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2014年6月

「やぶ医者大賞」

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 「私は医者をしています。地元では、やぶ医者と呼ばれています」。今から7年ほど前に都内で開かれたある全国集会で、相馬市の立谷秀清市長が熱弁を振るった

▼立谷市長は「やぶ医者は必要なんです。患者を見ると、自分の手には負えないとすぐに分かる。ほかの病院に運ばないと助からない。だからやぶ医者は役に立つんです」。会場は大爆笑だった

▼立谷市長が名医かやぶかはともかく、兵庫県養父(やぶ)市が「やぶ医者大賞」なるものを創設した。養父に住む医者だから「やぶ医者」。その医者は名医だったというから、俗に言われるやぶ医者の意味とは違うことになる

▼養父市は兵庫県北部にある人口約2万6000人の小さな都市だ。「晴耕雨読の桃源郷」を売り物にしている、雄大な自然が自慢だ。やぶ医者大賞は、へき地で奮闘している医師を顕彰し、医師確保や地域医療の発展につなげるのを目的に創設した

▼へき地医療対策は、本県にとっても長年の重要課題だ。大賞の創設で、若い医師たちがへき地医療に魅力を感じてくれればありがたい。本県をはじめ医療過疎地の解消につながることを期待したい。【編集日記】

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    『起承転結』旨い! コラミストの筆致は冴えている。

  立谷市長、お主・なかなかの知恵者だのう・・・あっぱれ!
  どこぞの裸の王様と器が違う・・・こういっちゃ、(身も蓋もなし)・・・・
  国民の心配に耳をかさず、集団的自衛権を振りかざすあの人に、立谷市長
    の爪の垢を煎じて飲ましたい!
      かく言う〝珍念〟『ごまめの歯ぎしり』 している (`ε´)

うちの嫁 後ろ姿は・・・・・

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   「うちの嫁 後ろ姿は ふなっしー」-。第一生命保険が公募している「第27回サラリーマン川柳コンクール」の人気投票で1位になった句である。千葉県船橋市の非公認キャラクターで人気のふなっしーと妻のたたずまいを重ね、長年連れ添った夫婦のユニークな関係を表現している

▼第2位は「もの忘れ べんりな言葉 『あれ』と『それ』」。「ある、ある、ある」とうなずき、笑いがこぼれる

▼サラリーマン川柳は1987年に始まり、これまでの応募は約96万句に上る。20日に発刊された『サラリーマン川柳よくばり傑作集』(NHK出版)を開くと、それぞれの時代や社会風俗を反映した句に庶民の赤裸々なユーモアがあふれる

▼92年の「五億円 我が家でためれば 5億年」は自民党の金丸副総裁のヤミ献金事件を描写。2001年の「デジカメの エサはなんだと 孫に聞く」はデジタルカメラが普及したころを思い出す

▼昨年は「倍返し」「おもてなし」「じぇじぇじぇ」など印象に残る新語、流行語が生まれ、その言葉をひねった句が目立ったという。「いつやるの 聞けば言い訳 倍返し」は昨年の流行語を取り上げた代表作だろう

今年も折り返しを迎える。政治家の「金目」発言やセクハラやじが今年を象徴する言葉だとすると、この国は悲しい。 【大絃小弦】

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『君の(引用)はたくさんだ。自分の言葉で語れ』
の格言が仄かに聞こえる!
『恐れ入谷の鬼子母神』
今日も〝珍念〟の(オチ)は冴えません・・・・

『点滴ポール 生き抜くという旗印』

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 「本当に/心の底から/願っていることに/向き合えば/いのち輝く」(『点滴ポール 生き抜くという旗印』ナナロク社刊)。進行性の筋ジストロフィーと闘う仙台市の歌人・岩崎航さんの歌だ

▼同じ病に侵された画人の兄と共に〝兄弟展〟を開いた話題(本紙8日付)は、大きな反響を呼んだ。人工呼吸器を着けたベッドの上で、命を削るようにして紡ぎ出した一文字、一文字が、言葉の力、生きることの素晴らしさを、あらためて教えてくれる

▼幸福について考えさせられる話がある。フランスの哲学者ディドロのエッセーにちなんだ「ディドロ効果」。一つ高価な物を所有すると、それに見合う高価なものをそろえたがる消費行動のことだ

▼彼は、ある日、友人から見事な緋色のガウンをもらった。歓喜もつかの間、ガウンを着て過ごす書斎が気になりだし、身なりに見合う新しい品を一つ一つそろえた結果、かえって居心地が悪くなった。最後はガウンをもらったことを後悔したという(「私の古い部屋着に対する愛惜」)

物欲などの「相対的幸福」は際限がなく、追い求めても、何が「幸福」なのか分からなくなる。一方、極限の「いのち」への感謝は、自らが輝き、友を照らす。その生き方を貫く人は「幸福」である。
【名字の言】

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『点滴ポール 生き抜くという旗印』  商品の説明

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〇著者の岩崎航は、仙台市在住の37歳です。3歳で進行性の筋ジストロフィーを発症。現在は常に人工呼吸器を使い、胃ろうから経管栄養で食事し、生活のすべてに介助が必要な体でベッド上で過ごしています。

○しかし、自殺願望に覆われた10代、身体の苦しみに苛まされた20代を越え、30代の今、力強くまたユーモアを交えた詩を生み出し続けています。管をつけると/寝たきりになると/生きているのがすまないような/世の中こそが/重い病に罹っている(「貧しい発想」より)

○ただの闘病記にはない、すべての生きる人に勇気を与える新時代詩人のデビュー作です。

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〝珍念〟感動しました! これ以上は『蛇足』・・・・

三世の旅たち

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  帯津良一氏

  医師で著述家の帯津良一氏は「高齢者は死ぬ時のシナリオをいくつか用意せよ」といっている。例えば、居酒屋の前で期待に胸を弾ませたまま急に倒れ、そのまま天国へ。しかし、そんな幸せな死に方はまずない。西行法師は「満開の桜の下で満月の夜に死にたい」という願いを見事にかなえたが、普通はこううまくは運ばない。

 高齢者の8割はせめて自宅で死にたいと思っているが、現実は病院が8割だと最近の調査にある。延命目的だけで、さまざまな医療器具につながれた苦しい終末も多い。

▼小説の神様・志賀直哉は元気なころ、よく安楽死を口にした。葬儀は簡素にと望んだが、汚い骨つぼだけは嫌だと、生前に有名な陶工に作らせた。だが死期を迎えると、医者が馬乗りになって必死の人工呼吸を施した。葬儀には1300人が集まり、骨つぼは後日、墓荒らしに盗まれた。意のままにならないのが人の死だ。

▼安楽死を禁じている国は多いが、オランダ、スイスなどは厳しい条件付きで合法化している。しかしいま、不治の病気では耐え難い苦痛をやわらげ、無理な延命をしない治療が世界の主流になりつつある。

▼ベルギーで最近、未成年の子の安楽死法案が可決された。親と当人の同意が不可欠だが、年齢制限撤廃まで踏み込むのは世界初。「医療もここまできたか」との感が深い。だが、その時に当たって、親子間でどんな会話が交わされるのかと思うと、胸が痛い。【水鉄砲】

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 長生きしたい、でも 自分で食べることが出来ない。何も目標がなく、することがない。耳、目も、体も思うように動かない。寝たきりで介護を受けてまで生きてても・・それは『生ける屍』ではないでしょうか?
もし、「人生の目的」がなかったら、大変なことになります。生きる意味も、頑張る力も消滅してしまうからです。なのに、 「人生に目的なんて、ないよ」 と、言う人が、意外に多いのです。

 本当にそうでしょうか。何か、大事なものを、忘れていないでしょうか。
1度きりしかない人生、後悔しないためにも、まず、「なぜ苦しくとも、生きねばならぬのか」を考えてましょう。

ふと、黒澤明監督の『生きる』が脳裏に浮かぶ!

黒澤明『生きる』からのメッセージ

◆「死」は、単なる「生」の終焉なのか――。
「死」に直面した時、「死にたくない!」と叫び、得体の知れぬ恐怖に震えるのが、ありのままの人間の姿ではなかろうか。そんな人間を赤裸々に描き、「なぜ生きるか」を世に問うた映画がある。巨匠・黒澤明の代表作、『生きる』がそれだ。

◆制作の意図を、黒澤監督は、こう語っている。
「この映画の主人公は死に直面して、はじめて過去の自分の無意味な生き方に気がつく。いや、これまで自分がまるで生きていなかったことに気がつくのである。そして残された僅かな期間を、あわてて立派に生きようとする。

◆僕は、この人間の軽薄から生まれた悲劇をしみじみと描いてみたかったのである」昭和27年の作品だが、今でもビデオレンタル店には大概並んでいる。時代を超えて人々の心を打つ真の姿が、そこにあるからだろう。この映画の発するメッセージに、あなたなら、どう答えるだろうか。

○数ある黒澤明監督作品の中でも、そのヒューマニズムが頂点に達した作品と評価される名作。その題名通り「生きる」という普遍的なテーマに真っ向から切り込んだ作品であり、時代劇の印象が強い黒澤の、現代劇での代表作である。

