帰国した

▼大きな名前は励みになる一方で重圧にもなる。見合った功績を残さねば、笑われ、名を汚したと批判される危険もある。本家を超えるのは難しいもので、その名を背負うのは勇気がいることでもあろう

▼優勝三十三回の大記録を達成した、白鵬のしこ名は昭和の二人の大横綱柏戸と大鵬の「柏鵬」に因(ちな)む。大きいどころか、目のくらむほどの存在である

▼当時、そのまま「柏鵬」とつける意見もあったそうだが、さすがに畏れ多いと「木」を抜いて白鵬とした。背負ったのは当時七〇キロほどで、さほど期待もされていなかった色白の少年である

<上手ほど名も優美なり角力取(すもうとり)宝井其角(たからいきかく)。両横綱を併せたしこ名に安直な印象がないでもなかったが、己が力によって「優美」なものに変えつつあるのだろう。その記録に意味があるかどうか知らぬが、「柏鵬」二人分の優勝回数三十七回も迫る。無論、「木」=「気」を抜かなければである。 【中日春秋】

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   上手い!

   数をいうまい羽織の紐 

 

テロリストの脅迫

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  ナヌ!! 
法外な身代金



 「72時間」は、あっという間に過ぎた。テレビドラマなら時間切れ寸前に超人的な主人公が犯人のアジトに潜入し、鮮やかに人質を奪還するものだが…。

 ▼人質にナイフを突きつけ、法外な身代金を要求する犯人に「三分の理」があろうはずがない。にもかかわらず、犯人側に立ったような言動を平気でする国会議員や元官僚が何人もいるのには、怒りを通り越してあきれてしまう。

 ▼維新の党の江田憲司代表は、事件の一報直後に「イスラム国」の広報担当者のような発言をした。「野放図に自衛隊を出して米軍や他国軍と協力すると、日本人も日常的にテロと直面することになる」と。

 ▼民主党の徳永エリ参院議員は「(首相が)なんと言おうが、集団的自衛権の行使容認、憲法改正、武器輸出三原則の変更。国際社会は日本は変わってしまったと受け止めている」と、犯人が手をたたいて喜びそうなコメントをしている。岡田克也代表が「政府の足を引っ張るようなことはしない」と言おうが、民主党は何も変わっちゃいない。

 ▼こうなると、毎度お騒がせの山本太郎参院議員が「2億ドルの支援を中止し、人質を救出して下さい」と言っても驚かない。官房副長官補まで務めた柳沢協二氏が「(首相)本人が辞めるというのが、大きな可能性としてやってみる価値がある」と発言するに至っては、何をか言わんや。現役時代、事務次官レースに敗れた恨み節にしか聞こえない。

 ▼記者会見で、「原子力の問題」と息子の解放を涙ながらに訴えた後藤健二さんのお母さんの気持ちは痛いほどわかる(後者の方)。だが、多額の身代金を払えば、犯人は味をしめ、新たな犠牲者を生む。テロリストたちがのさばる世界を後藤さんも望んでいないだろう。【産経抄】

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 【君子危うきに近寄らず】 
 【三十六計逃げるに如かず】


自己責任 (アンサイクロベディア)

 ◆この記事の内容には批判・批評記事を勝手に改ざんした内容が含まれているわけではありませんが投稿に参加した時点であなた自身にユーモアが波及する可能性もあります。この記事を編集・執筆する方は自らのユーモアセンスを自覚した上で自己責任で利用してください。詳しくは無視された方針を参照。この記事の執筆は全て自己責任で行うことを推奨します。

 ①自らで全ての責任を負うならば、つまみ食いから殺人まで何をしても許される便利な 呪文のようなもの。この呪文を応用すれば「自己責任で夏休みの宿題をやらないことの何が悪い」「責任は取るのに、なぜ人を殺してはいけないのですか?」「これは自己責任でやっていることだから君は邪魔するな」といった必殺技を編み出すこともできる。自業自得とも言う。

 ②あらゆる問題を、弱者を含むその人自身の責任とすることで、弾圧や搾取を効率よく行うために考えられた魔法理論である。この理論を応用すれば、あなたが通り魔によ る被害を受けたとしても「外出は自己責任で行われるべきであり、たとえ殺されたとして もそれは仕方がない」「道路を歩く奴が悪い」「わが国では路上での通り魔による被害は保障の対象外だ」ということになる。

 
  ●高齢になれば働けなくなるのは当然であり、自己責任において老後の備えをすべきである。
  ●一家の働き手(夫や父親が多い)が唐突に事故死して収入を失っても、そうした事態に対し十分な備えをしてこなかった家族が悪いのであり、自己責任で処理すべき問題である。
  ●以前、福知山線脱線事故で沿線のアパートが被害を受けたが、これは鉄道敷、しかもカーブの外という、事故に巻き込まれる可能性の高い土地に住居を選んだ住民たちの自己責任の問題であり、賠償を求めることはできない。
  ●ビタミンKではなくホメオパシーのレメディを投与された結果、乳児が死亡しても、そのような助産師を選んだ母親の自己責任であり、助産師には責任はない。

  ※かく言う<珍念>・今日も灰色の脳細胞が冴えません。大学に行かなかった、自己責任かなぁ! モジモジ(。_。*)))
  

へき地の教師

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分校ものがたり

 小学校に5歳児が入学するなんて考えにくいだろう。直木賞作家の故三好京三さんは岩手県のへき地校で教員をしていた時、翌春就学予定の女児を仮入学させた。地元の農家から農繁期に保育所代わりに預かってもらえないかと懇願されたためだ

▼国会でも取り上げられ、奥野誠亮(せいすけ)文相は「恵まれない環境で創意を重ねる教師に頭が下がる」と述べ、例外として認めたという。三好さんが「分校ものがたり」(本の森)で触れている

▼勤め先の衣川小大森分校は複式学級で、児童は38人。三好さんは赴任早々、表に漢字、裏に読みを記したカードを講堂につり下げた。読まないと教室に入れないようにして学力を磨いた

▼入学を頼まれたのも、そんな熱心な姿があったからなのか。学校は住民に希望をもたらし、暮らしを支える役割もある。マチの規模が小さいほど、その存在は大きいものだ

▼文部科学省が小中学校の適正規模の手引を見直した。「1学年1学級以下」の統廃合の検討を求めた。一定規模がないと子どもの多様な発言を引き出しにくく、部活動や行事も制限されるためという。確かに、そういう面はあるかもしれない

▼だが、学校には長い時間をかけて地元と紡いだ歴史がある。規模だけで見直すべきではない。三好さんも講演で、働き者で優しく温かい住民に感銘を受けた大森での経験に触れている。学ぶのは子どもだけではない。<卓上四季>

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三好京三「分校ものがたり」(本の森)内容紹介

みんなのクチコミ。カーキー カーキーズ流氷書店 カーキーさん (2004年8月12日登録)

 ◆直木賞受賞作『子育てごっこの』の舞台となった岩手県胆沢郡衣川存立衣川小学校大森分校14年間の教育実践,作家修行並びに夫婦の成長の物語です。恵まれない僻地での実践の中に,今日の教育課題でもある基礎学力の獲得や地域や保護者との共同など,学ぶべきことがたくさん登場します。一気に読めました。是非若い教師の方々に読んでいただきたいと思います。

直木賞作家書き下ろし作品

◆昭和52年に第76回直木賞を受賞した小説『子育てごっこ』。 教師夫婦と一人の子どもの心のふれあいを、東北の片田舎の分校生活を通して描いた同作品は、当時多方面から大きな反響を読んだ。あれから34年、その舞台だった分校が、惜しまれながら廃校となった。

 ◆この作品は、著者が教員として過ごした岩手県胆沢郡の衣川小学校大森分校での14年間を、生徒や村人との交流、独自に行ったユニークな教育、妻との生活などを通して書き綴った回顧エッセイ。

◆教員として分校に赴任してきた日の戸惑い、教育が遅れていた分校生徒たちとの出会い、数々のアイデア教育法、 全国的注目を受けた「子どもの神楽」の成功、そして分校を離れる日・・・。
教師生活の半分以上を過ごした分校生活を、応募歴・受賞歴など作家として大成する過程にもふれながら語る。

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   一言居士の(珍念)ふと 次の名言が脳裏に浮かぶ!


※寝床につくときに、 翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。カール・ヒルティ.

