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2013年11月

「走れメロス」

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     太宰の故郷青森県五所川原市の生家近くには「メロス通り」と
     名付けられた通りがある。「走」の字をデザインしたメロスTシ
     ャッも、メロス人気がうかがえる。

      勇者は、ひどく 赤面 した。

 暴君を殺そうとして磔刑をいいわたされたメロスが、妹の婚礼に出るために、親友のセリヌンティウスを人質に置いて帰郷し、それが終わるや親友を助けるべく野山を走り続ける。太宰治『走れメロス』は中学二年の国語教科書の定番教材だ。

 ▼<メロスは激怒した>という書き出しもだが、この小説はラストも印象的である。親友のために走り続けたメロスと、供を信じたセリヌンティウスの友情に感動して王はいう。「どうか、わしも仲間にいれてくれまいか。どうか、わしの願いを聞き入れて、おまえらの仲間の一人にしてほしい」。「万歳、大様万歳」と叫ぶ群衆。大団円である。

 ▼だが、小説はここで終わらない。<一人の少女が、緋のマントをメロスに捧げた。メロスは、まごついた。佳き友は、気をきかして教えてやった。「メロス、君は、まっぱらかじゃないか。早くそのマント着るがいい。この可愛い娘さんは、メロスの裸体を、皆に見られるのが、たまらなく悔しいのだ」。そして最後の一文。<勇者は、ひどく赤面した>。

 ▼かっての教科書には、(裸は教育上よろしくないいう理由で?)この部分をカットして載せていたのもあったらしい。「万歳、王様万歳」で終わったなら、『走れメロス』は友情を賛美する物語、メロスは王を改変させた英雄である。

 ▼だけど、ラストは単なるオチなのか。「君は裸だ」と指摘した「佳き友とは、セリヌンティウスではなく王様だろう。「裸の王」ならぬ、これは「裸の勇者」のお話なのだ。

 ▼小説が<激怒した>ではじまり<赤面した>で終わる点に注目したい。赤い顔で激怒していた赤子のようなメロスが最後は赤い顔で恥じ入る。いいかえれば、単純だった若者が、最後に「友」を手に入れる物語。この瞬間、メロスはコドモからオトナに変わるのである。

 ▼それを成長ととるか俗化と解釈するかは微妙なところ。カッとなって城に乗り込むメロスはそもそも「キレル中学生」みたいなやっだった。その恥ずかしいさに中学生は気づくかな。『走れメロス』(太宰治) <名作うしろ読み>(斎藤美奈子)

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旨い。(斎藤美奈子)さんの筆致は切れ味が鋭い!。『走れメロス』も素晴らしい。
〝珍念〟も、『走れメロス』の如く人生のゴール目指し。走り抜きたい・・・・!

 

私の名作ブックレビュー 

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 西平風香さん(女優)

 漫画しか読まなかった私が、ここ数年で小説を読むようになり、今ではほとんど漫画を読まなくなりました。

 ▼この仕事をするようになって、周りの方々から本を読むことを勧められました。
最初はなぜだかわかりませんでしたが、自分が演ずる役を考えるときに、すごく役立っことがわかりました。いまでは、映画やドラマを見ても、すぐに「ここはこうやって演じるのか」とか「こうゆう表情をすれば・・・」と考えるようになりました。

 ▼役を演じるとき、台本に書かれたト書きやセリフから、自分が過去に経験したことに置き換えて考えることがあります。でも、私はまだ人生経験が浅いのでそれにも限度があり、そうゆうときに小説や映像作品が役に立ちます。

 ▼心理描写を読み解く 阿部公房(他人の顔) 今回読んだ「他人の顔」は、事故で重度のケロイド癒恨を負い、自分の顔を失ってしまった男が、特殊な仮面(他人の顔)を被り、他人として妻を誘惑する、とゆう話です。

 ▼最初、タイトルからホラー小説かと思いましたが、読み進めるうちに、主人公の男そしてその妻の心理描写に引き込まれていきました。

 ▼こんな特殊な人間関係を実際に経験することはないと思います。しかし、もし私がこの人の妻だったら、それでも夫を愛することができるのか・・・・そう考えることが、今の私にとって一番楽しいのです。

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 「言い得て玅」です・・・・ 

母に会いに行く

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 この人誰?と、おびえる母親に息子は慌てて帽子をぬぐ。ぺろりと現れる見事な…。「おおユーイチ!」。なでられながら息子は「この頭でよかった」と思う

▼長崎県のライター岡野雄一さんの「ペコロスの母に会いに行く」の一コマだ。認知症の母と60代のペコロス(小タマネギ)頭の僕。泣き笑いの4コマ漫画は自費出版からベストセラーに。今、映画版が京都市内で公開中だ

▼4人に1人が65歳以上の高齢社会のそこここで、認知症の人が生きる。推計約462万人。予備軍を含めると800万人以上という

▼今や最も身近な病。なのに、印象はいまだ「怖い」「大変」で足踏みだ。しんどい介護を体験、見聞すればなおさらだろう。映画も何本かあるが、40年前の「恍惚(こうこつ)の人」の衝撃が抜けない。そこに思わず笑えるペコロスだ

▼記憶を失う不安をすくい取る前半。曇天から日が差す一瞬に人生を映す後半。実話とはいえ恵まれた例に、「こんなものではない」と思う方もおられよう。だが、たとえ丸ごと忘れても人生が尊敬される国であって-との思いは介護する人も受ける人もきっと同じだ

▼85歳の森崎東監督は京都大卒業後、左京区の小さな診療所に勤めて地域医療に触れた。映画は長寿社会に向き合う私たちの願いが詰まったファンタジーでもある。【凡語】

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  旨い! 味わい深い・・・・(コラムニスト)の筆致は素晴らしい。

天才少年(アンドレイカ君)の閃き

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ジャック・アンドレイカ君を知っていますか?

 インテルのゴードン・E・ムーア賞などを受賞している科学者なのだが1997年生まれの16歳。まだ高校生なのに、すい臓ガンの画期的な検査法を発見して、一躍、脚光を浴びているのだ。

 13歳の時に大好きだった知人をすい臓ガンで亡くした。その際、すい臓ガンの早期発見が難しく、費用も時間もかかる上に、ガンを見逃す確率も高いことを知る。そこで、アンドレイカ君は、同じような悲劇が繰り返されない世の中にしようと、自分で新しい検査法を開発することにした。

 彼は生物学の授業で、特定のタンパク質にだけ結合する「抗体」について教わる。すい臓ガンになると、体内には特殊なタンバク質が増える。だったら、そのタンパク質と結合する抗体を検査に使えばいいではないか。だが、厄介なのは、その抗体の反応を迅速かつ正確に調べることなのだ。

 アンドレイカ君は、生物学以外にもいろいろな勉強をしている。
どこで学んだのか、彼は「カーボンナノチューブ」なるものの存在を知る。鋼板の数十倍から100倍の強度を持ち、電気をよく通し、軽く、「夢の新素材」と呼ばれることもある炭素物質だ。 カーボンナノチューブは、構造が変わると電気的な性質も大きく変わるのが特徴だ。

 え? 抗体の話はわかるけど、カーボンナノチューブがすい臓ガンの検査にどう関わるの?全然、関係ない気がするんだけど。

 だが、アンドレイカ君の天才的な頭脳は,抗体とカーボンナノチューブを「ミックスする」ことを思いついた。すい臓ガンの兆候を示すタンバク質があれば、抗体が結合し、抗体とカーボンナノチューブのミックスの構造も変化する。 だから、電気的な性質を測定すれば、構造が変化したかどうかを判定することができる。

 よく理科実健で酸性度を測定するのにリトマス試験紙を使いますよね。
そこから思いついたのかどうかは分からないが、アンドレイカ君は、抗体とカーボンナノチューブのミックスを試験紙にして使うことにした。そうすれば患者の血液や尿で簡単に検査することができる。

 こうやって説明されれば、なんとゆうことはないアイディアに聞こえるが大人の科学者たちが何十年も解決できなかつた(あるいは解決しようと思わなかった)問題を、若き天才の閃きが解決してくれた。

      新しいすい臓ガン検査法は、従来の方法と比べて、168倍速く(たった5分)
      費用は2万6000分の1で(約3円)、400倍の精度だという。検査が格安に
 
      なってしまい、もしかしたら、医薬品会社は面白くないかもしれないが、400倍の
      精度なので、すい臓ガンによる死亡率は大幅に下がるだろう。

      とはいえ、新検査法完成までの道のりは、決して平坦なものではなかった。
      実証実験の助けを得るため、200人の専門家に提案書を送ったものの、199人に
      は却下されてしまったのだ。

      ただ、一か所、ジョンズ・ホプキンス大学だけが、天才科学少年の提案に真摯に
      耳を傾け、共同研究にこぎ着けたという。

      若き天才は、アイディアも凄いが、断られても断られてもあきらめない、強い
 
      精神力も持ち合わせていたようだ。

      アンドレイカ君の検査法は、すい臓ガンだけでなく卵巣ガンや肺ガンなどにも
 
      応用できそうだ。

      それにしても、199人の専門家たち。目が節穴だったようだが、大いに反省して
      もらいたいものですなぁ!
(サイエンス宅配便 竹内薫)

