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2014年12月

「平成鳥獣戯画」 ヽ(*´∀`)ノ

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 税に悩み、虚偽説明に憤った2014年。いろはカルタで振り返る。

【い】偽りの交響曲 【ろ】ロシアより弾(たま)をこめて 【は】バッジも失い万里休す

【に】憎まれっ蚊代々木にはばかる 【ほ】ポケモン超えた妖怪 【へ】ベルリンの壁ドン崩壊25年

【と】外様でもやってみなはれ【ち】長寿で「いいとも!」【り】琉球の風が政権揺さぶる

【ぬ】ぬけぬけ密漁、帰っチャイナ 【る】ルーブル展望クライナ 【を】オバ負ケア

【わ】我が社のベア冬眠中 【か】加齢なるレジェンド 【よ】容赦なきイスラム酷

【た】食べ過ぎはダメよ〜ダメダメ鰻(うなぎ)と鮪(まぐろ)【れ】レームダックのキューバしのぎ

【そ】空恐ろしい失踪と撃墜 【つ】痛恨の誤報どう出直す 【ね】ネギとワインとなめたらあかん

【な】仲たがいコリア困った 【ら】拉致越年これきりに 【む】無法の3D拳銃 【う】うちわ追及も風吹かず

【ゐ】いじめ自殺に沈黙の艦隊 【の】ノーベル魅了した青い光 【お】オー圭、頂点へあと一歩

【く】クーデターもうやめタイ 【や】八百長疑惑アギーレた 【ま】マタハラ家事ハラに向かっ腹

【け】健さん追った一番星 【ふ】富士に並ぶ糸と紙 【こ】号泣嫌疑 【え】円安丼(ドン)高

【て】てっ、エボラ大流行 【あ】アベのみクスクス総選挙 【さ】薩摩で不安な再稼働 【き】「きらい?」「そうかい」集団的自衛権

【ゆ】ゆづる譲らぬ首位 【め】迷宮入りSTAP細胞 【み】みんな掃き出した熊手 【し】消費減ったぜい

【ゑ】選ばぬ棄権な風潮 【ひ】ひとナッツの苦い体験 【も】もスコッチ足りぬ独立票 【せ】セクハラお野次(やじ)

【す】吸うたら死ぬで危険ドラッグ 【京】今日でお別れアサッテ君(余録)


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 コメントは『蛇足』・・・・

「田中舘愛橘」に想いを馳せる

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 田中館愛橘(たなかだて あいきつ) 



 今多くの国民が、同じ人間たちを敵として戦うために、たくさんな費用をかけて軍備に励んでいる。これらをさし控えて、自然の敵なる地震、雨風の大あらしや津波などに向かって戦いをいどみ、これらを征服したらどんなに世界が楽になることだろう!!。

中国の孔子は「己に克ちて礼を復る(おのれにかちてれいをかえる)」と 仁 の道を説いた。20世紀の人間達もまだお若いかな?

「地球には二つの衛星がある。一つは月、もう一つは…」。西洋諸国に追い付け、追い越せと躍起になっていた時代、世界を飛び回り、ノーベル賞物理学者のギョームから、こう称賛された日本人がいる

 ▼二戸市出身の物理学者、田中舘愛橘(1856~1952年)がその人。携わった分野の広さには驚かされる。重力測定、地震調査、航空工学、気象学…。それぞれの基礎を築き、弟子も育てた。日本の科学技術の父といわれるゆえんだ

 
 ▼世界の最先端を学び、日本に伝えようとする意欲は晩年まで衰えなかった。生涯68回の国際会議に出席したが、多くが東大教授を退いた後の62~79歳の間だったことからも分かる。海外出張は短くても3カ月かかった時代。桁違いの情熱がなければなし得なかっただろう

 ▼今月、二戸市から名誉市民の称号が贈られた。実は51年、旧町の名誉町民になったが、55年の合併時に引き継がれず平成の合併時もそのままに。約60年を経てあらためて顕彰されることになったのだ

 ▼「これら(世界中の争い)を差し控えて、地震、雨風の大嵐や津波などに向かって戦いを挑み、征服したらどんなに世界が楽になることだろう」。亡くなる直前に書いた「50年後の夢」の一部だ。東日本大震災を経て先人の願いは重く響く。【河北春秋】

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  感動しました。

 田中館愛橘博士は昭和27年に亡くなられた。その少し前に「50年後の夢」という題で発表された文。

50年後の夢  田中館愛橘(たなかだて あいきつ)  

 ◇50年先のことは、夢に見るだけより他はあるまい。心理学者の話では、どんなありえないような無理な夢でも、実際感じたことをあれこれかき混ぜて、感じを起こすのだそうだ。そういう夢のような古い迷信を理学者達がうち破ってから、人間の知識が、からりと開け、ありきたりの知識を乗り越え、飛び越え、ロガリズミック(大変な勢い)の調子で進み出した。

◇1873年マックスウェルの大論文で「電気の波が光の速さで空中を伝わるはずだ」と聞かされたとき、人々は夢かとばかり驚いた。がしばらくして、ヘルツの実験でそれが鮮やかに証明されると、さっそくマルコニーがそれを応用して、無線電信を作り出した。その波の長さは数キロメートルであった。

 ◇ところが、その反対に光の波よりずっと短いエクス線がこれに続いて発見されて、それが不透明なものを通して見られるので、生きた人間の体でも機械に使ってある材料の中でも、そこにある病や傷をあらためるのに役立ち、大層重宝がられている。これらはすべて前世紀(19世紀)の末ごろの出来事であった。

 ◇今世紀になって一層応用が進み、無線電話、ラジオ放送、テレビジョン、それの天然色(カラー化)、また、大戦争のおかげでレーダーが出来、これで遠くの天気もようも見られ、大いに天気予報に役立つ。なお数百キロメートルの高さにある電離層FEDの上がり下がりのはか、そこのイオンの数までが観測されるようになった。

 ◇これらはすべて地球の表面から上のことだが、すぐ足下の地面の内部は、これに比べて情けないほどわかりかねている。ただ、地磁気、地電流、地震の伝わり方、それの起こる場所などは、時の統計などによっていくらかの様子をうかがうにすぎない。何とかしてエクス線で体の中を見るように、しかるべく電波のあんばいを刷るわけにはいくまいか。

 ◇幸い、それが出来たらば、地震を起こす断層ができかけているいがみ、ひがみや、火山の爆発前の溶岩の動きなども見えて、予報の助けにもなり、またその応用は、金銀銅鉄のありかを捜すに役立とう。また、欲を言えば、地球の心(しん)が固形体か流動体かなどの問題もわかってこよう。

 ◇こんなことの研究には、大仕掛けの設備や機械なども入り用かもしれないが、また、ヘルツやレントゲンが使ったような簡単な手細工の道具でできるかもしれない。さらにまた、マックスウェルのような頭の働きだけで出来るかもしれない。また、50年先といっても、10年か20年でできるか、数百年の後だかもわからない。

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     珍念のコメントは『蛇足』・・・・

     『空樽は音が高い』 ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~




高校生川柳

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   会えたのに みんなそろって スマホ見る


   (京都府)大谷高等学校2年 河合 晴夏







作品評価

 いつからだろうか。電車の座席の誰もが小さい画面に指を走らせている。
本や新聞よりスマホの時代。友人たちとの久しぶりの再会。これまで互い
の温もりはそれぞれの手や方肩の体温を通じて分かり会えたのに今はもう
視線はスマホにくぎづけ。

 何より言葉が少ない。無機質なスマホでしか心を通わせることができないのか。文明にふと疑問を持った青春のその一瞬。便利であればそででいいのかと。

受賞者コメント

 大賞に選ばれたと先生から聞いた時は大変驚きました。先生方や友達に祝福され嬉しい気持ちでいっぱいです。この川柳には先日久しぶりに合うことが友人たちが会って、しばらくすると一人一人スマートフォンを見ていた時に感じた、寂しさのような想いを込めました。

 スマートフォンも便利で楽しめるツールだと思います。しかし、それには代えることができない「目の前にいる友人たちの笑顔を見ながら、おしゃべりをするすてきな時間」を楽しんでいきたいと思います。

 あ、あの味だ。純心女子高3年の應戸珠未さんにはすぐ分かった。「初盆で/叔母が作った祖母の味」。みんな、よく集まってくれたね。料理上手だったおばあちゃん、天国から親族の食卓を見守っている

▲数学の問題と格闘する夏の日。よし、これが解けたら休憩だ、と鉛筆を握り直してみたのに時間ばっかり過ぎていく。あーもう、わけ分からん、と大村工高3年の本白水ななみさん。「とけていく/アイスと/とけない二次関数」

▲十七音に詰まった若い感性がきらめく。福岡大が主催する「全国高校生川柳コンクール」。今年の入選作品が発表され、優秀賞の2点に県内の2人が仲良く並んだ

▲大賞に選ばれた「会えたのに/みんなそろってスマホ見る」は京都の高2女子。せっかくの再会が台無しだ。「便利で楽しいツールだけど、目の前の友人と笑顔でおしゃべりするすてきな時間を楽しんでいきたい」-受賞の弁に拍手。「お弁当/ケンカしたのに出来ていた」「母の背が小さく見えた/十八歳」。口に出せない感謝を5・7・5に込めて

▲最後にもう2点、県内の作品。「大丈夫/この一言で前を向く」と長崎女子高3年の森塚麗さん。同1年の村山樹さんも「できるよと/自分に言って第一歩」。そう、新しい年もその意気で。【水ゃ空】

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 『あら嬉し 師弟と共に 歩む道』(珍念)

 

 

人間には師匠は不可欠

◇なぜ渋柿は甘くなるのか・・? アメリカの著名な仏教学者のハリシー博士は、干し柿の原理を通して、「人間革命」と「師匠の大切さ」について語る。そのままでは食べられない、一見、無価値に見える渋柿。しかし、太陽に当てることで ”甘味”がでてくる。

◇自らの内にあるものが熟した結果、「渋柿」は「干し柿」となり、他人に利益を与える価値あるものに変わる。人間もまた「太陽」すなわち御本尊の光に照らされて、平凡な自身が、人のために貢献できる価値ある自身に変わると博士は結論する。

◇しかし、それには、渋柿を木から採って太陽に干す作業をする人が必要である。その存在こそ「師匠」だというのである。逆に、師匠のような「理想の存在」がいないと、どうなるか・・?東筑紫短期大学の中島俊介準教授は、現代の若者の心理の傾向を通して、次のように指摘する。

◇「極端に肥大した理想を掲げるにしても、自分が成長するために必要な、眼前の課題に挑戦することができない。安易に(自分の力であれば、その程度のことはできる)と考え現実の自己すら正確に把握できていない場合も少なくない」

◇「師匠」(理想)の不在」・・現代の若者が陥りがちな安易な“自分教”や、無気力。無関心の闇の根源が、そこにある。動物は、師匠をもつことができない。人間だけの特権であり、人生における最重要事である。「ダイヤモンド」(人間)はダイヤモンド(偉大な師匠)によってのみ磨かれる」

『日蓮大聖人』のお手紙に師匠の大切さを語っていられる。

「たとえ父母が子を産み、その子に眼、耳が備わっていても物を教える師匠がいなければ、それは動物の眼や耳と等しいというべきであろう」(通解)と。

これ以上は『蛇足』・・・・・(*゚ー゚*)

「最後の勝利」

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 一年を共に過ごした手帳やカレンダーを繰ると、今年も多くの出来事があったことに気付く。書き込んだ予定や計画は、過ぎ去れば、貴重な人生の記録となる

▼チャップリンの映画デビューから、今年は100周年。彼の残した名言の中に「人生はクローズアップで見れば悲劇、ロングショットで見れば喜劇」とある。その時はつらく思えても、長い目で見れば楽しい思い出になる。両親の離婚で養護施設を転々とし、度重なる苦境を勝ち越えた喜劇王の確信だ

▼大阪で学習塾を営む壮年は36年前、創価大学在学中に聞いた創立者・池田名誉会長のスピーチが人生の指針となった。「“もうだめだ”と思っても、生き抜けば大した問題ではなくなる」「生き抜くんだ! そこが人生の勝負どころだ」

▼卒業後、旅行業を営むが、バブル崩壊の影響で倒産。多額の債務を抱え、友人も心配するほど。だが、家族一丸で経済苦を克服。創立者と再会した折に、「ヤマは越えたね」との激励を受けた。親子全員が創価教育の同窓生として、和楽の実証を示す

▼苦難に直面した時にどう立ち向かうか。そこに信仰の真価は光る。「最後の勝利」を強く信じて進みたい。ベストを尽くす一瞬一瞬が、偉大な人間革命の勝利劇を描いている【名字の言】

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(珍念)の脳裏に、チャップリンの映画『街の灯』が思い浮かぶ!

