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2013年10月

「ほっこりする話」

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  先日本紙で、思わずほっとする記事に出合った。田辺の古い市街地に住む81歳の独居女性が自宅で転倒し、動けなくなっているのを地域の人たちの協力で救出した話である。

 ▼女性は前夜、屋内で転んで肩を強打し、右脚の付け根も痛めて動けなくなった。「なぜか胸騒ぎがすると思った」知人が女性宅を訪ねると、昼間は開け放してある玄関に鍵が掛かっている。不審に思って声を掛けると、中から助けを求める声が聞こえた。

 ▼すぐに近所の女性が119番し、消防署のレスキュー隊員が2階から屋内に入ってお年寄りを救出した。最初に駆け付けた知人、通報した女性、機転を利かせて屋内に入ったレスキュー隊員。それぞれが協力し合った救助劇だった。

 ▼この町は市の中心部にあるが、近年は過疎高齢化が進行し、一人住まいのお年寄りが多い。それだけに日頃から、町内で「声を掛けたり、離れて住む家族の連絡先をメモして」万一に備えていたという。その備えが生きた。人間関係が希薄になった都会では考えられないことだ。

 ▼古い町には、独特のつながりがある。人はそれを人情といい、隣保の心と呼ぶ。だが戦後、都市化の進行につれてこのような共同体は軽んじられ、時には解体の対象となった。すべてが競争相手、蹴落とした者だけが生き残れるというグローバル社会の進行がそれを加速する。

 ▼そういう流れに一石を投じる救出劇だ。あえて紹介させていただいた。【水鉄砲】 

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 感動しました。 かく言う〝珍念〟も 「ほっこりする話」 を綴りたいです・・・

「押し絵と旅する男」

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       押絵とは羽子板の絵のように布地と綿で立体感を出した
         工芸品のこと。作中には(12階(浅草に実在した凌雲閣の
          こと)なども登場。浅草の雰囲気を伝える小説としても知られる。

      (老人は)背後の闇の中へ溶け込む様に消えて行ったのである。

 

『鏡地獄』とか『人間椅子』とか、江戸川乱歩の短編にはサーカスも真似のできない大仰な、しかけの物語が多い。『押絵と旅する男』もそんな一編。

▼物語は富山県の魚津からはじまる。富山湾で蜃気楼を見た「私」は、上野に向かう帰りの列車で、40歳にも60歳にも見える老人と乗り合わせる。老人は風呂敷包みから額を出して窓辺に立てかけた。額の中には老人と娘が寄りそう押絵。双眼鏡を手渡された「私」が絵を覘くと、老人はいった。「あれらは、生きて居ましたろう」。こうして謎の老人は、押絵の男が自分の兄であることを明かし、彼の身の上話をはじめるのである。

▼巧妙な構成である。浅草で「覘き絵」の中の八百屋お七に恋した兄。その兄が「覘き絵」に入り込むまでのいきさつを語る老人。列車の中で老人の話を聞く「私」。物語が二重三重の入れ子構造になっていて、それ自体が「除き絵」のごとし。「私」といっしょに読者は「覘き絵」の世界にまんまと引きずりこまれるという寸法である。

▼こうゆうお話は、読者を「覘き絵」の外に連れ出さなくては終われない。語り終えた老人は、かくして山間の小さな駅で汽車を降りる。<窓から見ていると、細長い老人の後ろ姿は(それが何と押絵の老人そのままの、背後の闇の中へ溶け込む様に消えて行ったのである。

▼幽霊のように闇に溶けていく老人。一見エンディングらしいエンディングである。しかしなぜか釈然としないこの気分。そもそもこの小説は富山県の蜃気楼からはじまっている。しかも書き出しは<この話が私の一時的狂気の幻でなかったならば、あの押絵と旅をしていた男こそ狂人であったに相違ない>

▼テキストは最初から「すべては頭の中でこしらえた夢か幻かもょ」というエクスキューズを発していたのだ。主人公は「押絵の男」でなく「押絵と旅する男」。老人が闇に消えた後、東京までの旅を続ける「私」はまだ夢かtら覚めていない。である以上、読者も夢から覚め切れないのだ。『押絵と旅する男』(江戸川乱歩) 斎藤美奈子(名作うしろ読み)

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◆{口八挺手八挺}の変人の〝珍念〟摩訶不思議な出来事に何回も遭遇し、虎の尾を踏んで虎口を逃れたり。異次元の世界を彷徨う「押絵と旅する男」かなぁ、余り調子に乗って吠えると(閻魔さま)から叱られる・・・・(*^.^*)

「子どもに読書の習慣をつけるには?」

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 奇妙ななぞなぞが子どもの間でかつて流行した。問題「野球の試合で絶対に負けない方法は?」。答え「ホームランを百本かっ飛ばす」。問題「テストで百点を取るには?」。答え「猛勉強する」

▼怒らないでほしい。一九七〇年代半ば、われわれ小学生はこの言葉のゲームに笑い転げた。五問もやれば飽きる。大人にはなにが面白いのか分からないが、子どもには楽しいのである

▼二十七日から読書週間が始まった。小学生の読書量はかなり多いが、中学、高校へ進むうちに減っていく。勉強が忙しくなるせいもあるだろうが、この傾向は小学生の時に読書の習慣が本当は根付いていないからではないか

▼小学高学年向けの本を一冊挙げたい。三田村信行さんの『おとうさんがいっぱい』と題名の不気味な短編集だ。大人の目からすれば、名作、良書とは言えないかもしれない

▼表題作は主人公の少年の家へ同じ顔の父親が三人やって来る。お母さんも見分けられない。その結果…。自分は四十年近く前に読んだこの本が忘れられない。イラストは絵本作家の佐々木マキさん

▼「まず大切なことは読書の習慣をつくるということである」と、哲学者の三木清は『如何(いか)に読書すべきか』をこう書きだしている。さて問題。「子どもに読書の習慣をつけるには?」。答え「子ども自身が本当に面白いと思える本を与えること」。 【中日春秋】

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Photo_5   『おとうさんがいっぱい』  内容=(「BOOK」データベースより)本当のおとうさんはどれ? 今のぼくは本当のぼく?いつもと同じ一日がとつぜん迷路のような世界に。思わず背筋がこおる5つの話。

(「MARC」データベースより)ある時突然、全国的にどのうちでもお父さんが5~6人にふえた。それぞれ自分が本物だというので、こまった政府は…。表題作を含めた5話の不思議で恐い物語。日本児童文学のロングセラーをリニューアルするシリーズ。

 

  読書について言えば、〝読む〟ことも「心を耕すクワ」と言える。じつは、本そのものの中に、知恵や幸福があるわけではない。
        本来、それらは全部、自分の中にある。しかし、読書というクワで、自分の心、頭脳、生命を耕してこそ、それらは
         芽を出し始める。

     〝文化〟すなわち「カルチャー」の語は〝耕す〟すなわち「カルチベイト」からきていることは有名である。
         自分を耕し、自分を豊かに」変えていく。そこに文化の基本がある。
    あらゆる賢人が読書を勧めている。人生の〝実りの秋〟に大きな精神の果実をつけるために、いいまこそ、あらゆる
    良書に挑戦してほしい。(池田大作スピーチ集より)

     これ以上〝コメント〟は 『蛇足』・・・・・。

背中ですべてを語る人

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  高倉健         三船敏郎

 

 萩(はぎ)の咲く奈良・高畑の新薬師寺を久しぶりに訪れた。本尊の薬師如来を、十二神将が円く囲んで守る。一体を除いて国宝だ。六体の化仏(けぶつ)、小さな如来を飾った光背が美しい。黄金(こがね)色の炎のように。

 高倉健さんが、文化勲章を受章する。“最後の映画スター”は、もはや国宝級。その背中には唐獅子牡丹(ぼたん)ではなく後光が宿る。喜びも言葉少なに。男は黙って…。おっと、これは三船敏郎さんか。

 背中ですべてを語る人。特に、雪の中の立ち姿が、美しい。言葉にせずに伝えたいものを、たくさんお持ちなのだろう。寡黙と秘密は全然違う。寡黙には潔さがあり、秘密には後ろめたさがある 【夕歩道】

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 浅田次郎の直木賞受賞作を、高倉健主演で映画化した人生ドラマ。筋金入りの鉄道員(ぽっぽや)として気概と誇りを胸に生きてきた男が、定年目前になり自らの人生を振り返る。監督は「あ・うん」の降旗康男。共演に大竹しのぶ、広末涼子。北海道のローカル線、幌舞線の終着駅・幌舞。駅長・佐藤乙松は筋金入りのぽっぽや。職務に忠実なあまり、生後2ヵ月で死んでいった娘や思いがけない病で死んだ妻を見取ることさえできなかった。佐藤は近く廃線になる幌舞線とともに定年を迎えようとしていた……。

 かって「男は黙ってサッポロビール」という三船敏郎が出演するコマーシャルがありました。いかにも三船らしいコマーシャルでした。それにしても、(七人の侍)は素晴らしい。

 四条金吾殿に対して日蓮大聖人様は、「孔子は九思一言」周公旦は浴する時は三度にぎり、食する時は三度はかせ給ふ。古の賢人なり、今の人のかゞみなり。されば今度はことに身をつゝしませ給ふべし・・・と。

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 一言居士の〝珍念〟「九思一言」を肝に銘じて邁進したい。 (*´v゚*)

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「我々の世界のもろさ」

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  第一次世界大戦後「精神の危機」を書いた
  ポール・ブァレリーは西欧の没落に警鐘を鳴らし、
  人間における(精神)の葛藤を根本的に問い直した。
  先端技術の開発にしのぎをけずり、グローバル化
  する市場経済の盲点素早く洞察し、(歴史)の味方に
  改変をせまった数々の論考は、21世紀の時代に
  通じる示唆に富んでいる。

 「防御の術(すべ)なく薬もない。その細菌を絶滅する方法はなく、セルロースを腐食する物理化学現象を止めることはできない…書かれたものはすべて消えていく」

▼フランスの文筆家、ポール・ヴァレリーは、こんな世界に言及した(「精神の危機」恒川邦夫訳・岩波文庫)。現実に紙の敵がいないわけではない。一般に書物の害虫を「紙魚(しみ)」と呼ぶ

▼この虫は表装に用いられた糊(のり)を好むというが、直接紙をかじるようなことはしない。キクイムシと呼ばれるシバンムシ科の幼虫は書物にトンネル状の穴を開けるそうだ。それでも世界中の紙を食べ尽くしてしまうほどの脅威ではないだろう

▼冒頭のヴァレリーの言葉は20世紀初頭のものだが、未知の病原菌というSFのような世界を語ることで指摘したのは「我々の世界のもろさ」だった。その例えは紙が果たしている役割を再認識させるものでもある

▼紙は情報を蓄積し、時間や空間の隔たりを超えて広く伝える役割を担ってきたといえる。今はインターネットが普及し、目の前の画面を通じて気軽に多くの情報を集めることが可能になり、電子書籍による配信も行われるようになっている

書物の歴史は人類の精神史にも重なるだろう。本の形態が変わろうとも、人間性を高めてくれることに変わりはない。読書週間だ。時空を超えての旅も楽しみたい。 (編集日記)

 〇何のために生きるのか! 一生の大部分を、生きるために費やした時代から――生きている時間を、何のために活用するかと、思索するべき時代に入りはじめている。自身の欲望を満たすことを目的に、絶え間ない発展をとげてきた結果、人類は、かえって新しい不幸の様式を生み出すことになってしまった。

 〇欲望の充足によって感ずる幸福は常に他者に依存し、他者によって左右されるものであるから、これは、<相対的な幸福>と言うべき、いつでも崩される、もろい幸福感 である。 これに対して、理想や目的を達成するために、自ら行動し、積極的にとり組んでいる場合は、そこに生命の充実感がある。こうして勝ちとった喜びは、一時の感覚ではなく、自己の生命のうえに刻まれた栄光の記録であり、不滅の炎のごとく、永久に残っていくことであろう.。

   〇かつて池田名誉会長は「先哲の箴言」と題する随筆に、「偉大な精神と対話しなが
   ら前進することは、なんと楽しいことだろうか」と綴った。自身を高みへと導いてくれ
   る、善知識である友人との交流。充実した生き方を示唆してくれる偉人の智慧。そし
   て、何より私たちには、最高峰の日蓮大聖人の哲学があり、人生の師匠という模範が
   光っている。
    

    これ以上は『釈迦に説法』 \( ^∇^)/θ☆ わ~い!
 

