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2013年3月

「すでに締め切りは過ぎていた」

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  「きみの顔には死相があらわれている」。サントリーの社員だった山口瞳さんが直木賞を受賞して間もなく、知り合いの社長から言われた

▼会社員との二足のわらじで、受賞前は年に1、2編の短編小説を書けばいいと高をくくっていた。ところが、受賞後、原稿依頼がどっと押し寄せる。サラリーマン論、酒の話、野球、競馬の話題…。午前3時まで外で飲み、帰宅して2時間眠る。早朝、わざわざ医者を呼んでビタミン注射を打ってもらい、原稿を書いた。締め切りとの格闘は、死相もあらわれるほどだったらしい

▼どんな仕事にも締め切りや納期は付きものだろう。新聞社はとりわけ縁が深いが、周りを見回すと、人には2タイプがあるようだ。追い込まれないと腰を上げない「ぎりぎり派」と、余裕を持って仕上げておく「堅実派」。いずれにせよ、期限があるからこそやり遂げられるのかもしれない

▼締め切りをはっきり言い渡されていなかったせいか、この人たちは仕事をずるずると先延ばししてきたようだ。衆院選の「1票の格差」の是正である。昨年12月の選挙をめぐり「違憲」「違憲・無効」などとする裁判所の判決が出そろった

▼非難されているのは、分かっていながら腰を上げなかった国会の対応である。前回選挙の時点で「すでに締め切りは過ぎていた」というのが各判決の趣旨だろう

▼納期を守らずに許してもらえるような甘い仕事は、世間にはそうそう見当たらない。甘えの裏におごりがあるのならば、何をか言わんやである。 (新生面)

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Photo_4      この恥知らずの人たちは、なぜ衆院選の
      「1票の格差」の是正を しないのか・・?
      語るのも憚れるが市井の【珍念】
      今日も『ごまめの歯ぎしり』している。

花粉症の由来

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 「花粉症の由来の眼かゆしと石地蔵」(上杉静子)。毎日、涙や鼻水で苦しんでいるうちに、石のお地蔵さんまで、花粉症で辛(つら)そうに見えてしまう時季である。花粉症は既に俳句の季語だ

▲国民病の観がある花粉症を引き起こしているのはスギ、ヒノキの花粉。日本中にスギ、ヒノキの人工林が広がっているからである

▲戦後、全国で広葉樹を伐採し、替わりに針葉樹のスギ、ヒノキを植える大造林運動「拡大造林」が国策として進められた。樹齢を重ね、花粉飛散量が増えた1980年前後から、日本の春の空を膨大な花粉が覆うようになり、患者が急増した

▲拡大造林には夢があった。戦後の旺盛な木材需要に応え、林業振興につなげる夢だ。だが、輸入外材に押されて潰(つい)えた。経営難で人工林は間伐もされずに、放置されている。巨大植林事業は頓挫し、想定外の国民病が置き土産にされた

▲現下の花粉症は天からもたらされたものではなく、人間が広めてしまったものだ。その事実は、国民の記憶に留めておきたい

▲国の天然記念物ツシマヤマネコが減少したのは、対馬の原生林が人工林に替えられてエサが少なくなったからだ。だから今、対馬ではドングリの木を植えて、ヤマネコの生息環境を取り戻す運動が進められている。悩ましい国民病を、せめて後々の世代に引き継がないためにも、対馬にならい全国で、日本古来の山を取り戻す努力を始めたい。【水ゃ空】

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Kanndou_2     私は引用が嫌いだ。君の知っていることを話してくれ。
     エマーソン(思想家・哲学者・作家・詩人)

     教育は結構なものである。しかしいつも忘れてはならないことは
     知る価値のあるものはすべて教えられないものだということを。
            オスカー・ワイルド(作家・劇作家)
            

           珍念、今日も花粉症で悩んでいます。灰色の脳細胞は冴えません
           一時も早く退治する(処方箋)を何方か出して下され~ぃ。

人口減少 (^_^;)

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  小説家の幸田文(こうだあや)に年取ってから草花を愛し始めた知人がいた。せっせと世話をし、きれいに花を咲かせた。孫育てが終わったからだという。通りがかった草花好きの人と声を交わすなどして、友人ができた。「孫の世話」を失ったがゆえに、花を得、友まで得た。

▼老いてから耳を病み、音を失った知人もいた。ある嵐の日、庭の木々が激しく揺さぶられながら、不気味にも全く静かで無音なのを、ただ目だけで見ていた。その時、失った音への未練と対決したらしい。さっぱりとした気性を取り戻し、俳句作りや手習いへ心を向けた。音を失って、全く別のものを得たのだ。

▼「失うもまた良し。失った後には新鮮が来る。老いて失ったものを嘆くことはない」。このことを幸田は知人2人から学び、老いに向かう元気を得たという(鶴見俊輔編「老いの生きかた」)。

▼青森県の人口が2040年には100万人を割り込むという。厚生労働省の推計だ。覚悟はしていたが、減少のすさまじさを数字で示されると、やはりがくぜんとする。四つの町では人口が半分以下になるという。町民にはショックだろう。

▼人口が年々減っていくさまは、人が徐々に老いていく様子にも似ている。失うものはさまざまあろう。だが、失った後には「新鮮」を招く余地もできる。昨年の県民調査で9割近くが自分の住む市町村に「愛着がある」「どちらかといえばある」と答えた。そんな住民が行政とともに知恵を絞れば、きっと「新鮮」を見つけ出せるはずだ。嘆いている暇はない。 【天地人】

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Sk1    2040年、ひよっとして【珍念】のロウソクの灯が消えているでしよう。
    これ以上は『蛇足』なのだ!

     「老いの生きかた」 内容(「BOOK」データベースより)
     年のとりかたは人さまざま。でもよりよく老いる道すじを選びたい。

     限られた時間の中で、いかに充実した人生を過ごすかを探る十八篇
     の 名文。来るべき日にむけて考えるヒントになるエッセイ集。

エープリルフール (@_@;)

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 「耳を疑ったがエープリルフールにはまだ間がある」。朝日新聞の「天声人語」の筆鋒(ひっぽう)は鋭かった。その矛先となった兵庫県小野市の条例が27日、市議会本会議で可決し、来月1日から施行される。

▼生活保護などの受給者が、ギャンブル依存で浪費しないように、浪費を見つけた市民に情報提供を求めるというものだ。今月初旬のコラムで、詩人の堀口大学を登場させて批判していた。もっとも小欄には、条例がそれほどの「悪法」とは思えない。

▼詩人にはこんな作品もある。「一度でいいから他(た)の場所でこころ静かにさがしてみては? 君の詩を、心にともす君の灯(ひ)を さがしてみてはどうだろう?」。『若い君に』の一節だ。若者に限らず、当面の生活の心配がなくなった受給者には、パチンコ、競輪、競馬以外の場で、さがすべきものがある。

▼確かに市民が情報を提供しようとしても、パチンコ店で受給者を判別できない。ただ市の狙いはあくまで、自立支援という生活保護のあるべき姿の啓蒙(けいもう)だ。社会の理解が深まることで、本当に必要な人が世間の目に萎縮することなく、申請できるようになる。

▼ギャンブルだけではない。アルコール依存から受給者を「保護」するためにも、食事券などを使って現物で支給すべきだ。そんな意見が、現場をよく知る識者からも上がっている。

条例可決と同じ日、札幌地裁で注目の判決が下された。北海道滝川市の夫婦が、生活保護のタクシー代約2億4000万円を不正受給した事件をめぐる裁判だ。見逃した市の幹部2人の過失を認め、計1億円の賠償を求めるよう市に命じた。自治体の福祉担当者にとって、こちらのニュースの衝撃の方が大きいかもしれない。【産経抄】

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402      「うまい。あっぱれ! 
     コラミストの筆致は『快刀乱麻』
     特に他社のコラムを引用して褒めている。
     その勇気に感動しました。
     よくぞ書かれた。コラミストの鏡です!

     かく言う〝珍念〟・・(筆鋒)鋭い論文を書きたい。

「欲ふか」

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  題名が「欲ふか」という昔話がある。主人公の老女はつい、人の物を見ると「もし要らないなら私に下さい」と言って、もらっていく。この題名がどうもしっくりこない

▼老女が盗みを働くわけでもなく、ちゃんと相手に断った上でもらう分には問題がない。それを「欲ふか」というのは、少々意地悪では。物を大切にする性格だったかもしれない

▼資源小国の日本は元来、物を大切に使ってきた。江戸時代の一般的な照明器具はあんどん。油は菜種油が食用で高価なため、半値程度の魚油、特にイワシ油が広まった。ただ燃えると臭いがして大変だったらしい

▼冬期間の暖房は、エネルギー消費量の少ない火鉢やこたつ。木炭の原料は森林を伐採して得たわけでなく、次々に生えてきてリサイクルができる雑木を使った(石川英輔著『大江戸えねるぎー事情』講談社文庫)

▼「燃える氷」と呼ばれるメタンハイドレートや、エレクトロニクス製品に不可欠なレアアースを含む泥が日本周辺の海底から取り出された。生産コスト低減などの課題はあるが、自前の資源に対する期待は大きい

▼昔話では、老女が近所の猫が捕ったネズミのしっぽをほしいと求めた。近所の人が驚き使い道を聞くと「錐(きり)のサヤにする」と答えた。極論はさて置き、資源はぜひ活用してほしい。「燃える氷」は環境への負荷を最小限に。海外依存の不安定さを知る資源小国だからこそ好機は積極的に生かすべきだろう。【天鐘】

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Pa1      このコラム 『的を射る』 天晴れ。お見事です!

