« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »

2014年9月

銀河系の地図を作る

Photo
   面高俊宏 (おもたか・としひろ)

   1947年、鹿児島市生まれ。鹿児島大学理学部長、理事を
   歴任。主な研究分野は宇宙電波天文学。現在、国立天文台
   と共同運用している電波望遠鏡などを運用し、天の川銀河
   の研究や、星星が誕生する様子の解明などを進めている。

   星の位置と動きを測定

 ◇夜空を見上げると、ミルクの流れたあとのように、白く淡い帯のような天の川を見ることができます。天の川には私たちの太陽系も含まれています。直径10万光年の大きさで、2000億個の星が渦巻き状に集まっています。

◇その円盤部では、星たちが銀河中心のまわりを回転運動しているといわれています。天の川は、銀河系を内部から見た姿です。しかし、銀河系を外から見た人はいないため、実際にどのような動きをしているか、推測するしかありません。

◇しかも、銀河系の天体までの距離は非常に遠く、ごく近傍の星を除けば、星までの距離や運動を正確に測る観測技術がなかったため、詳しい構造を知ることができませんでした。

◇この銀河系を形づくっている星までの距離を測量し、3次元地図を作成しようと、国立天文台と鹿児島大学が協力して進めているのが、VERA(バラ)天文広域精測望遠鏡です。

◇鹿児島大学の入来牧場内に設置された口径20メートルの電波望遠鏡と、国内3ヶ所にある望遠鏡を結ぶことで、月の上に置かれた1円玉を判別できるほどの測定制度が得られます。この望遠鏡を使い、特定の電波を出すメーザー天体の位置と動きを三角測量で測ることで、〝銀河系の地図〟を作ろうというのです。

◇実は、江戸時代に日本の地図を作成した伊能忠敬も、地図を作るために三角測量を用いています。伊能は、天文学にも非常に造詣が深く、当時の天文学の先進拠点だった、江戸の「天文方」に学びました。

◇当時、「天文方」と同じような研究施設だったのが、「明時館」です。現在は、鹿児島県最大の繁華街として知られています。1779年、第25代薩摩藩主・島津重豪が天体観測や暦の研究施設として天文館を建設したことに由来しています。

◇当時の天文観は、広さ362坪でドーム型の施設が建っていたことが分かっています。薩摩藩で独自に使用されていた薩摩暦は、詳細な天体観測から作られていました。その精度は幕府の暦づくりに影響を与えるほどだったといわれています。江戸時代から、鹿児島と宇宙は密接な関係があったのです。

◇先人の知恵を用いて進むVERA計画は、現在、40天体の固有運動が測定され、渦巻き構造の理解が徐々に進んでいます。1000個のメーザー天体の観測ができれば、天の川銀河の形も詳細に分かるでしょう。

◇今年7月、聖教文化講演会で「かごしまと宇宙」と題して講演をし、先月には、鹿児島市の城山観光ホテルで開催された「わたしと宇宙展」を鑑賞しました。どちらの会場にも、たくさんのお子さんが来場され、熱心に宇宙について学んでいた姿が忘れられません。

◇講演会後の質偽応答では、「宇宙の果てはどうなっているの?」など、答えに窮する難問も飛び出しました。未来に夢を持って羽ばたく子どもたちにそんな疑問を解決していってほしいと思っています。=談

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

講演会後の質偽応答の・・・エピソード

好きな星座は? ・ オリオン座・北斗七星
冬の星座は?  ・ インフルエンザ ・・・(*゚▽゚*)
子どもの発想は面白いです。

もっと知りたい! 「月」ってナンだ!?

 ☆地球にとって月はとても重要です。まず、月が無いと自転速度が速くなり、一日が約6時間になります。そして、日照時間が短くなり、大気の温度が上がりにくくなり、空気の上下移動がすくなくなります。この影響で赤道付近では風速300キロの嵐が吹き荒れます。それだ発生した高波によって陸が削られます。自転が速いとマントルの活動が活発になり、火山活動が激しくなります。

このような厳しい環境になると予測されています。
 ☆現在、月の資源が注目されています。核融合炉が月に作られればエネルギー問題は解決するかもしれないと予測されています。月に豊富にあるヘリウム3(ヘリウムの同位体元素)がとくに注目されています。ヘリウム3と重水素を反応させるとヘリウムと陽子になります。このヘリウム3が数トンあれば日本の年間消費電力がまかなえる計算です。マイクロウェーブという電波で電力を遠くに運ぶ(送信?)する技術が開発されているので電力は月から送信されてきます。

 ☆他にも、イルメナイトは分解するとチタンと酸素になります。
アルミニウムはロケット燃料に加工できるので、月で調達できます。
希土類元素はレーザー、光磁気ディスク、水素吸蔵合金などに使われます。
レゴリス(月の砂)は酸素と水素と金属の化合物です。これから水が作れます。焼き固めれば丈夫な素材になります。

 ☆ケイ素はシリコンの原料になります。太陽電池の材料にもなるので、月で発電できるかもしれません。この他にも鉄、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リンなどを多く含む鉱物が見つかっています。ウランやトリウムといった放射性元素ま多いです。

 ☆このように月はエネルギーが豊富です。でも、もし爆発事故などが起きたりしたら地球に破片が飛んでくる可能性もあります。<aitatata317>

月の基礎データ

地球からの距離 約38万km
月の大きさ 直径 約3476km (地球の約4分の1)
月の質量 地球の81分の1
月の公転周期・
自転周期
約27.32日
月の環境
月の重力は地球の約6分の1。ほとんど大気がないため、昼夜の温度差が非常に大きくなります。月の赤道付近の観測では、昼は110℃、夜は-170℃と、その差は200℃以上もあります。


月の基礎知識

Qなぜ月は、満月、半月、三日月と形を変えるの?

月は地球の周りを回っています。月と地球と太陽の位置によって、月の見え方が変わってきます。 

 月と太陽の間に地球があるとき(Eの位置)、月が太陽光を反射している部分しか地球には見えず、満月になります。逆に、月が地球と太陽の間にあるとき(Aの位置)、地球側に月の影の部分しか見えません。これが新月です。
地球と太陽に対して、月が90度の位置にあるとき(CまたはGの位置)、月の半分が太陽光を反射しているので、半月に見えます。同様に、Bの位置は三日月に見えるなど、太陽光を反射している場所の地球からの見え方によって、月の満ち欠けが変わってきます。

Q地球と月はどのくらい離れているの?

 地球から月までの距離は約38万km。赤道のまわりを10周したくらいの距離にあたります。かぐやは打上げ後、約20日間で月を周る軌道に入ります。その後17日あまりかけて軌道を調整し、月を観測するのに適した軌道に投入されます。 

Q潮の満ち引きと月が関係あるってホント?

地球は、月の引力の影響を大きく受けており、月の位置によって満潮、干潮が発生します。
また地球は、太陽の引力の影響を少なからず受けており、太陽による満潮と月による満潮が重なったときが「大潮」。太陽による干潮と月による満潮が重なると「小潮」が発生します。 



まだまだわからない月の謎

 アポロ計画で行われた調査や実験により、月の誕生は地球と同様におよそ45億年前であること、月の表と裏で地質の特徴が異なることなどがわかりました。しかし、月の起源と進化(月がどのように形成され、どのような変遷を経て現在に至ったか)には未だに多くの謎が残されています。 

Q月はどうやってできたの?

月の誕生には4つの説があります。 


地球の一部がちぎれて月になった

まったく違うところで生まれた月が地球の重力に捕らえられた

太陽系ができたときに、地球と一緒に生まれた

地球がほぼできあがったころ、火星ぐらいの大きさの星がぶつかり、宇宙空間に広がった地球のかけらが次第に集まって固まり、月ができた

 今のところ、巨大衝突説がもっとも有力だと考えられています。しかし、そのような衝突の跡は月や地球の地形に残っていません。また、アポロ計画で持ち帰られた月の石は、月のほんのわずかな部分のため、月全体の組成もまだわかっていないのです。 

Q月の裏側はどうなっているの?


(写真 左:表側、右:裏側) 

 地球からはいつも月の表側を見ています。(*)表側の明るい部分は「高地」、暗い部分は「海」と呼ばれています。地球から見えない裏側には隕石の衝突でできたクレーターがたくさんあります。最近では表と裏で地下のつくりも違うことがわかってきました。どうして月の表と裏でこんなに違うのでしょうか。 

(*)地球の衛星である月は、地球のまわりを1公転する間に、1自転します。自転も公転と同じ27.32日の周期のため、地球からはいつも同じ面しか見ることができません。 

Q月の中身は?

 地球の内部はコア(核)とマントルに大きく分かれています。コアは鉄やニッケルでできた固まりです。マントルはコアの周りを包む層で、地球の内部をゆっくり動いています。一方、月の中心は、今までの探査から金属でできたコアがあることは間違いないようですが、詳細についてはよくわかっていないというのが現状です。  <ウィキペディア>


B01_2


かく言う〝珍念〟悪しき煩悩は泉の水みたいに湧き出てきますが
良い行いは・・・? 『物言えば唇寒し秋の風』・・・・

 

初想の転換

Usj_3

年間集客2年連続100万人以上UP! 資源は、アイデア


 ヒットメーカーが明かす、アイデア発想・4つの技法
【NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」9/1出演! 】
2001年の開業年に年間1100万人を集客しながら、その後、700万人台まで落ち込んでいたユニバーサル・スタジオ・ジャパンを、“3段ロケット構想"でV字回復させた立役者、森岡毅CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)の初の著書。森岡氏はお金もない、人も足りない、9回裏ランナーなしの状態から、「後ろ向きに走るジェットコースター」などずば抜けたアイデアを次々に繰り出し、ヒットを連発。USJのV字回復の立役者となった。本書では、USJのドラマチックなV字回復の軌跡をたどりながら、「アイデア発想の技術」をやさしく学ぶことができる。

「V字回復」という言葉がある。会社の業績などが急回復することをいう

▼大阪のテーマパーク「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」は最近、この言葉とともに語られる。ピンチを救った立役者・同社役員の森岡毅氏の斬新な発想が話題だ

▼その一つが「答えは現場にある」。アイデアを探すため、毎日、園内を歩きに歩いた。来場者の楽しむ姿に目を凝らしながら考え抜いた。その先に生みだしたのが、ジェットコースターを「後ろ向き」に走らせること。今までにない絶叫体験に、オープンするや長蛇の列ができた(『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』角川書店)。数々のアイデアで集客数を伸ばし、今年、450億円をかけた巨大アトラクションを投入。爆発的ヒットとなった

▼人生であれ会社であれ、ずっと順風満帆ということはありえない。必ず襲ってくるピンチを乗り越える鍵は、第一に、必ず打開できると信じること。第二に、頭以上に〝足で考える〟ことであろう

▼活路は常に現場から生まれる。三代の会長が示してきた、広布の発展の方程式でもある。私たちにとっての「現場」とは、協議会であり、座談会であり、同志や友人との一対一の対話。価値創造の最前線へ飛び出そう。【名字の言】

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

2_2

〝珍念〟の灰色の脳細胞に【コロンブスの卵】が思い浮かぶ!
〔アメリカ大陸の発見はだれでもできることだと批判する人々に対して,コロンブスは卵を立てることを試みさせ,だれにもできないのを見て,卵の尻をつぶして立ててみせたという逸話から〕

一見簡単そうなことでも,初めて行うのは難しいというたとえ。

かけがえのない命

Photo_3


 40万人以上を動員しているドキュメンタリー映画「うまれる」は、4組の家族の物語を通して命を見詰める。映画に込められているのは、一人一人が掛け替えのない存在というメッセージ

 ▼親からの虐待が心の傷になり、出産に戸惑う女性や出産予定日に赤ちゃんを失う夫婦、子どものいない人生を歩む夫婦、障がい児を育てる家族。命と向き合う姿に生きることの意味、家族の絆を考えさせられる