 Amazonレビュー 街角で花売りをする盲目の少女は、なけなしのコインで一輪の花を買ったチャーリーを金持ちの紳士と誤解してしまう。チャーリーは、この誤解をきっかけに、少女を助けようと懸命な金策に走り回ることになる…。
   3年の歳月を費やして製作され、チャップリンの作品のなかでも最もロマンチックな一篇であり、公開されるや感動の嵐を呼んだ。

 世界大恐慌後の混沌とした時代を背景に、アメリカの世情、社会の矛盾、そして人間の愛を、寂しくも美しく描いている。音響は音楽と効果音のみで、セリフは字幕という実質的なサイレント映画。無声であることが観る者の心に深くしみわたる愛を感じさせ、テーマ曲「ラ・ヴィオレテーラ」の美しいメロディや効果音が、より一層作品を盛りあげている。チャーリーは従来の監督・脚本・主演・編集に加え、この作品から作曲も担当し、その才能を開花させた。(生野 舞)

最も参考になったカスタマーレビュー

チャップリンの最高傑作  投稿者  kusyana 

◇この映画のラストを見て、泣きました。それから数十年。いくつになっても、感動させてくれます。人の心のやさしさ、みにくさ、おごり、みじめさ、悲哀、それらをみんな凝縮した作品です。盲目の少女に恋するチャップリン。単なる一浮浪者にすぎない彼は、少女に何もしてやれません。でも、何とか自分のできることをしようとします。

◇お金さえあれば、彼女の目は直る可能性がある・・・チャップリンはそれに賭けます。コメディーあり、風刺あり、愛あり、感動の一作です。

結局この作品が一番好きだなぁ 投稿者  トミ

◇数あるチャップリン作品。名作ばかりですが僕はこれが一番好きですなんて綺麗な映画なんでしょうか痛いほど純粋です最近の邦画なんかではよく誰かが死ぬとかそんなんで涙を誘いますがこの作品はそうじゃない(まぁ基本的にチャップリン映画はそうですが)人を愛する事、自分を愛する事すんなり泣ける

◇そしてお約束のお笑いシーンも面白可笑しいし後はもはや伝説となったラストこれ以上に美しいラストはない約100年前のモノクロサイレント映画ですが関係なし素晴らしいものはいつ見ても素晴らしいのです 

子供と一緒に 投稿者  元ちゃん 

◇何年も前から何回も見ている映画、ふとまた見たくなって、たまたま子供と見ていました。子供はチャップリンのことなど殆ど知りません。 けれど見終わってかなり感動したようでした。いつもは映画が白黒だと古いと言っているくせに、食い入るように見てました。良い物は時代を超えても受け入れられ、また古臭いと感じさせません。逆に新鮮だったようです。

 
◇我が家では、僕の好きな映画、子供の好きな映画今までバラバラだったもんなぁ。子供に見せたくない映画はたくさんありますが、考えてみれば、子供と一緒に見れる映画は数少ない気がします。この映画がきっかけとなり、後に家族でかなりのチャップリン映画を見ることになります。

◇できましたら、家族で見ていただきたい。(勿論、一人で泣くのも良し。)愛と勇気と少しだけのお金があれば・・・・とよくチャップリンさん言ってました。今回もお金が関係してきます。決して、愛と勇気だけでは何もできない。綺麗ごとだけでは世の中渡って行けない。まざまざと見せつけられる映画です。

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 <名字の言>のコラムも素晴らしい『映画』です。
 減らず口の珍念『葦の髄から天覗く』 (お笑い)くだされ~い!

池田大作全集 27年連続ベストセラー全集部門第1位

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先月発刊された128巻で、146冊目の刊行となった「池田大作全集」。
未来学者のヘイゼル・ヘンダーソン博士「多岐の分野にわたる著作の出版は、会長が偉大なルネサンス人であることの、何よりの証しである、といえるでしょう」と

 『池田大作全集』が本年の年間ベストセラー・全集部門(トーハン調べ)で第1位となった。1988年(昭和63年)の発刊開始から、27年連続で同部門の第1位となる。

 同全集は池田大作名誉会長の著作を体系的に収録。全150巻の構想で、現在までに146冊が刊行されている。ゲーテ全集(ワイマール版、143巻)などの古今東西の全集と比較しても、世界最大級の個人全集となる。

 世界詩歌協会のA・パドマナーバン名誉会長は述べている。

 「光あふれる博士の詩は、性別や年齢、立場などの差異を超えて、全ての民衆を目覚めさせます」と。そして、小説『人間革命』をはじめとする執筆活動は「人類愛、平和、発展という、人間にとっての精神的変革を世界的規模で促してきた偉大な功績であります」とたたえる。

 第一級の知性との対談、学術機関等での講演、随筆、詩歌、小説、スピーチ、仏法哲理の講義……。友の幸福と世界の平和のために、間断なき言論闘争を続けてきた名誉会長の著作の内容は多岐にわたる。

 「執筆は戦いである。たった一言が、人を絶望の淵に追いやることもある。たった一言が、生涯を照らす希望の光源ともなる」「一つ一つが、限りある命の時間との壮絶な闘争である。わが魂を注いで、残すべきことは、すべて言い遺さむと、一人決意している」(随筆「新・人間革命」、『池田大作全集』第132巻所収)名誉会長が全生命を傾けて紡ぎ出した言々句々は、慈愛に満ちた智慧の光明である。(聖教新聞)

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・書物なき部屋は魂なき肉体のごとし。
byキケロ

・私の実際的な読書の法則は三つある。
1.一年を経過していない本はどれも読まないこと。
2.有名な本のほか読まないこと。3.好きな本のほか読まないこと。
byエマーソン

・読書して考えないのは、食事をして消化しないのと同じである。
byエドマンド・バーク

・私が人生を知ったのは、人と接したからではなく、本と接したからである。
byアナトール・フランス


   
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  珍念のコメントは 『釈迦に説法』!

弓の名人

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一本の矢 

 作家中島敦は子煩悩だった。南洋庁の役人としてパラオ島に赴任した際、妻子に心温まる手紙を書いた。長男と聖夜を詠んだ短歌も残る。「クリスマス・ツリーに綿の雪のせつチビと笑へば雪飛びにけり」。ぜんそくが悪化、開戦1年後の昭和17年12月に33歳で没した。

▼生前、発表した最後の作「名人伝」の主人公は天下一の弓の達人になろうと志す。並びない名手に弟子入りして、苦しい修行に打ち込むこと5年。虱(しらみ)が馬のように巨大に見え始めた。ついには、連射しても、百発百中。的に当たった矢に次の矢が突き刺さり、瞬く間に百本の矢が一本のように相連なるという神域に達する。

▼第3次安倍内閣が発足した。ほぼ同じ顔ぶれで経済政策を最優先し、3本の矢でデフレ脱却をめざすという。経済は膠着が続く。円安が進んだことへの不満も広がった。財政出動、大胆な金融緩和という2本の矢は的に刺さったようだが、3本目の成長戦略は届かない。27日に決める経済対策は、4本目のようにもみえる。

▼徒然草にこんな話がある。矢を2本持って的に向かう弟子を師匠が戒める。後の矢をあてにすると、始めの矢がおろそかになる。ただ、この一矢で決すると思えと。的確な経済運営は、名人でも難しい。まして、アベノミクスは道半ばで、足踏みしている。頼みの矢ばかりが増えても肝心の的に当たらなければ意味がない。【春秋】

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 このコラム『的を射る』(珍念)の心には。数え切れない偏見の矢が突き刺さっています。

◇アメリカ哲学の黄金期を築いたハーバード大学のロイス教授は、今 世紀の初頭、「改革が可能だとすれば、そ れは内面から起こらなければならない。社 会の全体は、い かなる過程においても、善 きにつけ、悪 しきにつけ、一 人一人の心が決めるものだ」と 論じております。

◇「民族」で あれ「 階級」で あれ、克 服されるべき悪、す なわち「 一本の矢」は 、外 部というよりまず自分の内部にある。ゆえに、人 間への差別意識、差 異へのこだわりを克服することこそ、平 和と普遍的人権の創出への第一義であり、開かれた対話を可能ならしむる黄金律なのであります。ま た、そうあってこそ、相 手の性分や能力に応じて法を説く"対機説法"という自在な対話も可能なのであります。

◇釈 尊が対話にあって自在でありえたのか―それは、こ の覚者の広大な境涯が、あ らゆるドグマや偏見、執 着から自由であったからであります。釈 尊の言葉に「 私は人の心に見がたき一本の矢が刺さっているのを見た」と あります。「一本の矢」と は、一 言にしていえば"差異へのこだわり"といってよいでしょう。当 時のインドは、大 いなる変革期で、悲 惨な戦乱が相次いでいました。釈 尊の透徹した眼は、その争乱の根底に、何 よりも部族や国家などの差異へのこだわりを見いだしていたはずであります。と恩師は綴る!

最も参考になったカスタマーレビュー 中島敦「名人伝」みんのクチコミ

●「疑問符(=?)を発してしまう悲しい癖をもつ主人公たち 投稿者  sasuke 

◇『山月記』『李陵』など、中国の歴史や哲学を題材に作品を書いた中島敦。高校の教科書によく載っている『山月記』は、中国の官吏であった主人公が詩人としては不遇なため納得がいかず、その果てに虎になってしまうという話。中島敦は、自分の置かれた境遇に納得がいかず、ふと考えて疑問符(=?)を発してしまう悲しい癖をもつ主人公を登場させる。

◇『弟子』では、論語で有名な孔子の弟子で、孔子を尊敬しつつも「???」と、納得がいかない子どものように駄々をこねる「子路」。また、西遊記を題材にした『悟浄出世』『悟浄歎異』では、河童の世界でも孫悟空と旅をしながらも「なぜ?」を発し続ける「悟浄」。主人公たちは安易なコトバで「救われる」のではなく、中島敦の温かいまなざしに見つめられている。「類は類を呼ぶ」というけれど、こういう生き方もあるんだと、私をホッとさせてくれる。

●「私」を不問にする=レトリックを使っていると意識させない 「レトリック」

◇中島敦は孔子の門下の子路を主人公にした『弟子』のなかで、子路にこう語らせている。(夫子とは孔子のことである。)「夫子は巧弁を忌むといわれるが、しかし夫子自身弁がうますぎると思う。これは警戒を要する。宰予などのうまさとは、まるで違う。宰予の弁のごときは、うまさが目にたちすぎるゆえ、聴者に楽しみは与ええても、信頼は与ええない。それだけにかえって安全といえる。夫子のは全く違う。

◇流暢さの代わりに、絶対に人に疑いを抱かせぬ重厚さを備え、諧謔の代わりに、含蓄に富む比喩を有つその弁は、何人といえども逆らうことのできぬものだ。もちろん、夫子のいわれるところは九分九厘まで常に謬りなき真理だと思う。また夫子の行なわれるところは九分九厘まで我々の誰もが取ってもって範とすべきものだ。

◇にもかかわらず、残りの一厘 ── 絶対に人に信頼を起こさせる夫子の弁舌のなかの・わずか百分の一が、時に、夫子の性格の(その性格の中の・絶対普遍的な真理とは必ずしも一致しない極少部分の)弁明に用いられる惧れがある。警戒を要するのはここだ。」

◇ここで子路が警戒しているのは、客観的に見える文体に埋没されている「話し手の判断」である。文章上には話し手が登場することがなく、地の文の中にひそかに「私」が隠れている。この「私」を不問にするレトリック、レトリックを使っていると意識させない「地の文に話し手の主観を埋没させる手法」は上手に使えば「角が立たない」ので人間関係を円滑にするが、悪意を持って使えば「誰」が判断しているかを不問に付したままで大衆操作にだって使える。

◇「誰」が不問にさせているのかを問わないでいる、というのも生きる知恵だが、問いを発したり、混沌とした状況に「けり」をつける「メタ判断」する生き方もある。

◇でも、その生き方を貫いて、子路みたいに最期は「膾(なます)」のように切り刻まれたり、プロメテウスのように人間界に火をもたらした罰として禿鷲に肝臓をついばまれたり、「プラトンの洞窟の比喩」に出てくる外界を見た人みたいに真実を告げて皆に理解されず打ち殺されたり、トロイの木馬の危険性を指摘したラオコーンみたいに海ヘビに咬まれて死んじゃうのは、ちょっといやだなぁ。

さらなる高みに  投稿者 gegechi 

◇超人的な修行をして弓矢の名人となり、さらなる究極をきわめようとした男の物語。高校時代に興味深く読んだ小説を中年になって読んでみたが、さらに深い印象が残った。中島敦作品は、もしかしたら、自分を映す鏡のような作用があるのかもしれない。

技術屋としては何度読んでも...  投稿者 ときどき技術屋 

◇中島敦の短編は何度も読みたくなる。40歳も過ぎ、ひととおりの仕事は出来るようになったと感じるが更にその先を見たい
と思う今日この頃。基礎の下積みの仕事の重要さをまた再認識。老練の域に達っせるだろうか。達したいものだ。

技術屋としては何度読んでも   投稿者 渡邊 

◇端的な文章で、名人とはいかなる人物であるのか?名人を目指す過程を描き、知らしめてくれます。このフレームワークを持つことは、どんな道を究める人にも共通に繋がる金言であると思います。


「ディケンズに思いを馳せる」

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 「何がクリスマスおめでとうだ!」と老人は言ってのける。「何の権利があってお前がめでたがるのかってことよ。貧乏人のくせに」。ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」に登場する、強欲を絵に描いたような商人スクルージの悪たれ口である(村岡花子訳)。

▼そんな老人だがイブの夜にかつての相棒の亡霊に出会い、翌日から3人の幽霊によってさまざまなものを見せられた。幼いころの自分、クリスマスを祝う貧しい人々の助け合い、それを冷笑してきた自らの末路……。子ども時代にこの小説を読み、スクルージが改心する場面に胸がいっぱいになった人は少なくないだろう。

▼ディケンズがこれを書いたのは1843年、産業革命期だ。当時の英国社会の格差の広がりが背景にあるといわれる。以後170年余を経たが、資本主義と格差をめぐる問題は現代人を悩ませて議論が尽きない。トマ・ピケティ氏の大著「21世紀の資本」が世界的なブームになっているのも、その焦慮の表れかもしれない。

▼格差のメカニズムに迫り、富裕層への国際累進課税を唱えるこの本は批判も含めて話題の的だ。5500円もの邦訳本が書店に平積みという光景はまれだろう。さて「クリスマス・キャロル」では、かの老人は心を入れかえ雇い人の給料を上げる。そんな物語を思いつつ、刺激的な「21世紀――」のページをめくってみる。【春秋】

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このコラム『干天の慈雨』のごとし!

