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2014年1月

「遊び見出し」

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前回に続き、日常の仕事のすべてが読者と直結している整理記者の仕事の一端を知っていただきたい

▼読者に記事を読ませる。整理記者が日々悪戦苦闘するのがニュースの価値を的確簡潔に表現し、読者に伝える見出しである。新聞を広げたとき、記事本文を読む意欲を引き出す役割があり、うまい見出しは新聞の魅力のひとつ


▼1932(昭和7)年5月9日、神奈川県大磯町で結婚に反対された大学生と資産家令嬢の心中事件があった。第一報を報じた東京日日新聞(現・毎日新聞)の整理記者は2人の思いをくんで「純潔の香高く 天国に結ぶ恋」という見出しをつけて人々の涙を誘った

▼この見出しは心中事件を象徴する名文句となり、同名の映画や歌が制作公開されて人気を博した。今も語られる一世を風靡(ふうび)した整理記者の活躍である

▼新聞の見出しは「よい」か「悪い」かのほかに「うまい」かどうかの世界がある。定型を外して紙面にアッと目を引く「遊び見出し」と呼ばれるものがあるが、これも同一紙面の中で多用すると新聞の質を落としかねない

▼人権を侵害する言葉を使ってはならず。整理記者の腕の見せどころは、新聞の評価を左右する見出しのつけ方といっても過言ではない。見出し楽しやむずかしや。たかが見出し、されど見出しである。【不連続線】

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 コメントは『蛇足』なのだ・・・・

あまのじゃく

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 四天王や仁王さんに踏んづけられる「あまのじゃく」。煩悩の象徴とされ民話とも結びついて、つむじまがり、ひねくれ者の意となる

▼「ええ加減にしなはれ! アメリカはん」(岩波書店)は、「ぼやくあまのじゃく」を自認する米国在住の芥川賞作家、米谷ふみ子さんの痛快エッセーだ

▼イラク戦争、メディア規制、ハリケーン被害の対応などブッシュ前政権の裏の顔を糾弾する。根底にあるのは戦争体験に根ざした反戦、反核の思いだ。翻って今の日本。秘密保護法、集団的自衛権の行使容認の動き、震災の復興遅れなど当時の米国と似ていることに驚く

▼昨秋亡くなったコラムニストの天野祐吉さんも戦争体験者で、本質を見抜き、権威の化けの皮を剥ぐところは米谷さんと重なる。こちらはしゃれっ気のあるあまのじゃくか

▼長く編集長を務めた「広告批評」で話題を呼んだ反戦広告がある。兵士が手招きする写真に依頼したコピーライターの糸井重里さんが添えた言葉は「まず、総理から前線へ」。三十数年たつが少しも古い感じがしない

▼最後の著書では軍事力や経済力を競うのではなく成熟社会への転換を説いた。従順なだけでは、あらぬ方向へ連れて行かれないとも限らないご時世だ。踏まれても頭をもたげるあまのじゃくが、もっといていい。【凡語】
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「ええ加減にしなはれ! アメリカはん」(商品の説明) 内容(「BOOK」データベースより)

 二〇〇四年に再選を果たしてからのブッシュ大統領には、もはや怖いものはない。ハリケーン・カトリナの被害の復興が進まず支持率が下がろうが、イラクが泥沼になろうが、とにかく自分の懐だけは無事なのだから!格差の拡大する一方のアメリカにも、反転の兆しが垣間見える瞬間もある。

  ハリケーン被害から見えたアメリカの中の第三世界の実態、メディア規制の深刻さ、それでもなお立ち上がりつつある市民やジャーナリストたち…。在米四十五年の著者の目には、今のアメリカはどう映っているのだろうか?おなじみ、パリセイズでの草の根反戦運動の報告も収録。「戦争なんかしてる場合やない!地球のために立ち上がらな!」と今日も熱い著者の、最新エッセイ集。

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   地球が燃えてまっせ! もう戦争なんかする余裕もないっ! なんとか正気になれまへんか!
   石器時代にかえりたくない! 在米45年の著者が、今のアメリカを熱く語る。
   パリセイズでの草の根反戦運動の報告も収録。
   アメリカはん、面白い? 思想の方ですね。
 
   安倍総理も右寄りに舵を取る奇特な方ですが!
   かく言う〝珍念〟『蟹は甲羅に似せて穴を掘る』 お笑い下され~い。

 

実力の証明

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 「天才」の育て方 五嶋 節


 それは「タングルウッドの奇跡」と呼ばれ、斯界(しかい)の伝説になっているという。バイオリニスト五嶋みどりさん(42)が14歳の時のコンサートでやってのけ、周囲を驚嘆させた演奏である

◆デビューして3年後、1986年のことだ。レナード・バーンスタイン指揮のボストン交響楽団と共演した。「セレナード」を演奏中、バイオリンの弦が切れるアクシデントに2度も見舞われた。当時、五嶋さんは3/4サイズのバイオリンを使っていた

◆しかしトラブルに動ぜず、最初はコンサートマスターの、次は副マスターのフルサイズのバイオリンを借り、旋律を乱すことなく演奏をやり終えた。インターネットの動画サイトで見ることができるが、演奏後の少女をバーンスタインが抱きしめる場面にも感動の大きさがうかがえる

◆五嶋さんが参加したアルバム「パウル・ヒンデミット作品集」が、米音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞を受賞した。幼いころ、バイオリニストだった母親とともに渡米。今は米国を拠点に世界で活躍する演奏家に実力の証明が加わった

◆みどりは不器用な子どもで、何度練習してもうまくいかないときが多かった-と、母の節さんの著書『「天才」の育て方』にある。「一流と認められている人は、子どものときに苦労をたくさん積み重ねたのではないかと思います」。【有明抄】

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 五嶋節 著書『「天才」の育て方』 内容説明

(「BOOK」データベースより)ホンダラ神童!くそったれ天才!五嶋流「体当たり教育論」。

「天才」姉弟を育てた母からのメッセージ!世界的ヴァイオリニストへ成長するわが子とともに、母は何を学んだか。日本の家庭教育はどう見えるか。「お母さん、自信をもって。子どもはみんな世界一です!」

 

  1日練習しなければ自分に分かる。
  2日練習しなければ批評家に分かる。
  3日練習しなければ聴衆に分かる。  アルフレッド・コルトー(フランスのピアニスト)

    音楽だけが世界語であって、翻訳される必要がない。そこでは魂が魂に話しかける。byアウエルバッハ

     もし私が生まれ変わるとすれば、私は音楽に生涯を捧げたい。音楽は地上における唯一の安価で罰せられることの
     ない陶酔である。byシドニー・スミス

     かく言う〝珍念〟↑『論語読みの論語知らず』 なのだ・・・・ モジモジ(。_。*)))

みんなって誰?

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 NHK朝の連ドラ「ごちそうさん」の一場面。勤労奉仕の時間に勉強していた女学生を教師がしかる。反論する女学生。「何で学校で勉強したらあかんのですか」。ぴっかぴかの正論ですがな。

▼教師いわく「みんなが、そうやって我慢してるんです」。せやけど、政治家同士がもう少し我慢できれば、戦争なんて起こらへん。戦争を起こすのは、みんなではなく為政者や。みんなって誰?

▼集団的自衛権。みんなで戦争しましょうか-。万一のことあらば戦争を始めたお偉いはんに聞いてみたい。みんなの戦争、あんさんらも行かはりますな。籾井(もみい)はん、もちろん、見てはりますな。【夕歩道】

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☆ 終戦のとき、筆者は3歳でした。食べ物も、着るものも何もない、恐ろしい餓鬼地獄でした。あれから68年・・・・集団的自衛権。自衛隊を国防軍に核兵器?・・喧々諤々議論がでていますが。もしも、憲法を変えて、徴兵制にし、抑止力に核兵器を保ち、戦争になっら、その時は?「戦争絶滅請け合い法案」を「成立」させ・広く世界に発信されますように。その覚悟が有るや否や!

「戦争絶滅請け合い法案」 デンマーク陸軍大将フリップ・ホルム こうすれば戦争が絶滅すること、請け合います) 

「戦争行為の開始後、または宣戦布告の効力が生じた後、10時間以内に、次の処置をとること。すなわち、下の各項に当てはまる者を、最下級の兵卒として招集し、できるだけ早くその者たちを最前線に送り、敵の砲火の下に実戦に従わせること」。

 1.国家の元首。 ただし君主であろうと、大統領であろうとかまわない、しかし男子であること。
 2.国家の元首の、男性の親族で16歳以上の者。
 3.総理大臣、および各国務大臣と次官
 4.国民により選出された立法府の男性の代議士。ただし戦争に反対の投票をした者は除く。
 5.キリスト教、または他の寺院の僧正、管長、その他の高僧で、戦争におおやけに反対しなかった者。

   上記の兵卒としての有資格者は、戦争継続中、兵卒として召集されるべき者で、その場合に、本人の年齢や健康状態を考慮してはならない。ただし、健康状態については、召集後、軍医の検査を受けさせる必要がある。 以上に加えて、上記の有資格者の妻・娘・姉妹等 は、戦争継続中、看護婦または使役婦として召集し、最も戦 闘が激しい野戦病院に勤務させるべきである。 
     (20世紀初めに本人が作成後、ヨーロッパ各国に配布。日本では1929年長谷川如是閑が最初に紹介。)

     小心者の〝珍念〟今日も 『杞憂』している (´;ω;`)ウウ・・・
   






自分の成長を測る〝物差し〟

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自分のプレーやフォームを映像で確認することは、芸能やスポーツの世界で当たり前になっている。だが、昔はそんな便利な機械はなかった。どうしたか

▼「離見の見」という言葉がある。室町時代の能の大成者、世阿弥が言った。己を離れ、観客席から見るつもりで、演者の自身を見る。その時こそ「わが姿を見得するなり(自分の姿が見える)」との戒めである