 ▼ことし1月から6月にかけて、全国の警察が虐待の疑いで児童相談所に通告した子どもの数は過去最多の1万3037人に上った。昨年同期に比べ29・6%も急増している

 ▼厚労省の調査では2012年度に虐待で命を奪われた子どもは90人。心中以外の虐待死では、親の保護が最も必要な0歳児が4割を占めた。加害者の7割が母親で、多くは母子手帳もなく、妊婦健診を受けていない。過半は望まない妊娠だった

 ▼県内の産婦人科医からは健診未受診の妊婦を早めに把握し、胎児期からの関与が必要との声が根強い。医療関係者や福祉関係者が相談に乗り、出産前から子育てを支援する体制づくりが望まれる

 ▼健やかな育ちが保障されない子どもが増えている現実に無関心であってはならない。
 「銀(しろがね)も金(くがね)も玉も何せむに勝れる宝子にしかめやも」。
葉歌人の山上憶良は子どもを金銀、宝石に勝る宝物と詠んだ。<金口木舌>

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо

Photo_2


 天の采配は無情です!  (´;ω;`)ウウ・・・

黒田裕子(ひろこ)さん

Photo
    
   阪神大震災の被災者を支援したNPO法人「阪神高齢者・障害 者支援ネットワーク」の理事長、黒田裕子(くろだ・ゆうこ、本名裕子=ひろこ)さんが24日午前0時27分、肝臓がんのため島根県出雲市の病院で死去した。73歳。出雲市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。後日、お別れの会を開く。

 1995年の阪神大震災当時は兵庫県内の病院で副総婦長をしていたが、高齢被災者支援のために退職。約4年間、神戸市の仮設住宅に常駐しながらボランティアを続けた。

 東日本大震災では宮城県気仙沼市の仮設住宅で家に閉じこもりがちだったりする被災者を中心に戸別訪問をして地域を支えた。

  弔辞。黒田裕子(ひろこ)さん、あなたを失った悲しみが日ごとに強くなります。時間がたつほど喪失感が募ります

◆阪神・淡路大震災の後、被災者支援に奔走されました。それも勤めを辞めての思い切った決断でした。看護師の経験を踏まえて阪神高齢者・障害者支援ネットワークをつくり、大災害があれば現地へ向かいました。かけがえのない存在でした

◆被災者に心から寄り添うとはどういうことか、あなたは教えてくれました。仮設住宅での相談活動では、労を惜しまず、真夜中でも応じていました。靴箱の中、さらにごみ箱にも注意し、暮らしぶりを読み取ろうとしました

◆助かった命を守り抜くんだ。孤独死なんて言葉で片付けられてたまるか。そんな強い思いを何度も見聞きしました。その言葉を掲げて、73歳の今まで走り続けました。活動や意見を伝えた記事を数えてみると260余り

◆好きな言葉をブログで紹介していましたね。「人生の旅の荷物は夢ひとつ」。いい言葉です。どんな立場の人もその人らしく生きられる社会。そんな夢かと想像しましたが、どうでしょう。その旅の荷物は私たちが担います

◆末期がんの闘病で故郷の島根へ戻ったのが18日、亡くなったのが24日。きっと懐かしい空が迎えてくれたことでしょう。安らかにお眠りください。さようなら。【正平調】

☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

Photo_2


黒田裕子(ひろこ)さん
安らかにお眠りください。さようなら

マタフェレちゃんに捧げる詩

Photo

海面平均から2メートルの高さに位置しているこの島は、26個のサンゴとサンゴ礁で形成されている。 なんと 6万8000人以上の人々が住んでいるっていうんだから驚き!「真珠の首飾り」っていう名前でも呼ばれてる、マーシャル諸島全域を領土としているスゴク小さい国家。
マタフェレちゃんは生後七カ月の女の子。バナナと抱っこ、そして朝の散歩が大好きだ。マタフェレちゃんが暮らすのは、太平洋の小さな国・マーシャル諸島共和国

▼サンゴ礁に囲まれた海はあくまでも静かで、澄み切って、お日さまの下でのんびりしている。そんな海辺に散歩に行くのが大好きなマタフェレちゃんに捧(ささ)げる詩を、お母さんのキャシーさん(26)が書き上げて、国連の気候変動サミットという大舞台で朗読した

▼<この海がいつの日か、あなたをむさぼり食べてしまう。そう言う人々もいるのです…この海があなたの国の骨をバリバリとかみ砕く。あなたやあなたの娘、孫娘は根無し草となってさまようことになる。母国と呼べるものは、パスポートだけになってしまうのだと>

▼残酷な寓話(ぐうわ)のようだが、残念ながらそう大げさではない。マーシャルは標高の平均がわずか二メートル。気候変動で加速する海面の上昇が国土をかじり始めているのだ

▼今回のサミットを前に、マーシャルの外相は「科学的知見によれば、小さな島国こそが気候変動で最大の代償を払わねばならない。それは国家の喪失である」と訴えた

世界各国の首脳らを前に詩を読み終えたキャシーさんは、愛(まな)娘とともに壇上で喝采を浴びた。その詩は<あなたをがっかりさせることはないから、ぐっすりとおやすみなさい。見ていてね>と結ばれていた。<中日春秋>

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

K0823633

 

 かく言う〝珍念〟のコメントは『蛇足』・・・・

『ありがとう』

Photo_2
       彼女の両手の指は1本ずつしかない。
      幼いころから「手なし」といじめられた。
      隣家のおばさんが抱きかかえて言った。
      「悪口を言う人が、あなたの悪いところを
      みな持っていってくれるのよ」






▼素直にそう思えた彼女は泣きながらも、いじめっ子に「ありがとう」と言った。こう振り返る。「『ありがとう』と返した言葉に、私自身が支えられていたように思えてならない」「自分の障がいを憎むことも、苦しみです。一人ぼっちも、苦しみです。そうした苦しみを乗り越える力が、『ありがとう』にはあります」

▼本紙の体験のページで紹介された彼女が、自らの半生を綴った本『私を支えた「ありがとう」の言葉』(小学館集英社プロダクション)は、人はかくも強くなれるのか、と教えてくれる。彼女は、福祉相談員を20年以上務め、多くの人に生きる力を送る

▼「『ありがとう』と素直に言える心は健康である。だから『ありがとう』を言うたびに、あなたの心は光ってくる。体にも生命力がわく」と池田名誉会長。感謝の心には、人生に対する大いなる肯定がある

▼彼女は今、両親の心を支えた次の言葉を、かみしめている。「この世に生まれてきたのは、決して偶然ではない。その人にしかできない使命がある」【名字の言】

・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。

Photo_21


  「名字の言」(みょうじのげん)の由来

コラムの名前である「名字の言」の「名字」とは、中国の天台大師が法華経をを修行する人の位を6種類(六即)に分けたなかの一つ「名字即」にちなんでいる。これは、文字や言葉を通して、わが身がもともと仏であり、「一切の法は、皆是仏法」と知る位をいう。

 ◆「名字の言」の命名には、仏法の曇りなき眼で、社会の諸現象の真実の姿を見定めていきたいとの願いが込められている。真実を見抜くことこそ幸福への直道だからだ。

 ◆本書が、家庭や地域、社会のなかで、自他共の幸福を建設する読者の皆さまの一助となれば望外の喜びである。日ごろから「名字の言」を愛してくださる皆さまに、この場をお借りして心から感謝申し上げたい。聖教新聞社・編集部より 

 ◇「ありがとう」の言葉」 (2013年 12月1日の記事より)

 昨年7月、障がいを抱えた著者自身の体験談といじめについて書かれた投稿「悪口言う人 悪い所持っていく」が朝日新聞朝刊の「声」の欄に掲載され、掲載直後から話題となり、著者の投稿文がフェイスブックやブログなどにも波及し、注目されました。

 ◇なかでも、フェイスブックでは4日間で「いいね」をクリックした人が6万人を超え、2千件を超すコメントが寄せられたそうです。 生まれつき両手の指が1本ずつしかなく、周囲からは好奇の目にさらされ、いじめを受けても、底抜けに明るく生きてきた彼女の強さはどこにあるのか? 彼女の人生を振り返ると、そこには常に「ありがとう」という言葉があった。

 ◇その言葉とともに人生を前向きに歩んできた著者だからこそ伝えられるメッセージが、本書にはある。 私が今、みなさんに伝えたいのが、「ありがとう」の力です。いじめっ子を嫌いになることも、苦しみです。自分の障がいを憎むことも、苦しみです。一人ぼっちも、苦しみです。そうした苦しみを乗り越える力が、「ありがとう」にはあります。

 ◇「ありがとう」は、目の前の一人を認め、讃える言葉です。「ありがとう」は、あるがままの自分を受け入れ、自分を輝かせていく言葉です。そして「ありがとう」は、人と人とを結びつける言葉です。 (本書「はじめに」より抜粋)

最も参考になったカスタマーレビュー素晴らしいです。

投稿者 大嶋 さよ子

 〇障がいがありながらも素晴らしい生き方に感動しました。
職場の友人にも貸して読んでもらっています。

投稿者 かどの・みつる "上遠野 充" (千葉県市川市) -

 〇正直、最初、この本を手にした時は、身体障害者・織戸郁子さんの「苦悩」と「苦労」を綴った本だと思った。しかし、主人公の郁子さんも、家族も、地域の人々も、皆が明るくとってもステキだ。かつて、三遊亭楽太郎(現・円楽)師匠の講演会へ行った時、落語に出てくる長屋の「助け合いの精神」と、江戸庶民のどんな苦難も笑い飛ばすたくましさの話をしてくれた。

 〇楽太郎の子供の頃にも、そんな庶民の人情は健在だったが、「今日はあまりに他人に無関心でドライになりすぎている」そう、警鐘を鳴らしていた。少しは落語を聞いて学んで欲しいという主張に大感動した覚えがある。ところが、捨てたもんじゃござんせん! 本書には、江戸っ子にも勝る人情の絆が゛タップリと描かれている。

 〇一方、ホロりとさせる人情噺も、本書には描かれている。15歳で味わった初恋やデートの思い出。20歳の時に発行した青春の記念詩集。そして生涯の伴侶との出会いと手作りの結婚式。胸がじーんと熱くなる話がいくつも収録されている。さらに本書には「夫婦円満の秘訣」のノロケまで、バラしてある。実にフーフー、よい夫婦じゃ、あっぱれ! ごちそうさん!!

 〇郁子さんのお母さんもお父さんも、実にエライ! 学校で「手なし!」といじめられても、子供も甘やかすことはなく、その一本ずつの指でたくましく夢を勝ち取れとばかりに、厳しく育てている。彼女の常に人生を前向きに生きる姿勢は、まさに母親譲りだ。いじめっ子に「ありがとう!」なんていえる境涯は、あの人にもこの人にも感謝する心が彼女にあるから言える台詞だ! いじめ問題に関心のある方には是非とも読んで欲しい。

 〇郁子さんが福祉相談員になるまでの道のりには、苦労がすべて無駄ではなかったことを証明している。と、同時に、逆境に負けず目標を立てることの大切さを、パラリンピックの選手同様に訴えている気してならない。

 〇ちなみに、ぼくは過保護に甘やかされて育てられた。鬼嫁からはハリー・ポッターのマグルの「穢(けが)れの血」になぞって、チャチャラした性格を「浮かれの血」と罵倒され、尻を叩かれているのだ。郁子さん、あなたの爪の垢を少々頂きたいのですがなんていっちゃったりて・・・。

 〇苦楽を乗り越えた織戸さんの思い出多き人生は「スゴイ!」というしかない。また、友だちや地域のあったかい人々の激励こそが、「最高の宝物」と声を大にして言える心境は素晴らしい。今日の日本社会は、郁子さんが言うように「いじめ問題」をはじめ、児童虐待、凶悪事件など、心の障害者が増えている気がする。全国のみなさん゛本書を読んで、織戸さんから「勇気」と「元気」をもらい、ともに励まし合い頑張りましょう!!。

〝珍念〟のコメントは『蛇足』・・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

曖昧模糊 ( ⊙‿⊙)

  068_pEnnjerusu


  期日をぼかす人がいる。借金でいえば、返済の期日を明確にせず、時期をあえてあいまいにする。「松の明けるころには」「クリスマスまでかな」ならまだ良い方で、「桜の季節」や「寒くなる前には」となると、もういつ返済されるか分からない

▼米映画の「エンジェルス」(一九九四年)にひどい約束の場面がある。やくざな父親が息子を残して家を出る。息子は父親に聞く。「いつごろ帰ってくるの」。「そうだな。エンゼルスが優勝するころだ」。悲劇である

▼当時大リーグのエンゼルスは弱小球団で、父親は「もう二度と帰らない」と宣言したのと同じ意味になる。それでも少年は父親が早く帰るよう、エンゼルスの優勝を神に祈り続ける

▼これもまたひどい約束だった。北朝鮮による日本人拉致被害者の再調査の話である。日朝両政府は初回報告の時期について「夏の終わりから秋の初め」で一致したはずだが、この日程が過ぎていく。秋の彼岸に至るこの時季を「夏の終わり」とはいわぬ。「秋の初め」も苦しい。報告は先送りになった

▼中身のない報告なら意味はないし、あの国を相手に短気は禁物とも分かっている。それでも、ぼんやりとした期日がぼんやり過ぎることが、不安でもどかしい

▼待つ身はつらいが、祈り続けるしかないのか。祈り続けた少年には、幸せな結末が待っていた。慰めにもならないが。【中日春秋】

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆

Photo


  あの国は。 これ以上『吠えると』 ◆◆される!