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  かく言う〝珍念〟・・・・199人の専門家たちを、笑えない! 恥じている。

オーウェルの予言

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 主人公はふとしたきっかけで国の陰謀に触れる。政府の真理省に勤め、歴史の改ざんには慣れているはずなのに「記憶穴」に資料を廃棄した後も心が揺れる

▼生誕110年を迎えた英国人作家ジョージ・オーウェルの代表作「一九八四年」の前半だ。主人公が見たのは、敵国に機密を売ったと証言した男のうそを暗示する写真。戦争は大衆を熱狂させる仕掛けでは-と疑い始める

▼ロシア革命の末路を描いた寓話(ぐうわ)「動物農場」と同様、この作品も社会主義への失望が創作の下敷きとされる。主題も、時代も違う。なのに、予言めいて響く箇所がいくつもある

▼例えば<過去の変造は政体の安定に不可欠だ>。「国益」の名の下に、歴史の審判を逃れ、為政者に都合の悪い秘密が葬られる。まるで、特定秘密保護法が牛耳る明日のようだ

▼現実には、史実の変造まではないかもしれない。だが歴史の証である記録の破棄も、歪曲(わいきょく)と同じぐらい罪深い。逮捕された主人公は「そんな事実はない」と罵倒されても叫ぶ。「でも存在したんだ!存在していたんだ!」

オーウェルは執筆翌年、46歳で病没した。遺作の本作は、悲劇の中に次代への希望を託す。予言を史実にするわけにはいかない。まやかしの合意に至ろうとする一人一人の心に問いたい。諦めてはならない。【凡語】

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最も参考になったカスタマーレビュー  (トリイミキ) 

 酷使されていた動物達が人間を追い出し、手に入れた農場を「動物農場」と名付けて自主管理を始めるが、動物の中から
        人間そっくりの役割を果たすものが現われて、動物達はまた酷使され、いつのまにか昔と同じ―

        これがソビエト共産主義への痛烈な批判であることを即座に理解できる人はもうそ
         れ ほどいないのではないだろうか。それほど時が流れている。

       しかし、この物語は不滅だ。集団が個人を圧殺してゆく様が率直にわかりやすく描か
        れている。多くの職場で、学校で、サークルで、宗教団体で同じことが起きている。

       高校時代、この本は英語の副読本だった。タイトルは「Animal farm」。選んだのは先
        生。先生がなぜこの本を高校生に読ませようとしたのか、大人になった今よくわかる。

        〝珍念〟のコメントは『蛇足』  (A;´・ω・)アセアセ

万物の霊長の摩訶不思議な心

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 誰が言ったのか定かならぬ警句がある。「一人の死は悲劇だが、百万人の死は統計である」。独裁者スターリンが言ったという説もあれば、ナチスのユダヤ人大虐殺に関わったアイヒマンの言葉ともされる

▼アイヒマンは、一九六〇年に逃亡先の南米でイスラエルの秘密機関に捕らえられ、エルサレムで裁かれた。六百万人を死に追いやったと糾弾された彼が、現実に法廷で口にしたのはこういう言葉だった。「私は命令に従ったまでです」「殺害するか否かは命令次第です」「事務的に処理したのです」

▼東京に続き、昨日から名古屋などで上映が始まった『ハンナ・アーレント』は、大量殺戮(さつりく)時代の悪の本質に迫ろうとした哲学者を描く映画だ

▼収容所の恐怖を体験したアーレントは裁判を聴くうち、アイヒマンを怪物扱いする法廷と世論に違和感を抱くようになる。「彼はどこにでもいる人。怖いほど凡人なの」「彼に罪の意識はまったくない。法に従ったからよ」

▼まじめで組織に忠実な人が、自ら考えることをやめた時に結果として為(な)す「悪」。彼女が見たのは、ごくありふれた悪の姿だった

アーレントは名著『イェルサレムのアイヒマン』で記している。「政治においては服従と支持は同じもの」。百万の悲劇を単なる数字に変えてしまうのは、怪物のような政治家ではなく、私たちに潜む凡庸な悪なのだろう。 【中日春秋】

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    『イェルサレムのアイヒマン』 内容(「BOOK」データベースより)

   異質な他者との共生を唱え、全体主義の苛烈な批判者であり、かつ、大衆社会を批
   判し、多様性を徹底的に擁護する。

   内容(「MARC」データベースより) ドイツ系ユダヤ人で、ナチスの迫害を受けアメリカ
   に亡命した政治思想家、ハンナ・アーレント。異質な他者との共生を唱え、全体主義を
   苛烈に批判した彼女の思想と生涯を、イラストを交えわかりやすく解説する。

   ○かって、池田名誉会長は、ある会合で 『教育は、人間を創る。それが未来を創るこ
   とだ。ゆえに、教育こそ 最も尊き聖業である。これが、永劫に変わらざる私の信念で
   ある』
と。

   ○「経済・政治・社会の根本とは何か、順々と指導を進めた。「生命なくして、経済も、
   教育も、科学も、政治もありません。一切が、人生、社会の幸福を追求するための分
   野なのです。根本は全部人間です。生命です。

   ○その生命とは何かという根本解決の道が、宗教じゃありませんか」
と池田名誉会長は綴る。
  〝珍念〟のコメントは『釈迦に説法』・・・
 (〃゚д゚;A A゚Å゚;)ゝ ゚+:.

 

炭鉱のカナリア

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 報道記者は「炭鉱のカナリア」でありたい。ジャーナリストの筑紫哲也さんが晩年、闘病の傍ら京都市で行った講演を聞き、座右の銘に加えた

▼炭鉱に入る時、先頭の作業員は鳥かごにカナリアを携えた。有毒ガスがあれば、敏感なカナリアが真っ先に異変を示す。記者の役割と重なる

▼中国の記者はカナリアではなく、「共産党の喉と舌」と呼ばれる。記者活動には国の免許が要る。年明けには初の更新試験まで課す

▼本紙国際面によると、党は試験前研修を開き、尖閣問題や人権をめぐり国に不利益な情報を報じるな、と記者を指導している。実際、天安門前の車両突入も、党ビル前の爆発事件も謎は多いのに、中国紙は当局の主張だけを伝える

▼すさまじい統制を、しかし、ひとごとと思えない。本来、国の情報は国民のものだが、政府には権力の源となる。国民と政府がせめぎ合い、日本は民主国家を築いてきた。だが特定秘密保護法案は、大臣や幹部官僚の考え次第で、情報を国民から遮る。知ろうとする民間人まで罰し得る

政府と国民の間に立つカナリアは、特定秘密に触れない「喉と舌」を作らねば、鳴けない社会になりかねない。今はあたう限り、さえずりたい。この法案は野放図に闇を広げる毒ガスだ。守るのは国の不都合で、国民ではない。 【凡語】

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 いつか来た道! 歴史に学ぶ  「歴史は現在と過去の対話である」

  自分が生まれる前に起きたことを知らないでいれば、ずっと子どものままだ――共和政ローマ末期の政治家、キケロはそう書いた。カエサルの政敵だったというから、2000年以上も昔のことになる。それほどの時を経ても、古びた感じがしない。味のある言葉だ。

 

    「それはお前だ!」の逸話を思いだしました。どんな動物でもしとめる猟師がいました。
     ある日、手紙がきます。そこには、「地球上でもっとも凶暴なある 動物をしとめてほし
     い」と書いてあって大きな屋敷に招待される

   「オレにしとめられない動物はいない」と自信満々で猟師は出 ける。屋敷は動物園
      のようになっていて各部屋にいろんな動物がいるけど、なかなか 「地球上でもっとも
      凶暴な動物」はでてこない。

   ずんずん奥に導かれて最後の部屋までくると、オリがある猟師が鉄砲片手にそのオリ
       にはいると、鏡がある。そこに書いてあるのは 「それはお前だ!」 と。

    今日も〝珍念〟の(オチ)は、相変わらず冴えません (^-^;

 

おもてなしの心

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  東京・信濃町の学会本部を訪れたインド創価学会の婦人が、運営役員の青年に来日した喜びを語った。日本のメンバーとの交流や役員の振る舞いを通して、おもてなしの心を痛感した、と

▼婦人は言った。「皆さんが温かく声を掛けてくださり、本当にうれしかった。池田先生は、皆さんを”美しく”育てられたのですね。インドに帰ったら、私も皆さんのような”命の美しい”青年を育てていきます」

▼婦人は青年の姿を通して、池田名誉会長を見ていた。「人を見る」ということは、その人を形づくってきた人間関係――家族、友人、師弟などを見ることにもなる。逆もしかりで、「其の子を知らざれば、其の友を視よ」(荀子)とある通り、関係する人を見れば、その人が分かるというもの

▼「人間」は読んで字のごとく、「人と人のつながり」の中で生きている。相手は自分を映す”鏡”。御書には「鏡に向かって礼拝する時、そこに映っている自分の姿もまた自分を礼拝する」(769ページ、通解)と仰せだ

人を尊敬する人は、人の尊敬を得る。善き心の人は、相手の善き心に呼び掛ける。婦人の言葉を聞いた、先の青年は言った。「遠路はるばる来られた求道の”美しい心”で見られたから、”美しく”見えたのだと思いま 【名字の言)】

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  不肖〝珍念〟・・・・ (善き心の人に、なれるように邁進したい!

