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勝ちに不思議の勝ちあり

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左より、大関増業公、真田幸貫公、松浦静山公。

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし―。江戸時代は肥前・平戸藩の藩主、松浦清(静山)公の剣術の書にある文言という

▼たまたま勝つことはあっても、偶然負ける展開はあり得ない。つまり、負けるには理由がある。棋聖と王位の2冠を保有する将棋の羽生善治さんが、著作「大局観」(角川書店)の負けることについて書いた章で、この戒めを引いている

▼通算のタイトル獲得数を81期に伸ばし、故大山康晴15世名人の記録を30年ぶりに更新した羽生さんですら、プロ棋士になってからの敗戦は、公式戦だけで400局を上回る。だから「私には少なくとも400以上の改善点がある」

▼勝ち続ける人生など望むべくもない。敗戦を進歩のためのきっかけと捉え直す。大切なのは、一敗地にまみれても再び立ち上がって歩き始める打たれ強さだ。前人未到の境地を行く羽生さんの言葉だけに格別の重みが宿る

▼松浦公の説諭を強くかみしめている一人が、横浜DeNAベイスターズ監督の中畑清さんではないか。チームが勝っている間は方針転換が図りにくい。羽生さんによれば、負けが込んでいる時こそ変化しやすいらしい。名前が同じ「清」なのは偶然としても、たまたま勝つような試合運びは返上を乞う。 【照明灯】

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◇一言居士の【珍念】の余計な能書きです!

 童門冬二の「松浦静山・夜話語り」によれば、静山公の文武両道に対する精進の度合いは、常人の域を断然超えている、と語っている。 松浦静山は、天下の三勇士だそうです。天下の三勇士とは1840年に水戸の徳川斉昭藩主が水戸城に三人を招いたことに由来する。
一人は、真田幸貫 信州の松代城主。松平定信の次男(49歳)。
一人は、大関増業 下野の黒羽藩主。『止戈枢要』著(59歳)。
一人が、松浦静山 肥前(長崎)の平戸藩主(80歳)

願わくば、かく言う 珍念(70歳)も、天下の三勇士に肖りたい!

\( ^∇^)/θ☆ わ~い

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