米映画「エンジェルス」解説

 ▼少年の願いを聞き入れた天使たちが最下位のプロ野球チームを見事優勝に導くさまを描いたファンタジー・コメディ。監督は「ハリーとヘンダソン一家」のウィリアム・ディア。脚本は「メイド・イン・アメリカ」のホリー・ゴールドバーグ・スローン。

 ▼製作は「シティ・スリッカーズ」のアービー・スミス、「メジャーリーグ」のジョー・ロス、「ラスト・オブ・モヒカン」のロジャー・バーンバウムの共同。撮影は「デモリションマン」のマシュー・F・レオネッティ、音楽は「マスク(1994)」のランディ・エデルマン、美術は「逃亡者(1993)」のデニス・ワシントン、編集は「クール・ランニング」のブルース・グリーン、衣装は「トロン」(アカデミー賞を受賞)のロザンナ・ノートンがそれぞれ担当。

 ▼主演は「リバー・ランズ・スルー・イット」のジョセフ・ゴードン・レヴィットと、「聖者の眠る街」のダニー・グローヴァー、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作のクリストファー・ロイド。共演は「ラスト・ショー」のベン・ジョンソン、「ホーム・アローン2」のブレンダ・フリッカーら。

ストーリー (ネタバレ)

 ☆11歳のロジャー(ジョセフ・ゴードン・レヴィット)は、里親が見つかるまで施設の経営者マギー(ブレンダ・フリッカー)の元で暮らしている。同じ境遇のJPとは大親友で、2人は地元球団エンジェルスの大ファンだが、このところ監督のノックス(ダニー・グローヴァー)と選手たちの不協和音で最下位の不調ぶり。追い打ちをかけるようにロジャーに、父が親権を放棄したという知らせが入った。

 ☆「いつか一緒に暮らせるよね」との息子の懇願に、父は「エンジェルスが優勝したらな」と言い残して去った。その夜、彼は天に「チームを優勝させて」と祈る。数日後、ロジャーは試合の途中、天使たちがエンジェルスの選手たちのファインプレーを実現させるのを目撃する。驚く彼の前に天使長のアル(クリストファー・ロイド)が現れ、「願いをかなえるために来たが、君にしか見えない」と告げた。

 ☆翌日、ノックスがロジャーを訪れて「天使は信じないが、君はツキを呼ぶ」と言い、これから全試合に招待すると約束する。以来、エンジェルスはロジャーと天使たちのおかげで破竹の快進撃、優勝まであと2試合というところまで来る。ところが、チームの好調を良く思わぬスポーツキャスターのランチが、ノックスは天使を信じているとスッパ抜いたため、スキャンダルに発展。

 ☆オーナーのハンク(ベン・ジョンソン)は彼に釈明会見を開かせるが、その席上でノックスは堂々と「天使を信じる」と主張。選手たちも賛同し、ファンも逆に彼らを支持した。いよいよ優勝決定戦、選手たちは天使の力を借りずとも実力を発揮し、見事チームは優勝。ノックスはロジャーとJPを養子に迎えることになった。...

〇 今日も! 絶好調です。話はムダを省き、短くまとめたい。長い退屈な話は「口害」ともいわれる。
ゲーテも 「美しき虹も、15分も 消えずにいれば、もうだれも見向きもしない」と手厳しい!  (^-^;

 

「犬を飼うと、10歳若返る」

A2_2 Photo


 「犬を飼うと、10歳若返る」というスコットランドの大学の調査研究をネット情報で読み、飼い主の一人として妙に納得した

▼65歳以上の飼い主の健康状態を調べたら、飼っていない人に比べ身体的活動量が12%上回り、血圧、中性脂肪、コレステロール値が総じて低かった。加えて、うつや不安のレベルが下がり、精神的に健全な状態が見られた―との内容

▼わが家も犬を飼って生活が一変した。朝夕のトイレ散歩の日々、言葉をしゃべれない犬とどう向き合うか…悪戦苦闘の半年だった。おかげで適度な運動と規則正しい生活は今も続く。一緒にいると、嫌なことを忘れたり、素直になれたり。不思議な能力が犬にはある

▼「家族の一員」と大事にされる犬がいる一方で、山口県で捕獲や保健所などへの持ち込みによって殺処分される犬の数は年間1355匹(2012年度)を数える。新たな飼い主への譲渡などで救われる命は2割しかなく、胸が痛む

▼動物愛護週間(20-26日)は、縄文時代から続く人間と犬の深いかかわりを再認識する良い機会になろう。10歳の若返りはさておき、飼い主を心身ともに健康にしてくれる「良きパートナー」になること請け合いである。【㈣季風】

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:


Img034  【作者のコメント】

  子が巣立ち、夫婦で愛犬と暮らしています。現役時代、仕事帰りの電車で川柳を考えていると、降車駅に着くのが早く感じ、趣味の一つになりました。犬ネタの他に、時事問題や季節の話題なども取り上げますが「テーマを決め」に半分以上の労力を注ぎます。そして読むと クスッと笑えるように心掛けています。



Photo_2

〝珍念〟・・・・かく、アリタイ・・・

イグ・ノーベル賞 o(^▽^)o

Photo

 何かが人の顔に見える。ネコの毛の柄や、空の雲。人面魚というのも昔あった。怪談の時季はとうに過ぎたが、そんな話を時々耳にする

▼落語「崇徳院(すとくいん)」で、若旦那はたまたま出会ったお嬢さんに一目ぼれする。もう一度会いたいが、名も所も分からない。恋煩いに寝込む。「鉄瓶がお嬢さんに見える。床の間の掛け軸の達磨(だるま)さんが、お嬢さんに見える…」。何を見てもお嬢さんの顔が見えてくる

▼一風変わった研究に贈られるイグ・ノーベル賞。今年の研究では日本人研究者の「バナナの皮を踏むとなぜ滑る」も面白いが、「トーストに出現するキリストの顔」も興味深い

▼食パンをトースターで焼いた時の焦げ目にキリストの顔が見えるという現象は日本ではあまり聞かないが、欧米ではよく話題になる。トーストに限らぬ。牡蠣(かき)の貝殻、アイロンの焼け焦げ。いろいろなところでキリストの顔を見つけてはちょっとした騒ぎになる

▼研究によると、この現象はもちろん、奇蹟(きせき)ではない。人間の脳には顔を認識する部分があって、例えば二つの黒い点など、わずかでも顔に見える要素があると無意識に顔と認識してしまうそうだ。正常な脳の活動で、これがトーストの顔の正体という

▼その顔がなぜキリストか。説明はないが、若旦那と同じで愛(いと)しく、会いたいお方の顔であろう。政治家の顔が見えたという報告はあまり聞かぬ。<中日春秋>

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・・‥…━━━☆

Photo_2


  〝珍念〟のコメントは 『蛇足』・・・・

契約を見抜く目 ( ◔ิω◔ิ)

Photo_2

   
 すべてのことを現世で体験できる代わり、ある言葉を口にしたら魂を与える。ゲーテの代表作とされる戯曲「ファウスト」で、主人公は悪魔と約束を交わし、波瀾(はらん)万丈の遍歴が始まる

▼同じ19世紀に刊行されたシャミッソーの小説「影をなくした男」では、主人公が望みのまま金貨を引き出せる袋と交換に、自分の影を悪魔に譲り渡す。共通するのは、契約を結んでしまったら取り返しが付かないという厳格さである

▼お年寄りが契約トラブルに巻き込まれるケースが増えている。国民生活センターによると、認知症などで判断能力が低下した高齢者が被害に遭ったとして寄せられた相談件数が、2013年度に1万件を超えて過去最高に達した

▼業者はお金、孤独、健康といった高齢者の不安につけ込むことが巧みだ。「必ずもうかる」のうたい文句で金融商品を売り込んだり、優しい言葉で安心させ不当な契約を迫ったり。注文していない健康食品などが送られてきて、代金を請求される「送りつけ商法」も目立つ

▼だまされたという意識が本人に薄く、被害が潜在化しやすい点が厄介だ。不審な契約書や大量の同じ商品がないかなど、周囲による見守りも不可欠である。悪魔ならぬ悪徳業者との契約を見抜く目が求められる。【照明灯】

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

Kagewo_2
「影をなくした男」 内容 (「BOOK」データベースより)

「影をゆずってはいただけませんか?」謎の灰色服の男に乞われるままに、シュレミールは引き替えの“幸運の金袋”を受け取ったが―。大金持にはなったものの、影がないばっかりに世間の冷たい仕打ちに苦しまねばならない青年の運命をメルヘンタッチで描く。







最も参考になったカスタマーレビュー

ドイツ独特のどこか陰鬱な寓話 投稿者  ほそみち

 ▼ひょんなキッカケから「幸運の金袋」と引き換えに影を失ってしまったシュレミール。その不自由で惨めな思いをさせられ、影を取り戻す決意をするが、今度は悪魔から魂との引き換えを申し出られ...プロットはメルヘンでありながらドイツ独特のどこか陰鬱な寓話っぽくなっていますが、訳者の絶妙な翻訳がテンポよく、物語の面白さを引き出していると思います。

哲学的なおとぎ話? 投稿者  西川太郎   

 ▼タイトルと表紙の絵に惹かれて購入。本でジャケ買いするのはかなり久しぶりである。「あなたのその影をおゆずりいただくわけにはまいらないものでしょうか」。こんな不思議な申し出に、いくらでも金貨が出てくる袋と自分の影を交換してしまった青年は数奇な運命を歩むことになる。大金持ちになったはいいが、影がないばかりに世間に疎まれ孤独になってしまう。

 ▼影がないことを隠すため、主人公は部屋に閉じこもり昼間は街へ出られなくなる。太陽の下で堂々と他人と交流できないことの、何と辛いことか。
ごく単純に考えれば、人生で本当に大切なのはお金ではありませんよ、とい教訓がテーマのように読める。

 ▼だけど作者は違うことは考えていたのではないかという気もする。
一体「影」は何を意味するのか。このあたりついては訳者があとがきで様々な考察を述べている。
これもまた興味深い。

 ▼影を剥ぎ取られたり、湯水のように金貨が溢れる袋や一歩で7里を行くという魔法の靴が登場したりと、あり得ない設定は一種のおとぎ話である。
テーマなぞ気にせずに読んでも、とにかく面白い。

  •  V03_2


     ◇一言居士の〝珍念〟『君子危うくに近寄らず』
      『三十六計逃げずに如かず』・・・・

時空を超えた旅を楽しむ

 Murata_2

 

  インタビュー  作家 村田喜代子さん






Photo_2
     今回の「読むー生きるチカラ!」は、芥川賞作家
     として長く文学界の第一線で活躍し、多くの女性
     作家たちからも信望厚く、学生をはじめ文芸の道
     を志す後進の育成にも積極的に関わり続けてい
     る作家・村田喜代子さん。
     読書の楽しみ、文学に親しむためのヒントなど
     語っていただきました。

どこでもすぐ未知の世界へ

 〝読書の楽しさ〟と聞いて、まず思うことと言えば?