 

読書の秋

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 読書の秋。作家の城山三郎さんは「今の時代、読書をする人が少なくなりました」と話していた。作家仲間の吉村昭さん、佐野洋さんとの座談の中でのことだった

▼「財界人や官僚の上のほうには読書家が多い」という話になり、「政治家はどうだろう」となった。大平正芳、中曽根康弘、宮沢喜一の3氏の読書好きがエピソード付きで語られていた(「対談集『気骨』について」新潮文庫)

▼次のようなやりとりも出てくる。吉村さん「読みそうもない政治家の顔って、すぐわかりますね。読書してない政治家は信用できないな」、城山さん「ほんとだ、ほんとだ。わかる(笑)。顔に出ますね」

▼ずっと以前に新潮文庫のCMで使われたキャッチコピーを重ねてみると、味わいが増す。〈知性の差が顔に出るらしいよ……困ったね〉。女優の桃井かおりさんがつぶやいていた

▼コラムニストの天野祐吉さんは「広告は時代の気分を映しとる」と書いていた。雑誌「広告批評」の編集長を長く務め、広告表現から時代を読み解き続けた天野さんは、辛口のユーモアをまぶした語録を残して先日、80歳で亡くなった

昨冬の総選挙直前、各党のスローガンについて朝日新聞のコラムに書いていた。「どれも調子がいいだけで、言葉が息をしていない」「結局は言葉より顔で選ぶのがいいということになる。顔には中身がモロに出ているからだ」。政治家のみなさん、困ったね。【春秋】

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 「対談集『気骨』について」 内容紹介= 私は人間が大好き。これはと思う人に会い、相手の眼を見て、じっくりお話を伺いたい。そして、すてきな人のすてきな話は、私だけでなく、多くの人にも聴いて頂きたい──。話題は、あの戦争から政治、経済そして日常生活まで縦横無尽。
 だが、そこで交わされる言葉は、いつも人生の流儀と品格を語ってやまず、自然と背筋が伸びる心地がする。気概ある人々が繰り広げる八つの対話。

 ☆人の話に耳を傾ける姿勢に、その人の〝人格〟が表れるといってよい。話を熱心に聞こうとする人、ふとした一言を胸中に刻み、大切にしている人は、心暖かな深き境涯の人である。
 ☆反対に、人の話を受け入れる余裕のない狭量の人は、往々にして人間性も浅はかであり、やはり成長が止まっている人で
  ある。真心の言葉も、いかに大事な話も、すべて硬い心のカラではね返してしまうからだ。 (池田大作)

     ☆一言居士の〝珍念〟恥じています。 (A;´・ω・)アセアセ

 

長野路代さん

Nagano
 昭和5年生まれ・福岡県飯塚市内野宿在住
 15歳の時に母を亡くし、以来家族の台所を一手に引き受ける。
 農家に嫁いでからも身近な素材を工夫した料理を続ける。平成2年から
 近所の主婦と加工食品づくりを始め、数々のヒット商品を生む。平成15
 年には毎日農業記録賞一般部門の優秀賞を受賞。現在もふるさとの
 食の伝承に、講演や料理教室など忙しく飛び回る。

▼近所に住んでいた祖母に「これは、どげんしたらいいと?」と聞きながら料理を覚えた。旬のものや野草などを使い、四季それぞれの味を素朴にこしらえてきた

▼83歳になった長野さんは、祖母から教わった料理を自分も若い世代に継ぎたい、と本にした。タイトルは「長野おばあちゃんの料理教室」(西日本新聞社刊)。福岡県久山町の自然食レストラン「久原本家 茅乃舎(かやのや)」の料理教室で教えたことをまとめた

▼今ごろの季節だと、里芋を使った料理にも目が向く。ホクホクの「里芋ごはん」は「塩だけで、十分おいしいです」と長野さん。
「里芋のおよごし」には「間引きした大根葉を使いました」

▼「昔は、物はなかったけど、その中で心を抜くということはありませんでした。今は、物はあるのに、手近なできあいのものに頼りすぎ、心がおろそかになっているのではないでしょうか」「料理は愛です。料理は、考える力を養います。誰かを思うやさしい心を培ってくれます」。そんな言葉もいい味を出している

▼長野さんの言葉に里芋料理を重ねると、寅さん映画に出ていた葛飾柴又のおばちゃんが作る芋の煮っころがしを思ったりもする。日本的な食の原風景の香りが、「長野おばあちゃん」の料理には漂う。 【春秋】

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  〝珍念〟冥途のお土産に「長野おばあちゃん」の料理を食べたい・・・・

「最後まで演奏で乗客を励ますのが神から与えられた使命」

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タイタニック号が沈没する際にウォレス・ハートリーさんが、演奏していたというバイオリン

   英豪華客船タイタニック号は100年ほど前、北大西洋で氷山に衝突し沈没した。沈む前、甲板は動揺する乗客で大混乱だった。それを見て、8人の楽団員たちが甲板で演奏を始めた。乗客を落ち着かせようとしたのだ。演奏は船が沈むまで続き、8人とも船と運命をともにする。

 ▼その楽団長のバイオリンが先ごろ英国で競売に掛けられた。海水の影響で傷み、もう演奏はできないのに、90万ポンド(1億4千万円)で落札された。タイタニック関連では過去最高額という。演奏者の気高さに敬意を払ったのだろうか。

 ▼沈没事故は死者が1500人を超える大惨事だった。とはいえ、助かった船の乗組員も多いというから、楽団員たちもボートに乗ろうと思えば、乗れただろうに、そうしなかった。「最後まで演奏で乗客を励ますのが神から与えられた使命」。そう覚悟を決めたに違いない。

 ▼楽団長の遺体は沈没から10日後、洋上で見つかった。バイオリンはケースに入れられ、遺体にくくり付けてあったとか。
婚約者からの贈り物だったというから、心から大事にしていたのだろう。

 ▼楽団長の魂がこもっていると思えば、落札者は大切に保管せざるを得まい。売った人もヘタな代金の使い方はできない。気高い行いにふさわしくない使い方なら、あの世から楽団長が叱りに来よう。 【天地人】

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感動しました。 これ以上は『蛇足』・・・・・(´;ω;`)ウウ・・・

「ちゃんとメール着いてる?」

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 「ちゃんとメール着いてる?」などと、連れ合いは時折、子どもに電話している。わが家は時代になかなか追いつけないが、世間の連絡手段の主役の座はとっくにメールだ

▼電話を使う頻度はがくんと減った。家庭に限らない。仕事の現場でもやはりメール。立教大教授の鳥飼玖美子さんが外国で本を出版した時には「実際に会っての会話や電話のやりとりは皆無でした」

▼ある企業。外国とのテレビ会議の最後は「じゃあ、詳しいことはメールで」だったそうだ。英語教育に詳しい鳥飼さんが著書に書いていた。英語を使ったコミュニケーションとは、今では「読み書き」

▼小学校の英語教育の開始時期を5年生から3年生に引き下げる。文科省がそんな方針を固めたという記事が先日の朝刊に出ていた。5、6年生は正式教科で、3、4年生はまあ英会話ごっこ

▼日本人にとって英語は「国民的アレルギー」あるいは「国民的コンプレックス」。自らの大いなる学習不足を棚に上げて、つい「もっと早く学校で教えてくれれば」などと逆恨みする

小3から英語…。成果が出なければ、小1から、いや幼稚園から、3歳児から、いやいやオギャーっと生まれた瞬間から。などと、なるかもしれない。どこの国だろうここは。(河北春秋)

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Sikenkan


 もしかしたら、試験管ベピーの時から、英才教育を施される。時の権力者に洗脳される。
 恐ろしい時代が来るのかなぁ。 きょうも〝珍念〟『杞憂』している・・・・・

あっと驚くタメゴロー

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 中高年の息子から初めてもらった小遣いを店で使ったら何と偽札だった。親子などの家族関係が希薄になっている現実は日々の報道で承知していても、こんな事件まで起きるとは―。多くの読者の思いではないか

▼名古屋市で起きたこの事件を今の時点で少し類推してみれば…。先月、47歳の息子から「生活費にしてくれ」と、父親(81)は一万円札6枚をもらった。無職の息子にそんな金がどこにあるのかと思いつつも、父親は息子の気持ちが内心うれしかったのかもしれない

▼それを聞いた母親も同じ思いだったのではないか。母親は翌日、息子にもらった現金を手にスーパーで日用品を買い、レジで支払おうとしたところ、突然疑いの目を向けられた。厳しく詰問されたことだろう

▼母親は事態ものみこめず、おろおろするばかりではなかったか。家庭用プリンターで偽造したとされる一万円札がどのくらい精巧にできているものか知らないが、母親は偽札とは気付かなかったと説明している

▼じっくり見れば、それが比較的見破られやすいものだったとしても息子がくれた金を偽札かどうか疑ってかかる親はまずいない。その現金が偽札だと分かった時の母親の思いはどうか。多分「なぜっ」と言うしかなかったろう

▼親が偽札を使って捕まったら、と考えなかったのだろうか。息子は偽造通貨行使の疑いで逮捕されたが、きのうの本紙によれば「知らない」と容疑を否認している。想像するのは絶句する母親の姿である。今の世相の一断面だから、で済ませたくない切なさがある。【大自在】

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【才能ある畜生】の振る舞いに怖気がする。こういっちゃ(語弊がありますが)そうゆう息子を育てた責任も、少しは親にあるやに思う。<犬や猫でも母親は命がけで躾し・育てている>  幸いに自分の息子だったから!
余り吠えると・・


      小咄  名画 千葉落語同好会より ちょっとは笑いましょうよ。

      名画   ある美術館での会話
      客    「あら~すてきな絵ですこと。ルノワールですわね。」
      係員  「いいえ奥様、それはダビンチでございます。」
      客    「あ~らこちらも素敵、ダビンチですわね。」
      係員  「いいえ奥様、それがルノワールでございます。」
      客    「あら、この絵なら私にもわかるわ。ピカソよね。」
      係員   「いいえ奥様、それは鏡でございます。」 
 
           

            \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

ロボット

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 昨秋、義母の喜寿の祝いにロボット掃除機を贈った。勝手に床をはい回り、ごみやほこりを吸い取ってくれる円盤形のロボットである。

 ▼約1年が経過し、思わぬ誤算が二つ。一つは、想像よりもずっと高性能で、高齢者の重労働が大いに軽減されていること。もう一つは「お出かけ中に掃除させる」という思惑に反し、義母が掃除に付きっきりという点だ。

 ▼仕事ぶりは生真面目そのもの。タンスやテーブルの脚、立ちはだかる壁にぶつかりながら迷いながら、文句も言わずに、ごみを吸い取っていく。そのけなげさに「この子が働きよるのに、私だけ出かけられんわ」と義母。作業終盤には「もうええから帰っておいで」と強制終了してあげるのが習慣らしい。子どもを見守る母親のようだ。

 ▼あと何年かすれば、家事全般をこなし、話し相手にもなるロボットが活躍しそうな予感。でも「遠くの親族より近くのロボット」と言われるのも少し寂しい。日ごろの不孝、不義理を埋められるはずもないが、たまには顔を見せようかと思う。【憂楽帳】

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Photo_2  「しあわせな未来」のその果てに

 ◆コンピュータの利用度がますます増大して、人間は生産や頭脳労働から解放される、というより、追放されるか、もしくはコンピュータに管理される奴隷のような存在になるかもしれない。そうなれば、ロボットは人間、 つまりあなた自身のことになるかもしれませんよ。 (アンドロイド・『鉄腕アトムの未来学』週刊読売掲載エッセイより)

 
  ◆家庭の仕事は何でもこなせる 便利なロボットが普及し、 ママは家事から解放されました。そしていつしか子育ても ロボット任せになってしまいます。子どもたちが両親ではなく ロボットに育てられる。そんな未来は果たしてバラ色の未来でしょうか?

 ◆人は人と触れ合うことで はじめて心を育むことが出来る。だとすれば、 インターネット授業が主流になって 子どもたちは学校へ行く必要がなくなる、という話題がもはや 「未来の話」では なくなりつつ ある現代は、「とても危険な世界」になりつつあるのかもしれません。

  このまま・・物質文明が進めば・・・・これ以上は『蛇足』なのだ。

 

「ぶつからない車」

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 情報を入力し、後は運転席に座るだけで目的地に到着する。車庫入れも全てお任せ。そんな近未来の“夢の車”になるのだろうか。「自動運転車」の開発が日米欧の自動車メーカーなどで加速している

 ▼先週、東京であった世界会議では各社が成果を披露した。トヨタは高速道での自動制御システムを2010年代半ばに商品化。日産は、標識や路面状況を読み取って走る車を20年までに販売するという

 ▼衝突寸前に車が止まる。そんな自動ブレーキは既に一部の市販車で導入済みだ。自動運転はその上をいく「究極の安全技術」とのふれこみである。無線通信や車載カメラ、GPS(衛星利用測位システム)を駆使、急な飛び出しなど危険も回避する

 ▼適切な車間や速度を維持すれば渋滞も緩和できる。こうした技術はITS(高度道路交通システム)と呼ばれ、政府の成長戦略にも盛りこまれた

 ▼「ぶつからない車」を競うのはいいことだが、では最終的に完全自動となると「主役」は誰なのか。普及には法の見直しや、事故の責任は人なのか車かなど多くの課題がありそうだ

 ▼テクノロジーの発達が人間の領域を奪う。現代社会にはそんな批判もつきまとう。便利さと引き換えに失うものはないか。運転する楽しさや責任も手放すのか。考えさせられる未来の夢である。 [滴一滴]

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  「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」
     昭和48年(1973年)の全国交通安全運動の標語募集で総理大臣賞を受けた秀作。
   そういえば、我が家は『火の車』を走らせている。 
   きょうも【オチ】が冴えません・・・・(o^-^o)

知的障害児施設「しいのみ学園」創設者 曻地三郎さん

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  児童発達支援センター・しいのみ学園(福岡市)創設者の昇地三郎氏は、明治生まれの107歳。99歳から毎年のように世界中で講演。101歳から始めたロシア語をはじめ、六つの外国語に親しむバイタリティーに脱帽する

▼その氏が、死を考えるほど打ちのめされたことがある。長男に続き、次男にも障がいがあると分かった時だ。葛藤は同学園の創設につながる。障がい児のための教育制度が不十分だった昭和20年代のことだ

▼「苦しさを踏みつけて、その上で踊っている」――当時をこう振り返った。氏は、子どもを抱いて死を考えるほどの苦しみを「踏みつけて」生きる、「愚痴をいわない」と誓った。前を見ようとすれば、この世は喜びに満ちている、と(『106歳のスキップ』亜紀書房)

▼そういう氏だからこそ、池田名誉会長の足跡を「すべての人間の心の内に潜む活力を奮い起こさせる、類まれな指導者」とたたえてやまない

シイの実は、とるに足らないものとして踏まれるけれど、水と太陽で殻を破り、見あげるような大木になる――それが「しいのみ学園」の由来という。苦しんでいる人、虐げられている人の味方となり、その人々が蘇生しゆく姿を喜びとし、宝物とする。創価の心も同じである。(名字の言)

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 感動しました。 かく言う〝珍念〟昇地三郎氏の爪の垢を煎じて飲みたい!