▼能では、シテ(主役)が舞い終えると幕の内に入り、大きな鏡の前に立つ。装束も面も着けたまま、客席に見えていたであろう自分の姿を見る決まりがあるという。二十六世観世宗家の観世清和氏は、〝舞台の出来不出来を突きつけられる厳しい時間〟と(『能はこんなに面白い!』小学館)。この省察と精進が、700年の伝統を築いた礎と実感した

▼どの世界でも、活躍する人は、自分の成長を測る〝物差し〟を持っているものだ。仏道修行の根幹も同じである。御義口伝は、法華経に説かれる「七宝」を、修行に肝要な七つの宝に配する。その一つ「慙」とは〝謙虚に自分を見つめること〟

▼日々の勤行・唱題の中で、御本尊という〝生命の鏡〟に照らし、自分を見つめる。そして、行動に打って出る。その積み重ねが、明日の勝利へつながる。【名字の言】

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『能はこんなに面白い!』 商品の説明 内容紹介 初めてでも能がわかる!楽しめる!開眼の書

 とかく難解で敬遠されがちな「能」ですが、謡曲名作選や入門書は多々あれど、本質的な魅力をわかりやすく伝える本はほとんどありません。そこで武道家・思想家として今もっとも注目される内田樹氏が、観阿弥・世阿弥の直系にして最大流派である能楽観世流の二十六世宗家・観世清和氏との対話を通じ、「能」の本質的魅力を広くわかりやすく伝えるのがこの本です。

 今年は観阿弥生誕680年・世阿弥生誕650年にあたり、記念公演や展覧会などが多々予定されています。能を観たことがない方も、難しいと敬遠してきた方も、この本をきっかけにぜひ能楽堂に足を運び、親しんでみてはいかがでしょうか?

   「能は日本文化の原点」と語る観世宗家、その観世流で能に“はまる”こと稽古歴17年
   の内田氏。目からウロコの「能」体験を、ぜひこの一冊で!

    【編集担当からのおすすめ情報】 日本の伝統芸能のみならず、美意識そのものの
    原点ともいえる「能」。この本を編集させていただいたおかげで、能楽だけでなく美術
    や文学など、あらゆる日本の伝統芸術に対する理解がずっと深まりました!

    「能」は観るだけではなく、やってみるとさらに楽しいもの!です。 タッキー&翼の今井
    翼クンなど、若手アーティストにもお稽古をする人が増えています!
    よく分からなくてもとにかく一度、観てみよう、謡ってみよう、舞ってみよう、そんなふ
    うに「能」への扉を開いていただけると嬉しい限りです。

    かく言う〝珍念〟『行住坐臥(ぎょうじゅうざが)』が未熟。恥じています 。・゚゚(≧д≦)・゚゚・。

老いを詠む川柳

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 <長生きはしたくないねとジム通い>。老境の矛盾が笑いを誘うが、気持ちはよく分かる。全国老人福祉施設協議会が主催する第10回「60歳からの川柳」の優秀作だ。秀句のいくつかを紹介する

◆定年は人生の節目。<定年日偽装メニューでおもてなし>の後は、夫婦の力関係も微妙に変わるようだ。<ゴミ出しに定年なし!と妻の檄(げき)>。あきらめ顔で<家族さえ読まぬ自分史書き始め>る夫を尻目に、妻はといえば<この歳でまだ女子会を名乗る老妻(つま)>

◆高齢者を狙う詐欺の撃退法は、おとぼけ交じりでユニーク。<オレオレをアレ・コレ・ソレで振り払う>のも一つの手。<オレオレにそれで足りるの問い返す>や<話好きオレオレ詐欺も困ってる>の域になれば、敵も尻尾を巻いて逃げそうだ

◆<ほぼ更地あきらめました髪芝居><叩(たた)いた蚊よくよく見ればシミだった>。老化を詠んだ自虐ネタも目立つが、観察力を磨くことは脳の活性化につながる。老いを見つめ、笑い飛ばすのも老後を明るく生きるこつだろう。<介護する嫁の荒れた手あたたかい>は特別賞に選ばれた佐賀市の原峻一郎さん(83)の作品

◆ところで、首都決戦では76歳と72歳の元首相のタッグが話題を集める。意気軒昂(いきけんこう)というべきか、いつまでも枯れないというべきか。見方は分かれようが、高齢者が元気なのは悪くない。【有明抄】

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  コメントは『蛇足』なのだ!

マクベス

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 3人の魔女と出会ったマクベスとバンクォー
 (1855年、テオドール・シャセリオー画)

 スコットランドの将軍マクベスは、「いずれ王になる」と魔女に予言される。その言葉通りマクベスは主君を殺し王座を手にするが、魔女の次の予言には破滅の暗示が…

▼シェークスピア悲劇の魔女ならぬ身であれば、国の未来を見通せるはずもないけれど、ほんのお遊びを。日本記者クラブは毎年、会員を対象にその一年を予想するアンケートを年頭に行っている。ことしの10問を紹介する

▼(1)12月31日現在の日本の首相は誰か(2)同日現在の東京都知事は誰か(3)年内に安倍晋三首相は靖国神社に再び参拝するか(4)年内に日中首脳会談があるか(5)日経平均株価が瞬間風速で2万円を超えるか

▼(6)消費税の8%から10%への引き上げを年末までに閣議決定するか(7)11月の米中間選挙で民主党が下院の過半数を奪還するか(8)日本人がノーベル賞を受賞するか(9)ソチ五輪でフィギュア女子の浅田真央選手が金メダルを取るか(10)サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で日本代表がベスト8に入るか

▼仕事柄、日々ニュースを追ってはいても、これがなかなか当たらない。ちなみに昨年最も難しかった問題は「年末時点での日銀総裁は誰か」。正解は黒田東彦氏。正解率は8・4%だった

▼同クラブの会員はベテラン記者やOBが中心だが、昨年まで8年連続で全問正解者はいなかった。われこそはニュース通という方はぜひ挑戦してみては。年末が楽しみになる。【春秋】

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   珍念のコメントは『恐れ入谷の鬼子母神』・・・

「いつの日か自分もあんな魔法が使えるようになろう」

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 クラウディオ・アバドさんは七歳の時、魔法にかけられた。ミラノのスカラ座で聴いたドビュッシーの夜想曲。舞台上から光や色が放たれ、絵が見える気がした。少年はその夜、決心したという。「いつの日か自分もあんな魔法が使えるようになろう」

▼名指揮者アバドさんの訃報に接し、三十年近く前に録音されたレコードを聴き直した。彼がロンドン交響楽団を振ったラベルのボレロ。クライマックスで、強烈な叫びが聞こえる。演奏する楽団員たち自身が興奮のあまり上げたという雄叫(たけ)びだ。オーケストラも魔法にかけられていたのだ

▼バイオリニストだった父はアバド少年に教えたそうだ。「誰かと一緒に音楽をやる時には、自分がうまく弾けるとか、よい耳を持っているとかいうことはそれほど重要ではない。音楽においても日常生活においても、ほかの人の言うことに耳を傾けることが最も大切なのだ」(『アバドのたのしい音楽会』評論社)

▼二〇〇〇年にがんで胃の全摘手術を受けてからアバドさんは体調不良に苦しみ続けたが、指揮者仲間のサイモン・ラトルさんにこう語っていたという

▼「それが悪いことばかりでもないんだ。どういう訳か自分の体の内部からの声が聞こえるようになった気がする。胃を失った代わりに、内なる耳を与えられたようなものだ」

▼今は、名演が終わった後の静寂に耳を傾けたい。【中日春秋】

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   クラウディオ・アバドさん↓
   http://www.asahi.com/articles/ASG1N66G6G1NUHBI02N.html

 弊社は1991年のヨーロッパ室内管弦楽団の日本ツアー、また2006年の「ルツェルン・フェスティバル・イン・東京 2006」(於:東京・サントリーホール)の折に、氏を招聘いたしました。後者では9日間にわたり、氏が率いるルツェルン祝祭管弦楽団のオーケストラ・コンサートを軸に、「マウリツィオ・ポリーニ ピアノ・リサイタル」、「室内楽コンサート」、「ルツェルン祝祭チェンバー・フェスト」などが行われました。

    また、これにつづく「ルツェルン・フェスティバル・イン・北京 2009」(於:北京・国家大
    劇院)にも、アバド氏とルツェルン祝祭管弦楽団、ユジャ・ワンらを招聘いたしました。

    1973年の初来日以来、40年にわたり日本へ素晴らしい音楽を届けてくれた氏に、深
    い感謝の意を表したいと思います。氏の来日の歩みにつきましては末尾にまとめま
    したので、お目通しいただけましたら幸いです。

      常に至高の音楽を求め、私たちに清新な音楽を与え続けてくれたマエストロ、イタリ
    ア芸術の何たるかを教えてくれ、一方では若いアーティストを育成し、チャンスを与
    え続 けることにも時間を惜しまなかった偉大なマエストロのご冥福を、心からお祈り
    申し上げます。

        かく言う〝珍念〟「いつの日か自分もあんな魔法が使えるようになろう」と お迎え
     が来るまで(来てもまだ早い)と追い返す。希望に燃えて邁進したい・・・・!(^^)!

摩訶不思議な国

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 昔々、孝行息子がお山へ薪拾いに行くと、いいにおい。あら不思議、滝の水がお酒に変わっているではないですか。行いを愛(め)でた神様からの贈り物。でもお父さん、飲みすぎないでくださいね。

 認知症の家庭介護。現代の孝子伝説というよりは、つらい現実。ちょっと目を離したすきの鉄道事故が相次ぐ。孝養の果てに突然親を失い、その上多額の賠償請求が報いとすれば、あまりに酷。

 一体前世にどんな善行を積んだのかしら。起こした事故の被害が広がるほど、国や銀行が助けてくれる会社もあるね。でも湧き出(いず)るのは酒ならぬ、危険な汚染水。神様は決して愛でてはおらぬ。 【夕歩道】

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そんな あほな!