 「本ほど安いものはない」。若い時から、そう思っていました。手元に500円、1000円あれば、本を買う。すると、どこにいてもすぐ未知の世界へ〝旅行〟できます。実際にどこかへ行くと、物理的に時間もお金も掛かるでしょ。でも、読書なら10分でも20分でもー高価といっても、たいてい数千円でー時空間を超えた旅が安価にできる。

 ◇小説を書くために、私もいろいろな土地へ取材に行きますが、下調べをせずポッと訪れても、案外、それでは何も見ていない。後から本で調べて「こんなにすごい場所!」とか「大したことない」とか、最終的には、本からの情報が大きな比重を占める。小説を一本書くのに、現地取材は一回でも、本は最低50冊は買います。

 ◇私、夫があきれた顔をするほど、タブレットPCをしょっちゅう見ています(笑い)。インターネットからは膨大な情報が得られますから、今の仕事に欠かせません。でも、ネット検索を使いまくって、結局は本を取り寄せている。つまり、いい本に行き着くために必要なんですね。

作家の友達、憧れの人は?

ー小説、または文字に親しんでいく上で何かヒントはありますか。

 ◇ショッピングもグルメも、自分に必要なものや、おいしいものを「探す」でしょ。本も、基本的には同じですが、どう探すかが大事。本当に自分にとって面白い本に巡り会うまで、意外と手間暇かかるものなんです。大切なことは、〝もっと上を〟と求めていく姿勢でしょうね。面白いと思う作家がいたら、ネットで調べてみましょう。すると、その作家が憧れて書き始めた大本の作家が分かります。つまり〝少し上のランク〟を見つけて、触れてみます。

 ◇あるいは〝系列〟を調べます。その作家の友達の作家は誰か、交友関係から〝惑星群〟が見え、そのグループの中心人物も分かる。彼らの作品から発見があるかもしれません。新聞の書評も参考になりますね。気になる小説と同じ題材を扱った、別の作家の作品が分かるかも。

 ◇そして身近な友達から本の情報を仕入れましょう。誰からの情報が一番自分とあうのか・・・・これも一興ですね。
これらを足掛かりに、どこかへ登ってみること。一年たてば、随分違った世界が広がっていると思います。

〝もっと上〟を探してみよう

ー普段、学生たちと接していて特に感じることはありますか。

 ◇私もそうですが、ネットを見ていると、どうでもいい情報に気を足られて肝心の用件を忘れていまいがち(笑い)今の若い人たちにとってニュースや情報のに入手先は専らネットです。紙の新聞をめくることもせず、ネットの配信に頼るだけだと、要は「自分好み」で世界を見るだけです。よほど高い意識と視野でもって、世界で起きている事柄をランク付けしなければならない。ネットだけで〝今、何が重要か〟を判断するなんて、おぼつかないのです。

本に詳しい人と交じわって

 ◇私の周りには中国や韓国からの留学生も多いのですが、よく「日本の学生ってどうして政治のことを全然しらないの?」と聞かれます。そうかもしれません。私も正直、留学生たちとの方が話しがいがある場合が多い。意識も高いですね。

 ◇ともあれ、読書は大事ですが、そのための「環境」は、もっと大切です。
啓発を受けるような、本に詳しい人を交わるためには、自分も読まねば。そして、やはり〝良き世間〟に身を置くためには、自分の境涯を高めていかないといけませんよね。(聖教新聞)

☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

  Photo_5

  生涯の本 

 
  筆者は、幼少の頃から、本を読んで貰ったりして興味駸々でした。
  日々、たくさんの本とすれ違う。すれ違っただけでは気がすまず
  また会いに行くことがある。

      まるで、恋人とデートをしているように・・・Raburabu

 ◇二度三度あっているうちに、離れがたい思いが湧いてくる。そのようにして。何冊か、生涯の友と呼ぶにふさわしい本に出会う。あの日・珍念の体に稲妻のような衝撃を受けた出会いがありました。

 ◇それは、40数年前、悩み・苦しんでいた時・池田名誉会長から二度にわたり、著作の三冊の本を戴き激励を受けたことです。二度目に戴いたのが「小説・『人間革命4巻』でした。

 ◇「たった一つの言葉にも、人生を変える力が有る。たった一冊の本にも、時代を動かす力がある」。と恩師は語る。本もそうですが・不肖・珍念の永遠の大師匠です。池田名誉会長の振る舞いそのものが、永遠に心に残る名作です!

 ◇作家の松本清張さんは、芥川竜之介や志賀直哉にはひかれず菊池寛の「啓吉物語」にひかれた。自分のやるせない年少のころ「啓吉物語」でどんなに活力を与えられたことか、と、書いている。

 ◇本の個性と読み手の個性との間で火花が散る時、そこに生涯の本が生まれる。<珍念>毎日・毎日・貴重な、黄金の旅路を生涯の本に綴るために前へ、前へ、と、蝋燭の灯が燃え尽きるまで。駆け抜けたい! 

「つながりの再構築」

Photo

 大阪大学大学院教授の志水宏吉氏(教育学博士)が、昭和と平成に実施された全国学力テストの結果を分析している

▼学力の差は、かつては「都鄙格差」に由来した。端的に言えば、都会の子の学力は田舎の子よりも高く、都市の経済・文化的水準の高さが密接に関連していた

▼一方、平成のテスト結果からは〝子どもと家庭や近隣社会、学校とのつながりが豊かな地域では、概して学力が高い〟との仮説が浮かび上がった。格差克服の手だてとして、氏は、地域あげての「つながりの再構築」を提唱する(『「つながり格差」が学力格差を生む』亜紀書房)

▼人と人のつながりは、まちづくりにも力を発揮する。福岡・大牟田市が目指すのは〝安心して徘徊できる町〟。認知症患者の行方不明者が社会問題化しているが、同市では十数年前から地域住民が一体となり、徘徊する人を見守り、支える取り組みを行う。全国からの視察も相次いでいるという

子どもの教育、超高齢社会への対応、さらには災害対策も、インフラ整備の発想だけでは限界がある。〝人のつながり〟への視点が欠かせない。それが、時代の共通認識になってきた。創価の励まし運動は、その基盤をつくる力だ。〝対話の秋〟―地域に新しい友情の輪を広げたい。【名字の言】

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆

Sk1
 

    このコラム 『的を射る』 ・・・・

 

(『「つながり格差」が学力格差を生む』 紹介

子どもの学力は人間関係の「つながり」で決まる

離婚率の低さ――家庭・家族と子どもとのつながり
持ち家率の高さ――地域・近隣社会との子どもとのつながり
不登校率の低さ――学校・教師と子どもとのつながり

 貧富の格差が、学力格差を生むのではない。家庭、地域、学校での、子どもたちと周囲との「つながり」格差が学力に強く影響する。人間関係のありようが相対的にゆるやかな「いなか」では子どもたちの学力形成にポジティブに作用する。「つながり」という画期的な視点から、これからの日本の教育の進路に欠かせない論点を提示する。

Bakatono_2


  これ以上は <言わぬが花>・・・・




 


「高齢年金」  \(◎o◎)/!

Photo Photo_2



 唐の詩人、白楽天(白居易)は、玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋を歌った『長恨歌(ちょうごんか)』などで日本にもファンが多い。71歳で高位の官職を辞し、高額の年金を受け取る恵まれた老後だった。だが「金を使い切らずに死ぬのは嫌だ」と蓄財を戒め、大いに散じていたことを嵐山光三郎氏の随筆『年をとったら驚いた!』(新講社)で知った。

 ▼日本の高齢者は金持ちだと思われている。振り込め詐欺で大金を奪われるケースが続出するのを見ても、その推測は当たっているようだ。だが、金持ちほど貧乏な振りをし、使い切れずに死んで相続問題を後に残すと嵐山氏。

 ▼来年1月から、財務省がその相続税の大増税に手を付けることになった。残された最大の財源で、一番取りやすいと踏んでいるのだ。おかげで「相続税対策講座」が各地で花盛りだ。

 ▼日本の高齢者はなぜ金をためるのか。北欧のように老後の心配がなければ、好きこのんで貯蓄などに励まないだろう。国債や預金が戦後の大インフレや預金封鎖で消失した体験を持つ高齢者もある。家族制度にガタがきて、政府が頼りにならないとなると、自衛しかないという結論になる。

 ▼問題は余命が何年か分からないから「とりあえず精いっぱいためる」ことにする。家族に迷惑をかけまいと白楽天の教えにそむき、鍛錬と貯金に励む高齢者の姿はけなげでさえある。その努力にいま、政府が立ちはだかろうとしている。【水鉄砲】

☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

De

 嵐山光三郎著『年をとったら驚いた!』(
新講社)を読んだ。


   カラコロと下駄ばきで歩く音が聞こえてくるエッセイ集である。それにしても、『年をとったら驚いた!』とは何と人を喰ったタイトルだろうか。普通なら、いろいろな経験を積んで年をとったら、惑わず、騒がず、驚かず、泰然自若ということになるのだろうが、

 そんな予定調和的な考えや言説ほど、この著者にとって無縁なものはない。四季折々の移り変わり、世間の雑事、また親しき友の去就に鋭い視線を走らせ、ビビッドに感じるからこそ、幾つになっても驚くのである。

驚くのは生きている証。日々、驚いて生きているから元気なのか、気だから小さなことにも驚けるのか。ちゃんと、しっかり、自前の生理と精神で強く生きているからこそ、いちいち驚く。

 打てば響き、前のめりで歩く感性と肉体がこの著者ならではの文章の一語一語となる。しかもその文体を生み出す底流には隠者文学の吉田兼好、鴨長明、松尾芭蕉という文芸の先達の裏打ちがある。

  春が来てタケノコが生えたことに心騒ぐ感覚はまた親しい友人の死を見つめる諦観でもある。人は生きている限り誰でも年をとる。さまざまな人生経験を重ねつつ、なお且つ生きるための山も登って行く。

年をとることは辛いか楽しいか。著者はこの本の冒頭で読者にこう呼びかけている。

「年をとる、という行為は、年という真珠の玉を手に入れることである」と。「老齢の好色は生命の讃歌である」と嘯くのも、嬉しい。

  そして最後に「年をとったら驚くことばかりで、いくつになれば落ちつくのかわかりません」と締めくくっている。

絶妙な文章のひねり。 そして、ボキャブラリーの豊富さが嵐山光三郎の真骨頂と思います。 読んでいてげらげらと笑う感じよりも、段々と積もりに積もっていく面白さがあり、軽妙な内容です。(菩提樹だより)
.
Photo_3


 かく言う〝珍念〟 のコメントは『蛇足』

 

「李香蘭」に思いを馳せる

Photo



  日本軍の支配下だった上海でのコンサートで「何日(ホーリー)君(ジュン)再来(ザイライ)(いつの日君帰る)」を歌った李香蘭(りこうらん)こと山口淑子(やまぐちよしこ)さんは、官憲から「重慶政府か共産党に帰ってきてほしい」という本心かと疑われた。その官憲は彼女を中国人だと信じていた

▲一方で中国側にはこの歌を日本軍が流行させた亡国の歌だと排斥する動きもあったという。それが今日も歌い継がれるのは、30年ほど前に台湾の歌手テレサ・テンが李香蘭の「夜来(イエライ)香(シャン)」と共にカバーしてヒットしたからだ

▲この時テレサは「何日君再来」に中国の民主的統一の願いを託したといわれ、片や中国当局は退廃的だと一時販売を禁じた。いや一つの歌ですら争闘の渦の中、波瀾万(はらんばん)丈(じょう)の運命をたどる現代アジア史である。それを一身の運命として生きるとはどんな体験なのだろう

▲日本が満州国を造った中国東北部に生まれ、日本の国策の下で中国人女優・歌手「李香蘭」として前半生を生きた山口さんである。終戦で中国側に「漢奸(かんかん)(裏切り者)」として処刑されるのを危うく免れて帰国、戦後は政治家としても日中友好に尽力した生涯だった

▲後年山口さんが李香蘭時代の作品で最も恥じたシーンがある。映画で日本人男性に平手打ちされ、初めて心を開く中国人女性を演じた場面だった。殴られ、しかも好意を抱く−−そのころの中国人がこれに二重の屈辱を感じることを想像できなかった当時の日本人だ

▲両国にまたがる長い旅を終えた山口さんには、昨今の日中間の認識のミゾも心配だったろう。だが美しい歌を聞けば心動く同じ人間ではないか。「何日君再来」や「夜来香」はその証しとして残された。【余録】

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・

Kuri1

 
 

〝珍念〟山口淑子様のご冥福をお祈りいたします・・・・

CMと映画の館

いはらさんの見たCMなどをつらつらと  追悼・山口淑子様 CSでみたっ!