「心の闇」

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  善意の裏に悪意が、悪意の表に善意がある。そして、実録犯罪映画の男には氷の殺意がある

▼ヒッチコック作『サイコ』(1960年)は、人間の二面性をスリリングに描いた。片田舎のモーテルを営む気弱な青年の心に、マザコンの闇が巣くう。制御不能の殺人衝動が、宿泊美女の雪肌にナイフを突き刺す

▼『THE ICEMAN 氷の処刑人』(公開中)もヒッチ作同様の実話ベースだが、リチャード・ククリンスキー(享年70)の心の闇は一層深い。善き夫の仮面の下は冷血な殺し屋。60年代の米ニュージャージー州で、逮捕までの約20年間に100人超を葬った

▼実録モノは主役の容貌が成否を分けるゆえ、底なしの闇へと続く双眸(そうぼう)を持つマイケル・シャノンは好適だ。愛する家族の生活費のために、ギャング団の殺人依頼を受ける。崩壊寸前の善と悪の自己矛盾を巨体に封じ込める

▼ヴロメン監督の演出が秀逸。主人公の車がトンネルを通過する際、殺人の現場と幸福の家庭のカットを交互につなぐ。トンネル内が人生行路、出口に待つ陽光燦々(さんさん)の自宅が願望の暗喩(あんゆ)である。車、服、音楽、画調の時代考証もよい

ヒッチ作、本作とも男の暴力衝動は、幼少期に受けた虐待に起因。現代でも残酷な殺人事件のたび容疑者の二面性が社会を震撼(しんかん)させるが、マスコミの常套句「心の闇」は解明されるどころか、より不気味さを増す。 【恾人寸語】

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かく言う〝珍念〟の 『心の闇』は、まだ解明されていない。まだ精進が足りません・・・
反省し・恥じています。


「人間としてできる最良のことは何でしょうか」
 こう問われて、ギリシャの哲学者アンティステネスは答えた。「幸せに死ぬことです」

「大きいことはいいことだ」  「小さいことはいいことだ」

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  高度経済成長に沸いていた1960年代、「大きいことはいいことだ」というコマーシャルがはやった。ちょっと大きい森永エールチョコレートの広告である。

▼同じころ、米国には「小さいことはいいことだ」という広告があったそうだ。広告主はフォルクスワーゲン。米国車が豪華さを競っていた時代、燃費が良く小回りが効く車の良さを伝え、庶民の心をつかんだという。先月亡くなった天野祐吉さんの「広告論講義」(岩波書店)で知った。

▼天野さんは「広告はジャーナリズムの一分野」といった。確かに、世相を上手に突き、世の中を動かす広告がある。27日に表彰式がある第9回南日本広告文化賞の受賞作もジャーナリズムという視点で見ると、なるほどと思う作品がある。

▼グランプリに輝いた鹿児島銀行の「待ってろよ、未来。」もその一つだ。グラウンドに立つ照明が、イチロー選手のようにバットを差し出した少年を見守っている人の顔のようにも見える。

▼子どもたちが持つ可能性と、それを地域全体で育てようとのメッセージだろう。少子高齢化のトップランナーの鹿児島だからこそ、大切にしたいとの思いが、1枚の写真と短いコピーから伝わってきた。

▼上向いたという景気が実感できず、先が見通せない今の社会は、広告ジャーナリズムの腕の見せどころといえよう。はっとするような意欲的な広告を期待したい。【南風禄】


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  子育てペット売ります (新時代のアクセサリー)に ピッタリ!

  退廃した。近未来に悍ましい広告が・・・『杞憂』かなぁ。

いい夫婦とは !(^^)!

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 「金曜日に結婚すると不幸になるといいますけど、信じますか?」。ある婦人に問われ、バーナード・ショーは答えた。「もちろんですとも。金曜日だけ例外であるはずがありません」

◆皮肉屋で知られるノーベル賞作家の、これも作品の一つだろう。ただ望んで一緒になったはずなのに、年を経ると自嘲(じちょう)の対象になるのが結婚であり、夫婦である。まあ、人前でのろけるわけにもいかずという照れもあろうが。で、本心はどうなのか

◆11月22日の「いい夫婦の日」をすすめる会が実施した既婚男女800人のアンケート調査が面白い。今、夫婦円満と思うか?には、「とても円満」が24%、「まあ円満」の55%を含め、男女とも8割近くが円満と答えた

◆一応、ご同慶といったところだが、「生まれ変わっても今の相手を選ぶ」のは34%にとどまる。男性の40%に対し、女性は27%と低い。結婚歴20~30年が最も低く、近年いわれる熟年夫婦に吹くすきま風や、三行半(みくだりはん)の多くは妻の側から-の裏付けと見るべきか。「うちは大丈夫」の夫ほど実は危ないというから、ご用心である

◆参考のため、円満の秘訣(ひけつ)の回答を。「話をする・聞く」が最も多く、次いで「信頼する」「言葉にして感謝を伝える」「程よい距離感」が続く。日頃のコミュニケーション、相手を尊重する。ここでも基本が大切のようだ。(有明抄)

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 このコラム『的を射る』・・・『恐れ入谷の鬼子母神』こっそり消えます!

“良きライバル”は“良き友”

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 学校の柔道部で“柱”の存在だった中等部員が転校することになった。「俺がいなくても強い柔道部になれよ」「お前も転校先で頑張れよ」。仲間とエールを交わし、それぞれが新出発した

▼数カ月後の柔道大会団体戦。中等部員が加わったチームは決勝戦へ。なんと、対戦相手は彼が以前いた学校。激戦の末、彼のチームが優勝した。試合後、「いつの間に、こんなに強くなって」「次は負けないぞ」と、再びエールを交換。互いの存在が、力を磨く糧となっていた

▼今春、音楽隊の創価グロリア吹奏楽団が福島県で「福光の春コンサート」を開催した。演奏会には福島の同志のほか、原発事故で避難した人、被災地の学校に通う子どもたちと家族らが招かれた

▼演奏会の最後、楽団員がマイクを取った。「復興の追い風に、との思いで演奏しましたが、逆に、『本物の勇気』を教わりました。これから挑む吹奏楽コンクールで日本一を勝ち取り、必ず、皆さんに感謝の報告をします」

▼この瞬間、楽団員と来場者は、それぞれの目標へ、互いを高め合う存在になった。同楽団は約束通り、日本一に輝いた。福島の友も負けない日々を前進している。慰め合うだけが「友」ではない。“良きライバル”は“良き友”である。(名字の言)

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   珍念のコメントは『蛇足』・・・

「流行語と心に刻む言葉」

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  折々の世相を表す言葉を選ぶ「新語・流行語大賞」が創設されたのは1984年。今年で30回目を迎えるのを記念し、主催する自由国民社が過去に選ばれた言葉の中のトップ10を発表した。

 ▼年代順に見ると「キャバクラ」(85年)「亭主元気で留守がいい」(86年)「セクシャル・ハラスメント」(89年)「オヤジギャル」(90年)。時代はバブル経済絶頂期。イケイケで、どこか浮ついた世相がそのまま表れている。

 ▼90年代では「サポーター」(93年)「同情するならカネをくれ」(94年)「がんばろうKOBE」「安全神話」(ともに95年)「自分で自分をほめたい」(96年)。バブルがはじけ、阪神大震災やオウムの事件が起き、日本の将来にかげりが見えてきたことが流行語にも反映されている。

 ▼2000年に入ると、社会を一言で切り取る流行語は少なくなり、その寿命も短くなった。ベストテンに入ったのは「格差社会」(06年)だけ。その言葉がさらに深刻の度を加えているのが切ない。

 ▼こうした言葉は大半がテレビから生まれ、拡散していく。だから、消え去るのも早い。逆に、活字で目にした言葉は記憶に残る。今年、目についた言葉で心にしみたのは「人は死ぬ。真実を伝えるのは活字しかない」。

 ▼先輩記者で、いまは信濃毎日新聞主筆の中馬清福さんがNPOの機関誌に寄せた原稿の見出しである。同じ活字の世界に生きる一人として、胸にずしんときた。【水鉄砲】

 珍念のコメントは『蛇足』・・・\( ^∇^)/θ☆ わ~い!