 

           石川英輔著『大江戸えねるぎー事情』・・・内容紹介

           現代人が1日1人当たり約10万キロカロリーも消費している化石燃料は地球温暖
           化の最大要因となっている。ひるがえって江戸時代は、ほぼ太陽エネルギーしか
           使わずに高度な産業と文化を築き上げていた。究極の「省エネ社会」を実現した
           合理的な知恵の数々を、江戸研究の第一人者が豊富な図版と共に解説。(講談社文庫)

          今日も! 絶好調です。話はムダを省き、短くまとめたい。長い退屈な話は「口
          害」ともいわれる。  ゲーテも 「美しき虹も、15分も 消えずにいれば、もうだれ
          も見向きもしない」と手厳しい   \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

   

「心で聞くことが大事だ」

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 人の話を聞く際には「心で聞くことが大事だ」と、先日受講したクレーム電話対応セミナーで講師が指導した。

◆日々、難題を突き付けられるクレームの現場。そこで得た極意とは、意外とシンプルなものだった。古代ギリシャの哲学者ゼノンの言葉とも通じるところがある。

◆クラス替えや転勤で新しい環境がスタートするこの4月。互いに聞くことに少し力点を置けば、よりスムーズな人間関係が築けるのでは。 (ぎふ寸評)

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一言居士の〝珍念〟口を閉じます!  \( ^∇^)/θ☆ わ~い!


「人間尊重」の哲学

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   明治生まれの実業家・出光佐三氏をモデルとした歴史小説『海賊とよばれた男』(百田尚樹著、講談社)には学ぶべきことが多かった

▼約100年前、小さな商店から出発し、一代で世界有数の企業に発展させた氏。その経営の根幹には「人間尊重」の哲学がある。例えば、第2次世界大戦の敗戦で全てを失い、借金だけになった時、約千人の社員を一人も解雇せずに守った。しかも社には出勤簿も定年制度もなかったというから驚く

▼社員のみならず、消費者を大事にし、会社の創業を支えた恩人を生涯、宣揚した。出光氏自ら、人間として立派に生きることを志し、利権を貪るような権威・権力とは断じて妥協しなかった。読めば読むほど心がスカッとする

▼世界192カ国・地域へと広がった創価学会も、「人間尊重」が根本だ。信念に生きた三代の会長は、生命を振り絞り、民衆の幸福のために行動し、後継の青年に愛情を注いだ。その信頼に応えて、庶民が立ち上がり、青年が切り開いてきたのが創価の発展の歴史である

▼あらゆる人が最高の生命である「仏性」を備えていることを説いたのが仏法。この絶対の「人間信頼の哲学」こそ、閉塞した時代を切り開く鍵ではないか。全ては人間を信頼することから始まる 【名字の言】

0903kurichan

   感動しました
   コラム執筆者の慧眼に 『恐れ入谷の鬼子母神』!

「赤ひげ」

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  7年前に96歳で世を去った若月俊一(わかつき・としかず)は、戦争末期に長野県・佐久の病院に赴任し、47年間院長を務めた。無医村での巡回医療を行い、住民の健康意識を高めた功績で広く知られる。若月は、昭和47年に放映されたNHKドラマ『赤ひげ』の大ファンだった。

▼主人公の「赤ひげ」こと新出去定(にいできょじょう)は、江戸末期の医師で、医療施設「小石川養生所」の責任者だ。貧窮者に無料で治療を施すだけでなく、彼らを苦しめる貧困や無知に闘いを挑んだ。「医者という技術者がいかに人間的に生きねばならぬかを教えている」。こんな「礼賛」の文章を発表した若月は、実は自身が「信州の赤ひげ先生」と呼ばれていた。

▼原作は、山本周五郎の『赤ひげ診療譚』だ。徳川8代将軍吉宗の時代に、町医者の小川笙船(しょうせん)の訴えが採用され、養生所が設立された史実が基になっている。ただ周五郎の研究家によれば、「赤ひげ」のモデルは、死別した最初の妻を治療した知人の医師だという。

▼当初の題名だった「小石川養生所日記」は、編集者の意見で変えられた。さらに黒澤明監督の映画『赤ひげ』の大成功により、赤ひげ=理想の医師のイメージが定着することになる。

▼冬は氷点下20度にもなる北海道の内陸部で、24時間どこにでも駆けつける「家庭医」。「iPad」に、患者の血液検査の結果から自宅の地図まで表示されるシステムを開発した医師会。待合室に掘りごたつが用意され、お年寄りの話に花が咲く診療所。先週、第1回「赤ひげ大賞」に輝く5人の医師が発表された。

▼周五郎が告発した医療の問題の多くは、今も未解決のままだ。一方で、多くの「赤ひげ」がそれに挑み続けている事実を、新しい賞は教えてくれる。(産経抄)

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商品の説明 内容紹介
江戸時代に材を取った山本周五郎小説の映画化。黒澤監督は複数の長屋物語だった原作を大胆に脚色、一長屋の群像劇に凝縮。完成した作品を観た山本をして「原作よりいい」と言わしめた。

Amazonレビュー  江戸時代末期、エリート青年医師・保本登(加山雄三)は心ならずも貧民たちの施設・小石川療養所に配属される。しかし、そこで出会った「赤ひげ」の異名をとるベテラン医師・新出去定(三船敏郎)に感化され、真の人間愛にめざめていく。

        山本周五郎の名作を黒澤明監督が2年の歳月をかけて映画化した超大作で、黒澤
        ヒューマニズム映画の頂点ともいえる名作。貧困にあえぐ人々のさまざまなエピソー
        ドから、逆に人間の尊厳が醸し出され、強い希望をもって生き続けていくことの大切
       さなどが、パワフルな説得力を伴って描かれていく。

       三船敏郎は本作でヴェネツィア国際映画祭主演男優賞を獲得したが、同時にこれが
       黒澤映画最後の出演作となる。それはまた、黒澤映画の転換をも促すことにもつな
       がっていった。

       三船敏郎の演技が、黒澤演出を完全に超越した作品です。加山雄三も三船、黒澤
       監督の姿を身近に強烈に感じ、一生役者の途に進む事を志したと言っています。と
       にかく三船が素晴らしい。世界のミフネの面目躍如です。画面から溢れる威厳、緊
       張、熱気。三船の演技が黒澤演出を超えた瞬間、二度と二人で作品を創る事はなか
       ったのは残念ですが、頂点を極めた二人には必要なかったかもしれません。

        あのクリントイースドウッドが、黒澤監督は素晴らしいが、三船はもっと素晴らしい
    と絶賛しています。イースドウッド演出の三船主演の硫黄島からの、観たかったな
    あー。もし実現していたら、今の10倍はいい映画になっていたかもしれません。三
    船45歳の時の作品です。今の俳優でいませんね日本には。悲しいもんです。

    黒澤監督は「赤ひげ」を通し「病気の原因は政治の貧困と無知だ」と
    この名作を昨夜改めて鑑賞しました。 コメントは『百聞は一見に如かず』・・
    ぜひ、ご覧下さい。 \(^o^)/

「再話」・・  (#^.^#)

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 文学に「再話」という形態がある。民話や名作文学などを、子ども向けに分かりやすく書き直すこと。「耳なし芳一」や「雪女」などは、ギリシャ出身の小泉八雲による再話で有名だ

▼昔ばなし研究所(小澤俊夫所長)によれば、再話とは「採集されたなまの昔話を、昔話の語りの法則に厳密に沿う形に手直しし、再編集して文章化する作業」。ロシアで語り継がれた「おおきなかぶ」には、さまざまな再話がある。巨大なカブを引き抜く時の描写が特徴的で、邦訳では内田莉莎子の「うんとこしょ どっこいしょ」の名訳が定着している

▼北欧神話を再話したイギリスの詩人、K・クロスリイ―ホランドの著書が、日本語に全訳され30周年になる。新版『北欧神話物語』(山室静・米原まり子訳、青土社)として28刷を重ね、長く愛読されてきた

▼同書にこうある。「どれだけ多くわれわれが知ろうと、われわれの知りえないものが遙かに多いのだ。われわれはむしろ、闇をぬけてゆくのに蛍を案内にしている探求者に似ている」。知への探求は、限りない道程。子どもたちに、その一歩一歩の素晴らしさを知ってほしいと思う

▼心を砕き、言葉を選んで、大人が語る物語は、長い人生の道しるべとなるに違いない。(名字の言)

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   コメントは『蛇足』です

「中国・北宋時代の白磁の逸品」 (*^_^*)

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   これが、約2億円で落札された
   中国・北宋時代の磁器碗。
   元値はわずか290円だった。

 お人よしの道具屋、甚兵衛さんが仕入れたぼろ太鼓が300両で売れという「火焔(かえん)太鼓」か。はたまた、清貧に生きる浪人がふだん使っていた汚い器に300両の値がついた「井戸の茶碗(ちゃわん)」か。落語の国のおとぎ話を地でいくできごとがニューヨークであったそうだ。

▼引っ越しのときなど、かの地では不用品を処分するガレージセールというのをよくやる。6年前、たまたまのぞいた人が幸運の女神の前髪をつかんだのだろう。茶碗を3ドルで買った。それがじつは中国・北宋時代の白磁の逸品。先の競売で222万5千ドルで落札されたという。ざっと300円が2億円に化けたことになる。

▼「火焔太鼓」を十八番にした古今亭志ん生は「世に二つとない」でなく「世に二つという」名器だとやっていた。変な物言いだと気になっていたのだが、この白磁と似た大きさ、柄を持つ同時代の器はロンドンの大英博物館にある一つしか確認できていないと報道されている。とすると、まさに世に二つという名器である。

▼作家の河野多恵子さんはニューヨークにいたころ、今回の競売があったサザビーズに時々行った、と随筆に記している。にぎやかでせわしい競りの様子も面白いが、見ていて安い高いの私の感覚はおかしくなった、という箇所になるほどと思った。机の湯飲みをもう一度眺めてみる……までもない。おとぎ話とは縁がない。【春秋】

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    うまい あっぱれ! かく言う(珍念) ガレージセールを はしご」 したい。
    でも足を踏み外し落ちて怪我しないように注意が肝要だ!
    <(@_@) 髪の毛が(怪我)無いので安心です> お粗末な『落ち』でした。

 国に盗人(ぬすびと)、家にネズミ〉

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 福島第1原発事故の政府事故調委員長を務めた東大名誉教授の畑村洋太郎さんといえば「失敗学」の提唱者として知られる。

▼著書などで訴えるのは失敗の法則や要因を知り、致命的な失敗になる前に防止する術を覚えることの大切さだ福島第1原発の停電をきっかけに使用済み燃料プールの冷却装置などが停止した問題は、ようやく収束したが、それでよしとするわけにはいかない。