ソウルからヨボセヨ 韓国人の“度量”

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  靖国神社への安倍晋三首相の「真榊(まさかき)」奉納や閣僚、国会議員の参拝をはじめ、日本をめぐる“歴史問題”で韓国メディアが騒がしい中、17年来の知り合いである高齢の韓国人と会った。

 ▼「旧日本軍の禄をはんだ」というこの男性。日本の終戦当時、日本国内の部隊に属し、戦争が半年でも長引いていたら「戦地であの世に逝っていたかもしれない」という。結局、戦争で命は落とさず、故郷の朝鮮半島に戻った。帰国途中、原爆が投下された広島で遺体搬送もした。「飯を食わせてくれた日本への恩返し」だったそうだ。

 ▼その後、韓国は朝鮮戦争で国土が荒廃したが、日韓基本条約を結び1965年に日本と国交正常化、日本から経済協力金を受けた。引き換えに韓国は個人の未払い賃金も含む一切の対日請求権を放棄。日本からの資金を基に、韓国は首都ソウルと釜山を結ぶ京釜高速道路など社会基盤を造り、それが今日の「先進国・大韓民国」への発展につながった。

 ▼慰安婦問題、徴用での日本企業への訴訟。「もっと賠償しろ!」と子や孫の世代が日本を責めるのを尻目に「日本から受けた資金は私の世代の労苦の代償。その金で造った京釜高速道路の橋桁一本を『私の血と汗で次世代のために建てた』ぐらいには思っている」とつぶやいた。 [外信コラム](名村隆寛)

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   このコラム『的を射る』 あつぱれ!

「犬は三日飼えば、三年恩を忘れぬ」の諺がある・・・韓国の為政者・韓国メディアは、恥ずかしく思わないのか不思議におもう・・・日韓基本条約を破棄するつもりかなぁ?

        (法と秩序)を厳守された方が賢明と思う・・・・。日本政府も(法と秩序)を!

命の不思議

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ルイーズ・ブラウン 試験管ベビー
 13ヶ月の息子,Tre`joran Winchesteterくんと、
  ルイーズ・ブラウン。
 息子さんは自然妊娠で誕生しています。

 

 地響きを立てて疾走する130万頭のヌーの大群に囲まれ、体感温度マイナス20度の強風を浴び、目もくらむ空撮映像で地球を1周する。体験型施設「オービィ横浜」で過日、大自然と生命、先端技術の不思議な融合を楽しんだ

▼ 英放送局の自然番組の映像を、セガの技術で大画面に投影した。深海魚やコモドドラゴンなど多様な生物の輝きは圧倒的で、人間が守り、伝えてきた生命や自然の神秘を、文字通り体感した

▼人の技術は、今では命もつくり出す。日本初の体外受精児誕生から、今月で30年。当時、社会に大きな衝撃を与えたが、2008年には年2万人超に増えた。人工授精なども含めた高度な医療で生まれた赤ちゃんは今、出生数全体の32人に1人を占める

▼「友だちとは違う方法で生まれてきたかもしれないけど、それだけで後は一緒」。世界初の体外受精児、英国のルイーズ・ブラウンさんは20歳のとき、こう語った。たった30年でこれほど時代が進むとは、想像もできなかっただろう

▼急激な生殖医療の進歩は、同時に新たな問題も生んだ。「命の始まり」はどこからなのか。生まれた子の法的保護は…。自民党が法整備の検討を始めているが、どの子も、どんな選択も、等しく支えられる社会にしてほしい

▼かつての「奇跡の赤ちゃん」、ブラウンさんは7年前、母になった。どんな方法で生まれても、命は奇跡であり宝物。地球に在る、すべての命も。【地軸】

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Photo_5     ママの名前はコンピュータ

  「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて、おこがましいと思わんかね?」 (ブラック・ジャック)
  手塚治虫は、近未来の高度な医療について警鐘した。

34年前にルイーズブラウンさんが生まれてから2012年までの間に生まれた試験管ベビーはなんと500万人を超えたそうです。今後もますます試験管ベビーが増えていくことでしょう。
ある年に行った調査で、オーストラリアで生まれた試験管ベビーを調べたところ9人中8人が女の子だったということがあったそうです。この結果だけで判断するのは危険ですが。しかし、なぜ女の子の方が産まれた数が多かったのでしょうか?

        それは、X精子の特徴にあるのではないかとシェトルズ博士は推測しています体外
     受精を受けるためには、精子を洗浄したり遠心分離にかけたりしてよいものだけを
     選別しなければなりません。精子にとっては非常に過酷な環境に置かれることに
     なります。
     Y精子はこうしたストレスに弱いのです。つまり、X精子の方が過酷な環境にも耐え
     ることができるため、結果として女の子が多く生まれたのではないかということです。

    01q でも、「人間が生命誕生の領域に手を染めていいのかなぁ」!

     かく言う〝珍念〟減らず口を閉じます (´;ω;`)ウウ・・・

富士重工業・吉永泰之社長の「出張授業」

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  経営のトップに立つ人の話には見習うべきことが多い。太田市に生産拠点を持つ富士重工業の吉永泰之社長が都内の中央大で行った出張授業を拝聴する機会があり、そんな感想を抱いた

 ▼若いころの経験を語った場面が印象的だった。入社して半年間、工場の生産ラインで現場実習した後、配属先ではフォークリフトで部品を運ぶ仕事が待っていた。「何でこんなことを」と不満を持つ同期もいたが、吉永さんは1年半、何か足りない部品はないかと毎朝聞いて回り、現場の人と親しくなったという

 ▼「工場勤務はこの時の2年だけだったが、そこで現場の苦労を知った。この経験がなければ、現場を分からずに物を言う経営者になっていた」と振り返った

 ▼ディーラーに出向した際も、この機会にいろんな職場に出掛けようと積極的にセールスに歩いた。本社勤務ではできない経験ばかりで、「前向きにやったらいい。気の持ちようで得るものは無限大に違ってくる」と助言した

 ▼日本経済はデフレからの脱却が大きな課題だ。安倍晋三首相は臨時国会の所信表明演説で、成長戦略の実行に強い決意を示した

 ▼賃上げや雇用拡大など経済の好循環を実現するには企業や国民に根付いた「デフレマインド」の打破が欠かせない。吉永さんが若者に贈ったプラス思考が何かのヒントになるかもしれない。 【三山春秋】

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 感動しました。〝珍念〟のコメントは 『蛇足』・・・・・

「分かちあう楽しみは二倍になり 分かちあう悩みは、消え失せる」

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 会館に置かれた給茶機の前に、幼稚園児くらいの姉弟がいた。コップを弟にそっと手渡した姉は、両手で大切そうに持って飲む弟に言った。「こぼしたらあかんで。お母さんに怒られるからな」「うん」。2人の胸にはいつも、母親がいるのだろう

▼成長し、親元から巣立っても、母への思いは変わらないもの。照れもあろうが、感謝をなるべく形にしたい。ある女子部員と話して、あらためて思った

▼国連職員を志し、NGO(非政府組織)に勤務する彼女。現在はラオスで村落開発に携わる。日本に住む母、仕事でオーストラリアにいる父とは、遠く海を隔てる。アメリカ創価大学出身の彼女は、夢を追いながらも、創立者が常に呼び掛ける〝親孝行〟への思いを募らせた。電話はもちろん、現地での様子や風景の写真を両親に送ることを忘れない

▼たとえ離れていても、時間を共有できる。使命に目覚め、生き生きと前へ進もうとする姿を示すこと以上の「感謝の形」はない

▼ベートーベンの歌曲に「分かちあう楽しみは二倍になり 分かちあう悩みは、消え失せる」(『ベートーヴェン全集6 別冊』講談社、前田昭雄訳)とある。思いを分かち合い、思いに応えようとすることで、人は強く、優しくなる。(名字の言)

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 ベートーヴェンの名言。『天国では、この耳が聞こえるようになってるといいな』・・・ふと、思い浮かびました。

 ベートーヴェンは、26歳の時に病気で耳が聞こえづらくなり。40歳で悪化し、晩年10年はほぼ何も聞こえない状態だったそうです。音楽家として聴覚を失うという死にも等しい絶望感から、自殺も考えたが、強靭な精神力をもってこの苦悩を乗り越え様々な名曲を残しました。

『桜・梅・桃・李』の諺がある。珍念、自分の決めた道を邁進したい・・・・(*^.^*)

「恐るべし観察眼」

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 背筋が寒くなるほどの観察眼である。侵入盗を重ね天才的とも評されたその男は、ある家の周囲を二回りしただけで、窓など錠の状態、間取りといった40項目近い情報を読み取り、覚えた

 〇元警察庁犯罪予防研究室長の清永賢二さんの共著「犯罪者はどこに目をつけているか」(新潮新書)にある。下見は多ければ4回も行い、侵入や逃走経路を練る。逆に泥棒の目からすれば、庭木の手入れがきちんとされるなど「隙」を見せない家は敬遠するのだそうだ

 〇とはいえ、そんなものまで守らねば、とため息が漏れるのは、屋外に置かれたエアコン室外機の盗難だ。岡山県内でも相次いでいる。部品の銅が狙いらしく、配線やホースを切断し軽トラックで持ち去る荒っぽい手口が目立つ

 〇県警はボルトでの固定などを呼び掛けるが、何とも厄介だ。暑さが過ぎ去り、しばらくエアコンの使用を控える時季だけに注意が必要だろう

 〇「行き過ぎてから、振り返って五秒ほどじっと見られる。これは嫌なもの」。先の著書では、別の犯罪者が犯行をあきらめる心情を明かしている。最大の防犯はやはり、隣近所の“目”なのかもしれない

 〇先のような強い警戒心でなくとも、路地で気軽にあいさつを交わし、立ち話をする。そんな温かな関係づくりが地域の“隙間”を埋めるのだろう。[滴一滴]

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ご近所に、空き巣被害に(二度)会われた方がいられる。その道の達人?が、みると分かるのかなぁ。 その知識を良い方に使ったら良いのに・・・・

〝珍念〟悪しき知恵は、泉のように湧き出ますが。良い知恵はなかなか出ません。
きょうも、良い心と悪い心が綱引きしています。このままでは、あの世で閻魔様から苛められる・・・人生のゴール目指して精進したい! (*´v゚*)ゞ

「評論のラストはとかく説教臭くなるのが問題なのだ。」

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 読者の皆さまへ「名作うしろ読み」は、面白いです。斎藤美奈子さんの筆致は素晴らしい。かく言う〝珍念〟の筆致は稚拙で面白くないです。深くお詫びします!

▼名作のエンディグについて・「お尻」が無視されてきた理由・ <国境の長いトンネルを抜けると雪国であった>『雪国』<木曽路はすべて山の中である>『夜明け前』本は読んでいなくとも、なぜかみんな知っている名作文学の書き出し、すなわち「お尻」はご存じだろうか。

▼ご存じない?ですよね。だったら調べてみようじゃないの。それが本書のコンセプトである。名作の「顔」ばかりが蝶よ花よともてはやされ、「お尻」が迫害されてきたのはなぜなのか。「ラストがわかったら、読む楽しみが減る」「主人公が結末でどうなるかなんて、読む前から知りたくない」

▼そんな答えが返ってきそうだ。「ネタバレ」と称して、小説のストーリーや結末を伏せる傾向は、近年、特に強まってきた。しかし、あえていいたい。それがなんぽのもんじゃい、と。お尻がわかったくらいで興味が反滅する本など、最初からたいした価値はないのである。っていうか、そもそも、お尻を知らない「未読の人」「非読の人」に必要以上に遠慮するのは批評の自殺行為。読者が消費に、評論が宣伝に成り下がった証拠だろう。

▼私たちは『ハムレット』の最後でハムレットが死ぬことを知っている。『坊っちゃん』のラストで坊っちゃんが四国を去ることも知っている。知っていても、『ハムレット』や『坊っちゃん』の魅力が減るなんてことはあり得ない。きのうきょうでた新刊書じゃないのである。

▼やや強引に定義し直せば、人々がある程度内容を共有している作品、「お尻」を出しても問題のない作品が「古典」であり「名作」なのだ。未読の人にはこういってさしあげたらいい。「文句をいってないで読みなさい」本の話は「既読の人」同志でしたほうが絶対おもしろいんだから。

▼By Gori  「評論のラストはとかく説教臭くなるのが問題なのだ。」この本の顰に倣って、本書の後ろを記せば、この一文である。で、この一文の真意を問えば、「あまり説教臭くなく出来ていたと自負しているのですが、如何ですか、皆さん」という意味であろう。

    劇作家の井上ひさしさんは日本人の書くエッセイは、すべて5文字で要約できるとし、
    それは「私はエライ」だと喝破したが、書いたエッセイが「私はエライ」に属さない
    優れたものだという意味で、文末に「私はエライ」という一文をおいたという類のものだろう。
    という分析は、イヂワル過ぎますか。

    ▼さて本書は私が「書評界のナンシー関」と尊敬する斉藤美奈子さんの御本である。
    アイデアがすばらしい。『声に出して読みたい日本語』の100倍くらい優れている。
    次の文が何という作品の結末か、わかるだろうか
    「だから清の墓は小日向の養源寺にある」「勇者は、ひどく赤面した」「私はパルタイ
    から出るための手続を始めようと決心した」

    ▼「虎は、既に光を失ってた月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、また、元の
    叢に踊り入って、再びその姿を見なかった。「逃げるてだては、また、その翌日にで
    も考えればいいことである」「あれで、登ればなかなかなんだろう。地図でも相当の
    標高があったようだから」「甲府の富士は、山々のうしろから、三分の一ほど顔を出
    している。酸漿に似ていた」

    ▼本書によれば、結末には「閉じた結末(クロ-ズド・エンディング」と「開かれた結
    末(オープン・エンディング)」があるそうだが、「閉じた結末(クロ-ズド・エンディン
    グ」は、いわゆるハッピーエンドなどの一件落着。「開かれた結末(オープン・エンデ
    ィング)」のほうは、終わらない物語で、読者に解釈を許すものである。ところで上記
    に私は自分の好きな結末をあげたが、すべてが「開かれた結末(オープン・エンディ
    ング)」であったのは、決め付けられるのが嫌いな私の性格からである。

    ▼もうひとつよくあるエンディングは「情景描写に逃げるエンディングであるが、これ
    はよほど熟達の文章家でないと陳腐に見える。断っておくが「甲府の富士は、山々
    のうしろから、三分の一ほど顔を出している。酸漿に似ていた」は情景描写終わりで
    ないことに留意されたい。たとえば次の例であるが、これはうまいと思う。「小春日和
    の青白い光が、山麓の村に降りそそいでいる」小説名は何でしょう?