※我々は、大人も子供も、利口も馬鹿も、貧者も富者も、 死においては平等である。.ロレンハーゲン

※コロンブスが幸福であったのは、彼がアメリカを発見した時ではなく、 それを発見しつつあった時である。幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、断じて発見にあるのではない。.F.M.ドストエフスキー









 

「マッサン」

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 NHKの連続テレビ小説「マッサン」の舞台は大阪から北海道へ。国産ウイスキー造りに挑むドラマは、佳境に入っていく

▼主人公のモデル、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏は北海道・余市町に蒸留所を築くにあたり、一人の男を迎え入れた。樽作り名人の小松崎與四郎氏。ウイスキー製造に欠かせない洋樽作りを託したのだ

▼洋樽は何枚もの板を合わせ、鉄の輪をかけて固定するが、何度か再利用すると、木の収縮により〝狂い〟が生じる。だが、この名人の樽は何十年使ってもガタがこなかったという

▼なぜ狂わないのか――秘訣を聞いた評論家の草柳大蔵氏に、小松崎氏は意外な言葉を返した。「〝名人芸〟よりも仕事の堅いこと、精神の堅いことが必要」「親方とか上に立つものは、身体で堅いところを示さないといけない。隙をみせたら、工場の中はそこから崩れてゆく」(『現代の名人』現代人社)

▼国内の洋樽作りは、今もほとんどが手作業。若い職人は、親方と一緒に働く中で技術を習得するしかないという。リーダーが隙を見せず、身体で示さねばならないことは、今も昔も変わらない。後継者を育てる側に不可欠なのは「真剣」と「誠実」。技術はその次。営々たる労作業によって、崩れぬ人材の城は築かれる。【名字の言】

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     このコラム『正鵠を射る』

     珍念のコメントは【小人閑居して不善を為す】・・・

    「琥珀色の夢を見る」  商品の説明 
    ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏の足跡をたどった人物記。
 ※かつて、日本で飲まれていたウイスキーはアルコールに香料、着色料、甘味料を加えたイミテーションだった。「自分の手で本物の国産ウイスキーを造りたい」と念じ続けた竹鶴氏は、スコットランドで本場のウイスキー造りを学ぶ機会に恵まれる。帰国後、ウイスキー製造技師として寿屋(現サントリー)に入社。大阪府の山崎に蒸留所を造り、1929年、日本初の本格ウイスキー発売にこぎ着ける。

 ※34年に寿屋を退社し、自ら創業。40年、第1号の「ニッカウヰスキー」角瓶を出荷した。品質第一のウイスキー造りを追求する竹鶴氏は、その後も「スーパーニッカ」などのヒット商品を生み出す。“竹鶴スピリット”はそれ以降も引き継がれ、ニッカは、酒税法改正、チューハイブームなどの苦境下でも消費者に受け入れられる商品の追求を目指した。

 ※2002年には「シングルカスク余市」が東洋で初めて「ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ」のコレクション・ボトルに選ばれ、世界の最高級モルトウイスキーの1つと証明された。 留学中に知り合ったリタ夫人、多様な趣味、池田勇人元首相らとの交流など、彼の私生活にも言及する。(日経ビジネス 2004/06/21 Copyright©2001 日経BP企画)

コラムから広がる新聞の世界



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 中学1年生の部 最優秀賞 湘南白百合学園中学校 林 久美さん

 ▼家のポストから新聞を出すのは私の役割だ。いつもの通り、届いた夕刊を取り出し、何気なくその一面を見ると「カレーライスをたどって1」というタイトルが目に入った。今日の夕食はカレーライスもいいな、などと思いながらその記事を読んでいった。

 ▼家庭のカレーでは当たり前に使われているルーの話だった。ふーん、そうだったんだと新しい知識が増えてちょっと物知りになった気分だった。カレーライスというあまりにも日常的な食べ物ひとつをとってもこんな時代背景や商品として売り出す苦労があったということがわかったからだ。この記事は連載らしいので次の「2」も続けて読みたい気持ちになった。

 ▼新聞が伝える最も重要なことはその日にあったニュースを伝えることだ。その点ではテレビやインターネットのニュースとも共通しているが、それらとは何かが違うのが新聞だ。ニュースを伝える速さはテレビ、ネットにはかなわない。けれど出来事を伝えるだけでなく、より詳しくきちんと説明する力が新聞にはあると思う。

 ▼それには字を読んだり言葉を理解できるようにならなければいけないので国語の勉強が必要だ。また本を読むのと同様、日頃から興味ある記事をきっかけに新聞に親しんでいけばだんだん新聞の広い内容も理解できるようになると思う。

 ▼新聞は大きな紙面をパラパラとめくって読む。だから読みたい記事があればそれを探して読むがそうでないもの(実はそれが大部分なのだが)も自然に目に入ってくる。政治、経済、文化、家庭、科学、教育などテーマごとほぼ同じ場所にいろいろな情報が毎日載せられている新聞。

 ▼自分の身近な場所や関心があることなどが書いてあると自然に熱心に読むことができる。しかし全く知らなかったことや偶然めぐりあって初めて興味を持ったことでも実際に読んでみると自分の心の世界が広がったり、考えさせられることもある。

 ▼カレーライスの記事のような連載のコラムはドラマの続きを楽しみにするのに似て、次回を読む期待感がある。新聞を読みこなすには膨大な時間と幅広い知識が必要で今の自分では到底それは無理だがこのようなコラムは新聞にはたくさんあるのでその中から自分にも理解できそうなものを選んで読み続けていくのも新聞に近づく第一歩になると思う。

 ▼「カレーライスをたどって」は6回のシリーズでレトルトの開発話、明治初期からの日本人との関りなどと続き、最終回。カレー料理の本場インド文化は「多様性を許容し、ゆるやかな統一性がある」言わば「何でもありなのだ!」とし、日本のカレーも正統派を名乗れる。と締めくくっていた。母が市販のルーににんにくやワイン、辛味スパイスを加えて作る我が家のカレーも認められた気がした。

 ※課題(1)(朝日新聞(夕刊)平成14年8月16日付~)「カレーライスをたどって1~6」


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  【起承転結】
 林 久美さんの、文才は冴えている。
  日々、コメントを垂れ流す、珍念の筆致は萎えている。
   今晩はカレーライスを食べたい!


「有能に見える顔つき」

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 「家を建てる時に、人は良いが腕の悪い大工か、性格は悪いが技術の確かな大工と、どちらを選びますか」。古今亭志ん朝さんから政治についてこんな話をうかがったことがある。十五年ほど前の話である

▼大半の人は、性格ではなく技術で職人を選ぶだろう。「政治家の選び方も同じじゃありませんか」とおっしゃった

▼面白い研究がある。スイスでの調査である。五歳から十三歳の子に船旅のコンピューターゲームをさせて、ゲームの最終画面で二人一組の人物写真を見せる。「さて、君の船にふさわしい船長はどっちの人だろう」と尋ね、選ばせる

▼実は子どもが見たのはフランスの国会議員選挙の立候補者。スイスの子だから先入観はない。子どもが選んだ人物は71%の確率で当選していたという。有能に見える顔の力は大きい

▼民主党代表選で岡田さんが当選した。期待がかかる。どうも民主党には人は良さそうだが、一種の凄味(すごみ)やしたたかさに欠ける印象がある。道場では強いが、真剣勝負では斬られる剣術家とは言い過ぎか

代表選では野党再編をめぐる下品な応酬などおっと感じる部分もあった。遺恨を心配する方もいるが、顔にこさえた青あざこそがこの党になかった「有能に見える顔つき」をつくると信じたい。必要なのは与党が歯ぎしりする戦略。時に悪知恵とか「人が悪い」と呼ばれる種類のものなのだ。【中日春秋】

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このコラム【言い得て妙】 ( ^ω^)おっおっおっ

生と死

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 地球という巨大な揺りかごの中で、ときに天災が命の明暗をより分ける。あの日あの時あの場所に、いた人といなかった人。それは秒針が一つ先に動いたか否かのわずかな差かもしれない。生と死は紙の裏表なのだと、「1・17」が巡る度に思う。

 ▼戦後半世紀の節目に起きた、未曽有の都市型災害だった。神戸市出身の詩人、安水稔和(やすみず・としかず)さんがつづっている。〈わたしたちのまちを襲った/五十年目の戦争〉。抄子もその数年前までかの港町で学生時代を過ごしている。あの日あの時、あの場所にいなかったにすぎない。

 ▼その時代に生きたか否かも、長大な時間軸の中では微差なのか。歌人の竹山広は、長崎での被爆体験に20年前の震災を重ね合わせた。〈居合はせし居合はせざりしことつひに天運にして居合はせし人よ〉。6434人もの犠牲を強いた「天運」の響きに慄然(りつぜん)とする。

 ▼それゆえに重みを増す「生」もある。7カ月の長男を抱き、17日の追悼行事に参列した女性(27)の物語が同日の小紙夕刊(大阪版)にあった。震災で母を亡くした女性は男児を「結(つなぐ)」と名付けたという。母の生きた証しは、子から孫へと受け継がれていくのだろう。

 ▼今の神戸は震災後に生まれた人や市外からの転入者が増え、「震災を知らない市民」が4割を超えたという。人の記憶は風雪に弱い。強い息を吹きかけてほこりを払い、暖かい息を吹きかけて雪を溶かす労を惜しめば、風化する。それは戦争の記憶にも当てはまる。

 ▼「亡くなった人たちの記憶のため、生き残った者の記憶のために命のつながりはあるし、あらねばならん」と安水さんは言う。抄子も、記憶に息を吹きかける「口」であらんと強く思う。天の差配で「生」により分けられた者の責務として。【産経抄】

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  このコラム『千鈞の重みがある』 【恐れ入谷の鬼子母神
  {論語読みの論語知らず}の珍念、恥じている。
 

 

 

「高齢社会は人材の宝庫」

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   〈ポイントが つけば忘れぬ 診察券〉。
  公益社団法人全国老人福祉施設協議会が主催する「60歳からの主張」の川柳部門で優秀賞に輝いた千葉県の63歳の男性の作品だ







▼「つい、うっかりしていて」と、頭をかいた経験は誰にでもあるだろう。年齢を重ねるにつれ、老いが原因で失敗したように思え、落ち込んでしまいがちかもしれない。でも、受賞作は明るく前向きに老いに向き合う姿を感じさせ、読む者を笑顔にさせる

▼入賞は逃したものの、最終選考の通過作品も力作ぞろい。〈夫婦茶碗 欠けることなく 五十年〉〈きれいだね たった五文字で 皺(しわ)伸びる〉。山あり谷ありの結婚生活の末に金婚式を迎えた感慨や、伴侶を思いやる優しさがにじむ