ストーリー

○市役所で市民課長を務める渡辺勘治は、かつて持っていた仕事への熱情を忘れ去り、毎日書類の山を相手に黙々と判子を押すだけの無気力な日々を送っていた。市役所内部は縄張り意識で縛られ、住民の陳情は市役所や市議会の中でたらいまわしにされるなど、形式主義がはびこっていた。

○ある日、体調不良で診察を受けた渡辺は自分が胃癌だと悟り、余命いくばくもないと考える。不意に訪れた死への不安などから、これまでの自分の人生の意味を見失った渡辺は、市役所を無断欠勤し、これまで貯めた金をおろして夜の街をさまよう。そんな中、飲み屋で偶然知り合った小説家の案内でパチンコやダンスホール、ストリップなどを巡る。しかし、一時の放蕩も虚しさだけが残り、事情を知らない家族には白い目で見られるようになる。

○その翌日、渡辺は市役所を辞めて玩具工場に転職していようとしていた部下の小田切とよと偶然に行きあう。何度か食事を共にし、一緒に時間を過ごすうちに渡辺は若い彼女の奔放な生き方、その生命力に惹かれる。

○自分が胃癌であることを渡辺がとよに伝えると、とよは自分が工場でつくっている玩具を見せて「あなたも何か作ってみたら」といった。その言葉に心を動かされた渡辺は「まだできることがある」と気付き、次の日市役所に復帰する。

○それから5ヶ月がたち、渡辺は死んだ。渡辺の通夜では、同僚たちが、役所に復帰したあとの渡辺の様子を語り始める。渡辺は復帰後、頭の固い役所の上司らを相手に粘り強く働きかけ、脅迫にも屈せず、ついに住民の要望だった公園を完成させ、雪の降る夜に完成した公園のブランコに揺られて息をひきとったのだった。

○新公園の周辺に住む住民も焼香に訪れ、渡辺の遺影に泣いて感謝した。いたたまれなくなった助役など上司たちが退出すると、市役所の同僚たちは実は常日頃から感じていた「お役所仕事」への疑問を吐き出し、口々に渡辺の功績を讃え、これまでの自分たちが行ってきたやり方の批判を始めた。

○通夜の翌日市役所では、通夜の席で渡辺を讃えていた同僚たちが新しい課長の下、相変わらずの「お役所仕事」を続けている。しかし、渡辺のつくった新しい公園は、子供たちの笑い声で溢れていた。

『名もない 人達の中で心を 打たれたといわれる 人生を私は生きたい』   (池田大作)
不肖:〝珍念〟恩師の如く生きたい!

〇 今日も! 絶好調です。話はムダを省き、短くまとめたい。長い退屈な話は「口害」ともいわれる。ゲーテも 「美しき虹も、15分も 消えずにいれば、もうだれも見向きもしない」と手厳しい。

 

鬼平の伝言

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   池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」には多くの密偵が登場する。相模の彦十、大滝の五郎蔵、舟形の宗平…。火付盗賊改方(あらためかた)長官、今ならさしずめ警視総監に当たる鬼平こと長谷川平蔵に雇われた元盗賊だ

▼罪を見逃す代わりに昔の仲間の犯罪情報を流してもらう。「江戸版司法取引」とでも言えようか

▼捜査協力を受けた見返りに、容疑者の起訴を見送ることなどができる司法取引制度が導入される見通しとなった。振り込め詐欺の疑いで実行犯を捕まえたものの単なる使い走り。首謀者は既に逃げ、高笑いしている。こんな組織犯罪捜査には有効かもしれない

▼この制度が実績を積んでいる国もある。それでも心配は尽きない。うその情報や自白で、全く関係のない無実の人が罪に問われる恐れがあるからだ。本来償うべき人間が見逃され、冤罪(えんざい)も起こる。江戸の世でも変わりはなかった

▼鬼平は「無辜(むこ)の人の血が流れる」ような盗みでは「取引」を認めていない。その一方で、鋭い洞察力と人情を持ち合わせていた。<善事をおこないつつ知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ>(「谷中いろは茶屋」)

▼ある時は罪人の子を引き取り、密偵の家族をいたわる。取引相手の元盗賊が鬼平の教えを守り、慕い続けたのもうなずける。非情と情の融合―。創作とは言え、学ぶことは多い。<卓上四季>

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  五濁悪世に鬼平がいたらなぁ!

 





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  「鬼平犯科帳」 内容紹介

  著者自身の責任編集で話題を呼んだ『オール讀物』臨時増刊号をさらに充実改編して文庫化した決定版"鬼平事典"。ファン必携の一冊!


内容(「BOOK」データベースより)

 「鬼平犯科帳」といえば、ご存じ昭和43年から現在まで20年余にわたって続いている大好評の時代小説シリーズだ。その著者・池波正太郎が責任編集してこれまた評判を呼んだ『オール読物』臨時増刊号“鬼平犯科帳の世界”をさらに充実改編して文庫化した決定版「鬼平事典」がこれ。鬼平に関するすべてがわかるファン必携の1冊。

今日も、相変わらず〝珍念〟の筆致は冴えません・・・・

手品師のハト

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  魔法のつえを回すと、胸元から真っ白なハトが…。手品といえばこんな光景が真っ先に思い浮かぶ。毎回、鮮やかな手さばきに見とれながらも疑問が残った。鳥は狭い服の中にいてもなぜ暴れないのか

▼マジックの専門家に聞いたら、ハトをあおむけにすると動かなくなる性質を利用しているという。「擬死」といい、外敵に襲われそうになった時によくやる“死んだふり”のことらしい

▼こちらも「手品」の一種だったのだろうか。STAP細胞論文の不正問題で、今度は理化学研究所の小保方晴子氏が実験で使ったマウスの入手先に疑惑が浮上した。実験で使われたマウスが提供したものと違うと、共同研究者が異議を申し立てた。それなら、どこから手に入れたのか。研究の信ぴょう性にかかわるだけに看過できない

▼小保方氏は否定しているが、別のマウスを実験室に運び込んだ可能性はなかったか。厳重に管理されているものの、関係者は「ポケットに入れて持ち込めば、見抜けない」と語る

▼手品は人間の錯覚や勘違いを利用する芸だ。客もそれを知っていてトリックを楽しむ。STAP細胞には再生医療への応用という患者の期待が詰まっていた。魔術や奇術とは最も遠いところで慎重にやってもらわなければ困る

ここは再び本人に登場願って種明かしをしてもらうしかない。もちろん誇大宣伝をした“興行主”の同席もお忘れなく。 <卓上四季>

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手品・大好きな〝珍念〟理化学研究所の小保方晴子氏の(奇想天外)な魔術をぜひ見てみたい!

ベテルギウス

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  詩聖ホメロスが「いとも美しく、いとも丈高き猟夫」とたたえた巨人オリオンは「天下に敵する者はない」と高言したため、怒った神々が差し向けた大サソリに刺されて落命した。だから星座となってもサソリを恐れ、同じ空に昇らない―
▼夏の夜空にさそり座の赤星(アンタレス)を見つけるたびに、どこかで読んだ星々の説話を思い起こす。冬の間、寒天を支配していたオリオン座も、この季節は夕方の太陽とともに地平線に沈んでしまう。サソリから遁走(とんそう)するかのように

▼狩人オリオンの右肩でひときわ輝く1等星がベテルギウスだ。直径は太陽よりはるかに大きい「赤色超巨星」で晩年期の“老星”なのだそう

▼地球から640光年離れているため、すでに爆発し、一生を終えているかもしれないが、光が届くまで、私たちにはその事実を知覚することさえできない。そう聞くと、宇宙の不思議を感じる

人の世の出来事にも、何年か後になりやっと、「ああ、あの時に…」と気づくことがあるように思う。「こうしておけばよかった」「ああすべきだった」と後悔しないために、「違うものは違う!」と言い続けたい。書き続けたい。<蟇(ひきがえる) 誰かものいへ声かぎり>(楸邨(しゅうそん))

▼ここで、お知らせがあります。あすから、このコラムの筆者が代わります。4年間の担当期間中、たくさんのお手紙、メールを頂き、誠にありがとうございました。<卓上四季>

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 かく言う(珍念)のコメントは『蛇足』・・・・





石垣りんさんの「雪崩のとき」

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  このところ折に触れて思い出す詩がある。石垣りんさんの「雪崩のとき」である

◆戦後の日本は「平和一色の銀世界」と詩人の目に映った。「平和という言葉が/この狭くなった日本の国土に/粉雪のように舞い/どっさり降り積っていた」。しかしどこかから「その時が来た」という声が出る。やがてざわめきは転がり始める

◆「もう他の雪をさそって/しかたがない、しかたがない/しかたがない/と、落ちてくる」。雪崩は勢いを増し、広がり、近づいてくる。長い詩の最後、石垣さんはこう書いた。「私にはきこえる/私にはきこえる」と

◆末尾に「一九五一・一」とあるから朝鮮戦争のころだ。しかし平和を訴えた詩は色あせない。集団的自衛権論議や武器禁輸政策転換など、戦後政治の曲がり角となった国会は今日で閉幕する。その模様を見ての一作と言われても不思議に思わない

◆14歳で銀行の事務見習となり、定年まで勤めた。敗戦は25歳で迎えた。いつだったか、憲法への思いを尋ねられて、「たった一つの、私たちの大切な湖」と答えたのを覚えている。多くの犠牲があって手にした穏やかな湖。低い視線で社会を見つめ、詩作を重ねた人らしい表し方である

亡くなって10年になる。雪崩の音は聞こえますか。そう問えば泉下の詩人はどう答えるだろう。【正平調】

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     きっと、『殿・ご乱心』 と答えるでしょう!