(こういっちゃ語弊がありますが)日本という国は摩訶不思議な国なのだ・・・

ヒトゴト主義

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  1979年の米スリーマイル島原発に次いで、86年に旧ソ連チェルノブイリ原発が深刻な事故を起こした後に、作家広瀬隆さんはこう書いている

<次がフランスと日本の疑いは濃厚だ。それでも原子力関係者は、安全論を喋りまくっている。それほど安全なら、なぜ大都会「東京」に原子力発電所を建てないのか>。集英社文庫版の「東京に原発を!」にある

▼この“予言”は極めて残念ながら的中した。世界有数の電力消費地トウキョウに電気を送っていた福島県内の原発で―。一方、都内に原発をつくろうとする動きは、当然のごとく全く聞こえてこない

▼世界史に残る大事故を起こした東京電力は、停止中の新潟県内の原発を再稼働させようとしている。「動かせないなら、電気料金を値上げする」というのは、まるで“人質犯”の言い方だ

▼原発問題とは、突き詰めれば「倫理・道徳」にいきつく。自分たちの近くにあるのは嫌な代物を離れた所ならつくっていいのか。動かしていいのか。そこにも人々の暮らしがあるというのに

2月9日投票日の、東京都知事選は、電力大消費地の住民の生き方や倫理観が問われる選挙になる。それは“ヒトゴト”ではない。道内では、なぜ札幌に原発がないのか。泊原発周辺の人たちに危険を押しつけていていいのか。国まかせで、ただ再稼働の時を待つかのごとき道政に違和感を覚える。 (卓上四季)-----------------------------------------------------------------------------
「東京に原発を!」出版社/著者からの内容紹介
 それほど安全だというなら、東京に建てたらどうなのだ!過疎の浜の人は死んでも仕方ないというのか。安全神話に彩られた原発の危険性を最新データや写真をもとに説く衝撃の書。(解説・野坂昭如)

内容(「BOOK」データベースより)
 そんなに安全で便利だというのなら東京に作ればいいじゃないか。新宿西口に建ててみたらどうだ!過疎の浜の人は死んでも仕方ないというのか。チェルノブイリ事故で一層はっきりした原発の危険を最新データを駆使して説く衝撃のテキスト。
        人類の安全と代替エネルギーの根本問題を、豊富なイラスト、写真を元に鋭く抉るノンフィクションの話題作!
    〝珍念〟のコメントは 『数をいうまい羽織の紐』なのだ。 お笑い下され~い (@_@;)

「わすれない」

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 短い文章の方が、思いをうまく言い表せるのだろうか。日本一短い手紙のコンクール「一筆啓上賞」の大賞5作が先日、決まった。今回のテーマは「わすれない」。先生に宿題は忘れませんと書いた小学生。亡くなった祖父にお別れを言う幼児。40字以内に凝縮された思いに感心した

▼その中でも、目を引いた作品がある。「忘れないよ。3・11の夜、ぎゅっと握ってくれた君の小さな手が、ママにくれた勇気」。岩手県宮古市の主婦(37)が娘(4つ)あてに書いた

▼当時、おそらく母親はぼうぜんと立ちすくむしかできなかったはず。停電の暗がりで胸に抱いた、幼いわが子の笑顔や泣き声は、どんなに強い支えになったろう。親子の絆を思う

▼もうすぐ東日本大震災から丸3年。例えば八戸市では、一見、震災以前の風景がだいぶ戻ってきた気もする。だからこそ、先が見えない不安とか、お金では買えない何かを失った感覚とか、あのとき胸をえぐった「痛み」を、思い出しておきたい

▼市によれば、震災の被災世帯のうち住宅を「再建済み」と回答したのは75%を超え、「予定あり」も1割超。再建は一定程度進んでいるようだ。少しほっとできる結果ではある

ただ、回答した世帯が3分の1にとどまることもあり、市は調査を続けるという。経済的負担が再建を阻んでいるとの声も。依然として震災の爪痕を身近に感じる人たちがいるならば、これも「忘れてはならない」現実である。 【天鐘】

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かく言う〝珍念〟心が痛みます。 これ以上は『蛇足』・・・・・

サイフエルト博士

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 オーストリアの元文部次官であるサイフェルト博士と池田名誉会長の対談「生命の光 母の歌」が、本紙で好評連載中だ。博士はソプラノ歌手としても知られ、各国で華麗な歌声を響かせてきた

▼「以前、サイフェルトさんに励まされたことがあります」。博士の来日公演(1993年)でスタッフを務めた男性が、思い出を語ってくれた

▼コンサートの日、妻の出産が近づいていた。それを知った博士は、演目が終わると男性のもとへ。「アンコールで歌ったブラームスの子守歌は、あなたの子どものためにと思って歌ったの。きっと無事に生まれてくるわ!」とほほ笑み、ウサギの形をしたオルゴールを手渡した。宿舎に戻ると、わが子の誕生を伝えるメモが。はやる気持ちを抑えて、男性は電話機に手を伸ばした

▼「多忙な公演のさなかだっただけに、博士の気遣いが今も鮮やかです」。こう男性は振り返る。子どもは大学生となり、先日、成人式を迎えた。今も部屋にあるオルゴールが向学の日々を見守る

▼対談で〝人生はあまりにも短い。その時間を誰かのために使いたい〟と博士は語る。どんな忙しい時でも、人との出会いを大切にし、言葉を大切にする。その実践が、幸福の新たな調べを紡ぎ出す【名字の言】

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感動しました。 「人間は一つの言葉で争いもすれば、仲直りもできる。一つの言葉が生涯の傷ともなれば、忘れ得ぬ希望の人生のきっかけになる。

一つの言葉は一つの心をもっている。ゆえに言葉を大切にすることは、心を大切にすることに通じる言葉の美しい人であってほしい。」と恩師は綴る。

     おしゃべりの〝珍念〟反省し、恥じています!

「ホスピス」

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 安達さくらさん

 

 心に残る作文がある。昨年の中学生人権作文コンテスト兵庫県大会で、6点が最優秀に選ばれた。いずれも感銘を受ける内容だったが、そのうちの1点、福崎町立福崎東中学・安達さくらさんの「ホスピス」は思わず読み返した記憶がある

◆ホスピスに転院して病と向き合う肉親の姿を通して、人生で大切なものは何かを考えていく。それは限られた時間を精いっぱい生きること、と思いは深まる。重いテーマなのだが、まなざしの優しさが静かに胸を打った

◆作文に登場したホスピスあるいは緩和ケアと呼ばれる病棟が、兵庫県内にも誕生して20年余りになる。今では国内4番目という15施設になった。4月には丹波地域で初めて県立柏原病院にもできると、先日の地域版で読んだ。まだまだ増えそうだ

◆がん患者やその家族に寄り添い、体や心の痛みを和らげる。それがホスピス・緩和ケアである。20年前は知名度も低かった。それが今、中学生が正しく理解し、作文で取り上げる。隔世の感である

◆笑顔で患者を送り出せたら一番いい。しかし笑顔はなくても、懸命に生きてきた患者にその人らしい日々を送ってもらう。尊厳のある時間を過ごしてもらう。そんな場が地域で増えるのはとても大事だ

◆‐と、いろんなことを考えさせた作文を、もう一度読み返してみる。【正平調】

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Ps3

  〝珍念〟 安達さくらさんの「ホスピス」を、読んで感動しました。

良き思い出

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  池田大作先生

 「池田先生のこまやかな励ましに感動の涙があふれました」。女性読者から連絡を頂いた。彼女が心を動かされたのは、記念行事での出来事だった

▼参加者の中に、中学生と高校生がいた。行事終了後、その全員が壇上に呼ばれた。何が始まるかと思いきや、行事の中心者が、一人一人に、お菓子の“金メダル”をかけていく。池田名誉会長の提案による、21世紀の主役たちへのプレゼントだった

▼自分も7人の孫がいるという彼女は、一幅の絵のような光景に「まるで孫たちが頂いているようで、涙があふれました」と。“ただのお菓子”と思えばそれまでだが、“一人ももれなく、一生涯の思い出を残してあげたい”という名誉会長の思いは、子どもたちにとって、かけがえのない思い出となるに違いない

▼「時」の流れは一定で、万人に平等に流れるものだとしても、心に刻まれた「時」は一様ではない。人生を励ましてくれる思い出をいくつ持つことができたかは、人の幸福を左右するだろう

▼“子どもたちの心は「真っ白な本」”とは、世界的な絵本画家・作家のワイルドスミス氏の言。この“心の本”に良き思い出を描き残してあげたい。良き思い出は、良き人を育む。良き思い出は、良き出あいから生まれる。【名字の言】

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 感動しました。これ以上のコメントは『蛇足』・・・・

「福島第一原発観光地化計画」

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 タイトルに一瞬ぎょっとする。「福島第一原発観光地化計画」(東浩紀編・ゲンロン)。事故現場見学のほか「ツナミの塔」「事故博物館」などの設置で観光客を呼び福島の復興に資そうという中身

▼案の定、書籍化前の計画公表段階では「今も地元に帰れない被災者らの感情を逆なでする」と批判を浴びた。ネットによる「5万人アンケート」でも「観光地化はそぐわない」の意見が約65%を占めた

▼計画を主導する東さんは「オタク論」などで知られる気鋭の哲学者。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に衝撃を受け、他の研究者らと現地に何度も入った。その後チェルノブイリでの調査を経てまとめたのが観光地化計画だ

▼チェルノブイリは原発事故後28年たち、負の遺産を見学する「ダークツーリズム」の現場として観光客を集める。もちろん事故は完全に収束しておらず、新たな「石棺」建設が進む。それでも、東さんらが感じたのは「事故の風化」に対する人々の強い懸念だったという

▼原発の是非を言う前に、日本人も事故の風化に抵抗し未来につなぐため、記憶を形にすべきではないか-。東さんらの本意だ

2020年東京五輪の際に、さも「フクシマ」など無かったかのような顔で世界の人を迎えるのか、人類史的教訓の場として可能な限り現状を公開するのか。観光地化計画はあの事故にどう向き合うか、私たちの覚悟も問うている。【西日本新聞:春秋】

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  人類の教訓の場として可能な限り現状を公開すべきだと思う。
  広島の原爆ドームは人類の遺産なのだ。長崎の浦上天主堂は
  再建されたが、原爆投下当時の面影はない!