    ▼内容紹介有名な書き出しは数々あれど、さてラストは? 古今東西の名作132冊を
    斬新な視点で読み解く、楽しくてタメになる丸わかり文学案内

    内容(「BOOK」データベースより) 『雪国』『竜馬がゆく』から『ハムレット』まで古今
    東西の名作132冊を、ラストの一文から読み解く 書評家・文芸評論家としての矜持

    By TaroTaro レビュアー VINE メンバー

    ▼商品紹介には「ラストは?」とあるが、正確には「ラストの一文は?」。
    「最後の一文」からその作品を読み解こうという、当代随一の書評芸人らしい一冊。
    取り上げられたのは古今東西の名作と呼ばれる132作。1作品につき2ページとコ
    ンパクトであるが132作もあるので読みごたえは充分。

    ▼芸人と書いたが、これは尊敬の意味を込めた言い方だ。
    彼女の書評は、既読の作品であっても、こんな読み方があったのかと思わず再読し
    たくなったり、けなしたりいじり倒している作品でも読んでみっか、と思わずにはいら
    れないおもしろさがあるからだ。これはもう名人の域に達している。 

     ▼現在最高の凄腕批評家による世界名作案内であるだけに,スリルを期待した.
     その期待は8割かたは満たされた.但し,この作品は極めて読み易く,多分著者も
     リラックスして書いたことの反映なのだろうが,最高の凄腕批評家の著作となると
     その美点が逆に働いてしまうのも事実で,皮肉なものである。

     ▼読んでいて ? と思う箇所が結構目についてしまうのだ.1945年3月10日の東京
     大空襲のあと,累々たる焼死体を上野の山に運び上げる労苦があの時に出来た
     か,より,1944/45年の特別に寒かった冬の3月10日に,桜が咲いた覚えがない,
     とか (桜の森の満開の下). 縁起が起源の意とか,また万葉の助詞'ゆ'が動作の
     手段を表す (四十八歳の抵抗) とか,古い人間としては名状し難い違和感がある。

     ▼このように不満があっても,褒める言い方が英語にある:曰くと.実際そうで,お
     蔭で随分調べもしたし,考え直す,或いは読み直す予定も増えるとかした.従って
     著者には感謝こそすれ,文句など言えた義理ではない.強く推薦.

     あ・・つぃ。演壇で講義している錯覚に・・・・\( ^∇^)/θ☆ わ~い!

「短編の女王」

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 洋の東西を問わず、女性が職業作家になることは、残念ながらむずかしかったようだ。ことしのノーベル文学賞に、晴れて決まったカナダのアリス・マンローさんも、その例外ではなかったよう。

 ▼「短編の女王」と呼ばれるのにはわけがあった。質素な家で主婦業と育児を担う。その合間を縫って書けたのは短編だった。書きためて、三十七歳でデビュー。それは長編に劣ることはなかった。

 ▼西欧格言にいわく、名声とは知らない人に知られる喜びである。彼女の場合、名声は既にあったにせよ、その受賞は知らない人にもわが事のような喜びだったかもしれない。とりわけ女性たちに。 (夕歩道)

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 〇2013年のノーベル文学賞に決まったカナダの女性作家アリス・マンローさん(82)=AP
 同アカデミーはマンロー氏の作品について「明瞭な心理描写を特徴とする、見事に調和のとれたストーリーの展開」と、高く評価した。

 ○マンロー氏はカナダのオンタリオ州生まれ。図書館勤務や書店経営を経て1968年に作家デビューした。「チェーホフの正統な後継者」と評され、「木星の月」(82年)、「イラクサ」(2001年)が代表作。国際ブッカー賞(09年)などを受賞している。

 ○カナダの地方に生きる人々の心の機微を繊細に描き出した。近年は老いや死などをテーマに取り上げ、国際的に高く評価されている。邦訳も多く、村上春樹氏が9月に刊行した翻訳短編集「恋しくて」にも、「ジャック・ランダ・ホテル」を収録。村上氏は「独特のリアリティー」があると指摘している。

 〇カナダ文学に詳しい佐藤アヤ子・明治学院大学教授は「英米の亜流でなく、カナダが独自の文学を追究しようとした時期に現れた作家。観察力や描写が素晴らしく、何気ない日常を描いても心の琴線に触れる。短編だけで勝負する作家は非常に少なく、価値ある受賞だ」と話している。

 〇授賞式は12月10日にストックホルムで開く。賞金は800万スウェーデンクローナ(約1億2000万円)。

   これ以上は『蛇足』・・・モジモジ(。_。*)))




さよなら「アンパンマン」

Sitofuanntaji    Photo

  年に4回の季刊誌には、世の中の多忙に追われぬ落ち着きがある。鎌倉市にあるかまくら春秋社が発行する「詩とファンタジー」をいつも楽しみにしていた。だが、今日発売の24号は少し切ない。創刊以来の責任編集者だったやなせたかしさんの、遺言のような詩が載る
▼94歳で亡くなったやなせさんは遅咲きの人だった。「アンパンマン」を生んだのは50代も半ばになってから。売れなかった時代は「一寸先は光」という言葉を心の杖にしたそうだ。一寸先が闇でなくて光なのは、人を励ます作風に通じている

▼高知で育った子ども時代、出かけた帰りに電車賃を落とした。遠路を歩いてへとへとになったとき、知り合いのおじさんにあんパンをもらって元気が出た。ひもじい人に顔をちぎって食べさせるヒーローは、そんな思い出が下敷きにあった

アンパンマンは相手を一方的にやっつけはしない。絶対の正義などないという持論は、先の戦争での出征体験による。声高な正義はうそ臭い。本当の強さとは優しさだと、物語は気づかせてくれる

▼漫画家ながら詩もつくり、詩集と名のつく本を何十冊も出した。季刊誌には、「ところであなたは?」という問いかけで終わる巻頭の詩をいつも載せていた

▼絵筆ひとつで童心と行き交い、老いていっそう輝きを放った。3・11の後は病気を押して子らを勇気づけた。「かっこ良くない正義のヒーロー」を生んだ人の生き方を見て思う。かっこ良いとは、こういうことを言うのだろうと。 【天声人語】

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    珍念〟のコメントは『蛇足』なのだ・・・・・・

「言論嫌いと人間嫌いとは同じような仕方で生じてくる」

Azuma

  自分が思ったことを、他者も同じように受け取るとは限らない。小さな意識の差が、やがて、いさかいに発展する場合もある。史書『吾妻鏡』は、こんな出来事を伝える

▼鎌倉・鶴岡若宮の社殿が棟上げし、源頼朝が大工の棟梁へ馬を贈る。馬を引く役を源義経に命じた。だが彼は「折悪しく下手を引く者がいない」と、自分と共に役を務めるのに適した者がいないと言った(五味文彦・本郷和人編『現代語訳 吾妻鏡』吉川弘文館)。頼朝は「役目が卑しいものだと思い、あれこれと言って渋っているのだろう」と激怒する

▼〝自分は一般の御家人とは違う〟と、特別扱いを期待する義経。一方、頼朝には、同じ源氏でも主は自分であり、主従のけじめをつけるべきではないかとの思いがあった。2人のすれ違いは対立へ発展する。事を大きくした原因の一つは、対話の欠如にあろう

▼プラトンは「言論嫌いと人間嫌いとは同じような仕方で生じてくる」(岩田靖夫訳)と。真情を率直に語り合う言葉の不足は、理解の芽を摘み、猜疑心を育て、人間不信へとつながる

▼メールはもちろん、顔を合わせても、機械的な「連絡」に終始すれば、心にずれが生じてこよう。腰を据えて、思いを言葉にする。そこに信頼は生まれる。(名字の言)

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  感動しました。 減らず口の〝珍念〟『恐れ入谷の鬼子母神』・・・・・

「99の失敗、1の成功」

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 ホンダの創業者、故本田宗一郎氏は「ブームでいいですね」と言われるのが大嫌いだった。「こんな嫌なカンにさわる褒め言葉はない」。現場を愛し、“本物”を追求したカリスマ経営者には、需要は自分たちでつくり出すという強烈な自負があった(新潮文庫「俺の考え」)

 ▼そんなチャレンジ精神を物語る数々の同氏の名言の中に「99の失敗、1の成功」もある。失敗の連続の土台の上に、ようやく1%が実を結ぶ。逆境をはね返す心の支えにした人も多かろう

 ▼先日、臨時国会が開幕した。安倍晋三首相は所信表明演説で「失敗を恐れて何もしないのは最低だ」とする本田語録などを引用し、山積する政策課題を前に進めようと訴えた

 ▼アベノミクスで景気が上向き、支持率も高い。演説にはここまで順風満帆の自信のほどがうかがえ、「強い日本」「意志の力」といった力強い言葉が並んだ

 ▼ただ最近の首相は、五輪招致の原発汚染水発言や外国でのスピーチなど、分かりやすさを狙った強気が目立つのは気になるところだ。国会のねじれは消えても、論戦では異なる意見に耳を傾ける「丁寧な対話」をしてほしい

 ▼天才技術者でありながら、本田氏は徹底して商品を扱う顧客の立場で考えたという。強さだけでなく、柔らかさを兼ね備えた「有言実行」こそ必要である。 [滴一滴]

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「俺の考え」 商品の説明= 内容紹介 
「私たちの会社が一番大事にしているのは技術ではない」日本の自動車エンジンを世界的技術にまで高めたHONDAの創業者、本田宗一郎が爽やかに率直に仕事のエッセンスを語ります。景気の善し悪しを超えて“本物"を生むためのヒントの数々〈技能よりアイデアを〉〈責任回避会議を開くな〉〈「甘い記憶」を叩き出せ〉〈試す人になれ〉等々、一読すれば元気百倍、天才技術者の
     肉声エッセイ集。

      以前、本田宗一郎氏が(販売店)を一軒・一軒・訪問し「丁寧な対話」をした記事を思い出す
      一言居士の〝珍念〟穴があったら入りたい・・・・

もしも幸せを計ることができるなら…。

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  もしも幸せを計ることができるなら…。大分県出身のシンガー・ソングライター、伊勢正三さんの楽曲「少しだけの荷物」は問いかける。あなたなら何で幸せを計る?

▼預金通帳の残高、名刺の肩書、それとも他人の賛辞か。食卓に響く家族の笑い声や気の置けない友の数かもしれない。人それぞれに幸せの物差しはあろう

▼先人はどうだろう。軍事の天才ナポレオンは「その人の希望と才能にかなった仕事がある状態が幸福だ」と言った。「人生の最大の幸福は一家の和楽である」は医学に生涯をささげた野口英世の言葉だ。作家の川端康成は「一生の間に一人の人間でも幸福にすることができれば、自分の幸福」とし、宮沢賢治は「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない」と説く

▼ロシアの文豪ドストエフスキーは「人は自分が幸福であることを知らないから、不幸なのだ」。東日本大震災を経験し、私たちはきのうと同じきょうが来ることの幸せをあらためてかみしめた

▼伊勢さんの歌に戻る。「もしも幸せを計ることができるなら/積み重ねた新聞の高さかもしれない」。別れを決めた二人が部屋を引き払う。一緒に過ごした時間は目には見えないが、毎日届いた新聞の束が幸せだった日々の証しになる。そんな歌だ

▼日付が変われば忘れられる新聞だが、日々の暮らしの中で積み重ねていく幸せの目盛りになれればと思う。【春秋】

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    コメントは『蛇足』なのだ・・・・

常に師匠と一緒だ!

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 俳優の笠智衆氏がサインを頼まれた。快諾した氏は何の迷いもなく、「小津先生」と大きく書いた。そして、「の弟子。笠智衆」と続けた。サインの依頼主だった作家の久世光彦さんが自著『触れもせで』(講談社)に紹介している

▼笠氏は、そう書くことで自分に誇りを持ち、自戒もした。〝私はカメラの前ではなく、師と仰ぐ小津安二郎監督の前で演じるのだ〟と。常に師匠と一緒だ、との思いが名優の座を築き上げたのだろう

▼真面目に信心を貫く夫妻が待望の子宝を授かった。だが、胎児に重大な心臓疾患が見つかる。夫妻は決意した。「おなかの子が生を受けた瞬間から、私たち3人は家族だ。必ず一家で宿命転換してみせる」

▼勝利を誓う手紙を、池田名誉会長にしたためた。後日、伝言が届いた。「お手紙、拝見しました。お題目を送ります……」。夫妻は、師の真心の深さに感涙した。後日、産声を上げた娘は生後10日で10時間の難手術に耐えた。現在、一家は元気に暮らす

▼名誉会長は「『私は勝利した!』と/言い切れる/この叫びが/師匠に響きわたる時に/師弟不二の最極の人生を/勝ち抜いた証拠となる」とつづっている。弟子の人生を歩める誇りと感謝の思いを、わが勝利の実証で示したい。(名字の言)

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感動しました。 一言居士の〝珍念〟師弟不二の最極の人生を邁進したい!