▼世界を震撼させたあの失敗から一体何を学んだというのだろうか。東京電力に聞いてみたい停電の原因ははっきりしないが、仮設配電盤内部で焦げ跡が見つかり、近くにネズミとみられる動物の死骸があった。接触で配電盤がショートし、停電した可能性があるという。

▼これが本当ならネズミに急所を突かれたことになるネズミが住宅や工場などの配線をかじって停電させ、さまざま支障を来すことはそう珍しいことではないだろう。とりわけ安全最優先の原発である。仮設とはいえ、配電盤などを収容する施設に小動物が入り込めないような対策を講じるのは当然ではないか。

▼疑問が残るネズミ一匹に振り回されたとすれば、原発のもろさを浮き彫りにする事故でもある。事故から2年が過ぎたというのに、今も屋外の臨時設備に頼らざるを得ない。その現状に原発事故は依然続いていると受け取った人も多いだろう

▼「失敗情報は隠れたがる」。畑村さんの言葉である。今回、東電が停電を公表したのは発生から約3時間後。確認に手間取ったとの説明だが、遅きに失した。失敗情報こそ速やかに である。【大自在】

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。

Photo      う~ん・・ 呆れ果てて、空いた口が塞がりません。
      で・・誰が責任をとるのかなぁ・・? 
      江戸時代の為政者は当然(恥をしり責任をとり
      切腹したでしよう) 才能ある畜生は、何とも
      思わない。他人ごとのように振る舞う!
      <一部語弊がある言葉お許し下さい>

     失敗学の法則 商品説明
       世界の三大失敗をご存知だろうか。タコマ橋の崩壊、コメット飛行機の墜落、リバ
     ティー船の沈没…。これらは人類に新たな課題を与え、それと向き合うことで我々
     はさらなる技術向上の機会を得た。一方日本では、JCO臨界事故、三菱自動車
     のリコール隠し、雪印の品質管理の怠慢など、失敗の隠匿がさらなる悲劇を引き
     起こした。

     本書によると、失敗は、未知との遭遇による「良い失敗」と、人間の怠慢による
     「悪い失敗」の2種類に分けられる。不可避である「良い失敗」から物事の新しい
     側面を発見し、仮想失敗体験をすることで「悪い失敗」を最小限に抑えることが重
     要である、と筆者は説いている。

      また、過去の豊富な例から学ぶことで失敗の本質を多角的に検証する方法や
     時間がたつと形骸化してしまう失敗例を効果的に伝承する方法についても言及
     している。さらに、マニュアル化した対応方法では前例のない事態が生じたときに
     対応できなくなるとして、とっさの判断力や創造力を養う失敗経験を教育に取り入
     れることを提唱する。

      メディア掲載レビューほか失敗学のすすめ
     著者は、日本社会には、失敗を恐れ、失敗を恥じ、失敗を隠そうとし、失敗に学
     ばないという欠点があると主張している。その原因は、明治以来、欧米のマネを
     することで失敗を避け、効率よくキャッチアップしてきたために、失敗を真摯に見
     つめ謙虚に学ぶ文化やシステムが生まれなかったことにあるという。

      著者は、東大で機械工学を教えているが、こうした問題意識があるため、最初
      はあえて学生に手本を示さずに課題を与え、挫折を経験させる。すると学生の
      勉学に対する態度が変わり、習得した知識の応用も利くようになるという。

      <国に盗人(ぬすびと)、家にネズミ>

      〈国に盗人(ぬすびと)、家にネズミ〉ということわざがある。物事は、その内部に
      自らの害になるものを必ず抱えているということの例えだと、辞書は説明している。 

      かく言う 〝珍念〟も、その類かも知れません。反省し恥じています!(´;ω;`)ウウ・・・      

「これから先、一番大切にしたいもの」

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 「反省が多い日常はいい日常。ちょっと心が痛むけど“成長痛”みたいだよ」。若者は本当に頭が柔らかい。まさにナチュラル、自然な表現が実にうまい。「人生日々これ反省」などと言えばやっぱり堅くて古くさい。

▼新入社員の季節がやって来た。流通大手の一足早い入社式がテレビに映っていたが、大学の卒業式を前に働き始めたフレッシュマンをちょくちょく見掛けるようになった。「成長痛」と言った彼もその一人。不安は当然。でもその発想力なら大丈夫。肩の力を抜いて行こう。

▼「人生はネギマだ!!」というCMがある。黒ウーロン茶のコマーシャルだがこれもうまいことを言う。焼き鳥のネギマをタネに、大きな肉(遊び)と肉に挟まれ小さく埋もれたネギ(仕事)を掲げ「バランスが大事」とのたまう。もちろん実社会はそれとは逆なのだけれど。

▼セイコーホールディングスが新成人に聞く毎年のアンケートがある。今年の注目は「これから先、一番大切にしたいもの」。なんとその答えは男女そろって「お金」。うわー、現実的。せっかく若いのに。「成長痛」の彼なら何て言うかな? 
今度こっそり教えてもらおう。 ( 談話室)

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    う~ん 「これから先、一番大切にしたいもの」
    何といってもお金かなぁ。 お笑い下され~ぃ!

 

 人間よりは金のほうがはるかに頼りになりますよ。頼りにならんのは人の心です。.尾崎 紅葉

 金は肥料のようなものだ。 ばらまけば役に立つが、一ヶ所に積んでおくとひどい臭いがしてくる。 クリント・W・マーチソン

 人生は恐れなければ、とても素晴らしいものなんだよ。人生に必要なもの。
 それは勇気と想像力、そして少しのお金だ。チャーリー・チップリン

 今日も灰色の脳細胞は支離滅裂です。修行が足りません。 (=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

「ぬれない傘」

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  「俺のズボンはびしょ、びしょ。向かいの兄ちゃんのズボンもびしょ、びしょになるわ、えらいけんかになったやんけ。おまえんとこの傘がぬれていたせいや」。満員電車で傘の水滴が周囲の乗客の衣服もぬらした責任は、雨にぬれる傘を製造した企業にあるというクレームだ

◆福井県の傘メーカーが「ぬれない傘」を開発したきっかけを、ニュースキャスターの辛坊治郎さんが講演先の境港市で紹介していた。といっても大阪弁のクレームが傘メーカーに寄せられたわけではない

◆福井商工会議所が地元企業の商品開発に役立てるため消費者のクレームを募った「苦情・クレーム博覧会」に傘の水滴にぬれて困るとの声が届き、傘メーカーが商品化した

◆水滴が付かない生地を用いたぬれない傘は、クレームから生まれたというわけだ。クレームの価値を解説した辛坊さんの講演は、水木しげるロード誕生20周年の記念事業だった

◆「苦しむことから逃げちゃイカン。人生はずっと苦しいんです。苦しさを知っておくと苦しみ慣れする。これは強いですよ」とは水木しげるさんの言葉。企業にとって苦痛に感じそうなクレームの対応だが、消費者ニーズをつかむ好機でもある。【海潮音】

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A1           素晴らしい、あっぱれ! 
           「コラミスト」の筆致は千金の重みがある。
      かく言う【珍念】の筆致は羽毛の如く軽い。恥じている。
           いっも 邪な煩悩に翻弄される一念に、活を入れて下され~ぃ。
           あ、ゲーテ と <閻魔さま> から叱られる・・怖い。消えます!

「米国の夢」「中国の夢」

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  キング牧師        習近平

 「米国の夢」(アメリカン・ドリーム)という言葉には、ふたつの意味がある。ランダムハウス英和大辞典によると、ひとつは、米国建国の理想である、民主主義、平等、自由であり、もうひとつは、物質的繁栄と成功だ。

▼「私には夢がある。私の幼い4人の子供たちが皮膚の色によってではなく、その人格によって判断されるような国に暮らすことを」。黒人公民権運動指導者のキング牧師が、1963年の演説で語った夢は、もちろん前者を指す。オバマ大統領の就任以来、日本でも改めてこの演説が、注目されている。

▼中国の全国人民代表大会が17日に閉幕し、習近平国家主席と李克強首相を中心とする新政権が発足した。習氏は閉幕演説で、「中国の夢」(チャイナ・ドリーム)という言葉を9回も繰り返した。

▼もっとも、政治改革には消極的な人物だと伝えられている。中国に民主主義、平等、自由の理念を持ち込む考えは毛頭ない。物質的繁栄と成功にしても、享受できるのは、共産党の幹部と彼らに連なる一部の人間だけという状況を変えるつもりもないようだ。

▼どうやら、習氏の語る「中国の夢」とは、かつての超大国への地位回復を意味するらしい。そのために、強大な軍事力に物を言わせて、周辺国との摩擦もいとわない覚悟も示した。

▼漢字学の泰斗、白川静さんの『常用字解』によると、「夢」という字の上半分は、巫女(みこ)が座っている形だ。古くは夢とは、夜(夕)の睡眠中に、巫女の呪術によって現れるとされた。ナショナリズムをかきたてる「甘い夢」で、格差拡大や環境汚染など社会の矛盾から、国民の目をそらす。そんな呪術が、現代で通用するとはとても思えない。【産経抄】

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(@_@) 古の文化大恩の国・中国 今はその面影はない。(小野妹子) 日出づる処の天使・・・学校で学んだのが懐かしい。遣隋使(けんずいし)が派遣されたのは、隋(中国)の仏教や政治等の学問を学ぶためです。また、対等な国交への道筋を付けようとしたとも考えられます。

 今日、日中友好・日中交流が「ぎくしゃく」していますが、原点に戻りあくまで、法と秩序を厳守するのが肝要である。それにしても、丸腰で核兵器を持っている(一党独裁の国)と丁々発止とやりあっているのですから・・・平和呆けの<語弊のある発言>
お許し下されい。

     かの国もミサイルを時々ぶっばなし脅している。そのお隣の国も竹島を実行支配
     している。徴兵制をして戦争に備えている。同盟国に向けミサイルが日本上空を
     飛んでいても迎撃できない・・? 法律に縛られて「自縛呪縛」なのだ。

     かく言う〝珍念〟誇大妄想狂の軍国主義者ではない。平和主義者です!