▼世相を映した作品が多数あった。〈たまに鳴る 電話訃報か オレオレか〉〈フェイスブック 人相本かと 孫に聞く〉。片仮名がはびこるご時世には苦言を呈す。〈年寄りに 死にや(シニヤ)と言うな 罰当たり〉

▼消費税の引き上げや年金の目減りについて詠んだ川柳が目を引いた。どちらも暮らしに直結する関心事なのだ。〈消費税 わし等夫婦の 仲裂くな〉〈10パーで オレの生活 パーになる〉〈年金の 額を決めるは いらぬ人〉

▼「60歳からの主張」エッセイ・小論文部門の優秀賞は、千葉県の72歳の男性。地域の高齢者の勉強会の活動についてつづった。講師は交代で務める。高齢者は高度な知識と技能を持つ人生の達人であり、「高齢社会は人材の宝庫」と結ぶ。なるほど、高齢者が元気な地域はきっと活力が増す。<天鐘>

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「還暦川柳」「60歳からの主張」 内容紹介

◇「もの忘れ 増えて夫婦の 会話増え」 「朝帰り 昔夜遊び 今徘徊(はいかい)」 「年金で 孫の支持率 ずっと維持」 NHK、TBS、朝日新聞、産経新聞、文化放送…ほか、多数のメディアで話題沸騰! 公益社団法人 全国老人施設協議会の主催する「60歳からの主張」に過去8年間に寄せられた傑作川柳を厳選した傑作選! 思わずクスリ、思わずホロリ。 笑っちゃうのに心に滲みる―― おじいちゃん、おばあちゃん、お子さん、お孫さんも, 家族みんなで楽しめる。 明日の元気にきっと繋がる一冊です!

Futari

 ふと、脳裏に『天国はすごくいいところらしい。だって、行った人が誰一人帰ってこないのだから』の名言が思い浮かぶ!
人生の賞味期限が刻々と迫る<珍念>悔いない日々を精進したい。


▽死ぬまでに「後悔」することトップ10

 第1位 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと
 第2位 美味しいものを食べておかなかったこと
 第3位 自分の生きた証を残さなかったこと
 第4位 自分のやりたいことをやらなかったこと
 第5位 行きたい場所に行かなかったこと
 第6位 タバコを止めなかったこと
 第7位 子どもを育てなかったこと
 第8位 仕事ばかりだったこと
 第9位 感情に振り回された一生を過ごしたこと
 第10位 健康を大切にしなかったこと

 出典 死ぬときに後悔すること25(大津 秀一)



「魔法のスプーン」の記事を読んで

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Photo_3  中学3年の部1席(南日本新聞)
   南種子中3年 河野 花さん


 ▼私はアイスの中でハーゲンダッツが大好きです。特にクッキー&クリームは何度食べても飽きない程大好きなのですが、夏の暑い日早く食べたいのに買ったばかりでカチンコチンに凍っているアイスにスプーンが刺さらず、食べにくい思いをしたのは私ばかりではないと思います。

 ▼でも、凍っているのだから、ある程度溶けるまでスプーンが刺さらないのは仕方のないことだと思っていました。ところが、七月十五日の新聞に「魔法のスプーン」という見出しをみつけました。はじめは手品の記事かなと思い、読み進めていくと、その記事にはなんと、「熱伝導率が高いアルミを使い、体温でアイスを溶かす。

 ▼まるでスプーンが吸い込まれるような使い心地。」と書いてありました。私は驚きました。スプーンを手にとると、自分の体温でこのスプーンが温まり、その熱でかちかちのアイスを溶かすなんて、想像したこともありませんでした。しかも、このスプーンを開発したメーカーは、創業当初は仏具専門店だったということにも驚きました。

 ▼記事によると、この仏具店・高田製作所の高田さんも、アイスを食べようとしたときに、スプーンが刺さらなかった実体験をしたそうです。普通の人ならそれ以上何も考えないと思いますが、高田さんは、刺さらないのであれば、刺さるように開発しようと思い立ったのです。よほど、キンキンに冷えたアイスを食べたかったのでしょうか。それとも、かちかちのアイスに負けたくなかったのでしょうか。どちらにせよ、数年間もの試行錯誤を経て発売まで至った高田さんに感動しました。

 ▼そのスプーンは、同社が扱う銅やスズと比較して熱伝導性の高いアルミを採用し、形状は、約十センチのへら状で、取っ手の部分には体温を滞留させるための約二センチの厚みを持たせ、熱がスプーンの先端まで伝わるように作られています。なんと、三年も前から発売されていて、今では生産が追いつかないほどのヒット商品になっているそうです。

 ▼私はこの記事を読むまで、この魔法のスプーンの存在を知りませんでした。新聞記者の方がこのスプーンを記事として取り上げてくれてよかった、そして、この見出しに気付いてよかったと思いました。それは、このスプーンの存在を知ったということだけでなく、人間にはものすごい可能性があるという何かとても前向きな気持ちになることができたからです。

 ▼確かに世の中をよく観察してみると、いたる所に工夫が施されているのに気が付きます。たとえば、洋服屋さんの鏡には実際よりも細く見えるように加工がしてあります。掃除機には人工知能を搭載して、留守の間にも掃除をしてくれるものがあります。高田さんもスプーン一つに数年間もかけて、沢山の失敗を重ねたと思います。

 ▼途中で、アイスなんて食べる途中に溶けてくるのだからスプーン一つに時間をかけるのはやめようと思ったことがあったかもしれません。でも彼はなぜ開発をやめなかったのでしょうか。自分の持つ技術の可能性を信じていたのでしょうか。私には分かりませんが、決して諦めなかったからこそ魔法のスプーンができたのです。

 ▼今日も日本中で、世界中で大人たちが、より良い暮らしのために色々と考え工夫し汗を流しながら働いています。私は、そんな世の中の工夫をよく観察し発見して、いつか私も世の中の役に立てる大人になりたいと思います。まずは、この夏に、お小遣いを貯めてこの魔法のスプーンを買って、かちかちのアイスを食べてみたいと思います。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜


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 河野 花さんは、観察力・旺盛な素晴らしい方ですね。
筆者も、魔法のスプーンを買って、かちかちのアイスを食べてみたい。 それに、泡を立てるコーヒーカップで至福の一時を過ごしたい・・・・

猿蟹合戦

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   芥川龍之介に「猿蟹(さるかに)合戦」という小品がある。
よく知られた民話のその後を描いた。猿に親を殺されて仕返しをした蟹と、その仲間の臼や蜂たち。てっきり安穏に暮らしたと思っていたら、とんでもないどんでん返しがあった





▼蟹たちは逮捕され、死刑や無期懲役になった。「優勝劣敗の世の中にこういう私憤(蟹の仕返し)を洩(も)らすとすれば、愚者にあらずんば狂者である」という見方もあった

▼当人からすれば正義を通したはずなのに、罰せられるのではやり切れないだろう。沖縄の多くの人たちの気持ちにも、通じるかもしれない

▼過去最大となった2015年度予算案で、沖縄振興費が5年ぶりに減らされ、3339億円になった。米軍基地の県内移設反対を主張する知事に代わった途端の減額である。先の衆院選でも、自民党候補が小選挙区で全敗した。その意趣返しと受け取られても、仕方ない

▼国と地方の関係は、いまや法律上対等だ。選挙で示された民意をしっかり受け止めるのが国の務めだろう。なのに予算編成前の陳情で、閣僚は知事に会おうともしなかった。県民感情を逆なでする国の態度こそ、むしろ「私憤」ではないか

▼猿蟹合戦はこう結ばれる。<とにかく猿と戦ったが最後、蟹は必ず天下のために、殺される。君たち(読者)もたいてい蟹なんですよ>。猿を国、蟹を地方と言い換えたら沖縄の問題と済ませられない。【卓上四季】

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  かく言う〝珍念〟『ごまめの歯ぎしり』・・・・。

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  〇〇はXX

笑える言葉 m9(^Д^)プギャー

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     立川談四楼さんが「声に出して笑える日本語」
    (光文社知恵の森文庫)で、こんなせりふを紹介している。
    ボクシングの選手が世界タイトル戦に勝って言った






◆「前回はまけたのでまけなかったけど、今回はまけなかったのでまけました」。その真意は…。「前回は(試合に)負けたので(ベルトを)巻けなかったけど、今回は負けなかったので巻けました」。なるほど

◆解きほぐせば意味が伝わり、くすっと笑える。こちらはどうだろう。先日、商品への異物混入が相次ぐマクドナルドの幹部が会見に臨んだ。真意はともかく、こんなふうに聞こえた

◆「異物の混入は当社のミスですが、混入ミスの原因が当社のミスかどうかは、今のところ分かっておりません」。マニュアル通りの対応なのかもしれないが、解きほぐしても意味が分かったような、分からないような。「千円から、いただきます」。店頭で味わう違和感に通じるような気もする

◆ネット上の誹謗(ひぼう)中傷や嫌がらせに、身構えているようでもある。とはいえどんなにいい機械を、システムを導入しても問題は生じる。働いているのは人なのだからミスもある。ミスをするのが人なら、ミスを減らすのも人だ。生身の人

◆当然ながら、商品を買うのも人。気持ちよく買えないと買わない。解きほぐすまでもない。【正平調】

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    このコラム【上手い】・・・・笑える!