「INAZUMA号」

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    時速450キロ、東京-北九州を3時間で結ぶ超特急は「INAZUMA号」と名付けられた。人工頭脳が制御する自動運転、路線の大半がトンネル。体験乗車に招待された人々は、心を浮き立たせて車内へ

 
 ▼実はこれ、1966年に放映された人気SF番組「ウルトラQ」の第10話「地底超特急西へ」の一場面だ。今から50年前。その先見性に驚く

 
 ▼相模原・橋本をはじめ中間駅の位置が確定した中央リニア新幹線。2027年の東京-名古屋間開業を目指すJR東海は現在、県内でも説明会を開催中だ。環境アセス準備書の縦覧、意見公募もしている

 
 ▼第10話の締めくくりは、かなりシュールな演出だ。誤って持ち込まれた人工生命体が暴れだし、暴走した列車が北九州駅に衝突して大爆発。先頭車両ごと宇宙へ吹き飛ばされた人工生命体が「私はカモメ」と口にしながら地球の周りを回り続け、「終」の字が地球に貼り付くように現れる

  
 ▼超特急も人工生命体も、生み出したのは人の手だ。それが人の手で制御しきれないのであれば、科学技術とはいえない。技術の進歩が、便利さばかりを追求しがちな風潮に、寺田寅彦は「便利と幸福とは必ずしも同義ではない」と静かに警鐘を鳴らしている。さらにさかのぼって90年前のことだ。(照明灯)

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 扡球も寿命が来て何時かは、消滅しますがそれよりも。今の科学技術は何かを忘れている。
 市井の〝珍念〟きょうも『杞憂』している。 お笑い下され~い・・・

「いつの日も真実に向き合う記事がある」

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 最近のテレビはクイズ番組が花盛り。スタジオに集めたタレントに出される難問奇問。答えに「へえー、そうなんだ」などと感心して見てはいるが、後になって覚えているかというと、必ずしもそうではない

▼その点、新聞を読み、知った情報や知識は結構覚えていたりする。テレビは流れる映像を受動的に受け入れるのに対し、新聞は手に取って文字を追う行為が能動的なため、より記憶に残るらしい

▼リテラシーという言葉を最近よく見聞きする。読解力あるいは読み書きする能力のことだ。教養や常識を含む場合も多く、ある物事について「理解し、活用する力」といった趣旨で使われたりもする

▼このリテラシーが日本人は世界一という結果が出た。経済協力開発機構(OECD)が先進24カ国・地域で行った「国際成人力調査」で、日本は読解力と数的思考力がトップだった。明治以降の日本の教育水準の高さが、好成績につながったとみられている

▼新聞や雑誌、書籍などの活字媒体が生活に溶け込んでいることも読解力を養うのに大きな役割を果たしてきた。IT社会の進展によって、若者を中心に活字離れが進んでいるといわれるが、それはリテラシーの低下を招きかねない

▼今日から新聞週間が始まる。今年の代表標語は「いつの日も真実に向き合う記事がある」。茨城県の女子高生の作品というのがうれしい。若者の期待が込められた標語に、新聞が果たすべき使命の重さをあらためて感じる。【北斗星】

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  珍念のコメントは『蛇足』・・・

「安心」を届ける

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 朝刊作りを終えて帰宅する途中、配達準備が始まった販売店の明かりが目にとまります。間もなく読者の手元に届く新聞の出来は…。いつも心配になります。

 ▼日本新聞協会が配達に関するエッセーを募集、「新聞は私の生きている証(あかし)」と題した仙台市の男性(66)の作品が大学生・社会人部門の最優秀賞に選ばれました。男性が一人暮らしの母親の介護を始めたある日。「読みもしない新聞、もう断るぞ」と言うと、認知症の母親は「そんなこと言わないでけさい、私の生きている証しなんだから」と、にらみました。母親は言葉をつなぎます。「新聞取り忘れた時、心配して何回も来てけだんだよ。孤独死してもすぐ見つけてけられっから、安心して暮らしてんだから」

 ▼販売店の人が老人の安否確認のため足を運んだようです。母親亡き後、男性はひとりその家で暮らしています。「小砂利を踏む足音が近づき、バサッと音がして遠ざかる。健康に朝を迎えたことを意識する。(略)母と同じように安心を届けてくださいと、手を合わせる」とエッセーは結ばれています。

 ▼「安心」して暮らせるための情報も新聞でしっかり届けなければ、と感じます。【編集局デスク】

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  感動しました・・・・

「エディット・ピアフに思いをはせる」

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 スズメのことをフランス語でピアフと言う。それを芸名にした小柄なシャンソン歌手、エディット・ピアフが亡くなって、今年で50年になる。きよう10月14日は、大群衆が詰めかけた葬儀の日だ

◆没50年を伝える記事を読みながら、彼女の人生を思う。薄幸の生い立ちだった。パリの路上で歌って小銭を稼いだ。実力が認められてデビューし、「愛の賛歌」「バラ色の人生」などをヒットさせた。日本でもなじみの曲だ

◆古い本をめくってみる。晩年の姿を新聞記者が書いたその中で、病癒えた後の再起の場面に目が留まる。舞台を怖がる彼女が袖で仲間に頼んだ。「このばか、と言って」。周囲が言われた通りにすると、彼女は背筋を伸ばし、マイクへ向かう

◆幼子のように泣いたことがあった。病床で自分の全レコードを聴きながら、こう思ったというのだ。「もう金輪際、あたし歌えない」。47年の短い生涯を終えるしばらく前のこと

◆フランスでは歌は人生を語るものとされる。だから実力のつく30歳前に歌手と認められるのはまれと、本の訳者田口孝吉さんが書く。なるほど前述の2曲とも、愛の遍歴を重ねた彼女自身の作詞だ

◆夜、久しぶりにピアフの歌を聴く。豊かな声量と哀感の漂う歌声が心にしみる。目を閉じれば、悲しみを押し込んで舞台に立つ姿が浮かぶ。【正平調】

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 先日、ご近所の方から林檎を戴きました。ほっぺが落ちるほど、美味しかった。
ふと、小学一年生のとき、学芸会で「りんごのひとりごと」を独唱して、大喝采を受けたことが、65年の時空を越え、脳裏に(走馬灯)のように蘇りました。

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     りんごのひとりごと  【作詞】武内俊子【作曲】河村光陽

 

          1.私は真っ赤な りんごです
           お国は寒い 北の国
           りんご畑の 晴れた日に
           箱につめられ
           汽車ぽっぽ
           町の市場へ着きました
           りんご りんご りんご
           りんご 可愛い ひとりごと

          2・くだもの店のおじさんに
           お顔をきれいに みがかれて
           皆んな並んだお店先
           青いお空を 見るたびに
           りんご畑を 思い出す
           りんご りんご りんご
           りんご 可愛い ひとりごと

          3・今頃どうしているかしら
           りんご畑のお爺さん
           箱にりんごを つめながら
           歌をうたって いるかしら
     

         あの当時の瑞々しい心は、何処において、きたのかなあ!
         日々。稚拙なコメントを垂れ流す〝珍念〟反省し、恥じている。
         どこかで、うどん屋の窯・お湯・湯・だけ・言うだけと仄かに聞こえてくる
         人生の賞味期限が刻々と迫る・・・ \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

         ○「仏の顏も三度」の格言がありますが、愚か者の【珍念】三度どころか、五
         度いや七度ぐらい・・きっとあの世で・・・・

 
         今日も! 絶好調です。話はムダを省き、短くまとめたい。長い退屈な話は
         「口害」ともいわれる。 ゲーテも 「美しき虹も、15分も 消えずにいれば、
         もうだれも見向きもしない」
と手厳しい。 きえます!

 

「清潔病」 !(^^)!

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 学校給食への昆虫や異物混入のニュースが後を絶たない。発端は可児市。パンに付着していたコバエを取り除いて子どもたちに食べさせ、批判を浴びた。その後岐阜市、可児市、関市などで相次いだ。

▼普段ならとても扱われないようなことでも、報道されていないか。安全は確かに最優先だが、食べ物を大切にするという観点もおろそかにはできない。対応に苦慮する市や学校関係者の胸中も察したい。

▼学生時代に民俗調査で訪れた信州の村でのこと。農家の縁側でお茶とおはぎを振る舞われた。ハエが周りを飛び回り、おはぎに止まったのを見て、どうしても手が出せなかった。自責の念とともに思い出す。

▼いつから私たち日本人はこんなにきれい好きになったのだろう。外国に行けばよく分かる。いっそ清潔病とでも呼びたいほどだ。

▼カイチュウ博士こと藤田紘一郎さんによれば、寄生虫がいなくなったことが花粉症の原因だという。衛生無害になり過ぎた国への警鐘として興味深い。

子どもたちに虫を食べさせていいとは言わない。ただ、青菜やキノコに虫が付いているのは自然界なら当たり前。さまざまな食材の生産者や、調理に当たった人たちのことを思えば、全量廃棄が行き過ぎの場合もあるだろう。(分水嶺)

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「角を矯めて牛を殺す」の諺を思い出す! なんか可笑しい。

かく言う〝珍念〟も、ちょっと体調が可笑しいです。悪しき煩悩に心が、靡いているやも! 
心身ともに「健康長寿」に邁進したい。

『海自の歌姫』

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  昭和の歌姫といえば美空ひばりさんだろう。「歌姫」と称されるには人気だけでなく、優れた歌唱力が必要だ。そんな最上の呼称で今、話題になっているのが倉敷市出身の三宅由佳莉さん。海上自衛隊東京音楽隊に所属する3等海曹である

 ▼8月末に発表したCDアルバムが、なんとオリコンのクラシック部門で1位に。その横顔を9日付の本紙がりりしい敬礼姿の写真とともに報じている

 ▼ミュージカルの舞台を夢見て城東高から日大芸術学部へ進み、声楽を学んだ。恩師の薦めで自衛隊の歌手募集へ応募。1人だけの枠に合格し、2009年春入隊した

 ▼文藝春秋11月号には「『海自の歌姫』と呼ばれて」と題した一文を寄せている。「23万人の自衛官の中で唯一の専属歌手。まさか私が、そんな立場を担うことになろうとは思ってもいませんでした」

 ▼入隊当初の厳しい教育訓練に「心は折れて、どうなってしまうのだろう」と思ったが、歌の力に救われた。東日本大震災後は避難施設を訪れ、自らの歌声で被災者を元気づけた。夢は遠洋練習航海に参加して、世界各地の寄港先で日本の歌を歌うこと

 ▼持ち歌のジャンルは幅広く、幼い頃に祖母と歌った「浜辺の歌」や「ふるさと」、美空ひばりさんのヒット曲も。澄んだソプラノは、世界の人々の心に響くに違いない。(滴一滴)

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  三宅由佳莉さんは、偉いです。恩師も偉い。記事を書かれた「コラムニスト」も偉い!

音楽、の力は偉大である。音楽のない社会は砂漠である。たとえば世界の政治家、指導者が集る国際会議でも、開会前には必ず、心を潤し、和らげる名曲に、ともに耳を傾けてはどうかと提案したい。

    そうすれば、会議も、もっと効果があがり、平和、協力への一致が容易になるであろう。と・・・恩師は綴る!

     (一言居士)の〝珍念〟反省し、恥じています・・・・

 

 

「明日はどうやって来るの?」

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「我に支点を与えよ。さすれば地球を動かして見せん。」 とアルキメデスは言ったと伝えられている。
これはWikipediaから借りたアルキメデスがてこを使って地球を動かしている絵だ。

 毎日小学生新聞に小学生のさまざまな質問に答える「疑問氷解」というコーナーがある。まだ答えられていない質問リストを見ていて「明日はどうやって来るの?」という難問にくぎ付けになった。

 ▼地球が1回転したらやって来るよ、なんて答えでは味気ない。

 ▼ある同僚記者いわく。「明日は永久に来ない。来たら今日になっているから」。明日は常に待たれるものか。うーん哲学的。ちょっと小学3年生の質問者には納得してもらえそうにない。

 ▼経済的視点なら「世界銀行によると全世界には1日に125円足らずで生活している最も貧しい人たちが12億人もいます。この人たちにとって、おカネと食べ物があれば明日は来る。きみの1カ月分のお小遣いがあれば何人もの子どもたちに明日が来るんだ」。説教臭い。

 ▼ここで私のぐうたらな心の声が「放っておいても明日は来るぞ」とささやく。でも待て。今シリアの多くの市民にとっては明日が来ることは自明ではない。

 ▼「夢や希望があれば明日は来る」と答えたいが、現実はとても厳しい。あなたならどう答えます?  (憂楽帳)

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   希望は、最高の健康法でもある。第一、タダでもある。希望とは、若さそのもの、命そのものである。
    この〝生命力のもと〟を生涯、失わない人は幸福の王者である。

    青春とは、希望の異名でもある。ゆえに、青年だけが、青春なのではない。
          四十代であれ、五十代、六十代であれ、未来への希望がある限り、「永遠の青春」にあるといってよい。(池田大作)

         〝珍念〟の、コメントは『釈迦に説法』なのだ・・・・・

ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の光と影

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 事件は世相を映すという。東京都三鷹市で起きた女子高生刺殺事件は、付きまとう行為をしていた男性の計画的犯行とみられる。ストーカー被害は過去にもあったが、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が影を落とす

▼フェイスブックなどで始まる交遊は珍しくない。若者が離れた土地の人と知り合うのは楽しくても、近しい間柄になりそうな時、相手をどこまで理解しているか。落とし穴はないか

▼付きまとわれていることを相談された警察の対応はどうだろう。容疑者の携帯電話に連絡、留守番電話だったため折り返すようメッセージを吹き込んでいる

▼その日に女性から話を聞いたばかり。警告の手順を踏んだとも言えるが、留守録を聞いたとしてどんな行動に出るかは不明だ。家をパトロールする警官がいたら。いまになれば悔やまれる

▼作家柳田邦男さんは『壊れる日本人』で書く。「ケータイの便利さに内在する危険性、あまりにも便利で効率がいいためにそぎ落とされる部分を考える必要がある」

▼心情を考えず手短に済ませるのは役所に多いと続く。「そういえば巡回する警官を見なくなった」と同僚の言。痛恨な事件だが社会を問い直すきっかけにしなければ、夢断ち切られた彼女は浮かばれない。 (河北春秋)


1  「壊れる日本人」内容紹介=メディア掲載レビューほか
 相次ぐ企業不祥事や重大事故、残忍な少年犯罪…。著者はこの国がおかしくなっている原因としてIT(情報技術)に注目する。IT機器への依存が日本人に影響を及ぼしている様々な実例を紹介し、問題を浮き彫りにする。

 携帯電話やパソコン、カーナビなどは人と人、人と街や自然との本質的なコミュニケーションを阻害する。携帯・ネット文化の浸透で子供や若者の言語表現力は低下し、自己中心型の人格が形成されるようになっている。

   著者は、携帯・ネット依存は効率主義に支配された現代社会の最も象徴的な現象と指摘する。日本は元来、黒か白かの二者
   択一でなく、中間の曖昧な領域を許容する文化だった。今こそ、曖昧ゆえに豊かだった日本文化を甦らせるべきと訴える。

   かく言う〝珍念〟きょうも『ごまめの歯ぎしり』・・・・o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!