「なぜ?」

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なぜ「阿波丸」は、米潜水艦に撃沈されたのか。

 福岡市内にお住まいの86歳の女性から手紙をいただいた。女学生だった70年前の出陣学徒壮行会の記憶から書き起こされている。特攻隊と聞いただけで涙が出ます、とも

▼終戦の年、門司の第一船舶輸送司令部で事務の仕事をしていたときは、輸送船が南方に向けて出港した。乗船する兵士の救命胴衣が「孟宗竹を節から節で切って細いロープでつないだだけのものであるのを見たときは、涙が止まりませんでした」

▼同じ職場の人を乗せた阿波丸の出港を岸壁から見送ったこともある。阿波丸は約1カ月半後にシンガポールから帰ってくる途中、台湾海峡で米潜水艦に撃沈された

▼大型貨客船の阿波丸は、当時は“緑十字船”として使われ、南方地域にいる連合国側の捕虜や抑留者らへの救援物資を輸送した。帰途は多くの在留邦人を含む約2千人が乗っていた。生存者は1人だけだった

▼なぜ攻撃されたのか。ノンフィクション作家の辺見じゅんさんは「米側は濃霧による誤認を主張したが、生存者は霧はなかったと証言した。軍が帰途は内密で軍事物資を積み込んでいたともいわれるが、謎は解明されたといえるだろうか」と本紙に以前書いていた

▼「なぜ?」がずっと消えない手紙の女性は、還暦を機に習得した欧州家具の絵付けの伝統技法の教室を今も開き、戦争を知らない生徒さんたちに、時々、お茶を飲みながら「私流の語り部」として話をしているそうだ。【春秋】

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  コメントは 『蛇足』・・・・

似た顔に恋をする

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 似たもの夫婦という。性格が似ているという意味でも言われるが、夫婦は顔そのものが似ていることが多いと思ってきた。例えば、元プロ野球監督の野村克也さんと妻沙知代さんの顔はそっくりではないか

▼婚約会見などでテレビに映る有名人カップルも、よく観察すると顔の造作が似ていることが多い。一緒に生活するから似てくるのではなくて、似た顔同士が恋に落ちるのに違いないと勝手に推測してきた

▼考えてみれば、ものごころついてから自分の顔は鏡で毎日見ている。親や兄弟姉妹の顔も自分に似たところがあるだろう。それで似た顔の異性に出会ったとき、無意識に親近感を抱いてしまうのではないかしらと

▼そうしたら似ているのは、夫婦だけではないらしい。関西学院大の中島定彦教授(動物心理学)が犬と飼い主は目が似ているとの研究結果を発表した

▼中島教授は2009年に「犬と飼い主は顔が似ている」という研究報告をしていた。その後、どこが似ているのか調べたところ、それは目だと分かったというのだ。もっとも目に比べて、犬と人の鼻や口や輪郭が似ていないのは当然だという気もするが

それはともかく、犬と飼い主、いわんや夫婦においてをや。若者よ、自分に似た顔を探せ、そして「ビビビ」と恋をしよう。 【雷鳴抄】

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・・・・ こればかりは!  (A;´・ω・)アセアセ

合わせ鏡

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  1334(建武元)年8月、京都二条河原に落書(らくしょ)が立てられた。〈此比(このころ)都ニハヤル物 夜討強盗謀綸旨(にせりんじ) 召人(めしうど)早馬虚(そら)騒動(さわぎ) 生頸(なまくび)還俗(げんぞく)自由(まま)出家…〉

▼鎌倉幕府が倒れ建武の新政が始まったが、世は乱れていた。人々は、「京童(きょうわらべ)」が掲げた立札の字を目でなぞりながら、ため息をついたことだろう

680年後の平成の世。戦や騒乱こそないが、社会、将来不安が久しく列島を覆う。〈この頃ちまたにはやる物 スマホゆるキャラつけまつげ ○活DVクレーマー いじめ風疹振り込め詐欺 格差虐待ストーカー 増税ブラック送りつけ 子殺しドラッグ汚染水〉と連ねて気が重くなる

▼ここにまたぞろ「偽装」が割り込む。あちこちの企業で不始末や不祥事が頻発している。企業の異変は社会の在り方と無関係ではあり得ない。社会のきしみやひずみを合わせ鏡のように映し出す

▼政治はというと、「積極的平和主義」の旗印の下、安倍政権は特定秘密保護法の成立を急いでいる。対象となる特定秘密は40万件。新聞の首相動静もマル秘にと真顔で話す元閣僚もいる

▼情報統制、いきすぎると、お隣の国のことなど笑えなくなる。アクセルよりブレーキを踏む時だろう。(いばらき春秋 )

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他人は合わせ鏡
  かく言う〝珍念〟『物言えば唇寒し秋の風』 口を閉じます・・・・

活版印刷に魅せられて

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活版印刷とは・・・

  活版印刷は、金属でできたハンコような活字を組み合わせ、紙に押し当てることで文字を印刷していきます。漢字・ひらがな・アルファベット・数字、文字の形、大きさ・・・などいくつもの活字を活用して印刷していきます。 並び方がまた、レトロです。 イロハニホヘト… に並んでいる中から探しましょう。

  岐阜市靭(うつぼ)屋町にある築120年の町屋で活版印刷体験。活版印刷は明治から昭和に行われていた印刷方法で、活字を版のように紙に押すことで印刷することができます。
 漢字、ひらがな、カタカナなど無数にある活字が並ぶ様はとても美しく、見入っている方も。小さな文字のため、探していた文字を拾い間違えてしまうことも。「タ」が「メ」になった
り、「こ」が「い」になっていたり。笑い合いながらすごした時間でした。(武藤 なな)

 鉛の活字を並べて印刷する活版印刷はシンプルで極めてアナログ的。線のシャープさ、紙に刻まれたかすかな凹凸の手触り感などが心を捉えるのか、静かなブームらしい。

▼新米の整理記者として鉛活字で新聞を製作していたころを覚えている筆者は懐かしさがこみ上げてくる一方、新鮮に感じる人たちもいる。特に若い女性を中心に関心を集めているという。

▼長良川おんぱくのプログラム「町家カッパンカフェ」は、活版印刷を体験できるワークショップ。会場のオルガン活版印刷室(岐阜市靭屋町)には鉛活字がびっしり詰まった棚が並び、30年以上タイムスリップしたような感覚。

▼参加者はやはり若い女性がほとんど。無心になって名刺やメッセージカード作りに熱中する。文字を一つ一つ拾うことから印刷するまで、全ての工程を自分で手掛ける分、気持ちも込められる。

▼同印刷室の直野香文さん(30)は、主婦から一転、活版職人となって4年目。「仕上がりの美しさは活版印刷ならでは。多くの人に知ってもらい、残していきたい」と、その灯を絶やすまいと懸命。

デジタル時代だからこそ、レトロでモダンな風合いは捨てがたい。 鉛活字が姿を消しつつある中、町の小さな活版印刷室の奮闘は頼もしい。 (分水嶺)

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かく言う〝珍念〟(超レトロ)思考の変人です。\( ^∇^)/θ☆ わ~い!

虎の威を借りる振る舞い

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虎の威を借る狐 - 実力者の威光を借りていばること。出典:『戦国策』「楚策」。

  香港の休日。教会や百貨店で、つかの間の自由時間を楽しむフィリピン人の女性をよくみかける。メイドとして出稼ぎに来ている女性らは十五万人にもおよぶ。そのフィリピンと香港が今、険悪。

 香港人も犠牲になったマニラでのバス乗っ取りの賠償交渉で、香港長官が「進展がなければ制裁」と脅した。でも、中国が外交権を握る「一国二制」の香港が、外国に制裁とは越権行為にも映る。

 どうも、領有権で比国ともめる大陸が、あと押しの様子。香港のコラムニストは比国を「召し使いの国」と揶揄(やゆ)したことも。働き者のメイドに支えられる香港。虎の威を借りる振る舞いはどうか。【夕歩道】

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そんな あほな!
 これ以上は『蛇足』・・・・

“謝罪師”

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  解説 脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲ、監督・水田伸生のトリオが「舞妓Haaaan!!!」(2007)、「なくもんか」(09)に続いて生み出したオリジナルコメディ。

架空の職業「謝罪師」を生業とする東京謝罪センター所長の黒島譲が、ケンカの仲裁から政府を巻き込んだ国家存亡の危機まで、さまざまな難局を謝罪することで解決ていき、やがて土下座を超える究極の謝罪で日本を救う姿を、ブラックな笑いも交えて描く。

主演の阿部、ヒロインの井上真央をはじめ、岡田将生、尾野真千子、高橋克実、松雪泰子、竹野内豊ら豪華キャストが集結。

  上映中のコメディー映画「謝罪の王様」に“謝罪師”という架空の職業が登場する。阿部サダヲさんが演じ、さまざまなもめ事を起こした当事者に、事を丸く収めるすべを伝授する

 ▼許しを得ようとあの手この手で奮闘する姿が笑いを誘うが、途中でふと現実の世界に引き戻された。身内の不祥事で謝罪会見を開くことになった大物俳優が、頭の下げ方はどう、口調や目線はこう…と謝罪師から“演技指導”を受ける場面である

 ▼このところ、日本を代表する企業の経営陣が謝罪に追い込まれる異常な事態が続いている。安全を軽んじた鉄道会社、暴力団への融資を放置した銀行、食材の偽装表示が発覚したホテルや百貨店などだ

 ▼カメラの前で神妙に頭を下げても作り物っぽさが拭えないのは、責任回避や自己の保身を願う本心が大半で透けて見えるからだろう。食材のごまかしを「誤表示だ」と言い張った姿は、企業イメージに余計に泥を塗ってしまった

 ▼映画の中で、謝罪師がこんな意味のことを言う。謝ってほしいと言うのは許したいということなんだよ―と。加害者の後悔や自責の念が感じられる場合は、なるほどそうかもしれない