   石頭の(珍念)のコメントは【面白くない】 チト・サビシイ
 

「声に出して笑える日本語」説明 (「BOOK」データベースより)

 ▼落語家の立川談四楼さんが日常にある面白い言葉、言い間違い(良い間違い?)をエッセイで語る本です。時折、落語の話も出てきて非常に楽しめました。中でも好きだったのが、「馬から落ちて落馬して」のような意味が二重になってしまう言い回しのところでした。

 鎖骨の骨を骨折して直すのに骨が折れた  お見事です!笑

 ▼アナウンサーの致命的な言い間違いから、思わずニヤリの上品な下ネタ、そして愛すべき落語の世界の味わい深いセリフまで。酒場で飲んでいても昼寝中でも、行き交う言葉に耳を澄ませて集めた「笑える日本語」の数々。落語家にして小説家でもある著者ならではの「耳の付け所」が冴え渡る!確実に笑えてタメになる傑作エッセイ。一席、お付き合いのほどを。

最も参考になったカスタマーレビュー

破顔一生 投稿者  出淵   

 ▼読書人は、あざとい書名にダマされてはならない。非読書人は、この軽い書名にダマされて御一読をなさるがよい。タイトルから想像する以上に内容は濃く、文句なく面白い。一読、破顔一笑。再読、破顔一生、だ。収録されているコラムの味は一篇ごとに異なる。

 ▼だから本書の一気読みは誠にもったいない。寝床、通勤電車、トイレなどで数日をかけて少しずつ味読したい。さまざまなシーンでのコトバをめぐる爆笑エピソードが盛り込まれているが、文楽、志ん生、圓生、文治、志ん朝、そして、家元談志らが登場する落語界の挿話が、やはり楽しい。
中でも、落語立川流の惣領、桂文字助伝説は最高だ。

 ▼2002年に毎日新聞社から出版された「日本語通り」の改訂版が同書。
旧書名に含まれる「通」の文字はSTREETの意味だが、「その道の通」「精通」の通でもある。落語家であり、多くの著作をものにする作家でもある著者は、
まさに、日本語の通人だ。

独演会の雰囲気が漂う 投稿者  なんださか

 ▼笑える日本語を拾い集めて、落語家らしい解説をつけた本。前口上も加えると、70の話が紹介されている。2002年に出した本を、加筆・再構成して、2009年に文庫化している。笑いの材料は古いようであるが、知らない話もあって、楽しむことができた感じがする。70の小噺を、次から次と披露する独演会のような本だと思う。

 

 

 

ドレフュス事件

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ドレフュス事件の裁判

 ドレフュス事件とは、1894年にフランスで起きた、当時、ランス陸軍参謀本部勤務の大尉であったユダヤ人、アルフレド・ドレフュスがスパイ容疑で逮捕された冤罪事件である。

 19世紀末にフランスで起こったドレフュス事件は、国論を二分した冤罪(えんざい)事件として知られる。故大佛(おさらぎ)次郎さんの事件名を冠した85年前の名著は今読んでも、経緯がよくわかる 

▼ユダヤ系将校ドレフュスがスパイ容疑で逮捕された。でっちあげだったが、裕福な層の多いユダヤ人への反発と結びつき、民衆は「ユダヤ人、売国奴!」と罵声を浴びせた。ドレフュス支援の声もあり、後に無罪となった

▼事件後も余波は続き、ユダヤ国家建設を目指すシオニズム運動のきっかけになった。白を黒と言いくるめた背景には、根強い民族差別が満ちあふれていた

▼さて、こちらはどうなるか。フランス週刊紙銃撃に抗議する11日のデモ参加者は、370万人に上ったという。テロは絶対に許されるべきではない。表現の自由を求めるのは当然だろう

▼心配なのは、事件と無関係なモスクへの報復が見られることだ。反ユダヤならぬ反イスラムが野火のごとく広がりかねない。それを乗り越えるのには、互いの文化への理解をさらに広げるほかない

▼もともと知識人という言葉はドレフュスを擁護する人たち、として広まった。フランスの哲学者モーリス・ブランショは著書「問われる知識人」で、<知識人とは作家や学者、評論家ではなく、正義という単純な理念へ舞い戻るために、声を上げる人たちだ>といっている。市民の正義が、試されようとしている。{卓上四季}

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    コメントは『蛇足』 

           私は君の意見に賛成しない。
      しかし、君がそれを言う権利は命を賭けても守ろう
ヴォルテール 

火星より遠く

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 レイ・ブラッドベリ氏。2012年6月6日 死去。満91歳。

 昨年末、米国は新型宇宙船の試験機の打ち上げに成功した。2030年代の実現を目指す火星有人飛行への第一歩という

▼米国の作家レイ・ブラッドベリが人類の火星探検と植民を描いた「火星年代記」で、最初の有人ロケットが火星に達するのがくしくも30年。とうとう現実がSFの名作に追いつきそうだ。ただし、これは改訂版で、初版の火星到着は31年早い1999年だった

▼変わったのは年代だけではない。人種差別を扱った印象深い物語が削除された。米国の田舎町で、差別された黒人たちが火星に移住する。残された白人たちの空っぽな心に、旅立つ黒人少年の声が響く。「これから毎晩何をするんですか」

▼夜の退屈しのぎに黒人をリンチにかけた忌まわしい過去への痛烈な皮肉が込められている。作者は改訂の際、もはやリンチは時代にそぐわないと考えたのかもしれない

▼残念ながら、人種をめぐる米国社会の動揺は続く。黒人を死なせた白人警官の相次ぐ不起訴処分に対して抗議行動が広がった。火星に手が届いても、人種間の深い溝は容易に乗り越えられそうにない

差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)がほとんど野放し状態の日本にとって、これは対岸の火事だろうか。ブラッドベリの登場人物なら問いかけるかもしれない。「空っぽのあなた。ののしる相手がいなくなったら、どうやって時間をつぶすつもりですか」<卓上四季>

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  怒髪天を衝く 
これ以上吠えると血圧があがる・・・


 『火星年代記』レイ・ブラッドベリ 1950年 内容紹介

 1999年、人類の火星への探索が始まります。火星には先住民がいたのですが、彼等は精神文化を高度に発達させており、地球からの初期の調査隊はテレパシーの発達した火星人にことごとく抹殺されしまいます。しかし、続く調査隊の見たのは地球から持ち込まれた疱瘡によって殆ど死に絶えた火星人の姿でした。本格的な火星への移住が始まってから20年後、地球では核戦争が勃発します。人々は潮が引くように戦場となった故郷へと引き上げ、火星は無人の廃墟と化してしまいます。

最も参考になったカスタマーレビュー

 

 ヒロ  訃報を聞いて積んであったのを初読み。60年前に書かれたとは思えない名作。火星を舞台にしたSF作品だが、政治・思想的な色も強い。また、短編の連なりのような形で書かれてはいるが、「叙情詩人」の見事な描写で、恐ろしさや綺麗さに泣きそうにさえなった。筆者の死が本当に悔やまれる…もっと早く読んでおくんだった。

 日向 永遠  詩情豊かな連作集。絵になる詩編です。地球と火星のそれぞれが人間のつくりあげた科学(機械)の所為で巨大化した戦争で滅んでいく。僅かな人間がのこり、新しく火星の歴史を創っていく。なんて、愚かな人間たち。二グロ(今は禁止用語?)の火星移住のところが印象に残ってる。新天地はたまたま火星だったけど、地球の危機のとき、ロケットは回収され地球に戻される。残るのは変人の様な人々だけど、彼らがいなければ歴史は続かない。面白かったです。でも少し物足りない・・・ 雰囲気で読む作品ではあります。自分は華氏451度の方が好きです

 Ryoji  SFの古典的名作となったブラッドべリの連作短編。発表は1950年。火星を舞台にした26編の物語が収録されていて、そのどれもが味わい深い。想像以上に文学的なのにも驚きました。文章は詩的な印象が強く、それが世界観に奥行きを与えているよう。風刺や皮肉がきいているのも魅力。ただただストーリーを追うだけの小説ならいくらもあるけれど、言葉ことばに込められた愚意を取りこぼさないよう必死になって読みふけった小説は、久しぶり。大満足な作品。

「歌をば、かまへて正しく居て詠みならふべく候」

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    歌を習う時の基本的心得だそうだ。
    「歌をば、かまへて正しく居て詠みならふべく候」。
    つまり姿勢を正すことと、鎌倉時代の歌人藤原定家が説く





◆矢田部英正著「たたずまいの美学」の解説を借りれば、こういう意味である。ゆめゆめ立って詠んだりしてはならない。きちんと座って詠む。姿勢を正すとは構えること。言い換えれば、歌の世界に身構え、心を構えること

◆将棋界の顔でもある内藤國雄九段=西宮市=が3月末をめどに引退する。現役最年長の75歳だ。膝や腰を痛め、正座の対局が難しくなった。これが引退理由の一つという。かの定家が知れば、範とする正座姿がまた一つ…と惜しむかもしれぬ

◆「自在流」という棋風は、縁台将棋育ちには理解が追いつかない。しかし端座の美しさは素人目にも分かった。対局場を離れても背筋が伸びていた。わが身を厳しく律したのだろう。56年もの長い勝負の日々が生んだ風格か

◆だれもがいつか現役を去る。プロ球界を見ても、ゴロをさばく瞬間に膝が笑い始めたと嘆く名内野手がいた。速くない球が速く見え衰えを察した長距離打者もいた。限界の見極め方もまた、その人ならではの世界である

◆寂しい限りだが、正座が難しくなったというのも内藤さんらしい。これからは得意の詰め将棋に内藤美学を楽しもう。【正平調】

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  限界の見極め方もまた、その人ならではの世界である!


