« 「恥を知れ」を校訓の大妻女子大学 | トップページ | あっぱれ、ケインズ »

「看護師だからできること」

Photo

「白衣の天使」

 看護師で随筆家の宮子あずささんは就職当時、結婚を約束していた男性から別れを告げられ、精神的に参っていた。だが、看護師の仕事のおかげで立ち直る。「患者を励ますことで、自分自身をも励ますことができた」という。

▼ エッセー集「看護婦だからできること」(集英社文庫)に書いている。看護師の仕事がいかに魅力的か。その一例として挙げている体験だ。この時に「弱い人間は、人を励ます側に回った方が生きやすい」という哲学も見つけた。だから、落ち込む度に看護師であることに感謝するとか。

▼ 「白衣の天使」という言葉は大嫌いだという。が本当に「天使」になることがある。亡くなった患者を拭き清めたり、新しい着物に着替えさせたりする時だ。ひげを剃(そ)り、直前の何日間かきれいにしてやれなかった分、頭から爪先まできれいにしてあげたいと思うらしい。そんな看護師の気持ちを初めて知った。

▼ 患者の容体急変に「なぜもっと早く異常に気が付かなかったか」と悔やむ看護師。若い母親を救えなかったやりきれなさに、泣きながら蘇生を続ける研修医。病院にはさまざまな人間ドラマがある。「感動する能力さえあれば、本当に面白く、学びの多い仕事」。宮子さんがそう言うのも分かる気がする

▼ 看護婦精神のかがみとされるナイチンゲールは、1820年5月12日に生まれた。それにちなみ先週は看護週間。ちょうど「県立保健大から100人が看護師国家試験合格。合格率98%」と本紙にあった。何とも頼もしい。 【天地人】

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・

☆ 【珍念だからできること】を、肝に銘じたい!  (*^.^*)

« 「恥を知れ」を校訓の大妻女子大学 | トップページ | あっぱれ、ケインズ »