     日蓮大聖人は『富木殿御書』に、「夫(それ)賢人は安きに居て危(あや)ふきを
      欲(おも)ひ、佞人(ねいじん)は危ふきに居て安きを欲(おも)ふ」(
御書 1168㌻)と
     仰せになっています。
     賢人は、たとえ安穏な境地にいても、常に危うきことが起こることを予想し、気を
     つけています。しかし、佞人、つまり先ほどの馬の例によれば、駄馬のような人
           は、自分の身が危険な状態にあるにもかかわらず、そのことに気がつかず、ただ
           眼前の安逸(あんいつ)を貪(むさぼ)っているのです。

      四種の良馬 とは・・・?

      天台大師は『摩訶止観』の中に、「快馬(けめ)の鞭影(べんえい)を見て即(すな
      わ)ち正(しょう)路(ろ)に至(いた)る」ということを説いています。これは雑阿含経
      の「四種の良馬」という説話を引かれたものです。つまり良い馬には四種類あり
      ます。

      第一番目の良馬は、鞍(くら)の上に跨(またが)った御(ぎょ)者(しゃ)の振り下ろす
      鞭(むち)の影を見ただけで、乗り心地良く、目的地に向かって正しい道を走り出
      します。

      第二番目の良馬は、御者の振り下ろす鞭が毛や尻尾(しっぽ)に触(ふ)れただけ
      で、目的地に向かって正しい道を走り出します。

      第三番目の良馬は、鞭で皮や肉を、ピシッと打たれてはじめて驚(おどろ)き、目
      的地に向かって正しい道を走り出します。

      第四番目の良馬は、それこそ何度も何度も鞭で思いっきり強く打たれ、その痛
      みが肌(はだ)を徹(とお)して骨(ほね)まで響(ひび)き、そこではじめて驚いて、目
      的地に向かって正しい道を走り出すというのです。

      本当の名馬・賢い馬は、もちろん一番目の馬で、鞭で思いっきり叩(たた)かれな
      ければ、ちゃんと走れないような馬は、決して良馬とは言えないのです。

      かく言う〝珍念〟愛犬には「飴とムチ」で躾をしています。でも、妻には逆に飼い
      ならされています!

      今日も減らず口は絶好調です・・・・ \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

「ゆるキャラ」ブーム

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  世は「ゆるキャラ」ブームである。その代表的な存在が、火の国・熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」だろう。
デビューは2010年3月。九州新幹線が全線開業する1年前である

▼名前は「熊本者」を意味する方言。11年には、ゆるキャラグランプリで優勝。これで一躍全国区となった。驚くのは経済効果。このキャラクターを使って昨年、民間企業や各種団体が販売した関連商品の売上高は約300億円。県の〝営業部長〟としての職責を十二分に果たした

▼本県にも「わんこきょうだい」がある。岩手の名物である餅やウニ、雑穀、わんこそば、豆腐をモチーフにしたゆるキャラで、胴体のデザインは漆器のおわん。メーンキャラクターは「そばっち」で、軽快な音楽に合わせた歌もある

▼県は、これに続くPRキャラクターの製作を計画していると聞く。モチーフとなるのはカエル。昨秋、平泉町の柳之御所遺跡から出土した盆に、擬人化した絵が描かれており、国宝として知られる「鳥獣人物劇画」(京都・高山寺蔵)に類似した作品として大きな話題を呼んだ

▼具体的に動きだすのは13年度。いずれ平泉の世界遺産などを広くPRするため、新たな素材の一つにしたい考えだが、これが「くまモン」のような経済効果をもたらすのか。はてさて柳の下には二匹目のドジョウはいるものか…。いろいろな思いもあるようだ

▼それで思い出すのが、三蹟の一人に数えられる書聖小野道風の話。柳の枝に跳び付くカエルの逸話だ。まずはやってみる。運が良ければ風も吹くだろう。 【栗駒おろし】

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       天然呆けの(ちんねん) 「ゆるキャラ」に肖りたい。
        お粗末な『落ち』です、読者の皆さま。お笑い下され~い!

「キュリオシティー」(好奇心)

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 「ちょんまげ隠すっぺ」。植物の生育に必要な10の元素を、そうやって覚えた人もいるのでは

▼<炭素、水素、酸素、窒素、マグネシウム、カルシウム、カリウム、硫黄、リン、鉄>。これを元素記号で書くと、<C、H、O、N、Mg、Ca、K、S、P、Fe>。ローマ字読みすると、どうにか冒頭の句にならなくもない

▼遠く火星に隠れていた生命の“ちょんまげ”ならぬ“尻尾”の先くらいはつかんだことになるのだろうか。米航空宇宙局(NASA)の無人探査車が、火星の岩石から生命維持に必要な6元素(硫黄、窒素、水素、酸素、リン、炭素)を見つけた

▼岩石の試料が採取されたのは、数十億年前に湖や湿地だったとみられる場所。「当時の水は無害で、生命活動に適していて、人が飲むこともできたと思う」(NASA担当者)と聞けば、「火星生命」あるいは、痕跡発見の夢は膨らむ

▼以前、国立極地研究所(東京)で、南極に落下した火星由来の隕石(いんせき)を見せてもらったことがある。巨大隕石の衝突で、火星からはじき飛ばされた岩石が、はるばるやって来た。火星と地球はつながっている。地球の生命は、隕石によって太古の火星からもたらされたとする説もあるそう

▼今回、お手柄だった探査車の名は「キュリオシティー」(好奇心)。人類の火星への熱い思いを支えているのは望郷の念かもしれない。 <卓上四季>

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    子供の時「火星」にはタコみたいな生物が居るのではと、空想に浸っていたのが懐かしい。

    1日練習しなければ自分に分かる。2日練習しなければ批評家に分かる。
    3日練習しなければ聴衆に分かる。アルフレッド・コルトー(フランスのピアニスト)

    人間は一枚の舌と二つの耳を持って生まれた。ゆえに話すことの二倍だけ聞け。(古代ギリシャの哲人ゼノン)

    減らず口の【珍念】・・今日も反省し、恥じています。  (*´ェ`*)  

   

胡麻菓子

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  江戸の文化文政期に「胡麻胴乱(ごまどうらん)」という菓子があったそうだ。小麦粉にゴマをまぜて、水でこねて焼き、膨らませた。腰にさげる携帯袋(胴乱)のように中が空っぽだったため、その名が付いた

▼ゴマ入り菓子なので、「胡麻菓子(ごまかし)」。だまされた気分になった江戸庶民も多かったのだろう。人を欺くという意味の「ごまかし」は、このお菓子に由来するとの説がある

▼自民党道連の「TPP交渉参加を断固阻止!」という約束を信じ、衆院選で同党候補者に1票を投じた道内有権者は、まさに「ごまかし」を食らわされた思いではあるまいか。安倍首相は一昨日、交渉への参加を正式に表明した

▼それに先立つ党対策委の決議は、農水産業や国民皆保険などの「聖域」の確保を最優先して、「脱退も辞さない」としながらも、「国家百年の計に基づく大きな決断を」と大時代的な表現で首相の背中を押した

▼「百年の計」をいうなら、食料自給率を高め、安全で安心な食べ物をきちんと食卓に届ける道筋を描くのが先ではないか。貿易で金を稼いで買えばいいという考えもあるにはある。だが、深刻な飢饉(ききん)に陥ったとき、自国民を飢えさせてまで食料を他国に売る国があるだろうか

▼紙幣は食べても腹の足しにはならない。荒れた田畑に種をまいても翌朝に実はならない。「農」が空洞化しては、「ごまかしの国」になってしまう。(卓上四季)

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Photo_2     このコラム、上手い、あっぱれ。・・『的を射る』

    『危うきこと累卵の如し』 殿・・「国家百年の計に基づく大きな決断を」・・・。

    【珍念】の・・・<杞憂>かなぁ!

   

みすゞとチムグリサと安倍首相

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 早世の童謡詩人金子みすゞの代表作に「大漁」がある。浜辺は大漁で祭りのようだが、「海のなかでは何万の鰮(いわし)のとむらいするだろう」とうたう

▼深い悲しみと包み込むような優しさ、共感と想像力-。それに通じる言葉が沖縄にあることを元宜野湾市長の伊波洋一さんの著書「普天間基地はあなたの隣にある。だから一緒になくしたい」(かもがわ出版)で知った

▼チムグリサ。「肝苦さ」と書く。同情とは違って「相手の痛みを共有するような感情をあらわす言葉」で「相手の痛みや苦しみが、わがことのように感じられて心が痛むという表現」と説明する

▼「唐ぬ世から大和ぬ世 大和ぬ世からアメリカ世 アメリカ世からまた大和ぬ世 ひるまさ変わゆるくぬ沖縄」とは沖縄のフォーク歌手佐渡山豊さんの「ドゥチュイムニイ(独り言)」の一節だ

▼チムグリサは苦難の歴史の中で語り継がれてきた言葉に違いない。それに引き換え、米軍基地が集中し、危険な普天間も沖縄県民が望まぬ県内移転の方針なのに「信頼関係を築く」という安倍晋三首相の言葉のむなしさ

▼サンフランシスコ講和条約によって日本から切り離され、沖縄では「屈辱の日」とされる4月28日を政府は「主権回復の日」として記念式を催す構えだ。主導した安倍首相と、みすゞやチムグリサの心との間の距離の何と遠いことか。【凡語】

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Sk1      上手い。コラミストの筆致は『頂門の一針』 冴えに冴えている。

   為政者よ、心して市井の民の嘆きの声を謙虚に受け止めるべきだ。
       かく言う〝珍念〟『ごまめの歯ぎしり』している!