 ▼だが、一連の企業の場合はどうか。もう許そう、しっかり出直せ。そう思えるような誠意ある謝罪には、なかなかお目にかかれない。[滴一滴]

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以前・高倉健さんの任侠映画で責任を取る・謝る・とき、小指を切って(落とし前)を、していたのを思い出す。それに比べたら一連の企業の場合はどうか。盗人猛々しい。虫唾が走る。不肖:〝珍念〟だったら、丸坊主になる。(あ、毛がなかった)土下座する! この痴れものめ!・・・・・・

 いっから、こんな罪人(ちょっと語弊がある言葉です)をお咎めなしとは、何か変だ。
かく言う〝珍念〟の体の調子が変です。でも 減らず口は絶好調です \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

 

「先(ま)ず初めに盛岡へ行こうと思う」

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 「先(ま)ず初めに盛岡へ行こうと思う」。内田百閒(ひゃっけん)著「阿房(あほう)列車」のうち、「東北本線阿房列車」(1952年初出)の書き出しだ

▼一連の旅は、特に用事はなく、乗って帰ってくるのが主目的。旅先で知らない人にもてなされたり何かをするのは面倒で、御免被りたい。それでも車中や街で起きるちょっとしたエピソード。それを軽妙なタッチで描く

▼上野を朝にたてば宵には盛岡に着くのに、朝が苦手なので昼過ぎに出発、わざわざ福島で一泊する旅程。盛岡への立ち寄りは教え子がいるからだが、何かをするためではない。座席の掃除用に靴ブラシを買い求め、「手ほうきよりも便利」と気づいて感心したりする

▼あまり急がない移動でこそ、列車旅そのものの味わいが深められるのかもしれない。しかし、スピード化は進む。半世紀以上列島を走った寝台特急「ブルートレイン」が、新幹線延伸の中で廃止されるという

▼鉄道のニュースが相次いだ今週、本県では釜石線を運行する蒸気機関車の名称が「SL銀河」に決定という明るい話題があった。一方で岩泉線に関するつらい報道も。JRは地元自治体の苦渋の合意を得て、廃止届を提出した

沿線住民の生活の足が切り替わる。秘境線ブームの中で惜しむファンも多い。地域を支え、旅の魅力を伝えた鉄路が、また一つ消えていく。【風土計】

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「阿房(あほう)列車」 内容紹介

 「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。借金までして一等車に乗った内田百閒先生、世間的な用事のない行程を「阿房列車」と名付け、弟子の「ヒマラヤ山系」を共づれとして旅に出た。珍道中のなかにも、戦後日本復興の動きと地方の良俗が描き出され、先生と「ヒマラヤ山系」の軽妙洒脱な会話が彩りを添える。読書界の話題をさらった名著を新字新かな遣いで復刊。

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    かく言う〝珍念〟(残り少ない髪の毛)も、また一つ消えていく。ううぅ チト・サビシイ・・・

廃校の本屋さん

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       絵本のお店 「絵本ちゃん」
        営業時間10時〜17時 / 定休 月・水曜日
         http://www.ehonchan.net/

        質美小でまったりカフェも出来るよ♪

        第一・第三土曜日:喫茶ランチルーム
       11:00~14:00
        金・土・日・祝日のみ:FUDOKi 11:00~17:0

 

 小さな本屋さんは、140年近い歴史を閉じた古  い校にあった。2年半前までは児童の声がこ だました。ここは京都府京丹波町にある旧質美(しつみ)小学校

▼本屋の名前は「絵本ちゃん」。地域に移り住んだ谷文絵さんが、昨年春に店開きした。本の読み聞かせをしていた経験を生かし、絵本中心に選び抜いた本を並べている。木造校舎の廊下は磨きあげられ、机やいす、黒板をそのまま使っている

▼山間部にある質美地区は過疎化に歯止めがかからない。昭和30年代には170人近い児童がいたが、今は20人もいない。「絵本と人を結ぶ場所に」というのも開店の大きな動機だ

▼全国で学校の統廃合が進んでいる。少子化が背景にあり、文部科学省によると、年に500校前後が消える。市町村合併が進んだこの20年間で全国で約7千の小、中、高校が廃校になった

▼小学校がなくなるとき、住民は「廃校」という言葉を拒み、「閉校」と呼んだ。本屋さんの開店は、校舎の管理を任された地域振興会の「母校を地域のよりどころに」の思いがにじむ

▼自由に本が読める文庫を併設し、土曜と日曜にはカフェも店を開く。静かな校舎に再び明かりがともり、話し声は途絶えることがない。休日には、わざわざ遠出して古い学校の雰囲気を懐かしむ都会人も増えたそうだ。【凡語】

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Photo_3旧質美(しつみ)小学校は2011年3月に廃校となりました

山々に囲まれた中に建つ、小さくて温かみのある木造校舎です。地元の方が「お母さんと子どもの憩いの場にしたい」と絵本屋さんを昨年5月より始められ、引き続いてカフェがオープン、さらに英会話教室やおやじバンドなど地元の方のコミュニティスペースとして使われるようになってきました。

雑誌・ブログにも紹介され、週末には京阪神から訪れる人も増えてきつつあります。

〝珍念〟ふと、 『国(くに)破れて山河あり 』を思い浮かべました。

《杜甫「春望」から》 国は戦乱によってぼろぼろに破壊されつくしたが、山や川はもとの姿のままで存在している。

      『春望』(しゅんぼう) 原文 国破山河在      読み方(現代仮名遣いで)

         城春草木深
         感時花濺涙
         恨別鳥心驚
         烽火連三月
         家書抵萬金
          白頭掻更短
          渾欲不勝簪 

         読み方(現代仮名遣いで)

          くにやぶれてさんがあり
          しろはるにしてそうもくふかし
          ときにかんじてははなにもなみだをそそぎ
          わかれをうらんではとりにもこころをおどろかす
          ほうかみつきにつらなり
          かしょばんきんにあたる
          はくとうかけばさらにみじかく
          すべてしんにたえざらんとほっす 

         意味 国は滅亡してしまったけれど、山や川は元の姿のまま存在している。
        (戦争で壊れてしまった)町には春が来て、草木が青々と茂っている。
         戦争の絶えない時代を感じては、花にさえも涙を流し
         (家族との)別れを悲しんでは、鳥にさえも心を乱される。
         戦争は3ヶ月の間絶え間なく続き
         家族からの手紙はお金に代えられない大きな価値を持つ。
          白髪だらけの頭を掻けば髪の毛はさらに短くなり
         もうかんざしを挿すのも無理になりそうだ。 

          解説  ○国破山河在
         国は滅亡したけれど、山や川は元の姿をとどめている。人間の創るものは
          いつか壊れるけれど、自然のものはそう簡単には壊れないということが言
          いたいようです。

          ○城春草木深
          これも上と同じようなことが言いたいようです。ここで、「城」は日本のいわ
          ゆる「城」ではなく、「城壁で囲まれた場所」、つまり「町」という解釈です。
          昔の中国では町ごと壁で囲んで外敵から身を守っていたようで、さすが中
          国、スケールが違います。

          ○時感花濺涙
           「時」は「このご時世」ということで、ここでは戦争の絶えない今の時代とい
          う意味です。「花濺涙」について、花に流した涙の意味の解釈は人によって
          違うかもしれません。私はすさんだ世の中にもけなげに咲く花に感動の涙
          を流したのだと解釈しましたが、皆様はどうお考えですか?

          ○恨別鳥心驚
          「別れ」は、家族との別居を指すようです。「鳥心驚」の解釈も人によって
          変わって来そうですね。私は訳もなくこみあげてくる怒りの感情で心が乱さ
          れていると思いましたが、皆様はどうお考えでしょう?

          ○烽火連三月
          直訳すれば「のろしは3ヶ月間あがりっぱなしで」ということですが、「のろ
           し」は戦争に使うものなので、結局「3ヶ月間戦争が続いていた」という意
           味になります。

           ○家書抵萬金
           「家書」は「家族からの手紙」。郵便も電話もないし、帰ろうと言ってもそう
           簡単には帰ることができなかった当時、家族と別れて暮らす人にとって
           は手紙が何物にも代えがたいものだったんでしょうね。

           ○白頭掻更短
           これはそのままです。白髪だらけの弱った頭髪を掻きむしれば、どんど
           ん毛が抜けて短くなっていくという感じでしょうか。

           ○渾欲不勝簪
          「簪」は冠を頭に留めておくための道具のことで、よく「かんざし」と訳され
           ます。短くなってしまった頭髪にかんざしを挿すのが難しくなってきている
           といった感じの意味です。

           あ・・演壇で講義している錯覚に今日も(コメント)は冴えません。
           体が・・・フリーズしたようです。パソコンのように初期化出来ればなぁ・・・

「NIE(教育に新聞を)月間」

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  11月は日本新聞協会が提唱する「NIE(教育に新聞を)月間」。NIEは「Newspaper in Education」の頭文字で、新聞を素材に学習を進めようとの活動

▼1930年代にニューヨーク・タイムズが、新聞を利用した学習の展開を提案したのがきっかけとなり、子どもの読書力向上などを狙いに全米に広がった。その後、世界的に展開されるようになった

▼先日、久慈市三崎中の宅石忍教諭から手紙を頂いた。「本紙『声』欄を教材に『投稿文に見出しをつける』学習活動を計画している。ついては幾つかの疑問があり、教えてほしい」との内容だった

▼「見出しをつけるコツは」「見出しをつける際のルールや注意点は」「見出しに型や決まった文字数があるのか」など。ところで、意外に知られていないのが新聞の製作過程だ。例えば「記事を書く記者と見出しをつける記者が別」ということ

▼一線記者の書いた記事を読んだ整理記者が、まず見出しを考え、写真位置などレイアウトを決める。きっと三崎中の生徒たちも教材の「声」欄を前に首をひねりながら見出しを考えていることだろう

▼この機会に北(North)、東(East)、西(West)、南(South)の頭文字との俗説があるニュース(NEWS)や社会変化に関心を深めてほしい。【風土計】

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  かく言う〝珍念〟小学生のころ、新聞を読まなかったから頭悪いのかなぁ・・・・

   \( ^∇^)/θ☆ わ~い!


