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「(珍念)家の家計簿」

  A2 珍念のひとりごと

武士の家計簿

 ▼平安時代の貴族の子弟向け教科書にも「九九」が
あった。上流階級でも計算能力は必要だと認識され
ていたわけだ。だが、それは「九九八十一、八九七
十二……」と大きな数字から小さな数字へと徐々に
下がっていくものだったという

 ▲「ニニンガシ、ニサンガロク」という今の形で広
まったのは江戸時代の和算家、吉田光由が算術書
「塵劫記(じんこうき)」を著してからだ。「九九」
を暗唱しやすく改め、米を貸した場合の元利計算の
解答例などが載っていた。江戸庶民の計算能力は
相当なものだった(黒田正子著「それは京都ではじ
まった光村推古書院)

 ▲吉田は保津峡や高瀬川の開削に尽力した京都の豪商
角倉了以(りょうい)の一族。算術は空理空論ではなく
産業を興し、洪水を防ぎ、人々の生活を豊かにする道具
だった

 ▲お正月映画の「武士の家計簿」(森田芳光監督)にも
その「塵劫記」が小道具で登場した。幕末に実在した
加賀藩御算用者(経理係)、猪山直之の物語。そろばん
の能力で藩に仕えた猪山家だが、自らは薄給で借金がか
さんだ。8代目の直之は武士の体面を捨て、家財を売り
払って再建を果たしたのである

 ▲幼い息子にもそろばんを仕込み、家計簿をつけさせた。
不足を曽祖母に借りて埋め合わせようとする跡取りに
「それは帳尻合わせでしかない」と諭す場面が印象的
だった

 ▲猪山家の借金は年収の2倍、10年かけて返済した。
不退転の決意が伝わり、債権者も利息減免に応じたと
いう。
それから170年、日本の国債残高は税収の10年分。
菅直人首相は再改造内閣で財政再建への布陣を整えたが
必要なのはトップがいかに「本気度」を示すかだ。
 コラム(余禄)引用

 ◆閑話休題 う~ん 日本の国債残高は税収の10年分。
不肖・「珍念」怖気がします。為政者は、高額の給料と巨大
な権力を持ちなぜ・・手を打たないのかなぁ (^_^;)
そういう 議員を選んだ人も責任はありますが!

◆我が家の家計簿は、妻が几帳面に付けています
そのため 珍念 へそくりも、できません。
でも 赤字にならず、悠々と過ごしています。
妻に感謝しています。( ^ω^)おっおっおっ

◆(江戸小話)より かげぐち

 料理屋で働いている権助(ごんすけ)が、
表で薪(まき)を割っていると、同じ村から一緒に
出稼ぎに来ている男がやって来て声をかけました。

「よう、権助どん。調子はどうだね? ここは
料理屋だから、さぞおいしい物を食べさせてくれる
んだろうね?」「いや、それがな、ここは人使いは
荒いし、その上にとんでもないけちな店なんだよ。
 だいたい、こんなにお米の安い時なのに、朝も昼
もおかゆで、晩が雑炊(ぞうすい→野菜などを刻み
込んだおかゆ)だ。

 これが一年間、毎日続くのだから、本当に
たまったもんじゃないよ。おかゆや雑炊じゃあ
すぐに腹ペコになるから、飯の後でたっぷり水でも
飲んでおかないと、腹の皮が背中にくっついてしまい
そうだ」

 権助がぶつぶつ文句を言いながら、ふと後ろを
見ますと、お店の旦那が怖い顔で立っていました。
(しまった! こいつはまずい事を言ってしまったぞ!)
 慌てた権助は、すかさずこう言いました。でもな、
いくら食べてもお腹をこわす心配がないので、この店の
食事は最高なのさ」

 〇今日も「珍念」の減らず口は絶好調です。ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ

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