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      OOは XXXきゃ治らない・・・・

ミツバチとの絆

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 小学校で授業を取材していて目を見開かされたことがある。授業の課題は、小さな虫を観察し、なるべく詳細に描くこと。先生のひと言に、舌を巻いた。「この虫と同じ大きさの小人になったつもりで見て、描きましょう」。観察するということの基本を教わった気がした

▼東京に続き名古屋などで上映される映画『みつばちの大地』は、蜂と同じ大きさの小人の視点で、その世界を見たドキュメンタリーだ。小型ヘリコプターや内視鏡を駆使して撮影した鮮烈な映像は、蜂と共に働き飛んでいる気分にさせてくれる

▼ミツバチは飛び回り、花を受粉させることで世界の農業生産高の三分の一を支えている。一匹の蜂が生涯で集める蜂蜜は小さじ一杯に満たぬほど。九百グラムの蜂蜜のために群れは地球を三周するほどの距離を飛ぶというから、あの甘さの何と貴いことか

▼だが、そんな蜂たちの現在の労働現場はまるでブラック企業だ。米国の工業化した農業で受粉を担う蜂は、自然の生理を無視した働き方を強いられ、薬漬けにされ、外来の感染病におびやかされ、次々と大量死している

▼コスト競争で大規模化を追求してきた米国の養蜂家は映画の中で「蜂を思いやり世話する養蜂の魂を失った。ミツバチとの絆を失ってしまった」と苦悩を打ち明ける

▼ミツバチの大きさになって世界を眺めれば、その歪(ゆが)みもまた大きく見える。【中日春秋】

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映画 『みつばちの大地』 作品詳細

最新の技術を駆使し、驚異的なマクロ撮影に成功。小さないのち、ミツバチの知られざる生態、その神秘に迫る。

◆このドキュメンタリーの大きな魅力は、ミツバチの驚くべき生態を見事にとらえた実写のマクロ映像にある。ミツバチの活動が活発になる春に撮影は行われ、2年にわたって合計105時間の映像が収められた。イムホーフ監督は本作の主役ともいえるミツバチの撮影にあたり、専用のスタジオを用意した。

◆本来は真っ暗闇の巣箱内に、黄金色に輝くミツバチの世界を作り出し、女王蜂誕生の瞬間やミツバチのダンスなど、普段は目に触れない巣箱内の様子を捉えた。そしてコロニーが一つの生命体として機能するミツバチの驚くべき知能と社会性を映像で明らかにした。

◆また、ミニヘリコプターや無人偵察機に小型カメラを設置して、飛行中に行われる女王蜂の交尾を撮影。生命のダイナミズムを感じさせる映像は映画のハイライトの1つとなっている。

『百聞は一見に如かず』〝珍念〟ぜひ映画を見てみたい! \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

 

海舟が縛った刀

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  幕末の動乱を生き抜いた勝海舟は、何度も命を狙われたが、勝は決して相手を殺さず、捕らえた者も助けたという

▲晩年、誇らしげに語っている。「私は人を殺すのが大嫌いで、一人でも殺したものはないよ」「おれが殺されなかったのは、無辜(むこ)を殺さなかった故かも知れんよ」。不殺の誓いを守り通すために、勝は自分の刀を固く縛り、抜けないようにしておいたというから、さすが幕末の英傑、腹が据わっている

▲新渡戸稲造は著書「武士道」で「これが武士道の教育を受けた者の言葉である」と勝を称(たた)え、「武士道の究極の理想は平和である」と説いた

▲集団的自衛権も、勝が縛った刀に似ている。抜かないから戦後日本は海外で一人も殺さず、殺されずに済んできた。それを安倍晋三首相は内閣の解釈変更で勝手に縛りを解き、抜こうとしている。その行く末は、米国に従ってアフガン、イラクで参戦し、無辜の民衆を殺し、自国兵士も殺され、テロに脅え続ける英国の姿が示している

隣の国に力こぶを見せられたからといって、日本らしさをかなぐり捨て、熱に浮かされたように集団的自衛権を弁じ立てる必要はあるまい。日本らしさとは、武士道の理想に通じる平和国家の理念である。勝の英知と胆力に学び、日本を守り通したい。 【水ゃ空】

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     このコラム『頂門の一針』素晴らしい!座布団10枚差し上げます・・・・

分からない.・・・?

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  4月、政府・与党連絡会議で、首相が公明党の北側一雄副代表に声を掛けた。前日、一緒にゴルフコースを回ったことを持ち出し、こう言った。「スコアは特定秘密ですよ」

◆ジョークのつもりなのだろう。首相はときどき、こういう言い方をする。先日、このやりとりを伝える新聞記事が話題になった。ある公明党地方議員の支援者の集まりでのことだ。参加者は、年配の女性が中心だった

◆「どうしてこういう冗談を口にするのかしら」。言葉遣いからいろんな情報を感じ取る。時に、その人が放つにおいのようなものも含まれる。「あれだけ反対の声があったのにねえ」「人をあざけるようなところがあるわ」

◆話題は集団的自衛権へと移った。テーブルに、月刊誌「潮」(潮出版社)の7月号があった。目次を見ると「民衆こそ王者 池田大作とその時代」の連載と一緒に、「集団的自衛権‐推進論の危険度」「改憲を避けた行使容認は国民無視の暴挙」の見出しがあった

月刊誌を読むと、集団的自衛権は危険、憲法解釈の変更は暴挙だと思える。それにしても、この分かりにくさは何なのか。きちんと国民に説明しようという誠意が感じられない。そんな声が聞かれた

◆分からない。中身も、なぜ急ぐのかも。一般の受け止めも同じだろう。与党協議は来週も続く。【正平調】

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  潮  の読者レビュー
前向きな姿勢がいいですね 投稿者:土曜クラブ会長 自営業
性善説、性悪説でいうなら性善説思考といえるのかな
人間の善性を信じ善性を伸ばすつもり?地味だが味のある編集だと思います。
 かく言う〝珍念〟『秋葉山から火事』の諺を思い出す!
  すぐに衆議院を解散して民意を問うべきだ。

 今日も 『ごまめの歯ぎしり』なのだ・・・・

 

しゃべる人形

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    映画「怪盗グルーのミニオン危機一発」Despicable Me 2で
   芦田愛菜が吹替えを担当★おしゃべり人形Electronic Plush
   ★アグネスAgnes ぴかぴか光るスリッパ【並行輸入品】
 

  しゃべる人形が1人暮らしの高齢者の人気を集めているという。名前を呼んでくれたり歌ったりと多彩な機能があり、話し相手がいない寂しさを癒やしてくれる

▼さまざまな会社が販売しており、価格は1万~2万円。20代女性向けに開発した人形が、高齢者にも支持されるようになった物もある。遠方に住みなかなか会えない子どもから贈られるケースが多いそうだ

▼内閣府の調査によると、1人暮らしの高齢者のうち、会話の頻度(電話や電子メールを含む)が「2~3日に1回」より少ない人は、男性で28.8%、女性で22.0%もいるのが現実だ

▼社会保障・人口問題研究所がまとめた「日本の世帯数の将来推計」をめくれば、高齢者世帯の1人暮らしは2010年に全体の30.7%だが、35年には37.7%になる見通しだ。本県(福島)は26.4%から32.6%に増える

▼県内では、震災と原発事故で被災した1人暮らし高齢者の「孤独死」が問題になっているが、長期的にみれば誰もが直面するおそれがある重い課題でもある。しゃべる人形は一つの救いだが、もっと良い手だてを見つけるために力を合わせたい。【編集日記】

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Photo_3     かく言う〝珍念〟おしゃべり大好きですが、話し相手がいない人の
      寂しさを癒やすことは難しいです。 

   これ以上、「減らず口」を叩くと(閻魔さま)から叱られる・・・・

米作家・故「ダニエル・キイス」さん

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 それほど親しいわけではない人の家へお邪魔した時、その家の本棚や、レコード棚が無性に見たくなる。悪い癖である

▼どんな音楽を聴き、どんな本を読んできたのか。その人の「世界」を確かめたい。本棚にピンク色で花束の絵が描かれた表紙の本を発見する。『アルジャーノンに花束を』。ホッとし、この人との距離が一気に縮まる。「あなたも」

▼一九八〇、九〇年代に青年期を過ごした人間にとって、あの本を読んでいる人ならば信じてもいいという「会員証」のような存在だった気がする。だから人にも薦めたくなる。その米作家ダニエル・キイスさんが亡くなった

▼幼児ほどの知能しか持たないパン屋さんの店員が脳の手術で天才に変わる。これ以上筋は書けぬが、SFの巨匠アシモフが「どうやって思いついたか」と質問したほど、書かれたこと自体が奇跡とも思える物語。キイスさんの答えもいい。「私にも分かりません」。神様がこの世に贈ってくれたのか

▼日本での発行部数は三百二十万部。早川書房で最も売れた本はチャンドラーやクリスティではなく、「アルジャーノン」である。日本での人気は小尾芙佐(おびふさ)さんの名訳のおかげもある。ヒントは放浪画家の山下清さんだったという