「デジタルフリー奨励金」

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 関市の企業が、スマートフォン(多機能携帯電話)を使わない社員に月5千円の奨励金を支給する制度を導入した。社長はITを活用する大切さを認めつつ、「負の要素があることも知るべきだ」と訴える。

◆「デジタルフリー奨励金」という名前は、デジタルから解放されようという意味だろう。取り組みを紹介する記事は本紙ウェブで閲覧回数が週間1位に。わが身を省みるからか、「脱スマホ」の試みに関心は高いようだ。

詩人ヴァレリーは、機械的な進化で「内的な時間の自由が失われている」と指摘した。単なる余暇ではなく、一切を忘れられる掛け替えのない「無為の時間」。スマホを触っている時こそが、その時間だという人もいるだろうか。(赤ペン・青ペン)

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   うぅう 寒い!

〝海のかたきを陸で討つ〟

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   シナノ企画のDVD「地域変革への挑戦」が好評だ。
   主人公は熊本県水俣市の青年。彼の茶園で作る紅茶は
   今、個人農園としては全国一の生産高を誇る

 〝海のかたきを陸で討つ〟――同じ水俣で12年前、農協の選果場長が語った言葉が耳に残る。
水俣ではかつて、工場廃液に大量に含まれる有機水銀のため、廃液が流された海の魚を食べた人々が次々と病を発症。魚は全く売れなくなった。農産物でさえ、水俣産と聞くと、消費者は手を引いた

▼〝海で受けた苦しみを、通常よりずっと安全な農産物を作って晴らそうではないか!〟。農家たちの挑戦が始まる。農薬などの使用を5割減らせば「特別栽培」と呼べるが、あえて7割減に挑戦。生食用のタマネギにこだわり、今、地域のブランドに成長する

▼DVDの青年もまた「水俣に住む僕らは、環境の大切さを身にしみて知っています」と。病虫害を乗り越えて実現させた無農薬栽培は、地域の課題をわが使命と捉え、懸命に努力したたまものだ

▼池田名誉会長は、水俣の同志に万感の思いを込めて語った。「この水俣の地にあって、『人間革命』即『社会の宿命転換』の原理を、証明していっていただきたい」。先駆を走る青年の挑戦が、故郷を宝土へと変えていく。【名字の言】


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 感動しました。

「本と旅する 本を旅する」

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 「そこにはあらゆるものがあり、冒険、夢、希望をふくらませ、心を豊かにしてくれる魔法がかくされている」。無類の本好きとして知られ、2年前に亡くなった俳優の児玉清さんが記した読書の魅力である(「すべては今日から」新潮社)

 ▼きっかけは戦時下の国民学校時代に読んだ講談本の剣豪物だった。塚原卜伝、柳生十兵衛、佐々木小次郎…。その波瀾はらん万丈の生涯は、子どもにとって未知の世界である大人の世界、人間の多様性や複雑さ、人生の機微などを教えてくれたという

 ▼今日まで「読書週間」である。今年の標語は「本と旅する 本を旅する」。本を手にする誰もがページをめくるうち、物語の世界の旅人になれる

 ▼情報収集やアイデア作りで、書店や本の効用を説くのは本屋大賞の立ち上げにも関わったクリエーティブ・ディレクター嶋浩一郎氏だ。自著「なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか」(祥伝社新書)で「読書とは旅である」と論じる

 ▼日常生活から離れてどこか別の場所へ行くのが旅。旅は予期せぬ経験をくぐり抜けることで、人を成長させる。「それと同じように読書は違う時代、違う国、違う人物に一時なることができる」「自分にはない視点を持つことができる」と

 ▼秋の夜長、灯火親しむの候である。今宵こよいはどんな旅ができるか。[滴一滴]

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 〇本の読み方については、さまざまな意見がある。例えば、一人の作家を中心に読む。また自分のテーマを決めて読む。さらに、一冊ずつ、きちんと読み重ねる。反対に何冊も同時並行で読む。古典を中心に読む。良書をゆっくり、丁寧に精読する。

 〇多くの本を速読する、など。そして、読んだら短くても感想を書いたり、人に語ることを勧める人もいる。そうすれば、内容をより深く自分のものにすることができる。他にも読書の方法については、いろいろな考え方がある。

 〇必ずしも〝こうでなければならない〟というものはない。自分に合った読み方でいいし、自由に伸び伸びと読書の習慣をつけていけばいいのではないか。と、恩師は綴る。

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△三国志には、詩がある。単に膨大な治乱興亡を記述した戦記軍団の類でない所に、東洋人の血を大きく捭一種の諧調と音楽と色彩がある。三国志から詩を除いてしまったら、世界的といわれる大構想の価値もよほど無味乾燥なものになろう。

 △小説『三国志』の作者・吉川英冶の序文にある一説に引かれ10代のころ、何遍も読んだ思い出が、懐かしい。あの時の胸のときめき・・・これ以上は『蛇足』なのだ。

 

希望はどこに?

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  地域の最前線を取材すると、感嘆の連続だ。あまたの人の努力が積み重ねられていることを知る

▼宮城県の気仙沼の漁業関係者に、三陸の漁業の歴史を聞いた――。第2次世界大戦で、敵艦来襲を監視する「暁部隊」として漁船が徴用され、多くが海に沈んだ

▼ゼロからの出発。戦後の食糧難時代、サケ・マスを求めて遠く北洋に出るため、低温や荒海に耐える、最新の鋼鉄を船に応用した。それまで鋲で鉄板を留めていたが、鉄板を曲げ、溶接する技術も研究・開発した。さらに、カツオ・マグロを求めて、太平洋、インド洋、大西洋へ。冷凍用、航海用の最新鋭機材も積むようになる。40年も前に、グローバル化を遂げていた

▼岩手県の沢内村(合併して現・西和賀町)の話も驚きだった。「無医村」で、乳児死亡率も高かった。1960年代、保健師の女性たちの献身と、深沢晟雄村長の、当時の国政・県政にあらがう医療費無料化の英断によって、地方自治体として全国初の乳児死亡率0%を達成した

宝は、地域に埋もれている。いや、「埋もれている」のではない、私たちが見ていないだけかもしれない。わが地域の宝はどこに? 希望はどこに?――それを見つけ、磨き育てる営みを大事にしたい。 (名字の言)

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 希望はどこに?―― メーテルリンク『青い鳥』に思いをはせる!

 メーテルリンクの『青い鳥』はいまも読みつがれ、自分自身の幸福をさがしもとめている世界の人びとに、1日1日を清らかな心で生きぬくたいせつさを、やさしく語りかけています。幸せの青い鳥はどこにいるのでしょう。そして、どこにいたのでしょう

     病気のむすめのために、青い鳥をさがしてきておくれ。
     青い鳥さえあれば、あの子はしあわせになれるのだからね」

     クリスマスの前の晩、貧しい木こりの息子チルチルと妹のミチルは、
     魔法使いのおばあさんにたのまれ、犬やネコのほか、光の精や水の精などの
     ふしぎなお供をつれて、夢の中の世界へ青い鳥をさがしにでかけます。

      しかし、思い出の国へ行っても、幸福の国へ行っても、
     未来の国へ行っても青い鳥はみつかりません。
      やっと青い鳥をつかまえたと思うと、すぐ色がかわってしまいます。

      やがて、朝になり、ふたりは目をさましました。するとどうでしょう、
     青い鳥は、木こり小屋の鳥かごの中にいるではありませんか。
      ほんとうの青い鳥(しあわせ)は、すぐそばの、自分たちの生活の
      なかにあったのです。 

      かく言う〝珍念〟『鳥鵲の地』(ちょうじゃくのち)の諺が身に染みる昨今。
      深く反省し・恥じている! 読者の皆さま。お笑い下され~い・・・ 
      

      これ以上は『蛇足』・・・・モジモジ(。_。*)))

 

自分の未来は自分で「選択できる」

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  図書館に行くと、つい目移りして〝あの本も、この本も〟と手を伸ばしてしまう。結局、読めずに返却したことも一再ならず。「読む」ことと同じくらい、読みたい本を「選ぶ」作業は、本好きにとって至福の時間なのだ

▼話題の書『選択の科学』で、シーナ・アイエンガーさんが、生後4カ月の乳児を対象にした研究を紹介している(櫻井祐子訳、文藝春秋)

▼乳児の手にひもを結わえ、それを引っ張ると、心地良い音楽が流れるようにする。だが、同じ音楽を、ひもを外し、脈絡なく流すようにすると、今度は乳児の顔が悲しげに変わり、怒りをあらわにする。同じ音楽でも、自分の意思で鳴らしたものではないからだ

▼「人間は、生まれながらに選択を行う手段を持っている。だが、それと同じくらい重要なのは、わたしたちが『選択したい』という欲求を生まれ持っていることなのだ」と彼女は言う。また、脳の神経細胞は受動的に与えられた情報よりも、能動的に選んだ情報に、より大きな反応を示すという

▼得た「結果」がもたらす喜びは、つかの間で消える。だが、自分の未来は自分で「選択できる」「変えられる」という実感は、人生に根源的な充実を与える。私たちの目指す「人間革命」の道である。【名字の言】

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★ 内容紹介 NHK「コロンビア白熱教室」のテキスト!