私にとって、スタアは「西のBB、東の淑子様」

 戦前は「李香蘭」の名義で満州で活動し、戦後一度は裏切り者として処刑されそうになったところを助け出され、引き揚げ後日本やアメリカで女優として活動し、のちに参議院議員も務めた山口淑子さんが7日、都内の自宅で亡くなりました。

 圧倒的な美しさと、戦争反対を貫く凛とした強さ、そして動物に対するやさしさを持った、女優として以外の面でも素敵な女性でした。

これ以上は『蛇足』・・・(*^.^*)

「健康の話は面白い」勉強ではなく楽しみ

Photo_3
(弘前大学医学研究科長 中路重之)

 “勉強”という言葉には、ある種“苦役”の印象がある。しかし、健康の話には興味が尽きない。

 ▼かつて、胃潰瘍や十二指腸潰瘍には多くの国民が悩まされていた。
 その頃、胃・十二指腸潰瘍は心身症の代表格と考えられていた。つまり、精神的なストレスで(胃酸が増えて)起こる病気ということである。

 ▼潰瘍で腹が“やんで”病院に行く。医師から「○○さん、あなたは職場で同僚とうまくやっていますか? 顔も見たくないくらいイヤな奴(やつ)はいませんか?」と聞かれる。つまり、ストレスがないかということである。

 ▼その頃の潰瘍の薬はあまり効かず、薬を飲まないとすぐに再発した。
 再び病院に行くと「心の問題なんでしょうね。性格は変わらないですからねぇ。だから治らないんでしょう」と言われる。
 ところがである。その後、ピロリ菌を退治(除菌)すると潰瘍が圧倒的に再発しにくくなることが判明した。つまり、潰瘍の主役はピロリ菌だったのである。

 ▼だとしたら、一体、あの時の人格まで疑われた扱いはなんだったのか。
 今から30年以上も前の、ある公衆衛生の学会での議論である。
 秋田県は肝臓の病気が少ないが、それは秋田の(清)酒の質(美味(うま)いということか)が関係しているのではないか? 真面目な議論だけに驚いた。

 ▼その後、肝硬変や肝臓がんの主な原因がウイルスだと分かった。
 肥満の話。少しぽっちゃりの方が長生きすると言われる。本当だろうか?
 男女数万人を10年間追跡して、BMI(体重キログラムを身長メートルで2回割り100を掛ける)別に死亡リスクをみた厚生労働省のデータである。その結果、最も死亡率が低かったのはBMI23・0~24・9(ぽっちゃり型)であった。

 ▼しかし、この調査の対象者の平均年齢が40~59歳であることに注意が必要だつまり大抵の人は年齢とともに太ってくるから、このBMI23・0~24・9の人たちも20代、30代の時はもっとやせていたはずだろう。だったら、「“中年の女性”は、少しぽっちゃりの方が長生きする」と言うべきでは。

 ▼最後は寿命の話。日本最大のリンゴ生産県青森が最短命県で、二番目の長野が最長寿県とはいかに?“リンゴ一個は医者を遠ざける”というヨーロッパのことわざすらあるのに・・。

 ▼簡単である、平均寿命は、その県の医療レベル文化教育経済、気候あるいは県民の健康知識・意識などの総合点であるからだ。りんごの影響は非常に小さいだけのことである

 ◇健康の話は面白い。だから、楽しんで勉強して、全県民が健康博士になったらどうだろう。それが短命県返上への一番の近道だと思う。

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。

Photo_2


  ははぁ! 『恐れ入谷の鬼子母神』 ・・・・

「杜子春」に思いを馳せる

Tosisyunn_2


 芥川龍之介の短編小説「杜子春(とししゅん)」は、仙人が見せる幻によって、浪費家の若者が人間らしい正直な生き方に目覚めていく物語である

▼大正9年の作品。芥川はこの2年後、その名もずばり「仙人」という短編を発表している。不老不死になる仙術を会得したい奉公人と、ずる賢い医者夫婦の話である

▼「杜子春」が世に出た年、日本では初の国勢調査が実施された。厚生労働省の資料によると、当時の平均寿命は男女とも43歳前後。「人生50年」にも届いていない。この時期、芥川作品に仙人がたびたび登場するのは当時の人たちの長命願望の表れではないかと思う

▼それから90余年。日本人の平均寿命は男女とも80歳を超えた。きょう敬老の日を迎える100歳以上のお年寄りは全国で5万8千人を数える。不老不死とは言わないまでも、大正期の人たちが渇望したであろう時代の到来である

▼ただしそれで万事が幸せなわけではない。病気などで支援や介護が必要な人や、お年寄りだけの世帯の比率が増えている。しかも若い世代は減る一方。上小阿仁村の高齢化率はとうとう5割を超え、2人に1人が65歳以上になった

▼人口減対策の国家戦略特区を目指す佐竹敬久知事は「秋田でモデルができれば全国へ展開できる」ともくろむ。その論にならえば、この上小阿仁村にあらゆる知恵を結集できないものかと思う。持続可能なコミュニティーの仕組みを構築できるなら、それはまさに現代の仙術となろう。<北斗星>

402_2


    このコラム 『起承転結』 お見事!
    これ以上は『蛇足』・・・・

 

 

「運を味方につける方法」 〆(._.)メモメモ

Nakano

「運のいい脳」に変えてみませんか?「日本一優秀な頭脳の持ち主」の称号を得た美人脳科学者が教える、強運になる方法!

科学がつきとめた「運のいい人」』

「運を味方につける方法」は確かにあった──。『平成教育委員会2013!! ニッポンの頭脳決定戦SP』(CX)で優勝、気鋭の脳科学者が明言。科学がつきとめた「運のいい人」への法則。

◎ツキを呼ぶ脳と見放される脳の違い

 ○ツキのある・なしは運命か、はたまた神の気まぐれか──? 運を味方にできるのはどんな人なのかは誰もが興味のあるところだ。

 ○『科学がつきとめた「運のいい人」』の著者・中野信子さんは「脳にも個性があり、使い方があります。“運がいい”とされる人たちには、科学的に説明がつく行動パターンや脳の使い方があることがわかってきました」と話す。

 ○そもそも、人間の脳には、持って生まれた特徴があるという。セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の量には個人差があり、さらにそれらの分解の度合いによっても、脳の個性が異なってくる。例えば、セロトニンの分泌量が多い人は安心感が強く、反対に少ない人は不安を感じやすい、といった具合だ。

 ○「安心感が強ければいい、というわけではありません。逆に楽観的になりすぎて、先を考えない行動をとってしまいがちとも言えます。不安になりやすい人は、先を見通す力があり、大ケガをしないというメリットもあるのです」(中野さん、以下同)

 〇このように、自分の脳の特徴を自覚できれば、ある程度行動をコントロールすることはできるが、生まれつきの脳の個性をがらりと変えることは不可能だ。そこで、脳の使い方を変えることで、運のいい脳に変えられるという。

 〇「一般的に、運・不運は誰の身にも公平に起きていることです。運のいい人は、単に恵まれているのではなく、運をキャッチするのがうまい。それと同時に、不運を防ぐような行動や考え方をしているのです。その第一条件が“自分を大事にしている”という点ですね」

 〇自分を大切にするとは、他人の意見に惑わされず、自分の価値観をしっかり持っていることを指す。これを中野さんは「幸せのものさし」と呼んでいる。人間の脳内には、快感を感じる報酬系という回路があり、人助けなど社会的な行動も含め、自分が気持ちよい行動をとると活動する。

 〇常に「快」の状態を作り出せる人は、理想の自分と実際の自分が一致している人。つまり自分が好きな人。こういう人は余裕があるため、人を惹きつけ、人から好かれるという。また、運がいいことを口に出して言うのも脳科学的に有効だ。

 〇「心の中で『ラッキー』と思うよりも、実際に『運がいいぞ!』と口にしたほうが、多くの感覚器官が働き、記憶が強化されやすくなります。声に出せば『自分は運がいい』と脳に定着しやすいのです」

 〇逆に、自分を粗末にしている人は、絶対に運に恵まれないと断言する。「自分にはできっこない」と決めつけている人、意見が対立した時に無条件で必ず折れてしまう人などは要注意だ。

 〇「ゲームから降りればラクですが、それは、脳の使い方の習慣として非常によくありません。自分で何も決められなくなってしまいます。そういう人は、もしラッキーなことが起きても気づくことすらなく、気づいたとしても誰かにむしり取られてしまうんです」

◎自分を騙さず、不安と真っ向勝負する

 かといって、無理やり「自分はできる!」と思い込ませればいいというものでもないらしい。

 「意志と想像が真逆にある場合は、必ず想像のほうが勝ってしまうんです。これは“努力逆転の法則”というメジャーな法則です。例えば、悪いことが起きそうな予感がする時、『きっと大丈夫』と言い聞かせても必ず失敗するものです。ビジネスの場では、かなりシビアなシチュエーションに置かれることがあるでしょう。そういう時は『どうしよう』という不安な気持ちと真正面から向き合う勇気が必要です。不安を書き出したほうが、本来の実力を発揮できるというアメリカのデータもあります」

◎人の真似をすると脳の回路も似る

 職場の人間関係──特に周囲の人に恵まれているか否かは、ビジネスマンの運・不運を決定する要因のひとつ。そこで出会った人の考え方は、想像以上に脳に大きな影響を与えているからだ。

 「ですから、成功している人や、この人みたいになりたいと思う人の真似をすべきです。持ち物や使う言葉、企画書の書き方、食べ物、何でもいいのです。そのうちに脳の回路も似てきて、『あの人なら、この場面でどう決断するだろう』ということまでわかるようになってきます。ただし、脳の使い方は1日では変わりません。新しい回路ができるのには少なくとも3週間かかるとされていますから、意識して3週間続けるといいでしょう」

 大事なのは、なりたい自分に近づいていくことだ。

 「尊敬するのが一番難しいのが、自分なんです。自分を心から好きになれた人こそ、運がいい人なのだと思います」

《脳科学的》〝運のいい人〟になる5つの方法

●自分を大切にする

自分を大事にする姿は、他人に伝わる
愛車をていねいに扱うように、自分自身にも心を配る。ピカピカなクルマなら他人も大切に扱ってくれるように、自分を大切にしている人には、ていねいに接してくれるもの。周囲の人間の影響は想像以上に大きいものだ。

●不安と向き合う

できないことはできないと素直に認めて
「自分はできる!」と思えればいいが、そうでない場合は、「できる!」と思い込もうとしないほうがよい。不安を書き出したり、信頼できる人に相談することが重要。あえて不安を露呈することで、実力が発揮できるようになる。