〝知恵の言葉〟

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 「あ、痛っ」。理容店で、ひげそり中の客が小さな声をあげた。金属製のカミソリが滑って肌を傷つけたらしい

▼わびる理容師に、間髪入れず客が告げた。「こいつは縁起がいい。カネが入った」。金物の「金」と銭金の「金」を掛けた軽妙なしゃれである

▼「1人の若者が3人の高齢者を支えなければならない超高齢社会」という言い方がある。カルチャースタディーズ研究所の三浦展氏は、これを「3人の高齢者が1人の若者を支える社会」と考えれば少し明るくなる、と述べていた。2階に空き部屋のある家に独りで暮らすおばあさんが、若者に安く貸し出すなど、「シェア(共有)」の価値観の広がりによる社会の活性化を提案している(本紙昨年12月18日付)。視点を変えれば、発想は広がる

▼日蓮大聖人は、主君から新しい領地を得た四条金吾に「たとえ、どんなに悪い土地であっても、〝良い所だ、良い所だ〟と言っていれば、また重ねて頂戴することもあろう」と諭されている

▼言葉を変えただけで、事態が変わるわけではない。だが、災いを福に転じる〝知恵の言葉〟を発すること自体、現状を良くしようという決意の表れに違いない。現実の変革は、常に一念の変革から始まる。(名字の言)

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      ◇仏典に「猪の金山を摺り」とある。
猪は「金の山」が輝いているのが気に入らない。「なんだ、あん なやつ」と、輝きを消そうとして体をこすりつける。 猪の毛は 硬く、勢いもすさまじい。しかし、こすればこするほど、金山はますます輝きを増していった。 障害があるほどに自分を高めていくと・・・

     ◇「心」が変われば「一切」が変わる
心理学のウイリアム・ジェムスは「人間は心のもち方を変えることによって、その人生を変えることができる」とガンジー「人間は自分が考えた通りの人間になる」と自分の・心・一念・が自分の「未来」の「人生」そのものとなる。と

    ドイツの文豪ゲーテは、言っております。

<どんなに利口に立ちまわって、策を使い、有名になったとしても、心の中に宝石がなければ、まったく空しいし、長続きもしない>と。
   
 一言居士の“珍念”反省し、恥じています.。 \( ^∇^)/θ☆ わ~い!
 

「そこになおれ。罰当たりめが」

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 昭和30年ころのこと。ある女学生が家に帰るや口をとがらせて言った。「お酒に酔った人がバスに大勢いたの。臭くて、うるさくて、ああいう人たちって大嫌い」

▼聞いた祖父が顔色を変える。「そこになおれ。罰当たりめが」と説教が始まる。「どなたさまのおかげで、おまんまをいただいているか分からんのか。みんな酒を飲んでくださる皆さまのおかげだ」

▼「本当に怖かったですよ」と、長岡の老舗蔵元「吉乃川」の跡取り娘として育った川上浩子さんは思い出を語る。「でも、祖父の言う通りだと思いました」。蔵元の跡取りとしての覚悟ができたのである

▼そんな話を聞かせてもらうと、時々、酒でだらしなくなってしまうわが身が恥ずかしくなる。16日からは新潟で第9回の「にいがた酒の陣」が開かれる。昨年は10万人を超える人々がほろ酔いとなったイベントだ。「今年こそ酒に飲まれず、しっかり味わおう」と思ったりもする

▼味わいたいのは、県内酒造会社のほとんどが勢ぞろいして供する約500の銘柄だけではない。それぞれの奥にあって芯となっている各地の風土と、その中で技を磨き、受け継いできた蔵元と杜(とう)氏(じ)の歴史だ。近年の県産清酒の出荷伸び悩みに、どう対応しようとしているかも探りたい

▼殊勝なことを考えていたら、浩子さんに言われた。「でもね、お酒というものは、理屈抜きで楽しく飲んでいただかないとね」。本人は古希を過ぎた今も一滴も飲めないという。「けれども、お酒飲みの気持ちは誰よりも分かります」と笑った。【日報抄】

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Tono

  わ~い 酒好きの(珍念)わが意を得たりと一人【屹】(ごち)ている!
  お笑い下され~ぃ。

    酒にまつわる諺↓

    酒は百薬の長
    酒は百毒の長
    酒は飲むべし、飲まるるべからず
    酒を使う
    酒、人を飲む
    酒に別腸あり
    酒と産には懲りた者が無い
    酒と煙草はのんで通る
    下戸の建てた蔵はない
    朝酒は門田を売っても飲め
    朝寝酒は貧乏のもと
    飲まば朝酒、死なば卒中
    酒と朝寝は貧乏の近道
    酒が無くて何の己が桜かな
    酒はほろ酔い、花は半開き-つぼみ
    酒は酒屋、餅は餅屋
    酒は詩を釣る針
    酒は知己に遇うて飲み、詩は会する人に向って吟ず
    酒の上
    一杯目は健康のため、二杯目は喜び、三杯目は心地よさ、四
    杯目は愚かさのため
    酒に飲まれる
    酒は天の美禄

    「酒は飲んでも飲まれるな」
    今日も減らず口は絶好調です、これ以上は『蛇足』なのだ。

『なつかしい時間』

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  生まれた時から、パソコンや携帯電話などのデジタル機器に囲まれて育った世代を「デジタルネイティブ」と呼ぶ。彼らは情報収集や友人との連携も、ネットなどが中心。昨今、こうした世代と年長世代との、新たな「世代間の断絶」が指摘されている

▼詩人の長田弘氏は「いまでは座談は、日常めったに見られないもの」と述べる。その結果、異なる世代で同じ時代を共有する言葉が失われてしまっている、と(『なつかしい時間』岩波新書)

▼「座談」とは、「共に座ったままで、形式ばらないで話し合うこと」(広辞苑)。人間関係の〝タコつぼ化〟がいわれる中、異なる世代間の座談の〝場〟をいかに創出するか。現代社会の要請の一つだろう

▼学会伝統の座談会には、あらゆる世代が集う。職業もさまざま。壮年・婦人の苦難を乗り越えた体験。大志を語る青年・未来部員――。〝誰もが平等に参加する座談会は、多様性をたたえる法華経の思想を体現するもの〟と、米国の仏教研究者クラーク・ストランド氏は評価した

▼意思伝達の手段は、時代を追って進化する。だが、時代を超えて変わらないものもある。人は、人とつながり、触発し合う中で成長するという事実である。座談会の意義は計り知れない。(名字の言)

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◇ 『百聞は一見に如かず』一度、座談会においで下さい。 きっと・・・心が (*^^)v これ以上は【蛇足】!

 

山口昌男さん

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  東京の私立の名門校、麻布学園のOBである評論家の川本三郎さんやジャズピアニストの山下洋輔さんが、うらやましい。なにしろ日本史を、東大の国史学科を出たばかりの山口昌男さんに、教わっているのだ。

 ▼しかも、黒板に歴史の有名な場面を漫画に描いて説明するという、極めてユニークな授業だった。3歳から描いてきた、玄人はだしの漫画の腕は、文化人類学者となってからも役に立つ。

 ▼エチオピアでカメラを嫌う部族の中に入ったとき、わら半紙と鉛筆一本で、300枚を超える似顔絵を描いた。いっしょにいたドイツ人の学者は、「君はいまにピカソになる」と驚いたそうだ。その山口さんの訃報が届いた。

 ▼小欄でも時々使ってきた「トリックスター」という言葉は、山口さんの著作から拝借したものだ。「道化」や「いたずら者」といった日本語があてられる。突拍子もない行動で世の中の秩序を破壊するものの、新しい文化の創造者にもなり得るという。山口さんこそ、「知のトリックスター」だった。

 ▼活躍の舞台は、ナイジェリアやインドネシアでの現地調査をもとにした、専門の文化人類学にとどまらない。その発言は文学から絵画、音楽、映画、演劇にまで及んだ。象牙の塔に閉じこもる先生たちから押された異端の烙印(らくいん)は、山口さんにとっては勲章だった。

 ▼一度お目にかかった時の発言が忘れられない。「学者は自分のことを研究者なんていいたがるけど、芸者、易者に近い商売として、学者こそふさわしい。もともと関心のない人に関心を持たせる、話芸の人なんです」。同じ「者」の付く記者商売として、もっと話芸に磨きをかけなければ、と日々自分に言い聞かせている。【産経抄】

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Kanndou

  感動しました。亡くなられた山口昌男さんの、ご冥福をお祈り致します!

「がんばろう! 石巻」

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  心を射ぬかれるような風景に出あう時がある。一昨年の大震災直後。宮城の石巻から女川に向かう途中、がれきの中に立っていた看板を目にし、胸が熱くなったことを鮮明に覚えている。「がんばろう! 石巻」。全国的に知られるモニュメントになった。ここを通るたびに勇気が湧いてくる

▼被災地では、津波が襲った後の建物や陸に上がった船が、そのまま残っている所がある。地元では、これを「震災遺構」として残そうという意見がある一方、遺族から早く解体してほしいという声も大きい。この問題は当面、時間が掛かる

▼「被災地の復興は、いつ終わるのか」。ある学者が答えていた。「それは被災地から『復興』の文字が消えたとき」と。なるほど、だがしかし、と思う。建物などが整備され、街の復興が「完了」となっても、心の復興はそう簡単に終わらない。〝これで終わり〟と他者が押しつけることは、あってはならない

▼男子部員が立てた「がんばろう! 石巻」の前には、訪れる人が絶えない。この看板を見て、勇気を振り絞って立ち上がった人たちの、不屈の精神を感じるからだろう

▼きょう「3・11」。震災で命をなくされた全犠牲者の冥福を心を込めて祈りたい。「忘れない」思いを伝えたい。(名字の言)

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コメントは 『釈迦に説法』・・・・・ モジモジ(。_。*)))

「東日本大震災」から2年

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  満員の通勤電車の中で、しくしくと泣く声が聞こえた。誰もがハッとしたけれど、声の主を探して見回す人はいなかった。言葉をかけて、なぐさめる人もいなかった。みんな前をむいたまま、黙って動かなかった。車輪の音と泣き声を除けば、とても静かな車内だった。

▼その空気と時間の慈しみを、今もはっきり思い出し、感じることができる。津波から数日たっていた。遠く離れた東京が、被災地とつながっていた。「心を込めずに言葉を探すより、言葉を探さずに祈りに心を込める方がよい」。インドの指導者ガンジーがそう語っている。あの時ほど、言葉が無用だと知ったことはない。

▼東日本大震災から2年がたつ。にぎやかさが都会に戻り、東北の現場には工事の音が響いている。何が変わり、何が変わらなかったのだろう。42人が犠牲になった南三陸町の防災庁舎は撤去と保存の両論に揺れながら、鉄骨むき出しの姿のまま建っている。記憶の跡を消したい遺族もいるが、ここで祈る人が後を絶たない。

▼人が一心に祈るとき、本当に必要なものは、わずかな場所と時間だけらしい。祈りの先には必ず相手がいる。それは別れた家族かもしれないし、復興に頑張る働き手かもしれない。人と人が線で結ばれ、無数の見えない糸が日本中に張りめぐらされる。14時46分。また静かに目を閉じてみる。たぶん特別な言葉はいらない。【春秋】

 コメントは 『蛇足』です!

