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「土用の丑の日」ヽ(´▽`)/ 

 A11 珍念のひとりごと

 きょうは、土用の丑(うし)の日。今年は特に熱中症対策を

兼ねてウナギの蒲(かば)焼きに手をのばす人も多いだろう。

古来、世界各地で食べられてきたウナギだが、日本での消

費量が突出している。そのなかでも、歌人の斎藤茂吉ほど

偏愛した人も珍しい。

 ▼『斎藤茂吉全集』36巻のうち、4巻を占める『茂吉日記』にも

ウナギに関する記述が目立つ。「午前中カカリテ漸(やうや)ク二

三枚シカ書ケナカツタガうなぎヲ食ヒ、午后ニナツテカライクラカ

進ミ夕食ニ又うなぎヲ食ヒ…」。ウナギなら一日何回でも、何日

続いても平気だった。

 ▼エッセイストの里見真三さんが、日記でウナギを食べた回数を

数えるとなんと876回もあった(『賢者の食欲』文芸春秋)。記録

漏れもあるから茂吉が平らげたウナギは千匹を優に超えるはずだ。

 ▼創作を支えたウナギの蒲焼きがなかったら、「文化勲章を受章

する機会は巡って来なかったかも知れない」とまでいう。

回数の多さはもちろん、それを数えた情熱にも脱帽する。

茂吉も草葉の陰で苦笑するしかあるまい。

 ▼著名人の本当の姿を知りたいという気持ちは、誰にでもある。

小欄も気に入った作家について書かれた本には、すぐ飛びついて

しまう。著名人の遺族が故人の思い出を綴(つづ)り、次々に出版

されるのも、それだけ需要があるからだろう。ただ書かれた本人は

望んでいたのか、とも思う。

 ▼「こんなみっともないことは決してするな!」。『週刊文春』によると

先日亡くなった作家のつかこうへいさんは、著名人の遺族の手記が

掲載された雑誌を床にたたきつけて、家族に強く言い聞かせていた

そうだ。後に遺(のこ)すのは、作品と育てた人間だけ。

そんな作家の死があってもいい。コラム「産経妙」引用

 ☆珍念 『茂吉日記』を読んで見たいと思っています。

コラムのコメントは、ウナギの蒲焼きを腹いっぱい食べることです。

あ・・涎が・・・ \( ^∇^)/θ☆ わ~い

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