  悪魔の爪痕を永久保存出来なかったのが残念・・・・

ホッキョクグマの危機

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 地上最大の肉食動物はホッキョクグマだという。
大きな雄は体重が650キロにもなるそうだ。ざんぶりとプールに入り、泳ぐ様子を動物園で見て圧倒された記憶がある

▼絶滅が心配されてきたそのホッキョクグマの生存が一層の危機にさらされていると、先日の本紙にあった。地球温暖化で北極海を覆う氷が急減しているためだ

▼ホッキョクグマは氷の上で主にアザラシを捕食するが、氷が縮小して狩りができなくなる夏は陸地で絶食して過ごす。カナダの生息地では過去30年間、氷のない期間が1年に1日ずつ伸びて現在は約140日。これが160日になれば生き残れないという

▼片や海氷が縮小する状況をあてにした「北極海航路」の利用が始まっている。スエズ運河を通る従来の航路で約40日かかるアジア-欧州間を半分程度にできるからだ

▼現在は、通れる海域の水深が浅いために大型船が通れず期間も短いが、将来は有望とみて政府も活用の検討を始めた。北極には膨大な埋蔵資源があり、周辺各国は開発権確保を狙って軍備を強化している

▼だが、北極の海を船ですいすい通れるほど温暖化が進んだときには食料生産が減少し、災害が多発するなどして、人類も安泰ではない。近道ができるより、ホッキョクグマが生き残る方がよほどいい。 【雷鳴抄】

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Zx2   ホッキョクグマの生存が一層の危機にさらされている。
   人類も安泰ではない。
 

   

   かく言う〝珍念〟『杞憂』している!

小型無人機を使った配送サービス

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 縁側でぽかぽか、日なたぼっこしていると、庭先に注文の品がポトリ―。そんな時代が来るのだろうか。無人機で配送サービスを、という昨年末のニュースが気になっている。

◆実用化には数年はかかりそうだというが、米ネット通販大手アマゾン・コムが、小型無人機を使った配送サービスを2015年にも始める計画とのこと。衛星利用測位システム(GPS)を利用して、商品を固定した無人機が客の自宅玄関まで飛行するイメージらしい。

◆買い物の新サービスの一つであるネット通販、その便利さとスピードをとことん突き詰めようという試みか。正直、そこまで急いで手に入れたいものが思いつかないが、きっと世の中、忙しい人が多いのだろう。(赤ペン・青ペン)

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   呆れ果てて口を閉じまする・・・・

原発の保険

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  誰だって交通事故に遭いたくないが、どれだけ注意を払っても、不測の事態に見舞われることはあり得る。だから車の運転には保険が欠かせない..

▼無責任な話だが、重大事故に備えた万全の保険もないのに、原発は運転されてきた。もっとも、東京電力福島第1原発事故のような大惨事に見合う保険料など、計算のしようがないかもしれない

▼昨年末、問題だらけの東電再建計画が策定された。簡単に言えば、東電の負担の一部を国が肩代わりするのである。「国が前面に出る」と言えば聞こえはいいが、投入されるのは税金だ

▼ところが、税金を使わなくてもツケは国民に回される。加害企業でもないのに、東電以外の電力会社も事故の賠償費用を分担しているからだ。これは電気料金に上乗せされている。結局、国、東電のいずれが責任を持つにしろ、国民の負担は変わらない

▼おまけがある。福島の事故に関係のない電力各社が負担する名目は、なぜか保険料とされた。将来の事故に備えて積み立てるのが保険料であって、事故が発生してから集めるのではあべこべだ。目の前の事故処理に使われてしまうから、保険としての意味をなさない
原発事故は起こり得るが、保険のない状態が続く。もしかすると、電力会社は「事故を起こすつもりがないから保険もいらない」という考えなのか。まさに「安全神話」そのものだ。卓上四季)

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電力会社の「安全神話」の考えに怖気がする。もっと怖いのは、あれだけの事故を起こしても、誰も責任をとらない。逮捕されない。摩訶不思議な平成の世なのだ・・・・・
これ以上は『言わぬが花』なのだ!

動物はなぜ話ができないの?

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 子どもたちだけのものにしておくのは惜しい本だ。身近な疑問に答える「世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え」(河出書房新社)。回答者の顔触れがなかなかすごい

 ▼動物はなぜ話ができないの? 答えるのは世界的な言語学者チョムスキー氏。私たちはみんな親戚? 疑問を解くのは「利己的な遺伝子」で知られる進化生物学者ドーキンス氏。「なぜ雨が降る」から定番の「宇宙人はいるか」まで、100の難問に第一線の研究者らが全力で回答している

 ▼こんな質問もある。いつかは過去に戻れるようになる? 作家グリビン氏は言う。タイムマシンは、その完成時点より前に戻れない。なぜならそこには、まだタイムマシンがないからだ。もし明日完成すれば、未来のどこへでも行けるようになる。それでも昨日には行けない。

▼とすれば、今日までに世界で起きた全ての出来事は、決して変えることはできない。私たちに与えられているのは「これから」だけなのである。しかしいかようにも変えられる「これから」である

▼東京都知事選に、細川護熙元首相と舛添要一元厚生労働相が立候補を表明した。選挙は脱原発を最大の争点に激戦となる見通しだ。小泉純一郎元首相も支援に動く。結果次第では国政も揺さぶるだろう。図らずも日本の、未来のかたちが問われる選挙となりそうだ。【鳴潮】

.最も参考になったカスタマーレビュー By yaa 

○イギリス各地の小学生による100の質問に、第一線で活躍する専門家たちが真正面から回答した本。子供の質問は、自分の子供に聞かれたらヘドモドしそうな難問ぞろい。専門家たちの回答は、フレンドリーでわかりやすく、しかも誠実である。

○この本をプレゼントされた子供は、読み進んでいくうちに、わたしたちが生きている地球、生物の進化、人間社会、わたしたちの体、その他いろいろなことについての理解を深めるだろう。未解決の分野にもいつかは挑戦してみたい、と思うようになるだろう。

     ○子供だけでなく、大人にとっても色々な意味で有益である。わたしはメカ音痴なのだが、「自動車はどうやって動くの?」
        に対する、ロンドン科学博物館の学芸員の短い解説を読んだおかげで、ガソリン自動車のメカニズムがスルリとわかった。

    ○「ウシが一年間おならをがまんして、大きいのを一発したら、宇宙まで飛んで行け
    る?」という秀抜な質問には、科学者とジャーナリストがタッグを組み、計算結果を示
    してくれているので、勉強になった。

    ○「サルはどうしてバナナが好きなの?」に対するロンドン動物園の飼育員の説明
    を読んだら、バナナをほおばりながら東奔西走する日本の国会議員の先生たちの
    姿が脳裏に浮かび、その夜はシュールな夢を見た。
        本書は、楽しいイラストつきだから、大人の絵本のかわりにもなる
       〝珍念〟のコメントは『蛇足』・・・(*^-^)


 

なぞかけ・・・?

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 なぞかけ芸人ねづっちに、こんな作品があった。「パンダとかけて、コンセントと解く」。その心は「笹ない(差さない)と止まります」。

 ▼連休中に出掛けた東京・上野動物園で、ジャイアントパンダを見物して分かった。あの体格を維持するために、ずっと笹竹を食べている。歯で皮を上手にむいてムシャムシャ。お座りして食事する姿は、動く縫いぐるみのよう。キングコブラではこうはいかない。心に空いた穴を、白黒の模様が埋めてくれるような気がした。

 ▼そういえば、仙台市八木山動物公園に中国からパンダを誘致する計画はどうなったのか。尖閣諸島国有化ですっかり冷え込んだ日中関係。中国からはなしのつぶてだという。市は「確かに状況は厳しいが、いつかパンダが来る日を待って両国関係の推移を見守るしかない」(建設局総務課)と静観の構え。本年度の関連予算は減額補正の方向で検討している。

 ▼ねづっちにならって、なぞかけを一つ。「パンダとかけて、八木山動物公園と解く」。
その心は「ズー(ZOO)と待っています」。お粗末でした(河北抄)

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 ねづっちにならって、なぞかけを一つ。「珍念とかけて、うどん屋の窯と解く」。
 その心は「お湯ばかり・湯うばかり・言うばかり」・・・お笑い下され~い!