最も参考になったカスタマーレビュー

天才作家ディケンズ  投稿者  悠蝶 

 ◇天才の代名詞というと科学ではアインシュタイン、音楽ではモーツァルトの名前が挙げられますが、文学で言うとやはりこのディケンズの名を挙げる人が多いのではないでしょうか。

 ◇ディケンズの文章はとてもなめらかです。川がながれるようにさらさらと文章が綴られていきます。それでいて、ディーテールの描写も的確で、ストーリーの展開も見事です。そのディケンズの短編の傑作がこの「クリスマスキャロル」でしょう。

 ◇がちがちに凝り固まった頑固爺さんのスクルージの心の変化を、まるで雪国の雪が春の陽射しとともに徐々に融けていくように自然に美しく描写するディケンズの筆力にはただただ圧倒されます。本書でディケンズが好きになったら、是非「大いなる遺産」などの長編も読んで見てください。長くなるからといって完成度が下がる事はありません、むしろ、その逆です。

ディケンズ時代と同じような力が覆っている現代にこの本を  投稿者tomo1943

 ◇中学時代に読んだ新潮文庫版に、訳者の村岡花子さんが「毎年クリスマスがめぐって来るごとに私はディケンズのクリスマス・カロルを讀む」と書いておられました。それに影響され、クリスマスが近づいたとき、何回か、この書を読んできました。今年は、10年以上ぶりに紐解くにあたり、以前、娘が買って読んだと覚しき岩波少年文庫版にしました。字が大きく老眼に読みやすいからです。

 ◇ディケンズが生きた時代、イギリスでは資本主義がかなり高度に発展をとげていました。人々の中にも、金儲けが第一で、社会を支える多くの人達の幸せをないがしろにする風潮が浸透していました。スクルージは、10年も前に死んだ同僚と長い間、ある商会を切り盛りしてきたのですが、彼もその風潮に染まり、ケチで人を思いやる心を忘れた気むずかしい老人でした。

 ◇他方、キリスト教世界には、この時代、クリスマスに人々の幸せを願い、互いにそれを祝う良き習わしも存在していました。スクルージはかたくなにそれをも拒んでいたのです。そのような背景で、クリスマスイブに現れた同僚の幽霊が彼のもとに3人の幽霊を送り込みました。幽霊たちは、彼の過去、現在、未来を見せます。その実態を目の当たりにした彼は、人間性を回復します。

 ◇つまり、資本主義のもとで、ともすると見失いがちな人間性をクリスマスの時季に見直して忘れないようにしよう、というディケンズのメッセージなのです。少々、道徳教育臭くなくもないですが、ディケンズの時代と同じような力が覆っている現代、そして昨今は、いっそうそれが強くなっているようにも見える

 ◇ところで、若い人達も年寄りも、この本を囲んで話の輪を賑わわせるのも意味のあることではないか、と思うのです。そして、とりあえず、孫とその家族にこのことでメールを送り、レビューを書いた、というわけです。

    Futari

    仏典に【行住坐臥】(ぎょうじゅうざが)の教えがある。
    1 仏語。人の起居動作の根本である、行くこと・とどまる
    こと・座ること・寝ることの四つ。四威儀。
    2 日常の振る舞い。また、つね日ごろ。「―初心を忘れない」

    かく言う 〝珍念〟{行住坐臥}の行いに、反省し、恥じています。
    今日も 減らず口は絶好調です。 これ以上は『蛇足』なのだ!

天の声

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   朝日新聞の「天声人語」といえば深代惇郎―そう思い浮かべる人も多いはずだ。名コラムニストとして名を馳せた深代惇郎だったが、実際に「天声人語」を執筆したのはわずか3年弱だった。46年の短い生涯を、講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞作家が丹念な取材から描いた人物ノンフィクション。

 きのうの朝日新聞の1面コラム「天声人語」は、冒頭で司馬遼太郎さんの言葉を引用していた。司馬さんは小紙の大先輩である。お返しというわけではないが、小欄には深代惇郎(ふかしろ・じゅんろう)さんにご登場を願う。かつて「天声人語」を担当した伝説のコラムニストである。

 ▼折しもその生涯をたどったノンフィクション『天人』(講談社)が、上梓(じょうし)されたばかりだ。筆者の後藤正治さんはあとがきで、「新聞への思い」を執筆の動機に挙げている。深代さんを描くことで、さまざまな問題を抱える新聞の意味を再確認したいというのだ。

 ▼取り上げられた珠玉のコラムのなかで、「天声人語」の由来に触れた一文に目が留まった「天に声あり、人をして語らしむ」の意だと説明してこう続く。「しばしばこの欄を、人を導く『天の声』であるべしといわれる方がいるが、本意ではない。民の言葉を天の声とせよ、というのが先人の心であった」。

 ▼朝日の慰安婦報道問題の本質も、ここにある。事実に反した記事を流し続けてきたのは、自分たちの主張を「天の声」として人を導くためではなかったか。「新聞社は運動体ではない」。問題の検証に当たった第三者委員会の岡本行夫委員も、厳しく指摘していた。

  ▼膨大な報告書をまとめた委員のみなさんのご苦労には、頭が下がる。ただ、朝日の慰安婦報道の欠陥について、小紙はこれまで何度も報じてきた。それにほおかむりしたあげく、外部の機関に検証を委ねた点には違和感が残る。

 ▼「いいよいいよ、相互批判がないとジャーナリズムは駄目になっていく」。深代さんに、朝日を批判する小紙の記者をとがめる様子はまるでなかったという。もちろん小欄も、批判を真摯(しんし)に受け止めるよう自戒したい。【産経抄】

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   『寸鉄人を刺す』 巧い!

   『敵の助言にもよくば就け』。

   『天網恢々疎にして漏らさず』

コンピューター

  
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 世界初の個人向けコンピューターが発売されたのは40年前という。画面やキーボードもなく、スイッチのオン・オフで計算処理をさせる、大型の電卓のようなものだった

▼今では、多彩な機能を持ち、携帯電話というより〝携帯コンピューター〟に近いスマートフォンが普及する。さらに、双方向の交流が可能なソーシャルメディアの広がりもあり、どこでも、いつでも、世界の人々とつながる時代になった

▼だが、意思疎通の技術の発達に比例して、人々の絆も強まったかといえば、そうでもない。近くにいる人にさえ、会話をせずにメールで済ませたり、メールを送れば相手が理解したものと錯覚してしまったり。技術に頼りすぎることで、コミュニケーションへの人間の感性が退化してはいないか

▼インターネット検索サイトの最大手が、経営の考え方をまとめていた。「会話はいまでも最も重要かつ効果的なコミュニケーション手段である」と(『ハウ・グーグル・ワークス』日本経済新聞出版社)

▼話の内容に加え、表情、目線、しぐさ、声の抑揚――直接、会話することで得られる情報量は、いまだに、他の意思疎通手段を圧倒的にしのいでいる。年末年始の貴重な時間を有意義に、会って語り合うことに割きたい。【名字の言】

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.『ハウ・グーグル・ワークス』商品の内容紹介

空飛ぶ車が欲しかったのに、手にしたのは140 文字だ

◇「もし本気で長期的な人類の発展を望むなら、ただの140 文字や“永遠の15 分" を超えた未来について考えなければならない。ZERO to ONE はシリコンバレーを教科書に、難題を克服してこれまで存在し得なかった偉大な物事を築きあげるための本だ」

 たとえば、日本が「失われた20年」と言われている間に、世界のイノベーションを引っ張っているのはアメリカ、特に西海岸のシリコンバレーだ。アップルやフェイスブックといった名前がすぐに思い浮かぶけれど、数多のスタートアップが起業しては消えていく世界でもある。

 そんな中、次々と成功する企業を立ち上げる起業家集団がある。オンライン決済サービス・ペイパルの初期メンバーとして繋がりが深く、現在もシリコンバレーで絶大な影響力を持つことから「ペイパル・マフィア」とも呼ばれる彼らは、ご存知ユーチューブ(YouTube)をはじめ、電気自動車のテスラ・モーターズや民間宇宙開発のスペースXからイェルプ(Yelp!)、ヤマー(Yammer)といったネットサービスまで、そうそうたる企業を立ち上げてきた。

 本書はそのペイパル・マフィアの雄、ピーター・ティールが、母校スタンフォード大学で行った待望の起業講義録である。 続きは本をご覧下さい!

ミニスカートとかけて、「結婚式のスピーチ」と解く。
その心は「短いほど喜ばれる」(3代目三遊亭遊朝の作品)

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 「パソコン」とかけて、「どらえもんのポケット」と解く。
  その心は 「何でも出てくる」 (珍念)

「心と心をつなぐ」音楽

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 先日、こども音楽コンクールを鑑賞した。小学生の器楽部門だったが、高い技術力、息のあった演奏、豊かで美しい響き……。〝これが小学生のレベルか!〟と、耳を疑った

▼このコンクールは60年以上続く。その理由を、主催者は「音楽を愛する人がいるから」と端的に述べていた。そして、東日本大震災が起きた直後、あるラジオ局に被災者から寄せられた要望を紹介した。一番多かったリクエストは、「音楽を流してほしい」ということだった

▼ドイツの文豪ゲーテは、死の危機を脱した後の手紙に、こう書いている。時に文豪73歳。「何よりも奇蹟的なことは、ここ数日、私に働きかけた音楽の恐ろしいばかりの力だ!」「(音楽は)固く握りしめたこぶしのようだった私の心を優しく解きほぐしてくれる」(柴田翔訳)

▼この秋、音楽隊・しなの合唱団が、全日本合唱コンクール全国大会で「金賞」に輝いた。この躍進の背景の一つとして、団員たちは、東北の被災地で復興コンサートを重ねてきたことを挙げていた。「心で歌う」原点、そして「心と心をつなぐ」使命を、あらためて自覚しました、と

▼原点を忘れない人、使命を自覚した人は強い。音楽は、心を豊かに耕すだけでなく、強さをも与えてくれるものである。【名字の言】

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 『音楽、文化には人間性の精髄がある。平和がある。また自然と宇宙を照らし、幼児から老人まで万人をつつむ自愛の光がある。壮麗にして無窮なる銀河や月天、太陽、何万光年も離れた星々。音楽はそれら宇宙の大生命体との〝生命の語らい〟ともいえよう。無限の価値をもった「魂の宝石」である』 と、池田名誉会長は綴る。

 
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  【「名字の言」の意味は?】



    「みょうじのげん」と読みます。「名字」とは、中国の天台大師が法華経を修行する人の位を六種類(「六即」)に分けたなかの一つの名字即にちなんでいます。これは言葉・文章を通じてわが身がもともと仏であり、「一切の法は皆是れ仏法」と知る位をいいます。

   「名字の言」というコラムには、仏法の視点から曇りなき眼で諸現象の真実を見定めていきたい、との願いが込められているのです。創刊1年後の昭和27年5月10日付から始まり、聖教新聞の記者が担当しています。

 ※中国の三国時代・魏の曹操は、重臣の諫言も聞き、実力主義で優れた才能を活用してゆく。 古の<孫子・張良>を自負し手紙を読むときも。<眼光紙背に徹す>【読み】がんこうしはいにてっす

【意味】  眼光紙背に徹すとは、書物に書いてあることを、表面だけでなく真意まで理解することのたとえ。読解力に長けていること。

 浅学菲才の〝珍念〟反省し・恥じている ・・・ 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

悪い奴ほどよく眠る

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小保方氏、1600個試しても万能性確認できず読売新聞 12月20日(土)9時8分配信 白衣の代わりにかっぽう着を着て実験を行っていた小保方晴子研究員 STAP(スタップ)細胞は作製できなかったと結論づけた理化学研究所の検証実験報告。

小保方晴子研究員(31)は19日の理研の記者会見には同席せず、「与えられた環境の中で魂の限界まで取り組んだ」などとするコメントだけを発表した。今年1月の小保方氏らの発表時、新たな治療法につながると期待した難病患者からは落胆の声が上がり、識者は理研の研究体制の問題点を指摘した。

 中国・唐の時代、出世を望む若者盧生が邯鄲(かんたん)という町で道士の呂翁から枕を借りて寝たところ、名家の娘を妻にし、大臣となって栄える夢を見た。目覚めると宿屋で炊きかけだったアワはまだ煮えてはいなかった。それほど短い時間だった

▼人の世の栄華のはかないことのたとえで「一炊之夢」「邯鄲之夢」などとして知られる故事だ。小保方晴子さんの担当したSTAP細胞の有無を調べた理化学研究所(理研)が細胞を作製できず、実験を打ち切ったとする検証結果の発表に、ついこの四字熟語が頭に浮かんだ

▼「STAP細胞はあります」。小保方さんは以前、会見で訴えたが、検証チームの実験に加わった自身もSTAP細胞を作れず、存在を証明できなかった。細胞の存在自体の根拠が失われたということだろう

▼この問題では、論文共著者で指導役だった理研の笹井芳樹副センター長が自殺するという悲劇も起きた。検証結果の発表で一件落着というわけにはいかない。そもそも生命科学の最先端にいる優秀な共同研究者たちがなぜSTAP細胞の存在を信じてしまったのか。素人の「なぜ?」に今のところ回答はない

▼ピンク色に塗り替えた実験室でかっぽう着姿の小保方さんが顕微鏡に向かう姿は強く印象にある。話題作りに知恵を絞る理研の思惑もあったことだろう。あのかっぽう着姿も今となっては痛々しいとしか言いようがない

▼小保方さんのSTAP細胞問題は広報対応専門誌を発行する出版社の調査で2014年ワースト謝罪会見の1位である。苦い思いが残る。【大自在】

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 珍念の灰色の脳細胞がふと、黒澤明監督の「悪い奴ほどよく眠る」が脳裏に浮かぶ!
 「悪い奴ほどよく眠る」黒沢明の世界 : 商品の内容紹介

◇黒澤監督が自ら設立した黒澤プロで初めて製作。現代社会にはびこる政治汚職に鋭く切り込み、同時にサスペンスに満ちた娯楽映画としても成立させた画期的な作品。意図的にシーンと不釣合いな明るい曲を流し、ドラマを盛り上げるなど、まさに黒澤監督の独壇場といえる映画。

Amazonレビュー

◇土地開発公団副総裁・岩淵(森雅之)の娘・佳子(香川京子)と秘書の西(三船敏郎)との結婚披露宴の席で、公団課長補佐が警察に連行され、そこから公団と建設会社との不正が明るみになろうとするが、その証人たちは次々と命を断たれてしまう。そんな折り、西はあるひとつの計画を実行に移そうとしていた…。

◇ 黒澤明監督が自分のプロダクションを設立し、その第1作として選んだ社会派サスペンス映画。収賄事件に個人の復讐劇を織り混ぜたエンタテインメント仕立てで描きながら、タイトルどおりに「悪い奴ほどよく眠る」現代社会はまさに人間の欲望がうごめくジャングルであると、世の不正を痛烈に糾弾。佐藤勝の音楽もそれを受けてブードゥ教の音楽をベースにバーバリズム感を巧みに醸し出している。(的田也寸志)

