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2014年7月

貧困ゆえこの世に生を受けたことを悔いる 母子家庭

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 娘は宿題で持ち帰った「斜面」を書き写しながら涙ぐんでいました―。中信地方に住む40代の女性からメールをいただいた。斜面は17日付。貧困ゆえこの世に生を受けたことを悔いる母子家庭の親子を書いた

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女性に話をうかがった。20代初めに結婚したが、夫は借金漬け。返済のため風俗店に働きに出た。借金の取り立てに身を潜め、恐怖に耐えられずに娘を連れて家を出た。風俗店は娘が小学生になる前に辞め、レストランなどで働いてきたが、生活は苦しい

   ◆

月収は手取り10万円に満たない。家賃や公共料金、教育費、携帯料金などを払えば食費に回す余裕は乏しい。ご飯に塩をかけ食べることもある。「給食があるから大丈夫」。娘の言葉に涙ぐむ。やりくりがつかず、年3回に分けて支給される月額3万数千円の児童扶養手当が頼りだ

   ◆

子どもの貧困に関しては、日本は福祉国家と胸を張れない。先進国は税金などによる所得の再配分で貧困率を改善している。だが日本は再配分機能が十分働かず、貧困率が改善しない。母子世帯では5割を超え先進国で最悪である

   ◆

仕事を頑張って収入が増えると、翌年は扶養手当が減る。自立を促すとはいえ「いつまでも同じ生活から抜け出せない」とすれば、前に進みにくい。子どもの貧困対策法が成立して1年余。貧しさに涙を流す親子を温かく包み込み、応援する制度を整えてほしい。<斜面>


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 コメントは『蛇足』・・・・

虫のせい

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 人間の心ほど不思議なものはない。昔の人は人間の心のなかに、感情をたかぶらせたり、病気の原因を作り出す虫が棲(す)んでいると考えた。「虫がいい」「虫の知らせ」「腹の虫」などと、虫が付いた言葉が多い理由でもある。

 ▼長崎県佐世保市で、高校1年の少女(16)が、同級生を殺害した容疑で逮捕された。少女の自宅マンションで、頭部と手首が切断された遺体が発見されるという、凄惨(せいさん)な事件である。少女は昨年に母親を亡くしてから、生活が激変していたらしい。むごたらしい犯行に及んだ少女の心のなかに、どんな虫がうごめいていたのだろう。

 ▼2人は、中高一貫の進学校に通い、中学からの友人だった。殺害された女子生徒は、戦国大名の本を読むのが大好きだったという。大学の文学部に進んで、歴史の勉強に取り組むのを楽しみにしていたはずだ。その夢を同級生に絶たれた無念と、愛(まな)娘を奪われた家族の悲嘆は、いかばかりか。
  ▼佐世保といえば、10年前に小学6年の女児が、学校で同級生に殺害された事件を思い出さざるを得ない。被害者の父親は、毎日新聞の佐世保支局長だった。事件当夜に遺族として臨んだ会見は、世間の耳目を集めたものだ。

 ▼当時支局員だった川名壮志(そうじ)記者は、その後も事件を追い続けた。今年刊行された『謝るなら、いつでもおいで』(集英社)によると、被害者の兄が負った心の傷は、時がたつにつれてむしろ深まった。今でも墓参りに行くたびに、事件を止められなかった悔しさにさいなまれるという。

 ▼加害少女の心に棲む虫の正体は、結局はっきりしなかったようだ。前科前歴はつかず、すでに社会復帰を果たしている。本の題名にあるように、謝罪の言葉はいまだ、遺族のもとに届いていない。<産経抄>

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『謝るなら、いつでもおいで』 (内容紹介)

佐世保の小学校で小6女児が仲の良い同級生に殺害された痛ましい事件から10年。被害者家族は、どう精神のバランスをとり生きてきたのか。子どもの心がわからない全ての人に贈る渾身のノンフィクション。

内容(「BOOK」データベースより)

 友だちを殺めたのは、11歳の少女。被害者の父親は、新聞社の支局長。僕は、駆け出し記者だった―。世間を震撼させた「佐世保小6同級生殺害事件」から10年。―新聞には書けなかった実話。第十一回開高健ノンフィクション賞最終候補作を大幅に加筆修正。

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  腹の虫
・・・・「腹の虫が治まらない」、「腹の虫の居所が悪い」
 「虫の知らせで駆けつけると」等々使われる腹の虫って、どんな虫なのでしょう。

 
 ◆道教が説く教えの中の「三尸(さんし)」の事です。生まれながらに人の腹中に棲んでいるといわれる3匹の虫(蟲)。隠している悪事をも知り、庚申の夜、人の睡眠中に天に昇り、その罪悪を告げるという。三尸虫は大きさはどれも2寸(中国の単位で約4cm)で、結構大きい。

 ◆2ヶ月に一度回ってくる庚申待ちの夜は、告げ口をされるのを恐れて、寝ずの一夜をあかします。また、合体なんてとんでもない事です。三年、十八回連続して行なうと満願になって、三尸を退治出来ると言われます。

 ◆天に昇って悪事をばらしている最中に、目覚めてしまったら三尸虫達はどうするのでしょうね。そのドタバタぶりは落語「疝気の虫」以上でしょうね。考え始めたら、夜も眠れません。

 ◆では、どんな形の虫なのでしょうか。人体には三つの霊的中枢が存在していて、頭部に住む上尸、腹部に住む中尸、 下腹部に住んでいるのが下尸という。

 ◆この中枢に住み老衰や疾病、霊障等をもたらす虫が三尸虫。上尸は青古(導師)といって、聾唖や鼻詰まり、禿頭等の災いをもたらす。中尸は白姑(獣、狛犬のような形)という虫がいて神経衰弱や胃腸障害や心肺の障害等を引き起こす。下尸は血尸(牛の頭が着いた足)という虫で精力減退や足の病等をもたらすと言う。


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    今日も〝珍念〟の 減らず口は絶好調です。
    これ以上は『蛇足』・・・・・

だまされないで!!

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 米国にヒュー・トロイという悪ふざけの達人がいた。約80年前にニューヨーク近代美術館でヴィンセント・ヴァン・ゴッホ展が開かれた時のいたずらが語りぐさとして残る。

 ▼見物人に紛れ込んでゴッホ展に入場したトロイは館内に自分の“作品”を持ち込んだ。牛肉の小片をしなびた耳のかたちに作ったものを陳列ケースに収め、「1888年12月24日、ゴッホがみずから切り取り彼の情婦に送った『耳』」と説明書きをつけておいた。

 ▼見物人はゴッホの絵を無視して、偽物の耳に殺到した。この悪戯はトロイと友人のかけだった。絵よりも耳に人々は関心を持つという自説を証明したトロイは「大いに満足のていであった」(桐生操著「騙(だま)しの天才 世界贋作物語」)。

 ▼よくもまあ、こんなに人をだますための手口があるもんだ、と驚く。本紙くらし面に連載した「だまされないで!!特殊詐欺 県内での手口」を読んでの感想だ。「ロト6の当せん番号を教える」「競馬必勝情報が当たるといううわさだ」「医療費の払い戻しがある」。

 ▼「ギャンブルで稼げる」「あなたにダイヤを購入できるような内容の封筒が届いたら連絡してもらいたい」と、まるでドラマの脚本の書き出しのようだ。太宰治の「虚構の春」の表現をまねればぞろぞろぞろぞろ、際限ない虚言の行列。

    ▼トロイの生前の口癖は「他人の人生をより楽しく刺激的にすることが生きがい」だった。一方、特殊詐欺の手口は胸が悪くなるばかりで他人の人生をどん底に突き落とす。「だまされないで!!」には注意点も載っている。ぜひ、ご一読を。 【くろしお】

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Gannsaku


 ナチスも騙されて買上げた精巧な贋作は何のために作られた?
 