▼ついしん。どーかついでがあったら、アルジャーノンのほんをよんでみてください。ついしん。ダニエル・キイスに花束を。【中日春秋】

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『アルジャーノンに花束を』 商品の説明  内容(「BOOK」データベースより)

◆32歳になっても幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードン。そんな彼に、夢のような話が舞いこんだ。大学の偉い先生が頭をよくしてくれるというのだ。この申し出にとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に、連日検査を受けることに。やがて手術により、チャーリイは天才に変貌したが…超知能を手に入れた青年の愛と憎しみ、喜びと孤独を通して人間の心の真実に迫り、全世界が涙した現代の聖書(バイブル)。

◆内容(「MARC」データベースより)精神薄弱の陽気な青年チャーリーが人工的に知能を高める人体実験の被験者になり、やがて彼の知能は超天才の域に達していく。同じ実験を受けた白ネズミのアルジャーノンに彼の見たものは…。解説・注釈付き。

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   珍念のコメントは『蛇足』・・・・・・

歌人の評論

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与謝野晶子   廃墟となったニコラエフスク(尼港)

<私たち国民は決してこのような『積極的自衛策』の口実に眩惑(げんわく)されてはなりません。(中略)積極的自衛策どころか、かえって国民を自滅の危殆(きたい)(危険)に陥らしめる結果となるでしょう>

▼「自衛策」の部分を「平和主義」に置き換えてみる。まるで現政権を批判しているように読める。大正7年(1918年)に、歌人与謝野晶子が書いた評論の一節であることを言い当てられる人は少ないのでは

▼晶子については先日当欄で、日露戦争時の反戦詩「君死にたまふこと勿(なか)れ」を取り上げた。物議を醸した詩の発表から14年、欧州外遊を経て、詩人は雑誌や新聞に政治評論を精力的に発表するようになっていた

▼晶子は「何故の出兵か」と題した冒頭の評論で、シベリア出兵を強くけん制した。自衛の範囲を超える他国への干渉は間違いなく泥沼化し、国民を苦しめる―。見立ての正しさは歴史が証明している

▼出兵は英仏など連合国に呼応し、シベリアのチェコ軍を救出することを名目にしていた。が、結果は黒龍江河口のニコラエフスク(尼港(にこう))を占領していた日本軍と日本人居留民七百数十人が、パルチザンに襲われ犠牲になる悲劇(「尼港事件」)をもたらした。安倍晋三さんも歴史教科書で学んだはず

▼<国民は決して『積極的平和主義』や『限定容認』という口実に眩惑されてはなりません>。晶子が存命なら、間違いなくそう書く。<卓上四季>

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ふと 「七歩(しちほ)の詩」が脳裏に浮かぶ! 

(曹植)魏の詩人、武帝曹操の第三子、10才余りで詩経・論語等を読む。後、兄の文帝から難題を命ぜられて作ったのが「七歩の詩」と伝えられる。


七歩詩(應聲而作詞) 

豆を煮るに  豆萁(まめがら)を 燃やせば,
豆は 釜中に 在りて  泣く。
本 是れ 同根に 生ぜしに,
相ひ煎(に)ること  何ぞ 太(はなは)だ 急なる?

 豆を煮てあつものとし、味噌をこして汁を作るとしましょう、この時、豆がらは釜の底で燃え釜の中の豆は熱さに耐えかねて泣くいうに、豆も豆がらも元は一つの根から生じたいわば骨肉の間柄です。
これほどひどく損ないあうのはひど過ぎませんか。


 曹操の後を継いだ兄曹丕(そうひ)と曹植との関係は良くなかった。
「七歩あるく間に詩作せよ」と兄曹丕に命じられ、出来なければ殺されると言う時に、この詩を詠んで危機を脱したといわれる。
と豆がらは兄弟のことを指す。 

 今日も〝珍念〟の灰色の脳細胞は(支離滅裂)冴えません・・・(=´Д`=)ゞ

 

「辛抱という棒に花が咲く」




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   桂小金治さん          福本清三さん

 落語家の桂小金治さんに印象深い言葉がある。「辛抱という棒に花が咲く」。本当はもう少し長いのだが、意訳すればこうなる。父の教えだそうだ

◆この人にも辛抱の花が咲いた。俳優福本清三さん。チャンバラ映画で斬られること5万回、日本一の斬られ役と話題になり、71歳にして初の主役に起用された。その映画「太秦ライムライト」が神戸国際松竹などで上映中だ

◆兵庫県香美町に生まれ、中学卒業後に東映に入る。いわゆる大部屋で、丁寧な演技指導は受けていない。そんなある日、中村錦之助さん(後の萬屋錦之介)から言われた。「お前、死に方が上手だな」。自信が芽吹いた

◆しかし主役より目立ってはいけない。実際に刀を体へ当ててくるスターがいたら「どうぞ、そうなさってください」。言いながら痛くないよう台本を懐へ。俳優人生をつづった「どこかで誰かが見ていてくれる」の一場面だ

◆100人はいた斬られ役は十数人に減った。老優の哀感、チャンバラの盛衰が主題の映画は、そのまま福本さんの物語である。斬る人ばかりでいいものかと、銀幕からつぶやきが聞こえてきそうだ

◆試写会では松方弘樹さん、萬田久子さんらと舞台に並んだ。真ん中は落ち着かないのか、いつの間にかほんの少し後ずさりしている。辛抱の花は照れながら咲く。【正平調】

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『名もない人達の中で 心を打たれてたと いわれる人生を 私は生きたい』と恩師は綴る。

  人生の「賞味期限」が残り少ない〝珍念〟も かく生きたい!

「怪談は鎮魂と慰霊の文学」

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  震度は最大でも4程度だったとみられる。だが30分後に来た津波は最大38メートルに達し、約2万2千人の死者行方不明者を出した。明治三陸地震があったのは1896(明治29)年、118年前の昨日だ

◆福崎町出身の民俗学者柳田国男は、「遠野物語」の中でこの津波に関わる伝承を紹介している。それは岩手県の海沿いを舞台にした怪談めいた話だ

◆津波で妻子を失った男が夏の夜に男女の姿を見る。女は亡くなった妻で、呼ぶと振り返って笑う。かつて心を通わせた別の男と夫婦になった。そう言う妻に子はかわいくないのかと尋ねると、顔色を変えて泣いた

◆不思議な話は東日本大震災後も、東北各地で語られている。姫路の男性は昨秋、福島で「友達が人をはねた」と聞いた。はねた相手が見つからない。交番に駆け込んだら、「今夜はおめぇで3人目だ」と言われたという

◆姫路文学館の甲斐史子学芸員は今春、この逸話などを基に「現在の『遠野物語』」というパネルを展示した。「そんなばかなと聞き捨てられない。亡き人たちと心を通わせようとする話」と理解する

文芸評論家の東雅夫さんは「怪談は鎮魂と慰霊の文学」と話す。物語は語り手と聞き手がいて初めて成り立つ。東北の心が生み出す語りに対し、私たちは柳田のように誠実な聞き手でありたい。【正平調】

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 集団的自衛権を振りかざす、この人の行動は・・・・
    いっか来た道 悍ましい!
  国民の声を良く聞くべきだ。
    かく言う〝珍念〟『杞憂』している。
 

「個性的」は悪口か

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  さて問題です。インターネット上で言われて、あなたが「悪口」と感じるのはどの言葉? (1)まじめだね(2)おとなしいね(3)天然だね(4)個性的だね(5)マイペースだね−−。

 ◆これ、無料通話アプリ「LINE」の運営会社が静岡大と研究中の、ネットコミュニケーションを学ぶ授業での質問だ。静岡市立中のある2年生クラスで尋ねてみたら、一番多くの生徒が選んだのが、(4)番の「個性的だね」だったというから驚いた。他人と同じであることに価値を置く同調圧力の強い彼らの人間関係では、ほめ言葉のはずの「個性的」すら悪口になってしまうのか。

 ◆子供や若者に急速に広まったLINEは、今や保護者の最大の悩みだ。「子供が夜中までスマホを手放さない」「いじめの温床だ」「使用規制を」。親からの苦情は学校や教育委員会、LINEのカスタマーセンターにも寄せられているという。中には愛知県刈谷市のように、午後9時以降、保護者がスマホを預かるよう小中学校とPTAが呼びかけ、注目を浴びたところもある。

 ◆でも、スマホの使用を制限すればすべて解決、なのだろうか。同じ授業でLINEにストレスを感じる場面を尋ねたところ「すぐ返信がない」の次に多かったのが「なかなか会話が終わらない」だったという。会話を打ち切りたくても「もう寝るよ」と切り出せない人間関係。友達に「個性的だね」と言われることすら恐れる子供たち。その向こうには「個性的」であるより、組織や集団で浮かないよう生きている親たちがいるのだろう。

 ◆そんな窮屈で切ない現実の方にこそ、今のLINE依存やスマホ依存の原因があるように思えて仕方ないのだ。

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  コメントは『蛇足』・・・・


「大滝甚太郎」に思いを馳せる

Photo 札幌の経済・商業面で重要な役割を果たしている、札幌商工会議所の歴史の中で多くの功績を遺した一人が、大滝甚太郎(おおたけじんたろう)です。大滝甚太郎は、1865年(慶応元年)10月、新潟県岩船郡北中で生まれました。