最も参考になったカスタマーレビュー

眠れない悪い奴らは、まだ下っ端だ。  投稿者  汐菱Q 

 昭和35年、40年以上も前の現代劇ですが、今でもそのまま通用しそうな内容です。悪い奴らには、階級があり、下の方ほど、夜眠る暇がなく、上の方ほど、よく眠れる。後始末の為に、夜を徹して動き回っていた悪い奴が、朝になって親玉に電話報告し、つい『おやすみなさい』と言ってしまう。そんな象徴的な場面が、最後にあります。

◇悪と闘う為に、悪になろうとして、悪になりきれず、利用しようとした女に惚れてしまった主人公。自分の娘を利用して、身を守った悪。勧善懲悪ではない、現実の世界を描いた作品で、カタルシスも感じられないので、ご注意を。
 DVDを買うなら、『生きる』や『隠し砦の三悪人』など、他の7作品とセットになった『黒澤明 : THE MASTERWORKS 3 DVD BOXSET』の方が、割安なのでオススメです。

いつの日のどの世界でも悪い奴こそ、よく眠る 投稿者  blst

◇善と悪、どのそしていつの時代の社会にもある、悪い=巧みな奴。癒着、共謀、自己保全、策略、得意な奴はいつの日にもいるものだ。政治にしてもローマ時代からすでに腐敗との共存共栄関係だった。悪い奴は時代が変わろうが、結局なくなりはしないのだし、いつも善と悪は隣り合わせにあるものなのだろう。しかし、本作品の結末は悲しいすぎるものだ。これが宿命なのか。 

◇黒沢の世界観とはこれなのか。それとも、善とは追い求めることであり、いつもほんの少しの距離で手の届かないものなのだろうか。または、それに向けて手を伸ばそうとする営みが、善そのものなのだろうか。明らかなのは、悪があるから善があり、善があるから悪があることではないか。

◇この映画の素晴らしいのは、エッジが立ちすぎるほどの登場人物の”立ち方”や、突き刺さるようなストーリー、迫真の描写と息を飲む展開であろう。画像の質やら映画自体が古いことなど、全く評価の圏外になってしまう。

◇すぐれたコンテンツは画像の質ではない事の証明だ。まさに時代を超えて視聴されるべき映画で、ハリウッドの本場、アメリカでは評価が抜群に高いのであるが、日本ではなぜか過小評価にとどまっている。

◇残念だが、宣伝広告の有無が日本の消費者の評価に影響を与えているのは、疑いがないだろう。広告に踊らされず、本当の価値のある作品を評価する風潮が高まり、本物の作品ほどよく眠る、ことがないことを願いたいものだ


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    コメントは『蛇足』!

創作四字熟語

 

      

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(すしやかいだん)          (にほんていえん)
日米首脳が鮨屋で会談した     円安が進行。
神奈川県 大森 俊二(81歳)     滋賀県  松本 幸子(49歳)


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(ごはしじゅう)               (かないあんぜん)
消費税8%は10%への通過点?   蚊に刺された人がデング熱を発症。
大阪府 石橋 直子(72歳)        東京都 野本 とし夫(63歳)
                        千葉県 石原 正雄(68歳)
                        京都府 上原 立(56歳)

                        
 

 コラムニストの山本夏彦さんは「かいつまんで言う」を流儀とした。8枚(で書くもの)を4枚、4枚を2枚…。「蝦蟇(がま)の脂はふやしますがコラムはへらします」

◆年末恒例、住友生命が募集した「創作四字熟語」にも世相をかいつまんだ入選作が並ぶ。傑作でこの1年を振り返ると-。NISAという名の「投資新択(とうししんたく)」で明けた日本経済。消費税「五八至十(ごはしじゅう)」前の駆け込み需要はあったものの、デフレ脱却の脚は鈍い。日銀の追加金融緩和は「日本低円(にほんていえん)」を加速させた

◆海外でエボラ出血熱、国内ではデング熱。「蚊園閉鎖(かえんへいさ)」の公園では「蚊無安全(かないあんぜん)」の駆除作業も。脅威は感染症だけでなく、御嶽山の噴火では多くの人が犠牲者を悼み、「安山祈願(あんざんきがん)」した。脱法から危険ドラッグへと呼び名を変えても後を絶たないのが「危草千害(きそうせんがい)」の事件や事故。根絶が急務の社会問題だ

◆文字通りの明るい話題は青色発光ダイオード。日本の研究者3人がノーベル物理学賞に輝き「青光褒祝(せいこうほうしゅう)」に注目が集まった。ソチ冬季五輪ではフィギュアスケートの羽生結弦選手が「金覇銀盤(きんぱぎんばん)」でファンを魅了。スキージャンプの葛西紀明選手も「紀翔伝説(きしょうでんせつ)」に

◆映画「アナと雪の女王」、アニメ「妖怪ウォッチ」が大ヒット。「ありのままで~」は「雪歌繚乱(せっかりょうらん)」状態。妖怪関連グッズは品切れ続出で「難買妖怪(なんかいようかい)」の大騒ぎとか【有明抄】

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審査員コメント

 ◇創作四字熟語は、非常に高度で楽しい言葉遊びです。まず、四つの文字が喚起するイメージやできごとが一目で受け取れるわくわく。これは漢字ならではの簡潔な伝達力のおかげです。そしてモトになった四字熟語を知っていれば、その重ねあわせや飛躍を楽しめる。さらに表現されている社会現象を共有しているからこそ、くすっと笑えたりもします。

 ◇「あの会談は怪談でもあったのかも」「百害あって…という表現もあるけど、これは本当に千害だ」「そうそう、報酬も取りざたされたっけなあ」。そんなふうに一年を振り返りながら、けっさくな傑作を味わってください。

 ◇ 創作の新機軸としては「五八至十(ごはしじゅう)」「蚊無安全(かないあんぜん)」が印象に残りました。 俵 万智(歌人)

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  四字熟語は『珍念雑念』です。(いつも心が揺れている)
  まだまだ・精進が足りません!







タロベエの教訓

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  ある青年が先祖のタロベエの夢を見た。霊魂を紹介すると言われ、了承した。美女も登場するので最初は楽しみだったが、どんどん増えたためうんざりしてきた。テレビを見る時以外は、霊魂たちとのおしゃべりにつぶれてしまうからだ

▼出る回数を減らすよう頼んだが、先祖のお告げは冷酷だった。<おまえが承知したことだ。霊魂は離れない。道路と同じで(何でも)自動的にやってくる>。星新一の小説「タロベエの紹介」に出てくる話である

▼少しずつ物事を進めれば相手はあまり警戒しない。やがてそれが積み重なると、後戻りできなくなってしまう。大間原発の動きを見て、この小説が頭に浮かんだ

▼電源開発が原子力規制委員会に安全審査を申請した。地震や津波対策の妥当性について、通信簿をつけてもらう

▼稼働に向け既成事実を積み重ねる算段としても、対岸の住民からすれば唐突だ。事故時の対応などほとんど説明されていない。差し止め訴訟中なのに、手続きを進めるのも人を食った話である。国のお墨付きさえあれば、何とかなると思っているのか

▼安倍晋三首相は記者会見で「原発依存度を低減させていく方針に変わりはない」と、強調していた。本気で取り組むのなら、大間のような建設中や計画中の原発が検討対象になるはずだ。それさえ待たず先を急ぐ。原発は小説の霊魂とは違う。事故にとりつかれたら大変だ。<卓上四季>

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   〝珍念〟『数をいうまい羽織の紐』・・・・



  

過激思想の感染力 

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 生物学者の池田清彦さんによると、人類がまだ狩猟採集生活を送っていた
1万年以上前には、人から人へ伝染する病気はほとんどなかった。人々は群れで生活し、他の群れとの接触がなかったからだ。やがて定住生活を始め、疫病に悩まされるようになる(『やがて消えゆく我が身なら』)。

 ▼14世紀のペスト、16世紀の梅毒、20世紀のインフルエンザ。交通事情がよくなるにつれて、伝播(でんぱ)の速度も飛躍的に上がっていく。11年前には、中国を発生源とするSARSが、あっという間に広がった。現在は、西アフリカのエボラ出血熱の感染拡大が世界の脅威となっている。

 ▼オーストラリアのシドニー中心部のカフェで起きた立てこもり事件は、実行犯の男だけでなく、人質の2人が死亡する最悪の結末となった。現地の報道によると、イランから政治亡命していた男は立てこもり中に、中東の過激組織「イスラム国」の旗を店に持ってくるよう要求していた。

 ▼イスラム国から、なんらかの感化を受けて犯行に及んだ疑いがある。カナダのオタワでは10月、イスラム教に改宗した男が、連邦議事堂で銃乱射事件を起こしている。

 ▼イスラム国の過激思想は、疫病並みの感染力を持つ。媒介するのはインターネットである。英語など数カ国語で言葉巧みに、テロの実行を扇動する。日本も人ごとではない。北海道大学の男子学生が、戦闘員として参加するために、シリアに渡航しようとした事実が発覚したばかりだ。

 ▼エボラウイルスは、防護服や手袋で身を守ることができる。特効薬の研究も進んでいる。パキスタンからは、別の組織による学校襲撃のニュースが入ってきた。過激思想のウイルスに対しては、残念ながらなすすべがないのが現状だ。【産経抄】

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(『やがて消えゆく我が身なら』)商品の内容(「BOOK」データベースより)

 「ぐずぐず生きる」「80歳を過ぎたら手術は受けない」「仕事が嫌いなら、心を込めずに働く」「がか検診は受けない」…。人はいつか必ず死ぬ。崩壊寸前の日本の社会システムのなかで、どうしたら有限の命を面白く生きられるだろうか。そもそも面白いとはどういうことか。飾らない人生観と独自のマイノリティー視点で、現代社会の矛盾を鋭く突く!生きにくい世の中を少しでも快活に過ごす、本音炸裂エッセイ。

最も参考になったカスタマーレビュー

様々な処世術参考になります。投稿者  サトマン 
 
 ◇池田清彦先生の著書の中で、個人的に一番好きな「やがて消えゆく我が身なら」が文庫本で出版された。出版を機に再度読んでみる。池田節がいたるところにあり面白い。

 ◇このタイトル「やがて消えゆく我が身なら」は30の短編から成り立つ。それぞれ処世術、生き方、嫌なことへの対処法など生きる上で必須になる事項への対処法が書かれている。

 ◇またたくさんの池田先生のご著書の中で、池田先生ご自身の体験が書かれている稀有の本だと思います。このところ環境問題関連の本がヒットしておりますが、池田流哲学も是非ご覧あれ。

面白いです。 投稿者  tako-cyan 

 ◇一章の「人は死ぬ」から30章「ぐずぐず生きる」まで筆者のエッセイを堪能する事ができます。筆者は大学教授で生物学を専攻した学識から、エッセイには生き物とりわけ虫を例にあげて話を膨らませつつ、一律な行動・様式に従属しがちな日本人に一喝を入れる場面が多く、日本人として参考になる意見が多いなと感じました。

 ◇日本人は企業・官庁など、とにかく組織に入ると其処の独特なルールに染まって、染まらざるを得ない状態に晒されてしまいます。その結果何故そこまで、組織に人生を捧げる必要があるのかと不思議に思えるような人たちが大量に生産されることになります。

 ◇確かに周囲の人間はそうなのかもしれない、しかし自分は本当にどう生きたいのか、自分や家族を大切にする事とは何かと考えた事があるような人には、この本は良い参考書となるのではないかと思います。

 これはもう、むちゃくちゃなおもしろさであります。 投稿者  カッタルコフキー

 ◇著者池田氏の環境保護ブームに対する批判から興味を持って読んでみたのだが、これがものすごくおもしろい。虫が好きで生物学を研究してきた立場から、保守的と自己規定しつつ社会に対して斜に構えたクールなポーズを取りながら、後半に行くとそんな池田氏がつい黙っていられなくなったというような熱さでプライバシー保護や裁判員制度、はたまたイラク人質事件のむちゃくちゃさや臨床心理学、昨今の国歌国旗問題を徹底的に批判します。

 ◇その小気味よいこと! 最後の方では斎藤貴男と森達也の名前も出てきますが、池田氏が最初からなんどか言う「好コントロール装置」としての国家という言葉など、斎藤、森の台詞かと思うほどです。

 ◇池田氏には現代の社会について、現代の日本という国のひどさについてもっと積極的に発言して批判して欲しいと思うけど、きっと「鼻でもほじりながら酒でも飲んでいた方がいい」って言うんだろうなぁ。もっと早く読んでいたかったと悔しいぐらいの思いです。



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 コメントは『蛇足』・・・・

アンドロイド

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  ▼人間そっくりのロボットをアンドロイドという。11日付本紙に、タレントのマツコ・デラックスさんをモデルに開発したアンドロイドの記事があった。写真を見る限り、実によくできている

 ▼「不気味の谷」という言葉がある。ロボットが複雑になるほど親近感は増すが、人間にかなり近づくと、急に不気味さや嫌悪感を抱く現象のこと。皆さんはアンドロイドにどんな印象を受けるだろうか

 ▼「マツコロイド」を監修した大阪大の石黒浩教授によると、ロボット開発は「人間を知りたいという、より根源的な欲求に根ざすもの」(『ロボットとは何か』)。ロボットは“人間を映す鏡”というわけだ

 ▼人間と見分けがつかないロボットはSFの世界で描かれてきた。市長選候補者は人間かロボットか。政敵は何とかロボットと証明しようと画策する-アイザック・アシモフの小説「証拠」である

 ▼能力を備えればロボットは最高の行政官になると、登場人物が言う。人間に危害を加えてはならないなどと定めた「ロボット三原則」により〈圧政をしくことも、汚職を行うことも、愚行にはしることも(略)できないのですから〉

 ▼人間への痛烈な皮肉とも読み取れよう。政治家もしかり。“人に優しい”“清廉潔白”を求めたいものだ。安倍政権が再始動する。「痛み」に寄り添い、心ある政策をとれるのか、見守りたい。【三山春秋】