コンピューター「予言機械」

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 安部公房さんの作品に「第四間氷期」という長編がある。バラ色の未来を盲信して現在に安住する者を痛烈に告発する
異色のSF。

▼コンピューター「予言機械」が語る未来はいびつに見える。そこには巨大な水槽の中で魚と戯れる水棲(すいせい)人間の子どもたちが登場する。毎年30メートル以上の速さで海面が上昇し、地表が水没するため、水中で生きられるように改造された人間だ。

▼国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、今世紀末に地球の平均気温が最大4・8度、海面水位は82センチ上昇すると予測する。80~90年後の話とはいえ、生態系や人類の生活への影響は計り知れない。

▼地球温暖化がもたらす異常気象や雪氷の融解などが加速している。IPCCの報告書は、その原因を人間の活動と警告、温室効果ガス排出の大幅な制限を訴える。前世紀の付けが回ってきた結果ということだ。

▼秋になったとはいえ、暑い日が続く。7日には飛騨市神岡町や高山市で最高気温が30度を超え、10月では初めて真夏日になった。IPCCの予測が早まっているのではと、不安になる。

▼台風26号が列島をかすめそう。またかと、異常気象を疑いたくなる。現代人は未来に責任を負っている。水棲人間など誰もつくり出せない。(分水嶺)

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  「第四間氷期」 内容紹介

 現在にとって未来とは何か? 文明の行きつく先にあらわれる未来は天国か地獄か? 万能の電子頭脳に平凡な中年男の未来を予言させようとしたことに端を発して事態は急転直下、つぎつぎと意外な方向へ展開してゆき、やがて機械は人類の苛酷な未来を語りだすのであった……。薔薇色の未来を盲信して現在に安住しているものを痛烈に告発し、衝撃へと投げやる異色のSF長編。

 悍ましい近未来に怖気がする。これ以上は『蛇足』・・・・

「刑務所の隠れた役割」

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 相対的貧困率とは、世帯所得を基に国民の所得を計算し、その真ん中の人の所得の半分に満たない人の割合である。日本は先進国で米国に次ぐ2位だという。

 ▼日本がそんな状態になっていることには驚いたが、米国がほんの一握りの超富裕層と幅広い貧困層を持っていることはよく知られている。それを裏付けるようなジョークをニューヨーク在住の友人が送ってきた。

 ▼「公立の老人ホームに入れない人にはけん銃1丁と弾丸4発を配り、政治家4人を射殺するよう勧める。もちろん逮捕されて刑務所送りとなるが、部屋も食事も医療も保障され、すべて無料で税金とも無縁。その上、無能な政治家が整理されるプラスもある」という内容だった。

 ▼米国は自己責任が徹底的に要求される社会であり、その老後は厳しい。だから、こんなジョークが生まれるのだが、刑務所の役割についての表現には笑ってしまった。

 ▼本でも刑務所に意外な効用があるらしい。労働と運動が適度に組み合わされ、食事も栄養管理されているから、不健全な生活を送ってきた人が健康体になる例が少なくない。心掛けの良い人は存分に読書もする。評論家の佐藤優氏やホリエモンこと堀江貴文氏らがその好例だ。二人とも知的にさらに充実、体形もすっきりして出所し、大活躍している。

 ▼だからといって、高齢者にお勧めできる場所ではない。せめて地域で快適な老後が送れるような手助けがしたい。【水鉄砲】

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   刑務所良いとこ一度は・・・(・_・)エッ....?
   <だからといって、高齢者にお勧めできる場所ではない>
   ナヌ! 若い人なら良いのかなぁ。




温まる話

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 新聞の限られた紙面に出来事のすべてを載せることはできない。みなさんにどのニュースをお届けするのか。輪転機が回り始めるぎりぎりまで悩ましい取捨選択は続く。結果的に掲載できなかった原稿にも、心に残るものは多い

▼9月半ば、大阪市であった人命救助を伝える通信社原稿もそんな1本だった。台風で増水した淀川に小4男児が落ちた。近くをジョギングしていた中国人留学生、厳俊さんは迷わず飛び込んだ。泳ぎに自信はあったが「死ぬかもと思った」というほどの濁流に阻まれる

▼一度岸に上がり、シャツを脱いで下流へ走った。「これが最後のタイミング」と再び飛び込んで男児の服をつかみ、約350メートル下流でようやく岸に引き上げた。男児は無事で、警察は厳さんに感謝状を贈った。厳さんのひと言がいい。「すべきことをしただけ」

▼横浜市の踏切で男性を助けるために命を落とした村田奈津恵さんも、天上で同じ言葉を胸に抱いているに違いない。ご遺族の気持ちを思うといたたまれないが、窮地に立つ人を見過ごせない生き方を身に付けたのは、ご両親の人柄あってのことだろう

▼見知らぬ人の命と自身の安全。多くの人が、「自分ならどうするか」を考えさせられている。答えは簡単に見つからなくていいと思う。考え続けることが、とっさのときにきっと役に立つ。踏みとどまることだって立派な判断だろう

▼命懸けかどうかは別にして、きょうもどこかで「すべきことをした」という人がたくさんいよう。温まる話で紙面を埋めてみたい。
【日報抄】

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   ふと、{こころに響く言葉}を思い浮かべました。 

心の働きが顔にあらわれる
 嫉妬、猜疑、恨み、貪欲など、醜い心の働きは、人の容貌をも一変させてしまう。
その実例は、身近なところによくあることであろう。私たちの生命の働き、
一念の作用は、不思議と、無意識のうちに顔にあらわれるものである。 (池田大作)

 かく言う〝珍念〟縁ある人たちに笑顔で(お・も・て・な・し)を、したい・・・・

「地域猫」

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  先週の本紙札幌圏版で、ちょっといい話を読んだ。定山渓温泉地区の野良猫を「地域猫」として保護する動きが始まったという。札幌市の担当者も注目している

▼地域猫という考え方は日本では、1997年に横浜市磯子区で始まった。「迷惑だから殺処分」ではかわいそう―と考えた住民たちが、増えすぎないよう不妊去勢手術を施し、餌を与えて予防注射も行う。「野良」と「家」の中間だ

▼運動は全国的に注目され、支援する自治体も珍しくない。道内では、旭川市で一足早く8月にスタートした。定山渓の市民グループは、繁殖防止のほか飼い主探しや写真展、チラシ配布などにも取り組んでいる

▼ただ、地域には猫が苦手な人もいる。先進地からは周囲の苦情や、猫への虐待の報も。地域外から飼えなくなったペットを捨てに来る例まであった。資金の確保も大変だが「動物愛護」の一点で広がりつつある

▼海外ではギリシャのアテネ市がすごい。猫も犬も殺処分はしない。電子チップを埋め込んで個別に把握。人をかむなど凶暴な犬は、警備会社に番犬として紹介したりする。半年ほど前に朝日新聞が紹介していた

アテネの副市長の談話。「アテネは民主主義の生まれた地。人間は他の動物よりも理性的に考えられるのだから、彼らを守る方法を考えないと」。猫たちとの「ご近所づきあい」、あなたならどう思う? (卓上四季)

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  動物、大好きな〝珍念〟にゃんと、素晴らしい提言。大賛成です!














手向けの花

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故・村田奈津恵さん


 
 コスモスや菊が風に揺れ、美しい。秋の花はどこか寂しくもある。天高く澄みわたる空のせいだろうか。横浜の鉄路の脇に置かれた花束は、ニュース映像からも、深い悲しみを誘っている。献花する人はきょうも

▲「助けなきゃ」。踏切内に男性を見つけた村田奈津恵さんは車を降り、駆けだした。父親が制止する声も届かず、帰らぬ人に。通夜の席、両親は悲嘆をこらえ言葉を絞り出したという。「奈っちゃんは偉かったよ」

▲多くの人の心に刻まれた。居合わせたら、危険を顧みず動けるか。家族と語り合った人もいよう。ネットでも議論される。自問するが現実となると果たして。尽きぬ葛藤こそが、判断の難しさと村田さんの正義感を物語る

紅綬褒章などが贈られた。勇気をたたえて。救助したい一心が突き動かしたのだろう。鉄道会社は求める。立ち入らず非常ボタンをと。踏切内の車などを知らせる装置はあったが、人は感知しなかったらしい。悔しさが残る

▲ある程の菊投げ入れよ棺の中―。夏目漱石が知人に手向けた句と慟哭(どうこく)は通じよう。花だけでは、やりきれない。40歳の痛ましい死を無駄にせず報いるために、時に考えよう。自分ならと。 【天風禄】

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  村田奈津恵様の、ご冥福をお祈りいたします。

「地震があったら逃げる」

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  「たろう観光ホテル」
  
エレベータも破壊されたまま。
  6回まで階段を登ります。

 

 岩手県宮古市田老地区にある「たろう観光ホテル」は、東日本大震災の津波が4階まで押し寄せ、1、2階は鉄骨の柱だけになった。今も痛々しい姿でそびえる

▼市は昨年春、ホテルを震災遺構として保存する方針を固めた。地元の理解が得られず解体される例も多い中、いち早く決まったのは社長の松本勇毅さん(56)の意向と、住民の後押しがあったからだ

▼「津波太郎」の異名もある田老は明治、昭和の三陸津波で壊滅的被害を受けた。松本さんもさんざん聞かされ育ったが、あの時はホテルにとどまった。「恐ろしさは言葉だけでは伝わらない」と思ったという

▼岩手県を中心に、青森県八戸市から宮城県気仙沼市まで3県の三陸地域が、地球活動の遺産を見どころとする自然公園「日本ジオパーク」に認定された。津波もその一つで、ホテルは構成資産に含まれる

▼松本さんは「万里の長城」に例えられた巨大防潮堤を越え、ホテルに迫る津波を6階客室からビデオ撮影していた。貴重な映像を同じ部屋で公開し、津波の威力を実感してもらっている

田老を視察に訪れる人は、昨年の倍の毎月約4千人に上る。ジオパーク認定でさらに増えることが期待される。反省も込めて、松本さんが訴えたいことは一つ。「地震があったら逃げる」 (河北春秋)

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  コメントは『蛇足』・・・・


「夫れ賢人は安きに居て危きを嘆き佞人は危きに居て安きを嘆く」

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  徳川家康が秀忠に将軍職を譲り、駿府へ移った際の話。江戸城内に蓄えておいた黄金を将軍家にそっくり進呈するとともに、江戸の老臣たちを前に申し渡した

▼「江戸物価事典」(展望社)によると、その内容は「金貨は自分たちのために用いてはならない、天下万民のものと考えて、さらに積み重ねてもらいたい、幕府の平常の経費は、毎年の収入だけで賄って、冗費を省いて蓄えておくように」

▼国を維持するにはお金が欠かせない。これを管理しながら必要なものを支出する。これは時代を経ても変わりはない。現代に求められているのは国民が安心して豊かに暮らせるよう財政が適正に運営されることだ

▼ところが、この国の債務は増えるばかり。財政上の大きな問題となっている。少しでも借金に頼らず、税収で賄おうとするのが消費税の増税だ。来年4月の8%への引き上げが決まったが家計への負担は免れない

▼備蓄を求めた家康の第一の目的は軍事費用の確保にある。次いで、火災や天災などの際、江戸城下の武士や民が困窮しないようにすることだった。政情不安に陥れば、幕府の存立を危うくする恐れがあったからだ
▼本県は大震災と原発事故からの復興途上だ。増税で県民の間には先行きの見えない不安が漂う。「民の困窮」にどう対処するか。今の政治に求められる視点も同じ。 【編集日記】

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 為政者への戒めの言葉の一つとして、「夫れ賢人は安きに居て危きを嘆き佞人は危きに居て安きを嘆く」という言葉がありますが。佞人というのは愚か者ですね。賢人というのは、安き、安全な状況にあったとしても、危うき、いつ危機が訪れるかわからない、それを嘆き、佞人、愚か者というのは、危機的状況にあっても安全だ、安全だ、そんなことをするのはむだだ、むだだと嘆くという言葉でありますという言葉があります。佞人というのは愚か者ですね。賢人というのは、安き、安全な状況にあったとしても、危うき、いつ危機が訪れるかわからない、それを嘆き、佞人、愚か者というのは、危機的状況にあっても安全だ、安全だ、そんなことをするのはむだだ、むだだと嘆くという言葉であります・・・

 今の為政者に 徳川家康ほどの力があるのかなぁ? 原発事故の対応も後手後手で「コントロール」されていると吠えた方に・・・・

『蟹は甲羅に似せて穴を掘る』 の諺をお贈りします。これ以上吠えると(閻魔さま)から叱られる・・・・・(^-^;

 

豪雪で立ち往生した列車内で老富豪が殺害された。

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  豪雪で立ち往生した列車内で老富豪が殺害された。偶然乗り合わせた名探偵ポワロが難事件に挑む…。こう書けば、推理小説ファンはすぐにお分かりだろう。アガサ・クリスティの代表作「オリエント急行殺人事件」だ

▼小説の舞台となったオリエント急行は、欧州とアジアを結ぶ国際寝台列車。ちょうど130年前の1883年10月4日、一番列車が西の起点パリから東の起点トルコ・イスタンブールを目指して出発した

▼贅(ぜい)を尽くした内装や一流シェフの料理。何より東洋(オリエント)への憧れが、当時の上流階級の旅情をかきたてた。王族や資産家たちが競って乗り、「走る社交場」と呼ばれた

▼中東を愛したアガサは、考古学者の夫とともに何度もオリエント急行で旅をした。乗客の多くが宿泊したイスタンブールの高級ホテル「ペラ・パレス」の411号室の扉には、アガサの名を刻んだプレートが飾られ、執筆に使った机やいすがそのまま残されている

▼ホテルの宿泊者名簿を見せてもらったことがある。各国の王族や元首、文豪ヘミングウェー、女優グレタ・ガルボ、映画監督ヒチコック…。日本の乃木希典大将もここで異国の夜を過ごした

▼「現代のオリエント急行」を目指すJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」が15日から運行する。初代がアガサを魅了したように、九州を舞台にした傑作が生まれるくらい、世界の旅人をとりこにしてほしい。【春秋】

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 鉄道ファンが世に絶えないのは、そこに未来を感じるからではないか。鉄路は延び、車両は改良される。夢は近づく。 それにしても、7日の仰天二ユースには驚きました。