 問題:●史上著名な絵画贋作者の話です。
●ファン・メーヘレンという人物は、オランダの著名な画家フェルメールの贋作を数点作りました。フェルメールは、17世紀オランダの風俗画家です。日本でいえば江戸時代初期ごろに活躍した人ですね。あのサルバトーレ・ダリが最大のライバルと見ていたというほど技術の確かな画家です。
●では、ファン・メーヘレンが贋作を作った動機はなんだったでしょうか?
□純粋な金儲け
□評論家への復讐
□恋人を人質にとられて脅されて
□自分の技術を確かめたくて (答は) 

●●●●●●★  正解:評論家への復讐
説明:●ファン・メーヘレンは、美術界の腐敗を暴く雑誌を仲間と一緒に創刊しました。ところが、評論家たちから総攻撃をくらい、雑誌は1年ほどで休刊(つまり廃刊)せざるを得ませんでした。
●怒った彼は、評論家たちへの復讐を誓いました。入念に準備し、フェルメールの画法を研究し、古いキャンバスを購入し、絵を削り取り、その上に贋作を描きました。
●あまりによく出来ていたんで、ナチスまでが騙されました。何点かを購入しました。戦後、戦争犯罪を追及する司法当局は、美術品の購入リストからファン・メーヘレンを逮捕します。高級美術品をナチスに売り渡した戦争犯罪人として追及しました。
●ところが、彼は「あれは自分が描いた贋作だから、高級美術品でも何でもない。だから俺は戦争犯罪人ではない」と主張します。
●彼は自分の無実を証明するために、警察の前で贋作を実際に作って見せ、無罪となったそうです。
◆参考:書籍「騙しの天才 世界贋作物語」桐生操著・NTT出版


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  そんな あほな!

  

紛争解決のプロ

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 瀬谷ルミ子さん

 


 





 一人の青年が放った凶弾をきっかけに、第一次世界大戦が勃発したのは、100年前の今日だった。今なお、世界で頻発する紛争のニュースに触れない日はない。

 ▼そんな現場に、国連や外務省、NGOの職員として赴き、復興支援に取り組んできたのが、瀬谷ルミ子さんだ。現在、日本紛争予防センターの理事長を務める瀬谷さんが、週末に「産経志塾」の講師を務めると聞いて、聴講生にさせてもらった。

 ▼瀬谷さんを紛争地に駆り立てたのは、高校3年生のときに目にした、ルワンダ内戦を伝える報道写真だった。大学入学後現場に飛んだものの、無力感にさいなまれる。まず語学を磨き、経験を積む必要があった。アフガニスタン、シエラレオネ、ソマリア…、日本の常識が通じない国々での体験談には、思わず引き込まれた。中学生から社会人まで、若い聴講生たちも、同様だったろう。

 ▼瀬谷さんによると、民族間の対立がある場合は、「和解」という言葉を使わない方がいい。それより、協力すれば利益が出る仕組みを見つける。たとえば、スラムのごみを掃除して、集まったペットボトルをリサイクルして現金化できるようにする。

 ▼瀬谷さんはまた、「選択肢にも使用期限がある」と、聴講生に行動を促した。小欄は残念ながら、とっくに使用期限が切れた身である。ただ、さきほどの話とあわせて、国家の外交政策にもあてはまると、合点がいった。

 ▼「反日」こそが国益と言わんばかりの、指導者たちの顔が浮かぶ。和解にこだわらず、共通の課題に取り組む関係作りは可能なはずだ。このままでは、外交の選択肢が狭まるばかりではないか。中国の習近平国家主席や韓国の朴槿恵大統領にこそ、聴いてもらいたい講義であった。(産経抄)

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      このコラム『頂門の一針』素晴らしい!
      かく言う〝珍念〟【知恵多ければ憶り多し】

「脱法」改称も危険な香りに変わりなく

Photo ヴェローナのジュリエットの銅像(左)とバルコニー
   
   「後生だから、なんとか他の名前になっていただきたいの。
   でも、名前が一体なんだろう? 私たちがバラと呼んでいる
   あの花の、名前がなんと変ろうとも、薫りに違いはないはずよ」





▼シェークスピア作の戯曲「ロミオとジュリエット」の有名な場面のせりふである。モンタギュー家の若者ロミオとキャピュレット家の令嬢ジュリエットが恋に落ちる。ところが両家は敵同士だ。ジュリエットは、結ばれるために家名を捨てよ、名前が変わってもロミオはロミオではないかと迫る

▼「名は体を表す」とも言う。物や人の名が中身や性質を的確に表している側面も否定できない。厄介なのは、名称が本質と違った印象や認識を与えてしまう「脱法ドラッグ」のようなケースだ

▼警察庁などは呼称を「危険ドラッグ」に改めると発表した。「脱法」という表現が安易な使用を助長しているとし、新しい呼び名を募集していた

▼若年層を中心に汚染拡大が深刻だ。都内で車が暴走し、8人が死傷した事故が記憶に新しい。販売や使用などを禁止する薬物に指定しても、化学構造を一部変えた製品がすぐ出回るのが実態である。呼称を変更したからといって解決できる問題ではない。バラの名前が変わろうとも香りに変わりがないように。【照明灯】

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    「危険ドラッグ」 『君子危うきに近寄らず』
     ヤレヤレ ┐(´(エ)`)┌クマッタネ

「五千円」に聞こえた「ご声援」 感性に「なるほど」

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Kuruma11


 いやーすごい。すごい。よく気が付くなーと思わず感心しました。
「五千円」と「ご声援」。二つの言葉には微妙なずれがありますが、スピーカーの割れるような声で言われれば、、なかなか区別ができません。

 選挙期間中の大きな声は、うるさく感じるものです。集中して仕事をしているときなど、なおさらです。ですから、大人の多くは、耳を向けようともせずに閉め出し、「ご声援」という言葉がどう聞こえるかなんて、気にとめることもありません。

 ところが香帆は違うのです。ウサギのようにしっかり耳をそばだてて「五千円ありがとうございます」と聞き取っているのです。

 言われてみれば、あなたも、なるほど・・・・という感じになるはずです。どうでしょうか。

 
 お姉さんの対応がいいですね。「何、バカなこと言って」なんて頭から否定せず「それはな・・・」とちゃんと説明してあげているのです。感じた疑問や驚きを否定せず、受け止めてあげる。ここが大事です。

 受け止めてもらえば、子どもは自分の感覚に自信が持てるし、それが次の発見を生むのです。子どもの感覚を素直に出せる家庭の雰囲気が知的好奇心を育て、それがさまざまな問題を自ら解決しようとする力のもとになるのです。 (白梅学園大教授、元埼玉県公立小学教諭・増田修冶)

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     コメントは『蛇足』なのだ!

 

堅物のガンマン

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   ジョン・ウェイン


   堅物の人物を演じればこの人、と思い浮かべる顔の中に、ジョン・ウェインがいる。少々、へそ曲がりのところがあるものの、独自の正義感が揺らぐことはない



◆名の知れたガンマンを演じた「拳銃無宿」という古い映画に、こんなやりとりがあった。「銃なしで歩けないの?」「これは重りだ。これでバランスをとっているんだ」。あー言えばこう言う。こういうセリフをさらっと口にする

◆こちらは、へりくつも何もあったものではない。「期限切れを食べても死ぬことはない」。中国のテレビ局の潜入取材で、食肉工場の作業員がさらっと口にした

◆安い食材には安いなりの理由がある。それは分かっている。だから完全に信用しているわけではないが、一応検査をパスしているのだからと納得するようにしている。そんな消費者の心理をあざ笑うようなセリフだ

◆輸入元や販売元の日本企業が「厳しい」と繰り返す現場のチェックも、作業員の口を介すとこうなる。「皇帝のお出ましのように事前に連絡があり、整列して迎えるんだ」。もう何も言う気がしない。上海福喜食品。社名も悪い冗談に思えてきた

◆救いは「おかしい」と上司に訴え、解雇された従業員の内部告発があったということか。ならず者がのさばる西部劇の世界に、堅物のガンマンがいるように。【正平調】


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まさか、処刑された人肉を・・・?

花丸シネマ『VHSテープを巻き戻せ!』

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一時代を築いた文化の貴重な証言集 - 大分合同新聞プレミアムオンライン

 先日、法事の席で中1のめいっ子が、栓抜きで瓶のウーロン茶を開けるのに悪戦苦闘していた。栓抜きを使うのは初めてらしい。そうか!


