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▽100人の死にざま

Hanayome


 数年前、「余命1ヶ月の花嫁」というドラマ、映画が話題となった。末期の乳がんを宣告された主人公が、亡くなる前に恋人と友人に囲まれて憧れのウェディングドレスを身にまとった。だが夢をかなえ、愛する人たちにみとられて旅立つ人がどれだけいるだろうか

▼治療の副作用に苦しんだり、病院のベッドで孤独に死ぬ人もいる。そんな死の在り方に疑問を持ったのが、高丸慶さん(29)だ。看護師の資格を持つ高丸さんは、最期の時間を自宅で過ごすための介護サービスを提供すべく、「ホスピタリティ・ワン」(東京都渋谷区)という会社を2008年に起業した。

▼残された日々の過ごし方とスタッフの関わり方、家族にとっての不安は何か。余命わずかなクライアントやその家族とじっくり話をした上で、「その日」に向けたプランを決めていく新しいサービスだ。

▼きっかけは、自らの両親の突然の死に驚き苦しむ高丸さんの実母の存在だった。残された人は、愛する人の死を消化できないと先に進めない。高丸さんは慶大の看護医療学部を卒業後、企業で働きながら自分の経験をもとに現在のサービスを考え付いた。

▼事業は軌道に乗り、「20代社長がけん引する成長企業」として注目されるようになった。投資話も引く手あまただが、それらを全て断っている。人の死に対し、パッケージ商品のようなものがチェーン展開されることを嫌ったからだ。

▼「医療のニーズは治療だけれど、介護のニーズは無限。その多様なニーズに応えられないような規模でやるつもりはありません」。穏やかな口調ながら、高丸さんは鋭いまなざしで言う。日常のケアや死後の事務手続きも個別のニーズに沿った提案を心掛け、価値観を押し付けるようなことはしない。

▼これまで100人以上の死を見届けてきた高丸さんによると、人の死は「百者百様」という。人を恨んで生きてきた人は、最後まで不平を口にする。

▼人に感謝してきた人は、残される人を気遣い、「ありがとう」と言いながら眠りにつく。高丸さんは後者のように、逝く人も残される人も安らぐ「最期の訪れ」を目指している(共同通信 松元竜太郎)

☆<人に感謝してきた人は、残される人を気遣い、「ありがとう」と言いながら眠りにつく>。願わくは、不肖:【珍念】も・・かく 生きたい。・・・・・・!(^^)!

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