 <JR九州>ななつ星、電柱で傷 75カ所で施設基準違反

    接触した電柱などはいずれも社内基準の「建築限界」内側に建てられていたことが判明。ななつ星に接触した電柱は
      31センチ、もう一つの列車に接触した重りは28.5センチ基準を超えてレール寄りにあった。
      すでに建て替えたり、小型のものと交換したりした。

   ななつ星は他の車両と比べ車体が幅広く、乗り心地を良くする目的でバネを使用しているためカーブで内側に傾きやすく、
   接触したとみられる。また、もう一つの列車は試験走行で速度を落としていたためカーブで傾き、突起物のランプが
   接触した可能性があるという。

 基準超えの電柱は旧国鉄時代の1960~70年代に建てられたが、当時の設計図などはなく、同社はその後、点検をしたことがなかった。青柳俊彦・鉄道事業本部長は「重大事故にはならないと考えているが、お客様に不安を与えてしまった。国鉄時代のものを確認していなかったのは恥ずかしい」と陳謝した。

 
 それにしても、「現代のオリエント急行」を目指すJR九州の豪華寝台列車「ななつ星」の序幕は【ブラックユーモア】がある。別の意味で面白い!次はどんな仕掛けがあるのかなぁ(てつちゃん)は期待している・・・・・( ^ω^)おっおっおっ

「ささやかな感謝状」

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 ささやかな感謝状を小欄から贈りたい。贈る相手は、神戸の産業を支えてくれた松の杭(くい)、1万本である

◆川崎重工業神戸工場にある第一号ドック(乾ドック)が役割を終え、埋め戻される。その記事を感慨深く読んだ関係者は多いだろう。ポンプで排水できる乾ドックづくりの物語が、造船所を近代化する第1幕だった。もう1世紀以上も前のことだ

◆旧湊川の河口近くなので泥と砂の地盤である。そこに巨大なドックをつくる。当時の先端技術を駆使しても失敗が続いた。悩んだ末、松の杭をびっしりと地中へ打ち込むことで、ようやく地盤を固めた。この数が1万本

◆松は水に強く腐りにくい。堀に面した城の石垣づくりでは、崩れないよう基礎に打ち込んだ。東京の旧丸ビルも5千本以上の長い松杭が巨体を支えていたと何かで読んだ。しかしこちらは1万。ドックへの執念を数字が語る

◆老朽化は避けがたく、阪神・淡路大震災の後は使われなくなった。川重はOBらを招いて式典を開き、11月から埋め戻しを始める。造船と縁がなくても、最後に一目、という市民もいるだろう。そんな機会をとも思うが、これは難しい相談か

1万本の松杭は朽ちることなく、きっとけなげに生きている。労を惜しまず愚痴も言わず。ねぎらいの55行を、地中のあなたへしたためる。 【正平調】

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 感動しました。執筆者の筆致は(もの言わぬ松杭)に思いをはせていられる。その人間性に「ささやかな感謝状」を贈ります・・・・
\( ^∇^)/θ☆ わ~い!

 以前読んだ、山本周五郎の『一人ならじ』に合戦の最中、敵が壊そうとする橋を支える丸太がわりに自分の足を使い、片足を失った武士を描く・・・感動の物語です。次元は違いますが、大事なものがあるやに思います。 読者の皆さまへ『一人ならじ』を暇なとき覘いて下さい。きっと心が和むでしょう。 

秋の紅葉は人生の晩年にも似る

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  公園に行った子どもが色付いた落ち葉やドングリを拾ってきた。いつの間にか秋の気配が濃くなってきたことに気付かされる

▼なぜ葉の色が変わるのか。それは葉の〝老化〟によって起こるとされる。日照時間がだんだんと短くなり、気温が低くなると、葉の細胞内でさまざまな変化が起こる。全体として葉の働きが弱くなり、色素が分解されたり、新たに色素が合成されたりして、黄や紅に変わるという

▼〝老化〟とはいえ、季節の移ろいに応じ、美しく色付き、輝きを増していく姿には、凜とした気品がある。御聖訓に「夏と秋と冬と春とのさかひ(境)には必ず相違する事あり凡夫の仏になる又かくのごとし」(御書1091㌻)と。季節の変わり目には必ず、変化や兆しがある

▼同じく凡夫が仏になる時も三障四魔が出来する。障魔に対して、「大変だ」と怯むか、「大きく変われるチャンス!」と立ち向かうか。日蓮大聖人は「賢者はよろこび愚者は退く」(同)と仰せだ

▼秋の紅葉は人生の晩年にも似る。多宝会の方々もまた、紅葉が燃えるように自身の総仕上げへ進んでおられる。千変万化の人生にあっても動じず、艱難辛苦の冬を成長の春への糧として、宿命転換を果たしてきたからこそ、その〝秋〟の姿は美しい。
(名字の言)

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 美しく老いる 人生の年輪を重ねるごとに、心がいよいよ若さを増していく。
つねに「さあ、これからだ」と力強く前進する。これが真の健康である。
本当の長寿である。 (池田大作 名言100選)

 かく言う〝珍念〟あの人に会えば楽しくなる、と 言われるように精進したい!

『難攻不落の名城〟熊本城』

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  熊本城の大きな特徴の一つが、加藤清正が近江国から連れてきた石工集団に造らせたとされる「武者返しの石垣」だ

▼下部はゆるやかな傾斜だが、上に向かうごとに急になる独特の造り。裾は扇のように広がっているため容易に登れるように見えるが、上に行くほど反り返るため、現実には困難だ

▼清正公が約6年かけて建てた城が〝難攻不落の名城〟であることが証明されたのは、築城270年を経た1877年の西南戦争。官軍が立てこもる熊本城を薩摩軍が3日にわたって総攻撃するも、一兵たりとも入ることができず、籠城戦は官軍の勝利で終わる。西郷隆盛が「わしは官軍に負けたのではない。清正公に負けたのだ」と語った話が伝わっている

▼熊本を初訪問した池田名誉会長が、熊本城に言及しつつ、「人材の城」の大建設を呼び掛けたのは、1958年(昭和33年)11月のこと。「人材をもって城となす」は、戸田第2代会長以来の学会の伝統精神である

▼総本部が晴れ晴れと竣工し、全国に新たな広宣流布のリーダーが誕生した。池田名誉会長は「何より大事なのは、威風堂々たる『人材の城』である。君の成長であり、貴女の勝利だ」と。広布の「時」に呼応して、人間革命への挑戦を加速したい。(名字の言)

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戦国時代の名将{武田信玄}に思いをはせる。

『人は城、人は石垣、人は堀。情けは味方、仇は敵なり』

   どれだけ城を堅固にしても、人の心が離れてしまったら世を治めることはできない。
   情けは人をつなぎとめ、結果として国を栄えさせるが、仇を増やせば国は滅びるとい
   う意味。

   『凡そ軍勝五分を以て上となし、七分を以て中となし、十分を以て下と為す。
   その故は五分は励を生じ七分は怠を生じ十分は驕を生じるが故。
   たとへ戦に十分の勝ちを得るとも、驕を生じれば次には必ず敗るるものなり。
   すべて戦に限らず世の中の事この心掛け肝要なり』

   十分の勝ちを得る事は驕り(おごり)を生じると戒めた言葉。実に説得力のある言葉で
   あり、万人が心掛けたい言葉である。

   これ以上は『蛇足』なのだ・・・・

「良薬口に苦し」

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エズラ・ボーゲル氏

  米国の社会学者、エズラ・ボーゲル氏(83)は日本での講演で、昨年9月の尖閣諸島国有化によって、1972年の国交正常化後で最悪といわれるまで冷え込んだ日中関係を立て直すため、両国への提言を行った。

 ▼ボーゲル氏は、日本の戦後高成長の秘密を探った「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の著者として有名だが、日本語に加えて中国語にも堪能、世界的には中国研究者として知られる。

 ▼同氏は日中両国に対し「尖閣問題で、名誉ある撤退が可能な妥協点を探り、将来、平和解決を図る」「日本の指導者たちは靖国神社を参拝せず(侵略戦争を)謝罪した村山富市首相談話(95年)を確認」「中国は領土争いで武力圧力を用いない」と提案した。

 ▼さらに信頼醸成のため、日中の指導者が頻繁で包括的な協議を行うほか、日本には近現代史教育の充実、中国には日本への敵意をあおる文化宣伝の停止などを求めた。

 ▼「私は日中両国の良好な関係が、両国にとって大切だと固く信じている」「アメリカにとっても日中双方と良好な関係を築くことが重要だと信じて疑わない」(前著)。

 ▼15歳で第2次世界大戦終戦を迎え、戦後60年以上、東アジアの変容を見守ってきたボーゲル氏。フィールドワークで日中の多くの人々への聞き取りを行い、日本人の中国観、中国人の日本観の両方を客観的につかむ数少ない知識人だ。

 ▼良薬口に苦し。老研究者の心からの呼び掛けに対し、日中の政治家や外交官は、謙虚に耳を傾けてほしい。(一日一言)

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 ☆ ふと、中国故事の 曹植 『七歩の詩』を思い出す!

   魏王 の曹丕は、弟 曹植を殺そうと「七歩歩く」間で詩を作れと難題を・・・・曹植は考える様子も見られなかったが、
    すぐに一首を口ずさんだ。

        豆を煮るに、豆がらを燃やす。
       豆は釜中に在りて、泣く。
       本は是れ、同根に生ぜしに、
       相い煮ること、何ぞはなはだ急なる?

        {文化交流}

      政治や経済だけの関係では、どうしても力の論理、利害の論理に流されてしまう。
 
     文化の交流、教育の交流こそ、人間と人間、民衆と民衆を揺るぎなく結びつけていく
        普遍的、永続的な力となる。
 
池田大作 名言100選

     かく言う〝珍念〟【杞憂】している。お笑い下され~い \( ^∇^)/θ☆ わ~い!
     

 

すごい奴

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  昔、新聞記者の原稿は手書きが当たり前だった。ところが、ある時、ワープロが導入され、次いでそれはパソコンに変わった。中高年で、しかも機械オンチには操作を覚えるのがつらかった

▼しかし今、この原稿はパソコンで書いている。人間、切羽詰まればなんとかなる、と言う時、この話をするのだが、こんな程度のことは羽毛ほどに軽く思える実話がある
▼足利市在住の作家馬里邑れいさんの新著「ブレイクスルー」(現代書館)の主人公は、正村邦之さんという実在の司法書士である。聞き書きと断りがあるが、ノンフィクションノベルといっていい

▼不良中学生が家を出て、新聞販売店に住み込む。形ばかりの中卒資格で入った定時制高は放校処分、補欠合格した自衛隊を脱走し、大阪のドヤ街生活を経て風俗店員、八百屋店員、そして失恋。この失恋の痛手が奮起のもとになって司法書士を目指す

▼勉強大嫌い人間が取り組む勉強法がまたすごい。餓死の危険をくぐり抜け、2度目の試験に上位合格。冷ややかだった父親との会話には胸を打たれる。涙が出る

▼必要最小限のパソコン操作を覚えたくらいで「人間、切羽詰まれば」などと見えを切っていた自分が恥ずかしい。上には上、想像を絶する上がいる。事実は小説よりも奇なりである。 【雷鳴抄】

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 旨い。 『石に立つ矢』の(ことわざ)痺れる 【恐れ入谷の鬼子母神】
 減らず口の〝珍念〟きょうも オチが冴えません・・・・・

「沈まぬ太陽」それは・・・

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 「こんな生き方を貫ける人物もいたのか」。作家の山崎豊子さんは、後に小説のモデルとなる日本人男性にアフリカで出会い、彼の壮絶な人生の物語を聞くうちに、畏敬の念を抱いたという

▲男性は古武士のような風貌で、淡々と余生を送っているが、その口から語られるのは日本社会の底知れぬ暗部であり、欲にまみれてうごめく人間たちの醜い姿であった

▲一方、男性は、泥沼のような世界で孤立しながらも、節を曲げずに生き抜いた。絶望と希望の織りなす現実のドラマに感動した山崎さんは、日本航空をモデルに、国策会社が政治家や官僚に食い物にされる実態を暴いた社会派小説「沈まぬ太陽」を書き上げた

▲その太陽は、小説の主人公のように、絶望的な現実の中にあって、なお人間への希望をつなぎとめてくれる人々を指す。闇が深いほど、差し込む一条の希望の光は、太陽のようにまばゆい

▲「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」「大地の子」など、山崎さんの数々の渾身(こんしん)の力作は、いずれも社会の不正と腐敗を暴き、読む者を怒りに駆り立てるが、それでも、読後、深い感動に包まれるのは、作品の中に必ず、「沈まぬ太陽」のような人物を配しているからだろう

山崎さんが88歳で亡くなった。惜しまれてならないが、残された多くの作品が十分に、われわれが歩むべき希望への道筋を示し続けるだろう。山崎さんもまた、「沈まぬ太陽」である。 (水ゃ空)

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「沈まぬ太陽」内容紹介

 広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命――。人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける。

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 かく言う〝珍念〟「沈まぬ太陽」のような人物でありたい!