 ▼彼女は缶及びペットボトル世代なので知らんのやーッ!とオバちゃんびっくり仰天よ。本作のタイトルを見て「VHSテープって何?」という素朴な疑問を両親にぶつけているちびっ子もいるかもしれない。 

 ▼デジタル全盛の今、あえて時代に逆行するかのように製作された、VHSテープLoverたちを取材した本ドキュメンタリー。これが楽しいの、何の!背表紙の色ごとに陳列するこだわり派。人気ドラマ『フレンズ』のキャストがガイドする

 ▼パソコンソフト活用法ガイドをお気に入りのビデオとして紹介する人。そして何度も見返したであろうエロシーンの画質の悪さにほくそ笑む男子たち。そこにVHSテープでしか味わえない魅力があふれていて、かつ一時代を築いた文化が確実に存在している。

 ▼メディア文化論としてもこれは貴重な証言集ではないだろうか。 観賞後、早速押し入れにしまってあったVHSテープを引っ張りだしてみた。真っ先に目に留まったのは「強竜伝説1999~中日ドラゴンズ優勝への軌跡~」。酸っぱい気持ちが込み上げてきた(笑)。★★★★★(中山治美)

Vhf  人気ドラマ『フレンズ』
 【データ】監督・脚本・原案:ジョシュ・ジョンソン・撮影・編集・音響:クリストファー・パルマー出演:アトム・エゴヤン、ジェイソン・アイズナー7月26日(土)から東京の渋谷アップリンク、全国順次公開


 VHSテープは何千本も裏の物置小屋に保管していましたが、DVDに変換を試みましたが、カビが生えて50本ぐらいしか、ものになりませんでした。
後は塵として処分しました。゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

「スズキ君とノノムラ君をさがせ!」

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あつぱれ 反面教師!

  絵本「ウォーリーをさがせ!」が世に出たのは1987年のことだ。人が入り乱れた絵の中から主人公の青年を見つけ出すゲーム感覚が受け、世界中で大ヒットした。それから27年。日本で今「スズキ君とノノムラ君をさがせ!」が流行の兆しを見せている

 ▼鈴木章浩東京都議はセクハラやじ、野々村竜太郎元兵庫県議は号泣会見でお茶の間の話題をさらった。「きっとうちのまちにも同じような議員がいるはずだ」と国民の探求心に火が付き、各地で第2のスズキ君、ノノムラ君探しが始まった

▼国会審議中に女性議員に「子どもを産まないと駄目だ」とやじを飛ばした衆院議員、ツイッターで議論相手を「死ね」とののしった東京都中野区議らが発掘され、国民的探索活動は着実に成果を上げている

鈴木議員と野々村元議員の功績を一つ挙げるなら、議会の闇を世間にさらしたことだろう。前者は議会の品の無さ、後者は政務費支出のうさんくささを知らしめ、国民の監視の目が向くきっかけをつくった

▼野々村元議員の件は刑事事件に発展した。警察は告発を受けて1週間という異例の速さで家宅捜索に踏み切った。今の警察はどうすればお茶の間にアピールできるかを計算して仕事をしている。議員はお茶の間パワーを見くびらない方がいい。【河北春秋】

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   Yubi
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薩摩守平忠度(ただのり)



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 「薩摩守(さつまのかみ)」といえば「無賃乗車」を意味する隠語。「平家物語」に登場する武将、薩摩守平忠度(ただのり)の名前と「ただ乗り」を掛けたもので、狂言の演目にもなっている

▼ある僧侶、渡し舟でお寺に参ろうと茶屋に立ち寄った。ところが一文無し。同情した亭主はただで乗れる知恵を授けるが、男は最後にしくじるという筋書きだ

▼和歌もたしなむ文武両道の忠度には迷惑な話だ。しかし源氏との一戦で敵に紛れたつもりが、源氏では珍しいお歯黒をしていたため素性がばれるドジも踏んでいる

▼「薩摩守」はさておき、先端科学の世界には「出羽守(でわのかみ)」という呼称があるらしい。二言目には「米国では」「英国では」と海外の事例を引き合いに出し、日本のふがいなさを指摘する人を言うそうだ

▼欧米を追いかけていた時代の発想だが、今なお「海外で認められないとダメ」と妄信する意識は根強く残る。「理系思考」(元村有希子著、毎日新聞社)から教わった話だ

▼慎み深いというより、むしろ自虐的で自信のない国民性はぜひとも改めたいもの。ただし「女性の社会進出」に関しては欧米諸国の後塵(こうじん)を拝している

▼2012年の世界的な調査で日本は135カ国中101位の体たらくだ。安倍晋三首相は成長戦略に「女性が輝く日本」を掲げるが、首相には「北欧では」「北米では」が口癖の「出羽守」をぜひ任命してほしい。 <越山若水>

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  「女性の社会進出」大賛成! これ以上は『蛇足』・・・・

個人情報って=福本容子(論説委員)

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◆スウェーデンの大学の先生に取材をした時のことだ。連絡しようと先生のホームページを見てびっくり。職場の電話や携帯の番号、メールアドレスに加え、自宅の電話番号、住所まで載っている。しかも地図付き。

 ◆さらに、奥さんと2人の坊やの写真、名前もあった。「ここまで明かして大丈夫なんですか?」

 聞いてみると、特に珍しくもないよ、って。

 ◆スウェーデンでは、月収約15万円以上の人の年収や納税額、住所が公開されている。地域別のリストを4000円ぐらいで堂々と買うこともできる。お隣のノルウェーには、オンライン電話帳というのがあって、試しに知人の名前を入力したら、電話番号に自宅住所、地図や行き方まで出てきた。

 ◆個人情報って何? 顧客情報が大量に盗み出され、名簿業者に売買されていたベネッセホールディングスの事件で、改めて考えた。社内情報を無断で売るのはもちろん悪い。でも、何かひっかかる。なぜ子どもの名前や住所が宝扱いなのか、なぜ名簿業者というビジネスが成り立つのか……。

 ◆何でも希少になると値打ちが上がる。子どもの数が減るほど、情報が取りにくくなるほど。日本も以前は子どものいる家だらけだったし、近所の子の名前はみんなが知っていたし、電話帳に喜んで住所、氏名を載せていたし、社員名簿もあった。

 ◆昔と、情報化が進んだ今とではいろいろ違う。北欧の国と日本も違う。だけど、「保護」といって何でもかんでも情報が出ないようにした先に、安心して心豊かに暮らせる社会があるの? これだけはという情報だけ例外扱い、あとは原則オープン。それで大丈夫な世の中を苦労しながらも目指した方が人間らしい。<発信箱>

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    『角を矯めて牛を殺す』
=(つのをためてうしをころす)
    曲がった牛の角を直そうとして牛を殺してしまうような、わずかな欠点の
    修整のために、みすみす全体をだめにしてしまうことをいう。

医師の卵が盗っ人行為

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 どんな悪事にも理屈はあるようだ。江戸の市中で武家屋敷を専門に荒らした小鼠(こねずみ)市之助は、一家言を持つ盗っ人だったらしい。「武士には主君がいる。家財がなくなっても飢えることはない」。お縄になった白洲の上で、悪びれるふうもなくこう弁じた。

 ▼対して商人の家財は奪えない。一家が路頭に迷うから「そんな難儀はみたくない」と(『大江戸かくれ話事典』平田公著、叢文社)。「盗人(ぬすびと)にも三分の理」と感心してはいけないが、この小鼠、伝説となった鼠小僧の「後継者」を自称したからなかなかの胆力だ。

 ▼盗んだ金を貧しい者に施し「義賊」と喝采を浴びた鼠小僧。その現代版というわけか、横浜市立大医学部の学生が不正に入手した実技試験の問題をメールでばらまいた。試験前夜に会場に忍び込み、問題を外に持ち出した学生と、問題を文字に書き起こし、他の受験生に送信した学生たち計6人のあきれるほど手際のよい連携プレーだった。

 ▼停学処分となった学生の一人は「試験が不安で」と大学の調査に答えたという。「義」にほど遠い、ゆがんだ善意の押し売りでは、周りもいい迷惑だろう。「盗人と智者の相は同じ」とは言わないが、医師の卵がこれでは情けない。
 
  ▼鼠小僧が「義賊」として立ち回るのは、落語や小説の中に限られる。ギャンブルで行き詰まって盗みに手を染め、施しとは縁遠かったのが実相という。十両盗めば首と胴が離ればなれになった時代の、向こう見ずな所業ではあった。

 ▼あれこれ書き連ねる小欄も気楽な立場ではない。文筆業にも「盗用」というご法度がある。枯れかかった脳みそを絞り、机に向かう日々である。筋書きの元だねを耳打ちしてくれる鼠小僧がいれば、確かにありがたい。【産経抄】

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Nezumi
   鼠小僧次郎吉(1797-1832)に思いをはせる!
   