●運がいい人の真似をする

なりたい人物の考え方に近づく
成功している人や、こういう人になりたいというロールモデルがいたら、話し方や考え方、ファッションや持ち物まで、ありとあらゆることを真似してみるといい。やっていることを真似しているうちに、脳の回路も似てくる。

●毀誉褒貶(きよほうへん)に惑わされない

運がいい・悪いは、自分で決めること
「自分にとっての幸せは何か」というものさしがなく、世間の評判に流されて生きていると、いつまでたっても幸福感に満たされない。運がいい・悪いは「自分なりの幸せのものさし」次第。定義が決まれば、心は乱されない。

●常に夢を思い描く

センサーを働かせて幸運の矢をキャッチ
明確な夢がなければ、幸運の矢が目の前に来ても、キャッチできないどころか気づかずに見過ごしてしまう。夢をかなえる人、セレンディピティーを発揮できる人は、夢や目標がかなった状態をいつも頭のどこかで思い描いている。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆

◎著者紹介:中野信子(なかの のぶこ)

◇脳科学者、医学博士。東日本国際大学客員教授。東京大学工学部卒業後、2004年東京大学大学院医学系研究科医科学専攻修士課程修了。2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。2008~2010年まで、フランス原子力庁サクレー研究所で研究員として勤務。「情報プレゼンター とくダネ!」をはじめとし、テレビ番組のコメンテーターとしても活動中。

◇フジテレビ「平成教育委員会2013!! ニッポンの頭脳決定戦SP」で優勝、「日本一優秀な頭脳の持ち主」の称号を得る。著書に『世界で通用する人がいつもやっていること』(アスコム)、『脳科学からみた「祈り」』(潮出版社)などがある。

◇読者様の声

「運のいい人は自分を大切にする」という項目は、非常に目からウロコでした。確かに自分のことを大切にする人は、他人に対しても大切にできると思います。自分自身にも実践できそうなことが多くあり、明日から目標に向けて頑張ろうと思います。いい本に出合えて幸せな気分になりました。(神奈川県・会社員・男性・28歳)

自分の価値観を信じていいんだと思ったら、気がラクになりました。もっと自分を大切にしたい「運のいい人」になります!(静岡県・女性・44歳)

「運を引き寄せる」などの本を何冊か読んだが、この本が一番わかりやすく、科学的検証もあり理解しやすかった。言葉も優しく、丁寧。(千葉県・会社員・男性・58歳)


Photo_21

かく言う(無学)の〝珍念〟知能指数は低いですが、三度「虎の尾」を踏み(虎口)を逃れたことがあります。摩訶不思議な出来事に何度も遭遇しました。
先日、某・大学病院で15年前・<悪性リンパ種>を患い{匙}を投られましたが驚異の生命力で乗り越え、毎年経過観察で、来院しています

主治医・曰く〝「珍念〟さんは<強運の人・非常に希な人」と・・・・
あ・・調子に乗って減らず口を叩くと(閻魔さま)から、叱られる! 

昭和天皇に戦争責任はあるのか (@_@;)

  Photo_3Photo_2

 昭和天皇に戦争責任はあるか。米国の高校に留学中の少女は重いテーマを突き付けられる。進級の条件として討論するよう求められたのだ

▼少女は困惑する。戦争や天皇について自分は何も知らないことに。米国人の教師や友人に反論すらできない。彼らが語るのは戦勝国の歴史だと分かっていても

▼日本人として見失った過去を取り戻そうとする少女。そして迎えた討論会。天皇は有罪か無罪か。2組に分かれて論戦が始まる。日本の戦争責任を裁いた東京裁判をやり直すように-。赤坂真理さんの小説「東京プリズン」だ

▼少女は戦後生まれの私たちやその子どもたちの似姿ではないか。中学や高校で現代史をきちんと学んでいない気がする。戦争責任の討論どころか、歴史の教科書も最後ははしょりがち。理系では明治維新で日本史が終わるクラスも。授業時間が足りない。入試に出ないから。事情は分からないでもないが…

▼小説の題名は戦犯容疑者を収容した「巣鴨プリズン」を連想させる。戦後日本は経済大国への道をひた走る一方で、過去の戦争から目を背けてきたのではないか。それ故に戦争責任という「プリズン(監獄)」からいまだ逃れられずにいるように思える

▼「昭和天皇実録」が公表された。「現人神(あらひとがみ)」として戦前・戦中を、「人間」として戦後を生きた昭和天皇の記録である。戦後世代が見失いがちな過去と向き合う良い機会だろう。<春秋>

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 Photo_4

   昭和天皇に戦争責任はあるのか・・・?
   「東京プリズン」商品の説明 
   16歳のマリが挑む現代の「東京裁判」とは?
   少女の目から『戦後』に迫り、読書界の話題を独占。
    “文学史的事件”と呼ばれた名作



内容(「BOOK」データベースより)

 日本の学校になじめずアメリカの高校に留学したマリ。だが今度は文化の違いに悩まされ、落ちこぼれる。そんなマリに、進級をかけたディベートが課される。それは日本人を代表して「天皇の戦争責任」について弁明するというものだった。16歳の少女がたった一人で挑んだ現代の「東京裁判」を描き、今なお続く日本の「戦後」に迫る、毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞、紫式部文学賞受賞作!

「ハート(心)レス」な出来事 

Aruku

 エッセイストの三宮麻由子(さんのみや・まゆこ)さんは、小学2年のとき、先生から初めて白い杖(つえ)を渡された。幼い頃、病気で視覚を失った三宮さんにとって衝撃的な出来事だった。手を使わなくても前方が分かる。人に手を引いてもらわずに歩ける。「失った視力を取り戻したかのようにうれしかった」と振り返っている(『感じて歩く』岩波書店)。

 ▼以来、三宮さんは白杖(はくじょう)を使い続けている。もはや、単なる道具ではなく、体の一部といっていい。そんな大切な杖が、自転車や車と接触して折られることがある。相手が謝ってくれるのはまだいいほうで、「気をつけろ」と捨てぜりふを残して立ち去る輩(やから)もいるそうだ。

 ▼視覚障害者にとって、街中をスマートフォンに夢中になりながら歩く、歩きスマホもまた大きな脅威ではないか。彼らは当然、相手が道を開けるものと、心得違いをしている。埼玉県のJR川越駅構内で8日朝、何が起こったのか、詳しい状況は分からない。

 ▼県内の盲学校に通学していた全盲の女子生徒の白杖が、正面から歩いてきた人物にぶつかった。相手が転倒し、立ち上がる気配を感じた直後に、背後から右膝の裏を強く蹴られたという。女子生徒は、全治3週間のけがを負った。

 ▼7月には、さいたま市に住む全盲の男性が連れていた盲導犬が、何者かに刺される事件があったばかりだ。そのとき、「犯人は一体、どんな心のささくれの持ち主なのか」と書いた。もはや心そのものを失っている、人物の仕業としか思えない。

 ▼三宮さんは、全盲の自身の状態を、「シーン(風景)レス(無い)」という美しい造語で呼んできた。ちなみに「ハート(心)レス」という言葉は、辞書に載っている。「(人に)冷酷な」という意味である。<産経抄>

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜

Do 


 
1_2

  怒髪天を衝く     xxはxx

プーシキン 「民に寄り添う心」

Photo
 『アレクサンドル・プーシキンの肖像画』

民衆の声を代弁し続けたロシアの詩人プーシキン。彼の「民に寄り添う心」を育んだのは、乳母アリーナといわれる。彼女は民話や格言を通し、庶民に語り継がれる「人としての正しい生き方」を教えた





▼プーシキンは、権力による迫害の中で数々の傑作を紡いだ。その渦中、彼の味方であり続けたのもアリーナだった。飾らない、愛情あふれる助言が、横暴に屈しない強さと優しさを、彼にもたらした

▼長野に、老舗パン店を切り盛りする婦人がいる。店を営む家に嫁いで47年。連休になると、かつて店でアルバイトをしていた多くの青年が訪ね、今の仕事ぶりなど成長した姿を報告してくれる。その話を聞くのが何よりの楽しみという

▼店の指針は「地域に愛されるパン屋」。あいさつ、掃除……。おばさんの訓練は厳しかった。だが、「ここで学ぶことは全て社会で役立つよ」と、一人を大切にする心を伝えてきた。縁した青年の成長を願う朝の真剣な祈りも47年間、欠かさない

池田名誉会長はかつて、大詩人を育んだ乳母アリーナの姿が「未来の人材を育成しゆく、婦人部の皆さまの姿と重なって見える」と述べた。青年をわが子のように慈しみ、育む無名の母たち。その献身の振る舞いに、あらためて感謝と称賛の言葉を贈りたい。【名字の言】

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜

Photo_2


   これ以上は『蛇足』なのだ!

プーシキン・・・ 逸話

◆決闘によって死ぬ以前、プーシキンは強運の持ち主として知られ、数多くの決闘で、自分は一切撃たず、相手に撃たせ、いずれも弾が外れ、当然の如く笑って済ませていたという逸話がいくつかある

 ◆1:若い友人と詩のことから喧嘩となり、決闘に至ったが、平然と笑いながらプーシキンは彼が撃つのを待ち、弾はそれた。大声で笑いながら友人の身体を抱いて、手を握った。侮辱されたと思った友はしきりに撃てというが、「僕のピストルはね、雪が詰まっちまったんだ」といって、笑いながら撃たなかった。

 ◆2:南ロシア・キシニェフの事。ある参謀将校(『人間の死にかた』の逸話を原文ママ)とバカラ賭博のことで決闘に至った。プーシキンはピストルの代わりに一袋の桜桃を持って立っていた。相手が狙っている間、終始桜桃を頬張り続け、弾が外れると、「どうだ、得心がいったか?」と言い、笑いながら立ったままだった。

 ◆3:有名なピストルの名手(『人間の死にかた』原文ママ)の軍人との決闘話。吹雪の中、夜会でも行くような気持ちで行ったプーシキンだが、この時は、双方とも2発撃った。しかし、互いに2発とも外れたとされ、介添に促されて中止になった。水のような彼の冷静さは常に友人達を驚かせた。

 ◆4:死ぬこととなる決闘においても、出血して怒りの形相だったのが、最後の方では周囲に笑っていたとされる。<ウィキペディア>

最後の望み

Photo_5Photo_3


 今月6日、クラウディア・レオニードブナさんは、最愛の人との思い出の詰まった自宅で、93年の生涯を静かに終えた。かつての夫の蜂谷弥三郎さん、その妻の久子さん、それぞれの人生は、過酷としか呼びようがない。

 ▼朝鮮半島で敗戦を迎えた蜂谷さんは、引き揚げ船を待つ間に、旧ソ連兵に連行される。身に覚えのないスパイ容疑がかけられていた。久子さんと生まれたばかりの娘を残して、極寒のシベリアに送られる。

 ▼7年後に釈放されたものの、帰国は許されなかった。失意のどん底にあったとき、出会ったのが、やはり強制収容所暮らしを経験しているクラウディアさんだった。二人はやがて結婚する。ロシア南東部にある小さな村、プログレス村で、貧しいながらも静かな暮らしが、40年近くも続いていた。

 ▼その間にソ連は崩壊し、日本との連絡が可能になった。蜂谷さんは、久子さんが再婚せず、女手ひとつで娘を育て上げ、夫の帰りを待ち続けていることを知る。蜂谷さんの望郷の念を知るクラウディアさんは、帰国の手続きのために奔走した。そして1997年の春、シベリア鉄道で半世紀ぶりに日本に旅立つ蜂谷さんを見送った。

  ▼「他人の悲しみの上に私だけの幸福を築き上げることは、私にはどうしてもできません」。クラウディアさんは、蜂谷さんの荷物のなかにしのばせた一編の詩に、断腸の思いをつづっていた。3人の物語は、テレビドラマや演劇になり、広く知られた。