 かく言う〝珍念〟正座は苦になりません。気になるのは財布の中身と、残り少ない髪の毛と、『葦の髄から天井を覗く』の悪しき煩悩だけ・・・・。





「たたずまいの美学」商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)

 同じ洋服を着ているのに、日本人と西洋人の歩き方が違うのはなぜか―。立ち方、坐り方、服の着方、履き物の履き方など、なにげない日常の動作から浮かび上がってくる、現代日本人の身体にしみこんだ武道、茶道、能薬、禅など伝統文化の深層。「身体」を通した画期的な日本人論。

最も参考になったカスタマーレビュー びっくりするぐらい面白かった 投稿者  magenta

 とあるカフェで、隣の席の女性が、一緒にいる友人にこの本の面白さを熱心に説明していました。赤の他人の会話ですが、耳に入る言葉の端々から本の内容がとても気になってしまい、彼女が手にした本の表紙をこっそり盗み見てタイトルを記憶。スマホですぐに検索した次第です。笑。

 こんな経緯で出会ったのですが、大変面白い本でした。ヨーロピアンと日本人は立ち方や歩き方が違うとはびっくり。姿勢や筋肉、行動、衣服に関する事例が豊富に入っており、ダンスやポージング、運動、ファッションに興味がある方はかなり勉強になるでしょう。雑学としても大変面白いものでした。

 隣席の彼女はダンサーか、劇団員のようでした。ステージに立つ方も、私のように姿勢を気にする人にもオススメできる良書です。
 

「魔法の言葉」

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   子どもを天才に育てる「魔法の言葉」とは?
   作家で俳優の中谷彰宏氏の話に膝を打った





▼氏は幼少のころの思い出を交えて、答えた。それは「ナールヘソ」である、と。「なるほど」の意味で使うこの語、氏が面白いと思ったことを話した時、母親が必ず返してくれた言葉だという

▼これが、好奇心とコミュニケーション能力の二つを育ててくれた。逆に、子どもの心をくじく三つの言葉は「それは、違う」「面白くない」「そんなこと、知ってるよ」だと、氏は言う(「灯台」2月号)。確かに、子どもの〝大発見〟に対して素っ気ない対応では、喜びもやる気も半減する

▼この話には、子どもの教育だけでなく、大人の人間関係にも関わる教訓が含まれている。言葉一つで、相手をがっかりさせることもあれば、元気にすることもある。こちらが「成長してもらいたい」「立ち上がってもらいたい」という心のアンテナをピンと張っていれば、どんな相手の話にも、共感をもって反応できる

▼日蓮大聖人は、仏道修行の真価は「人の振舞」(御書1174㌻)にこそ現れると教えられた。「振る舞い」とはつまり、相手に寄り添い、励ます「言葉の力」に尽きていよう。誠心誠意の声で、「励まし社会」の扉を開いていきたい【名字の言】

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名言集 言葉は魔法

※言葉は魔法の源で、人を癒やしたり、救う力がある  NHKドラマ「純と愛より」

※最も困難なことは自分自身を知ることであり、最も容易なことは他人に忠告することである。タレス(哲学者)

言葉について

『人間は一つの言葉で争いもすれば、仲直りもできる。一つの言葉が生涯の傷ともなれば、忘れ得ぬ希望の人生のきっかけになる。 一つの言葉は一つの心をもっている。

 ゆえに言葉を大切にすることは、心を大切にすることに通ずる言葉の美しい人であってほしい』 と。(池田大作)

    ◇愚か者の【珍念】も、かく生きたい!・・・\( ^∇^)/θ☆ わ~い

4300回の抱擁

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の気持ち 

 ▼何年前だっただろう。ひどく悲しいことがあり、台所の隅でひとり泣いていた。気づかれていないと思い、しゃくりあげて泣いていたら、思いもよらず後ろから夫が抱きしめてくれた。

 ▼夫はもう忘れたかもしれないが、あの時の彼のやさしさを私は忘れない。60代の後半にさしかかったじいさんとばあさんの、ある日の出来事だった。

 ▼今年は年男と年女。元旦に私は夫に言ってみた。
「ねえアナタ。次ぎの羊年までともに健康に生きられたら最高よ。今日から一日一回、強く抱きしめ合いましょうよ」夫はあっさり「いいぞ」と笑って答えてくれた。

 ▼私の日記は一日一行ののみ。どんな小さなことでも、うれしいことが一日に一回あれば、その日は良しと思ってすごしてきた。自転車ですれ違った中学生が会釈してくれた※ご近所の畑でとれた新鮮な野菜をもらった※ご主人を亡くした友の顔に少し笑顔がもどってきた・・・・

 ▼生活の中で見つけた小さな喜びを一行。今年からこれに「夫のハグあり」が加われば、私の日記は二行のうれしいことになる。次にまた巡り来る年男年女を元気に迎えられたら、4300回以上の抱擁となるはずだ。

 ▼5000回の抱擁も6000回の抱擁も共に元気で生きてこそ。生きる喜びを日々かみしめながら、ふたりの目標をしっかりと次ぎの未来へと定めた。
(山口県周南市 今田喜久江・71歳)

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   珍念、感動しました!

人工知能ブーム

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 「おはよう」と話し掛ければ「おはよう」。和んで笑い声を上げると、それも返す。言葉をおうむ返しする縫いぐるみに親類宅で盛り上がった。音声を録音して再生する機能は単純だが、おしゃべりしているようで面白い

▲さらに進化するとどうなるか。人の表情を読み取って会話する人型ロボットが来月から市販される。人が近づくと目を合わせ、落ち込んでいると励ましてくれるという。自ら考えますと、開発したメーカーは胸を張る

▲これには人工知能が使われた。言葉を理解し、学習する人の知的な作業をまねる技術を指す。米国でアイデアが生まれたのは60年も前。性能を高め、いままたブームを迎えた。チェスやクイズで世界王者に勝つまでに

▲組み込んだ製品はここ数年で身近になりつつある。床の汚れに応じて動き回る掃除ロボットに、「いい店ないかな」と聞くと音声で答える携帯電話。ネット検索では調べたいことに、より的確な答えを導き出せるよう

▲商売になるとなれば、企業も熱くなる。人が考えるより先に動き、導いてくれるようなコンピューターが増えそうだが、さて。人の方は従うばかり―。
万一、そんな繰り返しになると、笑えなくなる。【天風録】


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「しあわせな未来のその果てに」 手塚治虫の言葉

  ▼家庭の仕事は何でもこなせる 便利なロボットが普及し、 ママは家事から解放されました。そしていつしか子育ても ロボット任せになってしまいます。子どもたちが両親ではなく ロボットに育てられる。そんな未来は果たしてバラ色の未来でしょうか?

 ▼人は人と触れ合うことで はじめて心を育むことが出来る。だとすれば、インターネット授業が主流になって 子どもたちは学校へ行く必要がなくなる、という話題がもはや 「未来の話」では なくなりつつ ある現代は、「とても危険な世界」になりつつあるのかもしれません

▼コンピュータの利用度がますます増大して、人間は生産や頭脳労働から解放される、というより、追放されるか、もしくはコンピュータに管理される奴隷のような存在になるかもしれない。そうなれば、ロボットは人間、 つまりあなた自身のことになるかもしれませんよ。 (アンドロイド・『鉄腕アトムの未来学』週刊読売掲載エッセイより)

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このコラム。 『頂門の一針』・・・【恐れ入谷の鬼子母神】

 

ムーミン谷の冬

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 ムーミン一家には冬の経験はないはずだった。というのは暗くて寒い冬の間、一家は冬眠しているからだ。ところがある冬、ムーミントロールだけ目覚めてしまいさあ大変。

 ▼芥川賞作家の川上弘美さんは「ムーミン谷の冬」を最初読んだ時に「泣きそうになった」そうだ。ムーミントロールは次第に生きるすべを身に付けていくのだが、最後までその世界には「甘っちょろい暖かさはかけらも出てこなかった」とエッセーに書いている。

 ▼厳しい寒波が列島を襲っている。年明けに電話があった山形の知人は老母が1人住む実家に帰り、2日がかりで雪下ろしに精を出したという。剣道高段位の猛者だが竹刀ならぬシャベルを手にしての除雪作業は相当骨が折れたと聞いた。

 ▼宮崎市というほぼ年中、ひだまりの中にあるような場所に生きていると実感できない雪のやっかいさだ。それでもえびの、日向などの支局勤務時代には山間地での取材先で雪に降られ、立ち往生した経験があった。県内でも雪に悩み寒さに苦労するところはある。

 ▼宮崎市でトーベ・ヤンソン生誕100年を記念した「ムーミン展」が始まった。フィンランドのタンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館所蔵の挿絵原画、習作など約200点を展示。不思議な生き物たちが自然と共生する世界を楽しめる。

 ▼「ムーミン谷の冬」の一枚は水平線に顔を出した太陽を見てムーミントロールが喜び逆立ちする絵。四季の国に暮らすからには冬をどうしのぐかは大問題だ。冬眠しないなら耐えて生きるしかない。そんなことも教えるムーミン世界である。 <くろしお>

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 ふと、<手塚治虫>の「モンモン山が泣いてるよ」が、脳裏に思い浮かぶ!
 自然というものを「思い出」としてさえ持っていない子どもたちに、他人の痛みや生命の大切さを説くのは、ひどくむずかしいのではないでしょうか


 ※人は森を切り開き、そこに都市を築いてきました。それが文明の進歩でした。神話では空へと高く伸びて行くバベルの塔ですがその塔が空へではなく地平線へと向けて、横へ横へと拡大していったのがいまのこの世界です。が結局は崩れ落ちたのと同じように、いまバベルの塔のこの世界もこれ以上の拡張が出来ないところまで来ています。

 ※このまま森を消し去り続けたら、地球という星そのもののバランスが崩れてしまう。いやもう崩れはじめている。この星の断末魔の悲鳴があなたの耳には聞こえていますか?