 甚太郎は、15才で北海道に渡り父の経営していた酒屋で手伝いながら夜学に通い勉学に励んでいました。その後木材業に転向し業績を伸ばしましたが、彼は札幌商工会議所の第五・第七会頭を勤め札商発展に尽くした中興の祖として崇められています。その他にも札幌グランドホテルの建設、放送局の開設などにも大きな功績を遺されています。甚太郎は、1940年(昭和15年)4月26日死去されました。
所蔵 札幌市公文書館[喜久の薫]より転載

 関東大震災からの復旧に大きな仕事をした県人がいる。旧山北町に生まれた大滝甚太郎(おおたきじんたろう)である。明治時代に父親と北海道に渡り、新天地開発の礎を築いた人だ

▼震災の時は、札幌の商工関係者を束ねる組織の長に就いていた。関東の激震を聞くと、被災地に救援物資を送るべく動き始める。しかし、被災地には大量の荷物を受け入れる建物がないという。何とかしなければならない

▼ここで意気に燃えたのが北海道の建築業者である。倉庫を東京に建ててしまえ。寝るのも惜しんで建材を集めた。史料によると、大急ぎ船で運んだ資材を使い、瞬く間に焼け野原に倉庫ができた。北海道からの食料や木炭が積み上げられたという

▼手厚く、素早い支援は、甚太郎が酷寒の地で培ってきた信用と人望のたまものだろう。私家版の人物伝によれば、大滝家はもともと山北で造り酒屋を営んでいたが火事で蔵を失い、再出発を図った土地が北海道だった

▼ところが、札幌でも大火で焼け出された。くじけず始めた木材業が成功し、NHKの開局や、札幌五輪を見据えたホテル開業など広範囲に手腕を発揮した。強さと温かさ。どちらも誇りたい県人気質を行動で示した功績が、あまり知られていないのは惜しい

木を伐採する者の使命として、植林にも力を注いだ。「将来の治山治水のため」と語っていたという。後々の防災にまで想像力を働かせていた姿勢に、学ぶべきことは多い。大災害の節目が多いこの年に、思い起こしたい先人の一人である。【日報抄】

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  旨い! コラムニストの筆致は冴えている。
  これ以上は『蛇足』・・・・

魔法の眼鏡

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  無理が通れば道理が引っ込む。そんな現実社会のやりとりに疲れたら、童話の世界に遊ぶに限る。分かりやすく、大事なメッセージが真っすぐ胸に響く

◆魔法の眼鏡の物語などどうだろう。隠れていたものが見えればすっきりする。いわむらかずおさんの作品は、ずばり「うそみーるめがね」。主人公のさとちゃんがお手製の眼鏡を掛けて、キツネのインチキ商法を暴く

◆魔法の眼鏡の力を借りるまでもなく、これは危ないと思わせるのが、集団的自衛権をめぐるやりとりだ。日本が、戦争ができる国になる恐れはないか。いや、それ以前に物事をねじってねじって、都合よく押し通そうとする政権の姿に、警報が鳴りっ放しだ

◆古い判例を引っ張り出して「根拠」としていたはずなのに、いつの間にか消えてしまった。憲法、過去の政府見解、国会答弁。さらに基準やら条件やら、首相の信念やら。いろんなカードが飛び出し、論点を整理するどころではない

◆将来の首相や国会の判断が、集団的自衛権行使の歯止めになるという。しかし、意のままに憲法解釈を変えようとする政権と、ふがいない野党の姿を連日見せられ、誰が信じる?

◆もしや、あれこれ並べて国民を混乱させ、その間に…という作戦か。色眼鏡を掛けているつもりはないのに、そう見えて仕方がない。【正平調】

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『危うきこと累卵の如し』・・・・「うそみーるめがね」を首相や国会議員に掛けさせたい!
かく言う〝珍念〟「うそみーるめがね」欲しいです!

いわむらかずお「うそみーるめがね」 リクエスト内容

〇めがねをかけた不思議な猫・ゴーグルが、ちょっと不思議な世界を案内してくれます。ゴーグルの貸してくれるめがねをかけると、いつも見ているのとはなんだか違う世界が見えるのです。ちょっと不思議で、ちょっと怖い。そんなお話です。

投票コメント

☆忘れられない本です。とにかく面白くて、独特な不思議な感覚が好きです。この本の少しシュールな感じがたまらないです。知らない人にも読んでもらいたいと思ってしまう名作です。 またお目にかかりたいです。自分も子供の頃ゴーグル作ったくらいはまりました…

☆妻が子どもの頃大好きだったという絵本。娘に本を読み聞かせるようになり、妻の実家で捜し出した当時のこの絵本はすでにボロボロ。それでも読んでみるとこれがまぁオモシロイ!不思議な世界に親子で魅了され、さっそく新しく買いなおそうと思ったら……。是非とも復刊、お願いします。

よく諦める

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 年をとって、どこか悪いのは当たり前。「老い」に病名をつけたってしょうがない。治らないものは治らなくていい、と諦めて、老いや病とつき合おう…

▲ 愛媛緩和ケア研究会で先日、少し刺激的だが、すとんと胸に落ちる講演を聴いた。医師として京都の老人ホームで多くの人を見送ってきた中村仁一さんは、「逝き方」は「生き方」であり、死を視野に入れて生きることが大切、と明快かつユーモラスに語った

▲ 折り返しを過ぎれば人生は「還(かえ)り」。「往(い)き」とは異なり、「明日は来ないかもしれないから今日を精いっぱい生きよう」と意識する。それが、目を閉じる瞬間に「悪くない人生だった」と思える生を導く、と

▲ 「健康は手段で目的じゃない。健康や若さの『圧力』に振り回されないで」「穏やかなはずの死を、過剰な医療や介護で邪魔してはいけない」。老いや死を忌み嫌い、あらがい続ける昨今の風潮こそ不自然と省みる。「自然に死ねるように頑張ろう」―そんな聴衆のつぶやきに内心うなずいた

▲ 超高齢社会の日本は、数十年後にはいや応なく「多死社会」になる。国は医療費削減の思惑もあって、在宅医療の推進や延命治療の線引きの検討を始めた。「どこで、どのように」は、法律や医療経済に追われてではなく、一人一人が考えておくべき人生最後の宿題

▲ 「諦める」とは本来、物の道理を「明らかにする」意。よく諦め、よく生きよう。その時まで。【一日一言】

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 「大往生したけりゃ医療とかかわるな」という中村仁一医師の衝撃の"逝き方指南書"は大きな反響を呼んだ。行き過ぎた延命治療の現実に目からウロコが落ちた人も多いが、一方、目の前で親が倒れて苦しんでいるのを見て、家族は救急車を呼ばないでいられるだろうか?食べられなくなった親に一切の栄養を与えないで、と言えるだろうか?

 20年にわたって「在宅での看取り」をみてきた中村伸一医師との対論で、逝く当人、看取る家族の双方にとっての「理想の死」を考える実践の書。大量死時代を目前にし、「サヨナラの準備」は現代日本人必須の新マナーである。「生きて逝くノート」付き。

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かく言う〝珍念〟終の住み処は、ちゃんとメモリアル・パークに準備しています。

30年後か、今日か、明日か、生ある者は、必ず死ぬ!でも永遠にその場にはいません。 (法華経寿量品)の自我偈には 「方便現涅槃」 とあり、死は一つの方便であると説かれている。

◆たとえてみれば、眠るということは、起きて活動するという人間本来の目的からみれば、たんなる方便である。人間が活動するという面からみるならば、眠る必要はないのであるが、眠らないと疲労は取れないし、また、はつらつたる働きもできないのである。

◆そのように、人も老人になったり、病気になって、局部が破壊したりした場合において、どうしても死という方便において、若さを取り返す以外にない。一日の疲れを取るために寝ますが目覚めたら昨日の読きです・・・しかし、もっと確実な死がきた時、困らないように準備をする人はすくない。

◆トルストイ (ロシアの文豪)は、こう述べています「名声」など「死」の前には無力” 生死の哲学がないのは野蛮人”死は確実に来る 死の準備をせ「死よりも、死がすべての人を訪なうという事よりも、確実なものは何も無い死は、明日の日が来るという事実よりも,昼の後に夜が来るという事実よりも、夏の後に冬が来るという事実よりも正確である。

◆それなのに なんで われわれは明日の日,明日の晩、また冬の用意をしながら死の準備をしないのだろう・?死に対しても準備をしなければならぬ。死に対する準備はただ一つだ。善なる生活がそれである(「人生の道」(原久一郎)

◆「死の準備」とは何か。トルストイは、「死によっても滅びない」のは「魂(生命)だけなのだから、自分の「魂」を磨き、鍛える事だけが「死の準備」だと・・!ゆえに彼は「より学問のある人になる」ことよりも、「より有名な人になる」ことよりも、もっと大切なのは「より善良な、正義の人になる」ことであり

◆「より人間愛に満ちた人になる」ことである と訴えました。「磨き抜かれた生命」以外の名声や栄誉はすべて幻です。しかし、多くの人は、それを忘れています。死を意識し、「死の準備」をする生活すなわち、生命を磨く生活こそが、真の文明人の生活であると!