盗んだ金を貧乏人たちにバラまいて「義賊」と呼ばれたといわれる
   大泥棒・鼠小僧次郎吉は天保3年(1832)5月8日に捕縛された。(5日説あり)
次郎吉は寛政9年(1797)の生まれといわれます。歌舞伎の中村座の木戸番の長男で建具職人をしていましたが、バクチで身を持ち崩し借金に追われて、無宿人となり、1823年頃から武家屋敷に泥棒に入るようになりました。

▼武家屋敷を狙うのは別にお金のありそうな所を狙おうという意味ではありません。武家屋敷は被害にあっても届け出ればむしろ「盗賊などにやられるとは不届き至極」とおとがめを受ける可能性がありますので、まず届けることはありません。彼は身のこなしが軽く、ひとけのない所をうまく狙って盗んだので人を傷つけることなく、しかも処分に困るような物品には手を付けず現金だけを狙いました。

▼1825年には一度捕まって入墨の上追放の刑を受けています。十両盗めば首が飛ぶ時代にこの刑はやはり被害届が出ていなかった故でしょう。しかし彼はこれで泥棒から足を洗いませんでした。更に盗みを続け、とうとう1832年のこの日、松平宮内少輔の屋敷に忍び込んだ所を捕まりました。

▼今度は二度目ですので刑も厳しく、同年8月19日市中引廻しの上鈴ヶ森刑場で打首獄門になりました。

▼彼のお墓が回向院にあります。伊勢屋四郎兵衛という商人が施主となって、建ててあげたものだそうですが、その墓石は「盗人の墓を削り取ったものを持っていればギャンブルに強くなる」という俗説のため大量に削り取られています。

▼なお彼の実際の行いについては後世の創作による部分が膨らみすぎてよく分かりません。本当に盗んだ金をばらまいていたかについても疑う人が多いようです。

〝一言居士の珍念〟大乱世の末法に「義賊」と喝采を浴びた鼠小僧がいたらなぁ!
 今日も一人“屹”ている・・・・ \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

「レイトショー田辺の映画祭受賞作が新記録」

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 昨年の第7回田辺弁慶映画祭で、グランプリと市民賞をダブル受賞した頃安祐良監督の『あの娘、早くババアになればいいのに』が評判になっている。

 ▼6月7日から2週間、東京のテアトル新宿で受賞記念上映をしたら、午後9時すぎからの上映にもかかわらず観客は延べ1800人を超えた。これは、テアトルでレイトショー上映された自主制作映画の最高記録という。7月には、1週間のアンコール上映もあった。

 ▼作品は、アイドルおたくの書店主が17年前から預かっている高校生の娘を理想のアイドルに育てようと奮闘している姿を通して、アイドルや親子愛について語るコメディー。映画祭でも「そのまま劇場公開できる作品」と高く評価されていた。

 ▼テアトルでは、19日から『あの娘、早く―』を含め、映画祭入賞監督の作品を1週間にわたって上映する「田辺弁慶映画祭セレクション」が始まる。開会のセレモニーには田辺市から関係者が出席し、地方の映画祭をアピールする。

 ▼映画界全体に目を向ければ、ディズニーアニメ『アナと雪の女王』の興行収入が6月までに260億円を超えるなど明るい話題はある。しかし、映画界全体の観客動員数は低迷している。自主制作映画の現場では、制作費の捻出さえままならない環境に置かれている。

 ▼若い才能を応援したい――。そんな思いを込めた映画祭は今年も、11月7日から3日間、田辺市の紀南文化会館で開かれる。【水鉄砲】

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 『あの娘、早くババアになればいいのに』2013年日本語(英語字幕)70分 アイドルヲタクの父親と、アイドルを目指す血のつながっていない娘との物語。

【作品解説】
  書店を営む平田は、アイドルオタク(童貞)。だが、彼には娘がいる。ひょんな事で預けられた子供・アンナである。血縁のないアンナに対し、愛を注ぎ続けた平田。彼にとって娘を育てる事は理想のアイドルを育てる事でもあった。


アイドル愛とは何か?親子愛とは何か?バカバカしくも真剣な愛が向かう先とは果たして一体!?

【映画祭参加歴 / 受賞歴】
第7回 田辺・弁慶映画祭 グランプリ&市民賞
第14回 TAMA NEW WAVE 入選

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アイドルオタクの〝珍念〟『百聞は一見に如かず』『あの娘、早くババアになればいいのに』をぜひ見てみたい!

入れ札の操作

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 菊池寛の小説(戯曲も)に『入れ札』がある。いわば異聞・国定忠治の物語。文庫で20ページほどの短編だが、人の心理の綾(あや)を織り込んで味がある

◆捕方(とりかた)に追われ、逃避行を続ける忠治と子分たち。目立たぬよう、忠治に連れ立つ3人を11人の子分の入れ札で決めることにした。腕が立ち、才覚があるのは誰か。無記名投票による互選である。年頭(としがしら)の稲荷の九郎助は焦る。選ばれなければ面目がつぶれる。恥をしのんで自分の名前を書くが…

◆選挙に人の思惑が絡み合うのは昔も今も変わるまいが、昨年夏の参院選比例区の開票をめぐる高松市選管の不正には、あぜんとさせられる。白票の水増し、封印された箱の開封、移し替え、隠蔽(いんぺい)。当時の選管事務局長が主導して組織ぐるみで行われたとみられる。公職選挙への信頼を損ねた責任は極めて大きい

◆起訴状によると、発端は投票数が約300票足りないとの思い違いだったという。票の確定を急いだのか。帳尻を合わせるため、大胆な、そして手の込んだ不正操作をした。人は一つのウソを隠すため次々にウソを重ねる。その典型である。驚きの行動には人の弱さも見る

◆『入れ札』に戻れば、九郎助の札は1票だった。あてにしていた弟分が平然と言う。「お前の名をかいたのは、おれ一人だと思うと、あいつらの心根が全くわからねえや」。 (有明抄)

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 ↑ これを聞いた九郎助は刀の柄に手をかけてある行動をする!
    これ以上は。『蛇足』 \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

信仰を貫き通した先人




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               秋田藩 久保田城                  キリシタン火あぶり




 いまから390年前の寛永元(1624)年、秋田藩の久保田城下で32人のキリスト教徒が火あぶりの刑に処せられた。旧暦6月3日、新暦にするときょう18日の出来事である

▼後に家老となる梅津政景の日記には「一、きりしたん衆三十二人火あふり、うち二十一人ハ男、十一人ハ女、一、天気よし」とある。日記だから天気は欠かさず記しているが、「天気よし」が残酷さを際立たせる

▼宣教師ザビエルが日本にキリスト教をもたらしたのが16世紀半ば。秋田領でも信仰は武士や庶民、鉱山で働く人々に広がっていったが、幕府の禁止政策を受けて藩も弾圧に転じる。この処刑が最初の大弾圧となった

▼処刑場所がどこだったかを示す史料はないものの、城下の刑場といえばまずは草生津(くそうづ)川沿いだったから、32人もそこで火あぶりになったのだろうか。炎天下、刑場まで引っ立てられる男女の列を想像してみる

▼秋田市の広小路沿いにあるカトリック秋田教会の敷地には、政景日記の一節を刻んだ殉教碑がある。日記の文章に接した信徒たちが発案し、28年前に建てた。以来、毎年7月18日の週の日曜日に碑前で祈りの式が営まれている。ことしも150人ほどが参列した

江戸初期の殉教者の中には、ローマ法王庁から「福者」の敬称を贈られた人もいる。秋田の殉教者たちは確かな記録が残っていないこともあって称号とは無縁だが、信仰を貫き通した先人として、いまを生きる人たちの支えとなっている。<北斗星>

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  感動しました。 根なし草の〝珍念〟かく生きたい!