天然呆けの〝珍念〟コメントは【支離滅裂】お笑い下され~い!
  


 最も参考になったカスタマーレビユー

ムーミン初めての冬  投稿者  マントラマン

 今まで冬眠をしてきたムーミンが一人冬に起きて寝られなくなる。そして春になるまでの間、冬の厳しい寒さと孤独に耐えながら様々な経験を学んでいく内容になっています。他の登場人物のおしゃまさんが作者の人生観をムーミン(子ども)に伝えている箇所があり、その考え方が大人になった人でも楽しめるものとなっています。

 ムーミンが初めて雪を感じたり、孤独に悲しんでいる時の描写がよく子どもの本質を表せているので子どもに読ませるのも問題ないでしょう。児童文学と切り離せない教訓話も作者の恵まれた才能であるユーモアで優しく包まれているので良かったです。国際アンデルセン賞にしかるべき内容でした。

冬の描写が素晴らしい  投稿者  花粉症   

 ムーミンシリーズのなかでも風景描写が飛び抜けて優れた作品だと思います。山室静さんの翻訳なのも嬉しい。山室さんの翻訳は古すぎるとか誤訳が多いと言われているようですが、彼の言葉がもつあたたかさやかわいらしさは他の翻訳者にはないものと思います。

どこかでエンゼルが

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 昨年公開された『神宮希林 わたしの神様』は、女優の樹木希林さんが、伊勢神宮に参拝する姿を追ったドキュメンタリー映画だった。そのなかに、印象的な場面がある。

 ▼「希林さん、神様っていますかねぇ」。監督の質問に希林さんは沈黙の後、突然歌い出す。「♪だぁれもいないと思っていても、どこかでどこかでエンゼルが…」。半世紀以上前から親しまれてきた、森永製菓のCMソングである。

 ▼米国では、今もほとんどの人が天使の存在を信じているそうだ。2001年9月11日の朝、ロン・ディフランチェスコさんは、世界貿易センター南棟84階の金融会社で仕事をしていた。脱出に成功したのは、ビル崩壊の10秒前だ。本人は「天使」に助けられた、と語っている。

 ▼テロの現場だけではない。登山や南極探検の現場で危機的状況に追い込まれたとき、突然に「何者か」が現れ、生還へ導く。こんな事例は、実は数多く報告されてきた。「サードマン(第三の人)現象」とも呼ばれる(『サードマン』ジョン・ガイガー著、新潮文庫)。

 ▼激しい体力消耗によって引き起こされる感覚上の幻影や低温ストレスによる症状、心霊現象など、現象については諸説ある。しかし依然として、謎に包まれたままだ。

 ▼米ケンタッキー州の山中に2日夜、家族5人が乗った小型飛行機が墜落した。ただ一人生き残った7歳の少女が、はだしで1キロ以上も歩き、民家にたどりつく。保護されたとき、少女は血まみれで、震えながら泣いていた。米メディアは、「奇跡の生還」と報じている。半袖シャツ姿の少女がもし、気温5度以下の暗い森の中を違う方向に歩いていたら、と思うとぞっとする。天使の導きがあったのかもしれない。【産経抄】

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 ※読者の皆さまへ〝珍念〟<1964年9月12日>友人宅を訪問中、車が故障し、修理工場まで牽引のため、車の間でロープを結んでいたとき。ドスンと、鈍い音が。あ・・挟まれる。死ぬ。と観念した時、体がスーット軽くなりゴム風船みたいに浮かび、上の絵のような「天女さま」?の両手に支えられ妙なる音楽が聞こえ、空に漂い。あ、あそこに落ちたら激突して死ぬ。

 ※その時も不思議な風が吹き、両腕を支えられ約70メートル先の、柔らかい草地に仰向けに下ろされました。病院に運ばれ冷たいベットに寝かされていました。もう一人の自分が上の方で一部始終をみていました。真夜中意識が戻り歩いて帰りました。 翌日、某新聞に奇跡の生還と報道されました。

 ※このような『摩訶不思議な』出来事を、今までに四度。遭遇しました。変人の珍念。心に悪しき煩悩の火を燃やすと、我が身に火の粉が降り注ぎ、火傷をします。 まだ、まだ、心が定まっていません。

 ※ロシアの作家ゴーリキーの戯曲『どん底』の登場人物がこんなせりふを吐く場面がある。<仕事が楽しみなら、人生は極楽だ! 仕事が義務なら人生は地獄だ!>

 ※過去を変えることは、誰にもできない。だが、今をどう生きるかによって、”過去の意味”は、いかようにも変わってくる。失敗しても、それをバネにして頑張り、目標を達成すれば、過去の失敗は”勝利への一歩となろう。

 ※人生劇の「脚本家」も(主役」も自分自分が「勝利劇」の(脚本家」である。そして(主人公」である。シェークスピアは大劇作家らしく何度も次の意味のことを書いている。

 ※「人生は舞台だ。人々は皆、おのおのの役を演じている」仏法が教えるのは、人生劇の「脚本」を書くのも「演じる」のも、自分自身だということである「神」とか「偶然」とかの他の何ものかが、脚本を書くのではない。自分が書いて、自分が「名優」として演ずる。これが「一念三千」の法理に込められたきわめて積極的な人生哲学である。自分が作家で、自分が主人公である。  

 「心の壁」を破り続けること」 「心とは、まことに不思議なものである。 心が変われば、環境が変わる心から、そうしたいと願えば、現実もそう動き始めていく、自分自身が強く心に決めれば、不可能を可能にしていく道が拓かれる。」と、恩師は綴る!

最も参考になったカスタマーレビユー

すばらしい。 投稿者          あみ
 
   ◇実は、私もかなり究極の状態の時に、全く想像してなかったある「存在」が現れて、励まされた経験があります。幻だったのか・・?それでもいいかな・・。と思いつつも、気になっていたところでこの本に出会い、読みました。

 ◇私の究極よりも更に究極の状態で皆さんは出会っていらっしゃる。驚きとうれしさで一杯になりました。こういうことは、なかなか人に言えないのは何処でも同じなのだな。。と共感もしました。そんなことは絶対にありえない、信じられない。と思うのもまた自由ですが。

危機的な状況に陥った人たちが遭遇する「サードマン」 投稿者  edward0812

 ◇サードマンは登山者や航海者が遭難した場面に多く現れるらしい。登山家のラインホルト・メスナーや、南極横断に挑戦したアーネスト・シャクルトンなど、多くの著名人も経験している。また過去の事例をもとに脳科学の視点から、このサードマン現象の謎を解明しようとするアプローチも興味深かい。

 ◇仲間の死や極寒の地での食糧不足など、複数の強いストレスが引き金になることが多いようだが、共通しているのはサードマンが生き延びるための具体的な助言をしてくれたり、そっと寄り添って励ましてくれるところだ。実際サードマンのアドバイスにより無事生還した人も少なくない。

 ◇おそらく自分はこの先サードマンに助けられるような場所に行くことは無いと思うが、もしその場面に遭遇したならば、サードマン出現のスイッチとなる「生き延びるというシンプルな信念」だけは持っていたい。

あ・・ピザが、焦げている。 消えます (A;´・ω・)アセアセ

魔法のメガネ

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 そのメガネをかければ、犬や猫、鳥や虫の目で世界を眺められる。そんな魔法のメガネがあれば、どんなに楽しかろう

▼ギヨーム・デュプラ氏の『仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界』(創元社)は、そういう空想にひたらせてくれる本だ。科学の最新の研究成果などをもとに、動物たちの目でこの世界をのぞかせてくれる

▼たとえば猫はひどい近眼で、はっきり見えるのは鼻先十~七十五センチ。おまけに赤と緑が区別できず、赤い花も緑色に見えているらしい。マグロの赤身も、猫たちには「緑身」なのか

▼私たち以上にこの世の色彩の豊かさを感じているのは、鳥だ。その目は、人の目には見えぬ紫外線までとらえる。おまけにワシなどは視界の中心部だけ双眼鏡のように六~八倍に拡大して見える。おかげで遠く離れた場所の獲物の尿の痕跡まで見つけられるというから、脱帽だ

▼では鳥の祖先とされる恐竜の目に世界はどう見えていたのか。それこそ魔法でも使わないと解けそうもない謎だが、熊本大学の特任准教授・田中源吾さんらはこのほど、三億年前に生息していた魚の化石を電子顕微鏡で調べ、色覚があったことを発見した。その手法でなら、恐竜の目の謎解きも可能という

▼「何をどう見ていたかが分かれば、どんな生き方をしていたかも分かります」とは田中さんの弁。何とも味わい深く、夢のある研究である。【中日春秋】

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『仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界』 商品の内容紹介

 ◇猫はとてもひどい近眼。牛と馬は真正面がよく見えない。鳥は人間よりもずっとよく見えていて、ヘビは動きを敏感に察知する目を持っている。最新の研究成果に基づき、動物や昆虫の目に世界はどのようにうつっているのかを同じ光景を描き分けることで表現した、世界ではじめての視覚絵本。

 ◇動物の目をめくると、そこに見えている世界が広がる、驚きが一杯の仕掛。親子で楽しめ、科学の面白さを自然に体感できる、画期的な大判絵本です。

【魔法のメガネ】があればなぁ! 珍念 一人屹ちている ι(´Д`υ)アセアセ 

真剣さが知恵となる

 ※一度の出会いが、人を変える。たった一言が一生を変える。
「ゆえに私は、生命のアンテナを研ぎ澄まし、『今しかない』『今しかない』と、一人また一人と、出会いを重ねてきた」

 ※ある弟子が、池田会長に尋ねた。「先生は、いつ、どこにあっても、相手の心を的確にとらえた、励ましの言葉をかけられますが、その秘訣はなんなのでしょうか」

会長は厳と答えた。

 ※「秘訣などあるわけがない。私は真剣なんだ。この人と会えるのは今しかない。その中で、どうすれば心を結び会えるかを考え、神経を研ぎ澄まし、生命を削っているのだ。その真剣さこそが、知恵となり、力となるんだよ!」

 ※目の前の一人に、真剣に語る。目下の課題に、真剣にぶっかる。「真剣こそ」、勝利を開きゆく根本精神である。各地で開催された記念撮影もまた、会長の「真剣勝負」の激戦の舞台であった。(大白蓮華)

 ※かつて。池田名誉会長は「人間・レントゲン」と、言われていたのも、故あるかなぁ・・

 ※50年前、池田先生にお会いし、激励を受けたことが、昨日のように脳裏に燦然と輝いています。記念撮影のときの激励も、耳朶に残つています。先生から頂いたお土産は今も大事に保存しています。

『名もない人達の中で、心を打たれたと、いわれる人生を、私は生きたい』 池田大作

 不詳:〝珍念〟 恩師の如く、かく・・・・生きたい!