親を失った子どもたち

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  岩手県に住む小学3年の少女は、母親に呼びかける。「3月10日まではいい日だったね」。少女の母親は、東日本大震災による津波に流され、仕事場の前で遺体で見つかった。その母親への思いをつづった詩は、あしなが育英会が作った、遺児の作文集の表題作となっている。

 ▼震災遺児ではないが、父親が自殺した7歳の少年が書いた「ぼくの夢」という詩を思い出した。「大きくなったら/ぼくは博士になりたい/そしてドラえもんに出てくるような/タイムマシンをつくる」。父親が亡くなる前日に戻って、自殺を止めるというのだ。

 ▼タイムマシンがあったら、津波からどれほど多くの人を救えただろう。ただ少年より少し年長の少女は、そんな夢想を抱かない。保育園から帰って食べた母親手作りのおやつ。いっしょに作ったケーキ。3月10日までの楽しかった思い出と、母親が亡くなった場所、時間を「忘れない」と言い切っている。

 ▼あの日から、2年の月日が過ぎた。復興が順調に進んでいる被災地がある一方で、いまだ人の気配が失われたままの地域も少なくない。被災者一人一人のたどる足取りの違いは、もっと大きいはずだ。

 ▼2年前、『ときぐすり』という詩を紹介した。7年前に妻に先立たれた作者の藤森重紀さんが、知人の音楽家から教えられた言葉だ。確かに、時の経過には悲しみを癒やす効果がある。少女にとっての「時薬」は、母親と過ごしたかけがえのない「時の記憶」ではないか。

 ▼藤森さんは、周囲の励ましが、かじかんだ心をほぐす「解き薬かもしれない」ともいう。被災者それぞれに処方箋(せん)も、回復時期も違う。それでも「ときぐすり」は必ず効く、と信じたい。【産経抄】

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K3446131    かく言う〝珍念〟 「ときぐすり」は必ず効く、と信じたい。

「響き合う言葉としぐさ-手紙が結ぶ日本と韓国」

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  本紙文化面に週1回ほど連載中の「響き合う言葉としぐさ-手紙が結ぶ日本と韓国」を楽しみに読んでいる。日韓の文化をめぐり、東北大大学院生の横山由香さんと、韓国生まれで金沢大非常勤講師の尹(ユン)秀美(スゥミ)さんが交わす往復書簡が、その中身だ

▼まずは初めて好きになった互いの国の言葉から。横山さんの場合は「情(ジョン)」という。<「情」を感じる相手にうれしいことがあれば共に心から喜び、困っていればなんとかして助けようとしてくれる韓国人の温かさが私は好きです>と横山さん

▼それに対して、尹さんが最初に好きになった日本語は「どうぞ」。まだ韓国の大学生だった12年前のこと。エレベーターの扉が開いたとき、一緒に待っていた日本人女性が「どうぞ」と声をかけてくれた

▼そのとき、日本語の勉強を始めたばかりだった尹さん。本物の日本人に出会えたうれしさと、優しい言葉をかけてもらった喜びが重なり、この言葉が耳に残った

▼<短いのに思いやりのこもった「どうぞ」を持っている日本人がうらやましい>とも尹さんは言う。「情」と「どうぞ」。言葉は違っても、意味するところはほぼ同じだ

▼領土問題や従軍慰安婦問題で深刻な対立が続く日本と韓国。互いの主張を一方的に繰り返すばかりで、「情」や「どうぞ」を欠く関係がいかに不毛か。ともに30代と若い二人の往復書簡が、それを教える。 【鳴潮】

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0903kurichan

   珍念・・・・感動しました!

「明日、悲別[かなしべつ]

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  「貧困」ならぬ「貧幸[ひんこう]」という言葉を知ったのは、ドラマ「北の国から」などで知られる脚本家倉本聰さんの著作からだった

▼相反する組み合わせにも見えるが、倉本さんは説く。「豊かになったら幸せになったとはどうしても思えない。豊かな不幸か、貧しい幸せか、僕はためらいなく後者をとりたい」(『倉本聰の姿勢』エフジー武蔵出版)

▼そんな「貧幸」を正面から描く舞台「明日、悲別[かなしべつ]で」を見た。倉本さん主宰の劇団が東北の被災地を皮切りに全国を巡回し、共感を呼んでいる

▼「悲別」は架空の町。モデルは北海道の夕張近くという。約30年前、石炭の斜陽化に沈む炭鉱の町と華やかな東京、双方を舞台にドラマ化された。切なくも心に染み入る「倉本ワールド」の真骨頂だった

▼新作「明日-」は、福島第1原発事故を踏まえて加筆された。石炭から石油、原子力へ。国の政策に振り回され、人生を狂わされるヤマの男たちや家族…。地の底を描いた舞台は、この国が埋めてきた「棄民」の悲しみをえぐり出す

▼もうすぐ2度目の「3・11」が巡ってくる。惨劇に立ち尽くしたあの日は、きのうのことのように脳裏に焼きついているが、今や経済成長への“号令”だけが鳴り響き、脱原発の声は細るばかり

▼「貧しいけれど、家族の寝息がしっかり聞こえ、匂いを嗅[か]いでいた」。倉本さんが懐かしむ「貧幸」をどうして回顧主義と片付けられよう。福島の人々から目を背けてはいないだろうか。「貧[ひん]すれば鈍[どん]する」になっていないだろうか。【新生面】

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   このコラム(言い得て妙)です。

 『倉本聰の姿勢』商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)
脚本家、演劇人、自然人、教育人…倉本聰のすべてがわかる珠玉の一冊。

共感する所は勿論の事、なるほどそういうことだったのか。など倉本聰の姿勢がきちんと伝わるのはさすがです。倉本聰の作品の思想や思い入れが充分伝わりました。 

 絶対に買いの本でした。ちなみに2回読みました。これ以上は・・『蛇足』!

1本のろうそく

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 雪国では冬の間、花の代わりに絵ろうそくを飾ったともいわれる。先月、東北の絵ろうそくまつりに行った。静寂な夜の雪原に揺らめく光の連なりが、宝石箱のように美しい

▼1本のろうそくを前にしゃがみこむ幼子と母親がいた。何度も点火を試みるが、風に苦労しているようだった。ようやく火がつくと、母子はほほ笑みあった。小さな炎は、2人の心にも温かな光をともしたらしい

▼先日、ある座談会に招かれた。会場に入ると、ちゃぶ台に小さな花かごが飾られている。贈り主は原発事故で当地に避難している婦人部員。“皆さんの励ましを胸に、花咲く春を必ず迎えます”との決意が込められていると聞いた

▼この日は横殴りの雪だった。彼女は、花かごを風雪から守るように届けてくれたに違いない。花かごに彼女の思いを知った参加者は、“ともどもに人生勝利の春を”と固く誓った。「福光」へ歩む彼女の心の炎は、友の心にも燃え広がった

▼英国の科学者ファラデーは『ロウソクの科学』に記している。「ダイヤモンドの夜の光輝は、それをてらす炎のおかげ」(三石巌訳)。苦難の闇夜に包まれても、ダイヤはダイヤだ。炎という助けを得たとたん、美しく輝き始める。炎は「心」、花も「心」である。(名字の言)

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『ロウソクの科学』の内容を紹介します

 ファラデーは『音の世界』『電気と生活』などとともに『ロウソクの科学』を語った。 ファラデーは冒頭、ゆっくりと聴衆を見回すと、「この講演で、どんな話がでてくるかを たのしみにお集まりくださったことの光栄にこたえるために、この宇宙をまんべんなく支配するもろもろの法則のうちで、ロウソクが見せてくれる現象にかかわりをもたないものは一つもないといってよいくらいです」

 ロンドンの貧しい鍛冶屋の家に生まれたファラデーは、1本のロウソクを用いて科学と自然、人間との深い交わりを伝えようとする。子供たちへの慈愛に満ちた語りと鮮やかな実験の数々は、科学の面白さ、そして人類の未来をも照らしだす。時を超えて読者の胸を打つ感動的名著。

0903kurichan

  かく言う 【珍念】 1本のロウソクの如く、生涯を送りたい!

 

「カード番号をどうぞ」

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  休暇中、山の湖でボート遊びをしていたN氏は誤って水に落ちる。なんとか岸まで泳ぎ着いたものの服はびしょぬれ。カード類の入った財布を無くしてしまった

▼着替えを買うにも銀行で金を借りるにも、「カード番号をどうぞ」。覚えていないので名前を告げようとすると、「うかがってもしようがございません。すべて番号で処理されています」。取り付く島もない

▼ショート・ショートの名手、星新一の「番号をどうぞ」。クレジットカード、保険証、納税カードなどの番号が本人の氏名より優先する“未来社会”を描く。パソコン画面が尋ねるパスワードを忘れ、困惑するいまの暮らしが重なる。が、40年以上も前に書かれたと聞けば、作家の想像力にあらためて驚かされる

▼複数の番号に縛られたN氏の悲哀を知ってのことではなかろうが―。ご親切にも社会保障や税などの番号をひとまとめにし、一人一人に割り振ってくれるそう。安倍政権は「共通番号制度」法案を国会に提出した

▼便利になるというが、果たしてそうか。ネット上は“なりすまし”が横行している。「私は私だ!」と叫んでも「番号ガ違イマス」と一蹴される社会は気味が悪い

▼ソルジェニーツィン著「イワン・デニーソヴィチの一日」では、収容所送りになった主人公は「Щ(シチャー)(ロシア文字)854号」と呼ばれた。さて、あなたの、私の番号は? 【卓上四季】

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「イワン・デニーソヴィチの一日」 内容紹介

1962年の暮、全世界は驚きと感動で、この小説に目をみはった。当時作者は中学校の田舎教師であったが、その文学的完成度はもちろん、ソ連社会の現実をも深く認識させるものであったからである。スターリン暗黒時代の悲惨きわまる強制収容所の一日を初めてリアルに、しかも時には温もりをこめて描き、酷寒(マローズ)に閉ざされていたソヴェト文学界にロシア文学の伝統をよみがえらせた
芸術作品。

         (@_@) ショート・ショートの名手、星新一とソルジェニーツィンは人類の未来 に
     警鐘を鳴らしている。
         かく言う〝珍念〟真綿で首をじわり、じわりと絞められている恐怖に怖気がする。
     昨 夜、悍ましい夢を見ました それは生まれて直ぐに{カプセル}を注射器で「個
     人識別番号」を注入される恐ろしい光景でした。

     さて、あなたの、私の番号は? これ以上考えると(残り少ない髪の毛が抜ける。
     『下手の考え休むに如かず』  \( ^∇^)/θ☆ わ~い!