「国際社会の指針となる事業を構築し世界の平和と安定に寄与し続ける」

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  福島県に、できたてほやほやの電力会社がある。会津電力。昨年八月に資本金三百万円で設立された会社だが、「国際社会の指針となる事業を構築し世界の平和と安定に寄与し続ける」というのが創業の理念というから、気宇壮大だ

▼その理想に向かう一歩が脱原発を前提としたエネルギーの自給だ。会津には豊富な水資源がある。水力発電所も多いが、そこで生まれた電気はほとんど首都圏に行く

▼小規模水力発電や太陽光発電から始め、ゆくゆくは東電が持つ発電用の水利権も取り戻す。そうすればエネルギーを自給するだけでなく、それを都会に売り、地域の自立も図れる。夢物語のように思えるが、国際社会に目をやれば、産油国が歩んだ道にも重なる

▼福島は原発が止まった今でも県内消費量の三倍以上を発電する「電力大国」だ。「ですが、原発事故が起きるまで電力のことなど国に任せっぱなし。ただ使うだけで関心もなかった」と会津電力の折笠哲也常務は言う

▼「無論、事故への国や東電の責任はある。でもそれを黙認してきた福島県民の責任もある。だからこそ、次世代のために私たち自身が電力供給のありようを選択しなくてはならないのです」

「エネルギー政策は地方選の争点ではない」と言う閣僚がいる。だが、福島の人々が自ら問い掛ける選択は、一大消費地・東京の人たちへの問いでもあるはずだ。【中日春秋】

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  う~ん! 読者の皆さまは、どう、お考えでしょうか・・・・?
  かく言う〝珍念〟悩んでいる。『下手の考え休むに似たり』   \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

ロボット博士の〝わかる学〟

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ブレーキを踏もう

左のハエ(虫眼鏡の中)はもがき、右のハエ(窓の外)は自由に

危険が見えてきた

▼アクセルを踏み込んで速度を適度に上げるのはよい。だが、言うまでもなく、アクセルはいくらでも踏み込めばよいというものではない。快走の心地よさに慣れて、踏み込み過ぎれば暴走になる。

▼これまで競争原理というものは、社会を進歩させ豊かにさせる良いものだった。社会主義国の失敗没落もそのことを裏付けた。しかし今や、その競争が暴走化してきた。一例は開発競争の暴走である。必要以上に矢継ぎ早に開発され発売されるタブレット機器。パソコンの「ウィンドウズ」も間もなくXPはサポートが終わり、7や8への買い替えを余儀なくされる。パソコン本体だけでなく、プリンターなど周辺機器についても同様だ。

▼そればかりか、ソフトメーカーはサービスのつもりかもしれぬが、この頃のソフトの自動化はユーザーの意に反した勝手な行動をしてしまう。それを消すのに結構、手間暇がかかる。迷惑な親切である。 情報技術(IT)関係者は、人を育て、物を大切に長持ちさせ、愛しながら使うという生き方に、まったく無知だとしか言いようがない。これがシリコンバレー文明の粗野で幼稚な面だと思われる。

▼ITだけではない。現在の新幹線「のぞみ」で十分であるのに、開発が進められているリニア新幹線。東京―名古屋間1時間半が45分に短縮されることに、どれだけの意味があろうか テレビもしかりだ。現在のハイビジョンで十分なのに、スーパーハイビジョンを普及させようと計画されている。これ以上画質を上げて、どうしようというのか。

▼それでいながら他方では、その便利さに大きく困らされている。たとえばウイルスをはじめとするITの悪用は、日を追って激烈になってきた。薬に例えれば、副作用で健康が保たれなくなってきたのである。文明人類の活動習慣を改めなければ、近く危険の谷底に墜落しそうな不安に駆られる。

  引きの知恵を

▼筆者が叫びたいことは、もうブレーキを踏まなければ危ないということだ。このイラストのハエに学んでほしい。左側の虫眼鏡の中に見えるハエは前向きに懸命にもがいているが、窓ガラスがあるから出られず、死が待ち構えている。もしもこのハエに、押しの一手でなく引きの知恵があり、バックできれば、視野が広がって本当に窓が開いた所が見つかり、右側のハエのように、外へ出られて助かるのだ。 われわれ文明国の人間は、イラストのハエに学ぶべきではなかろうか。

     退歩の必要性

    ▼戦後、貧困と苦難から立ち上がり、高度経済成長を経て今日まできた。その在り
    方を「進歩」というならば、今日、逆の「退歩」が必要になったのである。アクセル一
    辺倒でここまできたが、今やブレーキを踏み、気持ちを入れ直すことだ。

    ▼大宇宙は昼と夜、覚醒と睡眠、摂取と排せつ…といった具合に「陰陽」関係で動
    いているのである。これまでは陽の時代だったが、いよいよ陰の時期に入るのだ。
    ひと眠りし、騒ぎ疲れた気を静め、明日の覚醒を生きて迎えようではないか。(風)

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  旨い。このコラム『暗夜の灯火』(ともしび)なのだ!

  これ以上のコメントは『釈迦に説法』・・・・

芥川賞

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   日本で最も有名な文学賞、芥川賞は今月の選考会で第150回を迎えるという。直木賞とともにスタートしたのが1935年で、約80年の歴史を刻む。3日付の本紙に特集記事が載っていた。

 ▼その中で「おや」と目を引いたのが、唯一の辞退者、高木卓。肩書は作家というよりドイツ文学専攻の元東大教授の方が似合う。母は文豪幸田露伴の妹で、高木は露伴のおいに当たる。

 ▼なぜ辞退したのか。記事には、辞退すれば同人仲間がもらえると思い込んだという説が書かれている。また手元にある高木の著書「露伴の俳話」の解説によれば、選ばれた作品は「習作だからとして辞退した」とある。

 ▼もう一方の直木賞にも辞退者がいる。「樅ノ木は残った」などで知られる山本周五郎。ご次男が後に語る父は「小説は読者にいっぱい読んでもらえたら、それが賞なんだ」と言っていたという(「想い出の作家たち」)。周五郎はその後も、賞と名の付くものはすべて断った。付いたあだ名「曲軒」(へそ曲がり)の本領発揮と言える。

 ▼文芸春秋を創設し、両賞を制定した菊池寛の苦虫をかみつぶしたような顔が浮かぶ。しかし辞退者には辞退者の理屈がある。信念があってのことなら、見識として尊重すべきだろう。

 ▼太宰治のように、芥川賞をほしくて仕方がなかったのに選に漏れた作家もいる。多数の文学の星を生む一方で、落選や辞退にもドラマがある。両賞の選考会は16日。 【小社会】

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「露伴の俳話」 内容 (「BOOK」データベースより)
 文豪露伴は、かつて身寄りの初心者を相手に俳句指導の会を開いたことがあった。露伴の甥にして後に東大教授・作家として知られた著者が、自らその筵に列なったときのノオトをもとに露伴の肉声を再現する。的確無比の評言、舌を捲く博引旁証、ときに微醺をおび悠揚と説く俳句作りの勘所は、読む者を魅了する。一読、句作の腕・鑑賞の力が一ランク・アップ疑いなしの、豊饒にして稀有の記録である。

    露伴が若い親戚を相手に句会指導したのを甥の高木卓が記録したもの。昭和15年
    12月1日~昭和17年11月29日という、途中に太平洋戦争開戦をはさむ大変な時期
    の句会録である。酒気を帯びたべらんめいの露伴の指導はそれでいて実に適切
    で、いろいろな話題にそれる博覧強記ぶりは驚くばかりである。また、俳句だけでな
    く連句も巻いており、その捌きぶりもさすがである。この時期、連句は決して絶滅し
    ていた訳ではなかったことを示す貴重な資料ともいえる。

    以下余談。露伴は芭蕉の連句の評釈の仕事でも知られる(安東次男の著作でしば
    しば罵倒されている)。実際に読んだことはなかったのだが、『露伴の俳話』を読む
    と、無性にその方面を読みたくなり、『評釈 猿蓑』(岩波文庫)をつい古本で購入し
    てしまった。が、こちらは評釈の文章が文語体で俄然ハードルが高い。

    今日も〝珍念〟の減らず口は絶好調です・・・・ ( ^ω^)おっおっおっ

「会って直に話すのが、悪感情を一掃する最上の方法である」

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 「いいか、信用っていうのはな、ガラス製品と同じで一度割れたら元にもろらないんだよ」。

▼池井戸潤さんの小説『下町ロケット』(小学館文庫)で主人公の中小企業経営者が叫んだ言葉が心に残った。ものづくり企業にとって製品への信用が第一。それは企業に限らず、人と、人、国と国との関係にも通じるものある。

▼日本と隣国の中国、韓国との関係。日中韓とも今の政権が発足しておおむね一年になるが、いまだに日中、日韓の首脳会談は開かれていない。中韓での反日感情の高まり、中韓に「親しみを感じない」日本人の増加を示す調査もある。ただ、過去最高を記録した昨年の訪日外国人数は韓国、台湾、中国の順に多かった。これは光明だ。

▼国家間の相互不信の悪環境を断ち切るには国益をかけた政府間の外交だけでは限界があろう。民間や政治家、政党など幾つかのチャンネルを組み合わせた外交も必要ではないか。

▼公明党は年頭から山口代表らがインドを訪問し、シン首相らと会談。中韓両国の政治指導者とも対話の扉を開く努力を重ねている。

▼米国のリンカーン第16代大統領の言葉に「会って直に話すのが、悪感情を一掃する最上の方法である」とある。東アジヤの首脳対話の扉を開く一年にしたい。(座標軸)

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  このコラム『的を射る』痺れる。 これ以上は『蛇足』・・・・・

「殿、ご乱心」

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 「東京原発」という映画の筋書きが頭の中を横切った。居並ぶ都庁の幹部を前に、役所広司さんふんする天馬都知事が、言い放つ。「原発を誘致します」。真意のほどは映画を見てのお楽しみ。

 「殿、ご乱心」とは無礼千万。織田、豊臣、徳川三家に仕えた細川忠興公の末裔(まつえい)が、脱原発の宝刀抜き放ち、馬上の名乗りも勇ましく現代の江戸城本丸めざすとすれば、まさしく東京戦国時代。

 旧江戸城のお堀越し、きらめく夜景は、不夜城と呼ぶにふさわしい。原発のない東京なのに。亡きたかじんさんではないが、やっぱ変やねん。さてさて、「東京脱原発」。果たして殿の軍略は。 【夕歩道】

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東京原発』(とうきょうげんぱつ)は、2004年公開の日本映画

突然、会議に招集された東京都の幹部職員たち。そこで天馬東京都知事(役所広司)から東京に原発を誘致しよういう驚愕の計画を聞かされる。幹部職員たちは困惑しながらも、徐々に喧々諤々の議論が交わされていく。果たして都知事の単なる思いつきなのか、それとも・・・。そんな中、極秘裏にプルトニウム燃料を載せたトラックがお台場から福井に向けて輸送されようとしていた。

これ以上のコメントは『蛇足』・・・・

旅の用心

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 江戸・文化年間に出版されたガイドブック「旅行用心集」に、旅の心得61か条がある。現代語訳で読んだが、今日でも通用しそうだ

▼旅行中は色欲を慎む、たまたま出合った道連れとは同宿しない、腹巻きに財布を隠し1日使う金は懐中から小出しにする、馬や駕籠(かご)が必要なら前夜に宿に頼んでおく(直接交渉すると途中で困ったことになる)…

▼伊勢参りにかこつけた旅が当時、一大ブームとなったが、トラブルも多かったようだ。全国を旅した江戸の市井人、八隅蘆菴(やすみろあん)が問われて助言したものをつづったところ、ベストセラーになったという

▼南米エクアドルを新婚旅行中の日本人夫婦が死傷した事件は、痛ましい限りだ。流しのタクシーに乗車中、乗り込んできた男に銃で撃たれたという

▼外務省はホームページで海外の危険情報を発している。エクアドルについても殺人・強盗の多発、タクシー利用の注意点を挙げていた

▼実は20年近く前、筆者も怖い目に遭った。ローマの観光地で白昼、偽警官に銃を突きつけられホールドアップ。読んでいたガイドブックの注意を絵に描いたようで、パスポートを握りしめ大声を上げたため、何も取られずに済んだ。蘆菴いわく、旅には思い通りにならない苦労があり、それが人情をつくる。用心あって旅がある、か。【凡語】

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このコラム 『頂門の一針』 お見事です。

この世に生を受けた人は誰でも、お迎えが来るまで、(人生の旅路)を彷徨うのですが、同じ過ごすなら、何があっても、楽観主義で前へ、前へ、と「黄金の旅路」を歩み続けたい!


顔の認証

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 水を買おうと自動販売機に近づく。瞬間「あなたへのオススメ」の表示が、お茶やカフェオレの上に浮かび出た。過日、東京の駅で出合った「顔認証自販機」。どんな顔と見られたのか、知るすべはない

▲ 見られ、撮られていることも、小さなレンズを探してやっと気づく。顔で年齢などを分析し、売れ筋を薦める仕組みというが、「わたしの顔」が「データ」と化し、知らず使われていることになかなか慣れない

▲ 顔認証システムは、防犯から購買動向分析、不審者のチェックまで既に広く活用されている。大半は、撮影場所も利用目的も明示されないまま。防犯だけなら目立つ設置が効果的だが、広くデータを集めるには「こっそり」が有効だから

▲ 機械だから正確、とも限らない。国は空港の出入国審査で、顔認証の本人確認システムの4月以降の導入を目指していたが、実験で17%も失敗し「使い物にならない」と見送った。顔色を読む力はまだ人間の方が上かも

▲ 最近、伊予鉄道の最寄り駅の駅員さんが替わり、改札を通るたびに一声掛けてくれる。乗車券をかざす機械しか見ていなかった自分を省み、あいさつを返す。顔見知りになれば、駅の風景も少し明るい

▲ 3月から郊外電車の全駅に防犯カメラが設置されるという。世の流れとはいえ、機械の目だらけの社会はどこか息苦しく、また外せる日が来ることを願う。犯罪抑制はやはり、人の「見守り」にしくはない。【地軸】

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近未来は、ひょつとしたら全国民に(IC・チップ)を体に付けさせる
究極の禁じ手を使うかも知れません! チト・コワイ・・・・

餌と猛獣

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  列(つら)なる島々からなる、それほど広くはない、どちらかといえば手狭な国の津々浦々に、50頭を超える猛獣が飼われていた

▼飼い主たちは、「檻(おり)は頑丈で、絶対に壊れない。安全に飼育できる」と胸を張っていた。だが、3年前の大震災で、4頭が制御不能に陥った。胃袋の破れた猛獣からは恐ろしい毒液が漏れ続け、飼育場近くに住んでいた人々は家に帰れないままだ

▼各地の猛獣たちは、いまは眠らされている。手負いの4頭の解体でさえ何十年もかかるのに、もし他の飼育場の猛獣も暴れだしたら、手狭な列島の暮らしは成り立たなくなる。だからもう目覚めさせず、全てを片づける道を進もう。そう考えるのがまっとう至極だろう

▼そんな折も折、「猛獣の餌をつくらせろ」と申し出るとは―。日本原燃は使用済み核燃料の再処理工場(青森県六ケ所村)の適合審査を原子力規制委に申請した。年内の操業開始を目指すというが、とんでもない

▼再処理施設は、原発(猛獣)の使用済み燃料(排せつ物)から猛毒プルトニウムを抽出し、「ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料」(配合飼料)を造る。いわば“飼料工場”

▼プルトニウムを食べる猛獣は原発くらい。あえて探せば核爆弾か。列島の首相は、海外に売り歩くほど原発が好きなご仁。「餌を余らせるな。猛獣をどんどん起こそう」と言い出しかねない。 (卓上四季)

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 恐ろしい猛獣に怖気がする。猛獣使いをコントロールする術が・・・・
 今日も、〝珍念〟『杞憂』している。

 

地球は大きな磁石

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 地球は大きな磁石。人はその力を利用して七つの海を行き来するすべを身に付けた。羅針盤(磁気コンパス)の発明は車輪に続く革命なのだという

▼羅針盤の狂いを直す職人は、県内にただ1人しかいない。「もしも船の電源が落ちたら、頼れるのは磁気だけ」。上原伸浩さんの言葉から大航海時代へ思いをはせた(5日付本紙)

▼アミール・D・アクゼルさんは著書『羅針盤の謎』で、さまざまな角度から羅針盤の由来に迫る。客船の中で育ち幼いころから舵(かじ)を操った著者は、風向きと強さを読み、空を観測し、針の向きから進路を選び取る船乗りの技を敬意をもって紹介している

▼文献をひもとき、コンパスを中国からヨーロッパへ初めて持ち帰ったのはマルコ・ポーロとは別人だと説く。占いに使われた道具は、かの地で大航海時代を実現する計器へと変身しコロンブスやバスコ・ダ・ガマらの冒険を支えた

▼〈すると新たな光の一つの中心から声が聞こえ 私はそちらを振り返った まるで北極星の位置を指す針のように〉著者が引用したダンテの神曲の一節に、往時の人々が羅針盤へ込めた希望やロマンが見える気がする

▼新しい年の船出に自らのあるべき姿や、世界の進むべき道を考えたい。私たち一人一人の営みが、社会という海原を渡る航路を指し示すだろう。【大絃小弦】

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  珍念の羅針盤

各界で成功を収めている達人、プロたちの言葉や振る舞いを通して思うことは、まず、はっきりとした「目標」を持つことだという。しかも逆境の中でやる気を保ち栄冠を勝ち取っていくには、心に「師匠」がいることが重要である、と

 脳科学的には、目標となる師匠の良き振る舞いを見ていると、脳内の「ミラーニューロン」という神経細胞が反応し、弟子の自分も同じように振る舞うようになるという。 それが知らず知らずのうちに、能力アップ(成長)にもつながると考えられている。

 師弟の関係は、師匠が「針」であり、弟子は「糸」だと言われる。 師匠を持つことが、いかに大切で幸福であることか。師匠とは
   「闇の中の(とも しび)のような、船が難破しないための「錨」のような存在」 (ガンジー研究の大家、ラダクリジュナン博士)

     故に、日々、心で・師匠と語らい進む人生に生き詰まりはない。読者の皆さま
      「大海原に挑む大航海に確かな人生の羅針盤」が、有るや 否や ・・・・・

名探偵 シャーロック・ホームズ

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 誰もが知っている名探偵は一昨日、160歳の誕生日を迎えた。英推理小説の主人公シャーロック・ホームズ。鹿撃ち帽にケープ付きの外套(がいとう)、パイプをくわえた姿が目に浮かぶ

▼作者は生年月日を明示していないが、世界中の読者が作品中のさまざまな描写から推理した。1854年1月6日説が有力だという

▼「簡単なことだよ、ワトスン君」と天才的な観察眼と洞察力で難事件を次々と解決するホームズ。化学や医学にも詳しく、初登場作「緋色(ひいろ)の研究」では一目で毒による殺人だと見抜いた

▼その慧眼(けいがん)を拝借できれば。食品大手「マルハニチロ」の子会社が製造したコロッケやピザなどの冷凍食品から農薬が検出された。子どもたちも口にするものだ。工場の製造過程で紛れ込んだ可能性は低いという。では誰かがわざと毒を入れたのか

▼「緋色の研究」の事件現場には「復讐(ふくしゅう)」の文字が残されていた。混入が故意だとすれば、いたずらか、何か目的があるのか。いずれにせよ、子どもまでも平気で傷つけかねない悪意にぞっとする。年末には京都で「餃子の王将」の社長が、北九州市では漁協組合長が射殺される事件も起きた

▼〈人生という無色のかせ糸に、殺人という緋色の糸が混じる。僕の仕事はその糸を解きほぐし、取り出し、白日のもとにさらすことだ〉。ホームズの言葉のように、平穏な暮らしを脅かす「緋色」は一日も早く取り除いてほしい。 【春秋】

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Hirameki


旨い。コラムニストの筆致は冴えている!

事件の外見が奇怪に見えれば見えるほど、その本質は単純なものだ。
平凡な顔ほど見わけがつきにくいように、ありふれた犯罪ほど、本当はやっかいなんだよ。
シャーロック・ホームズの冒険 (赤髪組合)

          〝珍念〟ホームズの慧眼に肖りたい・・・・

新渡戸稲造

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新渡戸稲造は行いの人である。代表的著作「武士道」を読んでも、歴任した数多くの役職をたどってもその偉大さの全貌はなかなかつかみきれない

▼芸術家の業績は残した作品が物語る。政治家の場合は国や地域の歴史が証明する。しかし教育者でもある新渡戸の生涯は誰と出会い何を語ったか、どんな影響を与えたかなどの積み重ねが大きな意味を持つ。教え子を含め多くの人に良き種をまいたといえる

▼昨年、没後80年を記念して出版された「新渡戸稲造事典」(教文館)は、その功績の高みに近づくベースキャンプの役割を果たす書物といえる。生涯を簡潔にまとめたほか、関係する人物、地名、詳細な年譜などから構成されている

▼著者は大阪市立大名誉教授の佐藤全弘(まさひろ)さんと新渡戸基金(盛岡市)事務局長の藤井茂さん。二人はさまざまな視点から行われるであろう研究の基礎資料になるようにと正確さには最も神経を使ったという

▼新渡戸研究には大きな空白がある。生涯にわたり書きつづった膨大な英文日記が未公開なのだという。国際連盟事務次長として国際舞台で活躍した新渡戸。そこには貴重な事実が眠っているはずだ

▼将来日記が公開されたときには、この事典に蓄積された研究成果を土台とし、さらに深く、広く新渡戸の実像に迫れるだろう。
【風土計】

☆『武士道』(内容紹介) かつての日本には、わが国固有の伝統精神があった。武士道もそのひとつである。それは、新渡戸稲造が1899年に英文で『武士道』を発表し、世界的な大反響を巻き起こしたことでもわかる。
☆当時の日本は、まさに文明開化の真っ只中であった。怒涛の如く押し寄せる西洋の新しい価値観によって、社会全体がことごとく西洋化していった。その変わりゆく姿を見て、新渡戸稲造は「日本人とはなにか」を問い直そうと考え始めた。そして彼は失われゆく日本の伝統精神を振り返ったとき、「武士道」こそが、日本人の精神的支柱であり、それを世界に広く紹介することが日本のためになると考えた
   ☆本書はその現代語訳である。発刊当時の明治期と同様、現代の私たちは急速な国際化の中で、日本人のアイデンティティ
      を見失いつつある。今こそ私たちはもう一度「日本人とはなにか」を問い直す時期にきているのではないか。
      倫理観・道徳観を改めて考えることができる格好の書。

      かく言う〝珍念〟のコメントは『蛇足』なのだ・・・

「世界に一つだけの教科書」

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 ある小学生が国語の教科書をなくした。コピー機など普及していない半世紀前の話。両親はどうしたか。近所で教科書を借り、字がきれいな父は文章を、絵が上手な母は挿絵を担当し、夜なべ作業で「世界に一つだけの教科書」をこしらえたという。「わたし遺産」として、他界した両親を思い、還暦を過ぎた女性がつづっていた。

 形式にこだわる紋切り型の対応を「教科書的」と言う。だが、この両親の機転は粋で温かく、そうではない。今ならいじめの標的にでもなりそうだが、同級生からはうらやましがられたという。時が移り、国の教科書検定基準改定の動きを考えると、この「教科書的」という言葉には息苦しさもこもる。

 この女性はその後、国語の先生になったそうだ。教科書から紡がれたそんな人生もあるのか。自身を振り返れば、教科書の内容はさっぱりで、先生の脱線話ばかりが記憶に残る。【デスク日記】

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Ai


  感動しました。



ことばの玉手箱 オテサーネク

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   チェコの切り株の〝怪物

   スーパーでお米10キロを買う。最近は、レジ袋を断ると、2円の割引をしてくれる。
   そのときもわたしは断って、お米を腕に抱え、車まで運んだ。これがなんだかいい感じ。10キロというと、赤ん坊だったら一歳前後、昔、わたしも、米袋くらいの息子を抱いた。そのときのことは記憶にないが、私の「腕」は覚えていて、その重みが嬉しいと喜んだ。

▼米袋は、抱き方によって中身が移動し、微妙に形が変わる。人間の内臓みたい。思い込みさえすれば、今、自分が抱いているこれが赤ん坊なのだと妄想することもできた。すると一瞬、もの悲しく甘やかな気持ちになった。

▼ものの確実な重みというものは、別にそれが赤ん坊でなくともよいのだけど、心の空漠をなだめてくれる。「人生の重荷」などというが、空のリュツクを背負って歩くことほど虚しいことはない。

▼一方、オテサーネクは米袋でなく切り株。『チェコスロバキアの民話』(大竹國弘訳編)で、子供に恵まれない貧しい夫婦の話を読んだ。ある日、夫が森で赤ん坊のような格好の切り株を見つけ、形を整えると、本当の赤ん坊そっくりに泣きだした。

▼連れて帰り、オテサーネクと名付け、妻も大喜びで育て始める。ところが、この赤ん坊次第に異様な食欲を示し始める。「食ったよ、食った/おかゆも、ミルクも、パンもね。/おっ母さんも、お父っつあんも/クローバーも、小娘もね。/干し草も、百姓も/、豚も、豚飼いも/羊飼いも、羊も/おばあさんも食っちゃうぞ」。

▼こうしてオテサーネクは、とんでもない怪物に。この民話を、チェコのアニメーション作家、ヤン・シュヴァンクマイエル監督が映画にしている。切り株の赤ん坊、オテサーネクだけが、アニメーションの技術で創られていて、その「動き方」がひどく怖い。

▼そこには羊水をまとった、新鮮な恐怖そのものが産み落とされていた。オテサーネクの複雑な根っこは、人間の、絡み合った妄想と欲望のかたち。それはやがてわたしの夢深くに侵入し、脳髄を食いちらかしてしまうだろうと思われた。

▼民話では最後、オテサーネクの腹の中から、食われたものたちが蘇生し出てくるのだが、ああ、良かったねとはとても思えない。わたしの中には、オテサーネクに食べられた感触がいつまでも残り続けた。赤ん坊は欲しい。けれど同時に、化け物を産むことの恐怖が女のなかにはある。
「オテサーネク」。初めて出会ったチェコの言葉だ。(詩人・小池昌代)

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Sabu


  チト・サビシイ  これ以上のコメントは『蛇足』・・・・

むのたけじさん

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 ことし一年、じっくりじっくりページをめくっていこうと思っている本がある。この二日で九十九歳になったジャーナリスト
むのたけじさんの『99歳一日一言』(岩波新書)だ

▼戦前からペンで時代を刻んできたむのさんが一年三百六十五日のために紡いだ言葉が、そこには並んでいる。
一月三日…<おのれを励ます最後の言葉はこれしかあるまい。「この地球に、オレはこのオレだけだ。がんばれよ、オレ」>

▼一九四五年の終戦の日、むのさんは新聞社を辞めた。戦争の真実を読者に伝えなかった責任を、自分自身で取るためだった

▼八月十五日の言葉…<人と人との相互関係は、目的が何であれ、組織の規模がどうであれ、一対一が原則です。いつでも、何でも、どこでも、何のためでも、一対一の対等であるのが当然です。そこを裏切ると、人間そのものを裏切る>

▼故郷の秋田で週刊新聞「たいまつ」を出した。保守的な風土にあえて挑む言説を掲げ続け、それを本にまとめたら、地元の顔役たちが祝ってくれた。不思議に思ったむのさんが訳を尋ねると、「たいまつは、おらだちの敵だ。だからつぶすわけにいかぬ」

▼対立する相互関係を認め、その上で前進しようという姿勢。組織や集団の論理ではなく一対一で向き合おうという精神。そこに憎悪の連鎖を変えるカギがあるのではないかと、むのさんは記している。【中日春秋】

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   コメントは『蛇足』なのだ・・・・!

 『99歳一日一言』 (内容詳細)
「夜が朝を産む」「勝敗は結論ではない。そこからの出発だ」「首尾一貫、終始一貫。産声もあの世行きもメデタイ。笑って死のうよ」…。99歳を目前にした現役ジャーナリストによる示唆に満ちた知恵のことば。日々の過ごし方から仕事への心構え、政治参加、さらには卒寿を越えての境地、男と女の機微まで、幅広く、深く語る人生讃歌。

 

6年後の予測

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 「未来予測」は、今も昔も新聞や雑誌の定番の企画である。もっとも、思想家の三宅雪嶺が主宰した『日本及日本人』が大正9(1920)年に組んだ特集「百年後の日本」のスケールの大きさには舌を巻く。

 ▼なにしろ、2020年の日本がどんな国になっているのか、350人を超える当時の各界の著名人に尋ねる力の入れようだ。最近、復刻版(ジェーアンドジェー・コーポレーション)が出て、大正文化人の「先見性」を、この目で確かめることができるようになった。

 ▼「非常に美しく繊細な明るい女が増える」とは、いかにも「愛の詩人」と呼ばれた室生犀星らしい。「文字はローマ字になる」は、はずれた。一方、「女子の大臣、大学学長」や鉄道と水道が張り巡らされた東京の地下の様子などは当たっている。法学博士、末広重雄の恐るべき予言もあった。「遠からず日米戦争を惹起(じゃっき)し、その勝敗如何(いかん)によりて、日本の百年後の運命が定まる」。

 ▼さて、2020年東京オリンピック・パラリンピックを控え、小紙もまた識者、有名人111人に「平成32年の予想図」を聞いている。地球温暖化や少子高齢化、新しいエネルギーの行方など、わずか6年後とはいえ、やはり未来を見通すのは難しい。

 ▼ただし、軍事、経済両面で膨張を続けているであろう中国にどう向き合うか、これが最大の課題であることは間違いない。安倍晋三首相やジャーナリストの櫻井よしこさんが説く通り、憲法を改正してまともな国家となり、世界の平和に貢献しているだろうか。

 「一世紀後世界に於(お)ける位置の重要を加え、これに伴う責任を果たすに怠(おこた)らじ」。雪嶺は100年後の展望を自ら語りながら、未来の日本人にこんな激励の言葉を残している。[産経抄]

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 100年後はこの(コラム)をご覧になつていられる方たちは、ほとんど亡くなられるでしょう。今日か、明日か、30年後か、だれも分からない・・・?