家族って・・・ (^O^)

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  毎年、3千枚以上の年賀状を受け取る知り合いがいる。当然そのぶん出している。大仕事だろう。頭が下がる。ところで、普通の人が年賀状を書くときに何人くらいの宛先を思い浮かべるものか

▼答えは150人ほどという。人が一定の信頼関係を持てると思う知人の数も同じくらい。要はいまの人間の脳の大きさに適する集団の規模である。霊長類研究の第一人者、山極寿一(やまぎわじゅいち)京大総長が季刊誌「考える人」の最新号で語っている。家族のあり方をめぐるインタビューは、人間の進化から説き起こし、刺激に富む

▼人間はサルと違い、食物を仲間のところへ運んで一緒に食べるようになったと山極さんはいう。ばらばらで食べるサルに対し、人間は「共感力」を発達させ、家族を営み、さらに150人程度の共同体をつくった

▼そうした歩みは、人間が言葉を獲得する以前のコミュニケーションがもたらしたらしい。だから現在でも言葉以前の交流が大切となる。例えば触覚。握手し、抱き合うことが人間関係に好影響を与える

▼実際に会わずネットだけでつながる。そんな近年の傾向を憂えつつ、人間の身体はまだ新技術に適応してはいないと山極さんは見る。人は効率性だけでは生きられない。現代人のペット熱をご覧なさい、と。生身の身体を使って人とつながれ、という主張に共感を覚える

▼正月、久々に大勢で食卓を囲み、言葉のいらないつながりに浸った方も多いだろう。きょうからはまた、効率に追われる日々だとしても。【天声人語】

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Yubi

このコラム『的を射る』! かく言う〝珍念〟のコメントは(的を外す)・・・

一枚のハガキ

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  皆様、
お元気で幸多き年となりますように。


 1枚のはがきにも目方がある。「早いもので子供はもう中学生」。20年来の知人女性が紙の余白に添えていた。当方が駆け出しの記者として勤めた地方支局の同僚で、年賀状だけの往来は15年になる。その間に妻となり母となった知人の春秋が、年に1度の便りに厚みを加えていた。

 ▼はがきに刷られた親子の笑顔は涼しげで、幸せな時間の流れを物語っていた。しかし、過ぎ去った年がつづれ織りの記憶に彩られた方ばかりではあるまい。つづら折りの道に脂汗を流した方もおられよう。涙ににじんだ喪中の知らせも、旧年中に何通かいただいた。

 ▼こちらの筆無精のせいもあり「無沙汰(ぶさた)は無事の便り」を祈る回数が年輪を重ねるごとに増えてゆく。それゆえ、年の初めに届く便りは一枚一枚が尊い。そこに凝縮されたそれぞれの一年に思いをはせると、清新な風に心のすすを払われる思いがする。背筋も伸びる。

 ▼作家の池波正太郎さんは、前年の春に次の年賀状を刷り終えるほどの几帳面(きちょうめん)で知られた。干支(えと)の挿絵はご自身の創案で、相手の顔を思い浮かべながら、夏から冬にかけ千枚以上にあて名を書いた。年に1度の便りを「たった1枚」で終わらせぬという一念がにじむ。

 ▼当方の手元には、やはり年に1度の便りでつながる遠方の先輩から、ピリッとした1枚が届いた。ただ「熟慮、断行」とのみ書いてある。人の営みはその繰り返しだが、年を取れば深謀や遠慮が行く手を阻む。踏ん切りの一線を越えられない自身との格闘もあろう。

 ▼つまるところ、苦悩と焦慮に身を焼かれながらも、「断行」の日々を生きるほかない。「千日の稽古を鍛(たん)とし、万日の稽古を練(れん)とす」(宮本武蔵)。手元の1枚と剣豪の箴言(しんげん)を未熟なわが身の戒めとする。【産経抄】

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  このコラム 起承転結素晴らしい!

 中国の三国時代・魏の曹操は、重臣の諫言も聞き、実力主義で優れた才能を活用してゆく。 古の<孫子・張良>を自負し手紙を読むときも。<眼光紙背に徹す>
【意味】  眼光紙背に徹すとは、書物に書いてあることを、表面だけでなく真意まで理解することのたとえ。読解力に長けていること。

 浅学菲才の〝珍念〟反省し・恥じている ・・・ 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 

「火垂るの墓」

    Hotaru


 


過ち繰り返さぬために 「火垂るの墓」高畑監督に聞く


    いたいけなきょうだいの死から戦争の悲惨さを描いた不朽のアニメ映画「火垂るの墓」。監督を務めた高畑勲さん(79)は語る。「あれは反戦映画ではない」。戦後70年を迎え、いつか来た道へ向かう足音がその耳に届く。言葉が熱を帯びる。惨禍を嘆き悲しむのではなく、いまこそ自らの愚かしさに目を向けよ、と。

■愚かしさ省み歯止めを

 ▼火垂るの墓は反戦映画と評されますが、反戦映画が戦争を起こさないため、止めるためのものであるなら、あの作品はそうした役には立たないのではないか。そう言うと大抵は驚かれますが。

 ▼1988年公開。太平洋戦争末期、空襲で母と家を失った14歳の兄清太と4歳の妹節子の物語。食糧事情悪化につれ、身を寄せた親戚からうとましがられ、2人は防空壕(ごう)で暮らすようになる。周囲の大人も手を差し伸べることはなく食料が尽き、やがて命も尽きる。原作は野坂昭如さん。高畑さんは「人は悲惨な目に遭うと人情というものが働かなくなるということを伝える話だ」と語る。

 ▼-原爆をテーマにした「はだしのゲン」もそうですが、日本では平和教育にアニメが用いられた。もちろん大きな意義があったが、こうした作品が反戦につながり得るかというと、私は懐疑的です。攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか。

 ▼なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる。

 ▼-「戦争をしたとしても、あのような失敗はしない。われわれはもっと賢くやる。70年前とは時代が違う」とも言うでしょう。本当でしょうか。私たちは戦争中の人と比べて進歩したでしょうか。3・11で安全神話が崩れた後の原発をめぐる為政者の対応をみても、そうは思えません。成り行きでずるずるいくだけで、人々が仕方がないと諦めるところへいつの間にかもっていく。あの戦争の負け方と同じです。

 ▼再び戦争をしないためには、あの戦争がどのように進んでいったかを学ばなければならないと思うのです。私が戦争中のことをどれだけ知っているかと聞かれれば、大したことはない。でも、安倍晋三首相よりは知っています。
 

 ▼1935年生まれ。岡山市で空襲に遭い、焼夷(しょうい)弾の雨の中、家族とはぐれながら辛くも逃げのびる。敗戦当時9歳。東大仏文科を出て東映動画入社。テレビシリーズ「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」などを演出し、宮崎駿さんとスタジオジブリ設立後は映画「おもひでぽろぽろ」「ホーホケキョとなりの山田くん」「かぐや姫の物語」などで監督を務めた。

 ▼集団的自衛権の行使を認めるということは、海外では戦争ができない国だった日本が、どこでも戦争できるようになるということです。政府は「歯止めをかける」と言うが、あの戦争を知っている者にとっては信じられません。ひとたび戦争が始まれば歯止めなどかかるものではありません。

 ▼そもそも日本人は戦前から米国が好きだった。ジャズや野球、映画といった文化に親しんでいた。その国と戦争をするとは誰も思わなかった。やっても勝てないと思っていた。

 ▼ところが、真珠湾の奇襲作戦が成功して戦争になってしまったら、あとは日本が勝ってくれることだけを皆が願い始めた。それはそうでしょう。負けたら悲惨なことになるに決まっているんですから。

 ▼息子の兵役を逃れさせたり、戦争に反対して逮捕されたりした人もいたが、ごく少数。始まってから反対の声を上げるのは難しい。いやいや戦争に協力させられたのだと思っている人も多いけれど、大多数が戦勝を祝うちょうちん行列に進んで参加した。非国民という言葉は、一般人が自分たちに同調しない一般人に向けて使った言葉です。

 ▼「空気を読む」と若者が言うでしょう。私はこの言葉を聞いて絶望的な気持ちになります。私たち日本人は昔と全然変わっていないんじゃないか、と。周りと協調することは良いことですが、この言葉は協調ではなくて同調を求めるものです。歩調を合わせることが絶対の価値になっている。