 ▼「おじいさんの声が聞きたい」。絵本『クラウディアのいのり』の著者である村尾靖子さんによると、1週間ほど前に、クラウディアさんから連絡が入っていた。しかし、蜂谷さんも病床にあり、最後の望みはかなえられなかったという。【産経抄】

☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

G1

    「戦争ほど、残酷なものはない。/戦争ほど、悲惨なものはない」

    不肖:〝珍念〟のコメントは『蛇足』・・・・



最も参考になったカスタマーレビュー

ソ連とはなんだったのでしょうか 投稿者  伯州長明
 
☆蜂谷さんのことは、テレビのドキュメンタリーで知りました。日本の奥様は残念なことにお亡くなりになりました。蜂谷さんが何故人生の大半をソ連の地で暮らさなければならなかったのか。ご自分でも未だに何が起こったのか明確なことはお分かりにならないのかもしれません。

☆日本人同士の裏切りもあった様です。シベリアの抑留で生き延びられたのが、不幸中の幸いであったと思います。ソ連での理不尽な生活は、日本への愛惜を強め、その日本への心が唯一の生きる糧であられたのであろうと思われました。日本での時間の空白がありふれた言葉で言えば「浦島太郎」の様になり、現代日本社会の他者への思いやりの欠如に心を痛められているのだと思います。

☆心ある人は、蜂谷さんを利用することなく、静かにその言葉を聴くべきと思います。この書籍は、老若男女にそれぞれ思いを抱かせる内容と思います。強いて言えば、国家公務員を目指す方は、国家は自国民に対して何ができるのか。どうあるべきかを考えるために、一度お読みいただきたいと思います。

一読したら凄さがわかる 投稿者  のらねこ

☆常人には想像もできない過酷な人生を生き抜いてきたひとりの男の物語である。聞き書きと違って講演会の話をもとに文章を起こしているので、平易な文章が読みやすかった。

☆日常の感覚から離れるには絶好の読み物だと思う。これだけの試練を与えられても、人生に絶望せずに懸命に生き抜いた蜂谷氏に脱帽。恨み節ではなく客観性を持って書かれた本で、一読してほしい

素晴らしい本をありがとうございます。投稿者  チャコちゃん

☆ロシアというと私は怖いという印象が強いです。終戦の時、満州にいた日本人がロシアの兵士たちにどれだけひどい目にあったか。シベリアに連れていかれて奴隷のように強制労働させられた。ポーランド人に対するロシアのむごい仕打ち。

☆でも、クラウディアというロシアの女性の物語を読んで、こういう素晴らしい女性がロシアにいたのだと感動しました。どんな酷い境遇でも人間というのは気高く生きることができるのだと思いました。この女性がいたから蜂谷さんはロシアで生きながらえることができたと思います。蜂谷さんを日本で待っていた奥様もお嬢様も皆素晴らしいと思いました。

☆でも、この本の一番最初のところのクラウディアさんの書いた手紙載っています。本当に涙が出るほど感動しました。「人の悲しみの上に自分だけの幸福を築くことはできません。」

☆本全体もクラウディアさんの書いた最初の手紙も全体が素晴らしいのですが、上記の言葉が深く重く心に残っています。この本に出合えたことを本当に感謝します。そして本としてこの世に出してくださった皆さんに感謝します。

読者の皆さま。絵本『クラウディアのいのり』をお読み戴ければ心が和むでしょう。 !(^^)!

蛇含草

Rakugo

  落語には怖い話もある。食べた人間を溶かしてしまう草の話はそのひとつ。餅を大食いした男が腹ごなしにその草を食べた。しばらくしてみると、男は溶けてしまい餅が甚平を着て座っていた(「蛇含草(じゃがんそう)」)。上方落語だが、東京にも同工異曲の「そば清(せい)」がある

▼くだんの草は、人間などを丸のみした蛇の消化薬だった。恐怖映画並みの物語を、食いっぷりの描写で笑わせる。教訓は「困ったとき考えもなく対策に走ると、もっとひどいことになる」か。自民党のある動きはこれを思い出させる

▼人種や国籍などを理由に街宣活動で差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)の規制を話し合う会議。なんと、反原発などの国会周辺のデモ規制も俎上(そじょう)に、との声が上がったという

▼欧州は差別的言論や行動を法律で禁じる傾向にある。日本では、在日韓国・朝鮮人を脅す街宣活動があっても、表現の自由を侵す心配から、法規制はしていない。そこへ先月までに、国連の人権に関する二つの委員会が、対応を求めてきた

▼これを受けた論議のスタートだった。ヘイトスピーチは保護すべき言論には当たらない―に異論はない。問題なのは規制する側の人権感覚である

▼「日本はまだまだ」をこの論議は示してしまった。その後、デモ規制の声は静かになったようだ。当然だ。国民の権利を溶かす毒の強い薬草を出されては、お後がまるでよろしくない。 <卓上四季>

--------------------------------------------------------------------------------


Photo_61_2

2_2
    鵺のような妖怪が跋扈する世相に怖気がする・・・・

   チト・サビシイ ・ 悲しい!

見えないもの

Photo5


 小説「春の庭」で芥川賞を受賞した大阪出身の柴崎友香さんは東京の世田谷に住んで10年、すでに4回引っ越しした

▼ドアに穴を見つけては以前住んでいた家族を想像する。転居は新しい家を知る貴重な機会と言い、作品づくりに役立てている(「文芸春秋」9月号)

▼街並みや家を通じて人々の暮らしや足跡を振り返る。インタビューを読んで永井荷風を思い出した。大正の初期、東京の市街は駆け足で変貌していた。30代の荷風は独り散策を続け、江戸の風情が失われていくのを目の当たりにした。何げない風景や路地にあった古き時代の面影をいとおしんだ

▼江戸と言えば五輪開催に向け、東京のNPOが江戸城天守閣の復元を目指す活動をしている。幕府を開いて50年余の1657年、明暦の大火で焼失し、結局再建されなかった

▼四代将軍家綱の補佐役である会津藩主・保科(ほしな)正之が「軍事的な価値は低く、町の復興を優先すべきだ」と主張し、これが通った。専制的な武断政治から文治政治に移り、民を威圧する建物は無用だった。防衛論議が盛んな今、保科の英断が目を引く

▼皇居東御苑に天守台の石垣が残る。かりに復元すれば地上5階の5層となり、高さは姫路城を超す規模だ。都心の新名所になるが、さてどうだろう。静かなたたずまいの庭園に、豪壮な建築物は似合わない。見えないものを思い描く楽しみ方も失われる気がする。<卓上四季>

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

【話題の著者に訊きました!】 柴崎友香さん『春の庭』

小説『春の庭』で第151回芥川賞に決まった。出身地大阪の書店で開いたサイン会は大変な盛り上がりを見せたという。

「地元は、演歌歌手が紅白歌合戦に出場するみたいな反応で(笑い)。母校の高校に受賞の横断幕が出たらしくてびっくりしました」(柴崎さん、以下「」同)

 候補になるのは4年ぶり4度目のこと。受賞の知らせを受けた3分後に友人知人から続々、メールが来た。

 「母親からも電話が来ました。近所の人がニコニコ動画の生中継を見ていて教えてくれたらしいです。この4年間の情報技術の進化を実感しましたね」

 デビューして15年。受賞そのものは淡々と受け止めるが、「賞をきっかけに、これまでの読者層とは違う、新しい読者にも読んでもらえるのでは」というのがいちばんうれしいことで、これからの楽しみだそう。

 10年ほど前に、大阪から東京・世田谷区に引っ越した。受賞作の舞台はその世田谷の、取り壊される寸前の古いアパート。離婚してひとりで暮らす30代の太郎が、ふとしたことで年上の隣人女性と知り合い、近所の洋館への彼女の興味に巻き込まれて、小さな冒険に踏み出す。

 「私自身、あまり積極的に行動するほうではなく、友達が行くと言えばついて行く。そうすると自分では思ってもみないところに行けたりするんですよね。自分一人で考えることには限りがあるけど、他人が入ることで世界が広がる、っていうのは結構あることだと思うんです」

 同僚の出張土産の干物や鳩時計をあげたりもらったり。太郎と隣人との間でおずおずと差し出される品物のやりとりに気持ちがなごむ。

 「寝てるだけでいいことがあるとか動物が恩返しに来るとか、そういう昔話が好きなんです(笑い)。私は小説で起きることは現実でも起きる可能性があると考えているんですね。近所づきあいって、今はあまりしないですけど、こんな緩やかな新しいつきあい方があってもいいと思って書きました」

 街歩きが好き。受賞作に出てくる家や街並みも、そこで生活する人間と同じように歴史を持つ存在として書かれている。人が暮らし、空家になり、また別の家族がくる、そんな時間が本の中に広がる。

 中学生の時、学校へ行くのがいやになって、一日、環状線に乗っていたことがあるそうだ。

「乗っては降り、乗っては降りしていく人たちをずっと見てたら、いろんな人がいて、自分もその一部にすぎないんやなと思って、気持ちがすっと楽になりました」

 ゆっくりと流れる時間の中で人間をとらえる独自の視点は、その頃から培われてきたものなのだろう。

(取材・文/佐久間文子) ※女性セブン2014年9月18日号

Photo_2


   どこかで【君の引用はたくさんだ、自分の言葉で語れ】
      
の声が仄かに聞こえる.。

   反省し・恥じている・・・・。

今こそ「豆朝日新聞」

Photo_3

         汚職は国を滅ぼさないが、正義は国を滅ぼす! 
         「安物の正義」を売る大新聞を痛烈に嗤いのめした
         表題作ほか、辛辣無比の毒舌と爽快無類のエスプリの
          “カクテル”五十九篇。

 辛口のコラムニスト、山本夏彦さんは度々、朝日新聞を俎上(そじょう)に載せて厳しく批判した。昭和30年前後に「豆朝日新聞」の発行を計画した。「その日の大朝日の説に反対の説を述べるのである。大朝日はこう言うがわが豆朝日はそうは思わぬと、一々反駁(はんばく)して完膚ないまでに論破するのである」

 ▼新書判大で週1回、地下鉄の駅に置いて無料で手に取ってもらう。費用を見積もり、「創刊の辞」もできたのに実現しなかったのは、夢想しただけだったのか。朝日新聞が慰安婦報道の検証をめぐって非難の嵐にさらされている。虚偽証言を認めて一部の記事を取り消したのに、なぜ謝罪しないのかと。

 ▼誰もが思うことを代弁したジャーナリストの池上彰さんのコラムの掲載を拒み、一転して「おわび」を添えて掲載した。社内からも批判の声が上がったらしい。が、謝罪すべきはコラムの掲載拒否ではない。ここは「豆朝日新聞」の出番だが、泉下の山本さんは「何をいまさら」だろう。 【浪速風】

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

Photo4      コラムニストの筆致は冴えている

  これが、あの国だったら国賊で責任者は極刑にされたでしょう!
 あの国からそんな馬鹿な記事は書かない 一緒にするなと怒鳴られる

朝日新聞は、『反面教師』で素晴らしい!巷間では、笑いものにされ宣伝効果は凄い。

「朝日新聞」お主も悪じゃのう。食えぬ痴れ物だなぁ!