◆トルストイは言いました。「死を忘れた生活」は、動物的な本能のままの野蛮人の生活である。死を意識し、「死の準備」をする生活すなわち、生命を磨く生活こそが、真の文明人の生活であると!

 「生死」の解決がなければ、真の幸福も、平和も、文明もありません。すべて砂上の楼閣であるといえます。と・恩師は綴る!


「文章を書くことは、小切手を書くのに似ている。思想がないのに文章を書こうとするのは、銀行に残高がないのに小切手を書こうとするようなものだ」。 (ユダヤのことわざ)

減らず口の〝珍念〟反省し・恥じています。 (A;´・ω・)アセアセ

 

   
 

 
        あ・・調子に乗って演壇で講義している錯覚に、これ以上は『蛇足』

「心を磨き、運を引き寄せる力を磨きたい」

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  科学の世界には、偶然から生まれた発見や発明が数多くある。ノーベルによるダイナマイトの発明、レントゲンによるエックス線の発見などが知られる

▼感染症を予防する、世界初の抗生物質・ペニシリン発見のきっかけもそうだった。イギリスの細菌学者A・フレミングがブドウ球菌を培養中、偶然にアオカビが培地に混入していた。よく見ると、その周辺でブドウ球菌が消えていたのである。「ペニシリン」はアオカビの学名に由来する

▼偶然の産物には違いないが、発見はそれだけでは生まれまい。彼が四六時中、実験と格闘していた努力の裏付けがあればこそ、幸運を生かすことができた。近年、はやりの言葉でいえば「セレンディピティー」(偶然をきっかけに思わぬものを発見する能力)である

▼「才能とは持続する情熱であり、二四時間、頭のど真ん中に『気になること』を置ける人だけが、ある日、何かの拍子に壁を突き抜け、答えを手にできる」。キヤノン電子社長の酒巻久氏が書いていた(『リーダーのための伝える力』朝日新聞出版)。ビジネスであれ、学究であれ、運を生かす力とは、努力を持続する情熱の異名にほかならない

▼人生も同じである。運・不運に委ねるよりも、心を磨き、運を引き寄せる力を磨きたい。(名字の言)

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このコラム 『頂門の一針』素晴らしい!
【論語読みの論語知らず】の〝珍念〟反省し、恥じている・・・

クロスワード・パズル

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高齢者施設から「脱走」した英退役軍人、国外で仲間とDデー祝うフランス・ノルマンディーのウィストラムの浜辺で行われた第2次世界大戦の連合国軍による上陸作戦の決行日「Dデー」の70周年記念式典に出席し、兵士らに付き添われて歩く退役軍人たち(2014年6月6日撮影)。




一九四四年六月、ノルマンディー上陸作戦の決行を目前に控えた連合軍司令部の面々は、英紙デーリー・テレグラフのクロスワード・パズルに青くなっていた。パズルがあまりに難しかったからではない

▼こんな答えを含むクロスワードが次々と出題されていたのだ。ゴールド、オマハ、ユタ…。極秘作戦の上陸地点を示す暗号と一致する言葉だった。情報機関が調査に乗り出し、出題者はスパイ行為には関わってはいないと分かったものの、司令部の肝を大いに冷やした

▼その作戦から七十周年を迎える六月六日を目前に、今度は英国南部にある老人ホームの職員が青くなった。八十九歳の入所者にして、史上最大の作戦にも加わった退役軍人のジョーダンさんが失踪し、警察も巻き込んでの騒ぎになったのだ

▼彼は戦友らを追悼するためにどうしても式典に行きたくなった。高齢でとても独りでは無理だと止められるのを避けるため、レジ袋を持って近所への買い物を偽装し、老人ホームを出た。秘密の渡仏作戦だった

みごと式典参加を果たしたジョーダンさんは「何かを為(な)すため必要なら、僕は秘密裏に進めることができる。あの作戦に従事した戦友たちと同じようにね」と、ユーモアたっぷりに英紙に語った

ただ七十年前とは違い、今回は早々に家路に就いた。愛妻イレーネさんに会いたくて仕方がなくなったそうだ。 【中日春秋】

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愛妻家の〝珍念〟も かくありたい・・・ \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

「テープレコーダーの魔術師」

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  人の話を聞いて記録する方法に聞き書きがある。相手の言葉を一人称の形で、なるべく忠実に表現するのが特徴だ。歴史に残るような偉い人だけでなく、市井の人々の物語にも耳を澄ます

▼聞き書きの名手とも言える作家に英国のトニー・パーカーさん(1996年没)がいる。巧みなインタビューで「テープレコーダーの魔術師」と呼ばれた。犯罪者や旧ソ連末期の庶民の話をまとめた著書を読むと、どうやってそこまで聞き出したのかと驚かされる

▼何を語らせるかは結局、何を質問するかに尽きる。多くを聞き出すには相手との信頼関係も必要だ。この根気がいる作業を10年も続けた中学校が県内にある。仙北市の角館中では歴代の3年生が昨年度まで、地元の200人近くを聞き書きした

▼現代の聞き書きの武器はICレコーダー。録音内容を一字一句書き起こしたというから、どんなに大変だったか。刊行された聞き書き集には職人や助産師らさまざまな職業の人が登場。掛け替えのない一人一人の人生の重さが伝わってくる。数字に表れない温かな営みがそこにある

▼「嘘(うそ)偽りねぐ、一生懸命まっすぐとにかく頑張る」。生徒にそうメッセージを送る元教師の女性もいた。聞き書きを通じて生徒は古里を深く理解するようになり、自分自身も成長したに違いない

▼つくづく思うのは、それぞれの人生が戦後の平和に支えられているということだ。それを揺るがしかねない政権の動きには不安が一層募る。【北斗星】

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  聖徳太子のエピソードが脳裏に浮かぶ。

 ◆ 一度に10人の人の意見を同時に聞き分けられた。
 ◆ 用明天皇の死を予言した。
 ◆ 5歳くらいの頃、推古天皇の即位を予言した。
 ◆ 3歳くらいの頃、「桃と松、どっちが好き?」と聞かれて
    「桃の寿命は短いけど松は千年生きるから松の方が好き。」と答えた。
 ◆ 2歳の頃、教えられた訳でもないのに釈迦入滅の日(2月15日)に東に向
    かって「南無仏」と唱え合掌礼拝した。
 ◆ 聖徳太子の母親の枕元に金色の僧が現れ、「しばらくお前の体内を借
   りる。」と言って母親 の口へ入り込み聖徳太子を身ごもった。等々・・

  大乱世に 聖徳太子がいたらなぁ・・・
  小心者の〝珍念〟『ごまめの歯ぎしり』している o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!

 

ロボット犬 と 愛犬

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  随分前、確か雑誌で読んだジョークを思い出した。「わが家の犬はとても賢い」と自慢する愛犬家に、友人が理由を尋ねる。愛犬家は答えた。「だって日本人には日本語で、外国人にはその国の言葉でほえる」

▼ワンワンは英語でバウワウ、スペイン語ではグワウグワウ。愛犬家は飼い犬が複数の外国語を話すと言いたかったらしい。実際は、同じ鳴き声が人間の受け止め方次第で違って聞こえる。異文化の問題を犬の能力にすり替えた冗談話に笑った

▼日本企業がコンピューター犬を開発し、米国に売り込む。走力などを試した後で、最後の条件が示される。2カ国語を操るバイリンガルであること。コンピューター犬は自信満々で「ニャーオ!」。こちらは『世界の日本人ジョーク集』(中公新書ラクレ)から引いた

▼ロボット犬は近く、暮らしの中に登場しそうだ。シャープが開発し、2015年度の商品化を目指す。防犯用で、子犬ほどの大きさというから、番犬ロボットと呼んでいい。庭先で見知らぬ人を見つけると、内蔵カメラで撮影する

▼映像は家人のスマートフォンに転送される。不審者に対しては、家人の指示によってロボットが「お帰りください」と音声で警告するという。未来を舞台とした空想小説の世界が、技術の進歩によって現実味を帯びてきた

▼しかし、飼い犬がロボットに存在を脅かされる時代がくるとは思えない。犬は最も古い家畜で、2万年前あるいは3万年前から人間に飼われてきたとされる。ロボット犬の登場は、犬と人間の関わりを見つめ直す契機になる。【天鐘】

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Sekai


   『世界の日本人ジョーク集』日本人が世界でどう思われているか分るエスニックジョーク集です。

 船が沈没しそうになった時の各国人の対応ジョークなどは御存知の方も多いハズ。結構、有名なジョークが載ってます。(*この日本人オチは『皆も海に飛び込みましたから、日本人もさあ早く』と回りの目を気にする日本人をオチに使ったジョークですが、これを日本人像の全体主義と見るか、世界で特異な行動を取る日本人像と見るかは貴方次第)また、著者の実生活に基づいた解説が秀逸!

 勤勉で真面目な日本人を賛美するマンセー本でもなく、かといってステレオタイプの日本人を揶揄する本でもないので『マスゴミに洗脳された人達』に読んでみて欲しい一冊です。実際、クスリと笑えるので読んでいて楽しい!私も見事にマスゴミ洗脳されている両親に勧めようかと思っています。

 『ジョークは時として真実を伝える』…こんな文句がピッタリと当てはまります。世界から見た日本人像と各国の国民性や文化も理解しやすいですし、暗いニュースばかり流すマスコミより余程明るくなれますよ!