 ▼日本人は昔から意見の対立を好まない。皆を仲間内にして、和気あいあいとして争いを避ける。寄り合いも全員一致主義で、どうしても駄目なら村八分にする。個を確立し、意見が異なっている人との違いを認め、その上でうまくやっていくという努力を好まない。

 ▼議論を戦わせない。古くからあるこの体質によって日本は泥沼の戦争に踏み込んでいったのです。私はこれを「ズルズル体質」と呼んでいますが、「空気を読む」なんて聞くと、これからもそうなる危うさを感じずにはいられません。

 ○だからこそ憲法9条の存在が大事だと思うのです。これこそが「ズルズル体質」を食い止める最後の歯止めです。

 ○戦後の平和をつくってきたものは何かといえば、9条です。基地の負担を押し付けられている沖縄の犠牲を忘れてはなりませんが、米国が戦争を繰り返す中、9条のおかげで日本人は戦争で命を落とすことも人の命を奪うこともなかった。政権の手足を縛ってきたのです。

 ○これを完全にひっくり返すのが安倍政権です。それも憲法改正を国民に問うことなく、憲法解釈の変更という手法で、です。

 ○消費増税を先送りし、アベノミクスの是非を争点に据えた昨年暮れの総選挙で圧勝した自民党。安倍首相は集団的自衛権の行使容認に踏み切った昨夏の閣議決定を踏まえ、安全保障法制の整備にも「国民の信が得られた」と意欲をみせる。自衛隊法の改正などの審議が国会で始まる。

 ○隣国との対立が深まり、不穏になっているからといって不戦の理想の方を変えるのはどうかしています。9条を大事にしているということは、武力で解決するつもりはない、というメッセージになる。東アジアに戦争の記憶が残る中、戦争をしないというスタンスはイニシアチブになるはずです。「普通の国」なんかになる必要はない。ユニークな国であり続けるべきです。

 ○戦争ができる国になったら、必ず戦争をする国になってしまう。閣議決定で集団的自衛権の行使を認めることによって9条は突如、突破された。私たちはかつてない驚くべき危機に直面しているのではないでしょうか。

 ○あの戦争を知っている人なら分かる。戦争が始まる前、つまり、いまが大事です。始めてしまえば、私たちは流されてしまう。だから小さな歯止めではなく、絶対的な歯止めが必要なのです。それが9条だった。

 ○「最小限の武力行使」「戦争をやるとしてもうまくコントロールしてやる」なんて、そんな能力を私たち日本人が持っていると思わない方がいい。安倍首相だけが特別無自覚というわけではないと思います。私たちはこの70年で基本的な体質が変わることはなかったのです。【神奈川新聞】

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  〈頂門の一針〉・・・『恐れ入谷の鬼子母神』

 宮崎駿監督はそんな『火垂るの墓』をどのように評価しているのでしょうか?調べてみたら、あるインタビューで以下のように答えていました。

※「『火垂るの墓』に対しては強烈な批判があります。あれはウソだと思います。まず、幽霊は死んだ時の姿で出てくると思いますから、ガリガリに痩せておなかが減った状態で出てくるはずです。それから、巡洋艦の艦長の息子は絶対に飢え死にしない。それは戦争の本質をごまかしている。

◇それは野坂昭如が飢え死にしなかったように、絶対飢え死にしない。海軍の士官というのは、確実に救済し合います、仲間同士だけで。……それは高畑勲がわかっていても、野坂昭如がウソをついているからしょうがないけれども。戦争というのは、そういうかたちで出てくるものだと僕は思いますけどね。

◇だから、弾が当たって死ぬのもいるけれど、結局死ぬのは貧乏人が死ぬんですよ。巡洋艦の艦長の息子は死なない、それを僕は許せないんですよ。日本における戦争の具体的なことをあいまいなまま、あの巨大な間違いの時期をすべて悔い改めようということでは、いっこうに戦争に対するリアリズムが芽生えないと僕は思うんです」(「ナウシカ解読-ユートピアの臨界」より)

最も参考になったカスタマーレビュー

お涙頂戴作品ではない! 投稿者  カスタマー 

◇10代の頃はただ「かわいそう」という視点だけで涙していた「火垂るの墓」。しかし20代になって、この作品が多くの人の涙を誘う理由のひとつに「キャラクターの動き」があるのではないかと思うようになり、この絵コンテ集を購入しました。

◇この本には、節子の子供らしいしぐさや清太のキビキビした行動など、細かい演技指導(?)が秒単位で丁寧に描き込まれています。
これらを観ていると、この作品が決してお涙頂戴的な演出で出来上がっているのではなく、的確な人物描写の積み重ねで出来ている事が分かります。

◇ストーリーを客観的に見ると、この兄妹はまだ他の選択ができたんじゃないかと思うところもありますが、それでも引き込まれるのはやはりキャラのリアルな動きがあってこそのものでしょう。

◇ちなみにこの絵コンテ集には、本編でカットされてしまったシーンもきちんと描かれています。とにかく丁寧な絵なので、セル画でなくても問題なく見る事ができますよ。

あ、話はムダを省き、短くまとめたい。長い退屈な話は”口害”ともいわれる。

ゲーテも 「美しき虹も、15分も 消えずにいればもうだれも見向きもしない」と手厳しい。 (^-^;

「発言小町大賞2014」

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  インターネットの掲示板「発言小町」に投稿された話題から、今年最も心に残ったものを選ぶ「発言小町大賞2014」が決まった。

 義母の遺品から家族宛ての手紙が出てきたという投稿が「ベストトピ賞」に選ばれた。手紙に書かれた、シンプルだが思いやりあふれる一言に、感動した人が多かったようだ。

 投稿主は女性で、義母は94歳で他界した。四十九日の法要を終え、遺品を整理していたところ、義母が大切にしていた着物からたくさんの封筒が出てきた。封筒は家族それぞれ宛てで、便箋に書かれた言葉は全員同じ。「いっしょうけんめいいきてください」とたった一言書いてあった。

 義母は、戦争や阪神大震災で身内を亡くすなど苦労してきたが、明るくて優しい性格で、「一生懸命生きていれば、必ず良いことは起こるよ」が口癖だったという。投稿主は「きっと義母は本当に一生懸命生きてきたのでしょう。私にとって、この遺言は一生の宝物になりました」。

 この投稿に対し、「涙が出た」「こんなに胸の奥までしみてくるのは初めて」との反響が相次いだ。「たった一言」という手紙の簡潔さが多くの人の心をとらえたようだ。

 また、「いっしょうけんめいいきてください」という言葉を、自身に向けられた言葉と受け止め、励まされた人も多かった。病気で自分を見失い始めていたという女性は、「まだまだ甘いですね。頑張らず、いっしょうけんめいいきます」と反応を寄せた。

 このほか、「私もこの世を去る時、息子夫婦、孫に一言書けるなら書きたいです」「交通事故で義母を亡くしたばかり。何気なくこの投稿を開いて号泣です。義母が誘導してくれたのでしょうか」と書き込んだ人もいた。

 この手紙は、投稿主によると、そんなに昔に用意したものではなかったようだ。投稿主が昨年、着物を干した時に封筒はなかったという。義母は死期を悟ってから、手紙をしたためたとみられる。         

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かく言う・無学の〝珍念〟来世は【創価大学】で学びたい!


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 ふと、灰色の脳細胞に米映画「猿の惑星」が思い浮かぶ。
 宇宙飛行士のテイラーたちは、自動操縦での帰還中、ある惑星に不時着した。そこはなんと、人間が猿に支配された惑星だった。猿に捕えられながらも同じ人間の女性・ノバと出会ったテイラーは脱出し、この惑星の真実を知ることになる。 それは(驚愕のラストシーン)である。



   筆者の『杞憂』かなぁ・・・

去年今年

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ワイツゼッカー元西ドイツ大統領 

 “過去に眼を閉ざす者は、未来に対してもやはり盲目となる”







 新しい1年が始まった。<去年今年(こぞことし) 貫く 棒の如(ごと)きもの>(虚子)。去年をも今年をも丸抱えにして貫流する天地自然の理への思い、とは詩人・大岡信さんの評だ

▼年が改まっても、そこには貫く棒のように悠久の時が流れているだけ-と勝手に解釈、共感していたが、東日本大震災で変わった

▼愛する家族を失い、心の傷が癒えないまま懸命に生きる人々、長く不自由な避難生活。降り積もる雪の中で迎える新年。同じ1日の始まりでも、元旦は居住まいを正すようになった

▼戦後70年の今年はなおさらだ。国民主権となり、敗戦の焼け跡から復興を果たした日本。物質的な豊かさを求めるあまり、失ったものも多いが、平和憲法によって自衛隊は他国で人を殺さず、殺されもしなかった

▼それなのに、安倍晋三首相は憲法改正も視野に、戦後レジーム(体制)からの脱却へひた走る。集団的自衛権を解禁し、原発も再稼働させる方針で、終戦記念日には未来に向けて戦後70年の談話を出す予定という

▼「過去に目を閉ざす者は、現在も見えない」。ワイツゼッカー元西ドイツ大統領が行った終戦40周年演説の一節だ。震災復興は遅れがちで、歴史の判断を避ける首相が描く未来とは、どんなものか。貫く棒に宿る人々の不安や悲しみは見えているのだろうか。【凡語】

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昨夜、悍ましい夢をみました。あの方に似ている・・・?
“珍念” チト・サビシイ・・・・ (´・ω・`)ショボーン

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