おにぎり包んだ新聞紙

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 悲惨な事故や凶悪な事件を連日伝える新聞紙上で、ほっこりと心安らぐ記事を読むとうれしくなる。たとえそれがライバル紙であってもだ

▲それは先月26日付の西日本新聞の地域版にあった記者コラム「あらかぶ」。今年入社3年目という長崎総局県警担当の田村真菜実記者(25)が福岡県の公立高校に在学中に、国語の教師から教えてもらったNIE(教育に新聞を)にまつわる話である

▲先輩に野球部員がいたが、練習に追われ、成績はいつも下位に低迷していた。しかし受験対策で書いた小論文の出来がよく職員室で話題になった。国語教師は思い切って野球部員に尋ねた。「基礎を教えていないのになぜ書けるのか」

▲野球部員が明かしたのは、母親が持たせていた弁当に秘密があった。母親はおにぎりを朝刊にくるんで渡していた。おにぎりを食べながら何げなく読む1面のコラム。毎日読むうちに知らず知らず国語力が身に付き、本番でも志望校に合格したとのエピソード

▲「出来過ぎではないの」。1面のコラム担当としては、こうあってほしいと願っていることだけに半信半疑のまま、田村記者に電話を入れた。「総局でも指摘されました。でも本当の話です」

▲田村記者もこの話に励まされたという。記事を読んで世の中の動きに関心を持ち、自分なりに考えてみる。それが社会で生きる力になる。新聞の力は弁当の保温力だけでないよね。(水ゃ空)

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☆ コメントは・・・・『蛇足』・・・( ^ω^)おっおっおっ

「養生七不可」と長寿社会

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 『解体新書』を翻訳したことで知られる江戸中期の蘭方医、杉田玄白(1733~1817)は、数えの70歳を前に「養生七不可」という心得を書き留めている。

▼今風に言えば、昨日の過ちは気にするな、明日を思いわずらうな、飲酒、食事は度を過ごしてはならない、よほどのことがない場合、薬は飲むな……と健康のために心掛けるべきことを列挙、最後は「よく体を動かし、ぐうたらするな」と結んでいる。

▼自身もこの言葉を厳守。往診の際にもかごは使わず、遠くても必ず徒歩で行ったという。それで長寿を保ち、83歳の時、後に福沢諭吉が「蘭学事始」として紹介する「和蘭事始」を書いた。亡くなったのは84歳。当時としては珍しい長寿だった。

▼現代の日本人はさらに長寿である。厚生労働省が発表した「都道府県別生命表」によると、全国のトップは長野県で女性は87・18歳、男性は80・88歳。「地域医療を丁寧に続けた成果」であり、高齢者の就業率が高く、生涯学習に力を入れていることの影響ではないかという。

▼一方、和歌山県の平均は、男性が79・07歳で37位、女性は85・69歳で、ビリから3番目である。「地域医療を手抜きし、生涯学習に力を入れていない」せいだろうか。それとも、車に頼りっきりの生活で「よく体を動かし、ぐうたらするな」という戒めに背いているからか。

▼若い世代からの健康づくりを、日頃の生活習慣から見つめ直す必要がある。 【水鉄砲】

Hensyu        

     杉田玄白の養生七不可

           1 昨日の非は恨悔すべからず。
           2 明日の是は慮念すべからず。
           3 飲と食とは度を過ごすべからず。
           4 正物に非(あら)ざれば、苟(いやしく)も食すべからず
           5 事なき時は薬を服すべからず。
           6 壮実を頼んで、房をすごすべからず。
           7 動作を勤めて、安を好むべからず。

            これを、現代風に言い換えてみると・・・
           1 きのうの失敗は後悔しない。
           2 あしたのことは心配しない。
           3 食べるのも飲むのも度を過ぎない。
           4 変わった食べ物は食べない。
           5 何でもないのにむやみに薬を飲まない。
           6 元気だからといって無理をしない。
           7 楽をせず、適当に運動を。

     減らず口の【珍念】・・『恐れ入谷の鬼子母神』  (*^.^*)

                     
          

「すべきものは宮仕え。それも警察官かあ」

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 若者との対話。Q「今度は万引かあ。スカート盗撮や同僚へ拳銃を向けたばかりなのに」。A「科学捜査研究所の技官で、職種は技術職員。警察官ではないが、いつもは事務職員の犯罪に『あれは警察官ではないから』という姿勢を露骨に示すが、区別はつかないね」

▼Q「私生活での行為だからと公表しなかったのも、警察官ではないため?」。A「二年前から休職していたというから、病気との関連はあるかもしれないが、昨年不倫関係で減給処分を受けた警視は、私的な行為に対する処分で職務上の不祥事ではないとして、処分の日などの公表を避けた。今回も公表基準に達していないと言っているから、言葉通りではないかな」

▼Q「警察職員には、仕事中と仕事以外で、起こした不祥事の処分が異なるのか」。A「プライベートは誰もが守られなければならないから女性問題はともかく、一昨年に警察車両が接触事故を起こした時は、事故の対応など総合的判断、として公表しなかったし、六年前に捜査一課の巡査部長が万引した時も、被害額が少なくて逃亡の恐れもないからと、逮捕も、公表もしなかった。公表基準というのを一度見てみたいね」

▼Q「身内に甘いという批判はよく聞くね」。A「県や市町村職員なら、万引は公務員としての名誉を著しく傷つけたとして、まず懲戒免職だろう。県警は十年ほど前、万引巡査部長を諭旨免職処分、つまり退職金の出る処分にしたこともあり、最近は処分後依願退職を繰り返している。そう言われるだけのことはある」

▼Q「すべきものは宮仕え。それも警察官かあ」 【大観小観】

◇う~ん (@_@;) 呆れて果てて。コメントは 『馬事東風』なのだ。

「てんとう虫」

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 55年前の昨日一台の軽自動車がデビューした。スバル360。自家用車がまだ高根の花だった当時、比較的手ごろな価格で人気を博した。この車が初のマイカーという年配の方もおられよう

▼「てんとう虫」の愛称で親しまれた名車を世に出した富士重工業のルーツは航空機製造。技術の蓄積は鋲(びょう)1本にまで生かされた。専用タイヤやスプリングは国内メーカーが開発。「大人4人が乗れる」が売りの小さなボディーには、日本のものづくり技術がギュッと詰まっていた

▼それにしても軽自動車の進化には驚く。装備は充実し、快適さも年々向上。小回りが利き、燃費もいい。サイズが制約される中、よくぞここまで魅力的な商品に仕上げるものと感心してしまう

▼性能もさることながら、自動車税の安さも人気の理由だ。今や新車販売の4割近くを占める軽自動車。日本が世界に誇る自動車文化と言っても過言ではないだろう

▼そんな軽自動車人気を米国は快く思っていないらしい。環太平洋連携協定(TPP)問題に絡め、軽自動車に有利な税制の見直しを求めている。議論の行方が注目されるが、日本政府には是が非でも庶民の足を守ってもらわねば

▼「米メーカーが軽を造って日本に輸出しても結構」。日本の自動車業界にある、こんな声を自信の表れと受け止めた。このところ元気のないわが国の製造業。軽自動車の将来を切り開いたスバル360誕生の日に、日本のものづくり再生をあらためて願う。【北斗星】

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De    <「米メーカーが軽を造って日本に輸出しても結構」>と。
    願わくば、農業団体も(TPP)で農産物もOK。と
「品質で
    勝負」と逃げないで言って欲しい。もう、そろそろ親の脛を
    齧るのも・・お辞めになったら如何かなぁ?

   あ・・これ以上吠えると(閻魔さま)から減らず口に絆創膏を
   貼られる。消えます・・・。

グロード神父

Sinnpu   

   

  再び会って話の続きをしたい。そんな願いを時の流れは待ってくれない。突然の訃報に取り残される

▼函館から昨年暮れに届いた悲しい知らせ―。市民ならその名を知らぬ人はいまい。高齢者福祉の向上に生涯をささげたフランス人宣教師フィリップ・グロード神父が85歳で逝去した。今月20日には市内の教会で追悼ミサが営まれると聞く。心から冥福をお祈りしたい

▼「私にはヴァンデの血が流れている」。神父は生前、よくこう語っていた。ヴァンデとは生まれ育った仏西部の地方の名前だ。27歳で来日し、半世紀を函館で過ごした神父にとって、遠い故郷はどんな存在だったのだろう

▼「血」にこだわっていたのはなぜか。フランス革命当時、この地方は王党派の牙城となり、20万人もの農民が虐殺されたという。悲話は野外劇などによって語り継がれる。この史実をどう受け止め、その後の人生でどんな影響を受けたのか。いまは、知るよしもない

▼五稜郭と同じ星形の城塞(じょうさい)が残るヴァンデ地方は、独自の歴史と文化に強い誇りを持つ。神父は故郷に似た函館の風土に、安息を見いだしていたに違いない

▼この世に生を受けた者が目指すべきは―。その問いに神父は迷わず「ユマニテ」と「エテルニテ」とフランス語で答えたのを忘れない。人間性と普遍性のたゆまぬ追求。満面の笑みとともに、永久(とわ)の記憶にとどめたい。(卓上四季)

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0903kurichan 

    感動しました。

「小さく考える」 !(^^)!