 人生は、瞬間瞬間の時間の積み重ねである。自分の一念を何に定めて生きるのか!
           その目標に取り組んだ祈りと行動は 新しい自分自身を作るのだ。

           今この瞬間に、過去・現在・未来・が含まれている。 現在の自分自身は過去の一念の反映が表れている。
           今の瞬間を悔いなく戦い抜けば、未来に結果が出てきますが!だれ人も 「生老病死」は免れません。
          あ・・演壇で講義している錯覚に〝珍念〟舞い上がっています・・

          これ以上減らず口を叩くと(閻魔様)から二枚舌をヤットコで引き抜かれる.

           口を閉じます ( ^ω^)おっおっおっ

「戦火の馬」

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  少し前の作品だが、「戦火の馬」は第1次世界大戦下の欧州を舞台に飼い主の青年と馬の絆を描いた映画だ。メガホンを取ったスティーブン・スピルバーグ監督は、底流にあるのは勇気だと述べている。

 ▼戦争に引き裂かれた青年と馬が、銃火をかいくぐり多くの出会いを経て再び巡り会う。戦火にひるまず前を向いて生き抜く主人公と馬にとどまらず、さまざまな勇気が描かれていて胸を打たれた。

 ▼馬が主役の新年が明けた。疾走する馬の美しさには競馬ファンならずとも引きつけられる。映画でもその美しさは余さず描かれていた。みなぎる力に勇気をもらえた気になる。躍動の一年を祈りたい。

 ▼株の世界で午(うま)年は「午尻下がり」と言う。過去の相場傾向から期待薄らしい。政府は経済の先行きを楽観するが懐疑的な声も多い。春には消費増税を控え、負担が増える家計の不安は募るばかりだ。

 ▼さらに気に掛かるのは、数をかさに着た政府、与党である。特定秘密保護法案を強行採決し、反対する市民のデモをテロと同列に断じた姿には「鹿を指して馬となす」の故事が浮かぶ。隣人との緊張に保守色を強める政権のその先を案じざるを得ない。

   ▼戦火の馬に、馬を軍用に買い受けた英国軍人が「戦争は皆から大切なものを奪う」と語る場面がある。暗黒の時代は願い下げだ。午年は明けた。平和を願い、叫ぶ、勇気を忘れまい。【南風禄】

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   『まさに鋭敏に人の情を読む馬の如し』 

「馬は人の感情を察知するのが得意 乗馬初心者や新人飼育係などが内心怖がりつつ馬に近付くと、馬は敏感に察知し、からかう様に 驚かせたり 威圧的な態度を取ったりするー 

 馬の洞察力 19~20世紀のドイツで計算ができる「賢馬(クルバー)・ハンス」が話題になった。例えば問題が「3+4=?」なら7回
         足を鳴らすのだ。調査の結果、本当は計算できないことが判明したが。インチキやトリックではなくハンスは飼い主や周囲の
         人々の無意識デベルの反応を読み取っていたのだ。

        馬や犬などの動物が観察し期待にそうように行動することを「賢馬(クルバー)・ハンス効果」と呼ぶー 

        これ以上のコメントは『蛇足』なのだ・・・・

サリンジャーの謎

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 ぜひとも読みたいが、出版されるのかどうか。今年1月で死後4年になる米国の作家J・D・サリンジャーの未発表小説をめぐって、今年は何かと話題が多かった

▼全世界で6千万部以上も販売され、幅広い世代の「青春の一冊」になっている「ライ麦畑でつかまえて」で知られる。日本では作家の村上春樹さんが新訳を出し、話題になった

▼後半生は一切、新作を発表せず、ニューハンプシャー州の小さな町で隠遁(いんとん)生活を送った。伝記の出版に差し止め訴訟を起こすなど、謎に包まれた伝説の作家とみられてきた

▼それが今年8月、未発表作品のうち、少なくとも5作品が出版される見込みとの情報が流れた。その見通しもはっきりしないうち、11月になって、今度はテキサス大とプリンストン大が所蔵する3作品がインターネット上に流出したと報道された

▼しかも一つは「ライ麦畑」の前編とされる。心穏やかでいられないが、遺言では2060年まで出版が認められていない。先の5作品との関係も不明だ。死後も謎は増える一方なのか

▼サリンジャーは晩年、地域の人々と交流しながら穏やかに暮らしたという。町の人たちはその静かな生活を見守り、死後も自宅の場所を部外者に明かさなかった。こんな話を聞くと、謎は謎のままでいいかとも思える。【凡語】

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 「ライ麦畑でつかまえて」 商品の説明 

 インチキ野郎は大嫌い! おとなの儀礼的な処世術やまやかしに反発し、虚栄と悪の華に飾られた巨大な人工都市ニューヨークの街を、たったひとりでさまよいつづける16歳の少年の目に映じたものは何か?
      病める高度文明社会への辛辣な批判を秘めて若い世代の共感を呼ぶ永遠のベストセラー。
  「BOOK」データベースより・発表から半世紀、いまなお世界中の若者たちの心をとらえつづける名作の名訳。永遠の青春小説。

      かく言う〝珍念〟、再度・熟読したい!

人馬一体

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  馬が戦争とともに人間と深い関わりを持ってきた歴史が気にかかる。先祖は大方の哺乳類と同じ小型だが、走るわざを磨き、そのための体につくってきた

▼速さ、持久力で誰にも負けない。蹴りで天敵をノックアウトするのは副次的力。本来は三十六計逃げるにしかず。戦いを好まぬ生き方を選んだはずだった

▼人類との出会いが戦いの道へ誘う。人が家畜にしようとした強い動機は足の速さだった。食用や農耕、運搬だけで軍事への活用がなかったら、ほかの家畜に取って代わられたに違いない

▼生死をともにする、生死を託すだけの頼れる相手として人馬一体などと言われる交流へ。愛情をもって接すると信頼の態度を見せ、そうでないと悪癖を示す。関係のこまやかさに数々のエピソードがあり、映画や歌にもなったが、山本嘉次郎監督、高峰秀子主演で純粋に少女と馬とのふれあいを描いた昭和十六年の東宝映画『馬』も、冒頭に東條英機陸軍大臣の推薦文がついた

▼馬にとっては迷惑なことだろうが、野生馬は何度も絶滅している。家畜化がなかったら馬は生きられなかったかもしれない。安倍晋三首相は師の小泉純一郎元首相とともに今年年男のウマ年で六十歳。この十年余、よくも悪しくも、日本の政治は〝小泉劇場〟の影を引きずってきた。弟子のウマ年のリーダーは、どう日本のかじを取るか

▼小泉元首相が特攻隊員の遺書に涙したのは有名。安倍首相も祖父への尊敬の念は強い。ともに愛情こまやかだが、野生馬として絶滅するか、家畜として軍用を目指すかの二者択一に導くことはないように祈りたい。 【大観小観】

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 Tono


     かく言う〝珍念〟ウマ年なのだ! 『人間万事塞翁が馬』の格言が身に染みる。

 

            四種の良馬 とは・・・?

       天台大師は『摩訶止観』の中に、「快馬(けめ)の鞭影(べんえい)を見て即(すな
      わ)ち正(しょう)路(ろ)に至(いた)る」ということを説いています。これは雑阿含経
      の「四種の良馬」という説話を引かれたものです。つまり良い馬には四種類あり
      ます。

       第一番目の良馬は、鞍(くら)の上に跨(またが)った御(ぎょ)者(しゃ)の振り下ろす
      鞭(むち)の影を見ただけで、乗り心地良く、目的地に向かって正しい道を走り出
      します。

       第二番目の良馬は、御者の振り下ろす鞭が毛や尻尾(しっぽ)に触(ふ)れただけ
      で、目的地に向かって正しい道を走り出します。

       第三番目の良馬は、鞭で皮や肉を、ピシッと打たれてはじめて驚(おどろ)き、目
      的地に向かって正しい道を走り出します。

       第四番目の良馬は、それこそ何度も何度も鞭で思いっきり強く打たれ、その痛
      みが肌(はだ)を徹(とお)して骨(ほね)まで響(ひび)き、そこではじめて驚いて、目
      的地に向かって正しい道を走り出すというのです。

       本当の名馬・賢い馬は、もちろん一番目の馬で、鞭で思いっきり叩(たた)かれな
      ければ、ちゃんと走れないような馬は、決して良馬とは言えないのです。

      今年も減らず口は絶好調です。馬に負けないように精進したい! 

 

一年の計は「元旦」にあり

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  あけましておめでとうございます
    本年もよろしくお願いします。

 元旦の穏やかな気分を言いあらわして絶妙な文章が、作家の吉田健一にある。おせち、といってもゴボウやサトイモ、コンニャクの煮しめなんぞを肴(さかな)に、ゆっくりと飲む朝の酒。まあ、何のことはないが「それはほのぼのでも染みじみでもなくてただいいもの」なのだ。

▼「もし一年の計が元旦にあるならばこの気分で一年を通すことを願うのは人間である所以(ゆえん)に適(かな)っている。その証拠にそうしているうちに又眠くなり、それで又寝るのもいい」(「私の食物誌」)。独特の吉田節だが、これぞ正月というものだ。どんな時代でも、けさのこの心持ちがずっと続いてほしいと人は望みをかける。

▼世の中は、けれど現実の世の中はそんなささやかな願望もなかなか叶(かな)えてはくれない。景気はどうなる? ニッポンの財政は? 少子高齢化著しい社会をどうする? などと考えたらお屠蘇(とそ)が苦くなるかもしれない。いや、そういう天下国家の問題だけでなく身辺の苦労はあれこれ尽きぬ。平凡に過ごすことが難しいのだ。

▼明治のコラムニスト斎藤緑雨が、じつは1900年の元日に書いている。「家内安全、商売繁盛、願ひは平凡なるものなり」「平凡なる願ひのために、平凡ならざる闘争をつづけて、人は顧みざる者なり」。114年たっても人間は変わらない。平凡を求めて七転八倒の図をいとおしみ、こころざしを胸に、さてもう一杯 【春秋】

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〝珍念〟のコメントは『蛇足』なのだ・・・・・

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