〝これだけは伝えたい〟

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  いつもは取材をする側だが、この日は逆の立場になった。出張先で駅の改札を出ると、数人の小学生に囲まれた。〝私たちの町にやってきた人にインタビューをしてみよう〟という校外学習だった

▼児童らは緊張した面持ちで、あいさつと取材依頼を。快諾し、質問を受けた。想像力と好奇心をわき立たせて取材を進める児童らの一生懸命な姿に、こちらも、どんどん真剣になって答えた

▼駆け出しのころ、先輩に言われた。「20個の質問を考えて、取材に臨め」。事前の準備が大事、との助言である。数カ月後に言われた。「用意した20個以外に、さらに20個の質問を準備して臨め」。マンネリが最大の敵、との戒めである

▼さらに数カ月後、その先輩は言った。「本当に聞きたい一つの質問をもって臨め」。二つ目の質問を、相手の一つ目の答えの中から見つけてこそ、気持ちが引き出せる、という真意だった

▼日々、友のもとに足を運ぶ訪問・激励も、本質は同じだろう。聞きたいことだけを聞き、言いたいことだけを言う一方通行では、相手は心を開かない。〝これだけは伝えたい〟という思いを貫き、〝一番悩んでいることは何か〟と心を通わせる対話でありたい。初々しい豆記者が、大切なことを思い出させてくれた。ありがとう。【名字の言】

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      このコラム『的を射る』 素晴らしい!
      
これ以上は<蛇足>・・・・
    





石川五右衛門に思いをはせる

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 〈浜の真砂(まさご)は尽くるとも世に盗人の種は尽くまじ〉
   釜ゆでにされた伝説の大盗賊、石川五右衛門が詠んだ
    辞世の句だ






▼新聞を開くと「おれおれ詐欺を防いだ銀行員に警察署長が感謝状」とあり、1枚めくると「警察官を名乗る男に500万円だまし取られる」の記事もある。よくもまあとあきれるほど手口もさまざまで、五右衛門さんの言う通りだ

▼新手は「ロト6」を悪用した詐欺だ。1口200円のこの宝くじ、窓口で6個の数字を選んで購入する。抽せんで全て当たれば1億円。詐欺犯は「情報料を払えば当せん番号を教えてやる。あす発表の番号は…」と誘うのである

▼翌日、新聞を開いて当せん番号を確かめると相手の言った通りではないか。すっかり信じて、では次回から、と金を払ってしまうのである。何のことはない。番号は抽せん日のうちにネット上で公表されている

▼この手口、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードがいかさま師を演じた映画「スティング」を思い起こさせる。偽の馬券売り場をビルの中にしつらえ、既に終わったレースを実況中継であるかのように流し、悪党から大金をせしめる痛快な物語だ

五右衛門もポールも、狙うのが悪の権力者だったからこそヒーローになれた。表現が適切でないかもしれないが、工夫を凝らし、志も高かった。それに引き換え、いまの世の詐欺犯たちの薄っぺらで下劣なことよ。犯罪が時代を映す鏡だとすれば、嫌な時代である。(北斗星)

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『家に鼠、国に盗人』 規模と程度に差があるけれども、どんな所にも必ず悪事を働くものがいるということ。家には鼠がいて食べ物を食い荒らし、国には泥棒がいて人々の生活を害することから。

 
〝珍念〟『ごまめの歯ぎしり』・・・・ (*`ε´*)ノ

ナーベーラーを全国区に

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 〈柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺〉で知られる俳人、歌人の正岡子規。結核を患い34歳で早世した。命が尽きる12時間前に詠んだのはヘチマだった。絶筆3句といわれる

▼〈糸瓜(へちま)咲て痰(たん)のつまりし仏かな〉〈痰一斗糸瓜の水も間にあはず〉〈をとゝひのへちまの水も取らざりき〉。病床で筆を執った後、昏睡(こんすい)状態に陥ったという(長谷川櫂著「子規の宇宙」)。明治のころ、ヘチマのつるを切って取った水は痰切りの薬として重宝されていた。その命の水でも及ばない病状を悟り、自らを客観的に見詰めた句だ

▼子規ほどではないにせよ、ヘチマは県民にとっても滋養の夏野菜だ。ナーベーラーと呼んだ方がしっくりくる。暑さが増すこれからの季節、ゴーヤーと並んで欠かせない

▼個人的には「冷やし中華始めました」の貼り紙よりも、食堂の「ヘチマあります」に夏の到来を感じる。ナーベーラーンブシー(みそ煮)の、とろっとした食感とほんのりとした甘みは絶品だ。他府県で食されていないのがもったいない

▼大半が水分だが、体を冷やす働きは夏ばて予防にもってこい。ミネラルやビタミンは美容健康にいい。全国にアピールできる付加価値は備えている

▼「ナーベーラーの日」制定や料理法の浸透で、もっと売り込めないものか。ゴーヤーの成功例に学び、「ナーベーラー」の名も実も日本中に定着させたい。<金口木舌>

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  ゴーヤ          ヘチマ(ナーベーラー) 

 ゴーヤは自宅で栽培して毎年食べていますが、ヘチマ(ナーベーラー)はまだ食べたことがない。 今年は食べてみたい! \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

元八戸消防署長の西村昇さん

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 この欄で先日、元八戸消防署長の西村昇さんについて触れた。第2次世界大戦でインパール作戦に従軍した人物。定年退職後に戦争体験の手記を出版し、語り部としても活動したが、96歳で亡くなられた。きょうは後日談

▼八戸市内の女性から問い合わせが寄せられた。「これまで新聞に載った西村さんの記事を探せないか」。保存していたはずの切り抜きが見つからないらしい。事情を伺って驚いた。発端は1949(昭和24)年にさかのぼる

▼女性が生まれる5日前、自宅が強盗に入られた。小紙は「四人組拳銃強盗 八戸市警に捕わる」の大見出しで事件を報じた。父親は口に銃口を押し込まれて脅されたが、駆けつけた警察官が強盗犯を逮捕し、無事だった

▼その大捕物に、復員後に警察官となった西村さんも加わっていた。10年ほど前、西村さんは女性を訪ねる。「お父さんは腹の据わった立派な人でした」。優しく接してくれた。この人のおかげで父が助かり、後の自分がある。女性にはそう思えた

▼事件後、小紙に関連記事が載った。捕物劇のさなか、強盗の1人が拳銃で自殺を図り重体になったが、西村さんの輸血で一命を取り留めた。戦争中に目の前で息絶える戦友を多く見てきた西村さんは、相手が凶悪犯でも命を軽視できなかったのではないか

ある元消防官は上司だった西村さんの「人を助けるのは人間として当たり前」という教えを胸に刻む。晩年、家族に「知る人がいなくなり一人というのも寂しいものだ」と漏らした西村さん。周囲の人々に生きる道しるべを残した。<天鐘>

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 コラムニストの筆致は冴えている!

 『花も実もある』 西村さんは真の勇者です・・・・
 不肖:(珍念)も かく生きたい。

「一つ星」の価値

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 オーストリアの山間(やまあい)の村に10日間ほど滞在したことがある。宿泊先はレストランを兼ねた民宿のようなところ。玄関の壁には「ミシュラン」の一つ星認定証が額に入れて飾ってあった

◆1品数百円の料理が中心の庶民的な店。多くの人たちがランチをとりに集まり、夜はリンゴ酒を飲みながら歓談していた。地域の交流の場となっていることに、オーナーは誇りを持っているようだった。毎晩、異なるスープが出て多彩な味に驚いた

◆はるばる日本から来た客のため、食事のたびに手書きのメニューを添えてくれた。何よりも三世代の家族ぐるみのもてなしは、最高のひと皿だった気がする。送別にもらった店のTシャツは少しばかりサイズが大きすぎたが、旅の貴重な記念になっている

◆タイヤメーカーのミシュランが出すガイドブックはホテル、レストランの格付け本である。調査員が客を装って訪れて、料理の素材や味付け、独創性、値段、全体の一貫性の5点について評価する。その評価は高い信頼感があり、星を獲得するのは大変な名誉になる

◆初めて刊行された「福岡・佐賀2014特別版」に県内から二つ星3店、一つ星9店が選ばれた。一つ星には「そのカテゴリーで特においしい料理」という評価が与えられている。佐賀観光へと誘(いざな)う新しい道が増えたといえそうだ。(有明抄)

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 コメントは『蛇足』・・・・

「いのちのレシピ」

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  レントゲンで左肺に小さな影が映った。CTでも調べた。結果を待つ間、亡き妻を思った。「助けてよ」。一人娘を置いて死ねるわけがない。後刻、医師は告げた。「なーんも、ありまっせんね」。えー! あの影は? 「なんやろね。乳首かな?」

▼福岡市の新聞社勤務、安武信吾(やすたけしんご)さん(50)が昨年つづったブログから引いた。家に帰り、娘のはなちゃん(11)に一部始終を話すと、「めっちゃウケる~」と大笑いしたという。妻の千恵(ちえ)さんはがんと長く闘い、08年に33歳で死去した。父子2人の暮らしになって丸6年になる

▼信吾さんが一昨年に出した『はなちゃんのみそ汁』は多くの人に読まれた。闘病記であり、子育ての記録でもある。掃除や風呂洗いや洗濯物干しを教え、5歳になったら朝ご飯のみそ汁づくりを任せた

▼なぜそこまでしたのか。〈いつどこで自分がいなくなっても大丈夫なように〉〈ムスメが一人でも強くたくましく生きていけるように〉。すでに全身に転移していた千恵さんの残した文章が胸に刺さる

▼はなちゃんの健気(けなげ)な姿も読む者の鼻の奥にツンとくる。葬儀後も立ち直れない父に5歳の娘はいった。「パパ、また悲しい顔しとるよ。大人のくせに、つまらんねえ」。いわれた父は「はなは時々、大人になった」と書く。思わず微笑を誘われる

あすは七回忌だ。生前の仲間たちがあさって、音楽の先生だった千恵さんの追悼コンサートを福岡市で開く。題して「いのちのうた」。はなちゃんも舞台で歌う。【天声人語】

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 感動しました!