 


    
 

 

 

 

糖尿病患者第1号は藤原道長(@_@)

 Photo_2 Photo

  日本での糖尿病患者第1号は藤原道長といわれる。記録に残る範囲の話だが、平安時代最大の権力者もこの病には勝てなかった

◆医史学者酒井シヅさんの「病が語る日本史」によれば、喉が渇くので「飲水病」と昔は呼んだ。道長は40代でそんな症状が出始め50代で悪化した。視力を失い、ひどい腫れ物に悩んだのも糖尿の合併症と酒井さんはみる

◆過飲過食、運動不足、ストレス。道長には生活習慣病としての糖尿病になる要素がそろうし、一族を調べれば似た症状の人が多かったそうだ。貴族や富豪の病気とされた典型例だが、時は移り、今は現代版の道長があふれる

◆糖尿病患者が世界で急増と、先日の夕刊で読む。中国、インド、米国の順に多く日本は10番目だ。遺伝的疾患は別にして、カロリーの高い食べ物を口にし、体をあまり動かさない人が増えた。道長の日々が普通になった

◆今春、豊岡であったシンポジウム「歩いて暮らすまちづくり」を思い出す。筑波大・久野(くの)譜也(しんや)教授が面白い話をしている。独の都市が車の乗り入れを禁止し、路面電車に切り替えた。すると商店街の売り上げは3倍、医療費は国内2番目の低さに

◆車に頼らず暮らす。歩くことで知らず知らず健康を保つ。そんな町が増えれば医療費が抑えられ、消費税を上げずとも…とつい夢想する。【正平調】

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

402


  旨い! あっぱれ。 座布団10枚差し上げます・・・・

「病が語る日本史」 商品の説明 内容紹介

 古来、日本人はいかに病気と闘ってきたか。 縄文人と寄生虫、糖尿病に苦しんだ道長、ガンと闘った信玄や家康……。糞石や古文書は何を語るのか。〈病〉という視点を軸に日本を通覧する病の文化史・社会史。

内容(「BOOK」データベースより)

 古来、日本人はいかに病気と闘ってきたか。人骨や糞石には古代の人々が病んだ痕が遺されている。結核・痘瘡・マラリアなどの蔓延に戦いた平安時代の人々は、それを怨霊や物の怪の祟りと考え、その調伏を祈った。贅沢病といえる糖尿病で苦しんだ道長、胃ガンで悶え死にした信玄や家康。歴史上の人物の死因など盛り沢山の逸話を交え綴る病気の文化史。

内容(「MARC」データベースより)

 歴史上の人物の死因の解明など、古代から近代までの病の記録や時代を映す病気、変わる病気像について解説し、人間が決して避けられぬ病を通して日本史を見つめる。1998~99年『大法輪』連載に加筆・訂正して上梓。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

読者の皆さまへ「病が語る日本史」を、お読み戴ければ・・・これ以上は【蛇足】 モジモジ(。_。*)))

映画は「世界の広場」

Photo_2

人は見かけによらないから面白い。40年近くラグビーファンという女優の吉永小百合さんが、作家の野坂昭如さんと試合を観戦した時のことだ。

 ◆寒風の中、野坂さんが勧めるウイスキーを割らずにグイグイやった。温まり頭に血が上ったのか。「突っ込め、行けーっ」「タックル、タックル、何やってるのー、あっ、バカ」。思いがけない言葉が口をついた。

 ◆あっけにとられた野坂さんの顔が浮かぶ。吉永さんが著書「夢の続き」(集英社文庫)で明かしている。そんな素顔も演技の隠し味なのかもしれない。吉永さん主演の「ふしぎな岬の物語」が、モントリオール世界映画祭で最高賞に次ぐ審査員特別グランプリを受賞した。

 ◆出演118作目で初めて企画を手掛け、共演者に自ら声を掛けた。挑戦が花開いた喜びか、受賞の瞬間「キャーと言ってしまった」と会見で話す姿がほほ笑ましい。

 ◆日本映画界はにぎやかだ。同じ映画祭で呉美保(オミポ)監督が最優秀監督賞に輝き、アニメの宮崎駿監督は米アカデミー名誉賞を受ける。カンヌでは、奄美を舞台にした河瀬直美監督の「2つ目の窓」が注目された。日本的な価値観や心の機微が胸に響くのだろうか。

 ◆映画を「世界の広場」に例えたのは黒澤明監督である。国も宗教も超え、同じ人として登場人物に共感し理解できるからだ。日本の数々の秀作が世界の心をつなぐと思うと少し鼻が高い 【南風禄】



De


 映画「ふしぎな岬の物語」・・・『百聞は一見に如かず』ぜひ見てみたい!

ウィリアム・バスビーさん

    Heisi

   ウィリアム・バスビーさんは米軍の兵士だった。アフガニスタンの戦場から戻ってきた彼は異様なふるまいを見せ始める。水道でいつまでも手を洗い続けて言う。「落ちないんだよ」。手に汚れはない。「何のこと?」と母親が聞くと答える。「血だよ」。彼は二十三歳で死んだ。銃を自らに向け撃ったのだ

▼米兵の命を奪うものは何か。一昨年、自ら命を絶った兵員の数が、軍事行動で命を落とした兵員の数を上回ったそうだ。米兵の自殺率は一般の人の二倍前後といわれる

▼戦場で無残な死を見続け、悪夢にさいなまれた人ばかりではない。部隊内での暴行などで追い詰められた兵らにも自殺が目立つという。今や米軍にとって自殺防止は恐るべき“戦線”となっている

▼一人の戦死者も出していない自衛隊でも、自ら命を絶つ隊員は後を絶たない。海上自衛隊で上司からいじめを受けた隊員がまた自ら命を絶った。いじめは同僚らに目撃され、この隊員は転勤を願い出ていたが、無視されたという

東京高裁はこの春、いじめで起きた隊員の自殺をめぐり、海自が実態解明の鍵となる文書を隠していたと断じる判決を出している。やまぬ悲劇が暴いているのは、隊員の心の痛みと向き合わぬその体質だろう

▼自衛官の自殺率はかつて一般の人と同じ水準だったが、一・五倍にもなっているそうだ。米軍並みになっていくのか。<中日春秋>


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


1


        う~ん! 悍ましい。
 

        不肖〝珍念〟『杞憂』している・・・・

「学歴も大切ですが、食歴こそ人間をつくります」

   Photo_2Photo


  この夏も厳しい暑さだった。夏バテは夏やせにつながると思いきや、最近は夏太りになる人も少なくない。「暑いから体がもたない」と頑張って食べるものの、「暑いから動かない」ことが原因のようだ

▼食事は、私たちの命の土台。自分で栄養をつくることのできない人間は、生きる糧を、他の生き物から取り入れる必要がある。食べなければ、生きていけない生物なのだ

▼「学歴も大切ですが、食歴こそが人間をつくります」。13年前から地域で「ふれあい料理教室」を開き、食育を推進する女性会会長の言葉に共感した。料理教室では三つの“わ食”を実践しているという。

①和食(栄養のバランスが取れた食事)
②輪食(家族や友人らと食卓を囲む)
③環食(環境に配慮した食生活)である

▼「食は、おなかだけでなく、心も満たします。人と人をつなぎ、幸福をつくる心の栄養です」と彼女。「食」という字は「人を良くする」と書くが、あらためて納得した
▼日蓮大聖人は「白米は白米にはあらず・すなはち命なり」(御書1597ページ)と仰せになられた。食は命であり、食を生産する人々の労苦の結晶である。多忙な中にも、食の内容、家族や友人と共有する「食の時間」を大切にしたい。食の充実は即、人生の充実と心得よう。【名字の言】

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:


Yubi


 このコラム『的を射る』・・・・

広島からのメール




Photo

 インターネット上にある四国新聞ニュースサイトに一通のメールが届いたのは先週末。初めに「香川県の方にお礼をいいたく入力させていただきます」とあった。

 ▼本紙への礼状ではなく、県民すべてに宛てたものだった。だれもが読んだあと、ほっこりした気持ちになる、その中身を紹介しよう。

 ▼メールの主は、未曽有の土石流に見舞われた広島市の被災者。しかも最も被害が甚大で、今も行方不明者の捜索が続く安佐南区から。仮に「Hさん」としよう。

 ▼水害に襲われた彼の元に突然、お見舞いのうどんが届いた。送り主は善通寺のうどん店。Hさんはその店に心当たりはあったが、もう数年前の話。お遍路で四国を回っていた時、昼食を取った店だという。そこでお土産うどんを宅配便で自宅に送ったのが今回の縁となった。

 ▼メールには「お店の方はご縁があったからと言われましたが、なかなかできないことだと思います」。短文に深い感謝の気持ちが読み取れる。次の言葉がまた心を打つ。

 ▼「水関係では毎年、香川県は渇水でご心配かと思いますが、私たちは何もできずニュースをただ見ているだけでしたのに」。そして「今回のようなお心遣い…やはりお遍路の国、四国の方々なのでしょうね」。

 ▼四国人の一人として、面はゆい言葉だ。広島に顧慮の心、届けてくれた善通寺の店主、本当にありがとう。県民みんなが誇りに思ってます。

 ▼今年は四国霊場が開かれて1200年。思いやるお接待の心、しっかり息づいてます。【一日一言】

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。

Kuri1_2

  感動しました! 

ネット社会が、心に及ぼす影響

Photo_3小さな声が大きな うねりとなる

 兵庫県で号泣議員が出るかと思えば、中学生とラインをし、訳の分からぬ記者会見をする大阪府議。

▼まるで大人が幼児化しているような有様だ。四の五の言う前に、見識や品性といった言葉を辞書で調べて欲しいものだ。それは氷山の一角で、世の中全体が、何か一線を越えているように感じるのは編集子だけだろうか。

▼人間の我欲がむき出しなり、何でもありのオンパレードだ。原因は様々だろうが、大袈裟に言えば、空気中に飛び交っている目に見えない電波の中に、人心の理性を壊す波長が交じっているかのようで、歯止めが効かない。

▼その昔、広告の手法の中に、サビリミナル効果といわれるものがあった。何十分の一一秒のコマに洗脳する画像を入れておけば、人の心は操れると検証されたものだ。

▼話が飛躍して申し訳ないが、放射能の恐ろしさが時を経て影響がでるように、全世界を席巻しているネット社会の負の部分が、顕在化したのではと訝っている。

▼電車に乗れば分かるが、子供、青年、大人の全てが何かに取り付かれたようにネットに見入っている。その顔は何者かに魂を吸い取られているかのようだ。宇宙にブラックホールが存在しているように、ネットの一番奥底には人間が本来持っている良心を吸い取るブラックホールに繋がっているかも知れない。

▼取り留めのない話になったが、夏には怪談話がつきものとご容赦願いたい。ただ、ネットが普及し始めて、充分な時を経た。そろそろネット社会と心の関係が検証されていい頃かも知れない。
☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

便利より手間ひま

◆なんと便利な世の中であろうか。手間暇がかからぬものばかりで溢れかえっている。心など入れると、かえってウザがられるばかりか、人の心の成長に最も大切な〝食〟も、〝教育〟もお手軽になってきた。

◆時代が変わったといえばそれまでだが、どうやら便利と引き換えに、変えてはいけないものも変わってしまったかのようだ。つまり、人は便利と引き換えに考えるという事をしなくなったのだろう。

◆慣れや習慣というものは実に悲しいもの。例えばコンビニでタバコを買う時、年齢確認ボタンを押さなければならない。このシワ、この弛んだ顔は、どう見ても20歳前には見えないだろうと、脳みそがムカッと反応していたが、今では言われる前にパネルにタッチする自分がいる!(^^)!。

◆日本の社会は成熟しているという意見も多いが、脳みそまで便利によって溶けているのかも知れない (^-^;

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・━━━☆━━━☆・‥…━━━☆

Sk1


   何のために生きるのか








〇一生の大部分を、生きるために費やした時代から―生きている時間を、何のために活用するかと、思索するべき時代に入りはじめている。自身の欲望を満たすことを目的に、絶え間ない発展をとげてきた結果、人類は、かえって新しい不幸の様式を生み出すことになってしまった。

〇欲望の充足によって感ずる幸福は常に他者に依存し、他者によって左右されるものであるから、これは、“相対的な幸福”と言うべき、いつでも崩される、もろい幸福感である。

〇これに対して、理想や目的を達成するために、自ら行動し、積極的にとり組んでいる場合は、そこに生命の充実感がある。こうして勝ちとった喜びは、一時の感覚ではなく、自己の生命のうえに刻まれた栄光の記録であり、不滅の炎のごとく、永久に残っていくことであろう
 『こころに響く言葉』箴言:池田大作

かく言う〝珍念〟コメントは『蛇足』 \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »