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母の強さ

ちんねん この前 ある会合で突然、スピーチを依頼されて

弱りましたが 恥を忍んで・・次のようなお話をしました。

ドりーミングの ゆめ日記より (歌手)

双子の私たちは、帝王切開で生まれました。その日

母は立ち上がったとたんに「破水」救急車で病院へ。

「自然分娩は厳しいです・きりますか?」と叫ぶ医師に

父は「はい」と即答しました。母は手術中、大好きな

歌舞伎の夢を見ていたそうです。二人の「女形」が

華やかに舞い踊る夢。やがて歌舞伎の幕が下り

母が感動の拍手を送った時、私たちの産声が響いた

そうです。

6年前、私たちは母が入院する病院で、医師に残酷な

言葉を告げられました。病魔はすでに、母の腎臓を限界

まで蝕んでいました。

☆ 

「腹膜からの人工透析しか命を助ける道はありません。

でも、お母さまは帝王切開でおなかを切っています。

残念ながら腹膜が使えません」私たちを産んだがために

母が命を落とす・・・・私たちは、思わず叫びました。

「私たちの腎臓を、一つずつ母にあげてください」傍らにいた

看護師さんが、泣きながら言いました。「あなたたちのお母さん

は、そんなことを望む人じゃないわょ」

病室に戻ると、不思議なことに、何も知らない母が呟きました。

「私は、腎臓では死なないよ」と。 そして、驚いたことに医学的

には良くなるはずのない腎臓が、みるみる回復。医師が「血液

検査の間違いかも・・・」と、もう一度データを測り直すほどでした。

母の腎臓は、私たちに、生まれてきたことを後悔させまいとする

かのように、亡くなるその時まで、懸命に動き読けました。

私たちを、命がけで産み、育てた母は、最期まで命がけで

私たちを守り通したのです。

大きな壁にくじけそうになると、母の強さを思いだします。

そして、もっと 強く生きようと思うのです。私たちには

きっとできるはず。 だって私たちは「母の娘」なのだから・・・

さて・・参加者の反応は? いわぬが 華です・・ぅ (*^_^*)

読者の皆さまは・・・如何ですかぁ? 

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