「忘却論」

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  作家、井上ひさしさんのエッセー集「ふふふ」(講談社)に「忘却論」という一文がある。その中で井上さんは「難問中の難問」として、こんな質問を出している

▼「一月前の今日、あなたはお昼にどんなものを食べましたか」―。この問いに即座に答えられたら、あなたはエライ…。いやむしろかなりの異常だと指摘する

▼人の記憶には2種類あると井上さん。切実な出来事は脳に符号付きで貯蔵されいつでも検索できる。一方で毎日の食事となると、符号も付けられず検索不能という

▼この話を持ち出したのは、政治家たちが都内の料亭で会食し1億円の小切手を受け取った疑惑が浮上したから。しかしセンセイ方「もらった記憶がない」「同席したかも覚えていない」とシラを切る

▼小切手の一件が思い出せないとすれば、その理由は三つと井上さん。高齢による認知障害か、ウソをついているか。はたまた金銭の受け渡しなど日常茶飯事だということか

▼政務活動費の不自然な支出が指摘された兵庫県議会議員。費用の使途を説明するはずが、異例の“号泣会見”を演じて世界中の失笑を買う羽目となった

▼年間195回、日常的な日帰り出張というが物理的に困難。47歳の若さで高齢は理由になるまい。ならば最後は虚偽説。県議会はついに辞職を勧告した。“号泣の議員”の記憶だけ残し忘却の人となりそうだ。【越山若水】

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   余りの阿呆らしさに、コメントは語るに及ばず・・・・


「ふふふ」商品の説明 内容紹介

 繰り返される戦争やテロ、政治家の失言、脅かされる平和憲法、ないがしろにされる農業……。いつの間にやら窮屈になった世の中を、時には嘆き、おおいに憤慨しつつ、それでも真剣に愛し、格闘してきた著者が遺した言葉の数々。ユーモアと、定評のある観察眼が随所に光る、今こそ読みたい徒然の身辺雑記第二弾。(講談社文庫)

 

言葉の森を散歩する

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    外は雨。ならばと、作家の阿刀田高さんの著書
    「ことば遊びの楽しみ」(岩波新書)を繰りながら
    しばし言葉の森を散歩する





◆「世の中は澄むと濁るのちがいにて、キスは甘いし、疵(きず)は痛いし」。落語の戯(ざ)れ句の類いだ。「旗はヒラヒラ、肌はチラチラ」「ためになる人、だめになる人」。誠に澄むと濁るでは大違い、である

◆澄んでも濁っても、変わらないものもあるだろう。例えば、こんなふうに。「優勝はうれし、友情もうれし」。一昨日、テニスの英国ウィンブルドン選手権で、明石出身の上地結衣(かみじゆい)選手が、車いすの部女子ダブルスで初優勝した

◆組んだのは地元英国のジョーダン・ホワイリー選手。優勝はうれし、友情もうれし。決勝戦では第1セットこそ奪われたものの、息のあったプレーで逆転勝ちした。「英国出身のジョーダンと、ここで優勝するのが目標だった」。上地選手の優勝コメントだ

◆ブラジルのW杯に見られるように、サッカーが大歓声の中で試合をするのに対し、テニスは静寂の中でプレーする。声援が上がると審判が制する。「視線で応援する」とでも言えばいいだろうか。その応援は静寂だが、脆弱(ぜいじゃく)ではない

◆全豪、全仏、全英と制した上地選手の次の目標は全米だ。希代(きだい)の名選手への道を歩む活躍を期待して、言葉の森の散策を終える。【正平調】

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「ことば遊びの楽しみ」 内容紹介

〇「竹やぶ焼けた」「貴社の記者,汽車で帰社した」「世の中は澄むと濁るの違いにて,刷毛に毛があり禿に毛がなし」.日本語ほど盛んにことば遊びが楽しまれてきた言語はあるまい.幼い頃からその多彩な遊びを愛してきた作家が,古今の傑作や自らの創作をまじえて,駄じゃれ,いろは歌,回文,アナグラムなどの豊かな世界へと案内する.

○平安京への遷都(794年)は「鳴くよウグイス平安京」、は「富士山麓オウム鳴く」……。かつて学校で、誰もがこんな暗記法を口ずさんだのではないでしょうか。勉強がらみに限りません。日本人は暮らしの中で、日本語ならではの恩恵をたっぷり蒙るとともに、ことば遊びを楽しんでも来ました。駄じゃれ、替え歌、ムダ口、回文、いろは歌、アナグラム……。

 ☆著者はこの本で、子どもの頃に親しんだ数々の遊びを回想しながら、この意外に奥深い世界へと読者を案内し、日本語の面白さを語り尽くします。

 ☆これほど愉快な岩波新書は、ちょっと珍しいのでは? というのが担当者としての正直な感想。企画した段階では、まさかこんなに笑える本になるとは思ってもいませんでした 。
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 珍念とかけて髪の毛と解く・その心は・転んでも怪我(毛が無い)しない!

うさん臭い

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 「安全、という字は、どこかうさん臭い」。そう看破したのは脚本家で、直木賞作家の故向田邦子さんである

▼エッセー集「霊長類ヒト科動物図鑑」(文春文庫)の中で、かつて店頭に並んでいた「安全ピン」や「安全カミソリ」を取りあげ、持論を展開している

▼話の筋はこうだ。最初からピンやカミソリだと思えば緊張して扱い大丈夫だが、なまじ「安全」という字が冠せられると、気が緩んでしまう。それが危ない―と。安全と銘打っても、ピンはピン、カミソリはカミソリだ。凶器になる危険な代物に変わりはない

▼「安全」がつく言葉で最近メディアをにぎわせたのは安全保障だろう。安倍晋三政権がごり押しした集団的自衛権の行使容認と絡めて語られた。首相も記者会見などで「どの国も一国のみで平和を守ることはできない」と集団的自衛権行使を念頭に安全保障政策の転換の必要性を力説した

▼それに自民党の村上誠一郎元行革担当相が雑誌「世界」5月号でかみついた。要約すると「安全保障というのはどれだけ味方を増やし、敵を減らしていくかなのに、安倍さんは集団的自衛権の行使容認だとか、武器輸出三原則の撤廃だとか、相手を逆なですることばかりに力を注いでいる」。外交より軍事に傾く首相の姿を言い当てていないか

▼熱く語れば語るほど、安倍首相の言う安全保障論、向田さんにならえば、どこかうさん臭い。
<卓上四季>

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「霊長類ヒト科動物図鑑」内容紹介

  すぐれた人間観察をやわらかな筆にのせて、あなた自身やあなたを取りまく人たちのさまざまな表情をいきいきと捉え、エッセイの醍醐味を十二分に満足させてくれる

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「どこかうさん臭い」

「ダモクレスの剣(つるぎ)」

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  「ダモクレスの剣(つるぎ)」という言葉がある。シラクサの王の幸福をたたえた廷臣ダモクレスは、招かれた宴席で王座に座らされた。頭上を見上げると、天井から細い一本の馬の尾で大剣がつるされていた。王者は常に危険な状態に置かれていると悟らせた、古代ギリシャの故事だ

▼核兵器は現在まで、世界的な戦争の抑止力の役割を担ってきたとされる。が、大国の指導者らには、開発当初から核がダモクレスの剣との認識があったと推察できないだろうか

▼ケネディ大統領は「地球の住人は核というダモクレスの剣の下で暮らす。剣をつるす糸は事故か誤算か狂気で、いつ切れても不思議ではない」と国連で演説。核戦争の恐怖を故事に例えて、軍縮の重要性を訴えた

▼集団的自衛権の憲法解釈変更が決まった。米政府は「自衛隊が広範に任務遂行でき、日米同盟に効果的」と歓迎するが、東アジア地域に提供する米国の安全保障の“毛布”は擦り切れ、それに代わる協力関係を求めたという指摘も

▼「戦争を美しく語る者を信用するな。彼らは決まって戦場にいなかったのだから」は映画監督クリント・イーストウッドの言葉。抑止力か軍拡か。頭の上に新たな大剣がつるされたのだろうか。( 四季風)

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↑この人は・・・? これ以上は『武士の情け』で口を閉じます

 ふと、映画・猿の惑星(1968年制作)が脳裏に浮かぶ!

 地球から320光年の長い旅の末、とある惑星に不時着した宇宙飛行士。そこは、言葉を話す猿たちが原始的な人間たちを支配する惑星だった。人間狩りをする猿の軍隊に捕らえられた主人公テイラーは、コーネリアスとジーラという猿の助けを借り、一緒に捕らえられた人間の娘ノバを連れ逃亡を図るのだが……。
最後には、あっと驚く結末が!

かく言う〝珍念〟『杞憂』している・・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

厚化粧の物言い

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 「文章の最も基本的な機能は伝達である」。作家の丸谷才一さんは「文章読本」で書く。どんなに美辞麗句を並べ歯切れが良くても、筆者の伝えたいことが誤解される文章なら駄文にも値しない、と
 

▼その例として大日本帝国憲法と現憲法を比較する。明治憲法は「荘厳にしてチンプンカンプン、勿体(もったい)ぶつてゐて曖昧模糊(もこ)」で、明晰(めいせき)さを度外視した劣弱な文章だという。風呂に数年入らず、おしろいを塗りたくった醜悪さとも

▼例えば、19~30条まで保留付きで臣民の権利を保障しているのに、緊急勅令や戒厳令といった他の条項で根こそぎ奪い取る。つじつまが合わず、文章論からすると「混乱と支離滅裂」と断じる

▼一方の現憲法。下手な翻訳調で名文とは言えないものの、誤解の余地がなく論理的で「明治憲法にくらべてずつと上等。曲りなりにも伝達といふ役目を果してゐる」。少なくとも時たま風呂に入っていると

▼その明確な意味を持つ憲法を、安倍政権は解釈変更で裏道から壊しにかかった。閣議決定した武力行使3要件は「明白な危険」「必要最小限度」など幾らでも拡大解釈ができる悪文だ。集団的自衛権とは他国の戦争への参加なのに、首相は「戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなる」と豪語した

▼伝達と論理を厚化粧で覆い隠す魂胆を、丸谷さんなら「風呂に入ってこい」と叱り飛ばすかもしれない。<金口木舌>

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丸谷才一「文章読本」本の内容

◆当代の最適任者が、多彩な名文を実例に引きながら、豊かな蓄積と深い洞察によって文章の本質を明らかにし、作文のコツを具体的に説く。最も正統的で最も実際的な文章読本。

みんなのクチコミ    書斎犬さん

◆おそらくこの本をもって文章読本の最上位とするのではないでしょうか。具体的なテクニックよりも文章に対する考え方、学び方を説いた本ですね。「人は好んで才能を云々したがるけれど、個人の才能とは実のところ伝統を学ぶ学び方の才能にほかならない」と丸谷氏は言う。

◆この考え方に基づいて、「名文を読め」と古今の名文を列挙し、そこから学ぶべき多くのポイントについて上手に解説してくれています。細かいテクニックを学ぶには他の本がいいのかもしれませんが、その手の本を読んだあと必ずこの本へ帰ってきてもう一度読み返すといい。

◆実はすでにこの本で論じられていたのだと気づいて愕然。「バイブル」という呼び方はこういう本にこそふさわしい。【注】歴史的仮名遣いで書かれています。「かはいさう」を「かわいそう」と読める人なら何ら問題はないと思いますが。

  〝珍念〟のコメントは『蛇足』・・・ ゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

「世界のオザワ」

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 指揮者の小澤征爾さんは24歳の時、フランスの国際指揮者コンクールで優勝し一躍注目を浴びた。予選での逸話が知られる

▼課題曲は60人編成の管弦楽曲。演奏者の楽譜には、ホルンとトロンボーンの音を入れ替えるなどわざと間違いが書かれている。出場者は指揮しながら誤りを聞き分け、正しく直すという課題だ。小澤さんは12カ所全てを指摘した(「ボクの音楽武者修行」新潮文庫)

▼さまざまな「音」を丁寧に聞いて、よりよい方向へと導く「耳」が求められるのは音楽家に限るまい。国を率いる政治家にも必要な資質である。このたび、国民の声はどこまで耳に届いただろう

▼安倍政権が集団的自衛権の行使容認に踏み切った。「海外で戦争ができる国になってしまう」「議論が足りない」。戦争への不安や、前のめりの姿勢への不信など渦巻く声は安倍晋三首相には“見当違い”に聞こえるのか

▼本紙文化面で経済評論家の内橋克人さんが語っていた。「戦争はある日ここからといって始まるのではない。いつ知らず、せせらぎの流れのように始まる」(5月1日付)。69年前の神戸大空襲で、母代わりと慕っていた女性や無二の友を亡くした

▼最初はせせらぎのようにかすかな軍靴の響きも、やがて勢いを増す恐れがある。意に沿わない叫びに“耳”を貸さない為政者では、国は危うい。 【滴一滴】

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「ボクの音楽武者修行」商品の説明

◆」40年前に「世界のオザワ」と言わしめた中田よりもイチローよりもスゴイ挑戦。 「外国の音楽をやるためには、その音楽の生まれた土地、そこに住んでいる人間をじかに知りたい」という著者が、スクーターでヨーロッパ一人旅に向かったのは24歳の時だった……。

◆ブザンソン国際指揮者コンクール入賞から、カラヤン、バーンスタインに認められてニューヨーク・フィル副指揮者に就任するまでを、ユーモアたっぷりに語った「世界のオザワ」の自伝的エッセイ。

最も参考になったカスタマーレビュー 世界の小澤になる前、依然としてすごい By Naoki 

◆以前、と言っても相当前の話だが、小澤征爾とウィントン・マルサリスがアメリカの子供達に音楽を教える番組を見たことがある。とにかく、小澤征爾本人が楽しくて楽しくて仕方のないということがよく伝わった。

◆この本は小澤征爾の若い頃の話で1961年に書かれたものらしい。音楽をやるために貨物船に乗ってヨーロッパに上陸、そしてその後のヨーロッパとアメリカその道中記。TVで見た彼、指揮棒を振る彼、それから本の中の若い彼に見る音楽をすることを楽しむ様子はまるで変わらない。

◆大変なことも多かったに違いないのだが、その時々に対面する状況を活き活きと乗り越えていく小澤征爾の生き方が格好良いのだ。なにしろ、これから世界へ、という時期に書かれているわけだから、「やってやるぞ」という強く清々しい意志が伝わってくる。

強く清々しい意志は時間を経ても色褪せず人の心を打つ。

  1日練習しなければ自分に分かる。
  2日練習しなければ批評家に分かる。
  3日練習しなければ聴衆に分かる。アルフレッド・コルトー(フランスのピアニスト)

  音楽だけが世界語であって、翻訳される必要がない。そこでは魂が魂に話しかける。byアウエルバッハ

 
もし私が生まれ変わるとすれば、私は音楽に生涯を捧げたい。音楽は地上における唯一の安価で罰せられることのない陶酔である。byシドニー・スミス

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  かく言う〝珍念〟↑『論語読みの論語知らず』 なのだ・・・・

 

やかんとパイプ

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 「原発はヤカンとパイプでできている」。原発の配管問題に詳しい理学博士の古矢光正氏は、近著「配管設計者がバラす、原発の性能」(三五館)に、こう書いている

▼原子炉というやかんの熱で水を沸騰させ蒸気をつくる。その蒸気をパイプ(配管)で発電機に送りタービンを回す。これが原発の基本的な仕組みだという。専門家が身近なものに例えて説明すると、あの巨大装置もイメージがつかみやすい

▼蒸気のつくり方には2種類あり、その違いが安全性に大きく関わる。沸騰水型炉は、原子炉でつくった蒸気を直接、配管で発電機に送る。この蒸気は当然、放射性物質に汚染されている

▼一方、加圧水型炉は原子炉の中に一回り小さい密閉された別の容器があり、その中の水に原子炉で発生した熱を伝えて蒸気をつくる。汚染されていない蒸気で発電するシステムだ

▼沸騰水型炉の方が熱のロスが少なく経済効率は良いが、安全性は劣る。事故が起きた東京電力福島第1原発はこのタイプだ。原子炉が壊れなくても、配管が破損して汚染された蒸気や水が漏れれば、大変な事態になる

▼原発は原子炉と発電機以外は、ほとんど配管の組み合わせでできているともいえる。古矢氏は「停止中の原発で真っ先にチェックしなければならないのは、配管類の基本的強度だ」と訴えている。 <雷鳴抄 > 

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「配管設計者がバラす、原発の性能」 内容紹介

 書きすぎたかもしれない「廃炉・再稼働」の裏知識が満載!
設計者かつ配管工事のスペシャリストが「原発の脆弱性」と「役所の隠し事」を大暴露! 再稼働派も絶句必至! いい加減すぎる配管工事現場の実態とは!?

 原子力産業はいまだに「止める技術」を確立していない。すべては次世代への宿題となってしまった―。「もう原発を止めろ」というだけなら簡単だ。そのためにやらなければならないことが山ほどある。その山が何なのか、どれくらいの大きさなのか、どういう手順で、どのように進めるか。それを次世代への「お詫び」として、正直に伝える――著者のメッセージ

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原発を動かせば動かすほど、核のゴミが出る。各原発の燃料貯蔵プール、青森六ヶ所村の再処理施設等の余力はあと数年で満杯になる。




 そう、動かし続ければ核のゴミがあふれかえるのだ。そして、その最終処分場は決まっていない。

 原発が「トイレのないマンション」と称される所以だ。それでも原発を活用すべきという人には、「それでは、国民はトイレのないマンションに住めということなのだ」

人類が生んだ最も危険な廃棄物の最終処分場「オンカロ」を知っているか?

これ以上は『蛇足』・・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

ソロモンの指環

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 テレビのそばで惰眠をむさぼる、わが愛犬をたたき起こして、聞かせてやりたいニュースだった。金沢市内の山道で6月28日の朝、散歩中の63歳の男性が、クマに襲われ、頭などをかまれるけがをした。

 ▼その瞬間、連れていた飼い犬の雌の柴犬が、ほえて飛びかかり、クマを追い払ったという。普段はおとなしい犬らしい。主人のピンチに勇気を奮い起こしたのだろうか。21日にも秋田県大館市で、クマに襲われた5歳の男児を救った、やはり雌の柴犬のお手柄が伝えられている。

 ▼人間は長い歴史のなかで、さまざまな動物を家畜にして、ともに暮らしてきた。そのなかで犬だけは特別だと、ノーベル賞受賞の動物行動学者で、愛犬家でもあったコンラート・ローレンツはいう。「すべての家畜は身ぐるみの奴隷であり、ただイヌだけが友である。イヌこそほんとうに忠実な恭順な友である」(『ソロモンの指環』日高敏隆訳、早川書房)。

 ▼もっとも2つの「美談」は見方を変えれば、深刻な事態を映し出している。クマの出没が相次いでいるのは、山村の過疎化によって森林が荒廃し、エサが不足しているからだという。逆に、温暖化と森が伐採されなくなったことで、むしろニホンジカなどの動物たちの生息地が広がり、それらをタンパク源とするクマが増えすぎた、との説もある。

 ▼さらにクマが農産物や残飯のうまみを知ると、ますます人里が恋しくなる。駆除するにも高齢化によって、人手が足りない。いずれにしても、人間がまいた種であることは間違いない。

 ▼ソロモン王の指環をはめると、動物と話ができるという言い伝えがある。そんな指環がなくても、クマの言い分を聞き分けて、なんとか折り合いがつけられないものか。【産経抄】

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『ソロモンの指環』商品の説明  内容(「BOOK」データベースより)

  生後まもないハイイロガンの雌のヒナは、こちらをじっとみつめていた。私のふと洩らした言葉に挨拶のひと鳴きを返した瞬間から、彼女は人間の私を母親と認め、よちよち歩きでどこへでもついてくるようになった…

“刷り込み”などの理論で著名なノーベル賞受賞の動物行動学者ローレンツが、けものや鳥、魚たちの生態をユーモアとシンパシーあふれる筆致で描いた、永遠の名作。著者による「第2版へのまえがき」初収録。

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  ソロモン王の指環・・ぜひ欲しいです・・・・

SF短編 『間引き』の恐怖

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 世界的な人口増大による食糧不足が起こり、日本ではついに配給制度が復活した。主人公はそんな時代を生きるコインロッカーの管理人であった。近頃は子供をコインロッカーに捨てる親が増え、主人公は死体を見るのもなれっこになっていた。そんな時に新聞社より記者が訪れる。
 彼は人殺しが起こるのは人類の間引きではないかというひとつの仮説を立てた。

 空想科学小説とはもはやいわぬか。SF。小説にせよ漫画にせよ、書かれた当時は荒唐無稽に思えたはずのSFはかなり正確に未来の形を予見してきたのではないか

▼ロボット、潜水艦、月ロケット、核爆弾。タイムマシンこそ実現しないが、SFの世界から現実になった新技術、未来予想は数知れぬ。かつての作家たちの空想力のすごさ

▼もちろん例外もある。藤子・F・不二雄さんが一九七四年に描いたSF短編の『間引き』。日本の人口が増えすぎ、食糧が不足している世界。配給制が導入され、人々は絶えずおなかをすかせている

▼藤子さんの予言は一面では正しい。世界の人口は約七十二億人。一日で約二十万人ずつ増えているという試算もある。地球全体では水と食糧が不足している

▼見誤ったのは日本では人口が増えなかったことである。それどころか急速に減っている。総務省によると一月一日現在、全国人口は一億二千八百四十三万人余。日本人は昨年に比べ約二十四万人減った。二〇五〇年には約九千七百万人にまで減る

▼作品では人口が増えすぎた結果、「異性愛、肉親愛、隣人愛、友情」が薄れ、人々は憎み、殺し合うことで人口を調整する。ならば人が減る現実の世界では「愛」や思いやりが増えてもよさそうだが、世間にそんな気配はない。待ち受けるのはSFの空想を超えた人も愛も足らぬ世界か。【中日春秋】

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『間引き』この作品の書かれた1970年代は、親がコインロッカーに赤ん坊を捨てるという事件が頻繁に起こっていた時期である。

◆作中に出てくる「近頃は理由にもならないことで殺人が起こる」という台詞には妙なリアリティが感じられ、本作品はこのような一般的な社会現象をまとめ、これらが起こるのは社会全体の流れではないかと言う観点を開拓している。

◆例えば、コインロッカーの事件は親の子への愛情の喪失で、増大する殺人は生命の尊重という道徳観の喪失が起こっていると言え。それに関して登場人物の1人は、これらが喪失した原因は、増大を続ける人口を調節する自然の摂理ではないかという哲学的な仮説を立てており、その例をレミングなどで例えている

 Raburabu

かく言う〝珍念〟五濁悪世の退廃した人心を、救う術をお持ちの方。無学の筆者に、ご教示下さい!

「人間らしい人間に育ってほしい。ともすれば、知識があっても深い人格がない、人格が立派でも実力がない、力もあり人柄も良いが。何があつても信念を貫くという哲学がない。専門分野では秀才でも、歴史の流れ、社会の未来を考える幅の広さがない・・・・・

 こういう偏った人間になってしまいがちである。知・情・意を円満に備えた全体人間〟こそ、これからの激動の社会、国際化時代に必要とされる人間である」。

「政治や経済、社会の危機も重大である。しかし教育の危機ほど恐ろしいものはない。教育は人間の基本にかかわるものであり、その荒廃は、人間性を破壊し、人類の永遠の破滅にも通ずる。ゆえに教育こそもっとも重要な事業である」 (池田大作)

     無学の〝珍念〟 『学は光、無学は闇。知は力、無知は悲劇』
     「学ばずは卑し」  「英知を磨くは何の為」・・・・
     名言に、反省し・恥じている。 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
 

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