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ロボットとは何か――人の心を映す鏡 (講談社現代新書) 石黒 浩

 ◆ロボット(robot)は、人の代わりに何等かの作業を行う装置、もしくは、「人や動物のような」機械。機械としてのロボットとは、主に以下の意味に大別される。
1.ある程度自律的に連続、或いはランダムな自動作業を行う機械。例・産業用ロボット、軍事用ロボット、掃除用ロボット、搾乳ロボットなど。
2.人や動物に近い形および機能を持つ機械。『鉄腕アトム』や『機動戦士ガンダム』等のSF作品に登場するようなもの。いわゆる「人造人間」や「機動兵器」(広義のパワードスーツ・人間増幅器とも)など。

最も参考になったカスタマーレビュー

「企みに満ちた「心の哲学」 投稿者  "形而上学的自動人形" 

 ◆これは、「心を持つロボットは作れるか?」という問いに臆面もなく(?)「作れる!」と答えている本です。と言ってもどうせ、「いかにも心を持っているかのようなロボットなら作れる」ってことだろうと思われた方――正解です。じゃあやっぱり、「ロボットにある種の生々しい感じ(クオリア)を伴った心を持たせることまでは出来ないし、実際その必要は無いだろう」とか何とか言ってお茶を濁すパターンなわけだと思われた方――残念でした、不正解です。

 ◆著者が「心を持つロボットは作れる」と言う時、それは紛れもなく、私たちが現に持っているような種類の心、つまりクオリア込みのそれに他ならないのです。素朴な物理主義という考え方を採る著者の挑戦が始まる!「ロボットの心」を論じるにあたっては、もちろん「私たちの心」について考察することが必要でしょう。ですから本書で展開されているのは、実は歴とした「心の哲学なのです。

 ◆クオリアの問題ばかりか、それと関連して著者は、今までなぜかこの分野ではあまり真剣には論じられて来なかった「感情」の役割に関する問題にも果敢に取り組んでいます。また、7つに分けられた章の始めにそれぞれ語られる、ちょっと寓意的なショート・ストーリーが興味をソソるんです。そんなこんなの本書は、様々な企みに満ちた画期的で楽しい「心の哲学」の本だと言って良いでしょう。

「何が問題か」。 投稿者  哲学する河童   

 ◆タイトル通り、「ロボットって心を持てるの?」というテーマについて、哲学・脳科学の分野からのアプローチ。結局、ロボットが心を持てるかどうかっていう結論は先延ばしにされたまま。「えっ、結局どうなの??」って思ってしまう人は読まない方がいい。

「裏返しの人間論」 投稿者  モワノンプリュ  VINE メンバー

 ◆わずかばかりの論点追加と、著者の語り口について一言、二言。
たしかにこの本は、「ロボットは心を持てるか」という問に対し、「持てる」という立場に立って議論を突き詰める内容になっている。ただし注意すべきは、結論は保留されているという点。というのも、巻頭からさまざまに切り口を変えながら、「ロボットは心を持てる」という判断を支持する結論を導き、重ねながらも、巻末近くで扱われる「感情」や「道徳」の問題までたどり着いた時点で、最終結論は留保される。

 ◆結局、人間の心の成り立ちが分からない以上、ロボットがそれを持てるかどうかの議論も立ち止まるしかないという、当たり前といえば当たり前の結末。つまりこの本は、裏側からの人間論だったわけだ。

 ◆ちなみに、著者は文中各所で自分自身に突っ込みを入れている。何かを主張した直後にカッコ書きでそれを相対化するような記述や合図が、多いときは1ページに2~3か所も出てくる。あるいは、そもそも哲学している自分自身に憐憫または嘲笑を投げかけるような記述も頻出する。日ごろ周囲からよほどイタイ視線(「あの先生もいい年をして、何て地に足のつかない話をしてるの?」)を浴びているのかと同情したくもなるが、しかしその一方、おかげで文脈が錯綜して話を不必要に混乱させている気味もあり、ちょっと哲学者としての覚悟とプライドが不足してるゾッ! と発破をかけたくもなった。哲学者の人生も大変そうだ。

 ◆分かりやすく、面白い本だと思うけれど、各章冒頭に置かれた「7つの哲学物語」の出来栄えについては、評価を差し控えたい。ロボットに心を持たせようとした時に何が問題になるのか、とりあえずわかる内容になっているので、心の哲学の入門書としてはいいのかも。

 ◆ただ、難しい問題をなるべくおもしろおかしく書こうとする筆者の意志は伝わってくるのに、なぜだか面白い文章だと感じない。章ごとに置かれているロボットのストーリーとか、工夫してるんだろうけど無理してるように感じるから、だと思う。

 ☆<やがては、神経や血小板、骨や心臓など人体のあらゆる組織・ 臓器を生み出せる 日が来るのかもしれない。ただ、“自己”から“自己”を創造する力を手にしたとき、人は本当に幸せになれるのだろうか>

  『万物の霊長』人間の奢りに‘珍念’(杞憂)している!

あ・・話はムダを省き、短くまとめたい。長い退屈な話は”口害”ともいわれる。
 ゲーテも 「美しき虹も、15分も 消えずにいればもうだれも見向きもしない」と手厳しい。 !(^^)!

「必ず原稿を作る」

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 「人民の、人民による、人民のための政治を……」。アメリカ第16代大統領・リンカーンのゲティスバーグでの演説は、2分ほどの短さ。しかも、南北戦争のさなかに行われた。それでも大統領は下書きをしたと、作家の丸谷才一氏が対談で紹介している(『あいさつは一仕事』朝日文庫)

▼氏も祝辞などを依頼された際は、「必ず原稿を作る」「あれも、これもと長いのはだめ」と自身に課し、準備をして臨んだ。言葉は相手に届き、心に残ってこそ意味がある

▼かつて編集の仕事を経験し、世代を超えた同志から大きな信頼を得ている、壮年のリーダーがいる。懇談する機会があり、そのわけが、人柄の良さ、こまやかな気配りだけではないことを知った

▼彼は、座談会など、どんな小さな会合であっても、原稿を書き起こしては推敲し、可能な限りの準備をして臨んでいた。友を元気にせずにはおかないという責任感からくる、重く、的確な一言一句が、相手の心に響いていたのだ

▼昨日から、年賀状の受け付けが始まった。年賀状はいわば、新しい一年を出発する、〝短いあいさつ原稿〟。今年、お世話になった人の顔を思い浮かべ、感謝を込めて、心のこもった言葉を贈ろう。明「世界広布新時代 躍進の年」へ助走開始である。【名字の言】

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(『あいさつは一仕事』朝日文庫) 商品の内容(「BOOK」データベースより)

 ○挨拶を頼まれたときにいちばん大事なことは? ぶっつけ本番でしゃべるのはよしましょう。結婚披露宴でのスピーチ、定年の会でのねぎらいの言葉、弔辞、親兄弟が亡くなったときの挨拶…など自らの実例をもとに、名スピーチの心得を指南する。和田誠氏との対談を併録。

 ○昨年、逝去した著者による定評ある挨拶の見本帖。 結婚披露宴でのスピーチ、定年の会でのねぎらいの言葉、弔辞、親兄弟が亡くなったときの挨拶……会場をシーンとさせ、爆笑させる名人芸50篇を集める。

最も参考になったカスタマーレビュー

 あいさつ見本帖完結編投稿者  ふわふわおくさん

 ○丸谷さんのあいさつをまとめたもの第3弾にしておそらく完結編
(落ち穂拾いでもう一冊というのはない、と巻末対談で本人が断言している)。
ほとんどが21世紀にはいってから2010年秋になくなるまでの、冠婚葬祭さまざまな場での選りすぐりが50並んでいる。

 ○原稿書かずにダラダラしゃべるべからず、できるだけほめよ、といった基本マナーや、義理でやらざるを得ない結婚の祝辞をどう乗り切るかといった実際的な知恵ももちろん盛り込まれてはいるが、この本の本質はあいさつの名を借りた評伝であり評論であり、井上ひさし、大野晋、大岡信、吉田秀和といった人物の魅力を再確認させてくれる。

 ○この巻では、喜寿や傘寿といったお祝いの席で来し方をふりかえった話などから最晩年までのさまざまな心境も読み取れて、しみじみする。巻末は和田誠との対談。

スピーチの依頼がきたら、思い出してください。 投稿者  街道を行く

 ○スピーチをしなくてはならない時がありますよね。皆さんは、こういう時よっしゃというタイプでしょうか。それとも奈落に突き落とされたようになるタイプでしょうか。無論、私は後者です。丸谷さんの「挨拶シリーズ」を読んでみようと考える人は、きっと同じような人だと思っています。

 ○ちょっとしたことですが、いろいろ勇気づけられる心得が認められています。まず、原稿を書くことなんですね。確かにそうですね。振り返ってみると、準備不足は否めません。第二は、長すぎるのは駄目。タイトルの『あいさつは一仕事』とは聞く側の立場だそうです。

 ○グラスをもったまま、延々と待たされる時があります。聞く側は大変です。
余計な前置きを入れるな。引用は一つにせよ。面白い話を入れろ。ゴシップを有効に使え。いろいろ出てきます。

 ○良いスピーチは、必ずそれなりの準備が必要だということです。是非次は、丸谷流あいさつで良い気持ちになりたいものです。因みにこの本は、丸谷さんのあいさつ集ですが、見事な文学でもあります。あいさつのテキストにも使えますし、洒落た文章を味わうのもよし、です。

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 『君の引用はたくさんだ、自分の言葉で述べたまえ』の声が仄かに聞こえる。

  このままでは あの世で(閻魔さま)から叱られる。
  今日も灰色の脳細胞は冴えません( ^ω^)おっおっおっ

「富はよく見えるが、貧は隠れる」

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  「富はよく見えるが、貧は隠れる」。そんな警句を吐いたのは、二十世紀の米国を代表する政治記者だったレストン氏である

▼戦火やまぬ時代を記者として見続けた彼は「戦争の最初の犠牲者は良識であり、次の犠牲者は自由と開かれた言論だ」と説きつつ、政治のありようを見据え、こうも言った。「すべての政治は、大多数の人々の無関心によって立つ」

▼なるほど多くの国民が政治に物言う気すらなくせば、為政者は思うように力をふるえる。半数近くの有権者が投票しなかった総選挙の結果を見れば、日本の国政も「大多数の無関心の上に行われる」ことになったのかもしれぬ

▼ただ投票しなかったのは棄権した大人たちだけではない。一千兆円を超す国の借金を担わされることになりそうなのに、六人に一人が貧困に陥っているという子どもたちの「声なき声」に耳を傾ける政治であってほしい

▼今年のノーベル平和賞の授賞式会場には、一つの空席があった。子どもの貧困に取り組み、受賞したサトヤルティさんが、その席には誰も座らぬよう望んだという。彼は語った。「私は沈黙の響きを代表して、ここにいます。取り残されたままの数百万人の子どもを代表して、ここにいるのです。その空席は、そういう現実を思い起こすためのものです」

▼国会議事堂にも、そんな「沈黙の響き」を代表する空席があるといい。【中日春秋】

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『頂門の一針』痺れる・・・・

豆腐のような人

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 〈色もない、歯ごたえもない。ぐにゃぐにゃしていて、何を考えているのかはっきりしない〉。
こんな人は苦手だ、と作家の故向田邦子さんが記す。関わって、痛い目に遭ってきたからという(文春文庫「霊長類ヒト科動物図鑑」)。

 ◇食べ物に例えると豆腐だ。〈用心深そうでもあるが、年寄り臭くて卑怯[ひきょう]な感じもある〉。八つ当たりし、好んで食しなかったと向田さんは打ち明ける。確かに鍋を囲むと「どこがおいしいの」と文句を言う人がいる。熱くてすぐに口に運べない、やけどしそうになる…。周囲は、ふうふう吹く姿を見るだけで体が温まる。

 ◇豆腐は大豆の栄養成分を含む。消化吸収がいいから、赤ちゃんや高齢者にはもってこいの食材だ。肉や魚に代えて使えばカロリーが調整できる。価格は庶民の味方だ。でも最近は円安で食品の値上げが相次ぐ。輸入大豆を使っていれば、県内の豆腐屋さんも経営面で苦労があるだろう。

 ◇向田さんは「若気の至り」と反省する。色や味、匂いに気付いた。崩れそうで崩れない姿には誇りさえ感じられた。みそやしょうゆ、油になじむ器量に敬服する。豆腐のような人-。そう呼ばれるのも悪くない。( あぶくま抄 )

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「霊長類ヒト科動物図鑑」商品の説明 内容紹介

 ○これぞエッセイ! 達人の筆が冴える傑作ぞろい。すぐれた人間観察を筆にのせ、人々の素顔を捉えて絶賛を博した著者が、最も脂ののりきった時期に遺した傑作揃いのエッセイ集。

内容(「BOOK」データベースより)

 ○父も母も、皆いきいきとしていた台風の日の情景。歳月が思い出にはめこんだ、見なかったはずの絵の記憶。名乗った途端、電話口の声が様変わりする、女の声変わり。なじみの店ではない店に足を運ぶ、小さな浮気―優れた人間観察で人々の素顔を捉え、生の輝きを鮮やかに浮び上らせた、傑作揃いのエッセイ集。

最も参考になったカスタマーレビュー

 ○30年前に発表されたとは思えない程の新鮮さ 投稿者  にゃお  トップ

 ○現代にも「あるある!」と同意してしまう日常のエピソードや、鋭い意見があって、古臭さを全く感じずに楽しんで読むことが出来ました。


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 珍念・・・・ (豆腐のような人-。そう呼ばれるのも悪くない




マララ・ユスフザイさん

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  語り手の思いが言葉の外にあふれだした時、人々の心を揺り動かす。言葉に“いのち”が吹き込まれたと表現するのかもしれない。ノーベル平和賞を受賞したパキスタンの少女マララ・ユスフザイさん(17)の言葉はそう思わせる

▼2年前、教育を受ける権利を求め立ち上がったマララさんを武装勢力が銃撃。重体に陥ったが、英国の病院で一命を取り留めた。銃撃後も暴力に屈せず、教育の大切さを訴え続けるマララさんの行動に言葉の力が重なっていく

▼1人の子ども、1人の教師、1本のペン、1冊の本が世界を変えられると訴えた国連での演説は虐待などで苦しむ多くの子どもたちを勇気づけたことだろう。オスロでの受賞演説も言葉に新たな“いのち”が吹き込まれたかのようだ

▼「私たちの未来はまさに教室にあった」。幼い頃学んだマララさんの古里は突如、テロの舞台となる。「私には二つの選択肢がありました。一つ目は沈黙したまま殺されるのを待つこと。二つ目は、声を上げて殺されること。私は後者を選びました」

▼そして最後にこう結んだ。純真な子どもが戦争で命を落とすのは、教室が空っぽのままであり続けるのは…「もう終わりにしましょう。終わりにすることを始めましょう。私たちで終わりにしましょう」と

▼先日の本紙受賞演説関連記事の横には「世界の子ども4人に1人が身体的な虐待を受け、少女の5人に1人が性的虐待を受けている」と世界保健機関などの報告も。「私は闘い続けます」。演説の中のマララさんの言葉がより力強く響いた。 【大自在】

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   感動しました・・・・これ以上は【蛇足】!