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  ウォルマートといえば全米一、いや世界一の小売業チェーンストア。1962年、アーカンソー州の小さな安売り店から始まった。そしてわずか40年で、年商数十兆円のビッグ企業に。発展の秘訣は何か

▼創業者サム・ウォルトンの全従業員への呼び掛けが、それを物語っていよう。「お客が一〇フィート(約三メートル)以内にやって来たら、お客の目を見て挨拶し、『何かお手伝いしましょうか』と尋ねると約束してほしい」(渥美俊一ほか監訳『私のウォルマート商法』講談社)

▼丁重に、こちらから声を掛ける。ささやかに見える、この率先・自発の対応が、躍進への原動力になったのだ。彼は言う。そうした対応が苦手な従業員もいるだろう。でも、実行すれば、人間として成長できる、と

▼他店舗との競合、労働条件などをめぐり、今、ウォルマートへの風当たりも強いようだ。が、これも大組織ならではの試練だろう。大きくなればなるほど、「小さく考える」ことがますます重要、と創業者は訴えた

一人の顧客を、どこまでも大切に――。法華経が説く”(妙法受持の人を見たら)まさに仏を敬うように立ち上がって迎えなさい”との教えにも通じよう。大発展の方程式は、おそらく古今東西、変わらない。(名字の言)

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Sk1      この コラム 上手い、お見事!

     珍念のコメントは 『蛇足』です。

無明の井

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  免疫学者だった故・多田富雄さんの関心は生命科学にとどまらなかった。異物を排除する免疫反応を糸口に“自己”と“自己ならざるもの”について思索を深めていた

▼古典芸能の能にも造詣が深く、脳死移植を主題にした新作能「無明(むみょう)の井(い)」を創っている。物語は、嵐の海で遭難して脳死となった漁夫の心臓が病に苦しむ乙女に移され、その命を救う。だが、男は無明の闇の中で<我(われ)は、生き人(びと)か、死に人か>と自問し続ける

▼他者の“死”と臓器に頼る移植医療の難題を、いつか解消することにつながるのだろうか。理化学研究所は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)で目の網膜を再生させる臨床研究に乗り出す

▼さまざまな細胞に成長するiPS細胞を使えば、患者の皮膚から、その人の網膜をつくることができるという。ぜひ臨床への応用を成功させ、病気に悩む人たちに明るい光をもたらしてほしい

▼やがては、神経や血小板、骨や心臓など人体のあらゆる組織・臓器を生み出せる日が来るのかもしれない。ただ、“自己”から“自己”を創造する力を手にしたとき、人は本当に幸せになれるのだろうか

▼最先端医療を享受できる人とかなわない人との間に修復不能な溝が刻まれないか。先延ばしされ続ける死とどう向き合うか。いくつもの疑問がわく。光と思われた先に、新たな無明の闇が待っていなければいいが…。「卓上四季」

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  Photo_3    〝珍念〟先日、垣間見た。悍ましい驚愕の夢を思い出す。
    それは、退廃極まって何と、生命の揺り籠。地球を真夏の
    浜辺で丸焼きにしている・・そして熱いと悲鳴を上げていた。

 <やがては、神経や血小板、骨や心臓など人体のあらゆる組織・ 臓器を生み出せる 
 日が来るのかもしれない。ただ、“自己”から“自己”を創造する力を手にしたとき、人は
 本当に幸せになれるのだろうか

  『万物の霊長』人間の奢りに市井の筆者は(杞憂)している!

「何のために」

Ekikenn

 貝原 益軒(かいばら えきけん、1630年12月17日(寛永7年11月14日) - 1714年10月5日(正徳4年8月27日))は、江戸時代の本草学者、儒学者。明治時代に西洋の生物学や農学の分野がもたらされるまでは、日本史上最高の生物学者であり農学者である。

▼江戸時代の本草学者・儒学者である貝原益軒は、興味深い人物だ。健康指南書の「養生訓」で知られるが、「腹八分」「無理をしない」などの教えを自ら実践することで85歳まで長生きした
 
▼安倍晋三首相は28日の施政方針演説の締めくくりに、益軒の有名なエピソードを盛り込んだ。丹精込めて育てていたボタンの花を留守番の若者が誤って折ってしまった。しかし「栽培しているのは楽しむためであって、人を怒るためではない」と許したとされる
 
▼益軒はボタンを植えた目的を忘れず、寛大な心を示した。「何のため」に国会議員を志したかという原点に返るなら、政局に明け暮れるようなことはないだろう。首相の訴えはそこにある。各党各会派は「国民のため」を考え、足を引っ張り合うことなく、決められる政治を推進すべきである
 
▼首相は持論の「誰もが再チャレンジできる社会」をあらためて提唱した。病気により一度は政権を投げ出し、政治的挫折を味わった自身を重ねての決意表明といえよう
 
▼実は益軒、仕えていた藩主の怒りに触れ、浪人生活を送った経験がある。いわば人生の再チャレンジ組だ。「志を立てることは大にして高くすべし」「知って行わざれば知らざるに同じ」などの名言も数多く残している。【照明灯】

Oute       このコラム『的を射る』あっぱれ!
       金メダルを差し上げます。
       これ以上は【蛇足】なのだ!

『熱き探求の日々』

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その男の子には、心配事があった。大きくなったら、科学者になると決めていた。「でも、自分が大人になるまでに、すべてのことが発見しつくされてしまうかもしれない」

▼その不安をお母さんに打ち明けたら、こう慰めてくれたという。「心配ありませんよ。あなたが発見するものは、まだまだたくさん残っていますよ」

▼少年は長じて、生命の謎に迫る大発見をする。英国の分子生物学者フランシス・クリック博士は「DNAの二重らせん構造の発見」を、米国のワトソン博士とともに成し遂げた

▼故クリック博士が一九六二年に受賞したノーベル医学生理学賞のメダルが、競売に掛けられることになった。四億円とも見込まれる売り上げを、博士の志を継ぐ科学者のため役立てたいというのが、遺族の願いだそうだ

▼受賞後すぐにメダルをしまい込み研究に戻ったという博士の姿は、そのちょうど五十年後に同じ賞を手にし「賞は過去のこと。メダルは大切にしまい、もう見ることもない」と語った山中伸弥教授と重なる

▼博士は自著『熱き探求の日々』で大発見の日のことを、<興奮はしたが、手ばなしで成功だとは思ってもいなかった>と振り返っている。<二重らせんは…多くの考え方を示唆するものであるがゆえに終わりではなく、始まりなのだ>と。六十年前の二月二十八日が、その始まりの日だ。【中日春秋】

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          Kandou_3 博士は自著『熱き探求の日々』で大発見の日のことを、
       <興奮はしたが、手ばなしで成功だとは思ってもいなかった>
        と振り返っている。<二重らせんは…多くの考え方を示唆する
        ものであるがゆえに終わりではなく、始まりなのだ>と。

                かく言う(珍念){フランシス・クリック博士。ワトソン博士。
                              山中伸 弥教授}の爪の垢を煎じて飲みたい!  

                             これ以上は『釈迦に説法』消えます。 r(^ω^*)))

「金と塵(ちり)は積もるほど汚い」

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 「金と塵(ちり)は積もるほど汚い」ということわざがある。
同様の格言はほかにもあり、日本人は総じてお金に対して悪いイメージを持っている

▼一方で「先立つものは金」「仏の光より金の光」との教えも。だからせっせと節約してこつこつと貯蓄する必要がある。家庭や学校で行っている金銭教育もせいぜいその程度だろう

▼しかし米国は日本と大違いのようだ。「アメリカの中学生はみな学んでいる『おカネと投資』の教科書」(朝日新聞出版)という本があるように、かなり突っ込んだ金融教育をしている

▼お金を増やすにはどうするか。まず貯金箱と銀行預金の違いを比較し、債券や株式、投資信託の仕組みを説明する。当然ながら、利益が大きければリスクが高いことも念を押す

▼一人の少女が卵を売ろうと一つのかごに入れて出かけた。ところが途中で取っ手が壊れ卵は粉々に。1セントのお金も手にできなかった。こんな例え話を紹介し、分散投資の大切さを教えている

▼世の中、あくどい詐欺事件や悪徳商法、巧妙なもうけ話が後を絶たない。被害は子どもや若者に限らず、時には大人までが見え見えの手口に引っかかるケースもよく耳にする

▼お金は汚い、投資は危険だからと目をつぶるより、子どものうちから金融教育を徹底した方が、高齢者の被害防止にも役立つはず。
もちろんだます側は反対だろうが…。【越山若水】:

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◇一昨日、< 振り込め詐欺 >で50歳女性が8830万円被害 にあった記事には「犯行グループ」の用意周到な計画に(語弊がありますが)驚きを通り越し、それだけの知恵を良い方に使えば・・と。

 それにしても、被害に遭われる方に共通するのは、お金もちで・・いとも簡単に騙される、かく言う【珍念】貧乏だからその心配は、ないですが、ふに落ちないのは・・あ、これ以上は『武士の情け』で言いません。

     『おカネと投資』  内容(「BOOK」データベースより)
     債券と株券のちがいは?自分はどんなタイプの投資に向いている?どうして株価は
     上下する?金融情報の見方読み方は?賢く、長く、おカネと付き合うための大原
     則、すべて教えます。

      ウォーレン・バフェットが11歳で株を購入したように、アメリカでは子供のうちから
     お金の運用を経験することで、金銭感覚を養います。本書は、アメリカで人気のあ
     る中高生向け投資ガイドの待望の翻訳本。

     「どうして株価は上昇する?」「自分はどんな投資に向いている?」などのお金や投
     資に関するさまざまな疑問をわかりやすく解説、最終的には実際に資産運用がで
     きるレベルの知識がこの一冊で身につきます。まさに大人にこそ役立つ、必読の
     金融入門書。

     読者の皆さま。ぜひ一度、お読下さい! ( ^ω^)おっおっおっ

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