 日本人はユーモアを理解しない(!?)なんて世界では思われているようですが、実際はそんな事ないですからね。世界とはちょっと笑いの感覚が違うんですよ。きっと!

 感の良い子なら中学生くらいでも十分楽しめるのではしょうか。お勧めです!

今日も相変わらず〝珍念〟の<オチ>は冴えません (´;ω;`)ウウ・・・

『小池千枝ファッションの道』

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 昭和15年結婚披露パーティで 小池千枝  夫の正治
   

 文化服装学院の元学院長で、高田賢三さんや山本耀司さん、コシノヒロコさんとジュンコさん姉妹ら、世界的に活躍する日本人デザイナーを多数育てた小池千枝(こいけ・ちえ)さんが5月28日、死去した。98歳だった。葬儀は近親者らで営んだ。7月にしのぶ会を開く予定。

次女の一歳の誕生日。お祝いに今日はどこかで食事でもしようかと、夫が娘を抱き上げたときに、来客を告げるベルが鳴った。それは、夫への召集令状、赤紙の配達だった

▼紙一枚で戦地に送られた夫は、紙一枚になって戻ってきた。届けられた白木の箱には「小池正治 英霊」と書かれた紙が入っていただけだった。先日九十八歳で逝去した小池千枝さんの戦後は、そうして始まった

▼千枝さんは洋裁の技を活かし、焼け跡のバラック建ての学校で、新しい時代の装いに飢えた人々に教えた。「教育者は生徒を映す鏡。鏡が曇っていてはいけない」と話し、鏡を徹底的に磨いた

▼終戦から十年もたたぬうちに二人の娘を実母に預けパリに渡り、若きイブ・サンローランと机を並べて洋装を一から学び直した。持ち帰った立体裁断の技で日本人の体を美しく飾るため、人間工学まで学び若者に教えた

▼やがて千枝さんは「日本のファッション界のゴッドマザー」と呼ばれるようになった。高田賢三、山本耀司、コシノ・ヒロコ、ジュンコ姉妹…。教え子たちに、世界へと羽ばたく力を授けた

伝記『小池千枝ファッションの道』で彼女は、若い才能を育てることに自分を駆り立てたのは、多くの命を奪った残酷な戦争であったと書いている。かけがえのない命を紙一枚にするのではなく、美しい布で柔らかく包もうとしたのだろう。【中日春秋】

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『小池千枝ファッションの道』 内容紹介

常に時代の先端を教えつづけて、高田賢三、コシノ・ジュンコ、松田光弘、山本耀司ら、第一線で活躍するデザイナーのゴッドマザー、小池千枝の半世紀。

内容(「MARC」データベースより)

 高田賢三、山本耀司、松田光弘、コシノ・ヒロコ、コシノ・ジュンコらを育てた小池千枝の、服飾教育に捧げた半世紀を、多くの写真や証言を織りまぜながら、描く。教育とは、一人ひとりの学生を揺さぶってみて、眠っている才能を掘り起こしていくこと…。

 最も参考になったカスタマーレビュー 逞しい人 By ひろさん 

 戦後の時代の人間は雑草根性というか、それこそ何もない所から這い上がってくる印象があります。小池さんもその一人。今の日本人にどこか足りない、確固たる意思を感じました。
ファッション業界には縁のない私ですが、一人の人間の生き方として大変感銘を受けました。

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 感動しました!

110年前の叫び

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 与謝野晶子 「君死にたまふこと勿(なか)れ」

  姉は弟を深く愛していた。東大教授の兄は世間を騒がせた彼女の結婚に冷たかったが、弟・籌三郎(ちゅうざぶろう)は温かかった。そのやさしい弟が、妻をめとって間もなく兵隊にとられ、激戦地・旅順港攻囲軍にいる

▼苦戦の報が新聞に載るたびに不安に襲われた。やむにやまれぬ思いで、文芸誌「明星」(1904年9月号)に発表したのが、誰もが知る、あの詩だった。<ああをとうとよ君を泣く/君死にたまふことなかれ(中略)親は刃をにぎらせて/人を殺せとをしへしや/人を殺して死ねよとて/二十四までをそだてしや>

▼この詩「君死にたまふこと勿(なか)れ」で、与謝野晶子は猛烈なバッシングを受ける。<それは女性感情の一途な噴出であったが、軍国主義の燃え立っていた日本の社会では結果として大胆不敵な反戦思想の表現と見られた>(伊藤整著「日本文壇史」)

▼いま、晶子の“110年前の叫び”と同じ思いを抱く姉や妹、兄や弟、父や母、友や師が、おられるのではないか。身内や知人の自衛隊員の派遣地は、現在も本当に安全なのか、さらに危険な所に行かされてしまうのか―と

▼安倍晋三首相は何が何でも隊員を戦地に赴かせたいらしい。おととい示した多国籍軍支援の4基準は、まるで戦闘に巻き込まれることを促しているかのよう

▼「旗を見せよ!」「軍靴を地上に!」との要求に応え続けた先に待っていたのは、「血を流せ!」。<卓上四季>

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もしも、憲法を変えて、徴兵制にし、抑止力に核兵器を保ち、戦争になったら、その時は?「戦争絶滅請け合い法案」を「成立」させ・広く世界に発信されますように。その覚悟が有るや否や!
 



 

 「戦争絶滅請け合い法案」 デンマーク陸軍大将フリップ・ホルム こうすれば戦争が絶滅すること、請け合います) 

 「戦争行為の開始後、または宣戦布告の効力が生じた後、10時間以内に、次の処置をとること。すなわち、下の各項に当てはまる者を、最下級の兵卒として招集し、できるだけ早くその者たちを最前線に送り、敵の砲火の下に実戦に従わせること」。

 1.国家の元首。 ただし君主であろうと、大統領であろうとかまわない、しかし男子であること。
 2.国家の元首の、男性の親族で16歳以上の者。
 3.総理大臣、および各国務大臣と次官
 4.国民により選出された立法府の男性の代議士。ただし戦争に反対の投票をした者は除く。
 5.キリスト教、または他の寺院の僧正、管長、その他の高僧で、戦争におおやけに反対しなかった者。

  上記の兵卒としての有資格者は、戦争継続中、兵卒として召集されるべき者で、その場合に、本人の年齢や健康状態を考慮してはならない。ただし、健康状態については、召集後、軍医の検査を受けさせる必要がある。 以上に加えて、上記の有資格者の妻・娘・姉妹等 は、戦争継続中、看護婦または使役婦として召集し、最も戦闘が激しい野戦病院に勤務させるべきである。 
(20世紀初めに本人が作成後、ヨーロッパ各国に配布。日本では1929年長谷川如是閑が最初に紹介。)

 

Yubi


 安倍内閣は、この法案を成立させたなら 変人の〝珍念〟納得します。

 

 

 

「花盗人は風流のうち」 (*´v゚*)ゞ

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 盗みは犯罪だが、「花盗人は風流のうち」という言葉もある。花の美しさに心を奪われた風流心の表れだから、とがめ立てせず、大目に見てやる。そんな意味合い。犯人への怒りを静める処世術として考えられた方便かもしれない

▼この発想は古くからあった。狂言『花盗人』は室町時代末期から伝わる演目。桜の枝を折ろうとした男が捕まる。その男、先人が残した桜の短歌を次々に披露し、自作の歌も詠み上げる。捕まえた側は感心して男の縄を解き、一緒に花見の宴を楽しむ

▼桜を盗もうとした男も、盗まれそうになった側も、風流心を持ち合わせていればこそ成り立つ物語。おっとりした時代だったのか。とかく世知辛い今の世の中では、ついつい目くじらを立てたくなる

▼先日、出張先の東京でのこと。駅を降りるとあいにくの雨。売店で傘を買う。歩きだして間もなく、飲みものを買うためにコンビニへ。店を出て驚いた。店先の傘立てに入れておいた傘がない。購入して10分ほどで傘を盗まれてしまった

▼「生き馬の目を抜く」という言葉が浮かんだ。何と素早く、身勝手な不心得者がいたものか。怒りを覚えるより先に、あきれた。「困った人が傘を使うなら、それでいい」と、聖人君子のようには考えもしなかった

▼油断ならない社会より、信頼できる人々に囲まれていた方が暮らしやすい。都会に比べて、地方はまだいい。そう思っていたら、今は地域差がないらしい。子どもに声を掛けたおじさんが誘拐の容疑で逮捕された。心地よい社会をどのように築いていくか、悩ましい。【天鐘】

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  「花盗人は風流のうち」<言い得て妙>である! 