人を忘れぬ経済

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 先の日曜日朝刊に載った表をじっくり読まれた方も多いでしょう。今回総選挙の争点の一つ、アベノミクスの「明と暗」を紹介した表です。完全失業率や有効求人倍率などは少し改善され、非正規雇用の人の割合などはやや悪化しました。株価は上昇し、一方では円安で中小企業は苦労しています。

 ◇自民党はこのアベノミクスで企業の収益改善を先行させ、雇用や賃金の増加につなげようとしています。対して民主党は「厚く豊かな中間層の復活」を掲げました。どの党の考えが国民にとってより良く、現実的なのか。丁寧な論戦を聞きたいものです。

 ◇三十六年前に首相に就任した自民党の大平正芳氏は初の施政方針演説の準備のため、自分の考えをメモにして秘書官に渡しました。最初の項目は「脱経済。経済軽視ではない」と書いてあったそうです。演説ではこう語りました。

 ◇戦後の日本は経済的な豊かさを求めて成果を収めたが、自然と人間との調和や、精神の内面に根ざした生きがいには十分な配慮をしてきたとは言えない。われわれが今目指している社会は真の生きがいが追求され、勤労が正当に報われ、「他者に対する理解と思いやりが行き届いた社会である」。そう述べて「公正で品格のある日本型福祉社会」の建設を訴えました(『大平正芳回想録』)。

 ◇残念ながら氏は首相在任中に急逝しましたが、政界屈指の知性派と呼ばれた政治家らしい言葉でしょう。経済のために人があるのではなく、人のために経済はあると教えられるようです。

 ◇経済は無論、大事です。が、数字だけでなく、経済政策のその先にある希望を語り、さまざまな他者にも思いを致す論戦を望みます。<編集局デスク>

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 ○『教育は、人間を創る。それが未来を創ることだ。ゆえに、教育こそ最も尊き聖業である。これが、永劫に変わらざる私の信念で ある』

 〇「生命なくして、経済も、教育も、科学も、政治もありません。一切が、人生、社会の幸福を追求するための分野なのです。根本は全部人間です。生命です。

 ○その生命とは何かという根本解決の道が、宗教じゃありませんか」と池田名誉会長は綴る。

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 〝珍念〟のコメントは 『釈迦に説法』・・・

秘密にご用心

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 うたぐり深いお金持ちエヌ氏は秘書ロボットを作る。財産を守るには人など信用できないから。だがこの秘書、お供させたバーで女性に尋ねられて、ぺらぺらしゃべりだした。税金のごまかし方や帳簿に付けない秘密まで

▲星新一さんのショートショート「頭の大きなロボット」である。エヌ氏は「秘書」の口に鍵を掛け、秘密を漏らさぬよう改造していくが、身を滅ぼす。読むうちに笑えなくなるのは、エヌ氏の似姿が思い浮かぶからか

▲特定秘密保護法がとうとう施行された。国家の安全保障に関わる特定秘密を守るためという。漏らした関係者には厳しいおとがめがある。どこか「秘書」の運命に通じるよう。そもそも国民の知る権利は守られるのだろうか

▲何が秘密なのかは分からない。どこまで秘密か、政府の判断で広がりもする。そのうえ聞いてしまった報道機関や市民の側まで罪に問われかねないとは、SF小説が描く荒廃した近未来さながら。心配にもなってくる

▲酒席の多い季節である。隣り合った人とお近づきに一杯、なんて場面も出てくる。「お勤めは?」と杯を交わすうち、知らぬ間に秘密に近づいていないか。どうかご用心―。そんな時代らしい。【天風録】

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星新一「頭の大きなロボット」 商品の内容 (「BOOK」データベースより)

○新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの面白さ。

内容(「MARC」データベースより)

○忘れっぽくてうたぐり深いエヌ氏は秘密を守るためにロボットを作ったが、まだ心配でたまらない。そして次々と改造を加えていったが…。表題作ほか全18編のSF短編をおさめる。

最も参考になったカスタマーレビュー おもしろい 投稿者  ローン 

○星新一のセレクションと言うことで買ってみました。期待は裏切りませんでした。一つ言うなら、ちょっと内容が少ないくらいです。それもショートショートなので気になりませんが。

 ◇アネクドートとは、ロシア語では滑稽な小話全般を指すが、日本ではそのうち特に旧ソ連で発達した政治風刺の小話を指して用いられることが多い。本来この言葉はギリシャ語のアネクドトンに由来し「公にされなかったもの」の意を表した。

 ◇同根の言葉である英語のアネクドートや、多くの言語での対応する言葉は逸話の意味で用いられている。この記事ではソ連時代を主としたロシアの政治的な小話について取り扱う。

 ◇言論の自由がなかった旧ソ連時代、民衆は小話「アネクドート」の笑いに政治批判を込めた。スターリンの死後、最高指導者となったフルシチョフをネタにした傑作がある

 ※〈ある男が塀に「フルシチョフはバカ」と落書きした。男は逮捕され、懲役11年となった。うち1年は国の財産である塀を汚したため。残り10年は国家機密漏洩(ろうえい)罪で〉

 ※続きがある。〈男が1年目の刑期を終えたころ、フルシチョフが英国を公式訪問した。男は間もなく釈放された。国家機密がもはや機密ではなくなったからだ〉。フルシチョフは海外で粗野な言動を繰り返し、国際社会のひんしゅくを買ったことを皮肉ったものだ

 ※権力者を笑いのめした小話から、もう一つ教訓を読み取りたい。「何が国家機密か」を権力の都合で決め、意に沿わない者の口を封じることができる社会の恐ろしさである

 ※特定秘密保護法が施行された。報道や取材の自由が制限されないか。国民の知る権利が侵されないか。都合の悪い情報の隠れみのにはならないか。懸念は拭えない。報道の自由には一定の配慮をするというが、怪しいものだ。何しろ「何が秘密か、それも秘密」なのだから

 ※特定秘密が漏れたかどうか、違法な取材が行われたかどうか、判断するのは事実上、捜査当局や裁判所だ。そこに権力の圧力が及ぶことはないのか。アネクドートでしかものが言えない社会など真っ平だ。 (ウィキペディア)

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   珍念の『杞憂』かなぁ!

「根回し」

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国際会議の舞台裏は、公然と「根回し」の応酬が展開されている場であり、欧米人でも重要な地位にある人ほど根回しがうまいという。洋の東西を問わず「相談上手」「根回し上手」はビジネスパーソンにとって死活的に重要なスキルである。本書は、外資系トップを歴任した著者が、「外資でも通用する根回しの方法」「社内外を動かすための相談のしかた」を、語る。

  年の瀬の慌ただしい中、つい「忙しい」と口にしがちだ。しかし、外資系企業のトップを歴任した新将命氏は、積極的な言葉への言い換えを勧めている。「忙しい」は「充実している」と、自らを励ますように




▼他にもある。うまくいかない↓成功の途中だ。嫌い↓魅力を発見しよう。時間がない↓時間をつくろう。疲れた↓よくがんばった。氏はこのことを、近著『世界標準のNEMAWASHIの技術』(CCCメディアハウス)で強調している

▼悪いイメージのある日本的な「根回し」。だが、対話による合意形成の意味では評価すべきで、氏はこれも、「NEMAWASHI」と表現の転換を試み、世界で通じるコミュニケーション能力を磨こう、と同書で訴えている

▼苦悩から歓喜へ。宿命を使命に。救われる人から民衆を救う人に――仏法は言葉だけでなく、自行化他の唱題を根本に、実際に人生の転換を成し遂げていく大法である。それも遠い未来ではなく「今」「ここ」から勝利の実証を、と教えている

仏法はまた、この世界の大転換を促す「立正安国」の哲理である。21世紀も、間もなく15年目を迎える。私たちには、対話の力で友を励まし、ともどもに平和の世紀への潮流を確かなものにしていく偉大な使命がある【名字の言】

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新将命『世界標準のNEMAWASHIの技術』(CCCメディアハウス)

商品の内容紹介 仕事や人間関係がうまくいかない原因の8割はネマワシ不足。

◇「ネマワシ」はけっして日本独特のものではない。国際会議の舞台裏は、実は公然と「ネマワシ」の応酬が展開されている場だし、世界にはロビイストという“タフ・ネマワシスト"が大勢いる。洋の東西を問わず「ネマワシ上手」「相談上手」はビジネスパーソンにとって(彼/彼女が意欲的で革新的であればあるほど)死活的に重要なスキルであり、これなしではけっして一流にはなれない。

◇ガラパゴス化した日本的根回しではなくグローバルで通用するNEMAWASHIこそ、ビジネスと人間関係に必須の基本動作だ。ジョンソン・エンド・ジョンソンなど外資3社で社長を歴任した著者が、基本的なルールから“最後の切り札"人間力の磨き方までを存分に語る。

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 珍念のコメント 【恐れ入谷の鬼子母神】

下部構造(インフラ)

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当時の本拠とはいえ湿地帯の片田舎・江戸に徳川家康はなぜ幕府を開いたか。
 下部構造(インフラ)から文明を論じる竹村公太郎さんが著書で謎解きをする。
 理由の一つに挙げるのは関東が「豊かな森林にあふれていた」から





 
 ▼古来、文明の源は森林だった。建材、道具、そして燃料。権力の中心だった関西の森は多くが消滅していた。だから関東。さらに家康は長期政権を見据え、全国の主な河川上流域を天領とし地方からも木材を集めた

 ▼江戸の繁栄はいわば地方のおかげだった。その山々は伐採し尽くされ幕末、はげ山に変貌する。斜面は崩れ雨による土石流が民を苦しめた。江戸のためでありながら、つけを払わせられるのは地方。その姿は首都圏に電力を供給しながら、今も避難生活を強いられる原発事故被災者とだぶらないか

 ▼安倍晋三首相は選挙初日、福島、宮城で復興の取り組みを訴えた。が、首都圏では「福島」にも震災、復興にも触れないという。おそらく地方創生も語るまい

 ▼江戸が東京に変わっても地方との関係はそう変わらない。「地方の衰退は東京の衰退につながる。地方がいかに自立し活性化していくか、東京の人々は知恵を出す責任を負う」と竹村さん。首都でこそ復興と地方創生を問い語るべきでは、ねえ、安倍さん。【河北春秋】

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1   「土地の文明」 内容紹介

地形とデータにもとづいて、大阪の五・十日渋滞など国内11都市の謎を解き明かし、日本人と日本文明の本質を炙り出す野心作。忠臣蔵は、徳川幕府の吉良家への復讐劇であった。地図を見るとそれがわかる。




 ▼まず、皇居すなわち江戸城の正門は、一般的には「裏門」であると言われている半蔵門である。江戸の古地図や、半蔵門周辺の地形を考えればそうとしか思えない。いっぽう赤穂浪士たちは、半蔵門周辺にまとまって潜伏していた。そこから見えてくる真実は……後は、本書を読んでいただきたい。

 ▼著者の竹村公太郎は、地形や気象、下部(インフラ構造)から、日本の各々の土地の謎を具体的に解き明かしてゆく。歴史文献だけでは決してたどり着けない真実、そして日本人と日本文明の本質があぶりだされる興奮の快著である。北海道、東京、鎌倉、新潟、京都、滋賀、奈良、大阪、神戸、広島、福岡、これらの土地について少しでも興味がある人、いや、日本に関心がある人なら、本書によって今までにない知的興奮を得ることができるだろう。特別編として、「遷都」「ソウル」の章も収録した。

商品の内容(「BOOK」データベースより)

東京、大阪、京都…。11の土地の真実。土地の下部構造に着目し、その壮大な謎を解き明かす。

最も参考になったカスタマーレビュー

何故だろう、が面白い 投稿者  Amazon Customer

◇都市のインフラ、という視点で街を眺めながら突き当たる著者の「何故だろう」が次の考察を呼び、最後に一つの歴史の謎解きになっている、という読み物として非常に面白い本です。

◇不必要にインターネットを攻撃したり、道路建設を擁護したり、「臭み」もあるのですが、視点の新鮮さには感服で、★五つとします。鎌倉に幕府を開いたのは、頼朝が衛生的な都市を志向したからだ、とか奈良から京都の遷都は、背後の森林が荒廃したからだ、とか、歴史学者が真面目に検証すべき仮説がフンダンに盛り込まれていると思います。今後の議論の出発点になって欲しい本です。
   
もっと薄くても良いのでは?  投稿者  hane

◇面白かった点・・・石狩川の治水と吉良家潰しの秘密、胸まで浸かった湿地帯の田植えなど、著者の専門的知識が生きるテーマは新鮮で、購入して読む価値はあったと思う。

◇つまらなかった点・・・一方、時代遅れの「日本文明特殊論」を当然の事実のように語ったり(しかも文中いたるところで。「つくる会」の影響なのでしょうか?)、

◇B型肝炎ウイルスの亜種から大陸系と南方系の日本人の分布について語ったり(それならATLウイルスも検討しないと中途半端と思うんですけど)、専門知識以外の面での詰めの足りなさが気になってしまいました。
結論・・・珠玉の専門知識を、灰色の一般知識で水増ししてしまったので、輝きがくすんでしまった作品。惜しい。

   
真面目に読めばトンデモ本に近いかと 投稿者  ぼけぬき 

◇大笑いしながら読みました。赤穂浪士の話ですが、麹町周辺は武家地ではなく、町人地です。近くの平河天神は男娼が客引きをする場所でした。江戸城周辺ではめずらしく「あやしげ」な場所だったわけで、幕府の目を逃れて吉良の動向をさぐるアジトとしては最適の場所でしょう。

◇専門書じゃなくても、江戸の古地図を紹介した本は今は小さな書店でも買えます。それを一回でもみればすぐわかることで、著者だけでなく、編集や校閲の人でも簡単にチェックできます。ですから、シリアスに書かれたものではないのではないでしょうか。

◇他の方が真面目な本として評価されているので、その基準で☆1つにしておきましたが、ユーモア歴史ミステリとして楽しむ分には悪くないです。

天下り元官僚の暇つぶしに付き合う必要なし 投稿者  濱哲   

◇本書冒頭いきなり「幕府が威信をかけて守った(江戸城)半蔵門が裏門のわけがない」と主張する。「現在の地図は北を上、南を下にする約束が定着しているが、江戸時代の地図は違う。

◇場所や屋敷を表示する漢字があちらこちらの方向を向いているのだ」、(江戸の古地図を広げて見て)、「その時突然、私の目に『御城』という字が飛び込んできた」、「甲州街道から見ると江戸城の『御城』は正立している」、ゆえに、「半蔵門は裏門どころではない。江戸城の正門に位置していたのだ」という断定になるんだって。

◇思わず、腹を抱えて笑ってしまったが、自分の無知を曝け出して好く言うわさ、ほんとうに。 『江戸切絵図』などで、場所や屋敷を表示する文字が縦横斜め倒立あっちこっち向いて定まらないのは、文字の頭が来る方角に、その屋敷の正門があるのを示すという約束事になっているためなんで、甲州街道側から見ると、『御城』が正立して読めるということは、まさしく江戸城の大手門が『御城』という文字の上側(東京駅側)に位置することを表示しているわけのもの。

◇場当たり的な著者の思い付きなど、まるっきりの的外れも好いところ。呆れたのは、「大坂で勤務していたころ」、「当時の建設省の奈良国道工事事務所主催のイベント」に参加したと。「なぜ、これほど奈良の社会インフラが立ち遅れたのか?

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あ・・・どこかで 「コピペ」、コピペと仄かに声が聞こえる。
愚か者の珍念・反省し恥じています!

 

「住めば都」




Souseki

   職業柄、人の盛衰を語る際に手拍子で「都落ち」や「西下」の言い回しを使うことがある。地方を下風に置く後ろめたさを感じつつも、目をつぶってキーボードをはじく。あの『坊っちゃん』だって堂々と田舎をさげすんでいたではないか…。

 ▼丸谷才一さんも、かの名作を「差別小説」と認めていた。大衆が受け入れたのは伝統の問題だ、と。「首都はあこがれるもの地方は厭(いと)ふものと相場が決まつていた」(『闊歩(かっぽ)する漱石』講談社)。「地方分権」が選挙公約の通り相場となった当節は禁則ワードであろうか。

 ▼「地方創生」なる言葉が実りの季節を待ちわびて久しい。目下の選挙で各党は、地方への権限移譲、財源移譲と口をそろえるものの、手拍子で「そうせい、そうせい」とはいかないようだ。若者のあこがれを吸い寄せて、丸々と実る東京のダイエットは難題である。

 ▼高度経済成長期に郊外に移転した大学も、再びキャンパスの「東上」を進めているという。世は少子化の「全入時代」。インターンシップも就職活動も、最前線は都心にあるからやむを得ないが、大学に去られた地方都市の商店街などは深刻なダメージに嘆いている。

 ▼肥大化した東京は高齢化という、いつ裂けるとも知れぬ動脈瘤(りゅう)を抱え、人材という血が行き渡らぬ地方には「消滅危機」の赤信号が瞬く。自由度の高い交付金をばらまけば、急場しのぎの点滴にはなろう。しかし地方という田畑に実りをもたらすのは、やはり人だ。

 ▼丸谷さんの郷里、山形県鶴岡市では人工のクモ糸繊維の事業化に向けた動きがある。足りないのは人手という。当方は、東京を向く若者に対し身近にある「都」に気づけ、と書いておく。罪滅ぼしの意を込めて。「住めば都」の格言もある。【産経抄】

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 『闊歩(かっぽ)する漱石』 誰も書かなかった画期的「漱石」論!

 どうして“名前のない猫”を主人公にした小説が描けたのだろうか。
坊ちゃんの発する悪態の由来は何か。世界の文学史のなかで夏目漱石をとらえ直す珠玉の文芸評論

商品の説明: 内容(「BOOK」データベースより)

 ◇夏目漱石の『坊っちゃん』は、あだ名づくしで書かれた反・近代小説。『三四郎』は都市小説のさきがけ。『吾輩は猫である』は価値の逆転、浪費と型やぶりによる言葉のカーニバル。初期三作をモダニズム文学としてとらえ、鑑賞し、分析し、絶賛する。東西の古典を縦横無尽に引いて斬新明快に語る、画期的漱石論。

最も参考になったカスタマーレビュー ものづくしの漱石論 投稿者  カスタマー 

 ◇丸谷才一の「闊歩する漱石」は軽く見えて情報が詰まっている評論集です。坊つちやん、三四郎、吾輩は猫である、という三つの小説から端を発して、英文学・小説論と古典の技法にいたる論考で飽きないのです。たとえば、坊つちやんにおける「綽名のものづくし=エヌメラチオ方法論」という視点で論じたのは痛快です。

 ◇「義経千本桜」や「国姓爺合戦」の貝づくし、魚づくしとの関連(連想)、太平記の道行き、閑吟集の「鳴子」の「引くものづくし」への論考など、博学傍証、びっくり箱のように出てくる引用がすさまじく、これだけでも価値がある。それに加えて、丸谷の「忠臣蔵とはなにか」で祝祭論が必然的に出てきたような、「目に見えているはずのものから、驚くべき結論が引き出される」というプロセスがひどく楽しい。

◇フィールディングのトム・ジョーンズ、スターンのトリストラム・シャンディ、ジェロームのボートの三人男、それにスイフトのガリヴァー旅行記における古典的な19世紀の様式に共通に含まれる「観察による諷刺」が、実はギリシャ風刺文学、メニッペアだったというのもまた大変な分析です。

 ◇メニッペアというのは、セルバンテスの「模範小説集」の中の「犬の会話」などにみられる、「あらゆる既成の権威に対して小馬鹿にした態度を取ること」というものですが、こういう切り口で「小説の社会的な態様」を評価する、といった、本来の意味での文体論は・・・・ヾ(´ε`*)ゝ

漱石を論じる、ほめる 投稿者  純ちゃん 

 ◇「坊っちゃん」、「三四郎」、「猫」を縦横に論じている。「三四郎」について、書き出しをまずほめる。主人公を上手に読者に紹介し、なおかつ好意をもたせる書きぶりが良いと。「わけても、喜劇的な筆づかひが大人っぽくて嬉しい」なるほど、そういう風に読むのかと、感心した。

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  コメントは【蛇足】

女人天下

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 Photo_4朴槿恵(パククネ)大統領



 韓国のテレビドラマで「女人天下」という李朝時代の権力闘争を描いた宮廷劇がヒットしたのは、今から10年以上前だった。宮廷内で展開される権力闘争の主役に政治的野心と上昇志向が強い女性が登場するストーリーは、世代を問わず人気を集め、視聴率が50%を突破することもあった。

 ▼時代を現代に引き戻すと、朴槿恵(パククネ)大統領が韓国初の女性大統領となり、女性の社会進出に拍車が掛かっている。さらに韓国は来年、文字通り「女人天下」の時代を迎えそうだ。

 ▼韓国の統計庁が11月下旬に発表した人口予測統計によると、来年の韓国の人口は、男性が約2530万人、女性が約2531万人で、1960年に統計調査を開始して以来、初めて女性が男性を上回る逆転現象が生じるという。

 ▼日本は既に戦前から男女の人口比で女性が上回る状態が続いている。今回の男女比逆転予測について、韓国メディアは、女性の平均寿命が男性より長いことに加え、男児を好む風潮が弱まり、少子化も進んだためと分析している。

 ▼また、2017年には65歳以上の高齢人口が0~14歳の人口を初めて上回る見通しで、超高齢化社会が遠からず訪れると予測されている。

 ▼少子化や高齢化は日本も人ごとではないが、社会保障制度などセーフティーネット構築が立ち遅れているとされる韓国の方がより深刻なようだ。女人天下に朴大統領がどのように対応しようとするのか、宮廷ドラマの権力闘争どころの話ではない重い課題だ。【一日一言】

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テレビドラマ「女人天下」 最も参考になったカスタマーレビュー

演技陣もまさに”女人天下”!!! 投稿者  unauna 

 ◇朝鮮史上きっての悪女、チョン・ナンジョンを描いた大大河ストーリー。カン・スヨンはさすが、海外の映画祭を荒らした女優だけあって、その迫力たるやすさまじい。見る人によっては、彼女のあまりの詭計を弄す“役者ぶり”に嫌気がさすかもしれない。だが、悪女は「賢女」と紙一重なのだ。

 ◇ナンジョンは、現代に生きていれば大成功をおさめたスーパーウーマンに違いないのだ。カン・スヨンの演技は、まさにそんなスーパーウーマンに“リスペクト”するかのごとく、果敢に挑戦的な演技を披露してくれる。そんな演技、ナンジョンの生きざまに、力強さを感じるし奇妙な爽快さも覚える。

 ◇だが、個人的には文定王后を演じた、チョン・インファを激シク称賛する!
スラっとした体躯、きりっとした目鼻立ち、美しい肌感。整った美しい顔立ちの女優といえよう。なのに、どっからあのドスのきいた声がでるんですかぁ!

 ◇「希樂堂大監!」「世子!」「ヒ嬪!」「敬嬪!」「尚宮!」鋭いお声で名前を呼ばれたら、こちらまでキリッと姿勢をただしてしまうほど。それは、『鬼龍院花子の生涯』で夏目雅子が発した「おまんら・・・なめたらあかんぜよ!」...
 
チャングムと同じ時代! 投稿者  ゆう 

スカパ−で見たんですが 朝鮮王朝11代王中宗の時代 チャングムと同じ王様の時代ですがこの作品は、王妃と側室との権力争いですね 面白いです 朝鮮王朝三代悪女と言われる「チョン・ナンジョン」が奴婢から王妃の寵愛を得て、のし上がっていくドラマです 

 ◇日本の徳川の大奥もすごかったけど どこの国でも女の権力争いは付き物と実感します朝鮮王朝が好きな時代劇ファンにはおすすめな作品です

Ca


それにしても、韓国初の女性大統領・朴槿恵(パククネ)さんは聞きしに優る奇特な人物ですね。

『日韓基本条約』を破棄するのかなぁ! 「法と執序」をお守りになられた方が宜しかろう・・・

 
 

学歴より実力の世界で勝負だ

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米長邦雄永世棋聖         田中英祐 投手        ソニーの創業者・盛田昭夫


 2年前に亡くなった米長邦雄永世棋聖の「兄たちは頭が悪いから東大へ行った。自分は頭がいいから将棋指しになった」という言葉は有名だ。実は先輩棋士が言いふらしたらしいが、真意は「何のために大学に行くのかということで、卒業して使われるだけなら、私は自分の人生の常に主導権を握っていたい」。

 ▼ロッテ入団が決まった京大初のプロ野球選手、田中英祐投手も同じ決意だろう。安定を選ばず、実力勝負の厳しい世界に飛び込んだ。学歴は一流でも、球歴は甲子園出場もなく大学で頭角を現した。球団本部長は「国立大出身でも目的意識を持った練習をすれば、良いゴールが待っている」と語った。

 ▼ソニーの創業者、盛田昭夫は「会社にとって大事なのは、学歴という学校の名前ではなく、その人の実力なんだ」と学歴無用論を唱えた。ドラフト2位指名は話題性ではなく、実力を評価されてのものだ。「文武二刀流」から「頭脳派投手」へ。球春が待ち遠しい。【浪速風】

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Yubi


このコラム 『言い得て妙』

無学の珍念 【恐れ入谷の鬼子母神】

本田宗一郎の問いかけ 

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 自動車の運転者と同乗者の命を守る、切り札となるのが、エアバッグである。発明者の一人とされる小堀保三郎さんは、小学校を出てすぐ奉公に出され、独学でさまざまな技術を学んだ。

 ▼昭和30年代後半には、既に衝突を感知するセンサーや、瞬時にバッグを膨らます装置の開発に成功していた。関連の特許は、世界14カ国に及ぶ。しかし、生前の実用化はかなわなかった。

 ▼日本の自動車メーカーでは、ホンダが最初に商品化に成功する。62年に「レジェンド」に搭載するまで、16年もかかった。開発に参加した自動車部品メーカーのタカタは今や、世界第2位、シェア2割を占めるまでになっている。

 ▼そのタカタ製エアバッグに、重大な欠陥が見つかった。衝突時に破裂して、金属片が飛散する危険があるという。米国などでは、ホンダ車に装備したエアバッグで死亡事故も起きている。ホンダは、全米規模でリコール(回収・無償修理)を行い、タカタも全面協力する方針だ。しかし、後手に回った両社の対応に、批判の声が高まっている。これまで数え切れない人々の命を救ってきた日本の技術への信頼に、これ以上傷のつくことがないよう祈るばかりである。

 ▼「エアバッグの価値は何だ?」。ホンダで開発の中心となった小林三郎さんは、創業者の本田宗一郎氏から、何度も問いかけられた。そのたびに、「安全です」と答えてきた。小林さんは、答えた内容ではなく、答え方と目を見ていたのではないか、と後から思い当たる。心の底から、前向きに取り組んでいるのか、測っていたというのである(『ホンダ イノベーションの神髄』)。