「清洲会議」

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 脚本家・三谷幸喜さんの新作映画「清洲会議」が11月に公開される。一般公開に先立ち、17日から25日まで開催される東京国際映画祭で招待作品として上映。イベントの目玉として大きな話題になりそうだ

▼清洲会議は本能寺の変で織田信長を倒した明智光秀を、羽柴秀吉が討った後、織田家の重臣が清洲城に集まって、信長の後継者を決めた会議。戦国時代を描いた映画、ドラマではよく取り上げられる史実だが、会議一点に絞って物語をつくりあげようという視点が、三谷さんらしい

▼合戦などアクションはなく、秀吉、柴田勝家らの思惑が交差し、会議に向けた根回しが、おもしろおかしく描かれていく。現代の政治や企業内闘争を戦国時代に置き換えたドラマとしても楽しめそうだ

▼今回は「三谷映画」では珍しく、原作小説が昨年6月に発行された。それがまたユニークで型破りな「現代語訳」。当時の言葉遣いにこだわらず、だれでもスムーズに読める

▼普通の作家が書いた小説なら、当然大きな批判の声が上がるだろうが、そこは三谷さんの人徳か。うるさがたも「しようがない」と苦笑いしているのかもしれない

▼時代小説を書こうとするなら、誰でも大きな壁になるのが時代考証だが、言葉遣いだけでも制約を取り払うことで、より身近な存在になりそう。果たして映画はどう評価されるのか。今から楽しみだ。【恾人寸語】

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 「清洲会議」 内容紹介(「BOOK」データベースより)

 信長亡きあとの清須城を舞台に、柴田勝家、羽紫秀吉、丹羽長秀、池田恒興ら武将たちと、お市、寧、松姫ら女たちの、歴史を動かす心理戦が始まった…。

    日本史上初めての会議。「情」をとるか「利」をとるか。
本能寺の変、一代の英雄織田信長が死んだ。跡目に名乗りを上げたのは、柴田勝家と羽柴秀吉。その決着は、清須会議で着けられることになる。二人が想いを寄せるお市の方は、秀吉憎さで勝家につく。浮かれる勝家は、会議での勝利も疑わない。傷心のうえ、会議の前哨戦とも言えるイノシシ狩りでも破れた秀吉は、誰もが驚く奇策を持って会議に臨む。丹羽長秀、池田恒興はじめ、会議を取り巻く武将たちの逡巡、お市の方、寧、松姫たちの愛憎。歴史の裏の思惑が、今、明かされる。  

 珍念のコメントは、『蛇足』・・・・・(^-^;


 

父親の貴重な時間

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 「だれがすきなの/あのね/かあさんが/すきなのよ」。童謡「ぞうさん」の一節だ。この中の「かあさん」に嫉妬を覚える父親もいるだろう。父親が出てこない童謡や童話は実に多い

▼ただ、この詩の作者は父親だ。詩人まど・みちおは、7歳の息子から誕生祝いに汽車のおもちゃをせがまれたが金がなく、動物園に連れて行く。猛獣は戦時中に殺され、何もいない象舎の前で詩が頭に浮かぶ

▼まどは3年後の1951年、42歳でこの詩を書く。100歳になった際も、少年期に受けた母の愛を振り返り「自分が一番好きなお母さんを誇りに思う詩」と語った。親を思う心も「三つ子の魂、百まで」である

▼幼いころから父親の愛を感じてほしい-。そう思い、35歳のとき、育児休業を1カ月取った。1歳の娘を相手に七転八倒だったが、掛け替えのない大切な触れ合いの時間だった

▼2013年版少子化社会対策白書は、長時間労働の男性は30代で5人に1人と最も割合が高く、育児参加が進んでいないと指摘する。消費者庁は育児目的の短期休暇を取った職員や、仕事を分担した同僚・上司を評価する制度を導入、4月以降、男性職員5人が休暇を取った

▼子が親の愛を体に刻む貴重な時間はお金に換えられない。男性の育児参加を促す職場の意識・制度づくりが急務だ。童謡や童話に自然と「とうさん」が多く登場する日を願う。<金口木舌>

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感動しました。世の中には、子どもを欲しくても授からない人達もいます。『天の采配は無情』です!
 メディア掲載レビュー 昭和から平成の時代を超え、子供たちに夢を与え続けた詩人、まど・みちおの深い深い優しさがつまった童謡集。2007年11月で御年98歳を迎えるまど・みちおから、平成の子供たちへ贈る書き下ろし童謡も収録。誰もが知っている心温まる童謡がたくさん詰まった作品。

「増税節」

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  庶民の声にならない声に、言葉にできない言葉に曲をつけて歌う。明治・大正期の政治、世相を風刺した演歌師添田唖蝉坊(そえだあぜんぼう)は「歌うジャーナリスト」の異名を持つ

▼日露戦争の戦費調達に伴う増税と物価高によって、全国各地で労働争議が多発した1907年(明治40年)、唖蝉坊は、こう歌った。手間はさがるし物価はあがる ノーヤ/それで文句も ナンギナモンダネ トツアッセー/いわせない マシタカゼーゼー(「増税節」)

▼「マシタカゼーゼー」とは「増したか税々」であり、「トツアッセー」は「咄(とつ)(舌打ちして叱る意)、圧制」。片仮名にまぎらして、抗議を押さえ込む政府を鋭く批判した(添田知道(ともみち)「流行(はや)り唄五十年」朝日新書)

▼さて、来春には消費税が上がる。今月から、年金支給や児童扶養手当は引き下げられ、牛乳や小麦、清酒などは値上げとなる。一方で、東日本大震災の復興を担う税金は個人分は残して、法人分だけをさっさと廃止する

▼安倍晋三首相は、大企業が元気になれば、やがて庶民の懐も温まると言いたいのだろうが、本当か。それまで<税も物価もあがる>暮らしに耐えろでは“酷政”だ

米騒動の起きた1918年(大正7年)、唖蝉坊は歌った。議員よいもの議事堂の中で(中略)租税ふやしてほめられる(「今度生まれたら」)。寸鉄人(すんてつひと)を刺す節が、どこからか聞こえる。 (卓上四季)

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 消費税様のお成り!頭が高い。  (・_・)エッ....?

     「流行(はや)り唄五十年」内容紹介

 ブラブラ節、のんき節、ラッパ節……歌は世を越え道を越え。芸人・小沢昭一やフォーク歌手・高田渡に歌いつがれた
     唖然坊の歌は今も生き続けています。政治を風刺し、春歌で笑いをとった
     唖蝉坊の唄を通して、明治・大正が甦る。本書は唖蝉坊の息子で後継者・知道が
     著した昭和30年発行の朝日文化手帖の復刻版。小沢昭一の解説・唄付き。

     政治を風刺し、不景気を憂い、人々の涙と笑いを誘う…。演歌師が「歌うジャーナ
     リスト」だった頃、スター・添田唖蝉坊の唄を通して、芸能の原点を今一度現代に問う。

     〇どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来も
     どうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすことである。
      松下幸之助(松下電器産業創業者)

     ○金は天下の回り物だ!ただ、いつもこっちをよけて通るのが気に食わん。
      ツルゲーネフ『猟人日記』

     今日も〝珍念〟『ごまめの歯ぎしり』なのだ・・・・・(*`ε´*)ノ

人生の幕を閉じるとき

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 人生の幕を閉じるとき、できれば自分が生きてきた所で穏やかに過ごしたい。お年寄りの素朴な願いをかなえるため、市原美穂(いちはら・みほ)さんは9年前に宮崎市で「かあさんの家」を開設した

▼家族だけで介護を続けるのが難しい人、福祉施設で受け入れてもらえない人など認知症や末期がんのお年寄りが暮らすホームホスピスだ。普通の民家を改装し、家具はそのままにして家庭的な雰囲気を大事にする。5人のお年寄りを計5人のスタッフが昼夜交代で支えている

▼狭い病室で胃にチューブを通して栄養をとっていた人は、「かあさんの家」にやって来ると自分でチューブを取り外し口からご飯を食べるようになった。暴れて看護師をたたいていた認知症の人は、別人のように優しい顔になった。必要なのは医療ではなかったのか

▼「かあさんの家」を訪ねると、認知症の女性が座って食事をしていた。しゃがみ込んだ市原さんが顔を近づける。穏やかな微笑が返ってきた。台所からは包丁の音が聞こえ、夕餉(ゆうげ)のにおいがする。隣室でせき払いが聞こえる。どこにでもある暮らしだ

▼昔は多くの人が住み慣れた自宅で死を迎えていたが、今は約8割が病院で亡くなる。死は医療現場で管理され、看取(みと)りの文化が暮らしから消えた。だが、「かあさんの家」には各地からの見学者が絶えず、ホームホスピスは九州と関西で計10カ所に増えた

▼孫が吹くクラリネットに送られて逝った人がいる。家族に代わって介護はするが、最期は家族で迎えてほしいと市原さんは言う。安心して悔いなく看取れるよう、家族の気持ちに寄り添う。それがホームホスピスなのだ。【余禄】

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 このコラム 『干天の慈雨』 素晴らしい! これ以上は【蛇足】・・・・
 

室井桜さん

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室井さん(江川小)小学生部門で入選 新聞配達に関するエッセーコンテスト

日本新聞協会は一昨日、新聞配達に関する心温まる体験談などを募集した第20回新聞配達に関するエッセーコンテストの入賞者を発表した。本県からは小学生部門で下郷町の室井桜さん(11)=江川小6年=が入選に輝いた。

 室井さんは江川小などに新聞を届けている町内の河合新聞店の配達員藤原八郎さん(78)を作文で取り上げた。藤原さんに取材し、放課後子ども教室の指導員としての活動を紹介するとともに、地域に新聞を配達してもらっていることへの感謝の気持ちを素直に表現した。室井さんは入選を喜びながら、「将来は藤原さんのように人の役に立つ仕事をしたい」と話した。藤原さんは「熱意を持って取材してくれたのが伝わった。本当に素晴らしい」と快挙をたたえた。

 コンテストには大学生・社会人、中・高校生、小学生の3部門に3771点が寄せられた。入選は最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞に次ぐ賞で、小学生部門は7人が選ばれた。表彰式は12日、東京都千代田区の日本プレスセンターホールで行われる。【福島民報】

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  室井桜さんは、<入選を喜びながら、「将来は藤原さんのように人の役に立つ仕事をしたい」と話した。
  藤原さんは「熱意を持って取材してくれたのが伝わった。本当に素晴らしい」と快挙をたたえた>
  
室井桜さんの(お母さん)はきっと素晴らしい人でしょう・・・・ coldsweats01



 

「テッちゃん」

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 今はテッちゃんとかわいく呼ぶが、昔は鉄道マニアと変人扱いされたものだった。それを社会に認知させた一人が、日本の国鉄全線二万キロを乗りつぶして本にした宮脇俊三さん(時刻表2万キロ)。

 乗り終えて、毎月の時刻表を買い忘れるようになり、菜園の手入れに精出すようにもなる。チェコの作家チャペックの「園芸家12カ月」を思い出したりする。…来年はもっときれいなバラが咲く。

 鉄道ファンが世に絶えないのは、そこに未来を感じるからではないか。鉄路は延び、車両は改良される。夢は近づく。ところがどうだ。JR北海道の恐るべき怠慢。毎日バラはしおれていたのだ。(夕歩道)

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Photo_6珍念。ふと、松本清張の推理小説「点と線」を思い出しました。

内容紹介: 九州博多付近の海岸で発生した、一見完璧に近い動機づけを持つ心中事件、その裏にひそむ恐るべき奸計! 汚職事件にからんだ複雑な背景と、殺害時刻に容疑者は北海道にいたという鉄壁のアリバイの前に立ちすくむ捜査陣……。
列車時刻表を駆使したリアリスティックな状況設定で推理小説界に“社会派"の新風を吹きこみ、空前の推理小説ブームを呼んだ秀作。

ストーリー: 福岡市の海岸で発見された男女の死体。男は産業建設省課長補佐、佐山。女は東京の割烹旅館の仲居、お時。捜査を進める博多東署の鳥飼刑事と警視庁捜査二課の三原刑事は、ある重要な証言を得る。

 お時の同僚ふたりが、商事会社社長の安田を東京駅で見送ったとき、13番線ホームから線路を隔てた15番線ホームを歩く佐山とお時を見かけたというのだ。13番線から15番線が見渡せるのは一日のうちたった4分。そこに作為を感じた鳥飼は、やがて安田を容疑者と特定。が、彼には絶対に崩せぬアリバイが…。さらに事件の背景には大掛かりな汚職事件が絡んでいた!  

     かく言う〝珍念〟点と線の小説に引かれ、映画・テレビ・も見ました。<13番線から15番線が見渡せるのは
     一日のうちたった4分>それほど時刻どうり列車の運航は神業でした
     それに較べたら。JR北海道の恐るべき怠慢!(テッちゃん)は泣いている ( ´;ω;`)ブワッ

「世界一」の店「豆香洞(とうかどう)コーヒー」

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焙煎世界一になった後藤直紀さん(38)   「世界一」の店

 「世界一」の店は、西鉄白木原駅(福岡県大野城市)に近い住宅街にあった。テーブル二つとカウンターの小さな専門店「豆香洞(とうかどう)コーヒー」。入り口横の大きな焙煎(ばいせん)機が目を引く

▼店主の後藤直紀さん(38)は6月にフランスで開催された焙煎技術を競う世界大会で優勝した。焙煎は生の豆に熱を加え、飲用に適した状態にする作業だ。この過程で苦味や酸味、香ばしさなどコーヒー特有の味わいが生まれる。後藤さんは「豆の状態を見極め、ふっくらと焼き上げる」と言う

▼横浜で生まれ福岡で育った後藤さんは、コーヒー好きが高じて脱サラし、東京の有名店に弟子入り。2008年に念願の自家焙煎の店を現地に開いた

▼専門家によると、コーヒーには3段階の「香り」があるそうだ。豆をひいたときの「フレグランス」、抽出するときの「アロマ」、口に含んだときの「フレイバー」。通はそれぞれの段階で香りの違いを楽しむのだとか

▼一口にコーヒーの香りといっても、表現は「チョコレートのような」「ナッツのような」「かんきつ類のような」など数百種類もあるという。それが豆の種類や焙煎、抽出法によって複雑に絡み合うのだから奥が深い

▼微妙な違いなど分からない筆者だが、「まずはいろいろ試して、好みの味を見つけては」と後藤さん。きょう10月1日は「コーヒーの日」。カップから立ち上る香り高い湯気に、そっと顔を近づけてみたくなった。 【春秋】

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 コーヒーにまつわる名言


 「よいコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、愛のように甘い。」―フランスの政治家、タレーラン=ペリゴール
    「コーヒーは地獄のように黒く、死のように濃く、恋のように甘くなければならない。」―トルコの諺
     「数学者はコーヒーを定理に変える機械だ。」―ハンガリーの数学者、ポール・エルデシュ

      「私は自分の人生をコーヒースプーンで計り尽くした。」―詩人T・S・エリオット『J.アルフレッド・プルーフロックの恋歌』

      かく言う 〝珍念〟毎日。目覚めたらまず、ブラック・コーヒーを飲みます。至福の一時・・・
      冥途のお土産に、「豆香洞(とうかどう)コーヒー」 を、飲みたい!

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