夏目漱石の 草枕に 「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。」という一文に始まり、「智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」と続く冒頭部分が目に浮かぶ・・・・余り考えると残り少ない髪の毛が抜ける・・・

梅雨将軍

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 気象庁の技術者だった新田次郎さんには、その経験と知識を生かした小説が多い。『富士山頂』などのほか、短編の『梅雨将軍信長』(新潮文庫)も、この作家ならではの佳作である







◆織田信長が合戦に大勝するのは、不思議と雨の時期だ。その陰には「気(気象)」を読む男がいた-という物語。若いころ、朝廷の天文所に仕えていたという平手左京亮(ひらてさきょうのすけ)がもう一人の主人公。永禄3(1560)年5月の桶狭間の戦いの前夜、今川義元の大軍が迫る。出陣の時をうかがう信長の耳に小鼓の音が響く

◆左京亮が音色の変化で空模様を読むため、夜通し打っていたもので、翌朝「午後は大豪雨になります」と告げる。信長は豪雨に乗じ、3千の軍勢で2万5千の今川軍勢を奇襲し、勝利する。そして長篠の合戦では…

◆九州北部が2日、梅雨入りした。昨年に比べ6日遅く、平年に比べると3日早いという。先日来、一足飛びに真夏の到来を思わせる日が続いていたが、梅雨前線も出番を忘れてはいない。気象台によると、この1週間は曇りや雨の日が続くと予報する。当分ムシムシ、ジメジメが続くだろうが、農作には大事な雨である

◆桶狭間の戦いがあった旧暦5月19日は新暦の6月12日。ちょうど列島の梅雨の時期に当たる。これが信長の天下統一につながるわけで、気象予報偉大なり、である。(有明抄)

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 『梅雨将軍信長』 内容紹介

 織田信長は、土砂降りの桶狭間を急襲して今川義元を倒し、雨の晴れ間を狙って長篠に武田勝頼を破った。大勝するのはいつも雨の時季。その陰には「気」を見る男がいた――。表題作の他、算法に惹きつけられた侍たちの悲劇を描いた「算士秘伝」、言い争いから富士登山に挑むことになった大奥下女の物語「女人禁制」など、自らも科学、技術、山岳の人であった著者の異色歴史小説全9編。

 ふと、明智光秀の 『時は今、雨が滴る皐月かな』の名句が浮かぶ 

 時は今(土岐は今)雨のしたたる(天のしたたる)五月かなと”5月27日愛宕神社に参拝し、6月2日に本能寺に向かったと言われています。

 ここで、「時は今・・・」の歌からみえる光秀のメッセージを整理しておく。
この歌は愛宕山で中国攻めの必勝祈願をした光秀が、公家衆との連歌の会で詠んだ歌といわれていますが!
 
 時は今・・・土岐は今あめが下しる・・・あめ=天 が下しる、つまり天下を取る五月哉・・・この季節である

 土岐とは光秀の出自と言われる土岐氏のことである。
つまり、土岐市の出自である光秀自身が天下を取るというメッセージであると言われている。天正10年(1582年5月28日) 時は今(土岐は今)雨のしたたる(天のしたたる)五月かなと”5月27日愛宕神社に参拝し、6月2日に本能寺に向かったと言われています。

あ・・『空き樽は音が高い』 (゚ー゚;

「医は仁術」

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  JIN −仁− (1-20巻 全巻) -漫画セット-
   
 
西暦2000年の現代から幕末の日本にタイムスリップした脳外科医・南方仁が、過去の人間の運命を変えていることを自覚しつつも、20世紀末までの医療技術の知識を用いて、抗生物質や近代的な医療器具を次々と「発明」し、江戸の人々を救おうと努力する歴史SF作品

 階段から転げ落ちた脳外科医が突然、幕末の江戸へ。村上もとかさんの漫画「JIN―仁―」は数あるタイムスリップ物語でも白眉ではないか。ドラマ化で名声が高まり、一気読みした人もいよう


▲昔は手の施しようのない患者の命を、未来の知識と技で救う。ペニシリンをはじめ世にないはずの薬や器具も何とか手作りして―。大学病院の医師が細かく考証したという迫真の筋立ては何度読んでもつい涙腺が緩む

▲現代から見れば物語の力で救いたくなる時代。「仁」の心は根付いていたようだ。かの水戸光圀も野山の薬草の処方や健康法を惜しげもなく伝える書「救民妙薬」を世に広めた。医の恩恵を全ての人に、という願いで

▲さて昔通りと胸を張れるだろうか。今月の成長戦略で医療を稼ぎ頭に、との号令が聞かれる。金持ち優先になりかねない混合診療の広がりを望む声も。一方で膨らむ医療費は削りたいのだから、しわ寄せはまた庶民に

▲江戸の世で苦難を数々乗り越えた「JIN」の主人公は専門医から総合診療医に脱皮して現代に戻る。出世の階段は上らず、世界中の医療過疎地で貧しい患者を診る旅へ。「医は仁術」の結末に、あれこれ考えさせられる。【天風禄】

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かく言う〝珍念〟幼稚な心と軟弱な体を(名医・南方仁)先生に救ってもらいたい。
これ以上「減らず口」を叩くと<閻魔さま>から叱られる・・・・

         

夢の文学賞受賞

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  夢を実現するのは生半可ではできない。ましてや小説家になろうというのはこの上なき狭き門。その堅い扉を自力でこじ開けた若者がいる

▼鹿沼市出身の藤石波矢さん(26)だ。第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞(KADOKAWAダ・ヴィンチ編集部主催)に、応募作219点の中から見事に選ばれた

▼受賞作「初恋は坂道の先へ」は、初恋をテーマにしたミステリー仕立ての青春小説で、物語の中に物語を組み込んだ。審査に当たった書店員や読者の評は「何か持っているわけでもない登場人物、なのに一人一人が生き生きとして心に残る」

▼編集者も、新人離れした構成力やみずみずしい文章を高く評価する。宇都宮市内の書店では地元作家誕生の期待もあってか、堂々の売れ行き1位だ

▼藤石さんは、流通関係の企業に勤務する派遣社員を続けながら、夢を追いかけてきた。次回作は「まるで違った雰囲気の小説を書き上げたい」。より面白いものを生み出そうと、新たな創作の道を歩み始めた

▼夢を持ちにくい時代。若い世代へのアドバイスは、と尋ねたところ「そんな上から目線なことは」としばらく間を置いて「楽しいと思えることを大事にしていくことかな」。とうの立ったわが身にはまぶしい言葉。楽しみを上げれば酒と昼寝ぐらいか。夢を語る資格は、到底ない。【雷鳴抄】

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「初恋は坂道の先へ」 内容紹介

「彼女が消えた。一冊の本とともに。」 小学校の教師をしている25歳の研介。ある日、恋人の品子に一冊の本が届くと、彼女は失踪した。本の贈り主は彼女が以前話していた「忘れられない初恋相手」なのか?

内容(「BOOK」データベースより)

一冊の本が届いたある夏の日、恋人の品子が失踪した。本の贈り主は彼女が以前話していた「忘れられない初恋相手」なのか?後半の仕掛けにうなること間違いなし!大注目の新人による青春小説×ミステリー。第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞受賞作。

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< 夢を実現するのは生半可ではできない>言い得て妙です。



 学歴・財産・肩書き・等。何も身に着けていませんが、かって池田先生は
 『名もない 人達の中で心を打たれたと いわれる人生を 私は生きたい』と 綴られた。
   不肖:〝珍念〟も かく生きたい!

「木材は二酸化炭素の貯金箱」

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「WOODJOB!神去(かむさり)なあなあ日常」

   都会育ちの若者が突然林業の現場に入り込むストーリーのコミカルな映画「WOOD JOB! 神去(かむさり)なあなあ日常」を鑑賞、大いに楽しんだ



▼三浦しをんさんの原作も併せて読んだ。描かれるのは森林の深遠な世界と、厳しくても人間らしい仕事。もちろん、現実はもっと大変だろうが、林業の魅力をたっぷりと伝える。舞台は三重県だが、林業県の本県に通じるところがある

▼そんな映画を待ち時間に紹介しつつ、講演やパネルディスカッションを展開するシンポジウムに参加した。盛岡が会場で、テーマは木材利用。地元で活躍する経営者や有識者らが活発に提言、あらためて認識することが多かった

▼森林の価値として近年注目を集めているのは地球温暖化防止作用だ。パネリストから「木材は二酸化炭素の貯金箱」の表現があった。なるほど。地元産を使うなら輸送燃料の消費が少なくて済み、一石二鳥と言える

▼「木材は、人が必要とし、なくて済ますことのできないものの中でも、世界で最大の、最も重要なものだ」と宗教改革者ルターは神に感謝したという。その言葉を紹介するドイツの歴史学者は「木材は文化と最初から連れ立って歩んできた」と説く

▼緑は暮らしを豊かにする。山々を守り育む「WOOD JOB」の担い手が増えていくよう期待したい。【風土計】

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日本は世界有数の森林国

  国土面積に占める森林面積を森林率といいます。国連食料農業機関(FAO)が公表しているデータでは日本の森林率は68.5%(※)。つまり国土の7割は森林ということになります。日本の森林率は先進国の中では、フィンランド、スウェーデンに次いで第3位。世界でも有数の森林国と言えます。ちなみに世界の森林率の平均は約30%です。

  日本は資源のない国とよく言われますが、森林資源については乏しいわけではなく、実は使われずにいるという現状もあります。 ※面積の算出根拠(湖沼面積の含有の有無等)が違うため、このページの最初の日本の森林率(66%)とは多少差があります。日本では一般に66%としています

<日本は資源のない国とよく言われますが、森林資源については乏しいわけではなく、実は使われずにいるという現状もあります> うい うい!

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  さすれば 宇宙人の〝珍念〟の知恵も使われずに、もったいない。
  『蟹は甲羅に似せて穴を掘る』の名言が(チト・サビシイ)

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