2011年11月27日(日)からNHK教育で放映の始まった「コロンビア白熱教室」のテキストとなっているのがこの本です。 「選択」こそが、人間に活力を与える。

    コロンビア大学ビジネススクールの美人教授シーナ・アイエンガーは、この20年間、
    ずっと「選択」をテーマに研究し、さまざまなユニークな実験や調査をおこなってきた
    人です。

     たとえば、思春期を迎えたお子さんのいらっしゃる方で、親がコントロールしていた
     状態から外れて、やりたいことを主張するわが子にどの程度の自由を与えたらよ
     いか悩んでいる方も多いと思います。 興味あられる方は是非『選択の科学』をお
     読みください・・・・

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       珍念の独断と偏見の一考察です!

      ◇ 人間の心には、一日の中で数多くの思いが浮かんでは
      消えていく。その数は、八億四千念と仏典で説いている。
      縁に触れて瞬間瞬間、揺れ動く一念をどう定めるかで人生は決まる。

      ◇ 人生は、瞬間瞬間の時間の積み重ねである。自分の一念を
      何に定めて生きるのか!その目標に取り組んだ祈りと行動は
      新しい自分自身を作るのだ。

      ◇ 今この瞬間に、過去・現在・未来・が含まれている。
      現在の自分自身は過去の一念の反映が表れている。
      今の瞬間を悔いなく戦い抜けば、未来に結果が出てきますが!

      ◇ そうそう・・・誇大妄想狂の(珍念)突飛な考えが浮かぶ
      「ときは今 雨が滴る 皐月かな」明智光秀が京都愛宕山で詠んだ
      意味深な歌ですが・・ことの是非はありますが・・・・

       
       今朝の空模様のようにコメントは「支離滅裂」です
      普段の心掛けが良くないので体が可笑しい。心も!
 
      まだ 修行が足りませんです。 反省しています。
      あ・・またまた 読者を惑わす迷説法を 閻魔さまからお叱りを受ける

       これ以上は『蛇足』なのだ・・・・.+:。(*´v`*)゜.+:。

「悪魔か、天使か」

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 国民的人気アニメの主人公ドラえもんがそばにいたらと思う人は多いだろう。欲しいドラえもんの道具を順位付けしたあるサイトによると1位は「どこでもドア」

▼そんな「まさか」を実現するロボットの誕生も夢ではない。沖縄こどもの国で開催中の「ロボトモ展」には驚きのロボットが並ぶ。人間の言葉を理解し質問に答えたり、カチャーシーを踊ったり

▼中でも二足歩行ロボット「アシモ」の動きに子どもたちは歓声を上げていた。小走りや片足立ちは序の口で、音楽に合わせてダンスを踊る。子どもたちが目を輝かせるさまが印象的だ

▼一方、米国で8月に開かれたロボット展も関心が集まった。ただアシモと違い、展示物は物々しい。遠隔操作で戦闘させる小型ロボットや監視カメラを搭載した無人機など。国際社会では、兵士を危険にさらさない「殺人ロボット兵器」導入に懸念が広がっている

▼敵の識別、状況判断、殺傷まで全自動の「自己完結型」に進化すれば、戦闘の意思や能力を失った負傷者、降伏する人まで殺す危険性がある。実際、米国の無人機攻撃でパキスタンでは多くの民間人犠牲者が出た

▼ロボットは人間の使い方ひとつで天使にも悪魔にもなる。非人道的兵器ではなく、頼りないのび太を助けるような、優しく、夢をかなえる存在であってほしい。子どもたちの輝く目がその願いを物語っている。<金口木舌>

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悪魔と天使は私たちの心の中に住んでいる。「善と悪」二つの心がいっも綱引きしている
一番恐ろしいのは人間。尊いのも人間なのだ。
かく言う〝珍念〟きょうも、悪しき煩悩に心が揺れている。

              修行が足りません! 反省しています・・・・

折り紙つき

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1 鑑定保証書がついていること。また、その物。
2 そのものの価値・資格などに定評のあること。保証ができること。「―の技術」
  2は、良い意味でしか使わない。悪い評判の場合はふつう「札付き」を使う。-国語辞書(大辞泉)

 
 名が体を表さぬメニュー騒ぎで食欲がげんなりしたと思えば、芸術の秋も風雲急を告げる。日展の審査で出来レースが疑われている。「折り紙」つきに弱く、ありがたがってしまう。そんな国民性がどちらの温床にものぞく


▼どこそこで金賞を取った一品だとか本場××産とか。海外には折り紙を奮発してくれる食品コンクールまであると聞く。魚心あれば水心、というわけか。目先にあくせくするばかりでは、どだい長続きするとは思えないが

▼のれんを100年、200年と守る会社を百年企業と呼ぶことがある。表彰制度を持つ和歌山県が長寿経営のつぼを聞き出している。「農は食なり」「こまのように働け」。食べ物を扱う老舗の社訓はなかなかに味わい深い

▼茶畑から手掛けた緑茶業者のモットーが振るっている。「及ばざるは過ぎたるより勝(まさ)れり」。おごりは無理のもと、偽装などもっての外という教えだろう。時代の荒波を耐え抜いてきた老舗にはそれだけの処世訓がある

さて、である。折り紙に気を取られずに済む手はないものか。欲しくないものは結局要らないもの―。陶磁器の目利きで食通でも知られる中島誠之助さんはそう諭すのだが。【天風禄】
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  旨い、あっぱれ。このコラム『頂門の一針』痺れる・・『恐れ入谷の鬼子母神』!

「絵手紙は宝物」

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  孫はまさに目に入れても痛くないほどかわいいらしい。孫のない身にはうらやましいばかりだ。八戸出身の作家・三浦哲郎の母にとっても孫の晶子さんはそんな存在だった。息子には手紙を書かないのに、晶子さんには幼稚園児の頃から書いてよこした。

 ▼晶子さんはまだ字が読めなかったので、最初は三浦が読んであげていた。「随分甘ったるい文章」で「まるで十七、八の小娘が書いた恋文のような手紙であった」。三浦が自著「母の肖像」でこうあきれているほどだから、孫にめろめろだったのだろう。

 ▼晶子さんは三浦の母が70歳近くなってから生まれた初孫だった。しかも、三浦が八戸の実家に戻っている時に生まれたから、三浦の母の愛情はひとしおだったようだ。

 ▼弘前大学元学長の吉田豊さんの妻で昨年、亡くなった淑子さんも孫の鈴木友香理さんが愛(いと)しくてならなかったのだろう。1年以上も毎日、友香理さんに自らが描いた絵手紙を送り続けたという。

 ▼その絵手紙400枚を、今は弘大医学部生の友香理さんら遺族が本にした。送られたのは小学2~3年生の頃だが、大切に取っておいたのだ。「絵手紙は宝物」と友香理さんは言う。絵手紙におばあさんの愛情を感じていたのだろう。かわいい孫にせっせと心のこもった「恋文」を送る。そんな関係もまたいい。【天地人】

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 コメントは『蛇足』・・・・

「テレスコ」

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   「テレスコ」てれすこはオランダ語で望遠鏡を意味する
   「テレスコ」telesco。すてれんきょう­は「ステレン鏡」であり、
   「ステレン」はオランダ語の「星々」de sterren、つまり同じく
   天体望遠鏡のことだとする説がある。(wiki丸写し)

 

 

   落語の「テレスコ」。漁師が珍しい魚を捕ったが、名前が分からない。奉行所でも首をかしげるばかり。そこで、「この魚の名を知っている者は申し出よ。賞金を遣わす」と看板を立てる

▼やがて男が現れ、「テレスコにございます」。本当か疑問を抱いた奉行は魚を干物にし、再び同じ文面の看板を立てる。また男が訪れ「ステレンキョウにございます」。奉行は賞金目当てと見破り、男に打ち首を言い渡す

▼処刑の直前、男は妻子との面会が許され、遺言を託す。「子どもが大きくなっても、イカを干したものをスルメと言わせるな」。奉行は頓知の効いた言い訳に感心して、男を無罪放免する

▼落語の世界ならともかく、全国のホテルでメニューと異なる食材を使っていた問題は笑い事では済まされない。単価の安い輸入エビを使ったり、ブランド食材を名乗ったりしていた。客を欺いて、利益を上げる目的だったのではないか。疑念がぬぐえない

▼従業員の連携や知識の不足による誤表示という説明は、いかにもお粗末。何より大切な信用が失墜すれば、経営を左右する大きな代償を払うことになる認識に欠けている

▼食品の名称をめぐるトラブルは過去にもあった。カラフトシシャモ(カペリン)をシシャモと表示するような事例だ。今は誤認させる用語の使用は禁じられている。今回の問題は、生産者も流通業界、レストランも、食品の表示に無頓着ではいられないことを教える。【天鐘】

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      いよぅ! 悪を裁く、遠山の金さん出番です。 
      江戸時代だったら(誤表示)? 馬鹿も休み休み言え!
      即刻・重罪に、平成の世は罪人に寛大なのだ。
      余り興奮すると血圧が上がる。

水差しとふたの不思議な巡り会い

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 ▼古美術商の主人から摩訶(まか)不思議な体験談を聞いた。円空仏の収集家として、その世界では知られた人だが、この件はとりあえず円空とは無関係。古い水差しにまつわる話だ。

 ▼45年前、ある神社の境内で開かれた骨董(こっとう)市で水差しの本体が目に留まった。ふたはなく、〈売約済み〉だったがどうしても欲しい。よく観察すると底の部分に小さなニュウ(ひびわれ)があった。そのことを買った人に教えると、「それなら不要」と適当な値で譲ってくれた。

 ▼持ち帰った水差しを同好の士に見せたところ、その人が桃山時代の窯元跡から掘り出したふたの文様と同じことが判明した。サイズもぴったり合った。400年以上前に作られた水差しの本体部分とふたが奇跡の邂逅(かいこう)を果たしたわけだ。

 ▼秋の結婚シーズンもたけなわである。華燭(かしょく)の典への招きもあり、一言頼まれれば頭を絞って内容を考える。本日の夕刻開始の披露宴では乾杯の音頭を受け持つ。発声前の口上に何かふさわしいネタはないかと思案していて、思い浮かんだのが水差しのことだった。

 ▼茶道具だから持ち主は豊かだったはずだが、戦乱の世ゆえに波瀾(はらん)万丈だった可能性もある。西国への旅に夫が妻との再会を期してふたのみ携帯したとも考えた。時空を超えた楽しい空想。思えば夫婦となる男女の出会いも奇跡の物語だ。

 ▼では円満のコツはと聞かれれば答えに窮す。古美術商からもう一ついいことを教わった。円空仏の場合、あごよりも下から見上げると不動明王さえ微笑(ほほえ)む、と。互いに見上げるような目線で、そして笑顔で。この言葉を贈ることにしようか。 【くろしお】

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  Ou
    「縁は異なもの味なもの」 (えんはいなものあじなもの)。
    「割れ鍋に綴じ蓋」 (われなべにとじぶた)
 

    これ以上は『言わぬが花』なのだ・・・・・。

「監視国家」の傲慢

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  東ドイツ国家保安省(シュタージ)のヴィースラー大尉は優秀な諜報(ちょうほう)員。後進を育てるため、尋問法を教えたりもする。ある日、著名な劇作家に反体制の臭いをかぎつけ、彼と恋人が暮らす部屋を盗聴するのだが―

▼壁崩壊前の東ベルリンを舞台に「監視国家」の素顔を描いたドナースマルク監督の映画「善き人のためのソナタ」(2006年公開)。徹底した取材でシュタージの実体に迫り、高い評価を得たが、旧東側の受け止めは複雑だったよう。なぜなら国民の大半が密告などの形で当局とかかわっていたから

▼東独出身のメルケル首相は、ご主人と映画館まで足を運んだが、「見たくない」と帰ってしまったそう。監督自身が、映画評論家川本三郎さんとのインタビューで明かしている

▼米当局による盗聴問題へのメルケル氏の烈火のごとき怒りを「駆け引き」と見る向きもある。欧州を主導する政治家ならではのしたたかさは当然として、青年期の心の傷もあるのでは

▼米紙は世界の指導者35人が盗聴対象と伝えた。われらが首相の電話は「問題ない」と政府は言う。疑わしい。もし本当なら、盗聴不用なほど日米は一体化しているのか、指導者として歯牙にもかけられていないのか

映画の大尉は劇作家が弾くピアノ・ソナタを盗聴し、心を動かされる。恥知らずな米国を「善き人」に改心させる電話保留音が欲しい。 (卓上四季)

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 ナヌ・・・この恥知らず! それを寛大な心で、受け止める日本政府・・・・
 これ以上は 『言わぬが花』なのだ。

「葬られたる秘密」

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 子を残して死んだ女性の幽霊が、自分の部屋に夜な夜な戻り、たんすを見ている。恐れた家人から相談を受けた僧侶は引き出しから恋文を見つけ、これかと思い、焼き捨てる。と、幽霊は安心したように姿を消す…

▼短編「葬られたる秘密」は小泉八雲の怪談の一つだ。恋文は誰から来たのか、どんな中身なのか、手紙の秘密が想像力をくすぐる。だが謎を楽しめるのは小説ゆえ。国家の秘密となれば、むろん話は違う

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   ◆政府は先月。特定秘密保護法案を国会に提出した。政府に不都合な
   情報でも特定秘密にすれば、半永久的に隠せる法律である。民主主義
   の根幹である国民の知 る権利を侵害する恐れがある

    ◆秘密指定の妥当性を第三者の目で検証できず、秘密を扱う公務員や民間人は他
    に漏らすと厳罰に処せられる。国会議員も同様だ。開示は限定され、秘密の内容に
    問題があると判断しても国会で追及できない。

◆知る権利を担保するには、政府情報を記録、保管し、秘密情報であってもいずれ 公開して検証する仕組みが要る。それが不十分なのに、法案が成立すればどうなるか

いかに怪談に慣れた八雲でも、さすがに恐怖を抱くことだろう。国家が情報を統制し、国民をコントロールし、自由は萎縮する。そんな世にならないか、戦前の悪夢がよみがえる。 【凡語】

    
    (珍念)『杞憂』している・・・・・

<ワラジそのまんま>

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 夫婦は顔が似てくる。電車の中に顔がそっくりな老夫婦がいた。<うり二つというよりもワラジそのまんま>。志ん朝さんの口調をまねしたくなる。夫婦の顔を車内に居合わせた人がうれしそうに見ている。温かい空気が広がっている。老夫婦の似た顔は幸せを連想させる

▼長年、同じ物を食べ、同じ家に住めば、表情や雰囲気が似てくるというが、どうも人間は無意識のうちに自分の顔に似た人を連れあいに選んでいるようだ
▼米イリノイ大学の研究によると自分の顔に似た人間をより信用し、魅力を感じる傾向があった

▼これを利用したパートナー探しが米国で人気になっている。自分の顔を登録すると、顔や雰囲気の似た相手を探してくれる。効果は分からないが、幸せを求める必死な思いが伝わってくる

▼夫婦ばかりか、犬と飼い主は目が似るという記事を見た。飼い主は自分の顔とどこか似た部分のある犬を選ぶのか。反論もある。犬を愛した作家安岡章太郎さんは「人間だって飼っている犬に似てくる」と書いた。発想が面白い。安岡さんとその愛犬も実に似ていた

▼「暴力団」にカネを貸して放置した銀行と食材偽装のホテルの記者会見は言い訳めいた点が<ワラジそのまんま>だった。もともと性根が似ているのか、性根が曲がっていると言い方が似てくるのか。どっちにせよ、幸せな気分どころではない。【筆洗】

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かく 言う〝珍念〟のコメントも <ワラジそのまんま>なのだ。ι(´Д`υ)アセアセ

忘れられない一言

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   大分県佐伯市 梅田君子(主婦66歳)

 息子が小学校に入学して間もなくのころです。学校から帰るなり「お母さん、俺はどうして生まれたん?」と言うのです。
「お父さんとお母さんが愛し合っているから生まれたのよ」と答えると、「うそつき!」と大声で叫び、カバンを放り投げ、家をでていきました。

 ▼当時の私たち夫婦は関係がうまくいかず、お金にも余裕がなくなって、お互いをののしりあうような日々が続いていました。
そんな親の姿を見ながら、息子は小さな胸を痛めていたに違いありません。

 ▼しばらくして息子は家に帰ってきましたが、彼の言葉に触れ、自身の振る舞いを深く反省。その日から務めて夫の長所を見つけ、感謝の言葉を伝えるように心掛けました。

 ▼あれから30年以上たち、息子は40代。2人の娘の親となりました。私たち夫婦も60代後半。波風は多々ありましたが、失敗を笑いとばしながら話し合える関係になっています。

 ▼息子から言われたことで、自分自身を見詰め直せたことが大きかったと思います。子育ては実は自分育てだったのだと、あらためて今、おもっています。(生活ワイド)

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

コメントは『蛇足』・・・・ \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

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