 ▼問題解決のために奔走している両社の担当者も、同じ目をしていると信じたい。【産経抄】


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『ホンダ イノベーションの神髄』 内容紹介

 ◇ホンダには、イノベーションを成功に導くための「ワイガヤ」や「三現主義」「絶対価値」などの企業文化と仕掛けがあります。開発現場を知り尽くした著者が、開発プロジェクトの最前線で、それらがどう作用し、いかにしてイノベーションを加速させているかを徹底的に追求し、ホンダのイノベーションの神髄を明らかにしていきます。

 ◇あたかもホンダの技術開発に立ち会うような臨場感。自分の意見をはっきりさせないで上司に頼ると「俺が死ねといったなら、おまえは死ぬのか」と叱咤され、落ち込んだ時には「キミには500億円の価値がある」と持ち上げられる。

 ◇そして、「ああ、2階に上げられて、はしごを外された」とぼう然とたたずむ技術者がいる。まるで挑戦者たちの息遣いが聞こえてくるようです。野中郁次郎・一橋大学名誉教授推薦。「イノベーションの本質をこれほど突きつめた実践論は存在しない。一つ一つのコトバがハラに響き、本当に行動に駆りたてるコトダマ(言“魂")にまで昇華されたイノベーション論がここにある」。

最も参考になったカスタマーレビュー

イノベーションの現場にいた人だから書ける本 投稿者  TSS 

 ▼イノベーションに関する本はいろいろある。だが、経営学畑の人の書く分析的なイノベーションの本を読んでも、現場の心は動かない。同じように分析的になり、うちの会社には戦略がないしなあ、と嘆くだけである。

 ▼この本は、ホンダでエアバッグを開発した現場の技術者が、独創性の輝いていた時代のホンダで、上司・先輩にしごかれながら、イノベーションに突き進んでいた現場を活写した本である。

 ▼このはしごを外されるという言葉がある。ホンダでは、実力以上の仕事を与えられて、それをやりきるように求められるという意味があるようだ。ホンダの開発責任者は、「2階に上げられてはしごを外された上に、床に火まで放たれた。もう登っていくしかなかった。」という中で、イノベーションを生み出していくのだという。これこそが、現場がやるべきことであろう。

 ▼もちろん、現場のがんばりだけでがどうしようもない。企業風土、経営理念などいろいろあるに違いない。しかし、現場を預かる我々も、この本を読んで、頑張ろうという気になる本だ。この本の元になった日経ものづくりの連載時の題名「ホンダイノベーション魂!」という熱さがそのまま文章になったような本である。

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『千丈の堤も蟻の一穴から 』
の諺を肝に銘じられたほうが宜しかろう!

ナポレオンとナポリタン

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<"準グランプリ: ナポレオンとナポリタン">
 

 ▼僕はナポレオンが食べ物だと思っていて、ナポリタンが人間だと思っていました。友達にナポレオン食べたいなと言った瞬間、友達がドン引きして僕はなにがなんだかさっぱりわからず、友達に「何でドン引きするん?」って聞いたら

 ▼友達が、「ナポレオンは食えんぞ!お前が食べたいのはナポリタンやろ?」って友達が笑いながら答えました。その時すごく恥ずかしく、その場から立ち去りたい気持ちでした。

第22回月間大賞は「真実一路」   ■さだまさし特別顧問のツボ■

 ▼ナポレオンという名称のケーキなら、実際にありますけどね。勘違いで「シミュレーション」を「シュミレーション」だと思い込んでいる人は多いはず。

 ▼「キオスクの契約が取れました」と言われて、“清洲区”という区が東京都内にあると思い込んでいて、笑われた僕の友人が実在します。気を付けましょうね。恥の元です

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 一言居士の〝珍念〟『口と財布は締めるが得』・・・・ チト・サビシイ!

「死中生有り生中生無し」

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第47回衆院選は2日公示され、立候補の届け出が午後5時に締め切られた。小選挙区959人、比例代表(重複を除く)232人の計1191人で争われることが確定した。

 「生中生無し死中生有り」あるいは「死中生有り生中生無し」の言葉が脳裏に浮かぶ! 意味はたぶん、生きようと思えば生きられず、死ぬ気で行えば生きる事が出来るという趣旨だと思います。
死中生有り、覚悟を持てる勇気のことでしょう・・・・

指導者は一人一人の人生を、そして全体を「勝利」へ導くのが使命と思います。その為に「指導」もある。

 そのポイントは、相手の「一念」を変えることで、行動が変わる。目に見えない一念の微妙な変化が、すべてを 大きく変えていく。その転換をさせていくのが名指導者である。単に命令や指示をしているだけ、いわんや、叱ったり,威張つたりしているだけでは リーダ失格と思います。

 

Neruson


ネルソン将軍勝利への「一念の転換」へ名指揮。君は「もしも」と言ったのか?

 古来、イギリス人に最も人気のある人物の一人は、片目片腕の
 将軍ネルソン「1758ー1805」とされる。

 ◇ナポレオンのイギリス征服の野望を、二度にわたり、まずエジプトで破り、更にトラファルガーで破った。エジプトでのこと、ナポレオンは、イギリスとインドの連絡の道を断つために、この地を占領した。

 ◇しかし、結局、ネルソン率いるイギリス海軍に敗れ、エジプト遠征は失敗した。「ナイル河口のアブキ―ル湾の戦い 1798年8月Ⅰ日、2日」決戦の前夜、ネルソンは副官のペリーに、作戦を明かした。 ペリーは興奮して「よくわかりました。もしも、我々が成功 しましたら、イギリス国民がどんなに、称賛することでしよう」と言った。

 ◇ネルソンは、聞きとがめた。「何と言ったのだ? もしも、何だって?」「はい。もしも我々が成功すればーと」 ネルソンは、厳しい口調にかわった。

 ◇「何を言っているのか。 今は「もしも」などと 言うことは許されない。我々は、きっと勝つ。必ず勝つ。まちがいなく¥成功する。明日の今ごろは、きっと栄誉の叙勲をもらっているだろう。さもなくば、英雄として、葬られているだろう」・・・・将軍と副官との「一念」の違いであった。この「将の一念」が副官を通して皆に伝えられた。

 ◇翌日は、フランス軍九隻を捕らえ、残る艦隊を、ほぼ全滅させるという大勝利であった。名将は、兵士の微妙な「一念の弱さ」を鋭く感じ、うまく転換させる 名人であった。

 一人の心をつかむ人は「万人」の心を つかむことに通じると・・
 

「リンゲルマン効果」 「社会的手抜き」とは・・?

 ※今から約100年前にドイツの心理学者リンゲルマンによって行われた実験に因んだ名称。


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 ※人は集団行動や共同作業を行うときに無意識のうちに手抜きをしてしまう現象。人間は集団になると一人当たりの作業が減少する事が実験によって証明されています。

 ※「どうせ頑張っても、こんなにたくさんの人間がいたら、自分の努力なんか認めてくれないよ」などの心理状態によって引き起されるこの効果は「リンゲルマン効果」と呼ばれます。人間は自分が社会の歯車の一つになっていると感じた途端、せっかくの能力を使わなくなってしまうんです。

 ※綱を引く人数によって込める力はいかに変動するのか? <綱引き実験で実証された具体例>

〇1人・・100% ○2人・・93% ○3人・・85%・・・○8人・・49% ○1人では100%の力で綱を引いていたのに、8人になると全力の半分以下になってしまう。

 ※人に頼る心を捨てて、「自分がやる」と決める。そして、どうせやるなら、「一番になるつもり」で取り組む。この心に立つ人が増えるとき、「万事を成す」ドラマが生まれる

<一番になる」という熱情の有無を自身に問いたい。心は見えないが、人を動かし、社会を動かす大きな力である。>即・・実行することです!

     \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

認知症  ヾ(・∀・;)オイオイ

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 スペインのアニメ映画「しわ」は、認知症をテーマにした作品だ。主人公は老いた元銀行員のエミリオ。症状が出始めたため家族は老人施設に入所させる。同室のミゲルとの関わり合いを軸に物語が紡がれる

   ◆

ボールを隣の人に次々と手渡す運動の最中、エミリオは自分に渡ったものが何か認識できなくなる。家族との楽しい思い出にかすみがかかる。内側から崩れていく自分に向き合わざるをえない日々。不安と葛藤にさいなまれるエミリオのためにミゲルは…

   ◆

認知症は、家族の介護負担の軽減など主に周りの視点から社会に問題が提起されてきた。私たちは本人の心の奥底には触れようとしない。偏見に支配されがちだ。認知症になれば「何も分からない。何もできない」と。これに異議を申し立てる国内初の当事者団体が10月に発足した

   ◆

日本認知症ワーキンググループという。若年性アルツハイマーと診断された人を含め、40~70代の11人が参加。「脳の機能は100からゼロになるわけではない。意思があり考えがある」と訴え、希望と尊厳を持って生きられる社会づくりを目指している

   ◆

映画「しわ」の結末近くの場面。認知症が進んだエミリオに入所者が暴言を浴びせる。何を言っても分からないさ―と。ミゲルは「それは間違いだ。大事なことは分かっている」とたしなめる。静かにほほ笑むエミリオの表情が印象深い。<斜面>

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≪三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー提供作品≫ 『しわ』

高畑勲監督が絶賛!教育番組の国際コンクール「日本賞」にてグランプリ受賞!

<ストーリー> 俺たちはきっと大丈夫だよ。

◇かつて銀行に勤めていたエミリオは、認知症の症状が見られるようになり、養護老人施設へと預けられる。同室のミゲルは、お金にうるさく抜け目がない。食事の時のテーブルには、面会に来る孫のためにバターや紅茶を貯めている女性アントニアや、アルツハイマーの夫モデストの世話を焼く妻ドローレスらがいる。

◇施設には様々な行動をとり、様々な思い出を持つ老人達が、日々の暮らしを送っている。そして重症の老人は2階の部屋へと入れられることがわかる。
エミリオはある日、モデストと薬を間違えられたことで、自分もアルツハイマーであることに気づいてしまう。ショックで症状が進行したエミリオは2階へ送られる日も遠くない。そんなエミリオのことを思い、ついにミゲルはある行動に出るのだった・・・

最も参考になったカスタマーレビュー

おとな向けのアニメです。よかった。 投稿者  mike 
 
◇スペインには、こんなにすばらしいアニメがあるのですね。日本では、子供や若者向けばっかりで、このようなアニメは見かけないです。高齢化の問題がとてもよく描かれています。スペイン語の聞き取りやすいです。スペイン語の勉強をしている方におすすめです。

なぜ日本でこういうアニメがないのか? 投稿者  MIYO 

◇老人ホームに入居した老人たちの日々や思いを淡々と描いた作品派手なアクションも目のでかい美少女も出てくるわけではないが、並のアニメの数十倍は感動した高齢化社会であり、アニメ大国と言われる日本でどうしてこういうアニメが作られないのか

◇80年代にアニメを見ていた若者も今や60近くなってるわけで、いつまでも美少女やロボットばかりが出てくるアニメばかりが求められているわけではないだろうに日本のアニメ業界も成熟すべきだと思う

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  コメントは『蛇足』なのだ・・・

キャッチボールの効用

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 もし、父親が車の免許を持っていたら、上原浩治選手の大リーグでの活躍はなかったかもしれない。上原家では休日、遠出をすることなく、自宅近くの河川敷で過ごすのが習わしだった。幼い上原さんと兄は、一日中、ボールを投げたり打ったりして過ごした。

 ▼野球に夢中になった上原さんは、父親が仕事でいない平日にも、母親にせがんでキャッチボールをするようになる。団地の中の狭い通路で、よその家の窓ガラスを割らないように投げているうちに、自然とコントロールがよくなったという(『雑草魂の育て方』)。

 ▼そのキャッチボールが廃れつつある。危機感を募らせた日本プロ野球選手会では、数年前から普及活動に乗り出した。もっとも、かつて上原兄弟のような少年たちの歓声に満ちていた原っぱが、街のどこにも見当たらない。

 ▼小学校中学校の男女ともに、ボール投げの力が落ちているらしい。全国体力テストでは、平成20年度の調査開始以来、最低の結果となった。専門家は、やはりボールを投げる機会が減っているのが理由とみている。

 ▼キャッチボールは、デッドボールなどと同じ、米国では通じない和製英語である。野球を離れても、コミュニケーションの意味でも使われる。確かにキャッチボールで大切なことは、相手の受け取りやすいボールを投げることだ。言葉を交わさなくても、ボールを受け止めた瞬間、相手と気持ちが通じることがある。

 ▼「どんな素晴らしい会話でも、これほど凝縮したかたい手ごたえを味わうことはできなかったであろう」。劇作家の寺山修司がキャッチボールについて、こう書き残している。だとすれば子供たちから、投げる力以上に大切なものが、失われつつあるのかもしれない。【産経抄】

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 感動しました! 『論語読みの論語知らず』の(珍念)恥じています・・・

『雑草魂の育て方』内容 (「BOOK」データベースより)

 勝負度胸と負けじ魂の秘密はこの両親の育て方にあった。プロ野球・巨人の上原投手の両親が語りつくす我が子の育て方。

最も参考になったカスタマーレビュー

巨人上原投手の生い立ち 投稿者  "eichan"

 ◇巨人上原投手の誕生から、巨人入団までの経緯について、上原投手の父、母がそれぞれ述べている。上原投手は、野球のエリートではなく、常に、地味な存在であった。巨人ファン以外の野球ファンにも、読んでいただきたい本で、特に野球少年団に所属している、父母の皆さんに特にお薦めである。

親もかくあるべし 投稿者  makutsu

 ◇「この親にしてこの子あり」というのは本来誉め言葉にはふさわしくないのだろうけど、この本にはいい解釈で感想にあてはめたくなりました。今時こんな堅実な暮らしをしている家庭がどれほどあるのかと・・

 ◇上原選手の長身やクールで甘えない性格のルーツがよく分かります。
我が子を有名にすることだけに憧れている甘い親御さんには耳の痛い話
ばかりかもしれません。幼少時の写真も満載で面白かったです。

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